JPH0211398B2 - - Google Patents
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- JPH0211398B2 JPH0211398B2 JP659983A JP659983A JPH0211398B2 JP H0211398 B2 JPH0211398 B2 JP H0211398B2 JP 659983 A JP659983 A JP 659983A JP 659983 A JP659983 A JP 659983A JP H0211398 B2 JPH0211398 B2 JP H0211398B2
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- cylinders
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 4
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 3
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は段ボールの製造ラインに組込まれたロ
ータリシヤの改良に関するものである。
ータリシヤの改良に関するものである。
従来のコルゲートマシン用ロータリシヤを第
1,2図により説明すると、1がナイフシリン
ダ、2がナイフ、3がフレーム、4がフレーム、
5がベアリング、6が歯車、7が電磁クラツチ、
8がVプーリ、9がラインシヤフト、10がVプ
ーリ、11がVベルト、12がアンビルシリン
ダ、13が歯車、14が段ボールシートで、ナイ
フシリンダ1には鋸刃状ナイフ2がナイフシリン
ダ1の全幅に亘つて取付けられ、ナイフシリンダ
1の両端の軸に嵌合されたベアリング5がナイフ
シリンダ1をフレーム3,4に回転自在に取付け
ている。また軸端の一方には歯車6電磁クラツチ
7Vプーリ8が取付けられ、駆動源であるライン
シヤフト9の回転がVプーリ10とVベルト11
とVプーリ8と電磁クラツチ7とを介してナイフ
シリンダ1に伝えられるようになつている。また
ナイフシリンダ1の下側にはそれに対向して表面
にウレタンゴムを巻いたアンビルシリンダ12が
全幅に亘り設けられ、その両端の軸に嵌合された
ベアリング5がアンビルシリンダ12をフレーム
3,4に回転自在に取付けている。またアンビル
シリンダ12の一方の軸端には歯車13が歯車6
と噛合うよう設けられ、アンビルシリンダ12も
ナイフシリンダ1と共に回転するようになつてい
る。以上のロータリシヤは、()連続的に走行
している段ボールシートを良シートと不良シート
とに切離す機能と、()ロータリシヤよりも後
工程にあるスリツタスコアラ(連続的に走行して
いる段ボールシートを縦方向に切断し加つ同切断
線に平行に罫線を入れる装置)と同スリツタスコ
アラよりも後工程にあるカツトオフ(連続的に走
行している段ボールシートを幅方向に切断する装
置)とでオーダ替えを行なう際に連続的に走行し
ている段ボールシートを切離す機能とを有し、こ
れらの必要を生じたときには、電磁クラツチ7が
ONになり、ラインシヤフト9の回転がナイフシ
リンダ1とアンビルシリンダ12とに伝えられて
これらが回転し、ナイフ2がアンビルシリンダ1
2に接触して、段ボールシート14が切断され、
次いで電磁クラツチ7がOFFになり、また電磁
クラツチ7がOFFになると、電磁ブレーキまた
はエアブレーキ装置(図示せず)により、ナイフ
シリンダ1とアンビルシリンダ12とが適当な位
置に止まるようになつている。
1,2図により説明すると、1がナイフシリン
ダ、2がナイフ、3がフレーム、4がフレーム、
5がベアリング、6が歯車、7が電磁クラツチ、
8がVプーリ、9がラインシヤフト、10がVプ
ーリ、11がVベルト、12がアンビルシリン
ダ、13が歯車、14が段ボールシートで、ナイ
フシリンダ1には鋸刃状ナイフ2がナイフシリン
ダ1の全幅に亘つて取付けられ、ナイフシリンダ
1の両端の軸に嵌合されたベアリング5がナイフ
シリンダ1をフレーム3,4に回転自在に取付け
ている。また軸端の一方には歯車6電磁クラツチ
7Vプーリ8が取付けられ、駆動源であるライン
シヤフト9の回転がVプーリ10とVベルト11
とVプーリ8と電磁クラツチ7とを介してナイフ
シリンダ1に伝えられるようになつている。また
