JPH06259723A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

Info

Publication number
JPH06259723A
JPH06259723A JP4892493A JP4892493A JPH06259723A JP H06259723 A JPH06259723 A JP H06259723A JP 4892493 A JP4892493 A JP 4892493A JP 4892493 A JP4892493 A JP 4892493A JP H06259723 A JPH06259723 A JP H06259723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
head
recording
reproducing
erasing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4892493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Hisada
幸博 久田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4892493A priority Critical patent/JPH06259723A/ja
Publication of JPH06259723A publication Critical patent/JPH06259723A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 先行消去型磁気ヘッドにおいて、それぞれの
ヘッドのI字型コアのエッジ部から流入するノイズを防
止する。 【構成】 磁気ギャップ17を有する記録再生用のヘッ
ド15と、磁気ギャップ23を有する消去用のヘッド2
1と、記録再生用のヘッド15と消去用のヘッド21と
を磁気的に分離するセラミック27とを備え、記録再生
用のヘッド15のI字型コア18の端面と消去用のヘッ
ド21のI字型コア24の端面が向かい合うようにして
セラミック27を介してそれぞれのヘッドを接合すると
共に、それぞれのヘッドのI字型コア18,24の磁気
ギャップ17,23と反対側の端面と磁気記録媒体摺接
面とが交わってできるエッジ部20,26を記録再生用
の磁気ギャップ17,23に対して斜めにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレキシブルディスク装
置に用いられる磁気ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フレキシブルディスク装置は、小
型化が進み磁気記録媒体として3.5インチが主流とな
っている。又、記録密度が向上し1MB,2MB,4M
Bと記憶容量が増大してきている。1MBあるいは2M
B用の磁気ヘッドはトンネルイレ−ス型であり、4MB
用の磁気ヘッドでは先行消去型となってきている。
【0003】以下従来の先行消去型磁気ヘッドについて
図面を参照しながら説明する。図3は従来の磁気ヘッド
の斜視図、そして図4は従来の磁気ヘッドのギャップ部
の部分拡大図であり、これは図3のギャップ部を拡大し
たものである。図3、図4において、1は消去用のヘッ
ドであって、消去用の巻線を施す巻線コア2、磁気ギャ
ップ3、I字型コア4を備えている。6は非磁性体であ
るところのガラスである。7は記録再生用のヘッドであ
って、記録再生用の巻線を施す巻線コア8、磁気ギャッ
プ9、I字型コア10を備えている。12は非磁性体で
あるところのガラスである。13は消去用のヘッド1と
記録再生用のヘッド7が磁気的に短絡しないように設け
た非磁性体のセラミック、14は消去用のヘッド1と記
録再生用のヘッド7を挟持する非磁性体のスライダ−で
ある。
【0004】以上のように構成された磁気ヘッドの動作
について説明する。回転している磁気記録媒体と磁気ヘ
ッドを接触させた状態で消去用のヘッド1の巻線コア2
に消去電流を流すことによって磁気ギャップ3に消去磁
界を発生させる。この消去磁界で磁気記録媒体に記録し
ている信号を消去する。次に記録について説明する。回
転している磁気記録媒体と磁気ヘッドを接触させた状態
で、記録再生用のヘッド7の巻線コア8に信号電流を流
すことによって磁気ギャップ9の近傍に信号電流に比例
した磁界を発生させて、磁気記録媒体の磁性層を磁化さ
せて磁気記録する。
【0005】次に再生について説明する。回転している
磁気記録媒体と磁気ヘッドを接触さると、磁気記録媒体
の磁性層に記録された信号の磁束が記録再生用のヘッド
7の磁気ギャップ9に入り、この磁束が記録再生用のヘ
ッド7の巻線と鎖交し電磁誘導作用によって電圧が誘起
するのでこれを出力電圧として取り出す。このようにし
て磁気記録媒体に記録された信号を電気的に再生させる
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成で
は、それぞれのヘッドのI字型コア4,10の磁気ギャ
ップ3,9と反対側の端面5,11と磁気記録媒体摺接
面とが交わってできたエッジ部が磁気ギャップと平行で
あるので、再生時に磁気記録媒体の磁束がエッジ部から
入り、この磁束が疑似電圧となりノイズとなってS/N
が悪くなるという問題点を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気ヘッドは、それぞれのヘッドのI字型コ
アの磁気ギャップと反対側の端面と、磁気記録媒体摺接
面とが交わってできるエッジ部を記録再生用の磁気ギャ
ップに対して斜めにした構成を有している。
【0008】
【作用】この構成によって、磁気記録媒体の信号を再生
する際、それぞれのヘッドのI字型コアの磁気ギャップ
と反対側の端面と磁気記録媒体摺接面とが交わってでき
たエッジ部に流入する磁束を減少させることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における磁
気ヘッドの斜視図であり、このタイプは先行消去型磁気
ヘッドである。図2は本発明の一実施例における磁気ヘ
ッドのギャップ部の部分拡大図であり、これは図1のギ
ャップ部を拡大したものである。図1、図2において、
15は記録再生用のヘッドであって、記録再生用の巻線
を施す巻線コア16、磁気ギャップ17、I字型コア1
8を備えている。19は非磁性体であるところのガラス
である。I字型コア18の磁気ギャップ17と反対側の
端面が磁気ギャップ17に対して斜めにあり、20はこ
の端面と磁気記録媒体摺接面とが交わってできたエッジ
部である。
【0010】21は消去用のヘッドであって、消去用の
巻線を施す巻線コア22、磁気ギャップ23、I字型コ
ア24を備えている。25は非磁性体であるところのガ
ラスである。I字型コア24の磁気ギャップ23と反対
側の端面が磁気ギャップ23に対して斜めにあり、26
はこの端面と磁気記録媒体摺接面とが交わってできたエ
ッジ部である。27は対向するI字型コア18とI字型
コア24とが磁気的に短絡しないように設けた非磁性体
のセラミック、28は記録再生用のヘッド15と消去用
のヘッド21を挟持する非磁性体のスライダ−である。
【0011】以上のように構成された磁気ヘッドは、磁
気記録媒体の信号を再生する際、記録再生用のヘッド1
5と消去用のヘッド21のそれぞれの側のI字型コア1
8,24の磁気ギャップ17,23と反対側のエッジ部
20,26を斜めにしているので、信号磁界のアジマス
とそれぞれのI字型コア18,24のエッジ部20,2
6とのアジマスが異なるので、それぞれのI字型コア1
8,24のエッジ部20、26に流入する磁束が減少す
る。
【0012】尚、本実施例ではI字型コア18,24の
磁気ギャップ17,23と反対側のエッジ部20,26
と、I字型コア18,24の磁気ギャップ17,23と
反対側の端面とを磁気ギャップ17,23に対して共に
斜めにしたが、I字型コア18,24の磁気ギャップ1
7,23と反対側の端面を磁気ギャップ17,23に対
して平行にし、I字型コア18,24の磁気ギャップ1
7,23と反対側の端面と磁気記録媒体摺接面とが交わ
ってできたエッジ部20,26が磁気ギャップ17,2
3に対して斜めであれば同じ効果が得られる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、記録再生用の磁
気ギャップに対してそれぞれのヘッドのI字型コアの磁
気ギャップと反対側の端面と磁気記録媒体摺接面とが交
わってできたエッジ部を斜めにしているので、磁気記録
媒体の信号を再生する際、エッジ部に流入する磁束が減
少し、疑似電圧の発生するノイズを低減させることがで
きS/Nを向上させた優れた磁気ヘッドを実現するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における磁気ヘッドの斜視図
【図2】本発明の一実施例における磁気ヘッドのギャッ
プ部の部分拡大図
【図3】従来の磁気ヘッドの斜視図
【図4】従来の磁気ヘッドのギャップ部の部分拡大図
【符号の説明】
15 記録再生用のヘッド 16 巻線コア 17 磁気ギャップ 18 I字型コア 19 ガラス 20 エッジ部 21 消去用のヘッド 22 巻線コア 23 磁気ギャップ 24 I字型コア 25 ガラス 26 エッジ部 27 セラミック 28 スライダ−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】I字型コアと巻線コアとの間に磁気ギャッ
    プを有する記録再生ヘッドと、I字型コアと巻線コアと
    の間に磁気ギャップを有する消去ヘッドを備え、それぞ
    れのヘッドのI字型コアの端面が向かい合うようにして
    非磁性体を介してそれぞれのヘッドを接合した磁気ヘッ
    ドであって、それぞれのヘッドのI字型コアの磁気ギャ
    ップと反対側の端面と磁気記録媒体摺接面とが交わって
    できるエッジ部を記録再生用の磁気ギャップに対して斜
    めにしたことを特徴とする磁気ヘッド。
JP4892493A 1993-03-10 1993-03-10 磁気ヘッド Pending JPH06259723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4892493A JPH06259723A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4892493A JPH06259723A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06259723A true JPH06259723A (ja) 1994-09-16

Family

ID=12816809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4892493A Pending JPH06259723A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 磁気ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06259723A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2635550B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH022207B2 (ja)
JPH06259723A (ja) 磁気ヘッド
JPH0327963B2 (ja)
JPS6331852B2 (ja)
JPS5835713A (ja) 垂直磁化記録用磁気ヘツド
JPH07129921A (ja) 磁気ヘッド
JPH0191313A (ja) 磁気ヘッド
JPH06318309A (ja) 磁気ヘッド
JPS61172206A (ja) 垂直磁気記録ヘツド
JPH06195632A (ja) 磁気ヘッド
JPS5885913A (ja) 垂直磁化記録ヘツド
JPS61168117A (ja) 磁気ヘツド
JPS61206912A (ja) 永久磁石消去ヘツド
JPS6367250B2 (ja)
JPH04307407A (ja) 磁気ヘッド
JPS61255512A (ja) 複合型磁気ヘツド
JPH05174350A (ja) 浮動型磁気ヘッド
JPS6139907A (ja) 磁気ヘツド
JPH0246511A (ja) 磁気ヘッド
JPS6226614A (ja) 磁気ヘツド
JPH04248105A (ja) 磁気ヘッド
JPS5919215A (ja) 磁気ヘツド
JPS62214506A (ja) 磁気ヘツド
JPH0459683B2 (ja)