JPH06318309A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH06318309A JPH06318309A JP31949993A JP31949993A JPH06318309A JP H06318309 A JPH06318309 A JP H06318309A JP 31949993 A JP31949993 A JP 31949993A JP 31949993 A JP31949993 A JP 31949993A JP H06318309 A JPH06318309 A JP H06318309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- shaped core
- core
- head
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 先行消去型磁気ヘッドにおいて、記録再生用
の磁気ギャップと平行なそれぞれのヘッドのＩ字形コア
の端面から流入するノイズを防止する。 【構成】 磁気ギャップ１７を有する消去用のヘッド１
５と、磁気ギャップ２２を有する記録再生用のヘッド２
０と、消去用のヘッド１５と記録再生用のヘッド２０と
を磁気的に分離するセラミック２５とを備え、消去用の
ヘッド１５のＩ型コア１８の端面と記録再生用のヘッド
２０のＩ型コア２３の端面が向かい合うようにしてセラ
ミック２５を介してそれぞれのヘッドを接合すると共
に、それぞれのＩ型コア１８，２３の磁気ギャップ１
７，２２と反対側の端面の媒体対向面側にテーパー２
７，２８もしくは曲面部２９，３０を設けた。 【効果】 Ｉ型コア１８，２３から流入する磁束が減少
し、発生するノイズが低減できる。
の磁気ギャップと平行なそれぞれのヘッドのＩ字形コア
の端面から流入するノイズを防止する。 【構成】 磁気ギャップ１７を有する消去用のヘッド１
５と、磁気ギャップ２２を有する記録再生用のヘッド２
０と、消去用のヘッド１５と記録再生用のヘッド２０と
を磁気的に分離するセラミック２５とを備え、消去用の
ヘッド１５のＩ型コア１８の端面と記録再生用のヘッド
２０のＩ型コア２３の端面が向かい合うようにしてセラ
ミック２５を介してそれぞれのヘッドを接合すると共
に、それぞれのＩ型コア１８，２３の磁気ギャップ１
７，２２と反対側の端面の媒体対向面側にテーパー２
７，２８もしくは曲面部２９，３０を設けた。 【効果】 Ｉ型コア１８，２３から流入する磁束が減少
し、発生するノイズが低減できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はフレキシブルディスク装
置に用いられる磁気ヘッドに関するものである。
置に用いられる磁気ヘッドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、フレキシブルディスク装置は、小
型化が進み磁気記録媒体として３．５インチが主流とな
っている。又、記録密度が向上し１ＭＢ，２ＭＢ，４Ｍ
Ｂと記憶容量が増大してきている。１ＭＢあるいは２Ｍ
Ｂ用の磁気ヘッドはトンネルイレース型であり、４ＭＢ
用の磁気ヘッドでは先行消去型となってきている。
型化が進み磁気記録媒体として３．５インチが主流とな
っている。又、記録密度が向上し１ＭＢ，２ＭＢ，４Ｍ
Ｂと記憶容量が増大してきている。１ＭＢあるいは２Ｍ
Ｂ用の磁気ヘッドはトンネルイレース型であり、４ＭＢ
用の磁気ヘッドでは先行消去型となってきている。
【０００３】以下従来の先行消去型磁気ヘッドについて
図を参照しながら説明する。図４は従来の磁気ヘッドの
斜視図、そして図５は従来の磁気ヘッドのギャップ部の
部分拡大図であり、これは図４のギャップ部を拡大した
ものである。図４、図５において、１は消去用のヘッド
であって、消去用の巻線を施すＣ型コア２、磁気ギャッ
プ３、Ｉ型コア４を備えている。６は非磁性体であると
ころのガラスである。７は記録再生用のヘッドであっ
て、記録再生用の巻線を施すＣ型コア８、磁気ギャップ
９、Ｉ型コア１０を備えている。１２は非磁性体である
ところのガラスである。１３は消去用のヘッド１と記録
再生用のヘッド７が磁気的に短絡しないように設けた非
磁性体のセラミック、１４は消去用のヘッド１と記録再
生用のヘッド７を挟持する非磁性体のスライダーであ
る。
図を参照しながら説明する。図４は従来の磁気ヘッドの
斜視図、そして図５は従来の磁気ヘッドのギャップ部の
部分拡大図であり、これは図４のギャップ部を拡大した
ものである。図４、図５において、１は消去用のヘッド
であって、消去用の巻線を施すＣ型コア２、磁気ギャッ
プ３、Ｉ型コア４を備えている。６は非磁性体であると
ころのガラスである。７は記録再生用のヘッドであっ
て、記録再生用の巻線を施すＣ型コア８、磁気ギャップ
９、Ｉ型コア１０を備えている。１２は非磁性体である
ところのガラスである。１３は消去用のヘッド１と記録
再生用のヘッド７が磁気的に短絡しないように設けた非
磁性体のセラミック、１４は消去用のヘッド１と記録再
生用のヘッド７を挟持する非磁性体のスライダーであ
る。
【０００４】以上のように構成された磁気ヘッドの動作
について説明する。回転している磁気記録媒体と磁気ヘ
ッドを接触させた状態で消去用のヘッド１のＣ型コア２
に消去電流を流すことによって磁気ギャップ３に消去磁
界を発生させる。この消去磁界で磁気記録媒体に記録し
ている信号を消去する。次に記録について説明する。回
転している磁気記録媒体と磁気ヘッドを接触させた状態
で、記録再生用のヘッド７のＣ型コア８に信号電流を流
すことによって磁気ギャップ９の近傍に信号電流に比例
した磁界を発生させて、磁気記録媒体の磁性層を磁化さ
せて磁気記録する。
について説明する。回転している磁気記録媒体と磁気ヘ
ッドを接触させた状態で消去用のヘッド１のＣ型コア２
に消去電流を流すことによって磁気ギャップ３に消去磁
界を発生させる。この消去磁界で磁気記録媒体に記録し
ている信号を消去する。次に記録について説明する。回
転している磁気記録媒体と磁気ヘッドを接触させた状態
で、記録再生用のヘッド７のＣ型コア８に信号電流を流
すことによって磁気ギャップ９の近傍に信号電流に比例
した磁界を発生させて、磁気記録媒体の磁性層を磁化さ
せて磁気記録する。
【０００５】次に再生について説明する。回転している
磁気記録媒体と磁気ヘッドを接触させると、磁気記録媒
体の磁性層に記録された信号の磁束が記録再生用のヘッ
ド７の磁気ギャップ９に入り、この磁束が記録再生用の
ヘッド７の巻線と鎖交し電磁誘導作用によって電圧が誘
起するのでこれを出力電圧として取り出す。このように
して磁気記録媒体に記録された信号を電気的に再生させ
ることができる。
磁気記録媒体と磁気ヘッドを接触させると、磁気記録媒
体の磁性層に記録された信号の磁束が記録再生用のヘッ
ド７の磁気ギャップ９に入り、この磁束が記録再生用の
ヘッド７の巻線と鎖交し電磁誘導作用によって電圧が誘
起するのでこれを出力電圧として取り出す。このように
して磁気記録媒体に記録された信号を電気的に再生させ
ることができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成で
は、それぞれのヘッドのＩ型コア４，１０の磁気ギャッ
プ３，９と反対側の端面５，１１と磁気記録媒体対向面
とが交わってできたエッジ部を有するので、再生時に磁
気記録媒体の磁束がエッジ部から入り、この磁束が疑似
電圧となりノイズとなってＳ／Ｎが悪くなるという問題
点を有していた。
は、それぞれのヘッドのＩ型コア４，１０の磁気ギャッ
プ３，９と反対側の端面５，１１と磁気記録媒体対向面
とが交わってできたエッジ部を有するので、再生時に磁
気記録媒体の磁束がエッジ部から入り、この磁束が疑似
電圧となりノイズとなってＳ／Ｎが悪くなるという問題
点を有していた。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気ヘッドは、Ｉ型コアにおける他方のＩ型
コアとの対向面が媒体対向面に行くに従って他方のＩ型
コアから離れて行くようにＩ型コアの媒体対向面側で、
しかも他方のＩ型コア側の部分にテーパーもしくは曲面
部を設けた構成を有している。
に本発明の磁気ヘッドは、Ｉ型コアにおける他方のＩ型
コアとの対向面が媒体対向面に行くに従って他方のＩ型
コアから離れて行くようにＩ型コアの媒体対向面側で、
しかも他方のＩ型コア側の部分にテーパーもしくは曲面
部を設けた構成を有している。
【０００８】
【作用】この構成によって、磁気記録媒体の信号を再生
する際、それぞれのヘッドのＩ型コアに流入する疑似信
号を減少させることができる。
する際、それぞれのヘッドのＩ型コアに流入する疑似信
号を減少させることができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図１は本発明の一実施例における磁
気ヘッドの斜視図であり、このタイプは先行消去型磁気
ヘッドである。図２は本発明の一実施例における磁気ヘ
ッドのギャップ部の部分拡大図であり、これは図１のギ
ャップ部を拡大したものである。図１、図２において、
１５は消去用のヘッドであって、消去用の巻線を施すＣ
型コア１６、磁気ギャップ１７、Ｉ型コア１８を備えて
いる。１９は磁気ギャップ１７とＩ型コア１８との周囲
を覆う非磁性体であるところのガラスである。２０は記
録再生用のヘッドであって、記録再生用の巻線を施すＣ
型コア２１、磁気ギャップ２２、Ｉ型コア２３を備えて
いる。２４は磁気ギャップ２２とＩ型コア２３との周囲
を覆う非磁性体であるところのガラスである。２５は対
向するＩ型コア１８とＩ型コア２３とが磁気的に短絡し
ないように設けた非磁性体のセラミック、２６は消去用
のヘッド１５と記録再生用のヘッド２０を挟持する非磁
性体のスライダーである。
しながら説明する。図１は本発明の一実施例における磁
気ヘッドの斜視図であり、このタイプは先行消去型磁気
ヘッドである。図２は本発明の一実施例における磁気ヘ
ッドのギャップ部の部分拡大図であり、これは図１のギ
ャップ部を拡大したものである。図１、図２において、
１５は消去用のヘッドであって、消去用の巻線を施すＣ
型コア１６、磁気ギャップ１７、Ｉ型コア１８を備えて
いる。１９は磁気ギャップ１７とＩ型コア１８との周囲
を覆う非磁性体であるところのガラスである。２０は記
録再生用のヘッドであって、記録再生用の巻線を施すＣ
型コア２１、磁気ギャップ２２、Ｉ型コア２３を備えて
いる。２４は磁気ギャップ２２とＩ型コア２３との周囲
を覆う非磁性体であるところのガラスである。２５は対
向するＩ型コア１８とＩ型コア２３とが磁気的に短絡し
ないように設けた非磁性体のセラミック、２６は消去用
のヘッド１５と記録再生用のヘッド２０を挟持する非磁
性体のスライダーである。
【００１０】図３（ａ）は本発明の一実施例における磁
気ヘッドのギャップ部の部分拡大断面図であり、これは
図２のギャップ部の断面図である。図３（ａ）におい
て、１５は消去用のヘッドであり、１６はＣ型コア、１
７は磁気ギャップ、１８はＩ型コアである。２７は磁気
ギャップ１７と反対側の端面の媒体対向面側のテーパー
である。このテーパー２７とセラミック２５との間の窪
みにガラス１９を充填する。２０は記録再生用のヘッド
であり、２１はＣ型コア、２２は磁気ギャップ、２３は
Ｉ型コアである。２８は磁気ギャップ２２と反対側の端
面の媒体対向面側のテーパーである。このテーパー２８
とセラミック２５との間の窪みにガラス２４を充填す
る。
気ヘッドのギャップ部の部分拡大断面図であり、これは
図２のギャップ部の断面図である。図３（ａ）におい
て、１５は消去用のヘッドであり、１６はＣ型コア、１
７は磁気ギャップ、１８はＩ型コアである。２７は磁気
ギャップ１７と反対側の端面の媒体対向面側のテーパー
である。このテーパー２７とセラミック２５との間の窪
みにガラス１９を充填する。２０は記録再生用のヘッド
であり、２１はＣ型コア、２２は磁気ギャップ、２３は
Ｉ型コアである。２８は磁気ギャップ２２と反対側の端
面の媒体対向面側のテーパーである。このテーパー２８
とセラミック２５との間の窪みにガラス２４を充填す
る。
【００１１】このように構成した磁気ヘッドは、磁気記
録媒体の信号を再生させる際、磁気記録媒体に接触する
消去用のヘッド１５と記録再生用のヘッド２０のそれぞ
れの側のＩ型コア１８，２３の磁気ギャップ１７，２２
と反対側の端面の媒体対向面側にテーパー２７，２８を
設けたので、それぞれのヘッドのＩ型コア１８，２３に
流入する疑似信号が減少する。
録媒体の信号を再生させる際、磁気記録媒体に接触する
消去用のヘッド１５と記録再生用のヘッド２０のそれぞ
れの側のＩ型コア１８，２３の磁気ギャップ１７，２２
と反対側の端面の媒体対向面側にテーパー２７，２８を
設けたので、それぞれのヘッドのＩ型コア１８，２３に
流入する疑似信号が減少する。
【００１２】又、図３（ｂ）は本発明の他の実施例にお
ける磁気ヘッドのギャップ部の部分拡大断面図である。
図３（ｂ）に示すように、図３（ａ）におけるテーパー
２７，２８の代わりに曲面部２９，３０を設けても同様
の効果を得ることができる。
ける磁気ヘッドのギャップ部の部分拡大断面図である。
図３（ｂ）に示すように、図３（ａ）におけるテーパー
２７，２８の代わりに曲面部２９，３０を設けても同様
の効果を得ることができる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明は、それぞれのＩ型
コアの磁気ギャップと反対側の端面の媒体対向面側にテ
ーパーもしくは曲面部を設けたので、Ｉ型コアに流入す
る疑似信号が減少してノイズを低減させることができＳ
／Ｎを向上させた優れた磁気ヘッドを実現するものであ
る。
コアの磁気ギャップと反対側の端面の媒体対向面側にテ
ーパーもしくは曲面部を設けたので、Ｉ型コアに流入す
る疑似信号が減少してノイズを低減させることができＳ
／Ｎを向上させた優れた磁気ヘッドを実現するものであ
る。
【図１】本発明の一実施例における磁気ヘッドの斜視図
【図２】本発明の一実施例における磁気ヘッドのギャッ
プ部の部分拡大図
プ部の部分拡大図
【図３】（ａ）は本発明の一実施例における磁気ヘッド
のギャップ部の部分拡大断面図 （ｂ）は本発明の他の実施例における磁気ヘッドのギャ
ップ部の部分拡大断面図
のギャップ部の部分拡大断面図 （ｂ）は本発明の他の実施例における磁気ヘッドのギャ
ップ部の部分拡大断面図
【図４】従来の磁気ヘッドの斜視図
【図５】従来の磁気ヘッドのギャップ部の部分拡大図
１５ 消去用のヘッド １６ Ｃ型コア １７ 磁気ギャップ １８ Ｉ型コア １９ ガラス ２０ 記録再生用のヘッド ２１ Ｃ型コア ２２ 磁気ギャップ ２３ Ｉ型コア ２４ ガラス ２５ セラミック ２６ スライダー ２７ テーパー ２８ テーパー ２９ 曲面部 ３０ 曲面部
Claims (2)
- 【請求項１】Ｃ型コアとＩ型コアを磁気ギャップを介し
て接合した一対のコア構成体を備え、前記一対のコア構
成体を前記Ｉ型コア同志が対向するように非磁性物を介
して接合した磁気ヘッドであって、Ｉ型コアにおける他
方のＩ型コアとの対向面が媒体対向面に行くに従って前
記他方のＩ型コアから離れて行くように前記Ｉ型コアの
媒体対向面側でしかも前記他方のＩ型コア側の部分にテ
ーパーを設けたことを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項２】Ｃ型コアとＩ型コアを磁気ギャップを介し
て接合した一対のコア構成体を備え、前記一対のコア構
成体を前記Ｉ型コア同志が対向するように非磁性物を介
して接合した磁気ヘッドであって、Ｉ型コアにおける他
方のＩ型コアとの対向面が媒体対向面に行くに従って前
記他方のＩ型コアから離れて行くように前記Ｉ型コアの
媒体対向面側でしかも前記他方のＩ型コア側の部分に曲
面部を設けたことを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31949993A JPH06318309A (ja) | 1993-03-10 | 1993-12-20 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4892093 | 1993-03-10 | ||
| JP5-48920 | 1993-03-10 | ||
| JP31949993A JPH06318309A (ja) | 1993-03-10 | 1993-12-20 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06318309A true JPH06318309A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=26389268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31949993A Withdrawn JPH06318309A (ja) | 1993-03-10 | 1993-12-20 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06318309A (ja) |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP31949993A patent/JPH06318309A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040319 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |