JPS59134696A - ロ−タリシヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は段ボールの製造ラインに組込まれたロータリシ
ャの改良に関するものである。

従来のコルゲートマシン用ロータリシャを第１．２図に
より説明すると、（１）がナイフシリンダ、（２）がナ
イフ、（３）がフレーム、（４）がフレーム、（５）が
ベアリング、（６）が歯車、（７）が電磁クラッチ、（
８）がＶプーリ、（９）がラインシャフト、（１０）が
Ｖプーリ、（１１）がＶベルト、（１２）がアンビルシ
リンダ、（１３）ｈ：歯車、（１４）カ段ボールシート
で、ナイフシリンダ（１）には鋸刃状ナイフ（２）がナ
イフシリンダ（１）の全幅に亘って取付けられ、ナイフ
シリンダ（１）の両端の軸に嵌合されたベアリング（５
）がナイフシリンダ（１）をフレーム（３）（４）に回
転自在に取付けている。また軸端の一方には歯車（６）
電磁クラッチ（７）■プーリ（８）が取付けられ、駆動
源であるラインシャフト（９）の回転が■プーリ（１０
）とＶベルト（１１）とＶプーリ（８）と電磁クラッチ
（７）とを介してナイフシリンダ（１）に伝えられるよ
うになっている。またナイフシリンダ（１）の下側には
それに対向して表面にウレタンゴムな巻いたアノビルシ
リンダ（１２）が全幅に亘り設けられ、その両端の軸顛
嵌合されたイアリング（５）がアノビルシリンダ’（１
２）をフレーム（３）（４）に回転自在に取付けている
。またアノビルシリンダ（１２）の一方の軸端には歯車
（１３）が歯車（６）と噛合うよう設置られ、アンビル
シリンダ（１２）もナイフシリンダ（１）と共に回転す
るようになっている。以上のロータリシャは、（Ｉ）連
続的に走行している段ボールシートを良シートと不良シ
ートとに切離す機能と、（１）ロータリシャよりも後工
程にあるスリツタスコアラ（連続的に走行している段ボ
ールシートを縦方向に切断し且つ同切断線に平行に罫線
を入れる装置）と同スリッタスコアラよりも後工程にあ
るカットオフ（連続的に走行している段ボールシートを
幅方向に切断する装置）とでオーダ替えを行なう際に連
続的に走行している段ボールシートを切離す機能とを有
し、これらの必要を生じたときには、電磁クラッチ（７
）がＯＮになり、ラインシャ７）（９）の回転がナイフ
シリンダ（１）とアンビルシリンダ（１２）とに伝えら
れてこれらが回転し、ナイフ（２）がアンビルシリンダ
（１２）に接触して、段ボールシー）　（１４）が切断
され、次いで電磁クラッチ（７）がＯＦＦになり、また
電磁クラッチ（７）がＯＦＦになると、電磁ブレーキま
たエアブレーキ装置（図示せず）により、ナイフシリン
ダ（１）とアノビルシリンダ（１２）とが適当な位置に
止まるようになっている。

前記ロータリシャは、連続的に走行している段ボールシ
ー）　（１４）を全幅にわたり切断するので、カットオ
フ側でのシートの速度変動が大きくて、カットオフ側で
の切断寸法精度が悪くなる。また後工程にあるスリツタ
スコアラでオーダ替えを行なう際には、第９図に示す上
下スリッタナイフ（５０Ｘ５１）を新しい位置に移動し
た後、刃合せを行ない、次いで連続的に走行している段
ボールシー）　（１４）を縦方向に切断するが、縦方向
の切断部位のうち、耳部もその他の部分と同じように縦
方向に連続しており、耳部の切断代が少ないと、上下ス
リッタナイフ（５０）（５１）の側面に喰込んだままに
なって（第９図参照）、両端トリムの切断が不完全にな
るという問題があった。

本発明は前記の問題点に対処するもので、段ボールの製
造ラインに組込まれたロータリシャにおいて、ナイフを
幅方向に３分割して、両側のナイフと中央のナイフとを
それぞれ独立に若しくは同時に回転可能にしたことを特
徴とするロータリシャに係り、その目的とする処は、カ
ットオフ側での切断寸法精度を向上できる。またスリツ
タスコアラ側での両端トリムの切断に切断不良を生じさ
せない改良されたロータリシャを供する点にある。

