JP6224430B2 - ヘッドレスト、車両用シート及びヘッドレスト一体型車両用シート - Google Patents
ヘッドレスト、車両用シート及びヘッドレスト一体型車両用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP6224430B2 JP6224430B2 JP2013239042A JP2013239042A JP6224430B2 JP 6224430 B2 JP6224430 B2 JP 6224430B2 JP 2013239042 A JP2013239042 A JP 2013239042A JP 2013239042 A JP2013239042 A JP 2013239042A JP 6224430 B2 JP6224430 B2 JP 6224430B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- speaker
- core
- core material
- enclosure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
平面バッフル型は、図8(a)に示すように、スピーカ101を単なる板102に取り付けたものである。平面バッフル型は、スピーカ101の後方に出た音がスピーカ101の前方へ回り込むことを板102によって遮るという構成を有している。
密閉型は、図8(b)に示すように、箱103を密閉し、スピーカ101の後方に出た音がスピーカ101の前方へ出た音に影響を及ぼすことを、ほぼ完全に遮断する構成を有している。
バスレフ型は、図8(c)に示すように、箱103の前面や背面に貫通穴104を設け、スピーカ101の後方に出た音、特に低音を共振によって増強する構成を有している。
エンクロージャとしては、上記の各種類のものの他、バックロードホーン型、ドロンコーン型、フロントロードホン型、等といったその他の構成のものも含まれる。
なお、芯材6の密閉構造は上記のような凹凸の嵌合構造に限られず、種々の構造や方法を採用できる。例えば、超音波溶着による密閉構造を採用することもできる。
(1)繊維状の樹脂を3次元的に絡み合わせることにより、多数の微小な内部空間を保有しており、これらの内部空間の合計の容量はかなり大きくなっている。
(2)パッド状、すなわち当て物状、敷物状、板状である。
(3)柔らかいが、全体的な形状を維持できる程度の硬さを有している。
(4)自然状態で10〜40mmの厚さ、好ましくは20〜40mmの厚さを有している。
(5)大人の人が両手で挟んで押し付つけたときに厚さが2/3〜1/2程度に縮まり、さらにその押し付け力を解除すると比較的短時間の後に厚さが元の状態に自然に復帰する。
この立体微細網状の弾性材料を用いれば、内部に3次元的に存在している多数の微小な内部空間の作用によって音を通過させることができる。
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、上記の実施形態では図1、図2及び図3に示すように、シートバック3とヘッドレスト4とをピラーフレーム7a,7bによって接続するタイプの車両用シートに本発明を適用した。しかしながらこれに代えて、シートとヘッドレストが一体になっているハイバックシートタイプの車両用シートのヘッドレスト部分に、本発明のスピーカ構造を適用しても良い。
Claims (8)
- 芯材と、
当該芯材の表面を覆っており頭が当たったときにクッション性を呈する弾性体と、
音を発生するスピーカと、
前記芯材、前記弾性体及び前記スピーカを包囲する表皮材と
を有するヘッドレストにおいて、
前記芯材はスピーカのためのエンクロージャであり、
前記芯材は、頭に近い部分である前側芯材と、頭から遠い部分である後側芯材とを結合することよって形成されており、前記前側芯材と前記後側芯材との間に空間が形成されており、前記スピーカは前記前側芯材に取り付けられており、
前記空間は複数の空間に分割されており、それら複数の空間のうちの1つは前記エンクロージャのために用いられ、それら複数の空間のうちの他の1つは前記スピーカを駆動するための駆動回路を格納するために用いられる
ことを特徴とするヘッドレスト。 - 前記スピーカは複数個であり、
それらのスピーカが共通の芯材に取り付けられており、
共通の芯材は複数のスピーカに共通のエンクロージャである
ことを特徴とする請求項1記載のヘッドレスト。 - 前記芯材の内部と外部とにわたって設けられており外部に位置する部分がシートバックへ取り付けられる部分となるピラーフレームを有しており、
前記芯材は前記ピラーフレームに取り付けられている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のヘッドレスト。 - 前記芯材によって密閉された空間を形成することにより当該芯材は密閉型のエンクロージャとして機能することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のヘッドレスト。
- 搭乗者が座る部分であるシートクッションと、
搭乗者が背を当てる部分であるシートバックと、
前記シートバックに装着されており搭乗者の頭が当たる部分であるヘッドレストと、
を有する車両用シートにおいて、
前記ヘッドレストは請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のヘッドレストであることを特徴とする車両用シート。 - 芯材と、
当該芯材の表面を覆っており頭が当たったときにクッション性を呈する弾性体と、
音を発生するスピーカと、
搭乗者が背を当てる部分であるシートバックと、
前記芯材、前記弾性体、前記スピーカ及び前記シートバックを包囲する表皮材と、
を有するヘッドレスト一体型車両用シートにおいて、
前記芯材はスピーカのためのエンクロージャであり、
前記芯材は、頭に近い部分である前側芯材と、頭から遠い部分である後側芯材とを結合することよって形成されており、前記前側芯材と前記後側芯材との間に空間が形成されており、前記スピーカは前記前側芯材に取り付けられており、
前記空間は複数の空間に分割されており、それら複数の空間のうちの1つは前記エンクロージャのために用いられ、それら複数の空間のうちの他の1つは前記スピーカを駆動するための駆動回路を格納するために用いられる
