JPH0343544A - 建築物の床構造 - Google Patents

建築物の床構造

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JPH0343544A
JPH0343544A JP17953889A JP17953889A JPH0343544A JP H0343544 A JPH0343544 A JP H0343544A JP 17953889 A JP17953889 A JP 17953889A JP 17953889 A JP17953889 A JP 17953889A JP H0343544 A JPH0343544 A JP H0343544A
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JP
Japan
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concrete slab
beams
floor
building
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JP17953889A
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Ikuo Iida
郁夫 飯田
Koji Okita
廣司 沖田
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SYST KENSOU KK
Iida Kenchiku Sekkei Jimusho KK
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SYST KENSOU KK
Iida Kenchiku Sekkei Jimusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は、鉄筋コンクリート構造、鉄骨鉄筋コンクリー
ト構造、あるいは鉄骨構造の建築物における梁で補強さ
れた床構造に関する。
(2)従来の技術 従来の集合住宅やオフィスビル等の鉄筋・鉄骨コンクリ
ート建築物は、この建築物を各階層に仕切るコンクリー
トスラブの裏面に大梁および小梁を設けることにより補
強がなされており、これら大梁および小梁を隠すように
コンクリ−トスラフの裏面から吊りボルトを介して天井
材が張られている。また、前記梁が露出しないコンクリ
ートスラブの上面には直接床材が張られている6すなわ
ち、第6図に示すように従来の鉄骨・鉄筋コンクリート
建築物は、コンクリートスラブ0lの裏面の端縁および
中間部の適所に縦横に大梁02が設けられており、この
大梁02相互を互いに連結するように小梁03が配設さ
れている。各階層のコンクリートスラブ02は柱04お
よび壁05によって接続され、その間に室内空間が形成
されている。
前記大梁02および小梁03の下面には吊りボルト等に
より天井材06が張られてコンクリートスラブ01との
間に天井空間が形成されるとともに、平坦なコンクリー
トスラブ01の上面を利用して床材07が直接張られて
いる。
(3)発明が解決しようとする課題 ところで、上記従来の床構造はコンクリートスラブ01
の上面を直接床面として使用しているので、階上の振動
や衝撃がコンクリートスラブ01に直接伝達されて階下
に達してしまい、この騒音が集合住宅においては特に大
きな問題となっていた。
また、上記従来の床構造はコンクリートスラブ01の裏
面と天井材06の間に形成される天井空間がデッドスペ
ースとなり、そのスペースの有効利用が充分になされて
いないという問題があった。
前記天井空間をなくすために、天井材06をコンクリー
トスラブ01の裏面に直接張ることが考えられるが、こ
のようにすると室内空間に大梁02および小梁03が露
出して外観を損ねるという問題が生じてしまう。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、コンク
リートスラブを介して建築物の階上から階下に伝達され
る騒音を遮断するとともに、コンクリートスラブの裏面
に形成される天井空間のデッドスペースをなくし、建築
物の容積を有効に利用することが可能な床構造を提供す
るとを目的とする。
B1発明の構成 (1)課題を解決するための手段 前記目的を遺戒するために、本発明による建築物の床構
造は、建築物を各階層に仕切るコンクリートスラブの上
面に梁を設け、この梁に床材を支持することにより、前
記コンクリートスラブの上面と床材間に床下空間を形成
することを特徴とする。
このとき、床材を束または根太を介して梁の上面に支持
することが適切である。
(2)作 用 前述の構成を備えた本発明によれば、建築物を各階層に
仕切るコンクリートスラブの上面に梁を設けたことによ
り、天井材は梁が露出していない平坦なコンクリートス
ラブの裏面に直接張ることができる。一方、床材はコン
クリートスラブの上面に露出する梁の上部に支持され、
その結果、コンクリートスラブの上面と床材間に床下空
間が形成される。したがって、床材に加えられた振動や
衝撃は先ず梁に伝達された後に該梁から柱に逃がされる
とともに、床材において発生した騒音は床下空間におい
て減衰した後にコンクリートスラブに伝達されことにな
り、階下に対する遮音効果が大幅に向上する。また、床
材とコンクリートスラブ間に形成された床下空間は収納
庫等を設置するためのスペースとして有効に利用される
(3)実施例 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図はその床構造を適用した集合住宅の縦断面図、第2
図は第1図の■−■線断面図、第3図は天井材および床
材を取り除いた状態を示す室内の透視図、第4図は同じ
く天井材および床材を張った状態を示す透視図である。
第1図および第2図に示すように、この建築物はコンク
リートスラブlで上下に区画された複数の階層からなり
、各階層に設けられた室は左右の外壁2と紙面に垂直な
方向に隣接する隣室との間を仕切る内壁3によって区画
されるとともに、その4隅には柱4が立設されている。
また、一方に外壁2の外側には通路5が張り出しており
、他方の外壁2の外側には手摺り6を有するバルコニー
7が張り出している。
第3図および第4図から明らかなように、各コンクリー
トスラブ1の上面には室の周囲を囲むように4本の大梁
8が形成されており、これら4本の大梁8の内側には、
該大梁8よりも僅かに高さの低い3本の小梁9が互いに
交差するように形成されている。各小梁9の上面には短
い束lOが所定間隔で配設されており、この束10の上
部に床材11が支持されている。そして、床材11と前
記コンクリートスラブ1の上面との間には各梁8゜9に
よって両底された直方体状の床下空間12が形成されて
いる。一方、コンクリートスラブ1の裏面は平坦に形成
されており、その平坦面に天井材13が直接張られてい
る。
次に、前述の構成を備えた本発明の第1実施例の作用に
ついて説明する。
床材11がコンクリートスラブ1の上面に形成した小梁
9に束LOを介して支持されているため、床材11に加
えられた振動や衝撃は床材11がら先ず束10に伝達さ
れ、この束10から小梁9を介して柱4に逃がされる。
したがって、従来の床構造のように床材の振動や衝撃が
直接コンクリートスラブに伝達されることがなくなり、
階下の受ける騒音は大幅に減少する。また、床材11の
梁8.9に支持されていない部分の振動によって発生し
た音波は、床下空間12において充分に減衰するため、
この音波がコンクリートスラブ1を介して階下に伝達さ
れることは殆どない。
床材11の下面に形成される床下空間12は各梁8,9
によって画成される大きな容積を有しており、各種の用
途に利用することができる。例えば、床材11に開閉可
能なハツチを設けることにより床下収納庫を形成するこ
とが可能である。またバスタブの下部を床下空間12に
埋め込むことによりその縁の高さを低くすることができ
、同様にして掘炬燵を設けることもできる。また従来コ
ンクリートスラブ1に埋設していたガス管や水道の配管
等を床下空間12にレイアウトすることにより、その配
管作業やメンテナンスを容易に行うことができる。更に
従来外壁2に取り付けていた換気や冷暖房設備を床下空
間■2に収納することによりダニやカビの発生を防止す
ることができる。
一方、天井材13が張られるコンクリートスラブlの裏
面は平坦に形成されているので、天井に梁が露出して外
観が損なわれることがない。
第5図は本発明の第2実施例を示すもので、前記第3図
に対応する室内の透視図である。
この実施例は、コンクリートスラブ1の上面に形成した
小梁9の上面に束10を介して床材11を支持する代わ
りに、小梁9の上部に平行に配設した多数本の根太14
を介して床材11を支持している。この実施例によれば
、床材11が中間部において根太14に支持されるので
、その強度を高めることがでる。しかして、この実施例
においても、床材11が梁8.9を介してコンクリート
スラブ1に支持されるので階下に対する遮音効果を高め
ることができるだけでなく、その床下空間12を有効に
利用することが可能となる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく種々の小設計変更を行
うことが可能である。
例えば、本庄構造は集合住宅だけでなく、オフィスビル
等の他の建築物にも適用可能である。また、梁8.9の
上面に床材11を配設する際、束IOと根太14の両者
を用いることが可能であり、このようにすれば階下に対
する遮音効果を一層向上させることが可能となる。
C1発明の効果 前述の本発明によれば、建築物を各階層に仕切るコンク
リートスラブの上面に梁を設けたことにより床材が前記
粱の上部に支持される。したがって、床材に加えられた
振動や衝撃は先ず梁に伝達され、この梁を介して柱に逃
がされるとともに、床材において発生した音は床下空間
において減衰した後にコンクリートスラブに伝達される
。これにより、階上の振動や騒音は前記粱や柱、あるい
は床下空間によって減衰し、階下に対する遮音効果が大
幅に向上する。また、従来天井空間として殆ど利用され
ていなかった空間を床下空間として様々な用途に有効に
活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示すもので、第
■図はその床構造を適用した集合住宅の縦断面図、第2
図は第1図の■−■線断面図、第3図は天井材および床
材を取り除いた状態を示す室内の透視図、第4図は同じ
く天井材および床材を張った状態を示す透視図、第5図
は本発明の第2実施例を示すもので、前記第4図に対応
する透視図、第6図は従来例を示す室内の透視図である
。 1・・・コンクリートスラブ、8・・・大梁(梁〉、9
・・・小梁(粱)、10・・・東、11・・・床材、■
2・・・床下空間、14・・・根太