次に本発明のロータリシャを第３図乃至第６図に示す一
実施例により説明すると、（１７）がナイフシリンダ（
センターシリンダ）、（１８Ｘ１９）が同ナイフシリン
ダ（１７）の両翼部の周りにイアリング（４５＞（４６
）（４６）（４６）を介して取付けたナイフシリンダ（
サイドシリンダ）、００が上記ナイフシリンダ（１９）
の軸部をフレーム（１６）に回転可能に取付けるイアリ
ング、（４３）が上記ナイフシリンダ（１７）の細部を
フレーム（１５）に回転可能に取付げるベアリングで、
上記各ナイフシリンダ（１７Ｘ１８Ｘ１９）が１本のロ
ールを形成している。また上記ナイフシリンダ（１８Ｘ
１９）の外周面上には第５図に示すようにナイフ（２６
）がナイフホルダー（３０Ｘ３１）と、スライド可能ス
（２８）とガイドＣ２９）とを介してシリンダ（１８）
（１９）の軸方向にスライド可能に取付けられている。

またナイフシリンダ（１７）の外周面上には第６図に示
すようにナイフ　（２７）がナイフホルダ（３２Ｘ３３
）を（１８）（１９）の下側には表面にウレタンゴムな
巻いたアンビルシリンダ（２０）があり、その両端はベ
アリング（４８）（４９）を介してフレーム（１５Ｘ１
６）に回転自在に取付けられている。なおアノビルシリ
ンダ＠）の一方の軸はクラッチ（５２）を介してモータ
（４０）に連結されて（〉る。またナイフシリンダ（１
８）（１８）（１９）の上側にはねじ軸（２１）があり
、ベアリング（４７）を介して７レーム（１５Ｘ１６）
に回転自在に取付けられている。なおねじ軸（２１）の
一端はフレーム（１５）を通ってモータ（４１）に連結
されている。同ねじ軸ｅυの一端には右ねじ、他端には
左ねじが切ってあり、これらにキャリア（２３）が組込
まれている　同キャリア（２３）の下端には、コロ（２
５）があって第４図に示すようにシフトリング（２４）
の溝の中に嵌っている。同シフトリング（２４）とナイ
フホルダ（３０）とは接手（４２）を介して接続してい
る。また上記ねじ軸（２１・）の上にはバー（２２）が
あり、これがフレーム（１５）（１６）に固定されてい
る。このバー（２２）はキャリア（２３）の上部のくぼ
みに嵌まっていて、キャリアの振れを止める役目をもっ
ている。またナイフシリンダ（１８Ｘ１９）とアンビル
シリンダ（２０）とはギヤ（３４Ｘ３５Ｘ３６Ｘ３７）
を介してつながり、ナイフシリンダ（１８）と（１９）
との同期回転が得られるようになっている。ナイフシリ
ンダセンタ（１７）の一方の軸には、シングポジション
クラッチ（３８）がギヤ（３４）に接して設けられ、ブ
レーキ（３９）がフレーム（１５）に接して設けられて
いる。

次に前記ロータリシャの作用を説明する。

（Ｉ）　　シートを全幅にわたって切断するとき（第７
図の状態に切断するとき）は、先づモータ（４１）を起
動し、ねじ軸（２１）を回して、キャリア（２３）を内
側へ移動させる。この動きがコロ（２５）シフトリング
（２４）接手（４２）を介してナイフホルダ（ａｏ　）
（３１）に伝わり、同ナイフホルダ（３０Ｘ３１）がス
フイドベース（２８）上を滑るので、ナイフ（２６）が
内側へ寄り、Ｌ３の寸法がゼロになって、ナイフ　（２
６Ｘ２６’）（２′７）が−直線に並ぶ、次いでクラッ
チ（３８）をＯＮ、ブレーキ（３９）をＯＦＦにしてお
く。前工程にある検知装置からの指令に基きモータ（４
０）が起動し、クラッチ（５２）が連結すると、アンビ
ルシリンダ（２０）が回転する。この回転はギヤ（３４
Ｘ３５Ｘ３６Ｘ３７）を介してナイフシリンダ（１８Ｘ
１９）に伝わり、さらにり２ツチ（３８）を経てナイフ
シリンダ（１７）に伝わる。

