JPH0624779A - ガラス板の折割機械 - Google Patents

ガラス板の折割機械

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JPH0624779A
JPH0624779A JP4097131A JP9713192A JPH0624779A JP H0624779 A JPH0624779 A JP H0624779A JP 4097131 A JP4097131 A JP 4097131A JP 9713192 A JP9713192 A JP 9713192A JP H0624779 A JPH0624779 A JP H0624779A
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Shigeru Bando
茂 坂東
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カッタ刃により押圧されるガラス板の部位を
支持し得る支持面を広くしてカッタ刃と支持面との相対
的な位置決め精度を高くせずに確実にガラス板を支持し
得る上に、安定にガラス板を支持できるガラス板の折割
機械の提供。 【構成】 ガラス板2が載置される可撓性の無端ベルト
3の内面側にガラス板受け装置4を配置し、無端ベルト
3の上方に押し割り装置6を配置する。無端ベルト3に
載置されたガラス板2に対する押し割り装置6による押
し割りにおいて、移動装置5並びに移動装置7によるガ
ラス板受け装置4並びに押し割り装置6のX,Y方向へ
の移動位置を対応させるように移動装置5並びに移動装
置7の動作を制御する制御装置と、無端ベルト3を走行
させる走行装置8と、無端ベルト3上のガラス板2を持
上げる持上げ装置9とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス板の折割機械に関
する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の折割機械は、折割線が予め付
されたガラス板を無端ベルト上に載置し、ガラス板の上
方で押し割り装置をガラス板の面に平行な面内で折割線
に沿って移動させる一方、ガラス板の下方でガラス板受
け部材を押し割り装置の移動に対応させて移動させてい
る。そして従来のガラス板の折割機械におけるガラス板
受け部材には、固定の段差が設けられ、固定の段差を規
定する上方の面によって支持されたガラス板の部位にカ
ッタ刃を押圧してガラス板に端切り線(補助切り線)を
形成し、次にこうして端切り線が形成されたガラス板の
折割線に固定の段差を配置すると共に、押し棒によりガ
ラス板を固定の段差を規定する下方の面に向かって押圧
してガラス板を折割線に沿って折割っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のように
固定の段差を介して上方の面と下方の面とを設けてガラ
ス板受け部材を形成すると、端切り線の形成時、カッタ
刃により押圧されるガラス板の部位を支持し得るのは実
質下方の面に囲まれた上方の面のみとなり、したがって
この上方の面に対してカッタ刃を相対的に位置決めしな
ければならず、その結果カッタ刃の相対的位置決め精度
を高くしなければならない。またガラス板を支持し得る
のは下方の面に囲まれた小さい面積の上方の面であるた
め、支持が不安定になる場合もある。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、カッタ刃により押圧
されるガラス板の部位を支持し得る支持面を広くし得、
しかしてカッタ刃とこのカッタ刃により押圧されるガラ
ス板の部位を支持する支持面との相対的な位置決め精度
をそれほど高くしなくても、確実にガラス板を支持し得
る上に、安定にガラス板を支持することができるガラス
板の折割機械を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、ガラス板が載置される可撓性の無端ベルトと、この
無端ベルトを走行させる走行装置と、無端ベルトを介し
てガラス板を支持するガラス板受け装置と、ガラス板受
け装置をガラス板の面に平行な面内で移動させる第一の
移動装置と、無端ベルトの上方に配された押し割り装置
と、この押し割り装置をガラス板の面に平行な面内で移
動させる第二の移動装置と、無端ベルト上のガラス板に