ことを特徴とするヘッドレスト一体型車両用シート。 - 前記スピーカは複数個であり、
それらのスピーカが共通の芯材に取り付けられており、
共通の芯材は複数のスピーカに共通のエンクロージャである
ことを特徴とする請求項6記載のヘッドレスト一体型車両用シート。 - 前記芯材によって密閉された空間を形成することにより当該芯材は密閉型のエンクロージャとして機能することを特徴とする請求項6又は請求項7記載のヘッドレスト一体型車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013239042A JP6224430B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | ヘッドレスト、車両用シート及びヘッドレスト一体型車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013239042A JP6224430B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | ヘッドレスト、車両用シート及びヘッドレスト一体型車両用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015098268A JP2015098268A (ja) | 2015-05-28 |
JP6224430B2 true JP6224430B2 (ja) | 2017-11-01 |
Family
ID=53375206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013239042A Expired - Fee Related JP6224430B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | ヘッドレスト、車両用シート及びヘッドレスト一体型車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6224430B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2024063961A (ja) | 2022-10-27 | 2024-05-14 | トヨタ紡織株式会社 | ヘッドレスト |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0159446U (ja) * | 1987-10-12 | 1989-04-14 | ||
JPH0626206Y2 (ja) * | 1989-03-13 | 1994-07-20 | デルタ工業株式会社 | 自動車用シートのヘッドレスト構造 |
KR940005196B1 (ko) * | 1991-07-03 | 1994-06-13 | 삼성전관 주식회사 | ZnS계 형광체 |
JP2008188099A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-08-21 | Toyota Boshoku Corp | ヘッドレスト構造 |
-
2013
- 2013-11-19 JP JP2013239042A patent/JP6224430B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015098268A (ja) | 2015-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6440998B2 (ja) | ヘッドレスト及び車両用シート | |
EP3257402B1 (en) | Headrest having speaker | |
JP6561210B2 (ja) | ヘッドレスト及び車両用シート | |
JP6608428B2 (ja) | スピーカー付きヘッドレスト及びヘッドレストクッション部材の製造方法 | |
US20070014425A1 (en) | Acoustic structure of seat back | |
JP5301194B2 (ja) | ヘッドレスト | |
EP2003923B1 (en) | Bone vibration sound seat | |
US7413248B2 (en) | Acoustic structure of seat back | |
WO2015198745A1 (ja) | 音響装置 | |
JP6310682B2 (ja) | スピーカグリル構造、ヘッドレスト及び車両用シート | |
JP6247907B2 (ja) | ヘッドレスト装置 | |
US20200196059A1 (en) | Multi-layer loudspeaker cover and vehicle | |
JP6396698B2 (ja) | ヘッドレスト装置 | |
JP2007054457A (ja) | 自動車シート | |
JP6224430B2 (ja) | ヘッドレスト、車両用シート及びヘッドレスト一体型車両用シート | |
JP6224431B2 (ja) | ヘッドレスト及び車両用シート | |
JP4299204B2 (ja) | シート音響システム | |
JP6446189B2 (ja) | 音響装置 | |
JP6374153B2 (ja) | ヘッドレスト装置 | |
JP4523347B2 (ja) | スピーカユニット取付け構造および車両前部座席用シート | |
JP6642274B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP4322749B2 (ja) | シート音響システム | |
JP2007229107A (ja) | 骨振動式音響シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171005 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6224430 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |