JP2002036171A - コルゲータのトリミング装置及びトリミング方法 - Google Patents

コルゲータのトリミング装置及びトリミング方法

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JP2002036171A
JP2002036171A JP2000226309A JP2000226309A JP2002036171A JP 2002036171 A JP2002036171 A JP 2002036171A JP 2000226309 A JP2000226309 A JP 2000226309A JP 2000226309 A JP2000226309 A JP 2000226309A JP 2002036171 A JP2002036171 A JP 2002036171A
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corrugator
trimming
trim
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Minoru Naito
稔 内藤
Jiro Minami
二郎 南
Hiroshi Saito
斎藤  博
Kenichi Saruwatari
賢一 猿渡
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Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
Isowa Corp
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/26Means for mounting or adjusting the cutting member; Means for adjusting the stroke of the cutting member
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    • B26D7/2635Means for adjusting the position of the cutting member for circular cutters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D2007/0012Details, accessories or auxiliary or special operations not otherwise provided for
    • B26D2007/0068Trimming and removing web edges

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コルゲータでの生産における幅広のトリムの
除去をスリッタスコアラの上流側で段ボールシートの両
端を均等に裁断及び分断してトリムダクトでジャムアッ
プすることなく除去する。 【解決手段】 幅広トリムが発生するコルゲータでの生
産の場合、スリッタスコアラの上流に設けられた複数の
プレトリムスリッタナイフを有するプレトリミング装置
で幅広トリムを複数本に裁断分断してトリムダクトで除
去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、段ボールシートを製
造するコルゲータにおいて、スリッタスコアラの上流側
で段ボールシートの両端をトリミングする装置及びトリ
ミング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】段ボールシートは図示しないコルゲータ
で連続生産されるが、図31に示すコルゲータ下流の工
程1で最終的にその生産オーダーの段ボールシートに加
工される。具体的には、コルゲータ上流側で連続的に生
産される片面段ボールシートがダブルフェーサ2でライ
ナと貼り合わされて連続する段ボールシートSになり、
段ボールシートSの流れ方向に対してスリッタスコアラ
3,9のスコアラ4a,4b,5a,5b,10a,1
0b,11a,11bで所望の罫線加工が行われ、同じ
くスリッタスコアラ3,9のスリッタナイフ6,7,1
2,13で所望の裁断加工が行われる。そして、段ボー
ルシートSの流れ方向に対して直角にカッタ15のカッ
タナイフ16a,16bで所望の寸法に切断加工が行わ
れる。一般的にはスリッタスコアラはコルゲータ内に2
基設けられるが、一方が生産を行う稼働中のときは他方
が次オーダーの生産位置への位置決め及び待機中であ
る。そして、オーダーが切り替わると生産を行っていた
稼働中の一方のスリッタスコアラが次オーダーの生産位
置への位置決めを行い待機状態になる。同時に待機中で
あった他方のスリッタスコアラが生産を開始して稼働状
態になる。これらを繰り返してスリッタスコアラ3,9
ではコルゲータでのシートの流れを停止することなく連
続的に罫線及び裁断加工を行う。以下の説明において便
宜上、上流側のスリッタスコアラ3を第1のスリッタス
コアラと称し、下流側のスリッタスコアラ9を第2のス
リッタスコアラと称する。なお、第1のスリッタスコア
ラ3の入口部にはトリムナイフ18と受けロール19か
らなるトリムシャー17が配設されている。このトリム
シャー17の作用は後述する。
【0003】スリッタスコアラ3,9では段ボールシー
トSの流れ方向に対して段ボールシートSの両端部を裁
断するトリム加工が行われる。図32を用いて説明する
と、第2のスリッタスコアラ9が稼働中で第1のスリッ
タスコアラ3が待機中である。第2のスリッタスコアラ
9のスリッタ12aと12eが段ボールシートSの両端
部を裁断する。このとき裁断される幅の狭いシートがト
リムT1で、これはトリムダクト14で除去される。そ
して、オーダーチェンジが行われ生産が第2のスリッタ
スコアラ9から第1のスリッタスコアラ3に切り替わる
と、第1のスリッタスコアラ3のスリッタナイフ6aと
6dが段ボールシートSの両端部を裁断してトリムT2
をトリムダクト8で除去する。このとき、第2のスリッ
タスコアラ9で生じるトリムT1はトリムダクト14で
除去されており、第1のスリッタスコアラ3で生じるト
リムT2はトリムダクト8で除去されることになる。そ
して第1のスリッタスコアラ3には物理的な距離があ
り、それぞれのトリムT1、T2を除去するトリムダク
ト14、8の位置が異なること、及び第2のスリッタス
コアラ9で発生するトリムT1と第1のスリッタスコア
ラ3で発生するトリムT2ではその裁断寸法が異なるこ
とから、一般的にはトリムT1とトリムT2との境界部
に切れ込みTαを入れなければならない。この切れ込み
Tαは第1スリッタスコアラ3の入口部に配設されるト
リムシャー17でトリムT1とトリムT2の境界部に入
れる。トリムシャー17はオーダーチェンジ箇所が近づ
くとトリムナイフ18と受けロール19が回転を開始
し、オーダーチェンジ箇所がトリムシャー17部に到達
した時点でトリムナイフ18が図示しない昇降装置によ
って下降して走行する段ボールシートSの両端部を切断
する。このようにしてスリッタスコアラ部でのオーダー
チェンジが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにスリッタ
スコアラ部で段ボールシートSの両端部はトリムTが除
去されるが、一般的にはトリムTの幅はトリムダクト
8,14で除去可能な約10mmら30mm度の幅で裁
断されてトリムダクトで除去される。従って、コルゲー
タで生産を行う場合、コルゲータの図示しないミルロー
ルスタンドには生産オーダーの最終仕上がり寸法に対し
て約20mmから60mm度幅の広いロール原紙が装填
される。そして、スリッタスコアラ3,9で余剰となる
約20mmら60mm度のトリムを段ボールシートSの
両側で分散して裁断し除去することになる。また、生産
オーダーの最終仕上がり寸法の幅が変わるときは、その
最終仕上がり寸法の幅に似合う紙幅のロール原紙をミル
ロールスタンドに装填してスリッタスコアラ3,9で余
剰となる約20mmら60mm度のトリムを段ボールシ
ートSの両側で分散して裁断し除去する。即ち、このと
きはコルゲータ内を通紙する段ボールシートSの紙幅は
変わることになる。しかし、近年、コルゲータで生産す
る段ボールシートの紙幅を変えないで生産を行うことが
ある。即ち、最終仕上がり寸法に合わせたロール原紙を
ミルロールスタンドに装填して生産を行うと、その最終
仕上がり寸法に似合うロール原紙を各々工場内に保管し
なければならず、工場内のロール原紙保管庫は膨大なロ
ール原紙が載置されることになり、保管スペースを必用
とするほかに、作業者はコルゲータの生産に合わせて必
要とするロール原紙を膨大な量のロール原紙から探して
ミルロールスタンドへ搬送しなければならず、その作業
には膨大な時間が掛かるほかに作業者に負担が掛かって
いた。また、ロール原紙をミルロールスタンドへ装填す
る作業においても、ロール原紙装填作業が繁雑になって
いた。さらにはミルロールスタンド以外でも、段ボール
シートの紙幅が変わればコルゲータの各機械ごとに紙幅
の変更に伴う調整が必要であった。具体的には、図示し
ないシングルフェーサやグルーマシンでは糊装置の糊塗
布幅の変更やブレーキスタンドではペーパーガイドの変