対する押し割り装置による押し割りにおいて、第一及び
第二の移動装置によるガラス板受け装置及び押し割り装
置の移動位置を対応させるように第一及び第二の移動装
置の動作を制御する制御装置とを具備しており、ガラス
板受け装置は、ガラス板の下面に対して進退自在であっ
て、無端ベルトを介してガラス板を支持する可動支持面
と、無端ベルトを介してガラス板を支持する他の支持面
とを具備しているガラス板の折割機械によって達成され
る。
【0006】本発明の一つの好ましい例では、ガラス板
受け装置はシリンダ装置を具備しており、可動支持面は
このシリンダ装置のピストンロッドに設けられており、
他の支持面は可動支持面の周りに配されている
【0007】
【作用】このように構成された本発明のガラス板の折割
機械では、無端ベルト上に載置されたガラス板に対して
押し割り装置のカッタ刃により端切り線(補助切り線)
が付される。カッタ刃の作動中は、ガラス板受け装置の
可動支持面が他の支持面と面一にされて可動支持面と他
の支持面とが無端ベルトを介してガラス板を支持する。
端切り線(補助切り線)の付与後、ガラス板に対して押
し割り装置の押し棒により端切り線(補助切り線)及び
折割予定線に沿う押し割りが行われる。押し棒の作動中
は、ガラス板受け装置の可動支持面が上昇されて可動支
持面と他の支持面との間に段差が形成され、折割予定線
にこの段差が配されると共に、可動支持面が無端ベルト
を介してガラス板を支持する一方、他の支持面が押し棒
に対面する。そうしてガラス板受け装置は押し割り装置
の移動に対応して第一の移動装置により移動される。
【0008】以下、本発明を、図面に示す具体例に基づ
いて更に詳細に説明する。これにより前記発明及び更に
他の発明が明瞭となるであろう。尚、本発明はこれら具
体例に何等限定されないのである。
【0009】
【具体例】図1から図6において、ガラス板の折割機械
1は、ガラス板2が載置される可撓性の無端ベルト3
と、夫々無端ベルト3の内面側に配された複数、本例で
は4台のガラス板受け装置4、4a、4b及び4cと、
ガラス板受け装置4、4a、4b及び4cの夫々を、ガ
ラス板2の面に平行な面内、本例では水平面内での一の
方向であるX方向とX方向に交差する他の方向、本例で
はX方向と直交するY方向とに移動させる複数、本例で
は4台の第一の移動装置5、5a、5b及び5cと、夫
々無端ベルト3の上方に配された複数、本例では2台の
押し割り装置6及び6aと、押し割り装置6及び6aの
夫々を水平面内で一の方向であるX方向とX方向に交差
する他の方向、本例ではX方向と直交するY方向とに移
動させる複数、本例では2台の第二の移動装置7及び7
aと、無端ベルト3に載置されたガラス板2に対する押
し割り装置6及び6aによる押し割りにおいて、移動装
置5、5a、5b及び5c並びに移動装置7及び7aに
よるガラス板受け装置4、4a、4b及び4c並びに押
し割り装置6及び6aの移動位置を対応させるように移
動装置5、5a、5b及び5c並びに移動装置7及び7
aの動作を制御する制御装置(図示せず)と、無端ベル
ト3を走行させる走行装置8と、無端ベルト3上のガラ
ス板2を持上げる持上げ装置9とを具備している。
【0010】ガラス板受け装置4、4a、4b及び4c
の夫々、移動装置5、5a、5b及び5cの夫々、押し
割り装置6及び6aの夫々並びに移動装置7及び7aの
夫々は、夫々同一に構成されているので、以下では特に
必要な場合を除いて、ガラス板受け装置4、移動装置
5、押し割り装置6及び移動装置7にのみについて説明
し、対応するものには同じ数字符号にa、b及びcを付
して図示のみする。
【0011】ガラス板受け装置4は、シリンダ装置15
とシリンダ装置15を取り囲んで配された円筒体16と
を具備しており、シリンダ装置15のピストンロッドに
は、ガラス板2の下面に対して進退自在である可動支持
面としての上面201を有する円盤17が取り付けられ
ており、上面201の周り配された円筒体16の環状の
上面202は、固定された他の支持面とされている。本
例ではシリンダ装置15はエアシリンダからなるが、こ
れに代えて油圧シリンダからなっても良い。シリンダ装
置15への高圧空気の給排による円盤17の上下動で、
上面201は上下方向に、すなわちZ方向に移動されて
ガラス板2の下面に対して進退される。上面202は、
フレーム18のほぼ中央部に取付けられた中央支持台1
9の上面20及び同じくフレーム18に取付けられたベ
ルト支持板21の上面22と平行であって同一高さに配
されており、円盤17の下降位置では、図5に示すよう
に上面201は上面202と面一にされ、円盤17の上
昇位置では、上面201は図6に示すようにベルト3を
若干持ち上げて上面202よりも1mm程度高くされ
る。上面201がこのように上面202よりも高く配さ
れることにより、上面201と上面202との間に環状
の段差が形成される。
【0012】ベルト支持板21には、4個の窓即ち開口
23、23a、23b及び23cが形成されており、開
口23、23a、23b及び23cに対応して配された
ガラス板受け装置4、4a、4b及び4cの夫々は、開
口23、23a、23b及び23c内においてX及びY
方向に移動されるようになっている。
【0013】移動装置5はX方向移動機構25とY方向
移動機構26とからなり、X方向移動機構25は、ガラ
ス板受け装置4のシリンダ装置15及び円筒体16が取
り付けられた直線移動台27と、機枠28に取付けられ
た電動モータ29とを具備しており、モータ29の出力
回転軸は、機枠28に軸受30及び31を介して回転自
在に支持されたねじ軸32に連結されており、ねじ軸3
2には、直線移動台27に取付けられたナット33が螺
合している。直線移動台27は、機枠28に形成された
一対のレール34にスライダ35を介してX方向に移動
自在に支持されており、こうして直線移動台27は、モ
ータ29の作動によるその出力回転軸の回転でねじ軸3
2が回転されると、X方向に直線移動される。Y方向移
動機構26は、X方向移動機構25とほぼ同様に構成さ
れており、機枠28を支持する直線移動台36と、機枠
37に取付けられた電動モータ38とを具備しており、
モータ38の出力回転軸は、機枠37に軸受39及び4
0を介して回転自在に支持されたねじ軸41に連結され
ており、ねじ軸41には、直線移動台36に取付けられ
たナット42が螺合している。直線移動台36は、機枠
37に形成された一対のレール43にスライダ44を介
してY方向に移動自在に支持されており、こうして直線
移動台36は、モータ38の作動によるその出力回転軸
の回転でねじ軸41が回転されると、Y方向に直線移動
される。
【0014】押し割り装置6は、エアーシリンダ装置4
6のピストンロッド47に取付けられた押し棒48と、
エアーシリンダ装置49のピストンロッド50にベアリ
ング機構51を介して取付けられたカッタ刃52と、電
動モータ53とを具備している。モータ53の出力回転
軸にはプーリ又は歯車54が取付けられており、エアー
シリンダ装置49の外筒55には、ブラケット56及び
ブラケット56に取付けられたベアリング機構57を介
してプーリ又は歯車58が取付けられており、歯車54
と58との間にはベルト、タイミングベルト又はチェー
ン59が掛け渡されている。歯車58には、スリット1
54が形成された係合部材155が取付けられており、
スリット154には、カッタ刃52を支持するカッタブ
ロック156に取付けられた係合片157が配されてお
り、カッタブロック156はベアリング機構51を介し
てピストンロッド50に軸心159を中心としてR方向
に回転自在に取付けられている。このように形成された
押し割り装置6では、エアーシリンダ装置46の作動で
ピストンロッド47が進退されると、押し棒48は上下
方向、即ちZ方向に移動され、エアーシリンダ装置49
の作動でピストンロッド50が進退されると、カッタ刃
52はZ方向に移動され、モータ53の作動による歯車
54の回転でチェーン59を介して歯車58が回転され
ると、係合部材155及び係合部材155にスリット1
54で係合する係合片157も軸心159を中心として
R方向に回転され、この回転でカッタ刃52は同じく軸
心159を中心としてR方向に回転され、その刃先が切
り線形成方向に向けられる。
【0015】移動装置7はX方向移動機構60とY方向
移動機構61とからなり、X方向移動機構60は、押し
割り装置6のエアーシリンダ装置46及び49並びにモ
ータ53を支持する直線移動台62と、機枠63に取付
けられた電動モータ64とを具備しており、モータ64
の出力回転軸は、機枠63に軸受65及び65を介して
回転自在に支持されたねじ軸66に連結されており、ね
じ軸66には、直線移動台62に取付けられたナット6
7が螺合している。直線移動台62は、機枠63に取付
けられた一対のレール68にスライダ(図示せず)を介
してX方向に移動自在に支持されており、こうして直線
移動台62は、モータ64の作動によるその出力回転軸
の回転でねじ軸66が回転されると、X方向に直線移動
される。Y方向移動機構61は、X方向移動機構60と
ほぼ同様に構成されており、機枠63を支持する直線移
動台70と、上方横部材71に取付けられた電動モータ
72とを具備しており、モータ72の出力回転軸は、上
方横部材71に軸受(図示せず)を介して回転自在に支
持されたねじ軸73に連結されており、ねじ軸73に
は、直線移動台70に取付けられたナット74が螺合し
ている。直線移動台70は、上方横部材71に形成され
た一対のレール75にスライダ76を介してY方向に移
動自在に吊り下げ支持されており、こうして直線移動台
70は、モータ72の作動によるその出力回転軸の回転
でねじ軸73が回転されると、Y方向に直線移動され
る。上方横部材71は上部フレーム80に取付けられて
いる。
【0016】走行装置8は、基台85に取付けられた電
動モータ86と、駆動ドラム87及び従動ドラム88と
を具備しており、駆動ドラム87及び従動ドラム88は
夫々、フレーム18と共に基台85に支持されたフレー
ム89に回転自在に取付けられており、駆動ドラム87
と従動ドラム88との間にベルト3が掛け渡されてい
る。駆動ドラム87の中心軸90の一端に取付けられた
プーリ91と、モータ86の出力回転軸92に取付けら
れたプーリ93との間には、ベルト94が掛け渡されて
おり、モータ86が作動されてその出力回転軸92が回
転されると、プーリ93、ベルト94、プーリ91及び
中心軸90を介して駆動ドラム87が回転され、駆動ド
ラム87の回転でベルト3は例えばA方向に走行され、
これによりベルト3は、ベルト3上で折り割られたカレ
ットをA方向に搬送して排出する。
【0017】持上げ装置9は、上部フレーム80に取付
けられたエアーシリンダ装置95と、エアシリンダ装置
95のピストンロット96の先端に取付けられた真空吸
盤装置97とを具備しており、エアーシリンダ装置95
の作動でそのピストンロッド96がZ方向に進退される
と、真空吸盤装置97は、ベルト3上に載置されたガラ
ス板2を持上げ、或いはベルト3上に載置されたガラス
板2をベルト3を介して中央支持台19と協同して挟持
してベルト3上に固定する。
【0018】図示しない制御装置は、モータ29、3
8、53、64、72及び86並びにエアシリンダ装置
15、46、49及び95並びに真空吸引装置97の作
動を、予めプログラムされた数値制御命令を介して制御
する。
【0019】このように構成された本例のガラス板の折
割機械1は次のようにガラス板2に対して折割作業を行
う。
【0020】まず、予め折割予定線100が付されたガ
ラス板2をベルト3上に載置する。尚、このような折割
予定線100は本例のガラス板の折割機械1によって付
すようにしてもよい。次にエアーシリンダ装置95を作
動させて真空吸盤装置97を下降させて、真空吸盤装置
97と中央支持台19との間でガラス板2を挟持、固定
すると共に、図5に示すように上面201と上面202
とが面一になり、上面201aと上面202aとが面一
になるようにシリンダ装置15及び15aを作動させて
円盤17及び17aを下方位置に配する。その後モータ
29及び29a並びに38及び38aを作動させてガラ
ス板受け装置4及び4aをX及びY方向に移動させて上
面201及び201aがカッタ刃52及び52aの下に
配置されるようにすると共に、モータ64及び64a並
びに72及び72aを作動させて押し割り装置6及び6
aをX及びY方向に移動させてカッタ刃52及び52a
を、折割予定線100を始点として放射方向に移動させ
る。カッタ刃52及び52aが折割予定線100から移
動する際に同時にエアーシリンダ装置49及び49aを
作動させてカッタ刃52及び52aをガラス板2に当接
させ、これによりカッタ刃52及び52aでもってガラ
ス板2に端切り線(補助切り線)を形成する。端切り線
形成中は、端切り線形成方向にカッタ刃52及び52a
の刃先を向けるべく、モータ53を作動させる。尚,端
切り線形成中は、押し棒48及び48aは、ガラス板2
に当接することなく、上昇されている。こうして一つの
端切り線が形成されると、押し割り装置6及び6a並び
にガラス板受け装置4及び4aは次の端切り線形成位置
