JPH10140680A - 建物通気構法 - Google Patents
建物通気構法Info
- Publication number
- JPH10140680A JPH10140680A JP33137496A JP33137496A JPH10140680A JP H10140680 A JPH10140680 A JP H10140680A JP 33137496 A JP33137496 A JP 33137496A JP 33137496 A JP33137496 A JP 33137496A JP H10140680 A JPH10140680 A JP H10140680A
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- Japan
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- rib
- holes
- ventilation
- building
- ventilation layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】 建物の高耐久性と防火性能を維持
し、資産価値を高める。 【構 成】 外気は布基礎の換気口から導入し、
床下空間、土台下通気口、土台水切通気カバーの内部を
通り、壁内通気層、小屋裏空間、棟排気装置は連通し、
外部に放出される構造の建物通気構法。
し、資産価値を高める。 【構 成】 外気は布基礎の換気口から導入し、
床下空間、土台下通気口、土台水切通気カバーの内部を
通り、壁内通気層、小屋裏空間、棟排気装置は連通し、
外部に放出される構造の建物通気構法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】建物の高耐久性と防火性能を維持
し、資産価値を高める。
し、資産価値を高める。
【０００２】
【従来の技術】床下空間、壁内通気層、小屋裏空間は連
通せずに、各部分の通気換気構法である。
通せずに、各部分の通気換気構法である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の下端開口型土台
水切カバーは白蟻の侵入、放火延焼等による炎が土台廻
り、壁内通気層へ急速に進入上昇して、家屋を全半焼す
る火災が多発している。
水切カバーは白蟻の侵入、放火延焼等による炎が土台廻
り、壁内通気層へ急速に進入上昇して、家屋を全半焼す
る火災が多発している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】外気に対して密閉型の土
台水切通気カバーを採用すると共に、通気層を急上昇す
る炎を防ぐ機能を有する化粧幕板を取り付ける。
台水切通気カバーを採用すると共に、通気層を急上昇す
る炎を防ぐ機能を有する化粧幕板を取り付ける。
【０００５】
【作用】外気は建物の布基礎に多数設けられた換気口を
通して、外部と床下空間の温度差及び通気圧によって床
下空間に導入され、壁内通気層及び小屋裏空間の空気は
外気の温度上昇、太陽光の放射熱に温められて上昇する
ので、床下空間の空気は、建物外周土台部の多数の土台
下通気口より吸入し、土台水切通気カバーの内部を通
り、壁内通気層の温度が上がる程、煙突効果により空気
は急上昇するので、火災時を考え、急上昇気流を抑える
多数通孔付リブを有する化粧幕板を取り付ける事で上昇
気流は緩やかに上昇し、小屋裏空間を上昇し、建物最上
部の棟排気装置より強風時にも外部に放出される。
通して、外部と床下空間の温度差及び通気圧によって床
下空間に導入され、壁内通気層及び小屋裏空間の空気は
外気の温度上昇、太陽光の放射熱に温められて上昇する
ので、床下空間の空気は、建物外周土台部の多数の土台
下通気口より吸入し、土台水切通気カバーの内部を通
り、壁内通気層の温度が上がる程、煙突効果により空気
は急上昇するので、火災時を考え、急上昇気流を抑える
多数通孔付リブを有する化粧幕板を取り付ける事で上昇
気流は緩やかに上昇し、小屋裏空間を上昇し、建物最上
部の棟排気装置より強風時にも外部に放出される。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を詳細に説明する。鋼板波
形芯材を合成樹脂で成型し、板状のブロックを成し、ア
ンカーボルト用通孔を有する土台下スペーサー（３）の
作用で土台下通気口（２Ａ）が形成され、取付ネジ用凹
部と強度を高める形状の角波形凹部、両側に嵌合リブ
（５Ａ）を有するＣチャンネル状の鋼板成型材縦胴縁
（５）を躯体に取り付けて、水切リブ形状と、外気に対
して密閉型の構造を有し、内部に上昇気流と水平通気層
を区分する気流誘導板（１Ａ）を有する形状の土台水切
通気カバー（１）を縦胴縁（５）の最下部に水平連続し
て建物外周部に取り付ける、外壁材（６）を取り付ける
ための、Ｈ型状クリップ（５Ｂ）の一方側リブを縦胴縁
（５）の両側嵌合リブ（５Ａ）の中間に挿入半回転して
嵌合させ、この時クリップ（５Ｂ）は上下自由に移動