ナイフシリンダ1の下側にはそれに対向して表面
にウレタンゴムを巻いたアンビルシリンダ12が
全幅に亘り設けられ、その両端の軸に嵌合された
ベアリング5がアンビルシリンダ12をフレーム
3,4に回転自在に取付けている。またアンビル
シリンダ12の一方の軸端には歯車13が歯車6
と噛合うよう設けられ、アンビルシリンダ12も
ナイフシリンダ1と共に回転するようになつてい
る。以上のロータリシヤは、()連続的に走行
している段ボールシートを良シートと不良シート
とに切離す機能と、()ロータリシヤよりも後
工程にあるスリツタスコアラ(連続的に走行して
いる段ボールシートを縦方向に切断し加つ同切断
線に平行に罫線を入れる装置)と同スリツタスコ
アラよりも後工程にあるカツトオフ(連続的に走
行している段ボールシートを幅方向に切断する装
置)とでオーダ替えを行なう際に連続的に走行し
ている段ボールシートを切離す機能とを有し、こ
れらの必要を生じたときには、電磁クラツチ7が
ONになり、ラインシヤフト9の回転がナイフシ
リンダ1とアンビルシリンダ12とに伝えられて
これらが回転し、ナイフ2がアンビルシリンダ1
2に接触して、段ボールシート14が切断され、
次いで電磁クラツチ7がOFFになり、また電磁
クラツチ7がOFFになると、電磁ブレーキまた
はエアブレーキ装置(図示せず)により、ナイフ
シリンダ1とアンビルシリンダ12とが適当な位
置に止まるようになつている。
前記ロータリシヤは、連続的に走行している段
ボールシート14を全幅にわたり切断するので、
カツトオフ側でのシートの速度変動が大きくて、
カツトオフ側での切断寸法精度が悪くなる。また
後工程にあるスリツタスコアラでオーダ替えを行
なう際には、第9図に示す上下スリツタナイフ5
0,51を新しい位置に移動した後、刃合せを行
ない、次いで連続的に走行している段ボールシー
ト14を縦方向に切断するが、縦方向の切断部位
のうち、耳部もその他の部分と同じように縦方向
に連続しており、耳部の切断代が少ないと、上下
スリツタナイフ50,51の側面に喰込んだまま
になつて(第9図参照)、両端トリムの切断が不
完全になるという問題があつた。
ボールシート14を全幅にわたり切断するので、
カツトオフ側でのシートの速度変動が大きくて、
カツトオフ側での切断寸法精度が悪くなる。また
後工程にあるスリツタスコアラでオーダ替えを行
なう際には、第9図に示す上下スリツタナイフ5
0,51を新しい位置に移動した後、刃合せを行
ない、次いで連続的に走行している段ボールシー
ト14を縦方向に切断するが、縦方向の切断部位
のうち、耳部もその他の部分と同じように縦方向
に連続しており、耳部の切断代が少ないと、上下
スリツタナイフ50,51の側面に喰込んだまま
になつて(第9図参照)、両端トリムの切断が不
完全になるという問題があつた。
本発明は前記の問題点に対処するもので、段ボ
ール製造ラインに組込まれたナイフシリンダとア
ンビルシリンダとにより構成されるロータリシヤ
において、前記ナイフシリンダ及び同ナイフシリ
ンダに取付けたナイフを幅方向に3分割して、両
側のナイフシリンダの駆動系統を前記アンビルシ
リンダの駆動系統に連結し、中央のナイフシリン
ダの駆動系統を上記両側のナイフシリンダの駆動
系統に接続、切離し可能に連結したことを特徴と
するロータリシヤに係り、その目的とする処は、
不良シート除去時等には、3つのナイフシリンダ
を同期駆動して、従来通り全幅切断を行う一方、
オーダ替え時には、両側のナイフシリンダのみを
同期駆動し、シートの両端のみを切断して、シー
トの中央を連続状態に保持することにより、速度
変動を少なくして、カツトオフ側での切断寸法精
度を向上する。またスリツタスコアラ側での両端
トリムの切断に切断不良を生じさせない改良され
たロータリシヤを供する点にある。
ール製造ラインに組込まれたナイフシリンダとア
ンビルシリンダとにより構成されるロータリシヤ
において、前記ナイフシリンダ及び同ナイフシリ
ンダに取付けたナイフを幅方向に3分割して、両
側のナイフシリンダの駆動系統を前記アンビルシ
リンダの駆動系統に連結し、中央のナイフシリン
ダの駆動系統を上記両側のナイフシリンダの駆動
系統に接続、切離し可能に連結したことを特徴と
するロータリシヤに係り、その目的とする処は、
不良シート除去時等には、3つのナイフシリンダ
を同期駆動して、従来通り全幅切断を行う一方、