まで移動され、カッタ刃52は窓23の領域内で端切り
線形成を、カッタ刃52aは窓23aの領域内で端切り
線形成を夫々行う。端切り線形成中には、上面201及
び201aがカッタ刃52及び52aの押圧力をガラス
板2及びベルト3を介して受けるようにカッタ刃52及
び52aの移動に対応してガラス板受け装置4及び4a
は移動される。
【0021】窓23及び23a領域内での端切り線形成
が終了すると、次にカッタ刃52及び52aを窓23b
及び23c領域内に移動させ、同時にモータ29bび2
9c並びに38bび38cを作動させてガラス板受け装
置4b及び4cをX及びY方向に移動させて、上述のよ
うにして上面202b及び202cと面一にされた上面
201b及び201cがカッタ刃52及び52aの下に
配置されるようにし、上記と同様にして窓23b及び2
3c領域内での端切り線形成を行う。
【0022】窓23b及び23c領域内での端切り線形
成もまた終了すると、次にエアーシリンダ装置49及び
49aを作動させてカッタ刃52及び52aを上昇させ
てカッタ刃52及び52aとガラス板2との当接を解除
する一方、上面201bと上面202bとの間及び上面
201cと上面202cとの間に形成される予定の段差
が折割予定線100に位置し、上面201b及び201
cが折割予定線100の内側に常に位置するようにモー
タ29b及び29c並びに38b及び38cを作動させ
てガラス板受け装置4b及び4cをX及びY方向に移動
させると共に同じくモータ64及び64a並びに72及
び72aを作動させて押し割り装置6及び6aをX及び
Y方向に移動させて押し棒48及び48aが折割予定線
100の外側に常に位置するようにする。折割予定線1
00に沿うガラス板受け装置4b及び4c並びに押し割
り装置6及び6aのこの移動中、必要箇所でエアシリン
ダ装置46及び46aを作動させて押し棒48及び48
aを下降させてこれをガラス板2の折割予定線100の
外側に当接させて上からガラス板2を押圧すると共に、
ガラス板受け装置4b及び4cのシリンダ装置を作動さ
せて、上面201bと上面202bとの間及び上面20
1cと上面202cとの間に図6に示すような段差がそ
れぞれ形成されるように円盤17b及び17cを上昇位
置に移動させ、折割予定線100の内側でガラス板2を
ベルト3を介して下から支持し、これによりガラス板2
を折割予定線100に沿って押し割る。
【0023】窓23b及び23c領域内での折割予定線
100に沿った押し割りが終了すると、次に押し棒48
及び48aを窓23及び23a領域内に移動させ、同時
にモータ29及び29a並びに38及び38aを作動さ
せてガラス板受け装置4及び4aをX及びY方向に移動
させて、上面201と上面202との間及び上面201
aと上面202aとの間に形成される予定の段差が折割
予定線100に位置されるようにし、上面201及び2
01aを折割予定線100の内側に常に位置させ、上記
と同様にして窓23及び23a領域内での押し割りを行
う。
【0024】窓23及び23a領域内での押し割りもま
た終了して、折割予定線100に沿って折り割られたガ
ラス板2が得られると、次にエアーシリンダ装置95が
作動されて真空吸盤装置97が上昇されて真空吸盤装置
97に吸引されたガラス板2がベルト3から持上げられ
る。このガラス板2が持上げられた状態で、モータ86
が作動され、これによりベルト3がA方向に走行される
と、ベルト3上に残っている折割カレットがベルト3の
走行と共にA方向に搬送されて排出される。カレットの
排出後、再びエアーシリンダ装置95が作動されて真空
吸盤装置97が下降されて真空吸盤装置97に吸引され
たガラス板2がベルト3に載置され、その後真空吸引装
置97の作動解除によってガラス板2がベルト3上から
取り出され、新たな折割すべきガラス板2がベルト3上
に載置される。
【0025】ところでガラス板の折割機械1では、カッ
タ刃52及び52aによる端切り線形成中は、上面20
1と202、上面201aと202a、上面201bと
202b及び上面201cと202cとはそれぞれ面一
にされてベルト3を介してガラス板2を下から支持して
いるため、カッタ刃52及び52aに対するガラス板受
け装置4、4a、4b及び4cの相対的な位置決めが若
干ずれて、カッタ刃52及び52aが例えば上面20
2、202a、202b及び202cの上方に配された
