JP3129277B2 - ガラス板の折り割り機械 - Google Patents

ガラス板の折り割り機械

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JP3129277B2 JP10073213A JP7321398A JP3129277B2 JP 3129277 B2 JP3129277 B2 JP 3129277B2 JP 10073213 A JP10073213 A JP 10073213A JP 7321398 A JP7321398 A JP 7321398A JP 3129277 B2 JP3129277 B2 JP 3129277B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガラス板の折り割り
機械に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の折り割り機械は、折り割り線
が予め付されたガラス板を無端ベルト上に載置し、ガラ
ス板の上方で押し割り装置をガラス板の面に平行な面内
で折り割り線に沿って移動させる一方、ガラス板の下方
でガラス板受け部材を押し割り装置の移動に対応させて
移動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のガラス
板の折り割り機械では、ガラス板受け部材を押し割り装
置の移動に対応させてガラス板の下方、より詳しくは無
端ベルトの内面側で移動させるため、無端ベルトを支持
する支持板に大きな窓(開口)を設けておく必要があ
り、この結果ガラス板が載置される無端ベルトの部位を
下から全体的に支持することが困難であって周辺部分の
みの支持となり、無端ベルトが中央部で垂れ下がったり
する。無端ベルトに垂れ下がりが生じると、無端ベルト
の下でのガラス板受け部材の移動が困難となり、無理に
ガラス板受け部材を移動させると、無端ベルトにガラス
板受け部材が引っ掛かり、無端ベルトを損傷させる。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、無端ベルトの垂れ下
がりを極力少なくし得、押し割り装置が作用するガラス
板の部位をガラス板受け部材により障害なしに所望に支
持し得るガラス板の折り割り機械を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、ガラス板が載置される可撓性の無端ベルトと、この
無端ベルトを走行させる走行装置と、無端ベルトの下面
を支持するベルト支持板と、無端ベルトに載置されるガ
ラス板のほぼ中央部の下面を、無端ベルトを介して支持
する中央支持面と、無端ベルトを介してガラス板を支持
する面を有したガラス板受け部材と、ガラス板受け部材
をガラス板の面に平行な面内で移動させる第一の移動装
置と、無端ベルトの上方に配されており、ガラス板を押
し割る押し割り装置と、この押し割り装置をガラス板の
面に平行な面内で移動させる第二の移動装置と、無端ベ
ルト上のガラス板を持上げる持上げ装置と、無端ベルト
上のガラス板に対する押し割り装置による押し割りにお
いて、第一及び第二の移動装置によるガラス板受け部材
及び押し割り装置の移動位置を互いに対応させるように
第一及び第二の移動装置の動作を制御する制御装置とを
具備しているガラス板の折り割り機械によって達成され
る。本発明の一つの態様では、前記ガラス板の折り割り
機械は、ガラス板受け部材と第一及び第二の移動装置と
押し割り装置との組を複数個具備している。
【0006】本発明の一つの好ましい例では、第一の移
動装置はガラス板受け部材を一の方向とこの一の方向に
交差する他の方向に移動させる移動機構を具備してい
る。
【0007】
【作用】このように構成された本発明のガラス板の折り
割り機械では、無端ベルト上に載置されたガラス板に対
して押し割り装置により押し割りが実行される。押し割
り作動中は、ガラス板受け部材の面が無端ベルトを介し
てガラス板を支持する。そうしてガラス板受け部材は、
押し割り装置の移動に対応して第一の移動装置により移
動される。
【0008】以下、本発明を、図面に示す実施例に基づ
いて更に詳細に説明する。これにより前記発明及び更に
他の発明が明瞭となるであろう。尚、本発明はこれら実
施例に何等限定されないのである。
【0009】
【実施例】図1から図4において、ガラス板の折り割り
