JPH02186035A - 家屋の除湿装置 - Google Patents

家屋の除湿装置

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JPH02186035A
JPH02186035A JP625489A JP625489A JPH02186035A JP H02186035 A JPH02186035 A JP H02186035A JP 625489 A JP625489 A JP 625489A JP 625489 A JP625489 A JP 625489A JP H02186035 A JPH02186035 A JP H02186035A
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JP
Japan
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house
humidity
wall
hole
moisture
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JP625489A
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Takashi Ota
隆司 太田
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National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、室内から屋外へ熱を移動させることなく湿気
のみを排出しうる家屋の除湿装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、家屋内部の除湿は主として家屋の外壁に換気口又
は排気ファンを設けて、家屋内部の空気を屋外に排出す
ることによって、その空気中に含まれる水分を空気の移
動とともに排出するいわゆる換気除湿によって行なわれ
てきた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしこのような換気と併せて除湿する方法を用いた場
合には、屋内に貯えられた熱エネルギーが水分とともに
屋外に放出され、空調効率が著しく低下する。
なお近年にあっては、排出される空気から熱を回収し屋
内に還元するいわゆる熱交換具を具えた換気装置が出現
しているが、このような装置は構造が複雑であり費用も
嵩むため普及が妨げられている。このため一般家庭にお
いても採用しうる簡易かつ安価な除湿装置の出現が要望
されていた。
本発明は、独立気泡を有する断熱材からなる基体に屋内
外に通じる小孔を設けることを基本として屋内の湿気を
、屋内温度を低下させることなく排出でき、前記要請を
充足しうる家屋の除湿装置の提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段) 本発明は、独立気泡を有する断熱材を用いた基体に0.
1報以上かつ1鶴以下の巾かつHx基体の前後面に通じ
るとi3湿孔を設けた過湿体を家屋の壁体に穿設されか
つ屋内に通じる開口部に前後面を内外に向けて取付けて
なる除湿装置である。
〔作用〕
基体は断熱材を用いて、しかも独立気泡を有するため、
効率よく屋内、屋外間の熱遮断ができ、屋内に貯える熱
の放散を防止できる。
又透湿孔とその巾寸度を0.1 w以上かつ11以下の
範囲としかつ基体を前後面間を貫通しているため、I!
孔を空気が流過することなく、水蒸気化された屋内の水
分のみが該透湿孔を通り屋外に排出される。
i!Im孔の巾が0.1鶴以下ならば、空気のみならず
水蒸気の通過も阻止され、除湿機能が低下する。
又i3湿孔の巾を1鶴以上にすると、水蒸気とともに屋
内の空気も排出され断熱機能が低下することにより屋内
温度が変化する。
このような除湿機能は、特に冬期において、絶対温度が
屋外に比べて屋内が低い場合に有効であり、又家屋が高
断熱処理、高気密処理を施した場合には、その効率はさ
らに向上する。
〔実施例〕
以下本発明の家屋の除湿装置が壁体の下地面と外装材と
の間に空気間隙を具える家屋外壁に設は場合を例にとり
、その一実施例を図面に基づき説明する。
第1.2図において、家屋の除湿装置1は家屋の壁体W
に取付けられる。
壁体Wは、基壁21と、該基壁21の屋外C側の下地面
Sの外側に胴縁22を介して外装板23が添着され、下
地面Sと外装板23と内面との間には空気間隙Eが形成
される。
基壁21は断面四角の木製の枠材を矩形に組合わせた枠
組24の屋内B側に石膏ボードからなる内装板25を添
着する。又内装板25には、本実施例では屋内B側にビ
ニールクロスを添着し化粧するとともに、屋外C側には
防湿シートを添着する。
枠組24の内側には複数本の間柱26が縦に架設される
とともに、枠組24は間柱26・−によって囲まれる内
側にはグラスウール等からなる断熱物質27が装填され
、該断熱物質27の屋外C面には、透湿性と空気遮断性
を併せて具える例えばデユーボン社製のタイベック(商
品名)等の透湿断気シート29を添着しており、該i3
湿断気シート29によって断熱物質27を屋外Cに対し
て熱遮断しかつ断熱物f27に含まれる水分を屋外Cに
放出する。
基壁21は、下の枠材24aを布基礎F上面に載置、固
定することにより布基礎F上に立ち上げるとともに上の
枠材24b上には屋根Rを形成するたる木の一端を担持
する。
胴縁22は、間柱24の外面に沿わせて配され、間柱2
4に当接する一対の脚片31.31の外向き縁を外装板
23の内面が当接する外面を有する継ぎ片32により連
結してなるコ字状をなし、脚片31には透孔33を並設
している。