更などを行わなければならなかった。
【0005】このようなことから、段ボールシートの紙
幅変更に伴う繁雑な作業削減と、ロール原紙保管庫の削
減及び作業者の労力軽減を目的として、前述したように
近年コルゲータで生産する段ボールシートSの紙幅を変
えないで生産を行う方式用いられている。しかし、図3
2に示すような段ボールシートSの紙幅を変更しないで
生産を行うと、スリッタスコアラ3、9より上流側シン
グルフェーサやブレーキスタンドでは前述の問題は解消
されるが、スリッタスコアラ部3、9では最終仕上がり
寸法に対して余剰となるトリムの幅が従来のトリムの幅
より広くなる。通常は図33に示すように、トリムダク
ト8,14の開口幅tに対してトリムT1の幅t1が小
さいため問題なくトリムダクト8,14で除去すること
ができるが、段ボールシートSの紙幅を変えないで生産
を行う方式では図34に示すようにトリムダクト8,1
4の開口幅tに対してトリムT2の幅t2が大きくなっ
てしまいトリムダクト8,14で除去が行えない状態に
なる。
【0006】前述のような問題点を解決するために、本
出願人は特開平8−11244号及び特開平9―262
790号の出願を行っているが、これらには次のような
不具合があった。特開平8−11244号は幅広のトリ
ムが生じる場合にスリッタの上流側で予め所要寸法だけ
トリミングする前処理装置を設けているが、この前処理
装置は幅広のトリムを単にプレトリミングするのみで、
極端に幅の広いトリムのときにはプレトリミングされた
トリムでも依然幅広のトリムの状態である。この状態で
はトリムがトリムダクトで除去できない状態や、仮にト
リムダクトで幅広のトリムを除去できたとしても幅広の
状態でトリムをトリムダクトに除去したことで、幅広の
トリムがトリムダクト内でジャムアップを起こす可能性
があった。また、特開平9−262790号はスリッタ
を片側にオフセットして段ボールシートの両端のうち一
方はトリムダクトで除去可能なトリムとし、他方は幅広
のトリムにしてそれを細断裁装置にて細分断してトリム
ダクトで除去するものであるが、スリッタ内部で幅広ト
リムの細分断を行っていたことから、細分断装置と既存
のスリッタとが干渉することが発生し、生産によっては
幅広トリムの細分断除去が行えない問題や、既存のスリ
ッタには細分断装置が機械的に取り付かないために細分
断除去ができない問題があった。
【0007】以上のようなことから、コルゲータでの生
産における幅広のトリムの除去は、スリッタスコアラの
上流側で段ボールシートの両端を均等に細分断化して除
去することが好ましいと考えられる。
【0008】
【発明の目的】この発明は、コルゲータでの生産におけ
る幅広のトリムの除去をスリッタスコアラの上流側で段
ボールシートの両端を均等に細分断化して除去するトリ
ム装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決しようとする手段】前述の課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため本発明は、連続する段
ボールシートを生産するコルゲータで、段ボールシート
の幅方向を所望の寸法に裁断するスリッタの上流側に該
シートの端縁部不要部分を予め所要寸法だけトリミング
するトリミング装置を配設し、該トリミング装置によっ
て該シートの端縁部不要部分を該シート流れ方向に対し
て複数に裁断するコルゲータのトリミング装置である。
【0010】また、連続する段ボールシートを生産する
コルゲータで、段ボールシートの幅方向における端縁部
不要部分をトリミングするスリッタと、該スリッタによ
り該シートをトリミングする前に該シートの端縁部不要
部分を予め所要寸法だけトリミングするトリミング装置
とからなり、該トリミング装置は該シートの端縁部不要
部分を該シート流れ方向に対して複数に裁断するコルゲ
ータのトリミング装置である。
【0011】そして、連続する段ボールシートを生産す
るコルゲータで、段ボールシートの幅方向における端縁
部不要部分をトリミングするスリッタと、該スリッタに
より該シートをトリミングする前に該シートの端縁部不
要部分を予め所要寸法だけトリミングするトリミング装
置とからなり、該トリム装置は、該端縁部不要部分を該
シート流れ方向に対して複数に裁断する複数のスリッタ
刃を有するスリッタと、該シートの端縁部不要部分の前
オーダーと次オーダーとの間を切断する切断装置とから
なるコルゲータのトリミング装置である。
【0012】さらには、連続する段ボールシートを生産
するコルゲータで、段ボールシートの幅方向における端
縁部不要部分をトリミングするスリッタと、該スリッタ
により該シートをトリミングする前に該シートの幅方向
の端縁部不要部分を予め所要寸法だけトリミングするト
リミング装置とからなり、該トリミング装置は、該シー
ト流れ方向に対して旋回自在で、シート幅方向に移動自
在可能に構成され、該トリミング装置がシート幅方向に
移動中は該段ボールシートの流れ方向に対して所望の角
度で段ボールシート端縁部不要部分の各オーダー間の切
断を行い、該トリミング装置がシート幅方向の所望の位
置まで移動した後は、該シートの流れ方向と平行に該シ
ートの端縁部不要部分を該シート流れ方向に対して複数
に裁断するコルゲータのトリミング装置である。
【0013】そして、連続する段ボールシートを生産す
るコルゲータで、段ボールシートの幅方向における端縁
部不要部分をトリミングするスリッタと、該スリッタに
より該シートをトリミングする前に該シートの端縁部不
要部分を予め所要寸法だけトリミングするトリミング装
置とからなり、該シート流れ方向に対して旋回自在でシ
ート幅方向に移動自在可能設けられ、シート幅方向に移
動中は該段ボールシートの流れ方向に対して所望の角度
で段ボールシート端縁部不要部分の各オーダー間の切断
を行い、所望の位置まで移動した後に該シートの流れ方
向と平行に該シートの端縁部不要部分を裁断するトリミ
ング装置を該段ボールシートの流れ方向に所望の間隔を
置いて複数機配設し、該トリミング装置がそれぞれ1基
ずつ該段ボールシートの幅方向に移動して端縁部不要部
分の各オーダー間を切断するとともに、それぞれが所望
位置で該シートの流れと平行に裁断し、該段ボールシー
トの端縁部不要部分を該シート流れ方向に対して複数に
裁断するコルゲータのトリミング装置である。
【0014】また、さらには連続する段ボールシートを
生産するコルゲータで、段ボールシートの幅方向を所望
の寸法に裁断するスリッタの上流側に該シートの端縁部
不要部分を予め所要寸法だけ該シート流れ方向に対して
複数に裁断を行い、該シート流れ方向に対して複数に裁
断したシートをスリッタの上流側で除去するコルゲータ
のトリミング方法である。
【0015】そして、連続する段ボールシートを生産す
るコルゲータで、段ボールシートの幅方向における端縁
部の不要部分をスリッタでトリミングするとともに、該
スリッタにより該シートをトリミングする前に該シート
の端縁部不要部分を予め所要寸法だけ該シート流れ方向
に対して複数に裁断を行い、該シート流れ方向に対して
複数に裁断したシートをスリッタの上流側で除去するコ
ルゲータのトリミング方法である。
【0016】
【作用】本発明におけるコルゲータのプレトリミング装
置によれば、コルゲータの生産において紙幅が変わるオ
ーダーごとにミルロールスタンドでその紙幅ごとのロー
ル原紙の交換を行わない生産が行われる中で、スリッタ
スコアラの生産において幅広トリムが発生する生産の場
合、該幅広トリムがスリッタスコアラのトリムダクトで
除去できない状況及び幅広のトリムがトリムダクト内で
ジャムアップを起こさないようにすることを解決するた
めに、スリッタスコアラでの生産において幅広トリムが
発生する生産のときは、スリッタスコアラの上流に設け
られた複数のプレトリムスリッタナイフまたは複数組の
プレトリムシャーナイフを有するプレトリミング装置で
幅広トリムを裁断分断してトリムダクトで除去する。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るコルゲータの
プレトリミング装置について、好適な実施例を挙げて添
付図面を参照しながら以下説明する。図1はコルゲータ
下流工程において本発明を好適に用いたプレトリミング
装置20の配置を表す側面図である。ダブルフェーサ
2、スリッタスコアラ3,9及びカッタ15については
従来の構成及び配置と変わらないため詳述は省略する。
本発明のプレトリミング装置20は一般的にダブルフェ
ーサ2と第1のスリッタスコアラ3の間に配設される。
プレトリミング装置20の構成は図2に示すように、上
流側にプレトリムシャー21と下流側にプレトリムスリ
ッタ23が配設される。プレトリムシャー21の構成は
図2乃至図5に示すように操作側及び駆動側に設けられ
た一対のフレーム26,26にステー27が装架され、
該ステー27にガイドフレーム28が取り付けられる。
該ガイドフレーム28にはガイドレール35a,35b
を有するレールベース34が固着され、ガイドレール3
5a,35bに摺動部材37a,37bがそれぞれ嵌装
している。摺動部材37a,37bは後述する摺動駆動
機構によってガイドレール35a,35b上を摺動する
ように構成されるが、これは一般的にはリニアベアリン
グ(直動ベアリング)を用いる。摺動部材37a,37