オーダ替え時には、両側のナイフシリンダのみを
同期駆動し、シートの両端のみを切断して、シー
トの中央を連続状態に保持することにより、速度
変動を少なくして、カツトオフ側での切断寸法精
度を向上する。またスリツタスコアラ側での両端
トリムの切断に切断不良を生じさせない改良され
たロータリシヤを供する点にある。
次に本発明のロータリシヤを第3図乃至第6図
に示す一実施例により説明すると、17がナイフ
シリンダ(センターシリンダ)、18,19が同
ナイフシリンダ17の両翼部の周りにベアリング
45,46,46,46を介して取付けたナイフ
シリンダ(サイドシリンダ)、44が上記ナイフ
シリンダ19の軸部をフレーム16に回転可能に
取付けるベアリング、43が上記ナイフシリンダ
17の軸部をフレーム15に回転可能に取付ける
ベアリングで、上記各ナイフシリンダ17,1
8,19が1本のロールを形成している。また上
記ナイフシリンダ18,19の外周面上には第5
図に示すようにナイフ26がナイフホルダー3
0,31と、スライドベース28とガイド29と
を介してシリンダ18,19の軸方向にスライド
可能に取付けられている。またナイフシリンダ1
7の外周面上には第6図に示すようにナイフ27
がナイフホルダ32,33を介して固定されてい
る。またナイフシリンダ17,18,19の下側
には表面にウレタンゴムを巻いたアンビルシリン
ダ20があり、その両端はベアリング48,49
を介してフレーム15,16に回転自在に取付け
られている。なおアンビルシリンダ20の一方の
軸はクラツチ52を介してモータ40に連結され
ている。またナイフシリンダ17,18,19の
上側にはねじ軸21があり、ベアリング47を介
してフレーム15,16に回転自在に取付けられ
ている。なおねじ軸21の一端はフレーム15を
通つてモータ41に連結されている。同ねじ軸2
1の一端には右ねじ、他端には左ねじが切つてあ
り、これらにキヤリア23が組込まれている。同
キヤリア23の下端には、コロ25があつて第4
図に示すようにシフトリング24の溝の中に嵌つ
ている。同シフトリング24とナイフホルダ30
とは接手42を介して接続している。また上記ね
じ軸21の上にはバー22があり、これがフレー
ム15,16に固定されている。このバー22は
キヤリア23の上部のくぼみに嵌まつていて、キ
ヤリアの振れを止める役目をもつている。またナ
イフシリンダ18,19とアンビルシリンダ20
とはギヤ34,35,36,37を介してつなが
り、ナイフシリンダ18と19との同期回転が得
られるようになつている。ナイフシリンダセンタ
17の一方の軸には、シングポジシヨンクラツチ
38がギヤ34に接して設けられ、ブレーキ39
がフレーム15に接して設けられている。
に示す一実施例により説明すると、17がナイフ
シリンダ(センターシリンダ)、18,19が同
ナイフシリンダ17の両翼部の周りにベアリング
45,46,46,46を介して取付けたナイフ
シリンダ(サイドシリンダ)、44が上記ナイフ
シリンダ19の軸部をフレーム16に回転可能に
取付けるベアリング、43が上記ナイフシリンダ
17の軸部をフレーム15に回転可能に取付ける
ベアリングで、上記各ナイフシリンダ17,1
8,19が1本のロールを形成している。また上
記ナイフシリンダ18,19の外周面上には第5
図に示すようにナイフ26がナイフホルダー3
0,31と、スライドベース28とガイド29と
を介してシリンダ18,19の軸方向にスライド
可能に取付けられている。またナイフシリンダ1
7の外周面上には第6図に示すようにナイフ27
がナイフホルダ32,33を介して固定されてい
る。またナイフシリンダ17,18,19の下側
には表面にウレタンゴムを巻いたアンビルシリン
ダ20があり、その両端はベアリング48,49
を介してフレーム15,16に回転自在に取付け
られている。なおアンビルシリンダ20の一方の
軸はクラツチ52を介してモータ40に連結され
ている。またナイフシリンダ17,18,19の
上側にはねじ軸21があり、ベアリング47を介
してフレーム15,16に回転自在に取付けられ
ている。なおねじ軸21の一端はフレーム15を
通つてモータ41に連結されている。同ねじ軸2
1の一端には右ねじ、他端には左ねじが切つてあ
り、これらにキヤリア23が組込まれている。同
キヤリア23の下端には、コロ25があつて第4
図に示すようにシフトリング24の溝の中に嵌つ
ている。同シフトリング24とナイフホルダ30
とは接手42を介して接続している。また上記ね
じ軸21の上にはバー22があり、これがフレー
ム15,16に固定されている。このバー22は
キヤリア23の上部のくぼみに嵌まつていて、キ
ヤリアの振れを止める役目をもつている。またナ
イフシリンダ18,19とアンビルシリンダ20
とはギヤ34,35,36,37を介してつなが
り、ナイフシリンダ18と19との同期回転が得
られるようになつている。ナイフシリンダセンタ
17の一方の軸には、シングポジシヨンクラツチ
38がギヤ34に接して設けられ、ブレーキ39
がフレーム15に接して設けられている。
次に前記ロータリシヤの作用を説明する。
() シートを全幅にわたつて切断するとき(第
7図の状態に切断するとき)は、先づモータ4
1を起動し、ねじ軸21を回して、キヤリア2
3を内側へ移動させる。この動きがコロ25シ
フトリング24接手42を介してナイフホルダ
30,31に伝わり、同ナイフホルダ30,3
1がスライドベース28上を滑るので、ナイフ
26が内側へ寄り、L3の寸法がゼロになつて、
ナイフ26,26′,27が一直線に並ぶ、次
いでクラツチ38をON、ブレーキ39をOFF
にしておく。前工程にある検知装置からの指令
に基きモータ40が起動し、クラツチ52が連
結すると、アンビルシリンダ20が回転する。
この回転はギヤ34,35,36,37を介し
てナイフシリンダ18,19に伝わり、さらに
クラツチ38を経てナイフシリンダ17に伝わ
る。この回転によりナイフシリンダ17,1
8,19とアンビルシリンダ20との間を通る
段ボールシート14がナイフ26,26′,2
7とアンビルシリンダ20とにより全幅にわた
つて切断される。切断後は、クラツチ52を
OFFにするとともにブレーキ39を作動して、
両シリンダの回転を止める。このとき、ナイフ
26,26′とナイフ27とはクラツチ38が
シングルポジシヨンタイプなので、位相が乱れ
ることなく回転始めたときと同様に一直線の状
態を保つて停止する。
7図の状態に切断するとき)は、先づモータ4
1を起動し、ねじ軸21を回して、キヤリア2
3を内側へ移動させる。この動きがコロ25シ
フトリング24接手42を介してナイフホルダ
30,31に伝わり、同ナイフホルダ30,3
1がスライドベース28上を滑るので、ナイフ
26が内側へ寄り、L3の寸法がゼロになつて、
ナイフ26,26′,27が一直線に並ぶ、次
いでクラツチ38をON、ブレーキ39をOFF
にしておく。前工程にある検知装置からの指令
に基きモータ40が起動し、クラツチ52が連
結すると、アンビルシリンダ20が回転する。
この回転はギヤ34,35,36,37を介し
てナイフシリンダ18,19に伝わり、さらに
クラツチ38を経てナイフシリンダ17に伝わ
る。この回転によりナイフシリンダ17,1
8,19とアンビルシリンダ20との間を通る
段ボールシート14がナイフ26,26′,2
7とアンビルシリンダ20とにより全幅にわた
つて切断される。切断後は、クラツチ52を
OFFにするとともにブレーキ39を作動して、
両シリンダの回転を止める。このとき、ナイフ
26,26′とナイフ27とはクラツチ38が
シングルポジシヨンタイプなので、位相が乱れ
ることなく回転始めたときと同様に一直線の状
態を保つて停止する。
() シート両端へ切れ目を入れるとき(第8図
の状態に切断するとき)は、モータ41を駆動
して、上記作用の()の項で述べたのとは、
逆の動きによりL3の寸法を所要の寸法に設定
する。次いでクラツチ38をOFFにし、ブレ
ーキ39をONにして、ナイフシリンダ17を
固定しておく。前工程にある検知装置からの指
令に基きモータ40が起動すると、その回転は
アンビルシリンダ20ギヤ35,36ギヤ3
4,37ナイフシリンダ18,19の順で伝わ
り、ナイフシリンダ17,18,19とアンビ
ルシリンダ20との間を通過する段ボールシー
ト14の両端に第8図のように切れ目が入れら
れる。切目を入れた後の停止は、クラツチ52
をOFFにするとともにクラツチ38をONにす
る。そうするとブレーキ39がONになつてい
るので、ナイフ26,26′,27が元の位置
に一直線の状態を保つて停止する。
の状態に切断するとき)は、モータ41を駆動
して、上記作用の()の項で述べたのとは、
逆の動きによりL3の寸法を所要の寸法に設定