外装板23は胴縁22を挟んで間柱24に装着すること
により、基壁21との間で前記空気間隙Eを設けて立上
がる。又空気間隙Eは外装板23の上端、下端で関口す
ることにより、上、下で屋隔を隔てて配される。なおi
3湿孔5は等間隔の他、不等間隔で配列すことも出来、
又前記の範囲をこえて過、疎に配することも妨げない。
透湿体2の屋内8面には、樹脂繊維材を空隙を有して織
成したシート状のカバ一体13を設ける一方、本実施例
では透湿体2の屋外C面に、基壁21の断熱物質27の
外側に配された前記透湿断気シート29と同様なi!l
湿部の透湿断気シート14が基体4に添着される。なお
前記透湿部のi3湿断気シート14は、i3?W体2に
おいて遮気が完全に行なわれるならば省略することがで
きる。
又導孔11の屋内B側には、内装板25の縁部を化粧す
る断面り字状の枠材を組み合わせた化粧枠15が内装板
25との間にコーキング材16を充填することにより気
密に装着される。
従って、屋内Bの空気は壁体W及び透湿体によって熱遮
断される一方、屋内Bに介在する。湿気、水分は、水蒸
気となりi3?W孔5を通り壁体Wの前記空気間隙Eに
排出される0本実施例のように空気間隙Eが壁体Wの上
、下で屋外Cに導通する場合には、該空気間隙Eに上昇
流が生じ、その上昇流によってさらに効率よ<i3湿孔
5を通る水蒸気を屋外Cに排出することができる。
第3.4図に本発明の家屋の除湿装置lの他の使用例を
示す。本例では家屋の除湿装置1は和室居間の長押41
の裏側に形設される。
壁体Wには、長押41の背面かつ壁体Wの基壁21に架
設され図示しない縦胴縁間に木枠42によって枠組され
た開口部Aを形成するとともに、該開口部Aに前記構成
の基体4にi3湿孔5を透設した透湿体2を嵌入してい
る。長押41は基片43の背面に断続して取付く取付は
片44.44を介して木枠42に固定される。なお本例
においても基壁21と外装板23との間に胴縁22がな
す空気間隙Eを介在させる。
従って屋内Bの空気はm?W体2によって遮断される一
方、屋内Bに介在する水分、湿気は長押41の上下方か
ら透湿体2に進入し透湿孔5を通りかつ空気間隙Eを経
て屋外Cに排出される。
本例のように長押41背面に家屋の除湿装置l外Cに導
通する。
又基壁21は、その下方において断熱処理が施された床
体Mを、その上方において断熱性を有する天井板りを気
密に接続する。
本発明の家屋の除湿装置1は基壁21の前記間柱間にお
いて、基壁21に屋内外に貫通する短形孔からなり導孔
11に嵌挿されるとともに該導孔11が開口部Aを形成
する。
家屋の除湿装置1は、第2図に詳示するように、前記導
孔11に密に嵌着する矩形の外枠12に透湿体2を前記
断熱物質27の厚みに略等しい厚みで装填される。
3?W体2は、発泡スチロール、発泡ウレタンのように
多数個の独立気泡3が存在する断熱材を用いて形成され
た基体4に、該基体4の前後面、即ち屋内外に通じる複
数個のi3湿孔5−・−を設ける。
透湿孔5は、本実施例では円形の小孔であり、その径寸
法即ち巾寸度を0.1龍以上かつ11■以下の直孔とし
て形成される。又透湿孔5は、実施例では縦方向、横方
向にそれぞれ5 am〜20mmの間を設けた場合には
部屋の見映えを損なうことなく広域において湿気を排出
することができ、有効な除湿ができる。
なお透湿孔5は真直な孔の他、折れ曲げることもでき、
本発明は種々な態様のものに変形できる。
〔発明の効果〕
叙上のごとく本発明の家屋の除湿装置は断熱材“茎用い
た基体に一定範囲に定めた巾を有しかつ貫通する透湿孔
を設けた透湿体を、家屋の外壁の開口部に取付けている
ため、屋内に貯える熱を屋外に放散させることな(屋内
の湿気を除去することができ、特に冬期においては結露
の発生を防止できる。しかも簡易な構成であり、#番又
除湿するための動力を要しないため、装置を安価で提供
できかつその利用度を高め、又保守も簡易になしうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例をその使用例とともに示す斜
視図、第2図はその要部を拡大して示す斜視図、第3図
は他の使用例を示す透視図、第4図はその部分断面図で
ある。 2−透湿体、 3−独立気泡、 4−基体、5・・・i
3湿孔、 A −関口部、 B−・−屋内、C−・屋外
、 W−・・家屋の壁体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 独立気泡を有する断熱材を用いた基体に0.1mm
    以上かつ1mm以下の巾かつ該基体の前後面に通じる透
    湿孔を設けた透湿体を、家屋の壁体に穿設されかつ屋内
    に通じる開口部に前後面を内外に向けて取付けてなる除
    湿装置。
JP1006254A 1989-01-13 1989-01-13 家屋の除湿装置 Expired - Lifetime JP2695652B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516286U (ja) * 1991-08-16 1993-03-02 有限会社久木工業 グラスウール構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031411U (ja) * 1983-08-09 1985-03-04 鐘淵化学工業株式会社 外張り断熱壁構造
JPS6087914U (ja) * 1983-11-24 1985-06-17 日本板硝子株式会社 建築用断熱パネル
JPS62110403U (ja) * 1985-12-27 1987-07-14

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