機械1は、ガラス板2が載置される可撓性の無端ベルト
3と、夫々無端ベルト3の内面側に配された複数、本例
では4個のガラス板受け部材4、4a、4b及び4c
と、ガラス板受け部材4、4a、4b及び4cの夫々
を、ガラス板2の面に平行な面内、本例では水平面内で
の一の方向であるX方向とX方向に交差する他の方向、
本例ではX方向と直交するY方向とに移動させる複数、
本例では4機の第一の移動装置5、5a、5b及び5c
と、夫々無端ベルト3の上方に配された複数、本例では
2機の押し割り装置6及び6aと、押し割り装置6及び
6aの夫々を水平面内で一の方向であるX方向とX方向
に交差する他の方向、本例ではX方向と直交するY方向
とに移動させる複数、本例では2機の第二の移動装置7
及び7aと、無端ベルト3に載置されたガラス板2に対
する押し割り装置6及び6aによる押し割りにおいて、
移動装置5、5a、5b及び5c並びに移動装置7及び
7aによるガラス板受け部材4、4a、4b及び4c並
びに押し割り装置6及び6aの移動位置を対応させるよ
うに移動装置5、5a、5b及び5c並びに移動装置7
及び7aの動作を制御する制御装置(図示せず)と、無
端ベルト3を走行させる走行装置8と、無端ベルト3上
のガラス板2を持上げる持上げ装置9とを具備してい
る。
【0010】ガラス板受け部材4、4a、4b及び4c
の夫々、移動装置5、5a、5b及び5cの夫々、押し
割り装置6及び6aの夫々並びに移動装置7及び7aの
夫々は、夫々同一に構成されているので、以下では特に
必要な場合を除いて、ガラス板受け部材4、移動装置
5、押し割り装置6及び移動装置7にのみについて説明
し、対応するものには同じ数字符号にa、b及びcを付
して図示のみする。
【0011】ガラス板受け部材4は、無端ベルト3を介
してガラス板2を支持する第一の面15と面15に対し
て段差16を介して低位に配された第二の面17とを有
している。面15は、フレーム18のほぼ中央部に取付
けられた中央支持台19の上面20及び同じくフレーム
18に取付けられたベルト支持板21の上面22と平行
であって同一高さ又は1mmから2mm程度高く配され
ており、面17は、面15よりも1mmから2mm程度
低く配されている。尚、面17は、ガラス板受け部材4
の上面に特に設ける必要はなく、ガラス板受け部材4の
上面を全て面15として機能させ、ガラス板受け部材4
の周囲(空間)を、面17として機能させてもよい。
【0012】ベルト支持板21には、4個の窓即ち開口
23、23a、23b及び23cが形成されており、開
口23、23a、23b及び23cに対応して配された
ガラス板受け部材4、4a、4b及び4cの夫々は、開
口23、23a、23b及び23c内においてX及びY
方向に移動されるようになっている。
【0013】移動装置5はX方向移動機構25とY方向
移動機構26とからなり、X方向移動機構25は、ガラ
ス板受け部材4を支持する直線移動台27と、機枠28
に取付けられた電動モータ29とを具備しており、モー
タ29の出力回転軸は、機枠28に軸受30及び31を
介して回転自在に支持されたねじ軸32に連結されてお
り、ねじ軸32には、直線移動台27に取付けられたナ
ット33が螺合している。直線移動台27は、機枠28
に形成された一対のレール34にスライダ35を介して
X方向に移動自在に支持されており、こうして、直線移
動台27は、モータ29の作動によるその出力回転軸の
回転でねじ軸32が回転されると、X方向に直線移動さ
れる。Y方向移動機構26は、X方向移動機構25とほ
ぼ同様に構成されており、機枠28を支持する直線移動
台36と、機枠37に取付けられた電動モータ38とを
具備しており、モータ38の出力回転軸は、機枠37に
軸受39及び40を介して回転自在に支持されたねじ軸
41に連結されており、ねじ軸41には、直線移動台3
6に取付けられたナット42が螺合している。直線移動
台36は、機枠37に形成された一対のレール43にス
ライダ44を介してY方向に移動自在に支持されてお
り、こうして、直線移動台36は、モータ38の作動に
よるその出力回転軸の回転でねじ軸41が回転される
と、Y方向に直線移動される。
【0014】押し割り装置6は、エアーシリンダ装置4
6のピストンロッド47に取付けられた押し棒48と、
エアーシリンダ装置49のピストンロッド50にベアリ
