JPS6133169Y2 - - Google Patents

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JPS6133169Y2
JPS6133169Y2 JP1981117002U JP11700281U JPS6133169Y2 JP S6133169 Y2 JPS6133169 Y2 JP S6133169Y2 JP 1981117002 U JP1981117002 U JP 1981117002U JP 11700281 U JP11700281 U JP 11700281U JP S6133169 Y2 JPS6133169 Y2 JP S6133169Y2
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JP
Japan
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floor
storage box
room
storage
box
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JP1981117002U
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JPS5823932U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は2階以上の階の床下に設けられる床
下収納庫に関する。
近年、余暇生活の充実やレジヤー指向の高まり
により、個人が所有する物品は種類・量ともに増
える傾向にあるため、住宅に設けられる通常の収
納庫では収納しきれなくなることが多く、収納庫
に入いりきれない物品が部屋の隅等に置かれてい
ることが多い。そこで、居室部として使用してい
ない空間を利用して物品の収納を行なうことが重
要となるが、このような空間の1つである床下、
特に多階の床下等はその空間の高さが十分でない
場合があるなどの問題があるため、十分には活用
されていない。
なお、前記床下空間に床下収納庫を設けること
が知られているが、この場合、床下収納庫の容積
を十分に確保するには、床下収納庫の底面積を増
加するか、あるいは床下収納庫の深さを大きくす
る必要がある。ここで、床下収納庫の底面積を増
加させる場合には、床根太を多数本切断する必要
を生じて床板の支持強度を低下させる欠点がある
ために好ましくない。このため必然的に、床下収
納庫の深さを大きくすることになるが、この場合
に当然、下階の天井が制限となつて床下収納庫の
深さに限界を生じ、その容積が規制される問題が
ある。
この考案は2階以上の階の床板の下に組まれて
床板を支持する複数の根太の間に、下階の部屋に
突出して収納箱を設けるとともに、上記収納箱の
下に収納箱の下部を覆つて照明器具の取付ボツク
スを設けることによつて、上記のような従来の不
満を解消したもので、多階の床下空間を利用して
多量の物品を収納することができ、下階の部屋で
目立たないように設置できる床下収納庫を提供す
ることを目的とする。以下この考案を図面を参照
して説明する。
図面はこの考案の収納庫をパネル構成の床に適
用した一実施例を示すもので、1は2階以上の階
の床板であり、この床板1は床板1の下に組まれ
た複数の根太である縦根太(縦芯材)2…と横根
太(横芯材)3…によつて支持されている。そし
て、一本の縦芯材2の両側に位置する別の縦芯材
2,2の間の床板1が正方形状に切欠かれて透孔
4が形成されるとともに、この透孔4の下の縦芯
材2と横芯材3が切り取られている。
また、上記透孔4の縁に位置する縦芯材2,2
の相対向する側面には、それぞれ、上記縦芯材2
の成より低い成の受材5が密着されるとともに、
この受材5には収納箱6が上階の室内Aに開口
し、かつ、その下部6aを上記縦芯材2の下に張
られた天井板7を打ち抜いて下階の部屋Bに突出
して吊り下げられている。この収納箱6はその開
口部6bに周設された鍔6cを上記受材5に引掛
けて上記のように吊り下げられたもので、その開
口部6bには床板1を兼ねる開閉蓋8が着脱自在
に設けられている。
一方、上記収納箱6の下には照明器具9の取付
ボツクス10が上記収納箱6の下階の部屋Bに突
出した下部6aを掩蔽して設けられている。即
ち、取付ボツクス10は収納箱6の下部6aを収
容できる大きさに形成されたもので、その上面は
開口され、その上面開口周縁部を天井板7に当接
させて収納箱6の下部6aを覆つて設けられてい
る。
しかして11は上記縦芯材2や受材5を支える
根太受け、12は上記開閉蓋8を開け閉めする際
に指を引掛ける取手である。
次に上記のように構成されたこの考案に係る多
階における床下収納庫の使用方法について説明す
る。この考案の収納庫は取手12を手でつかんで
開閉蓋8を開けた後に収納箱6に物品を収納して
使用する。そして開閉蓋8を閉めて開閉蓋8の上
面を床板1として使用する。この際、上記収納箱
6は下階の天井板7を打ち抜いて、下階の部屋B
まで突出していてその容積が大きいため、室内A
を狭めることなく多量の物品の収納をすることが
できる。また、上記収納箱6の下部6aは照明器
具9の取付ボツクス10によつて隠されているた
め、下階の部屋Bで目立つことがない。なお、照
明器具9の取付ボツクス10が取り付けられる天
井板7近傍の空間は、従来、デツドスペースであ
り、ここに照明器具9の取付ボツクス10を設け
たとしても、一般住宅に見られる通常の構成のた
めに、居住者には部屋Bを狭めた感じを与えるこ
とはない。その上、照明器具9の取付ボツクス1
0は、当然、天井部に取り付ける目的で装飾を施
して構成されるのが通常であるために、室内美観
を損なうこともない。
一方、照明器具9の取付ボツクス10の内部に
は、照明器具9の配線や制御機器が収納される
が、収納箱6を外して上階の室内Aに引き抜いた
場合に、透孔4を前記配線あるいは制御機器の点
検や整備、修理用の点検孔として使用できる効果
がある。
ところで前記のように、床板1と天井板7を貫
通させて収納箱6を設けた場合、上階の室内Aと
下階の部屋Bとは収納箱6によつて接続された構
成となり、収納箱6と天井板7との間に若干の〓
間を生じるために、上階の室内Aと下階の部屋B
の相互間の気密性や遮音性に問題を生じる虞があ
るが、この問題は、照明器具9の取付ボツクス1
0で収納箱6の下部6aを覆い、取付ボツクス1
0の上面開口部周縁を天井板7に当接させる構成
とし、収納箱6と天井板7との間の〓間を取付ボ
