JPH05340081A - キッチンの床下収納庫 - Google Patents
キッチンの床下収納庫Info
- Publication number
- JPH05340081A JPH05340081A JP4153696A JP15369692A JPH05340081A JP H05340081 A JPH05340081 A JP H05340081A JP 4153696 A JP4153696 A JP 4153696A JP 15369692 A JP15369692 A JP 15369692A JP H05340081 A JPH05340081 A JP H05340081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kitchen
- underfloor storage
- underfloor
- doors
- articles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キッチンの床下収納庫の上面を覆う扉がキッ
チンの床面に露出しないようにして、前記床面の有効利
用と美観の向上を図る。 【構成】 キッチン１３の床下収納空間１０に床下収納
庫２６，２８を設け、その上部に設置したキッチンユニ
ット２２の前面に外開き可能に設けた扉３０〜３３の内
面に棚３４，３５を形成する。棚３４，３５に物品を支
持することによりキッチンユニット２２の内部空間が物
品の収納に有効利用され、かつ扉３０〜３３を開くこと
により開放されたキッチンユニット２２の内部空間を通
して床下収納庫２６，２８の物品を出し入れすることが
できる。
チンの床面に露出しないようにして、前記床面の有効利
用と美観の向上を図る。 【構成】 キッチン１３の床下収納空間１０に床下収納
庫２６，２８を設け、その上部に設置したキッチンユニ
ット２２の前面に外開き可能に設けた扉３０〜３３の内
面に棚３４，３５を形成する。棚３４，３５に物品を支
持することによりキッチンユニット２２の内部空間が物
品の収納に有効利用され、かつ扉３０〜３３を開くこと
により開放されたキッチンユニット２２の内部空間を通
して床下収納庫２６，２８の物品を出し入れすることが
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂逆梁構造の集合住
宅や戸建て住宅の一階部分に形成される床下収納空間を
利用したキッチンの床下収納庫に関するものである。
宅や戸建て住宅の一階部分に形成される床下収納空間を
利用したキッチンの床下収納庫に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、保存食品や調理器具等を収納すべ
く、キッチンの床下収納空間を利用して設けられた床下
収納庫は周知である。
く、キッチンの床下収納空間を利用して設けられた床下
収納庫は周知である。
【０００３】かかる床下収納庫は、キッチンの床に設け
た扉を開いて物品を出し入れするようになっている。
た扉を開いて物品を出し入れするようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キッチ
ンの床に床下収納庫の扉を設けると、その部分にテーブ
ルを置いたりカーペットを敷くことができなくなるばか
りか、その扉によって床の美観が損ねられる問題があ
る。
ンの床に床下収納庫の扉を設けると、その部分にテーブ
ルを置いたりカーペットを敷くことができなくなるばか
りか、その扉によって床の美観が損ねられる問題があ
る。
【０００５】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、床に扉を設けることなく物品の出し入れが可能なキ
ッチンの床下収納庫を提供することを目的とする。
で、床に扉を設けることなく物品の出し入れが可能なキ
ッチンの床下収納庫を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のキッチンの床下収納庫は、キッチンの床下
収納空間に床下収納庫を設け、その床下収納庫の上部に
調理台、シンク台、レンジ台等を備えたキッチンユニッ
トを設置し、そのキッチンユニットの前面を開閉する外
開き可能な扉の内面に棚を形成したことを特徴とする。
に、本発明のキッチンの床下収納庫は、キッチンの床下
収納空間に床下収納庫を設け、その床下収納庫の上部に
調理台、シンク台、レンジ台等を備えたキッチンユニッ
トを設置し、そのキッチンユニットの前面を開閉する外
開き可能な扉の内面に棚を形成したことを特徴とする。
【０００７】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【０００８】図１〜図４は本発明の一実施例を示すもの
で、図１は集合住宅の一部の横断面図、図２は図１の２
−２線断面図、図３は図２の３−３線拡大断面図、図４
は図２の４方向拡大矢視図である。
で、図１は集合住宅の一部の横断面図、図２は図１の２
−２線断面図、図３は図２の３−３線拡大断面図、図４
は図２の４方向拡大矢視図である。
【０００９】図１及び図２に示すように、集合住宅の躯
体Ｓは、建物を複数の階層に区画するコンクリートスラ
ブよりなる水平躯体部分ＳH と、該水平躯体部分ＳH を
結合する鉛直躯体部分ＳV とよりなる。集合住宅の天井
部分、あるいは床部分となる前記水平躯体部分ＳH は、
上向きに突出する大，小逆梁１，２を有する逆梁構造に
構成される。すなわち水平躯体部分ＳH の上面には、専
有住宅部分を囲むように四角形状の逆大梁１が上向きに