としても、上面202、202a、202b及び202
cによってもガラス板2が下から支持されている結果、
端切り線は所望に形成されることとなる。換言すればカ
ッタ刃52及び52aに対するガラス板受け装置4、4
a、4b及び4cの相対的な位置決めは、それほど精度
を要求しないこととなる。また広い面積でガラス板2を
下から支持する結果、端切り線の形成中、ガラス板2を
平らに保持し得る。
【0026】なお、ガラス板の折割機械1では、窓2
3、23a、23b及び23cを有したベルト支持板2
1で可撓性のベルト3を支持して窓23、23a、23
b及び23cに対応してガラス板受け装置4、4a、4
b及び4cを配置しているため、ベルト3の極端な垂れ
下がりをなくし得、ガラス板受け装置4、4a、4b及
び4cの移動を支障なく行い得ると共に、折割作業を極
めて迅速に行い得る。
【0027】尚、前記具体例では2台の押し割り装置6
及び6a並びに移動装置7及び7aでもってガラス板の
折割機械を形成したが、本発明はこれに限定されず、ガ
ラス板受け装置4と同数の押し割り装置及び移動装置を
設けて構成してもよい。また逆に押し割り装置及び移動
装置は一台でもよく、この場合移動装置は、持上げ装置
9を中心とした水平面内の回転方向と、持上げ装置9を
中心とした水平面内の放射直線方向とに押し割り装置を
移動させるように形成するとよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カッタ刃
による端切り線の形成中は、ガラス板が面一にされた可
動支持面と他の支持面とにより下から支持され得るた
め、カッタ刃とガラス板受け装置との相対的な位置決め
が多少ずれて、カッタ刃が可動支持面又は他の支持面の
いずれかに配されたとしても、これらによってもガラス
板が下から支持され得る結果、端切り線は所望に形成さ
れることとなる。換言すればカッタ刃に対するガラス板
受け装置の相対的な位置決めは、それほど精度を要求し
ないこととなる。また広い面積でガラス板を下から支持
する結果、端切り線の形成中、ガラス板を平らに保持し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の正面断面図であ
る。
【図2】図1に示す具体例において無端ベルトを一部破
断した平面図である。
【図3】図1に示す具体例において無端ベルト及びベル
ト支持板を一部破断した平面図である。
【図4】図1に示す具体例の押し割り装置の一部詳細正
面図である。
【図5】図1に示す具体例のガラス板受け装置の詳細図
であって、円盤が下降された場合を示す。
【図6】図1に示す具体例のガラス板受け装置の詳細図
であって、円盤が上昇された場合を示す。
【符号の説明】
1 ガラス板の折割機械 2 ガラス板 3 無端ベルト 4 ガラス板受け装置 5 第一の移動装置 6 押し割り装置 7 第二の移動装置 8 走行装置 201、202 上面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板が載置される可撓性の無端ベル
    トと、この無端ベルトを走行させる走行装置と、無端ベ
    ルトを介してガラス板を支持するガラス板受け装置と、
    ガラス板受け装置をガラス板の面に平行な面内で移動さ
    せる第一の移動装置と、無端ベルトの上方に配された押
    し割り装置と、この押し割り装置をガラス板の面に平行
    な面内で移動させる第二の移動装置と、無端ベルト上の
    ガラス板に対する押し割り装置による押し割りにおい
    て、第一及び第二の移動装置によるガラス板受け装置及
    び押し割り装置の移動位置を対応させるように第一及び
    第二の移動装置の動作を制御する制御装置とを具備して
    おり、ガラス板受け装置は、ガラス板の下面に対して進
    退自在であって、無端ベルトを介してガラス板を支持す
    る可動支持面と、無端ベルトを介してガラス板を支持す
    る他の支持面とを具備しているガラス板の折割機械。
  2. 【請求項2】 ガラス板受け装置はシリンダ装置を具備
    しており、可動支持面はこのシリンダ装置のピストンロ
    ッドに設けられており、他の支持面は可動支持面の周り
    に配されている請求項1に記載のガラス板の折割機械。
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