ツクス10で遮るために、取付ボツクス10は上
階の部屋Aと下階の部屋Bとの間の相互間の遮音
性や気密性をも向上させる効果がある。
さらに、上記収納箱6とその中に収納する物品
の重量は受材5が主に支持する。一方、この受材
5は上記縦芯材2の補強材ともなつている。
なお、この実施例では、直天井となる天井板7
を打ち抜いて収納箱6を設けているが、天井板7
が吊天井(図示せず)の場合でも同様な構成とす
ることができる。また、縦芯材2と横芯材3の一
部を切り取つて収納箱6を設ける場合には、床板
1と縦芯材2と横芯材3を含めた床全体の強度が
低下しないように、図示しない補強材等を組み入
れることが望ましい。さらに、上記開閉蓋8を取
り去つて収納箱6に上にやぐら(図示せず)を設
置することにより、この収納箱6を堀りごたつの
炉箱として利用できる。なおまた、上記取付ボツ
クス10は天井板7、収納箱6のどちらか一方、
あるいは両方に取り付けてもよく、上記収納箱6
と一体成形することもできる。また、この実施例
のように床が床パネルの構成をとつているもの
は、縦根太は縦芯材、横根太は横芯材となつてい
る。
以上説明したように、この考案の多階における
床下収納庫は、2階以上の階の床板を支持する根
太の間に、収納箱を上階の室内に開口し、かつ、
その下部を下階の天井板から下階の部屋に突出し
て設けるとともに、上記収納箱の下に照明器具の
取付ボツクスをこの収納箱の下部を掩蔽して設け
た構成になつているため、2階以上の階の床下空
間を利用して、室内を狭めることなく多量の物品
の収納をすることができる。そして、照明器具の
取付ボツクスが取り付けられる天井板付近の空間
は従来デツドスペースであり、ここに取付ボツク
スを設けたとしても、一般住宅に見られる通常の
構成のために、下階の居住者には部屋を狭める感
じを与えることはない。照明器具の取付ボツクス
は、当然、天井板に取り付ける目的で装飾が施さ
れるのが通常であるために、室内美観を損なうこ
ともない。更に、本願構造のように床板と天井板
を貫通させて収納箱を設けた場合合、上階の部屋
と下階の部屋とは収納箱によつて接続された構成
となり、収納箱と天井板との間に若干の隙間を生
じるために、上階の下階と下階の部屋の相互間の
気密性や遮音性に問題を生じる虞れがあるが、こ
の問題は、照明器具の取付ボツクスで収納箱の下
部を覆い、取付ボツクスの上面開口部周縁を天井
板に当接させる構成とし、収納箱と天井板との間
の〓間を取付ボツクスで遮るために、取付ボツク
スは上階の部屋と下階の部屋との間の遮音性や気
密性をも向上させる効果がある。また、上記収納
箱を堀りごたつの炉箱として利用できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は断面略図、第2図は一部を省略した矢視断面
略図である。 1……床板、2……縦根太(縦芯材)、3……
横根太(横芯材)4……透孔、6……収納箱、A
……室内、7……天井板、B……部屋、9……照
明器具、10……取付ボツクス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2階以上の階の床板の下に組まれて床板を支持
    する複数の根太の間であつて、床板に形成された
    透孔の下に収納箱が、上階の室内に開口し、か
    つ、その下部で上記根太の下方に設けられる下階
    の天井板を貫通し、下階の部屋に突出して設けら
    れるとともに、上記収納箱の下方には、上面を開
    口させた照明器具の取付ボツクスが、下階の天井
    板の下に突出した上記収納箱の下部を収納してこ
    れを覆い、天井板に取付ボツクスの上面開口周縁
    部を当接させて設けられてなることを特徴とする
    多階における床下収納庫。
JP11700281U 1981-08-06 1981-08-06 多階における床下収納庫 Granted JPS5823932U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11700281U JPS5823932U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 多階における床下収納庫

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JP11700281U JPS5823932U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 多階における床下収納庫

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Publication Number Publication Date
JPS5823932U JPS5823932U (ja) 1983-02-15
JPS6133169Y2 true JPS6133169Y2 (ja) 1986-09-27

Family

ID=29911209

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JP11700281U Granted JPS5823932U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 多階における床下収納庫

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023210U (ja) * 1983-07-26 1985-02-18 本田技研工業株式会社 強制空冷エンジンの冷却構造
JPS6172153A (ja) * 1984-09-17 1986-04-14 株式会社長谷工コーポレーション 合成スラブ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527797U (ja) * 1978-08-15 1980-02-22

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JPS5527797U (ja) * 1978-08-15 1980-02-22

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JPS5823932U (ja) 1983-02-15

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