JP2695652B2 - 家屋の除湿装置 - Google Patents

家屋の除湿装置

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JP2695652B2
JP2695652B2 JP1006254A JP625489A JP2695652B2 JP 2695652 B2 JP2695652 B2 JP 2695652B2 JP 1006254 A JP1006254 A JP 1006254A JP 625489 A JP625489 A JP 625489A JP 2695652 B2 JP2695652 B2 JP 2695652B2
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隆司 太田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、室内から屋外へ熱を移動させることなく湿
気のみを排出しうる家屋の除湿装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、家屋内部の除湿は主として家屋の外壁に換気口
又は排気ファンを設けて、家屋内部の空気を屋外に排出
することによって、その空気中に含まれる水分を空気の
移動とともに排出するいわゆる換気除湿によって行なわ
れてきた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしこのような換気と併せて除湿する方法を用いた
場合には、屋内に貯えられた熱エネルギーが水分ととも
に屋外に放出され、空調効率が著しく低下する。
なお近年にあっては、排出される空気から熱を回収し
屋内に還元するいわゆる熱交換具を具えた換気装置が出
現しているが、このような装置は構造が複雑であり費用
も嵩むため普及が妨げられている。このため一般家庭に
おいても採用しうる簡易かつ安価な除湿装置の出現が要
望されていた。
本発明は、独立気泡を有する断熱材からなる基体に屋
内外に通じる小孔を設けることを基本として屋内の湿気
を、屋内温度を低下させることなく排出でき、前記要請
を充足しうる家屋の除湿装置の提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、独立気泡を有する断熱材を用いた基体に0.
1mm以上かつ1mm以下の巾かつ該基体の前後面に通じる透
湿孔を設けた透湿体を家屋の壁体に穿設されかつ屋内に
通じる開口部に前後面を内外に向けて取付けてなる除湿
装置である。
〔作用〕
基体は断熱材を用いて、しかも独立気泡を有するた
め、効率よく屋内、屋外間の熱遮断ができ、屋内に貯え
る熱の放散を防止できる。
又透湿孔は、その巾寸度を0.1mm以上かつ1mm以下の範
囲としかつ基体の前後面間を貫通しているため、透湿孔
を空気が流過することなく、水蒸気化された屋内の水分
のみが該透湿孔を通り屋外に排出される。
透湿孔の巾が0.1mm未満ならば、空気のみならず水蒸
気の通過も阻止され、除湿機能が低下する。又透湿孔の
巾を1mmより大きくすると、水蒸気とともに屋内の空気
も排出され断熱機能が低下することにより屋内温度が変
化する。
このような除湿機能は、特に冬期において、絶対温度
が屋内に比べて屋外が低い場合に有効であり、又家屋が
高断熱処理、高気密処理を施した場合には、その効率は
さらに向上する。
〔実施例〕
以下本発明の家屋の除湿装置が壁体の下地面と外装材
との間に空気間隙を具える家屋外壁に設け場合を例にと
り、その一実施例を図面に基づき説明する。
第1、2図において、家屋の除湿装置1は家屋の壁体
Wに取付けられる。
壁体Wは、基壁21と、該基壁21の屋外C側の下地面S
の外側に胴縁22を介して外装板23が添着され、下地面S
と外装板23の内面との間には空気間隙Eが形成される。
基壁21は断面四角の木製の枠材を矩形に組合わせた枠
組24の屋内B側に石膏ボードからなる内装板25を添着す
る。又内装板25には、本実施例では屋内B側にビニール
クロスを添着し化粧するとともに、屋外C側には防湿シ
ートを添着する。
枠組24の内側には複数本の間柱26が縦に架設されると
ともに、枠組24は間柱26…によって囲まれる内側にはグ
ラスウール等からなる断熱物質27が装填され、該断熱物
質27の屋外C面には、透湿性と空気遮断性を併せて具え
る例えばデューポン社製のタイベック(商品名)等の透
湿断気シート29を添着しており、該透湿断気シート29に
よって断熱物質27を屋外Cに対して熱遮断しかつ断熱物
質27に含まれる水分を屋外Cに放出する。
基壁21は、下の枠材24aを布基礎F上面に載置、固定
することにより布基礎F上に立ち上げるとともに上の枠
材24b上には屋根Rを形成するたる木の一端を担持す
る。
胴縁22は、間柱26の外面に沿わせて配され、間柱26に
当接する一対の脚片31、31の外向き縁を外装板23の内面
が当接する外面を有する継ぎ片32により連結してなるコ
字状をなし、脚片31には透孔33を並設している。
外装板23は胴縁22を挟んで間柱26に釘着することによ
り、基壁21との間で前記空気間隙Eを設けて立上がる。
又空気間隙Eは外装板23の上端、下端で開口することに
より、上、下で屋外Cに導通する。
又基壁21は、その下方において断熱処理が施された床
体Mを、その上方において断熱性を有する天井板Lを気
密に接続する。
本発明の家屋の除湿装置1は基壁21の前記間柱間にお
いて、基壁21に屋内外に貫通する矩形孔からなる導孔11
に嵌挿されるとともに該導孔11が開口部Aを形成する。
家屋の除湿装置1は、第2図に詳示するように、前記