する。次いでクラツチ38をOFFにし、ブレ
ーキ39をONにして、ナイフシリンダ17を
固定しておく。前工程にある検知装置からの指
令に基きモータ40が起動すると、その回転は
アンビルシリンダ20ギヤ35,36ギヤ3
4,37ナイフシリンダ18,19の順で伝わ
り、ナイフシリンダ17,18,19とアンビ
ルシリンダ20との間を通過する段ボールシー
ト14の両端に第8図のように切れ目が入れら
れる。切目を入れた後の停止は、クラツチ52
をOFFにするとともにクラツチ38をONにす
る。そうするとブレーキ39がONになつてい
るので、ナイフ26,26′,27が元の位置
に一直線の状態を保つて停止する。
本発明のロータリシヤは前記のように構成され
ており、段ボールシートの全幅切断、両端切断、
及びシート幅に合わせた両端切断の寸法調整とい
う3つの機能が得られ、両端切断では次の2つの
メリツトが生じる。
ており、段ボールシートの全幅切断、両端切断、
及びシート幅に合わせた両端切断の寸法調整とい
う3つの機能が得られ、両端切断では次の2つの
メリツトが生じる。
(a) 段ボールシートを完全に切離さないため、カ
ツトオフ側での速度変動が少なくて、カツトオ
フ側での切断寸法精度を向上できる。
ツトオフ側での速度変動が少なくて、カツトオ
フ側での切断寸法精度を向上できる。
(b) 後工程にあるスリツタスコアラでオーダ替え
を行なう際には、すでに述べたように第9図に
示す上下スリツタナイフ50,51を新しい位
置に移動した後、刃合せを行ない、次いで連続
的に走行している段ボールシート14を縦方向
に切断するが、縦方向の切断部位のうち、耳部
もその他の部分と同様に縦方向に連続してお
り、耳部の切断代が少ないと、上下スリツタナ
イフ50,51の側面に喰込んだままになつて
(第9図参照)、両端トリムの切断が不完全にな
るが、本発明では段ボールシートの両端切断時
に第10図に示すように両端の切れ込みがスリ
ツタナイフへ到達すると、耳部の喰込みがこの
部分で解消されて、良好な切断になる。このと
き、内側にある耳部以外の部分を切断するスリ
ツタナイフには通常切味不良が起らない。
を行なう際には、すでに述べたように第9図に
示す上下スリツタナイフ50,51を新しい位
置に移動した後、刃合せを行ない、次いで連続
的に走行している段ボールシート14を縦方向
に切断するが、縦方向の切断部位のうち、耳部
もその他の部分と同様に縦方向に連続してお
り、耳部の切断代が少ないと、上下スリツタナ
イフ50,51の側面に喰込んだままになつて
(第9図参照)、両端トリムの切断が不完全にな
るが、本発明では段ボールシートの両端切断時
に第10図に示すように両端の切れ込みがスリ
ツタナイフへ到達すると、耳部の喰込みがこの
部分で解消されて、良好な切断になる。このと
き、内側にある耳部以外の部分を切断するスリ
ツタナイフには通常切味不良が起らない。
またシート幅に合わせた両端切断の寸法調整で
は次のメリツトが生じる。即ち、スリツタスコア
ラで第8図に示す旧オーダ位置から第8図に
示す新オーダ位置にオーダ替えを行なう際、切込
代をL4からL4′へと変化させることができて、最
適な切込代を得られる。
は次のメリツトが生じる。即ち、スリツタスコア
ラで第8図に示す旧オーダ位置から第8図に
示す新オーダ位置にオーダ替えを行なう際、切込
代をL4からL4′へと変化させることができて、最
適な切込代を得られる。
また全幅切断が可能であり、従来通り不良シー
トを除去することができる。
トを除去することができる。
以上本発明を実施例について説明したが、勿論
本発明はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
本発明はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
第1図は従来のコルゲートマシン用ロータリシ
ヤを示す側面図、第2図は第1図矢印方向から
みた正面図、第3図は本発明に係るロータリシヤ
の一実施例を示す正面図、第4図は第3図矢視
−線に沿う縦断側面図、第5図は第3図矢視
−線に沿う縦断側面図、第6図は第3図矢視
−線に沿う縦断側面図、第7図は段ボールシー
トの全幅切断状態を示す説明図、第8図は段ボー
ルシートの両端切断状態を示す説明図、第9図は
スリツタスコアラの上下スリツタナイフを示す正
