JPS62214506A - 磁気ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気ヘッドと磁性媒体が接触するＶＴＲ，
フロッピーディスク等の記録再生装置に用いられる磁気
ヘッドに関するものである。

〔従来の技術〕

ＶＴＲやフロッピーディスクのような記録再生装置に用
いられている従来の磁気ヘッドは５周知のように磁性媒
体との摺動面に１例えばフェライト等の磁性材料の大部
分が露出する構造となっている。即ち、第１図は従来の
ＶＴＲ用磁気ヘッドを示す斜視図であり、ｆｉ＋、（２
）はフェライトブロック、（３］はこれらフェライトブ
ロックを接合するととも番こ、磁性媒体（図示せず）と
接するトラック幅を規制する溶着ガラス、（４）はコイ
ル穴、（５）はこのコイル穴を通して上記フェライトブ
ロック（１）。

（２）に巻回されたコイル、（６１はフェライトブロッ
クｆ１１．１２１間番こ形成された動作ギャップであり
、摺動面（７）を摺動する磁性媒体との間で信号をやり
とりする。

第７図の磁気ヘッドは次のように動作する。フィル（５
）に記録電流を流すことにより、フェライトブロックｉ
ｌｌ　、　＋２１に磁束が発生し、この磁束は磁気回路
によう動作ギャップ（６；の近傍に集中させられ。

動作ギャップ（６）によりヘッド上に磁束が漏れる。

この漏れ磁束により、ヘッド上の摺動面（７）を摺動す
る磁性媒体が上記記録電流に対応して磁化され。

記録される。再生時に１１．磁化された磁性媒体が動作
ギャップ（６）上を摺動する時、その磁束の一部が動作
ギャップ（６）からフェライトブロック（ｌ）、（２）
に流れ込み、コイル（５）と鎖交する。これ番こよりコ
イル（５０こ電圧が発生し、磁性媒体の磁化に対応した
電気信号を取り出Ｔ０ 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の磁気ヘッドは、上記のよう化磁性媒体との摺動面
の大部分を高磁性材料であるフェライトが覆っているた
め、再生時磁性媒体との摺動により摺動ノイズが発生し
、これが再生時におけるＳ／Ｎ比を悪化させるという問
題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、摺動ノイズを低減し得る磁気ヘッドを得ることを
目的とする。

〔問題を解決するための手段〕

この発明に係る磁気ヘッドＣ１，磁性媒体と接触する摺
動面に露出するフェライトなど摺動ノイズの大きい磁性
材料の面積を縮少し、それに代えて摺動ノイズの小さい
磁性材料あるいは非磁性材料からなる被覆材により摺動
面を覆うものとした。

ただしいうまでもなく、動作ギャップ近傍は記録再生特
性を劣化させないために、高磁性材料が露出していなけ
ればならない。

〔作　用〕

この発明における磁気ヘッドは１Ｍｉ性媒体との摺動面
の大部分を摺動ノイズの低い磁性材料あるいは非磁性材
料からなる被覆材で覆うものとしたから、磁性媒体とヘ
ッドとの動的な接触にょる逆磁歪効果その坤により生ず
る摺動ノイズの発生面積が非常に小さくなる。磁性媒体
のテンションやその他の条件が同じであれは１発生する
摺動ノイズは摺動する面積に大きく依存するのは明らか
であり、したがってこの発明による磁気ヘッドによれば
摺動ノイズを大きく低減することができる。

〔発明の実施例〕

第１図（１この発明の一実施例を示す斜視図であり、（
１）〜（７）は上記従来装置と同一のもの、（８）は動
作ギャップ（６）の近傍を除く摺動面（７）に設けられ
た。

摺動ノイズの小さい磁性材料または非磁性材料からなる
被覆材である。

この発明による磁気ヘッドによれは、磁性媒体とヘッド
が摺動する時の摺動ノイズの発生源となるのは、被覆材
（８）により覆われていない動作ギャップ（６）近傍部
分だけであり、従来装置に比べて摺動ノイズの発生する
面積を大幅に小さくできる。

動作ギャップ（６）近傍に摺動ノイズの発生する磁性材
料を残しているのは、もしこの部分まで被覆材（８）で
覆ってしまうと、実効的に空隙損失を増すこと番こなり
、ヘッドの記録再生特性を劣化させるからである。また
被覆材（８）はヘッドにおける磁気抵抗の点から薄（設
けることが望ましい。

？Ａ２ｅｄ、　　ｍ３［Ｅ、　　ｆｆ１ｊｌ’２＋−ｔ
／”ｎｎ［ＩＢｎ自ｂｎｌ肯例を示す平面図であり、上
記第１図の実施例では。

動作ギャップ（６）近傍の摺動面から見た磁性材料（１
）。

（２）の形状を平行四辺形としであるに対し、第２図は
その形状を曲線形状ｌこしたもの、第３図は三角形状に
したものであり、その形状）；摺動面に比し十分小さけ
ればどのような形状であっても同等の動作を期待できる
。また第４図は磁性媒体が摺動面全面に接触していない
場合の実施例であり、磁性媒体と接触しない両端部分に
は被覆材（８）を設けず、磁性材料（１１，ｔ２）を露
出させている。

第５図はこの発明の他の実施例を示す斜視図であり、溶
着ガラス（３）が非磁性体であることを利用して、溶看
ガラス（３）を被覆材（８）としても用いる場合を示し
ている。

第６図はこの発明の他の実施例を示す正面図であり、被
覆材（８）を動作ギャップ（６）（図示せず）に近ず（
にしたがって薄くすること番こより゛、磁束を動作ギャ
ップ（６）に集中しや丁（したものである。

また上記説明では、ＶＴＲ用フェライトヘッドを例示し
て述べたが、この発明はフロッピーディスフその他の記
録再生装置用フェライトヘッドにも同様に適用でき、さ
らにフェライト以外の材料。

例工はセンダスト、アモルファス磁性材料、パーマロイ
等の磁性材料であっても同様の効果を期待できる。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、動作ギャップ近傍以外
の摺動面を、摺動ノイズの発生しに（い。

または発生しない材料からなる被覆材により覆うものと
したから、摺動ノイズを大巾に低減でき。

しかもこの発明の実施によって記録再生特性が劣化する
心配のないＷｉ気ヘッドを得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第２図、第
３図、第４図はこの発明の他の実施例を示す平面図、第
５図はこの発明の他の実施例を示ツク、（３）は溶着ガ
ラス、（５）はコイル、（６）は動作ギャップ、（７）
は摺動面・（８）は被覆材である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁性媒体との摺動面に動作ギャップを有する一対
   の磁性材料ブロックと、これら各磁性材料ブロックに巻
   回されたコイルとからなる磁気ヘッドにおいて、上記動
   作ギャップ近傍を除く上記磁性媒体との摺動面に摺動ノ
   イズの小さい磁性材料からなる被覆材を設けたことを特
   徴とする磁気ヘッド。
2. （２）被覆材が非磁性材料であることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の磁気ヘッド。
3. （３）被覆材が各磁性材料ブロックを接合する溶着ガラ
   スと同一であることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   または第２項記載の磁気ヘッド。
4. （４）被覆材が動作ギャップに近ずくにしたがって薄く
   なっていることを特徴とする特許請求の範囲第１項ない
   し第３項のいずれかに記載の磁気ヘッド。