形成され、該逆大梁１の内側には複数の逆小梁２が互い
に交差するように形成され、該逆小梁２は、前記逆大梁
１よりも高さが僅かに低く形成される。
体Ｓは、建物を複数の階層に区画するコンクリートスラ
ブよりなる水平躯体部分ＳH と、該水平躯体部分ＳH を
結合する鉛直躯体部分ＳV とよりなる。集合住宅の天井
部分、あるいは床部分となる前記水平躯体部分ＳH は、
上向きに突出する大，小逆梁１，２を有する逆梁構造に
構成される。すなわち水平躯体部分ＳH の上面には、専
有住宅部分を囲むように四角形状の逆大梁１が上向きに
形成され、該逆大梁１の内側には複数の逆小梁２が互い
に交差するように形成され、該逆小梁２は、前記逆大梁
１よりも高さが僅かに低く形成される。
【００１０】各専有住宅部分は、鉛直躯体部分ＳV を構
成する柱３、外壁４及び内壁５によって画成され、一方
の外壁４の外側には通路６が張出されるとともに、他方
の外壁４の外側にはバルコニー７が張出される。
成する柱３、外壁４及び内壁５によって画成され、一方
の外壁４の外側には通路６が張出されるとともに、他方
の外壁４の外側にはバルコニー７が張出される。
【００１１】水平躯体部分ＳH の大，小逆梁１，２上に
は多数の束８を介して床材９が敷設される。そして床材
９下には、該床材９と水平躯体部分ＳH とで囲まれる床
下収納空間１０が画成される。また水平躯体部分ＳH の
下面には天井材１１が張設される。
は多数の束８を介して床材９が敷設される。そして床材
９下には、該床材９と水平躯体部分ＳH とで囲まれる床
下収納空間１０が画成される。また水平躯体部分ＳH の
下面には天井材１１が張設される。
【００１２】前記専有住宅部分には、寝室１２、キッチ
ン１３、トイレット１４、洗面所１５、クローゼット１
６、脱衣室１７、浴室１８等が画成される。
ン１３、トイレット１４、洗面所１５、クローゼット１
６、脱衣室１７、浴室１８等が画成される。
【００１３】図３及び図４を併せて参照すると明らかな
ように、キッチン１３の仕切り壁２１に沿って設置され
るキッチンユニット２２は、一体に形成された調理台２
３、シンク台２４及びレンジ台２５を備える。床下収納
空間１０には、前記キッチンユニット２２の下方に位置
するように上面が開放したボックスよりなる第１の床下
収納庫２６と、２枚の扉２７を有する冷凍庫よりなる第
２の床下収納庫２８とが設けられ、その床下収納庫２
６，２８の上面は床材９に形成した開口２９を介してキ
ッチンユニット２２の内部に露出する。
ように、キッチン１３の仕切り壁２１に沿って設置され
るキッチンユニット２２は、一体に形成された調理台２
３、シンク台２４及びレンジ台２５を備える。床下収納
空間１０には、前記キッチンユニット２２の下方に位置
するように上面が開放したボックスよりなる第１の床下
収納庫２６と、２枚の扉２７を有する冷凍庫よりなる第
２の床下収納庫２８とが設けられ、その床下収納庫２
６，２８の上面は床材９に形成した開口２９を介してキ
ッチンユニット２２の内部に露出する。
【００１４】調理台２３及びシンク台２４の前面には４
枚の観音開き式の扉３０，３１，３２，３３が設けら
れ、外側の２枚の扉３０，３３の内面には種々の容器や
調理器具を支持し得る扇状の棚３４が上下３段に設けら
れるとともに、内側の２枚の扉３１，３２の内面には缶
詰や壜詰等を支持し得る矩形状の棚３５が上下３段に設
けられる。
枚の観音開き式の扉３０，３１，３２，３３が設けら
れ、外側の２枚の扉３０，３３の内面には種々の容器や
調理器具を支持し得る扇状の棚３４が上下３段に設けら
れるとともに、内側の２枚の扉３１，３２の内面には缶
詰や壜詰等を支持し得る矩形状の棚３５が上下３段に設
けられる。
【００１５】而して、キッチンユニット２２の４枚の扉
３０〜３３に設けた棚３４，３５に種々の物品を支持す
ることにより、そのキッチンユニット２２の内部空間を
物品の収納に有効利用することができる。しかも、前記
扉３０〜３３を開くとキッチンユニット２２の内部空間
が開放されるので、例えば左側の２枚の扉３０，３１を
開いて第１の床下収納庫２６に物品を出し入れすること
ができ、また右側の２枚の扉３２，３３を開いて第２の
床下収納庫２８に物品を出し入れすることができる。
３０〜３３に設けた棚３４，３５に種々の物品を支持す
ることにより、そのキッチンユニット２２の内部空間を
物品の収納に有効利用することができる。しかも、前記
扉３０〜３３を開くとキッチンユニット２２の内部空間
が開放されるので、例えば左側の２枚の扉３０，３１を
開いて第１の床下収納庫２６に物品を出し入れすること
ができ、また右側の２枚の扉３２，３３を開いて第２の
床下収納庫２８に物品を出し入れすることができる。
【００１６】このように床下収納庫２６，２８の上面を
キッチンユニット２２の内部に露出させたことにより、
第１の床下収納庫２６については扉が不要になり、また
第２の床下収納庫２８については扉２７がキッチン１３
の室内に露出しなくなる。これにより、床下収納庫の扉
によって床材９の美観が損ねられることが無くなるだけ
でなく、床材９上の任意の位置にテーブル置いたりカー
ペットを敷くことが可能となる。
キッチンユニット２２の内部に露出させたことにより、
第１の床下収納庫２６については扉が不要になり、また
第２の床下収納庫２８については扉２７がキッチン１３
の室内に露出しなくなる。これにより、床下収納庫の扉
によって床材９の美観が損ねられることが無くなるだけ
でなく、床材９上の任意の位置にテーブル置いたりカー
ペットを敷くことが可能となる。
