JPH06262027A - 除湿ユニット及び除湿構造 - Google Patents

除湿ユニット及び除湿構造

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Publication number
JPH06262027A
JPH06262027A JP5076305A JP7630593A JPH06262027A JP H06262027 A JPH06262027 A JP H06262027A JP 5076305 A JP5076305 A JP 5076305A JP 7630593 A JP7630593 A JP 7630593A JP H06262027 A JPH06262027 A JP H06262027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dehumidifying
closet
dehumidifying unit
room
ventilation
Prior art date
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Pending
Application number
JP5076305A
Other languages
English (en)
Inventor
Moriya Arai
守彌 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARAI KENSETSU KK
Original Assignee
ARAI KENSETSU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ARAI KENSETSU KK filed Critical ARAI KENSETSU KK
Priority to JP5076305A priority Critical patent/JPH06262027A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押入れ又は洗面室、脱衣室等の多湿な部屋の
施工時に、除湿ユニットを組付一体化して見栄えを良く
する。 【構成】 底部に通気孔を設けた受皿部と、該受皿部の
開口側に配設した通気蓋との間に除調湿材を収容した除
湿ユニット1を、押入れ又は部屋の床部、天井部、壁部
及び上中棚の少なくとも1箇所に組み込むことにより、
除湿ユニット1が押入れ又は部屋側に突出せず見栄えが
良いと共に、室内を湿気が除去された良好な状態に維持
出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押入れ又は洗面室、脱
衣室等の多湿な部屋の適宜箇所に、施工段階で組付けて
除湿する様にした除湿ユニット及び除湿構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、押入れ又は洗面室、脱衣室等の多
湿な部屋を対象とした除湿用品としては、箱体内に除湿
材を充填したものが見受けられるが、かかる除湿用品は
棚板又は床部上への載置型であるため、全体が露出して
見栄えが悪いと共に、押入れ内の収納物又は洗面室、脱
衣室等に設置する脱衣籠等の邪魔に成る欠点を有し、而
も小型で許容量が非常に小さいため、押入れ全体の除湿
を行うことは極めて困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、押入れ又は
多湿な部屋に組込一体化して見栄えを良くすると共に、
押入れ又は洗面室、脱衣室等の多湿な部屋のスペースを
最大限利用出来る除湿ユニット及び除湿構造を提供せん
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく、載置型の除湿用品では見栄えが悪いと共に収納
スペースが減少する課題に鑑み、受皿部及び該受皿部の
開口側に配設した通気蓋に夫々通気孔を設けると共に、
受皿部と通気蓋間に除調湿材を収容して除湿ユニットと
成し、湿気が問題となる押入れ又は部屋の床部、天井
部、壁部及び上中棚の少なくとも1箇所に除湿ユニット
を組み込むことによって、該除湿ユニットの略全体が隠
れて押入れ又は部屋側に突出せず、収納物又は設置物の
邪魔に成らない様にして上記欠点を解消せんとしたもの
である。
【0005】
【作用】本発明にあっては、空気中の湿気が受皿部の通
気孔又は通気蓋を通過して除調湿材に吸着され、又除湿
ユニットの表裏両側の空気は、受皿部の通気孔、通気蓋
及び除調湿材間の相互隙間を通って反対側へ流通する。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は本発明に係る除湿ユニットであり、四角型
の受皿部2の開口側に通気蓋3を配設すると共に、受皿
部2と通気蓋3の間に除調湿材4、4a…を収納して除湿
ユニット1と成し、受皿部2の開口周縁部外方には掛止
鍔部5を水平突設すると共に、底部には多数の通気孔
6、6a…を規則的に貫設している。
【0007】又、通気蓋3には通気孔7、7a…を規則的
に設けており、具体的形状を挙げると、矩形枠8内に架
設した桟木9、9a…間を通気孔7、7a…と成したり、矩
形枠8内の縦横両方向に架設した縦横桟木10、10a …、
11、11a …間を通気孔7、7a…と成した格子枠状と成し
たり、或いは平板体に規則的に貫設した小孔12、12a…
を通気孔7、7a…と成したパンチングボード状と成した
り、又除調湿材4、4a…は木質炭等の吸湿作用を有する
物質で、密目網袋等の袋体13に充填しても良い。
【0008】次に、除湿ユニット1の組付け構造につい
て説明すると、除湿ユニット1は押入れ14及び洗面室、
脱衣室等の多湿な部屋15の床部16、天井部17、壁部18に
組付けたり、押入れ14の中棚19及び天袋20の底部である
上棚21に組付けるものにして、かかる組付け位置におけ
る各部位の下地材22により取付枠23を形成すると共に、
組付け位置以外の部分に、床板、天井板、壁板及び棚板
等の仕上げ材24を敷設し、組付け位置の取付枠23に受皿
部2を嵌め込むと共に、受皿部2に除調湿材4、4a…を
収納し、床部16又は上中棚19、21であれば掛止鍔部5を
取付枠23に載置すると共に、受皿部2の開口側を塞ぐ様
に通気蓋3を嵌め込み、天井部17又は壁部18であれば掛
止鍔部5を取付枠23に固定すると共に、受皿部2の開口
側を塞ぐ様に通気蓋3を嵌め込んで螺子等により固定し
て除湿ユニット1を組付ける。
【0009】尚、床部16における取付枠23は、下地材22
である根太25、25a …及び該根太25、25a …間に架設さ
れた補助根太26、26a により形成され、又天井部17にお
ける取付枠23は、下地材22である野縁27、27a …及び該
野縁27、27a …間に架設した補助野縁28、28a により形
成され、又壁部18における取付枠23は、下地材22である
縦横胴縁29、29a 、30、30a により形成され、又押入れ
14における上中棚板19、21の取付枠23は、下地材22であ
る根太掛け31、棚框32及び根太33、33…により形成さ
れ、又押入れ14の天井部17においては、その周縁部に設
けた回り縁34上に受皿部2の掛止鍔部5を載上する様に
して除湿ユニット1を組み込んでも良い。
【0010】又、床部16、天井部17及び壁部18に組み込
んだ除湿ユニット1は、夫々に通気蓋3側が押入れ14及
び多湿な部屋15側に露出し、又上中棚板19、21に組み込
んだ除湿ユニット1は、両側が押入れ14側に露出し、又
押入れ14の天井部17に組み込んだ除湿ユニット1は受皿
部2側が押入れ14側に露出している。
【0011】又、床部16及び上中棚19、21における除湿
ユニット1の上面は仕上げ材24と面一と成し、又図1に
おいて除湿ユニット1は上中棚19、21に組み込まれてい
るが、どちらか一方でも良い。
【0012】次に、本発明に係る除湿ユニットの作用に
ついて説明すると、押入れ14又は洗面室、脱衣室等の多
湿な部屋15の内気は、その含有湿気が受皿部2又は通気
蓋3の通気孔6、6a…、7、7a…を通過して除調湿材
4、4a…に吸着される。
【0013】又、除湿ユニット1の表裏両側の空気は、
受皿部2の通気孔6、6a…、除調湿材4、4a…間の相互
隙間及び通気蓋3の通気孔7、7a…を通って反対側へ流
通する。
【0014】
【発明の効果】要するに本発明は、多数の通気孔6、6a
…を貫設した受皿部2の開口側に通気蓋3を配設したの
で、かかる除湿ユニット1はその表裏側間で通気可能と
することが出来、又受皿部2と通気蓋3の間に除調湿材
4、4a…を収納したので、かかる除湿ユニット1は薄型
と成って、押入れ14又は多湿な部屋15の床部16、天井部
17、壁部18及び上中棚19、21に組込可能にすることが出
来ると共に、除湿ユニット1内を通過する空気中の湿気
を吸着除去出来る。
【0015】又、押入れ14又は多湿な部屋15の床部16、
天井部17、壁部18及び上中棚19、21の下地材22に除湿ユ
ニット1を組み込み、該除湿ユニット1の表裏側のうち
一方を押入れ14又は多湿な部屋15の内側に露出させたの
で、建築施工時に床部16、壁部18、天井部17及び上中棚
19、21の下地材22に若干手を加えるだけで除湿ユニット
1を組み込むことが出来るため、既設の除湿機能を具備
した建物を提供出来、而も除湿ユニット1は除湿作用の
他に内外空気の通気用開口部としての作用も兼備してお
り、よって押入れ14又は多湿な部屋15の内気を換気可能
と成すと共に流通空気も除湿されるため、押入れ14又は
多湿な部屋内を湿度が除去された良好な状態に維持出
来、又特に押入れ14に除湿ユニット1を組み込む場合、
該除湿ユニット1の略全体が隠れて押入れ14の収納側に
突出せずに組み込まれるため、押入れ14の収納スペース
がそのまま利用出来ると共に見栄えが良い等その実用的
効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】除湿ユニットの斜視図である。
【図2】同上AーA拡大断面図である。
【図3】除湿ユニットの通気蓋のパターンを示す平面図
である。
【図4】上中棚に除湿ユニットを組付けた押入れの縦断
面図である。
【図5】上中棚に除湿ユニットを1個組付けた押入れの
横断面図である。
【図6】上中棚に除湿ユニットを2個組付けた押入れの
横断面図である。
【図7】床部に除湿ユニットを組付けた押入れの縦断面
図である。
【図8】壁部に除湿ユニットを組付けた押入れの縦断面
図である。
【図9】天井部に除湿ユニットを組付けた押入れの縦断
面図である。
【図10】床部に除湿ユニットを組付けた多湿な部屋の
要部断面図である。
【図11】天井部に除湿ユニットを組付けた多湿な部屋
の要部断面図である。
【図12】床部における取付枠の斜視図である。
【図13】天井部における取付枠の斜視図である。
【図14】壁部における取付枠の斜視図である。
【図15】上中棚における取付枠の斜視図である。
【符号の説明】
1 除湿ユニット 2 受皿部 3 通気蓋 6、6a… 通気孔 7、7a… 通気孔 14 押入れ 15 多湿な部屋 16 床部 17 天井部 18 壁部 19 中棚 21 上棚 22 下地材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に多数の通気孔を貫設した受皿部の
    開口側に通気蓋を配設すると共に、受皿部と通気蓋の間
    に除調湿材を収納したことを特徴とする除湿ユニット。
  2. 【請求項2】 押入れ又は多湿な部屋の床部、天井部、
    壁部及び上中棚に除湿ユニットを組み込み、該除湿ユニ
    ットの表裏側のうち一方を押入れ又は多湿な部屋の内側
    に露出させたことを特徴とする除湿構造。
JP5076305A 1993-03-09 1993-03-09 除湿ユニット及び除湿構造 Pending JPH06262027A (ja)

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JP5076305A JPH06262027A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 除湿ユニット及び除湿構造

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JPH06262027A true JPH06262027A (ja) 1994-09-20

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JP5076305A Pending JPH06262027A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 除湿ユニット及び除湿構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09122433A (ja) * 1995-11-08 1997-05-13 Techno Green:Kk 吸湿パネル及び吸湿体、並びに吸湿シート
JP2002180563A (ja) * 2000-12-15 2002-06-26 Shinichiro Hayashi 調湿機能を有する外壁材
JP2003082779A (ja) * 2001-06-29 2003-03-19 Fujiken:Kk 家 屋

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