ング機構51を介して取付けられたカッタ刃52と、電
動モータ53とを具備している。モータ53の出力回転
軸にはプーリ又は歯車54が取付けられており、エアー
シリンダ装置49の外筒55には、ブラケット56及び
ブラケット56に取付けられたベアリング機構57を介
してプーリ又は歯車58が取付けられており、歯車54
と58との間にはベルト、タイミングベルト又はチェー
ン59が掛け渡されている。歯車58には、スリット1
54が形成された係合部材155が取付けられており、
スリット154には、カッタ刃52を支持するカッタブ
ロック156に取付けられた係合片157が配されてお
り、カッタブロック156はベアリング機構51を介し
てピストンロッド50に軸心159を中心としてR方向
に回転自在に取付けられている。このように形成された
押し割り装置6では、エアーシリンダ装置46の作動で
ピストンロッド47が進退されると、押し棒48は上下
方向、即ちZ方向に移動され、エアーシリンダ装置49
の作動でピストンロッド50が進退されると、カッタ刃
52はZ方向に移動され、モータ53の作動による歯車
54の回転でチェーン59を介して歯車58が回転され
ると、係合部材155及び係合部材155にスリット1
54で係合する係合片157も軸心159を中心として
R方向に回転され、この回転でカッタ刃52は同じく軸
心159を中心としてR方向に回転され、その刃先が切
り線形成方向に向けられる。
【0015】移動装置7はX方向移動機構60とY方向
移動機構61とからなり、X方向移動機構60は、押し
割り装置6のエアーシリンダ装置46及び49並びにモ
ータ53を支持する直線移動台62と、機枠63に取付
けられた電動モータ64とを具備しており、モータ64
の出力回転軸は、機枠63に軸受65及び65を介して
回転自在に支持されたねじ軸66に連結されており、ね
じ軸66には、直線移動台62に取付けられたナット6
7が螺合している。直線移動台62は、機枠63に取付
けられた一対のレール68にスライダ(図示せず)を介
してX方向に移動自在に支持されており、こうして、直
線移動台62は、モータ64の作動によるその出力回転
軸の回転でねじ軸66が回転されると、X方向に直線移
動される。Y方向移動機構61は、X方向移動機構60
とほぼ同様に構成されており、機枠63を支持する直線
移動台70と、上方横部材71に取付けられた電動モー
タ72とを具備しており、モータ72の出力回転軸は、
上方横部材71に軸受(図示せず)を介して回転自在に
支持されたねじ軸73に連結されており、ねじ軸73に
は、直線移動台70に取付けられたナット74が螺合し
ている。直線移動台70は、上方横部材71に形成され
た一対のレール75にスライダ76を介してY方向に移
動自在に吊り下げ支持されており、こうして、直線移動
台70は、モータ72の作動によるその出力回転軸の回
転でねじ軸73が回転されると、Y方向に直線移動され
る。上方横部材71は上部フレーム80に取付けられて
いる。
【0016】走行装置8は、基台85に取付けられた電
動モータ86と、駆動ドラム87及び従動ドラム88と
を具備しており、駆動ドラム87及び従動ドラム88は
夫々、フレーム18と共に基台85に支持されたフレー
ム89に回転自在に取付けられており、駆動ドラム87
と従動ドラム88との間にベルト3が掛け渡されてい
る。駆動ドラム87の中心軸90の一端に取付けられた
プーリ91と、モータ86の出力回転軸92に取付けら
れたプーリ93との間には、ベルト94が掛け渡されて
おり、モータ86が作動されてその出力回転軸92が回
転されると、プーリ93、ベルト94、プーリ91及び
中心軸90を介して駆動ドラム87が回転され、駆動ド
ラム87の回転でベルト3は例えばA方向に走行され、
これによりベルト3は、ベルト3上で折り割られたカレ
ットをA方向に搬送して排出する。
【0017】持上げ装置9は、上部フレーム80に取付
けられたエアーシリンダ装置95と、エアーシリンダ装
置95のピストンロット96の先端に取付けられた真空
吸盤装置97とを具備しており、エアーシリンダ装置9
5の作動でそのピストンロッド96がZ方向に進退され
ると、真空吸盤装置97は、ベルト3上に載置されたガ
ラス板2を持上げ、或いはベルト3上に載置されたガラ
ス板2をベルト3を介して中央支持台19と協同して挟
持してベルト3上に固定する。中央支持台19は、この