面図、第10図は両端切断の効果を示す説明図で
ある。 26,26′……両側のナイフ、27……中央
のナイフ。
ヤを示す側面図、第2図は第1図矢印方向から
みた正面図、第3図は本発明に係るロータリシヤ
の一実施例を示す正面図、第4図は第3図矢視
−線に沿う縦断側面図、第5図は第3図矢視
−線に沿う縦断側面図、第6図は第3図矢視
−線に沿う縦断側面図、第7図は段ボールシー
トの全幅切断状態を示す説明図、第8図は段ボー
ルシートの両端切断状態を示す説明図、第9図は
スリツタスコアラの上下スリツタナイフを示す正
面図、第10図は両端切断の効果を示す説明図で
ある。 26,26′……両側のナイフ、27……中央
のナイフ。
Claims (1)
- 1 段ボール製造ラインに組込まれたナイフシリ
ンダとアンビルシリンダとにより構成されるロー
タリシヤにおいて、前記ナイフシリンダ及び同ナ
イフシリンダに取付けたナイフを幅方向に3分割
して、両側のナイフシリンダの駆動系統を前記ア
ンビルシリンダの駆動系統に連結し、中央のナイ
フシリンダの駆動系統を上記両側のナイフシリン
ダの駆動系統に接続、切離し可能に連結したこと
を特徴とするロータリシヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP659983A JPS59134696A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | ロ−タリシヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP659983A JPS59134696A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | ロ−タリシヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59134696A JPS59134696A (ja) | 1984-08-02 |
JPH0211398B2 true JPH0211398B2 (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=11642793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP659983A Granted JPS59134696A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | ロ−タリシヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59134696A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0463578U (ja) * | 1990-05-07 | 1992-05-29 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63260789A (ja) * | 1987-04-18 | 1988-10-27 | 静岡工機株式会社 | 段ボ−ル製造機におけるスリツタ−に対設するトリムシヤ− |
JPH052314Y2 (ja) * | 1987-10-06 | 1993-01-20 | ||
JPH0688234B2 (ja) * | 1988-08-12 | 1994-11-09 | 吉田工業株式会社 | 段ボールシート加工機のダイカッター装置 |
JP4506828B2 (ja) | 2007-12-25 | 2010-07-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 用紙処理装置 |
-
1983
- 1983-01-20 JP JP659983A patent/JPS59134696A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0463578U (ja) * | 1990-05-07 | 1992-05-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59134696A (ja) | 1984-08-02 |
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