bのガイドレール35a,35bと嵌装する反対面には
プレトリムシャー21のフレーム36が固着している。
該フレーム36にはブラケット39を介して後述するプ
レトリムシャーナイフ59を瞬時に昇降させるアクチュ
エータ38が取り付けられる。アクチュエータ38は一
般的にエアーシリンダが用いられるが、プレトリムシャ
ーナイフ59を瞬時に昇降させるものであるならば油圧
シリンダや電動モータでも良い。そして、アクチュエー
タ38の伸縮ロッド先端部には連結部材45を介して昇
降フレーム44が取り付けられ、該昇降フレーム44は
ブラケット42を介してスライダ40が設けられ、該ス
ライダ40はフレーム36に設けられたスライドレール
41と嵌装している。該スライダ40は該アクチュエー
タ38によるプレトリムシャーナイフ59の昇降動作を
ガイドする働きをする。そして、該スライダ40は前述
した摺動部材37a,37bと同様なリニアベアリング
が用いられる。
【0018】アクチュエータ38に取り付けられた昇降
フレーム44にはプレトリムシャーナイフ59を旋回支
持する旋回支持軸46が嵌挿され、上方が止め部材47
によって取り付けられている。そして旋回支持軸46の
下方はベアリング48を介して旋回フレーム51が旋回
支持軸46に対して旋回可能に設けられる。また、旋回
フレーム51の上方には旋回支持軸46に取り付けられ
たベアリング49を介して固定部材50が取り付けられ
るとともに、旋回支持軸46の最下端には止め部材52
が取り付けられて旋回フレーム51の上下方向への動き
を規制している。そして、旋回フレーム51の下方には
一対のアーム53,53が取り付けられ、該アーム5
3,53の最下端にプレトリムシャーナイフ59が旋回
自在に取り付けられる。プレトリムシャーナイフ59は
アーム53,53の最下端に軸60が固定され、該軸6
0にベアリング63を介してナイフホルダ61が回転自
在に設けられる。プレトリムシャーナイフ59はナイフ
ホルダ61とナイフ押さえ62によって狭持されるよう
に取り付けられる。図中において、64と65はカラー
で66はナイフホルダ61の側面カバーである。プレト
リムシャー21は以上のように構成され、旋回支持軸4
6の旋回中心に対してプレトリムシャーナイフ59の回
転中心がシート流れ方向下流側に配設されており、旋回
支持軸46を中心にプレトリムシャーナイフ59を保持
するアーム53が旋回する構成になっている。従って、
プレトリムシャー21が機械幅方向に移動をするとプレ
トリムシャーナイフ59はプレトリムシャー21が移動
をする方向に向きを変えて切断及び裁断を行うことがで
きる。
【0019】プレトリムシャーナイフ59は前述のよう
に構成され、アクチュエータ38がプレトリムシャーナ
イフ59を受けロール22に向けて下降させて後述する
摺動駆動機構が作動して機械の幅方向にプレトリムシャ
ー21を摺動させたときに旋回支持軸46に対して旋回
フレーム51が旋回することで旋回フレーム51に取り
付けられたアーム53を介して自由旋回をするが、プレ
トリムシャーナイフ59が受けロール22と接していな
い上方に位置しているときはプレトリムシャーナイフ5
9の旋回を規制することが好ましい。具体的には旋回支
持軸46の上方に設けられる昇降フレーム44にブラケ
ット57を固着し、該旋回支持軸46の下方に旋回自在
に設けられた旋回フレーム51にブラケット58が取り
付けられる。そして、各ブラケット57,58には付勢
部材取付具55,56が取り付けられて、該付勢部材取
付具55,56に付勢部材54が取り付けられる。付勢
部材54は一般的には圧縮コイルバネが用いられるが、
プレトリムシャーナイフ59の旋回を規制するものであ
るならば例えばゴムチューブなどの弾性体でもよい。
【0020】続いて、プレトリムシャー21を機械幅方
向に摺動させる摺動駆動機構について図3を用いて説明
する。摺動駆動機構は一方のフレーム26に駆動装置2
9が、他方のフレーム26に中間部材30が設けられ、
これらを伝導部材31が巻装される。駆動装置29は一
般的にサーボモータなどが用いられる。伝導部材31は
チェーンや各種ベルトが用いられることが一般的で、中
間部材30はそれぞれの伝導部材に対応する回転部材が
用いられる。続いて、伝導部材31の所望の位置にプレ
トリムシャー21のフレーム36が取り付けられる。こ
のような構成において駆動装置29が起動をすると伝導
部材31を介してプレトリムシャー21が機械幅方向に
摺動する。尚、本実施例では前述した構成のプレトリム
シャー21を用いるが、ここで行うプレトリムシャー切
断は前述した構成のプレトリムシャーに限定されるもの
ではなく、従来のロータリタイプトリムシャーでも本発
明のプレトリムシャー切断と同様の働き及び目的は達成
できる。
【0021】受けロール22の構成について図3を用い
て説明する。受けロール22は軸71を介してフレーム
26,26に設けられたベアリング70によって回転可
能に軸支される。図中の33は受けロール22の軸71
を機械幅方向中間で支える軸受けで、該軸受け33はフ
レーム26,26間に架設された支持部材32上に設け
られる。一方のフレーム26には駆動装置67がモータ
ブラケット72を介して設置され、駆動装置67に取り
付けられたギヤ68と受けロール22を支える軸71の
一端に取り付けられたギヤ69を介して回転駆動され
る。
【0022】次に、プレトリムスリッタ23の構成につ
いて図6乃至図10を用いて説明する。プレトリムスリ
ッタ23はペーパーラインPLの下方に位置するように
構成され、フレーム26,26間に支点ピン82,82
を介して回動フレーム73がアクチュエータ79,79
によって回動自在に取り付けられる。アクチュエータ7
9は一般的にエアーシリンダや油圧シリンダなどが用い
られるが、伝導モータなどでも良い。アクチュエータ7
9,79は固定側がフレーム26,26間に架設された
ステー78上に連結部材80を介して取り付けられ、伸
縮側が伸縮ロッドの先端に連結部材81を介して回動フ
レーム73に取り付けられる。該アクチュエータ79,
79の作用によって回動フレーム73が支点ピン82,
82を支点に回動して回動フレーム73上に設けられた
プレトリムスリッタ23がペーパーラインPLに対して
昇降する構成になる。続いてプレトリムスリッタ23は
回動フレーム73のペーパーラインPLと対設する面に
軸受け77,77が設けられ、該軸受け77,77間に
ねじ軸74が回転自在に取り付けられる。図中の75、
75はねじ軸74の回転を伝導するギヤーである。そし
て、該回動フレーム73のペーパーラインPLと対設す
る面にガイドレール76,76が取り付けられて、該ガ
イドレール76,76上をプレトリムスリッタ23が機
械幅方向に摺動するように構成される。該プレトリムス
リッタ23の機械幅方向の摺動は、図7に示すように回
動フレーム73上に設けられたモータベース83上の駆
動装置84の作用によって摺動をする。該駆動装置84
には伝導ギヤ85aが取り付けられ、プレトリムスリッ
タ23側には軸受け77,77間に軸止された伝導ギヤ
85bが取り付けられ、該伝導ギヤ85a,85b間に
伝導部材86が巻装される。そして、伝導ギヤ85bに
は該ねじ軸74が設けられ、該駆動装置84の作動によ
ってねじ軸74が回転されて、そのねじ軸74の回転に
よってプレトリムスリッタ23がガイドレール76上を
ガイドレール76に沿って機械幅方向に移動可能に構成
される。
【0023】続いてプレトリムスリッタ23の構成は図
8に示すように、回動フレーム73のペーパーラインP
Lに対する面に設けられたガイドレール76上に一対の
フレーム92,92を設け、該フレーム92,92にベ
アリング94,94を介して回転シャフト93を回転可
能に軸止する。該回転シャフト93にキー材を介してナ
イフホルダ98を嵌挿し、該ナイフホルダ98に対して
ナイフ押さえ99で狭持するようにプレトリムスリッタ
ナイフ97を取り付ける。該プレトリムスリッタナイフ
97は該フレーム92,92内に少なくとも2組以上設
けられるような構成とすることが好もしく、本実施例で
は3組のプレトリムスリッタナイフ97a,97b,9
7cが設けられた構成を開示している。図中の95はプ
レトリムスリッタ23の片側をカバーする蓋体で、96
はカラーである。続いて、該フレーム92,92にプレ
トリムスリッタ駆動装置88を取り付けるベース87が
設けられ、該ベース87上にプレトリムスリッタ駆動装
置88を載置する。該プレトリムスリッタ駆動装置88
に伝導ギヤ89aが取り付けられ、該回転シャフト93
の他端には伝導ギヤ89bが設けられる。そして、該伝
導ギヤ89aと89bには伝導部材90が巻装される。
このように構成されるプレトリムスリッタ23におい
て、該プレトリムスリッタ駆動装置88が起動すると該
伝導ギヤ89a,89b及び伝導部材90を介して回転
シャフト93が回転をし、各プレトリムシャナイフ97
が回転をする。図中の91はトリムダクト25を連結す
る連結部材である。
【0024】次にプレトリムスリッタナイフ97の受け
部材24について説明する。受け部材24は、図6にそ
の構成を示すようにペーパーラインPLの上方に位置す
るように構成され、フレーム26,26間に支点ピン1
10,110を介して回動フレーム101,101がア
クチュエータ107,107によって回動自在に取り付
けられる。アクチュエータ107,107は一般的にエ
