JPH08117055A - ヘッドレスト - Google Patents

ヘッドレスト

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Publication number
JPH08117055A
JPH08117055A JP6265172A JP26517294A JPH08117055A JP H08117055 A JPH08117055 A JP H08117055A JP 6265172 A JP6265172 A JP 6265172A JP 26517294 A JP26517294 A JP 26517294A JP H08117055 A JPH08117055 A JP H08117055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
headrest
hollow core
skin cover
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6265172A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Oike
秀和 大池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Plastics Co Ltd
Original Assignee
Howa Plastics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Howa Plastics Co Ltd filed Critical Howa Plastics Co Ltd
Priority to JP6265172A priority Critical patent/JPH08117055A/ja
Publication of JPH08117055A publication Critical patent/JPH08117055A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、しかも、組み立て作業の
工程数を低減できる生産効率の高いヘッドレストを提供
することにある。 【構成】 ステー2がインサート成形されている合成樹
脂製の中空芯材3をパッド材4で包被した枕主体1に嚢
状の表皮カバー7を被套したヘッドレストにおいて、中
空芯材3の底部に複数個のビス止め用ボス5を一体に設
け、前記表皮カバー7の底部開口縁より枕主体1の底面
に折り込んだ遊端末片7aをその外側に添装されて外部
よりビス止め用ボス5に螺着される合成樹脂製底板8を
もって枕主体1の底部に押さえ込んだもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乗員の頭部を保護する車
両用のヘッドレストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステーがインサート成形されている合成
樹脂製の中空芯材をパッド材で包被した枕主体に嚢状の
表皮カバーを被套したヘッドレストは周知のものである
が、従来のこの種ヘッドレストにおける表皮カバーの端
末処理は、中空芯材の底部にビス孔付の金属プレートを
取付けてこの金属プレートの底面に折り込んだ表皮カバ
ーの遊端末片を金属プレートの底面とその外側に添装さ
れて外部より前記ビス孔にビスをもって螺着される押さ
え板との間に挟み込んだものを普通とするため、中空芯
材の底部に金属プレートを傾くことなく的確に取り付け
る作業に手数を要するうえに充分な取付強度が得られな
いことがしばしばあり、このような取付不良が発生した
場合には補強作業に手間と時間がかかり、生産性が低下
するうえにコストアップの原因になるという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題を解決し、金属プレートの使用をなくして部品点数
が少なくて組み立て作業の工程数も低減できる生産効率
の高いヘッドレストを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明のヘッドレストは、ステーがインサート成形
されている合成樹脂製の中空芯材をパッド材で包被した
枕主体に嚢状の表皮カバーを被套したヘッドレストにお
いて、前記中空芯材の底部に複数個のビス止め用ボスを
一体に設けて表皮カバーの底部開口縁より枕主体の底面
に折り込んだ遊端末片をその外側に添装されて外部より
前記ビス止め用ボスにビスをもって螺着される合成樹脂
製底板により枕主体の底部に押さえ込んだことを特徴と
するものである。
【0005】
【作用】このようなヘッドレストは、従来のこの種ヘッ
ドレストと同様、車両用座席にステーをもって装着して
使用した場合、中空芯材と一体に設けたビス止め用ボス
に対して直接合成樹脂製底板をビスにより螺着してこの
合成樹脂製底板をもって表皮カバーの底部開口縁より枕
主体の底面に折り込んだ遊端末片を枕主体の底部に押さ
え込んであるので、体裁がよいうえに遊端末片の押さえ
込み強度が大きくて長期間にわたって型崩れすることが
ない。しかも、前記したような構成とすることにより表
皮カバーの端末処理作業を容易に行えることとなり、量
産が容易で安価に提供できる。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図1、図2に示される実施例
に基づいて詳細に説明する。1は枕主体であり、該枕主
体1はステー2をインサート成形により取り付けたポリ
プロピレン樹脂よりなる中空芯材3と、該中空芯材3を
包被する発泡ウレタン樹脂よりなるパッド材4とよりな
るものであり、中空芯材3の底面には直径が5mm以上の
太めのビス止め用ボス5が4箇所突出されている。ま
た、枕主体1の底部のパッド材4は周面よりも肉薄とし
て後記する合成樹脂製底板8が嵌合される凹部6が形成
されている。
【0007】7は枕主体1に被套される嚢状の表皮カバ
ーであり、該表皮カバー7の底部開口縁より枕主体の底
面に折り込んだ遊端末片7aは枕主体1の凹部6内に位
置させてある。8は枕主体1の凹部6内に嵌合される合
成樹脂製の合成樹脂製底板であり、該合成樹脂製底板8
は周枠部を有する皿状のもので、この合成樹脂製底板8
には前記ビス止め用ボス5に対応する4箇所の段付き孔
9が配設されていてこの段付き孔9を通じて前記ビス止