【００１７】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の小設計
変更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の小設計
変更を行うことが可能である。
【００１８】例えば、実施例では集合住宅を例示した
が、本発明は戸建て住宅に対しても適用することが可能
である。また、実施例ではキッチンユニット２２の調理
台２３とシンク台２４の下方に床下収納庫２６，２８を
設けているが、レンジ台２５の下方に床下収納庫を設け
ることも可能である。
が、本発明は戸建て住宅に対しても適用することが可能
である。また、実施例ではキッチンユニット２２の調理
台２３とシンク台２４の下方に床下収納庫２６，２８を
設けているが、レンジ台２５の下方に床下収納庫を設け
ることも可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キッチン
の床下収納空間に床下収納庫を設け、その上部に設置し
たキッチンユニットの前面を開閉する外開き可能な扉の
内面に棚を形成したので、扉に設けた棚に物品を支持す
ることによりキッチンユニットの内部空間を有効利用し
ながら、その扉を開くことによりキッチンユニットの内
部空間を通して床下収納庫に物品を出し入れすることが
できる。しかも、床下収納庫の上面を覆う扉が不要にな
り、あるいはその扉が外部に露出しなくなるため、床下
収納庫の扉がキッチンの床に露出することによって生じ
る種々の不都合を回避することができる。
の床下収納空間に床下収納庫を設け、その上部に設置し
たキッチンユニットの前面を開閉する外開き可能な扉の
内面に棚を形成したので、扉に設けた棚に物品を支持す
ることによりキッチンユニットの内部空間を有効利用し
ながら、その扉を開くことによりキッチンユニットの内
部空間を通して床下収納庫に物品を出し入れすることが
できる。しかも、床下収納庫の上面を覆う扉が不要にな
り、あるいはその扉が外部に露出しなくなるため、床下
収納庫の扉がキッチンの床に露出することによって生じ
る種々の不都合を回避することができる。
【図１】集合住宅の一部の横断面図
【図２】図１の２−２線横断面図
【図３】図２の３−３線拡大断面図
【図４】図２の４方向拡大矢視図
１０ 床下収納空間 １３ キッチン ２２ キッチンユニット ２３ 調理台 ２４ シンク台 ２５ レンジ台 ２６，２８ 床下収納庫 ３０〜３３ 扉 ３４，３５ 棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 正文 大分県大分市明野東２丁目１番１の12 (72)発明者 生野 隆 大分県大分郡庄内町大字大龍1782−５
Claims (1)
- 【請求項１】 キッチン（１３）の床下収納空間（１
０）に床下収納庫（２６，２８）を設け、その床下収納
庫（２６，２８）の上部に調理台（２３）、シンク台
（２４）、レンジ台（２５）等を備えたキッチンユニッ
ト（２２）を設置し、そのキッチンユニット（２２）の
前面を開閉する外開き可能な扉（３０〜３３）の内面に
棚（３４，３５）を形成したことを特徴とする、キッチ
ンの床下収納庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153696A JPH05340081A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | キッチンの床下収納庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153696A JPH05340081A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | キッチンの床下収納庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05340081A true JPH05340081A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15568133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4153696A Pending JPH05340081A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | キッチンの床下収納庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05340081A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010259474A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Noritz Corp | 扉付きキャビネット |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4153696A patent/JPH05340081A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010259474A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Noritz Corp | 扉付きキャビネット |
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