アーシリンダや油圧シリンダなどが用いられるが、伝導
モータなどでも良い。アクチュエータ107,107は
固定側がフレーム26,26間に架設されたステー10
6に連結部材108,108を介して取り付けられ、伸
縮側が伸縮ロッドの先端に連結部材109,109を介
して回動フレーム101,101に取り付けられる。該
アクチュエータ107,107の作用によって回動フレ
ーム101,101が支点ピン110,110を支点に
回動して回動フレーム101,101に設けられた受け
ロール100がペーパーラインPLに対して昇降する構
成になる。そして、受けロール100は図9に示すよう
に回動フレーム101,101の各々にベアリング11
2を有する軸受け111,111が設けられ、該軸受け
111,111に受けロール100の軸部100a,1
00aが各々回転可能に軸支される。受けロール100
は一方のフレーム26に設けられたモータブラケット1
03に載置された駆動装置102によって回転可能に構
成される。具体的には該駆動装置102に伝導ギヤー1
04aが取り付けられ、受けロール100の一方の軸部
100aに伝導ギヤー104aが取り付けられる。該伝
導ギヤー104a,104bには伝導部材105が巻装
され、駆動装置102の動力を該伝導ギヤー104a,
104b及び伝導部材105を介して受けロール100
に伝えて回転駆動する。本実施例では受け部材24を受
けロール100として説明したが、プレトリムスリッタ
ナイフ97を受ける構成の部材であればロールに限定さ
れることなく、例えば板状体の部材や棒状体の部材また
は回転しない円弧体の部材などいかなる部材でもよい。
【0025】受けロール100は図9及び図10に示す
ように所望の幅で所望の深さを有する溝113が所望の
間隔をもって受けロール100の外周面幅方向に多数設
けられる。図10は図9中のZ部の細部拡大図で、該溝
113はそれぞれがw1の幅を有しており、それぞれの
溝113はwの間隔を持って設けられている。該溝11
3の幅w1はプレトリムスリッタナイフ97の刃幅w2
より若干広めに設定されており、溝113の間隔wはプ
レトリムスリッタナイフ97a,97b、97cの刃幅
間隔wと一致している。従って、プレトリムスリッタナ
イフ97がトリムを分断すべき所望の位置に位置決めさ
れると、すべてのプレトリムスリッタナイフ97a,9
7b,97cが対応する各溝113内に入り込むように
なる。なお、前述のように溝113の幅w1はプレトリ
ムスリッタナイフ97の幅w2より若干広めに設定され
ており、溝113の側壁とプレトリムスリッタナイフ9
7の側面が干渉することはなく、さらにはプレトリムス
リッタナイフ97の溝113への入り込みはプレトリム
スリッタナイフ97の刃先部のみが入り込むのみで十分
トリムの分断が可能であることから、プレトリムスリッ
タナイフ97と溝113が干渉することはない。尚、プ
レトリムスリッタ23と受け部材24の配置はペーパー
ラインPLを挟んで上下が逆に配設しても良い。
【0026】また、受けロール100の各溝113には
ストリッパ145が設けられている。ストリッパ145
は、その両端が回動フレーム101に取り付けられたピ
ン144a,144bに係止され、受けロール100の
プレトリムスリッタナイフ97が入り込む側の各溝11
3内にシートの流れ方向の上流側から下流側に向けてほ
ぼペーパーラインPLと平行に、かつ、各溝113内に
入り込む刃先に干渉しない位置に設けられる。該ストリ
ッパ145はバネ材等の弾性部材が用いられ、溝113
内入り込む紙紛を除去する主な働きの他に、裁断される
シート片が受けロール100への巻き付きを防止する。
【0027】次に、本発明に係る好適実施例の使用につ
いて図11乃至図18を用いて時系列で説明する。本発
明は次に説明するような使用に限定されるものではない
が、本発明の主旨を最も理解しやすくするために次のよ
うな生産における実施例で説明をする。例えば第1,第
2,第3の各オーダーL、M、Nの紙質が同一で、第1
のオーダーLの紙幅に対して第2にオーダーMの紙幅が
狭く、そしてその生産ロットも少ない場合で、かつ第3
のオーダーNが第1のオーダーLの紙幅と同じ紙幅の生
産とする。まず図11において、現在第1のオーダーL
が第2のスリッタスコアラ9で生産されており、スリッ
タ12でトリムT1が裁断されてトリムダクト14にて
除去されるとともに、続く第2のオーダーMが第1のス
リッタスコアラ3で生産されるべく待機状態になってい
る。そして、第1のスリッタスコアラ3の直前に配置さ
れるトリムシャー17のトリムナイフ18も所望の位置
に位置決めを完了させておく。そして、プレトリミング
装置20のプレトリムシャー21はプレトリムシャーナ
イフ59を機械幅方向へ移動させる駆動装置29を作動
させて第1のオーダーLと第2のオーダーMのトリムを
分断する分断開始位置より少し外側の位置で待機をする
とともに、プレトリムスリッタ23のプレトリムスリッ
タナイフ97a,97b,97cを駆動装置84によっ
て第2のオーダーMの生産が第1のスリッタスコアラ3
で行う際に生じる幅広のトリムを分断すべき位置へ移動
させて待機させる。そして、続く第2のオーダーMの紙
幅は第1のオーダーLより狭いため通常であればミルロ
ールスタンドで第2のオーダーMの生産に似合う紙幅の
ロール原紙に掛け替えて生産を行うべきであるが、前述
の説明のように同一の紙質であることと、第2のオーダ
ーMのロットが少ないこと、及び第3のオーダーNが第
1のオーダーLの紙幅と同じ紙幅であるために、ミルロ
ールスタンド部でロール原紙交換を行うより第2のオー
ダーMも第1のオーダーLのロール原紙と同じロール原
紙で生産を行う方が生産効率も良い。尚、本発明におい
て、第1スリッタスコアラ3の入口部に設けられるトリ
ムシャー17のトリムナイフ18は、図4、図5に開示
するプレトリムシャー21と同じ構成のトリムシャーで
説明するが、従来のロータリタイプのトリムシャーでも
良い。
【0028】そして、オーダーチェンジポイントXが各
スリッタスコアラ3,9に近づくとプレトリムシャー2
1の受けロール22を回転駆動させる駆動装置62が起
動して受けロール22を回転させ、同じくプレトリムス
リッタナイフ97を回転させる駆動装置88と受けロー
ル100を回転させる駆動装置102をともに起動させ
てプレトリムスリッタナイフ97と受けロール100を
回転させる。そして、オーダーチェンジポイントXがプ
レトリムシャー21部直前に到達すると、プレトリムシ
ャー21のプレトリムシャーナイフ59を昇降させるア
クチュエータ38が作動してプレトリムシャーナイフ5
9をペーパーラインPLに向けて下降させて受けロール
22に当接させる。そしてほぼ同時にプレトリムシャー
ナイフ59を機械幅方向に移動させる駆動装置29が起
動してプレトリムシャーナイフ59を受けロール22に
当接させたまま機械中心に向けて瞬時に移動させ、シー
トの外側から切断Tβを開始し、所望の位置まで移動切
断を行うと機械中心位置に向けての移動を停止してしば
らくシートSの流れに沿って裁断をする。そして、図1
2に示すようにしばらく裁断を行った後にアクチュエー
タ38がプレトリムシャーナイフ59を上昇させてプレ
トリムシャーナイフ59をペーパーラインPLから離脱
させ切断を完了して受けロール22の回転も停止させ
る。このシートの外側から切断Tβを開始し、所望の位
置まで移動切断を行い、機械中心位置に向けての移動を
停止してしばらくシートSの流れに沿って裁断をする位
置は、後述するプレトリムスリッタナイフ97の最も機
械内側のプレトリムスリッタナイフ97が裁断を行う位
置で、この位置を一致させておくことで確実にトリムT
3が形成できるとともに後述するトリムダクト25へ除
去させることができる。プレトリムシャー21は前述し
た構成のように旋回支持軸46の旋回中心に対してプレ
トリムシャーナイフ59の回転中心がシート流れ方向下
流側に配設されており、旋回支持軸46を中心にプレト
リムシャーナイフ59を保持するアーム53が旋回する
構成になっているため、プレトリムシャー21が機械幅
方向に移動をするとプレトリムシャーナイフ59はプレ
トリムシャー21が移動をする方向に向きを変えて切断
及び裁断を行うことができる。そして、プレトリムシャ
ーナイフ59は切断及び裁断を完了してペーパーライン
PLから離脱したその位置で待機状態になる。この位置
は後述する第2のオーダーMから第3のオーダーNに切
り替わるときのプレトリムシャーナイフ59の切断開始
位置になる。
【0029】続いて、図12に示すようにプレトリムシ
ャーナイフ59が切断した箇所がプレトリムスリッタナ
イフ23部に到達するとプレトリムスリッタ23を昇降
させるアクチュエータ79,79が起動してプレトリム
スリッタ97a,97b,97cをペーパーラインPL
に向けて上昇させるとともに、ほぼ同時に受けロール1
00を昇降させるアクチュエータ107,107も起動
してペーパーラインPLに向けて下降させる。このとき
各プレトリムスリッタナイフ97a,97b,97cは
受けロール100のいずれかの溝113内に入り込むと
ともにトリムT3の裁断及び分断を開始する。裁断及び
分断されたトリムT3はプレトリムスリッタ23の直後
に配設されるトリムダクト25によって除去される。続
いてオーダーチェンジ部Xが第1のスリッタスコアラ3