ように中央支持面としてのその上面20でベルト3に載
置されるガラス板2のほぼ中央部の下面を、ベルト3を
介して支持するようになっている。
【0018】図示しない制御装置は、モータ29、3
8、53、64、72及び86並びにエアシリンダ装置
46、49及び95並びに真空吸引装置97の作動を、
予めプログラムされた数値制御命令を介して制御する。
【0019】このように構成された本例のガラス板の折
り割り機械1は次のようにガラス板2に対して折り割り
作業を行う。
【0020】まず、予め折り割り予定線100が付され
たガラス板2をベルト3上に載置する。尚、このような
折り割り予定線100は本例のガラス板の折り割り機械
1によって付すようにしてもよい。次にエアーシリンダ
装置95を作動させて真空吸盤装置97を下降させて、
真空吸盤装置97と中央支持台19との間でガラス板2
を挟持、固定する。その後モータ29及び29a並びに
38及び38aを作動させてガラス板受け部材4及び4
aをX及びY方向に移動させて面15及び15aがカッ
タ刃52及び52aの下に配置されるようにすると共
に、モータ64及び64a並びに72及び72aを作動
させて押し割り装置6及び6aをX及びY方向に移動さ
せてカッタ刃52及び52aを、折り割り予定線100
を始点として放射方向に移動させる。カッタ刃52及び
52aが折り割り予定線100から移動する際に同時に
エアーシリンダ装置49及び49aを作動させてカッタ
刃52及び52aをガラス板2に当接させ、これにより
カッタ刃52及び52aでもってガラス板2に端切り線
(補助切り線)を形成する。端切り線形成中は、端切り
線形成方向にカッタ刃52及び52aの刃先を向けるべ
く、モータ53を作動させる。尚,端切り線形成中は、
押し棒48及び48aは、ガラス板2に当接することな
く、上昇されている。こうして一つの端切り線が形成さ
れると、押し割り装置6及び6a並びにガラス板受け部
材4及び4aは次の端切り線形成位置まで移動され、カ
ッタ刃52は窓23の領域内で端切り線形成を、カッタ
刃52aは窓23aの領域内で端切り線形成を夫々行
う。端切り線形成中には、面15及び15aがカッタ刃
52及び52aの押圧力をガラス板2及びベルト3を介
して受けるようにカッタ刃52及び52aの移動に対応
してガラス板受け部材4及び4aは移動される。
【0021】窓23及び23a領域内での端切り線形成
が終了すると、次にカッタ刃52及び52aを窓23b
及び23c領域内に移動させ、同時にモータ29bび2
9c並びに38bび38cを作動させてガラス板受け部
材4b及び4cをX及びY方向に移動させて面15bび
15cがカッタ刃52及び52aの下に配置されるよう
にして、上記と同様にして窓23b及び23c領域内で
の端切り線形成を行う。
【0022】窓23b及び23c領域内での端切り線形
成もまた終了すると、次にエアーシリンダ装置49及び
49aを作動させてカッタ刃52及び52aを上昇させ
てカッタ刃52及び52aとガラス板2との当接を解除
する一方、今度は段差16b及び16cが折り割り予定
線100に位置し、面17b及び17cが折り割り予定
線100の外側に常に位置するようにモータ29b及び
29c並びに38b及び38cを作動させてガラス板受
け部材4b及び4cをX及びY方向に移動させると共に
同じくモータ64及び64a並びに72及び72aを作
動させて押し割り装置6及び6aをX及びY方向に移動
させて押し棒48及び48aが折り割り予定線100の
外側に常に位置するようにする。折り割り予定線100
に沿うガラス板受け部材4b及び4c並びに押し割り装
置6及び6aのこの移動中、必要箇所でエアシリンダ装
置46及び46aを作動させて押し棒48及び48aを
下降させてこれをガラス板2の折り割り予定線100の
外側に当接させて、ガラス板2を折り割り予定線100
に沿って押し割る。
【0023】窓23b及び23c領域内での折り割り予
定線100に沿った押し割りが終了すると、次に押し棒
48及び48aを窓23及び23a領域内に移動させ、
同時にモータ29び29a並びに38及び38aを作動
させてガラス板受け部材4及び4aをX及びY方向に移
動させて段差16及び16aを折り割り予定線100に
位置させ、面17及び17aを折り割り予定線100の
外側に常に位置させ、上記と同様にして窓23及び23
a領域内での押し割りを行う。
【0024】窓23及び23a領域内での押し割りもま