導孔11に密に嵌着する矩形の外枠12に透湿体2を前記断
熱物質27の厚みの略等しい厚みで装填される。
透湿体2は、発泡スチロール、発泡ウレタンのように
多数個の独立気泡3が存在する断熱材を用いて形成され
た基体4に、該基体4の前後面、即ち屋内外に通じる複
数個の透湿孔5…を設ける。
透湿孔5は、本実施例では円形の小孔であり、その径
寸法即ち巾寸法を0.1mm以上かつ1mm以下の直孔として形
成される。又透湿孔5は、実施例では縦方向、横方向に
それぞれ5mm〜20mmの間隔を隔てて配される。なお透湿
孔5は等間隔の他、不等間隔で配列することも出来、又
前記の範囲をこえて過、疎に配することも妨げない。
透湿体2の屋内B面には、樹脂繊維材を空隙を有して
織成したシート状のカバー体13を設ける一方、本実施例
では透湿体2の屋外C面に、基壁21の断熱物質27の外側
に配された前記透湿断気シート29と同様な透湿部の透湿
断気シート14が基体4に添着される。なお前記透湿部の
透湿断気シート14は、透湿体2において遮気が完全に行
なわれるならば省略することができる。
又導孔11の屋内B側には、内装板25の縁部を化粧する
断面L字状の枠材を組み合わせた化粧枠15が内装板25と
の間にコーキング材16を充填することにより気密に装着
される。
従って、屋内Bの空気は壁体W及び透湿体によって熱
遮断される一方、屋内Bに介在する湿気、水分は、水蒸
気となり透湿孔5を通り壁体Wの前記空気間隙Eに排出
される。本実施例のように空気間隙Eが壁体Wの上、下
で屋外Cに導通する場合には、該空気間隙Eに上昇流が
生じ、その上昇流によってさらに効率よく透湿孔5を通
る水蒸気を屋外Cに排出することができる。
第3、4図に本発明の家屋の除湿装置1の他の使用例
を示す。本例では家屋の除湿装置1は和室居間の長押41
の裏側に形設される。
壁体Wには、長押41の背面かつ壁体Wの基壁21に架設
され図示しない縦胴縁間に木枠42によって枠組された開
口部Aを形成するとともに、該開口部Aに前記構成の基
体4に透湿孔5を透設した透湿体2を嵌入している。長
押41は基片43の背面に断続して取付く取付け片44、44を
介して木枠42に固定される。なお本例においても基壁21
と外装板23との間に胴縁22がなす空気間隙Eを介在させ
る。
従って屋内Bの空気は透湿体2によって遮断される一
方、屋内Bに介在する水分、湿気は長押41の上下方から
透湿体2に進入し透湿孔5を通りかつ空気間隙Eを経て
屋外Cに排出される。
本例のように長押41背面に家屋の除湿装置1を設けた
場合には部屋の見映えを損なうことなく広域において湿
気を排出することができ、有効な除湿ができる。
なお透湿孔5は真直な孔の他、折れ曲げることもで
き、本発明は種々な態様のものに変形できる。
〔発明の効果〕
叙上のごとく本発明の家屋の除湿装置は、基体を、独
立気泡を有する断熱材を用いて形成しているため、効率
よく屋内、屋外間を熱遮断でき、屋内に貯えられた熱の
屋外への放散を防止できる。
又、家屋の壁体に穿設されかつ屋内に通じる開口部に
取付けられる透湿体は、前記基体に、0.1mm以上かつ1mm
以下の巾かつ基体の前後面に通じる透湿孔を設けている
ため、この透湿孔により、屋内の空気を排出させること
なく、即ち屋内温度を変化させることなく、水蒸気とな
った屋内の水分のみを屋外に排出させることができ、屋
内に貯える熱を屋外に放散させないで屋内の湿気を除去
することが可能となり、特に冬季における結露の発生を
防止しうるとともに、透湿孔を1mm以下とすることによ
って、屋外から屋内への雨水等の浸入を防ぎ、防水性能
も確保しうる。
なお、前記透湿孔の巾が0.1mmよりも小さいと、空気
のみならず水蒸気の排出も阻止され、除湿機能が低下す
る。又、透湿孔の巾が1mmよりも大きいと、水蒸気と共
に屋内の空気も排出され、断熱機能の低下による屋内温
度の変化を招きやすく、かつ防水性能も低下しがちとな
る。しかも簡易な構成であり、除湿するための動力を要
しないため、装置を安価で提供できかつその利用度を高
め、又保守も簡易になしうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例をその使用例とともに示す斜
視図、第2図はその要部を拡大して示す斜視図、第3図
は他の使用例を示す透視図、第4図はその部分断面図で
ある。 2……透湿体、3……独立気泡、4……基体、 5……透湿孔、A……開口部、B……屋内、 C……屋外、W……家屋の壁体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】独立気泡を有する断熱材を用いた基体に0.
    1mm以上かつ1mm以下の巾かつ該基体の前後面に通じる透
    湿孔を設けた透湿体を、家屋の壁体に穿設されかつ屋内
    に通じる開口部に前後面を内外に向けて取付けてなる除
    湿装置。
JP1006254A 1989-01-13 1989-01-13 家屋の除湿装置 Expired - Lifetime JP2695652B2 (ja)

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JPS6031411U (ja) * 1983-08-09 1985-03-04 鐘淵化学工業株式会社 外張り断熱壁構造
JPS6087914U (ja) * 1983-11-24 1985-06-17 日本板硝子株式会社 建築用断熱パネル
JPS62110403U (ja) * 1985-12-27 1987-07-14

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