の直前に到達すると図13に示すように、トリムシャー
17のトリムナイフ18が作動してプレトリムシャー2
0によって切断及び裁断されたシートの外側から第1の
スリッタスコアラ3のスリッタ6で裁断を行う位置まで
トリム切断Tαを行う。そして、図14に示すように第
1のスリッタスコアラ3による第2のオーダーMの生産
が開始されるとスリッタ6によってトリムT2が裁断さ
れ、トリムT2はトリムダクト8によって除去される。
そして、オーダーチェンジ部Xが第2のスリッタスコア
ラ9に到達するとスリッタ12はプレトリミング装置2
0のプレトリムシャーナイフ59が切断したTβが到達
するまでトリムT1の裁断を行い、第2のスリッタスコ
アラ9の各スコアラ10,11及びスリッタ12がペー
パーラインPLから離脱して第2のスリッタスコアラ9
による第1のオーダーLが完了する。このときプレトリ
ミング装置20では引き続きプレトリミングが行われ除
去されている。オーダーチェンジ部Xはカッタ15のカ
ッタナイフ16a,16bで所望の切断が行われ、図示
しないデフレクタ部で除去される。そして、第2のスリ
ッタスコアラ9の各スコアラ10,11及びスリッタ1
2は第3のオーダーNを行う位置へそれぞれ位置決めを
行い待機する。
【0030】続いて、第3のオーダーNが各スリッタス
コアラ3,9に近づき、オーダーチェンジポイントYが
プレトリミング装置20に近づくと、図15に示すよう
にプレトリムシャー21の受けロール22を回転駆動さ
せる駆動装置62が起動して受けロール22を回転させ
る。そして、オーダーチェンジポイントYがプレトリム
シャ21部直前に到達すると、プレトリムシャー21の
プレトリムシャーナイフ59を昇降させるアクチュエー
タ38が作動してプレトリムシャーナイフ59をペーパ
ーラインPLに向けて下降して受けロール22に当接さ
せてしばらくシートの流れに沿って裁断Tγを行う。こ
の位置は前述した第2のオーダーMから第3のオーダー
Nに切り替わるときのプレトリムシャーナイフ59の切
断開始位置であり、第2のオーダーMのプレトリムT3
の最も機械内側のプレトリムスリッタナイフ97が裁断
を行っている位置である。そして、図16に示すように
プレトリムシャーナイフ59を機械幅方向に移動させる
駆動装置29を起動させてプレトリムシャーナイフ59
を受けロール22に当接させたまま機械外側に向けて瞬
時に移動させ、シートの切断Tγを行い、シートの外側
に出たところで移動を停止するとともに、アクチュエー
タ38がプレトリムシャーナイフ59を上昇させてプレ
トリムシャーナイフ59をペーパーラインPLから離脱
させ切断を完了する。
【0031】続いて、プレトリムシャーナイフ59が形
成したトリム切断Tγがプレトリムスリッタ23部に到
達すると、プレトリムスリッタ23を昇降させるアクチ
ュエータ79,79がプレトリムスリッタ97a,97
b,97cをペーパーラインPLから離脱させる方向に
下降させるとともに、ほぼ同時に受けロール100を昇
降させるアクチュエータ107,107もペーパーライ
ンPLに向けて上昇させる。そして、各駆動装置88,
102を停止させる。続いてオーダーチェンジ部Yが第
1のスリッタスコアラ3の直前に到達すると図17に示
すように、トリムシャー17のトリムナイフ18が作動
してプレトリムシャー20によって切断及び裁断された
シートの外側から第1のスリッタスコアラ3のスリッタ
6で裁断を行なっている位置までトリム切断Tαを行
う。そして、図18に示すように第1のスリッタスコア
ラ3による第2のオーダーMの生産が終了すると第1の
スリッタスコアラ4,5及びスリッタ7がペーパーライ
ンPLから離脱して第1のスリッタスコアラ9による第
2のオーダーMが完了する。続いてオーダーチェンジ部
Yが第2のスリッタスコアラ9に到達すると、第2のス
リッタスコアラによる第3のオーダーNの生産が開始さ
れ、スリッタ12によってトリムT4が裁断され、トリ
ムT4はトリムダクト14によって除去される。そし
て、オーダーチェンジ部Yはカッタ15のカッタナイフ
16a,16bで所望の切断が行われ、図示しないデフ
レクタ部で除去される。そして、第1のスリッタスコア
ラ3の各スコアラ4,5及びスリッタ6は次オーダーの
生産を行う位置へそれぞれ位置決めを行い待機する。ま
た、プレトリミング装置20のプレトリムシャ21及び
プレトリムスリッタ23も次回上記と同様な生産を行う
位置へ移動を行い待機する。
【0032】以上説明した実施例の使用は上記に限定さ
れるものではなく、本発明の目的が達成できるものであ
るならば、どのような使用でも行えることは言うまでも
ない。また、幅広トリムの除去は段ボールシートの両端
縁部を同時に同じ量のみ裁断除去する必要はなく、両端
縁部でトリムの幅が異なっても良いし、必要なスリッタ
刃のみで裁断除去を行っても良く、生産によってはいず
れか一方の端部のみの裁断除去でも良い。
【0033】
【本発明の別実施例】次に、本発明の別実施例を説明す
る。別実施例は前述したプレトリムシャーとプレトリム
スリッタを一体化したもので、図19は本発明の別実施
例をコルゲータ下流工程で好適に用いたプレトリミング
装置114の配置を表す側面図である。プレトリミング
装置114の構成は図20乃至図23に示すように、プ
レトリマー115が配設される。プレトリマー115を
構成するフレーム、ステー、スライドレール、ガイドレ
ール及び摺動機構等は前述した図3乃至図5に開示され
る実施例と同じため説明を省略する。操作側及び駆動側
に設けられた一対のフレームに図示しないステーが装架
され、レールベース117とフレーム118の間には図
示しないガイドレール、摺動部材等が設けられる。そし
て、該フレーム118にはブラケット119を介して後
述するプレトリムシャーナイフ135を瞬時に昇降させ
るアクチュエータ120が取り付けられる。そして、ア
クチュエータ120の伸縮ロッド先端部には連結部材1
24を介して昇降フレーム123が取り付けられ、該昇
降フレーム123はスライダ122が設けられ、該スラ
イダ122はフレーム118に設けられたスライドレー
ル121と嵌装している。該スライダ122は該アクチ
ュエータ120によるプレトリムナイフ135の昇降動
作をガイドする働きをする。
【0034】アクチュエータ120に取り付けられた昇
降フレーム123にはプレトリムナイフ135を旋回支
持する旋回支持軸126が嵌挿され、上方が止め部材1
28によって取り付けられている。そして旋回支持軸1
26にはベアリング129を介して固定フレーム125
が設けられ、固定フレーム125に対して旋回支持軸1
26が旋回可能に設けられる。そして、旋回支持軸12
6の下方には各プレトリムナイフ135を保持するアー
ム132と、それを固定するフレーム131が設けら
れ、該フレーム131は連結部材130によって旋回支
持軸126と連結させる。そして、該フレーム131に
はリンクフレーム134が設けられ、該リンクフレーム
134には各プレトリムナイフ135a,b,c保持す
るそれぞれの一対のアーム132a,132b,132
cが取り付けられ、それぞれの該アーム132a,13
2b,132cの最下端には各プレトリムナイフ135
a,135b,135cが回転自在に取り付けられる。
各プレトリムナイフ135a,135b,135cはア
ーム132a,132b,132cの最下端に各軸13
9a,139b,139cが固定され、該各軸139
a,139b,139cに各ベアリング142a,14
2b,142cを介して各ナイフホルダ140a,14
0b,140cが回転自在に設けられる。各プレトリム
ナイフ135a,135b,135cは各ナイフホルダ
140a,140b,140cと各ナイフ押さえ141
a,141b,141cによって狭持されるように取り
付けられる。プレトリマー115は以上のような構成で
旋回支持軸126の旋回中心に対して各プレトリムナイ
フ135a,135b,135cの回転中心がシート流
れ方向下流側に配設されており、旋回支持軸126を中
心に各プレトリムナイフ135a,135b,135c
を保持する各アーム132a,132b,132cがリ
ンクフレーム134を介して旋回する構成になっている
ため、プレトリマー115が機械幅方向に移動をすると
各プレトリムナイフ135a,135b,135cはプ
レトリマー115が移動をする方向に向きを変えて切断
及び裁断を行うことができる。
【0035】各プレトリムナイフ135a,135b,
135cは前述のように構成され、アクチュエータ12
0がプレトリムナイフ135a,135b,135cを
受けロール116に向けて下降させて図示しない摺動駆
動機構が作動して機械の幅方向にプレトリマー115を
摺動させたときにリンクフレーム134を介して取り付
けられた各アーム132a,132b,132cが自由
旋回をする。各プレトリムナイフ135a,135b,
135cが受けロール116と接していない上方に位置
しているときは各プレトリムナイフ135a,135
b,135cの旋回を規制することが好ましい。具体的
には固定フレーム125にブラケット127を固着し、
該ブラケット127には付勢部材取付具136が取り付
けられる。また、該旋回支持軸126の下方に旋回自在
に設けられた各アーム132a,132b,132cの
中央に位置するアーム132bのフレーム131bに付
勢部材取付具137が取り付けられる。そして、該付勢
部材取付具136,137に付勢部材138が取り付け
られる。付勢部材138は一般的には圧縮コイルバネが
用いられるが、プレトリムナイフ135a,135b,
135cの旋回を規制するものであるならば例えばゴム
チューブなどの弾性体でもよい。なお、プレトリマー1
15を機械幅方向に摺動させる摺動駆動機構及び受けロ
ール116は、前述したプレトリムシャー21の摺動駆
動機構及び受けロール22と同一のため説明を省略す
る。この実施例における受けロール116はロールの外
周面にウレタン等の弾性体を巻装したロールである。
【0036】次に、本発明の別実施例に係る好適実施例
の使用について図24乃至図26を用いて時系列で説明
する。まず図24において、プレトリミング装置114
のプレトリムナイフ135をオーダーチェンジ部の分断
を行う分断開始位置より少し外側の位置で待機させる。
そして、オーダーチェンジポイントが各スリッタスコア
ラ3,9に近づくとプレトリミング装置114の受けロ
ール116を回転駆動させる。そして、オーダーチェン
ジポイントがプレトリミング114部直前に到達する
と、プレトリマー115のプレトリムナイフ135を昇
降させるアクチュエータ120が作動してプレトリムナ
イフ135をペーパーラインPLに向けて下降して受け
ロール116に当接させる。そしてほぼ同時にプレトリ
ムナイフ135を受けロール116に当接させたまま機
械中心に向けて瞬時に移動させ、シートの外側から切断
を開始し、所望の位置まで移動切断を行うと機械中心位
置に向けての移動を停止してこのままシートSの流れに
沿って裁断をする。このとき各プレトリムスリッタナイ
フ135a,135b,135cはそれぞれトリムT3
の裁断及び分断を開始する。裁断及び分断されたトリム
T3はプレトリムスリッタ23の直後に配設されるトリ
ムダクト25によって除去される。そして、図25に示
すようにそのオーダー中はそのままトリムT3の裁断を
継続して行う。プレトリマー115は前述した構成のよ
うに旋回支持軸126の旋回中心に対して各プレトリム
ナイフ135a,135b,135c回転中心がシート
流れ方向下流側に配設されており、旋回支持軸126を
中心に各プレトリムナイフ135a,135b,135
cを保持するアーム132a,132b,132cがリ
ンクフレーム131を介して旋回する構成になっている
ため、プレトリマー115が機械幅方向に移動をすると
プレトリムナイフ135a,135b,135cはプレ
トリマー115が移動をする方向に向きを変えて切断及
び裁断を行うことができる。また、第1のスリッタスコ
アラ3と第2のスリッタスコアラ9で行われるオーダー
チェンジは前述したとおりであるので詳述は省略する。
【0037】続いて、次のオーダーが各スリッタスコア
ラ3,9に近づき、オーダーチェンジポイントがプレト
リミング装置114に近づき、オーダーチェンジポイン
トがプレトリマー115部直前に到達すると、図26に
示すようにプレトリムナイフ135a,135b,13
5cを受けロール116に当接させたまま機械外側に向
けて瞬時に移動させ、シートの切断を行い、シートの外
側に出たところで移動を停止するとともに、アクチュエ
ータ120がプレトリムナイフ135a,135b,1
35cを上昇させてプレトリムナイフ135a,135
b,135cをペーパーラインPLから離脱して切断を
完了する。
【0038】
【本発明の第2の別実施例】次に、本発明の第2の別実
施例を説明する。第2の別実施例は前述した図3乃至図
5に開示されるプレトリムシャー21を少なくとも2基
以上設けて本発明の目的を達成するもので、図27は本
発明の第2の別実施例をコルゲータ下流工程で好適に用
いたプレトリミング装置143の配置を表す側面図であ
る。プレトリミング装置143の構成は前述した図3乃
至図5に示して説明した全く同様の構成を有するプレト
リムシャー21がシート搬送方向に対して少なくとも2
基以上配設される。プレトリムシャー21の構成は図3
乃至図5に開示され、先に説明したためその詳細は省略
する。本発明の目的を達成するために、プレトリムシャ
ー21をシートの流れ方向に少なくとも2基以上所望の
間隔をおいて配設する。図27に開示される本実施例で
はダブルフェーサ2と第1のスリッタスコアラ3の間に
プレトリミング装置143を配設する。そして、該プレ
トリミング装置143には図3乃至図5に開示される各
プレトリムシャー21a,21b,21cがシートの搬
送方向に対して上流側から1基ずつ合計3基配設され
る。そして、ペーパーラインPLを挟んで各プレトリム
シャー21a,21b,21cに対向する位置に各受け
ロール22a,22b,22cを配設する。この実施例
における受けロール22はロールの外周面にウレタン等
の弾性体を巻装したロールである。
【0039】次に、本発明の第2の別実施例に係る好適
実施例の使用について図28乃至図30を用いて時系列
で説明する。まず図28において、プレトリミング装置
143の各プレトリムシャー21a,21b,21cを
オーダーチェンジ部の分断を行う分断開始位置より少し
外側の位置で待機させる。そして、オーダーチェンジポ
イントが各スリッタスコアラ3,9に近づくとプレトリ
ミング装置143の各受けロール22a,22b,22
cを回転駆動させる。そして、オーダーチェンジポイン
トがプレトリミング装置143部直前に到達すると、先
ず第1のプレトリムシャー21aのプレトリムシャーナ
イフ59aを昇降させるアクチュエータ38aが作動し
てプレトリムシャーナイフ59aをペーパーラインPL
に向けて下降して受けロール22aに当接させる。そし
てほぼ同時にプレトリムシャーナイフ59aを受けロー
ル22aに当接させたまま機械中心に向けて瞬時に移動
させ、シートの外側から切断を開始し、所望の位置まで
移動切断を行うと機械中心位置に向けての移動を停止し
てそのままシートSの流れに沿って裁断をする。続い
て、図29に示すように第2のプレトリムシャー21b
のプレトリムシャーナイフ59bを昇降させるアクチュ
エータ38bが作動してプレトリムシャーナイフ59b
をペーパーラインPLに向けて下降して受けロール22
bに当接させる。そしてほぼ同時にプレトリムシャーナ
イフ59bを受けロール22bに当接させたまま機械中
心に向けて瞬時に移動させ、第1のプレトリムシャー2
1aが先に切断を開始した切断部と同じ位置またはそれ
より若干上流側の位置のシートの外側から切断を開始
し、第1のプレトリムシャー21bが裁断を行っている
裁断位置よりも機械幅方向において外側の所望の位置ま
で移動切断を行うと機械中心位置に向けての移動を停止
してそのままシートSの流れに沿って裁断をする。そし
て、続いて図30に示すように第3のプレトリムシャー
21cのプレトリムシャーナイフ59cを昇降させるア
クチュエータ38cが作動してプレトリムシャーナイフ
59cをペーパーラインPLに向けて下降して受けロー
ル22cに当接させる。そしてほぼ同時にプレトリムシ
ャーナイフ59cを受けロール22cに当接させたまま
機械中心に向けて瞬時に移動させ、第2のプレトリムシ
ャー21bが先に切断を開始した切断部と同じ位置また
はそれより若干下流側の位置のシートの外側から切断を
開始し、第2のプレトリムシャー21bが裁断を行って
いる裁断位置よりも機械幅方向において外側の所望の位
置まで移動切断を行うと機械中心位置に向けての移動を
停止してそのままシートSの流れに沿って裁断をする。
このようにして各プレトリムシャー21a,21b,2
1cがそれぞれの切断及び裁断を行いトリム部を分断す
る。それぞれのプレトリムシャー21a,21b,21
cによって裁断されたトリムはトリムダクト25によっ
て除去される。また、第1のスリッタスコアラ3と第2
のスリッタスコアラ9で行われるオーダーチェンジは前
述したとおりであるので詳述は省略する。そして、各プ
レトリムシャー21a,21b,21cが裁断する位置
はトリム部を均等に3分割するような位置で裁断するこ
とが好ましい。
【0040】続いて、次のオーダーが各スリッタスコア
ラ3,9に近づき、オーダーチェンジポイントがプレト
リミング装置143に近づき、オーダーチェンジポイン
トが各プレトリムシャー21a,21b,21c部直前
に到達すると、各プレトリムナイフ59a,59b,5
9cを受けロール22a,22b,22cに当接させた
まま機械幅方向の外側の位置を裁断している第3のプレ
トリムシャー21cから第2のプレトリムシャー21
b,第1のプレトリムシャー21aの順に機械外側に向
けて瞬時に移動させてシートの切断を行い、シートの外
側に出たところで移動を停止するとともに、各アクチュ
エータ38c,38,b,38aが順にプレトリムナイ
フ59c,59b,59aを上昇させてプレトリムシャ
ーナイフ59c,59b,59aをペーパラインPLか
ら離脱して切断を完了する。
【0041】以上説明した各実施例の使用は上記に限定
されるものではなく、本発明の目的が達成できるもので
あるならば、どの様な使用でも行えることは言うまでも
ない。また、幅広トリムの除去は段ボールシートの両端
縁部を同時に同じ量のみ裁断除去する必要はなく、両端
縁部でトリムの幅が異なっても良いし、必要なスリッタ
刃のみで裁断除去を行っても良く、生産によってはいず
れか一方の端部のみの裁断除去でも良い。
【0042】また、以上の各実施例の説明においてスリ