し、外壁材（６）の嵌合溝（６Ａ）に他方のリブを嵌合
させてクリップ（５Ｂ）を介在し、外壁材（６）と縦胴
縁（５）を結合させ、通気層（５Ｃ）を形成する、建物
の外壁中央桁部に、上端に壁内通気層（５Ｃ）を遮断す
る多数通孔付リブ、中央部に取付用凹部、下端に水切リ
ブと通気層（５Ｃ）を遮断する多数通孔付リブを有し、
中央部は通気層空間（１０Ａ）を形成する防火成型材に
よる壁内通気層（５Ｃ）の防火機能を有する化粧幕板
（１０）を取り付ける、建物の屋根最上棟部に、スリッ
ト通孔（９Ｂ）付面材２枚を山型状に、外部二方向に気
流を放出する開口を構成するよう、台木（９Ａ）を片面
に２ヶ所づつ設け、台木（９Ａ）を介して屋根棟部に固
定し屋根材が葺かれる、台木（９Ａ）の中間に小屋裏よ
りの上昇気流を導入する開口を設け、上昇気流は台木
（９Ａ）を越して多数のスリット通孔（９Ｂ）を通り、
両側二方向外部へ放出されるが、両側のスリット通孔
（９Ｂ）と気流放出開口部は連通する構造を有する、強
風時に一方の開口部より外気が逆流入する場合は、他方
の外開口部は負圧の状態になり、逆流した気流はスリッ
ト通孔（９Ｂ）を通り、反対側の外部へ放出される棟排
気装置（９）を形成し、床下空間（８）、壁内通気層
（５Ｃ）、小屋裏空間は連通する（布基礎換気口（４
Ａ）より各部の気流方向は矢印で示す）構造の建物通気
構法。
形芯材を合成樹脂で成型し、板状のブロックを成し、ア
ンカーボルト用通孔を有する土台下スペーサー（３）の
作用で土台下通気口（２Ａ）が形成され、取付ネジ用凹
部と強度を高める形状の角波形凹部、両側に嵌合リブ
（５Ａ）を有するＣチャンネル状の鋼板成型材縦胴縁
（５）を躯体に取り付けて、水切リブ形状と、外気に対
して密閉型の構造を有し、内部に上昇気流と水平通気層
を区分する気流誘導板（１Ａ）を有する形状の土台水切
通気カバー（１）を縦胴縁（５）の最下部に水平連続し
て建物外周部に取り付ける、外壁材（６）を取り付ける
ための、Ｈ型状クリップ（５Ｂ）の一方側リブを縦胴縁
（５）の両側嵌合リブ（５Ａ）の中間に挿入半回転して
嵌合させ、この時クリップ（５Ｂ）は上下自由に移動
し、外壁材（６）の嵌合溝（６Ａ）に他方のリブを嵌合
させてクリップ（５Ｂ）を介在し、外壁材（６）と縦胴
縁（５）を結合させ、通気層（５Ｃ）を形成する、建物
の外壁中央桁部に、上端に壁内通気層（５Ｃ）を遮断す
る多数通孔付リブ、中央部に取付用凹部、下端に水切リ
ブと通気層（５Ｃ）を遮断する多数通孔付リブを有し、
中央部は通気層空間（１０Ａ）を形成する防火成型材に
よる壁内通気層（５Ｃ）の防火機能を有する化粧幕板
（１０）を取り付ける、建物の屋根最上棟部に、スリッ
ト通孔（９Ｂ）付面材２枚を山型状に、外部二方向に気
流を放出する開口を構成するよう、台木（９Ａ）を片面
に２ヶ所づつ設け、台木（９Ａ）を介して屋根棟部に固
定し屋根材が葺かれる、台木（９Ａ）の中間に小屋裏よ
りの上昇気流を導入する開口を設け、上昇気流は台木
（９Ａ）を越して多数のスリット通孔（９Ｂ）を通り、
両側二方向外部へ放出されるが、両側のスリット通孔
（９Ｂ）と気流放出開口部は連通する構造を有する、強
風時に一方の開口部より外気が逆流入する場合は、他方
の外開口部は負圧の状態になり、逆流した気流はスリッ
ト通孔（９Ｂ）を通り、反対側の外部へ放出される棟排
気装置（９）を形成し、床下空間（８）、壁内通気層
（５Ｃ）、小屋裏空間は連通する（布基礎換気口（４
Ａ）より各部の気流方向は矢印で示す）構造の建物通気
構法。
【０００７】
【発明の効果】土台水切通気カバーは外気に対して密閉
型であるため、白蟻侵入防止、放火延焼の防火性能、建
物内にゴミ・ホコリ・小虫・カビ等の異物侵入防止、通
気層の急上昇気流を抑える防炎効果、床下空間の隅部ま
で気流の方向性が出来、換気効率が良い、棟排気装置に
よる換気、排湿、排熱による居室快適性、構造材の高耐
久性、断熱材の品質維持、外壁の止水効果等、建物の耐
久性と防火性能を著しく向上する。
型であるため、白蟻侵入防止、放火延焼の防火性能、建
物内にゴミ・ホコリ・小虫・カビ等の異物侵入防止、通
気層の急上昇気流を抑える防炎効果、床下空間の隅部ま
で気流の方向性が出来、換気効率が良い、棟排気装置に
よる換気、排湿、排熱による居室快適性、構造材の高耐
久性、断熱材の品質維持、外壁の止水効果等、建物の耐
久性と防火性能を著しく向上する。
【図１】土台廻りの納まりを示す断面図
【図２】縦胴縁と外壁材の納まりを示す斜視図
【図３】化粧幕板の断面図
【図４】棟排気装置の断面図
１ ： 土台水切通気カバー １Ａ ： 気流誘導板 ２ ： 土台 ２Ａ ： 土台下通気口 ３ ： 土台下スペーサー ４ ： 布基礎 ４Ａ ： 布基礎換気口 ５ ： 縦胴縁 ５Ａ ： 嵌合リブ ５Ｂ ： クリップ ５Ｃ ： 通気層 ６ ： 外壁材 ６Ａ ： 嵌合溝 ７ ： 断熱材 ８ ： 床下空間 ９ ： 棟排気装置 ９Ａ ： 台木 ９Ｂ ： スリット通孔 １０ ： 化粧幕板 １０Ａ ： 通気層空間
Claims (2)
- 【請求項１】 鋼板波形芯材を合成樹脂で成型し、板状