この回転によりナイフシリンダ（１７）（１８）（１９
）とアノビルシリンダ（２０）との間を通る段ボールシ
ート（１４）がナイフ（２６）（２６す（２７）とアノ
ビルシリンダ（イ）とにより全幅にわたって切断される
。切断後は、クラッチ（５２）をＯＦＦにするとともに
ブレーキ（３９）を作動して、両シリンダの回転を止め
る。このとき、ナイフ　（２６Ｘ２６つとナイフ（２７
）とはクラッチ（３８）がシングルポジションタイプな
ので、位相が乱れることなく回転始めたときと同様に一
直線の状態を保って停止する。

（１）シート両端へ切れ目を入れるとき（第８図の状態
に切断するとき）は、モータ（４１）を駆動して、上記
作用の（Ｉ）項で述べたのとは、逆の動きによりＬ３の
寸法を所要の寸法に設定する。次いでクラッチ（３８）
をＯＦＦにし、ブレーキ（３９）をＯＮにして、ナイフ
シリンダ（１７）を固定しておく。前工程にある検知装
置からの指令に基きモータ（４０）が起動すると、その
回転はアノビルシリンダ（２０）ギヤ（３５Ｘ３６）ギ
ヤ（３４）（３７）ナイフシリンダ（１８Ｘ１９）の順
で伝わり、ナイフシリンダ（１７Ｘ１８Ｘ１９）とアン
ビルシリンダ（２０）との間を通過する段ボールシー　
）　（１４）の両端に第８図のように切れ目が入れられ
る。切目を入れた後の停止は、クラッチ（５２）をＯＦ
Ｆにするとともにクラッチ（３８）をＯＮにする。

そうするとブレーキ（３９）がＯＮになっているので、
ナイフ　（２６Ｘ２６つ（２７）が元の位置に一直線の
状態を保って停止する。

本発明のロータリシャは前記のように構成されており、
段ボールシートの全幅切断、両端切断、及びシート幅に
合わせた両端切断の寸法調整という６つの機能が得られ
、両端切断では次の２つのメリットが生じる。

（〜　段ボールシートを完全に切離さないため、カット
オフ側での速度変動が少なくて、カットオフ側での切断
寸法精度を向上できる。

（→　後工程にあるスリッタスコアラでオーダ替えな行
な５際には、すでに述べたように第９図に示す上下スリ
ッタナイフ　（５０Ｘ５１）を新しい位置に移動した後
、刃合せを行ない、次いで連続的に走行している段ボー
ルシー）　（１４）を縦方向に切断するが、縦方向の切
断部位のうち、耳部もその他の部分と同様に縦方向に連
続しており、耳部の切断代が少ないと、上下スリッタナ
イフ（５０Ｘ５１）の側面ＶＣＣ送込だままになって（
第９図参照）、両端トリムの切断が不完全になるが、本
発明では段ボールシートの両端切断時に第１０図に示す
ように両端の切れ込ムがスリッタナイフへ到達すると、
耳部の喰込みがこの部分で解消されて、良好な切断にな
る。このとき、内側にある耳部以外の部分を切断するス
リッタナイフには通常切味不良が起らない。

またシート幅に合わせた両端切断の寸法調整では次のメ
リットが生じる。即ち、スリッタスコアラで第８図（Ｉ
）に示す旧オーダ位置から第８図（１）に示す新オーダ
位置にオーダ替えを行なう際、切込代をＬ４からＬ１２
へと変化させることができて、最適な切込代を得られる
。

また全幅切断が可能であり、従来通り不良シートを除去
することができる。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のコルゲートマシン用ロータリシャを示す
側面図、第２図は第１図矢印（２）方向からみた正面図
、第６図は本発明に係る口〜タリシャの一実施例を示す
正面図、第４図は第３図矢視■−■線に沿う縦断側面図
、第５図は第６図矢視■−Ｖ線に沿う縦断側面図、第６
図は第３図矢視ＶＩ４１線に沿う縦断側面図、第７図は
段ボールシートの全幅切断状態を示す説明図、第８図は
段ボールシートの両端切断状態を示す説明図、第９図は
スリツタスコアラの上下スリッタナイフを示す正面図、
第１０図は両端切断の効果を示す説明図である。 （２６）（２６す・・・両側のナイフ、（２７）・・・
中央のナイフ。 復代理人　弁理士開本重文 外２名 第１図 第２に ／ 第３区 第１ 第６図 第９図 第１０に ６４５−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 段ボールの製造ラインに組込まれたロータリシャにおい
   て、ナイフを幅方向に６分割して、両側のナイフと中央
   のナイフとをそれぞれ独立に若しくは同時に回転可能に
   したことを特徴とするロータリシャ。