め用ボス5にビス10が螺着されることにより、合成樹
脂製底板8は枕主体1の底部に固定されて凹部6内で折
り込められた表皮カバー7 の遊端末片7aを弾発下に押
さえ込むものである。なお、11は合成樹脂製底板8に
形成されるステー挿通孔である。
【0008】このように構成されたものは、車両用座席
にステー2をもって装着して使用することは従来と同様
であるが、表皮カバー7の端末処理は中空芯材3と一体
に設けたビス止め用ボス5に対してビス10により合成
樹脂製底板8を螺着して表皮カバー7の底部開口縁より
枕主体1の底面に折り込んだ遊端末片7aをこの合成樹
脂製底板8で枕主体1の底部に押さえ込むことにより行
っており、従来のように金属プレートを使用することが
ないので、部品点数を少なくできるうえに取り付け作業
に手数を要することがなく、しかも、ビス止め用ボス5
に対してビス10により取り付けられる合成樹脂製底板
8は常に適正位置に強固に取付けられるうえに遊端末片
7aを枕主体1の底部に弾発挟持するので充分な取付強
度が得られることとなり、取付後の補強作業が全く不要
となり、生産性がよくて安価に量産できるばかりか、体
裁のよい仕上がりが得られることとなる。なお、実施例
のように合成樹脂製底板8を皿状底板としたときは特に
弾発挟持力に優れたものとなるのでより好ましい。
【0009】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、ステーがインサート成形されている中空芯材の底部
に複数個のビス止め用ボスを一体に設けて表皮カバーの
底部開口縁より枕主体の底面に折り込んだ遊端末片をそ
の外側に添装されて外部より前記ビス止め用ボスにビス
をもって螺着される合成樹脂製底板をもって枕主体の底
部に押さえ込んであるので、体裁がよいうえに遊端末片
の押さえ込み強度が大きくて長期間にわたって型崩れす
ることがない。しかも、従来の中空芯材の底部に固定し
た金属プレートに対して押さえ板を螺着して金属プレー
トと押さえ板との間に遊端末片を挟み込んで表皮カバー
の端末処理を行ったものと比較した場合、部品点数を低
減できるうえ組み立て作業の工程数を低減でき、また、
取付不良が殆どなくなるので取付後の補強作業が全く不
要となるうえに製品歩留りがよく、著しく生産性を向上
できてコストダウンを図ることができる。また、金属プ
レートを使用しないので軽量化ができるうえに表皮カバ
ーが本革などの厚手の素材よりなるものであっても通常
長さのビスにより確実に固定できる等種々の利点を有す
るものある。従って、本発明は従来の問題点を解決した
ヘッドレストとして業界の発展に寄与するところ極めて
大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 枕主体 2 ステー 3 中空芯材 4 パッド材 5 ビス止め用ボス 7 表皮カバー 7a 遊端末片 8 合成樹脂製底板 10 ビス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステー(2) がインサート成形されている
    合成樹脂製の中空芯材(3) をパッド材(4) で包被した枕
    主体(1) に嚢状の表皮カバー(7) を被套したヘッドレス
    トにおいて、前記中空芯材(3) の底部に複数個のビス止
    め用ボス(5)を一体に設けて表皮カバー(7) の底部開口
    縁より枕主体(1) の底面に折り込んだ遊端末片(7a)をそ
    の外側に添装されて前記ビス止め用ボス(5) にビス(10)
    をもって螺着される合成樹脂製底板(8) により枕主体
    (1) の底部に押さえ込んだことを特徴とするヘッドレス
    ト。
JP6265172A 1994-10-28 1994-10-28 ヘッドレスト Pending JPH08117055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6265172A JPH08117055A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 ヘッドレスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6265172A JPH08117055A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 ヘッドレスト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08117055A true JPH08117055A (ja) 1996-05-14

Family

ID=17413590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6265172A Pending JPH08117055A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 ヘッドレスト

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JP (1) JPH08117055A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143235A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd グラスランおよびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143235A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd グラスランおよびその製造方法

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Effective date: 20041022

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Effective date: 20041026

A02 Decision of refusal

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Effective date: 20050304