のブロックを成し、アンカーボルト用通孔を有する土台
下スペーサー（３）の作用で土台下通気口（２Ａ）が形
成され、取付ネジ用凹部と強度を高める形状の角波形凹
部、両側に嵌合リブ（５Ａ）を有するＣチャンネル状の
鋼板成型材縦胴縁（５）を躯体に取り付けて、水切リブ
形状と外気に対して密閉型の構造を有し、内部に上昇気
流と水平通気層を区分する気流誘導板（１Ａ）を有する
形状の土台水切通気カバー（１）を縦胴縁（５）の最下
部に水平連続して建物外周部に取り付ける、Ｈ型状クリ
ップ（５Ｂ）の一方側リブを両側嵌合リブ（５Ａ）の中
間に挿入半回転して嵌合させ、この時クリップ（５Ｂ）
は上下自由に移動し、外壁材（６）の嵌合溝（６Ａ）に
他方のリブを嵌合させてクリップ（５Ｂ）を介在し、外
壁材（６）と縦胴縁（５）を結合させ、通気層（５Ｃ）
を形成する構造の建物通気構法。 - 【請求項２】 上端に壁内通気層（５Ｃ）を遮断する多
数通孔付リブ、中央部に取付用凹部、下端に水切リブと
通気層（５Ｃ）を遮断する多数通孔付リブを有し、中央
部は通気層空間（１０Ａ）を形成する防火成型材による
壁内通気層（５Ｃ）の防火機能を有する化粧幕板（１
０）を建物の外壁中央桁部に取付ける、建物の屋根最上
棟部に、スリット通孔（９Ｂ）付面材２板を山型状に、
外部二方向に気流を放出する開口を構成するよう、台木
（９Ａ）を片面に２ヶ所づつ設け、台木（９Ａ）を介し
て屋根棟部に固定し、屋根材が葺かれる、台木（９Ａ）
の中間に小屋裏よりの上昇気流を導入する開口を設け、
上昇気流は台木（９Ａ）を越して多数のスリット通孔
（９Ｂ）を通り、両側二方向外部へ放出されるが、両側
のスリット通孔（９Ｂ）と放出開口部は連通する構造を
有する、強風時に一方の開口部より外気が逆流入する場
合は、他方の外開口部は負圧の状態になり、逆流した気
流は反対側の外開口部より放出される棟排気装置（９）
を形成し、床下空間（８）、壁内通気層（５Ｃ）、小屋
裏空間は連通する構造の建物通気構法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33137496A JPH10140680A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 建物通気構法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33137496A JPH10140680A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 建物通気構法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10140680A true JPH10140680A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=18242978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33137496A Pending JPH10140680A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 建物通気構法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10140680A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2004210621B2 (en) * | 2003-09-18 | 2006-11-16 | John Edward Oliver | A Building Component |
| CN105587067A (zh) * | 2015-12-02 | 2016-05-18 | 明仲平 | 一种凹形墙体砖及其应用 |
| JP2016169508A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 株式会社フジタ | ローラーカッタ着脱治具 |
-
1996
- 1996-11-07 JP JP33137496A patent/JPH10140680A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2004210621B2 (en) * | 2003-09-18 | 2006-11-16 | John Edward Oliver | A Building Component |
| JP2016169508A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 株式会社フジタ | ローラーカッタ着脱治具 |
| CN105587067A (zh) * | 2015-12-02 | 2016-05-18 | 明仲平 | 一种凹形墙体砖及其应用 |
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