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]建築物を各階層に仕切るコンクリートスラブ(1
    )の上面に梁(8、9)を設け、この梁(8、9)に床
    材(11)を支持することにより、前記コンクリートス
    ラブ(1)の上面と床材(11)間に床下空間(12)
    を形成することを特徴とする建築物の床構造。 [2]前記床材(11)を束(10)を介して梁(9)
    の上面に支持したことを特徴とする、請求項1記載の建
    築物の床構造。 [3]前記床材(11)を根太(14)を介して梁(9
    )の上面に支持したことを特徴とする、請求項1記載の
    建築物の床構造。
JP1179538A 1989-07-12 1989-07-12 建築物の床構造 Expired - Lifetime JPH0781356B2 (ja)

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JPH0343544A true JPH0343544A (ja) 1991-02-25
JPH0781356B2 JPH0781356B2 (ja) 1995-08-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001040811A (ja) * 1999-08-03 2001-02-13 Runesu Kenkyusho:Kk 建物における配管装置
JP2010100994A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Sekisui Chem Co Ltd 建物

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JPS5147513U (ja) * 1974-10-07 1976-04-08
JPS5748062A (en) * 1980-09-08 1982-03-19 Kajima Corp Soundproof floor construction
JPS58195661A (ja) * 1983-03-28 1983-11-14 鹿島建設株式会社 防音床構造

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