ッタスコアラ3,9のスリッタナイフ6,7,12,1
3で段ボールシートの両端を最終的に裁断を行い、その
上流側のプレトリム装置20,114,143で幅広ト
リムを裁断して除去する説明をした。しかし、本発明に
おいるスリッタスコアラ3,9の上流側に配設されるプ
レトリム装置20,114,143が段ボールシートの
両端を最終的に裁断加工を行うことは可能である。即
ち、各実施例においてプレトリム装置20,114,1
43のプレトリムスリッタ23,115,21の紙幅方
向における最も内側のスリッタナイフ97,135,2
1が、その生産オーダーの仕上がり寸法位置に位置決め
されて裁断を行えば、スリッタスコアラ3,9でスリッ
タ6,7,12,13が段ボールシートの両端を最終的
な裁断を行うことと同じ作用を行うことになる。従っ
て、本発明はスリッタスコアラ3,9のスリッタ6,
7,12,13で段ボールシートの両端を最終的に裁断
することに限定されない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明におけるコ
ルゲータのプレトリミング装置では、スリッタスコアラ
の上流側に幅広のトリムを分断して除去するプレトリミ
ング装置を設けたため、コルゲータで生産する段ボール
シートの紙幅を替えないで生産をすることが可能にな
り、最終仕上がり寸法に似合うロール原紙をコルゲータ
のミルロールスタンドに装填しなければならないという
煩雑な作業からオペレータが解放され、オペレータの作
業負担が軽減されるとともに、ロール原紙交換作業時間
が排除できる。また、その最終仕上がり寸法に似合うロ
ール原紙を工場内に多数保管する必要がなくなったた
め、必要最低限のロール原紙のみを保管すればよく、保
管スペースの削減とオペレータが膨大な量のロール原紙
を探してコルゲータへ搬送しなければならないという作
業から開放された。そして、紙幅替えを行う工程が削減
できることからシングルフェーサやグルーマシンでの糊
装置の糊塗布幅の変更やブレーキスタンドでのペーパー
ガイドの変更などを行う回数も減り、各機械を安定して
運転することができるようになった。
【0044】また、トリムダクトの開口幅に対してトリ
ムの幅が大きい幅広のトリムが発生してもプレトリミン
グ装置によって幅広のトリムを所望の寸法に分断して除
去することができるようなったため、トリムダクトで除
去が行えない問題は解消でき、かつトリムダクト内でジ
ャムアップすることもなくなった。また、シートの両側
を均等に裁断及び分断除去するようにしたため、先に述
べた本出願人の特開平8−11244号及び特開平9―
262790号の不具合も解消された。
【0045】以上のようなことから、オーダーごとに紙
幅が変わる場合でもミルロールスタンドにおいて必要以
上にロール原紙の交換を行う必要性がなく、紙幅が変わ
らないことから、シングルフェーサやグルーマシンなど
の糊装置の糊ダム位置の変更及びブレークスタンドでの
シートガイドの変更が減り、これらに伴う各機械のスピ
ードダウンがなくなることから、コルゲータでの生産も
向上するという付加価値も得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】コルゲータにおける本発明のプレトリミング装
置の配置を表す側面図である。
【図2】本発明のプレトリミング装置を表す側面図であ
る。
【図3】本発明のプレトリミング装置を表す正面図であ
る。
【図4】プレトリミング装置のプレトリムシャを表す側
面図である。
【図5】プレトリミング装置のプレトリムシャを表す正
面図である。
【図6】プレトリミング装置の細分断装置を表す正面図
である。
【図7】プレトリミング装置の細分断装置を表す平面図
である。
【図8】細分断装置の刃物部を表す平面図である。
【図9】細分断装置の受けロールを表す正面図である。
【図10】図9における受けロールZ部の刃物受け部を
表す図である。
【図11】本発明のプレトリミング装置の作用を表す平
面図である。
【図12】本発明のプレトリミング装置の作用を表す平
面図である。
【図13】本発明のプレトリミング装置の作用を表す平
面図である。
【図14】本発明のプレトリミング装置の作用を表す平
面図である。
【図15】本発明のプレトリミング装置の作用を表す平
面図である。
【図16】本発明のプレトリミング装置の作用を表す平
面図である。
【図17】本発明のプレトリミング装置の作用を表す平
面図である。
【図18】本発明のプレトリミング装置の作用を表す平
面図である。
【図19】コルゲータにおける別実施例のプレトリミン
グ装置の配置を表す側面図である。
【図20】別実施例のプレトリミング装置を表す側面図
である。
【図21】別実施例のプレトリミング装置を表す正面図
である。
【図22】別実施例のプレトリミング装置を表す平面図
である。
【図23】別実施例のプレトリミング装置の作動状態を
表す平面図である。
【図24】別実施例のプレトリミング装置の作用を表す
平面図である。
【図25】別実施例のプレトリミング装置の作用を表す
平面図である。
【図26】別実施例のプレトリミング装置の作用を表す
平面図である。
【図27】コルゲータにおける第2の別実施例によるプ
レトリミング装置の配置を表す側面図である。
【図28】第2の別実施例によるプレトリミング装置の
作用を表す平面図である。
【図29】第2の別実施例によるプレトリミング装置の
作用を表す平面図である。
【図30】第2の別実施例によるプレトリミング装置の
作用を表す平面図である。
【図31】従来のコルゲータ下流工程を表す側面図であ
る。
【図32】スリッタスコアラ部でのオーダチェンジを表
す作用図である。
【図33】トリムダクトに吸引除去されるトリムを表す
平面図である。
【図34】幅広のトリムとトリムダクトの関係を表す平
面図である。
【符号の説明】
3,9 スリッタスコアラ 6,12 スリッタナイフ 8,14 トリムダクト 17 トリムシャ 20,114 プレトリミング装置 21 プレトリムシャ 23,115 プレトリムスリッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C021 FA01 3C027 WW03 WW17 3E075 CA02 DA04 DB02 DB13 GA02

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続する段ボールシートを生産するコル
    ゲータで、段ボールシートの幅方向を所望の寸法に裁断
    するスリッタの上流側に該シートの端縁部不要部分を予
    め所要寸法だけトリミングするトリミング装置を配設
    し、 該トリミング装置によって該シートの端縁部不要部分を
    該シート流れ方向に対して複数に裁断することを特徴と
    するコルゲータのトリミング装置。
  2. 【請求項2】 段ボールシートの端縁部不要部分を該シ
    ート流れ方向に対して複数に裁断する裁断位置の該シー
    トの紙幅方向における最も内側に位置するトリミング装
    置は、その生産オーダにおける最終仕上がり寸法位置を
    裁断する請求項1記載のコルゲータのトリミング装置。
  3. 【請求項3】 前記トリミング装置によって複数に裁断
    されたシートの端縁部不要部分を、該トリミング装置の
    下流側に配設されたトリムダクトにて除去する請求項1
    乃至請求項2記載のコルゲータのトリミング装置。
  4. 【請求項4】 連続する段ボールシートを生産するコル
    ゲータで、段ボールシートの幅方向における端縁部不要
    部分をトリミングするスリッタと、該スリッタにより該
    シートをトリミングする前に該シートの端縁部不要部分
    を予め所要寸法だけトリミングするトリミング装置とか
    らなり、 該トリミング装置は該シートの端縁部不要部分を該シー
    ト流れ方向に対して複数に裁断することを特徴とするコ
    ルゲータのトリミング装置。
  5. 【請求項5】 前記トリミング装置は、段ボールシート
    の幅方向におけるいずれか一方の端縁部不要部分を該シ
    ート流れ方向に対して複数に裁断することを特徴とする
    請求項4記載のコルゲータのトリミング装置。
  6. 【請求項6】 前記トリミング装置は、段ボールシート
    の幅方向の両端縁部不良部を該シート流れ方向に対して
    それぞれ複数に裁断することを特徴とする請求項4記載
    のコルゲータのトリミング装置。
  7. 【請求項7】 前記トリミング装置は、シート幅方向に
    2基設けられ、前記段ボールシートの両端縁部に対応し
    ていずれか一方の端縁部不良部または両端縁部不良部を
    該シート流れ方向に対して複数に裁断することを特徴と
    する請求項5及び請求項6記載のコルゲータのトリミン
    グ装置。
  8. 【請求項8】 前記トリミング装置によって複数に裁断
    されたシートの端縁部不要部分を、該トリミング装置の
    下流側に配設されたトリムダクトにて除去する請求項4
    乃至請求項7記載のコルゲータのトリミング装置。
  9. 【請求項9】 連続する段ボールシートを生産するコル
    ゲータで、段ボールシートの幅方向における端縁部不要
    部分をトリミングするスリッタと、該スリッタにより該