た終了して、折り割り予定線100に沿って折り割られ
たガラス板2が得られると、次にエアーシリンダ装置9
5が作動されて真空吸盤装置97が上昇されて真空吸盤
装置97に吸引されたガラス板2がベルト3から持上げ
られる。このガラス板2が持上げられた状態で、モータ
86が作動され、これによりベルト3がA方向に走行さ
れると、ベルト3上に残っている折り割りカレットがベ
ルト3の走行と共にA方向に搬送されて排出される。カ
レットの排出後、再びエアーシリンダ装置95が作動さ
れて真空吸盤装置97が下降されて真空吸盤装置97に
吸引されたガラス板2がベルト3に載置され、その後真
空吸引装置97の作動解除によってガラス板2がベルト
3上から取り出され、新たな折り割りすべきガラス板2
がベルト3上に載置される。
【0025】ところで、ガラス板の折り割り機械1で
は、窓23、23a、23b及び23cを有したベルト
支持板21の上面22及び中央支持台19の上面20で
可撓性のベルト3を支持すると共に、窓23、23a、
23b及び23cに対応してガラス板受け部材4、4
a、4b及び4cを配置しているため、ベルト3の極端
な垂れ下がりをなくし得、ガラス板受け部材4、4a、
4b及び4cの移動を支障なく行い得ると共に、折り割
り作業を極めて迅速に行い得る。
【0026】尚、前記実施例では2機の押し割り装置6
及び6a並びに移動装置7及び7aでもってガラス板の
折り割り機械を形成したが、本発明はこれに限定され
ず、ガラス板受け部材4と同数の押し割り装置及び移動
装置を設けて構成してもよい。また逆に押し割り装置及
び移動装置は一機でもよく、この場合移動装置は、持上
げ装置9を中心とした水平面内の回転方向と、持上げ装
置9を中心とした水平面内の放射直線方向とに押し割り
装置を移動させるように形成するとよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ベルト支
持板の上面及び中央支持面で可撓性の無端ベルトを支持
しているため、無端ベルトの垂れ下がりを極力少なくし
得る結果、ガラス板受け部材の無端ベルト内面側での移
動がその垂れ下がりにより妨げられることがなく、移動
中、無端ベルトにガラス板受け部材が引っ掛かりなどを
生じることもなく、所望にガラス板を支持し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例の正面断面図であ
る。
【図2】図1に示す実施例において無端ベルトを一部破
断した平面図である。
【図3】図1に示す実施例において無端ベルト及びベル
ト支持板を一部破断した平面図である。
【図4】図1に示す実施例の押し割り装置の一部詳細正
面図である。
【符号の説明】
1 ガラス板の折り割り機械 2 ガラス板 3 無端ベルト 4 ガラス板受け部材 5 第一の移動装置 6 押し割り装置 7 第二の移動装置 8 走行装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板が載置される可撓性の無端ベル
    トと、この無端ベルトを走行させる走行装置と、無端ベ
    ルトの下面を支持するベルト支持板と、無端ベルトに載
    置されるガラス板のほぼ中央部の下面を、無端ベルトを
    介して支持する中央支持面と、無端ベルトを介してガラ
    ス板を支持する面を有したガラス板受け部材と、ガラス
    板受け部材をガラス板の面に平行な面内で移動させる第
    一の移動装置と、無端ベルトの上方に配されており、ガ
    ラス板を押し割る押し割り装置と、この押し割り装置を
    ガラス板の面に平行な面内で移動させる第二の移動装置
    と、無端ベルト上のガラス板を持上げる持上げ装置と、
    無端ベルト上のガラス板に対する押し割り装置による押
    し割りにおいて、第一及び第二の移動装置によるガラス
    板受け部材及び押し割り装置の移動位置を互いに対応さ
    せるように第一及び第二の移動装置の動作を制御する制
    御装置とを具備しているガラス板の折り割り機械。
  2. 【請求項2】 ガラス板受け部材と第一及び第二の移動
    装置と押し割り装置との組を、複数個具備している請求
    項1に記載のガラス板の折り割り機械。
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