    シートをトリミングする前に該シートの端縁部不要部分
    を予め所要寸法だけトリミングするトリミング装置とか
    らなり、 該トリム装置は、該端縁部不要部分を該シート流れ方向
    に対して複数に裁断する複数のスリッタ刃を有するスリ
    ッタと、 該シートの端縁部不要部分の前オーダーと次オーダーと
    の間を切断する切断装置とからなることを特徴とするコ
    ルゲータのトリミング装置。
  10. 【請求項10】 前記トリミング装置は、前記段ボール
    シートの幅方向におけるいずれか一方の端縁部不要部分
    を該シート流れ方向に対して複数に裁断することを特徴
    とする請求項9記載のコルゲータのトリミング装置。
  11. 【請求項11】 前記トリミング装置は、前記段ボール
    シートの幅方向の両端縁部不良部を該シート流れ方向に
    対してそれぞれ複数に裁断することを特徴とする請求項
    9記載のコルゲータのトリミング装置。
  12. 【請求項12】 前記トリミング装置は、シート幅方向
    に2基設けられ、前記段ボールシートの各端縁部に対応
    して、いずれか一方の端縁部不良部または両端縁部不良
    部を該シート流れ方向に対して複数に裁断することを特
    徴とする請求項10及び請求項11記載のコルゲータの
    トリミング装置。
  13. 【請求項13】 前記トリミング装置によって複数に裁
    断されたシートの端縁部不要部分を、該トリミング装置
    の下流側に配設されたトリムダクトにて除去する請求項
    9乃至請求項12記載のコルゲータのトリミング装置。
  14. 【請求項14】 前記トリミング装置の切断装置は、該
    端縁部不要部分において端縁部不要部分の各オーダー間
    を切断する請求項9乃至請求項13記載のコルゲータの
    トリミング装置。
  15. 【請求項15】 前記トリミング装置の該スリッタにペ
    ーパーラインを挟んで対向する位置に受け部材を配設
    し、該受け部材に該スリッタの刃幅とほぼ同じ幅もしく
    は刃幅より少し広い幅または刃先が挿入できる幅で溝を
    設け、該溝は該複数のスリッタの刃物間隔と同じ間隔で
    溝を設けた受け部材である請求項9乃至請求項14記載
    のコルゲータのトリミング装置。
  16. 【請求項16】 前記受け部材の溝に、両端が係止され
    てシートの流れ方向の上流側から下流側に向けてほぼペ
    ーパーラインと平行で溝内に挿入されるとともに刃先に
    干渉しない位置にストリッパを設けた請求項15記載の
    コルゲータのトリミング装置。
  17. 【請求項17】 連続する段ボールシートを生産するコ
    ルゲータで、段ボールシートの幅方向における端縁部不
    要部分をトリミングするスリッタと、該スリッタにより
    該シートをトリミングする前に該シートの幅方向の端縁
    部不要部分を予め所要寸法だけトリミングするトリミン
    グ装置とからなり、 該トリミング装置は、該シート流れ方向に対して旋回自
    在で、シート幅方向に移動自在可能に構成され、 該トリミング装置がシート幅方向に移動中は該段ボール
    シートの流れ方向に対して所望の角度で段ボールシート
    端縁部不要部分の各オーダー間の切断を行い、 該トリミング装置がシート幅方向の所望の位置まで移動
    した後は、該シートの流れ方向と平行に該シートの端縁
    部不要部分を該シート流れ方向に対して複数に裁断する
    ことを特徴とするコルゲータのトリミング装置。
  18. 【請求項18】 前記トリミング装置は、段ボールシー
    トの幅方向におけるいずれか一方の端縁部不要部分を該
    シート流れ方向に対して複数に裁断することを特徴とす
    る請求項17記載のコルゲータのトリミング装置。
  19. 【請求項19】 前記トリミング装置は、段ボールシー
    トの幅方向の両端縁部不良部を該シート流れ方向に対し
    てそれぞれ複数に裁断することを特徴とする請求項18
    記載のコルゲータのトリミング装置。
  20. 【請求項20】 前記トリム装置はシート幅方向に2基
    設けられ、該段ボールシートの各端縁部に対応して、い
    ずれか一方の端縁部不良部または両端縁部不良部を該シ
    ート流れ方向に対して複数に裁断することを特徴とする
    請求項18及び請求項19記載のコルゲータのトリミン
    グ装置。
  21. 【請求項21】 前記トリミング装置によって複数に裁
    断されたシートの端縁部不要部分を、該トリミング装置
    の下流側に配設されたトリムダクトにて除去する請求項
    17乃至請求項20記載のコルゲータのトリミング装
    置。
  22. 【請求項22】 前記トリム装置は、該端縁部不要部分
    において端縁部不要部分の前オーダーと次オーダーとの
    間の切断を行い、次いで次オーダと次々オーダーとの間
    を切断する請求項17乃至請求項21記載のコルゲータ
    のトリミング装置。
  23. 【請求項23】 連続する段ボールシートを生産するコ
    ルゲータで、段ボールシートの幅方向における端縁部不
    要部分をトリミングするスリッタと、該スリッタにより
    該シートをトリミングする前に該シートの端縁部不要部
    分を予め所要寸法だけトリミングするトリミング装置と
    からなり、 該シート流れ方向に対して旋回自在でシート幅方向に移
    動自在可能設けられ、シート幅方向に移動中は該段ボー
    ルシートの流れ方向に対して所望の角度で段ボールシー
    ト端縁部不要部分の各オーダー間の切断を行い、所望の
    位置まで移動した後に該シートの流れ方向と平行に該シ
    ートの端縁部不要部分を裁断するトリミング装置を該段
    ボールシートの流れ方向に所望の間隔を置いて複数機配
    設し、 該トリミング装置がそれぞれ1基ずつ該段ボールシート
    の幅方向に移動して端縁部不要部分の各オーダー間を切
    断するとともに、それぞれが所望位置で該シートの流れ
    と平行に裁断し、 該段ボールシートの端縁部不要部分を該シート流れ方向
    に対して複数に裁断することを特徴とするコルゲータの
    トリミング装置。
  24. 【請求項24】 前記トリミング装置は、段ボールシー
    トの幅方向におけるいずれか一方の端縁部不要部分を該
    シート流れ方向に対して複数に裁断することを特徴とす
    る請求項23記載のコルゲータのトリミング装置。
  25. 【請求項25】 前記トリミング装置は、段ボールシー
    トの幅方向の両端縁部不良部を該シート流れ方向に対し
    てそれぞれ複数に裁断することを特徴とする請求項23
    記載のコルゲータのトリミング装置。
  26. 【請求項26】 前記トリミング装置は、シート幅方向
    にそれぞれ設けられ、該スリッタが前記段ボールシート
    の各端縁部に対応して、いずれか一方の端縁部不良部ま
    たは両端縁部不良部を該シート流れ方向に対して複数に
    裁断することを特徴とする請求項23及び請求項25記
    載のコルゲータのトリミング装置。
  27. 【請求項27】 前記トリミング装置によって複数に裁
    断されたシートの端縁部不要部分を、該トリミング装置
    の下流側に配設されたトリムダクトにて除去する請求項
    23乃至請求項26記載のコルゲータのトリミング装
    置。
  28. 【請求項28】 前記トリミング装置は、該端縁部不要
    部分において端縁部不要部分の前オーダーと次オーダー
    との間を切断するとともに、該シート流れ方向に対して
    複数に裁断し、次いで次オーダーと次々オーダーとの間
    を切断する請求項23乃至請求項27記載のコルゲータ
    のトリミング装置。
  29. 【請求項29】 連続する段ボールシートを生産するコ
    ルゲータで、段ボールシートの幅方向を所望の寸法に裁
    断するスリッタの上流側に該シートの端縁部不要部分を
    予め所要寸法だけ該シート流れ方向に対して複数に裁断
    を行い、該シート流れ方向に対して複数に裁断したシー
    トをスリッタの上流側で除去することを特徴とするコル
    ゲータのトリミング方法。
  30. 【請求項30】 段ボールシートの端縁部不要部分を該
    シート流れ方向に対して複数に裁断する裁断位置の該シ
    ートの紙幅方向における最も内側に位置する裁断位置
    は、その生産オーダにおける最終仕上がり寸法位置であ
    る請求項29記載のコルゲータのトリミング方法。
  31. 【請求項31】 連続する段ボールシートを生産するコ
    ルゲータで、段ボールシートの幅方向における端縁部の
    不要部分をスリッタでトリミングするとともに、該スリ
    ッタにより該シートをトリミングする前に該シートの端
    縁部不要部分を予め所要寸法だけ該シート流れ方向に対
    して複数に裁断を行い、該シート流れ方向に対して複数
    に裁断したシートをスリッタの上流側で除去することを
    特徴とするコルゲータのトリミング方法。
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