JP3828586B2 - ガラス板の折割装置 - Google Patents

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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はガラス板の折割装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車、建物の窓ガラス、家具用のガラス板等を製造する場合、素板ガラスにカッタ装置により所定の形状の折割線(主切線)を形成し、次に折割装置により端切線(補助切線)を形成すると共に折割線に沿って素板ガラスを折割り、こうして素板ガラスから所定形状のガラス板を得るようにしている。折割装置は、素板ガラスの折割りに際して、折割線の近傍にガラス板受台をガラス板の下面に配し、折割線に対応してガラス板の下面に段差を形成し、この段差の外側でガラス板を上から押し付けている。そして従来の折割装置では、種々の形状のガラス板の折割りに対応できるようにガラス板受台はガラス板の下面で可動となっており、この可動のガラス板受台をガラス板の下面で移動させる移動装置が設けられている。このガラス板受台の移動装置は、一般に、ガラス板受台が搭載されるスライダを具備しており、モータにより回転されるねじ軸が螺合したスライダは、ねじ軸の回転によりレールに案内されて移動されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこのような移動装置であると、スライダ及びこのスライダを移動自在に支持するフレームを設けるための比較的大きな高さ方向の空間が必要となり、このため装置全体の高さが高くなり、またねじ軸の回転によりガラス板受台を移動させているため、比較的長い距離を高速で移動させたい場合には、ねじ軸を高速回転させなければならないが、ねじ軸の高速回転はねじ軸に振動を生じさせる虞がある。
【0004】
本発明は前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置全体の高さを低くし得、かつ応答性の良いガラス板の折割装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、ガラス板が載置される可撓性のガラス板載置台と、このガラス板載置台に載置されたガラス板を、当該ガラス板に予め形成された折割線に沿って押し割るべく、ガラス板載置台の上方に配されたプレス装置と、ガラス板に対する押し付け位置にプレス装置を順次配置すべく、X−Y平面内においてプレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置と、ガラス板載置台の下面において折割用の段差を形成すべく、ガラス板載置台の下面に配置されたガラス板受パッドと、ガラス板受パッドを支持すべく、ガラス板受パッドの下に配された受パッド支持板と、ガラス板受パッドを担持してX方向に沿って配された無端ベルトと、ガラス板受パッドをX方向に移動させるべく、無端ベルトをX方向に走行させるベルト走行装置と、ガラス板載置台に載置されたガラス板に対してガラス板受パッドをX方向に直交するY方向に相対的に移動させる移動装置とを具備したガラス板の折割装置によって達成される。
【0006】
プレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置の一つの例は、X軸フレームと、X軸フレームに回転自在に支持されたねじ軸と、このねじ軸に螺合してX軸フレームに移動自在に装着されたX方向スライダと、ねじ軸を回転させるX軸モータとを具備し、プレス装置がX方向スライダに装着されており、また他の例は、上記構成に加えて、Y方向に伸びて基台に回転自在に支持されたねじ軸と、このねじ軸に螺合して基台にY方向に移動自在に装着されたY方向スライダと、ねじ軸を回転させるY軸モータとを具備し、この場合、X軸フレームがY方向スライダに装着される。
【0007】
プレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置の更に他の例は、ガラス板載置台を間にしてそれぞれY方向に伸びて基台に回転自在に支持された一対のねじ軸と、このねじ軸のそれぞれに螺合して基台にY方向に移動自在に装着された一対のY方向スライダと、一対のねじ軸を回転させるY軸モータとを具備し、X軸フレームが両端でY方向スライダのそれぞれに装着されており、ここで、一対のねじ軸を回転させるY軸モータを、各ねじ軸に対応して設け、この一対のY軸モータを互いに同期して作動するようにしてもよい。
【0008】
ベルト走行装置は、ガラス板受パッドを担持した無端ベルトが掛け渡されている駆動側及び従動側の回転自在ドラムと、この駆動側の回転自在ドラムを回転させるモータとを具備していてもよい。
【0009】
ガラス板に対してガラス板受パッドをY方向に相対的に移動させる移動装置は、一つの例では、ガラス板載置台を間にしてそれぞれY方向に伸びて基台に回転自在に支持された一対の第二のねじ軸と、この第二のねじ軸のそれぞれに螺合して基台にY方向に移動自在に装着された一対の第二のY方向スライダと、一対のねじ軸を回転させる第二のY軸モータとを具備し、駆動側の回転自在ドラムと、この駆動側の回転自在ドラムを回転させるモータとが、第二のY方向スライダの一方に装着されており、従動側の回転自在ドラムが第二のY方向スライダの他方に装着されている。この例で一対の第二のねじ軸を回転させる第二のY軸モータを各第二のねじ軸に対応して設け、この一対の第二のY軸モータを互いに同期して作動するようにしてもよい。
【0010】
本発明では、ガラス板に切線を形成するカッタ装置を更に具備してもよく、このカッタ装置は、プレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置によりプレス装置と共にX−Y平面内においてガラス板に対して相対的に移動されるようにしてもよく、好ましい例ではX方向スライダに装着される。
【0011】
ガラス板載置台は一つの好ましい例では、載置されたガラス板を移動、搬送し得る無端ベルトである。またガラス板受パッドを担持する無端ベルトをスチールベルトで構成してもよい。
【0012】
【作用】
本発明のガラス板の折割装置では、可撓性のガラス板載置台に、所定形状に折割りすべきガラス板が載置される。そしてガラス板に予め形成された折割線に沿ってガラス板を押し割るべく、予め記憶された折割りプログラムによってプレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置が作動され、これによってX−Y平面内においてガラス板に対する押し付け位置にプレス装置が順次配置される一方、プレス装置の押し付け位置に段差を形成すべく、ベルト走行装置とガラス板に対してガラス板受パッドをY方向に相対的に移動させる移動装置とが予め記憶された折割りプログラムによって作動され、これによってX−Y平面内においてガラス板に対するプレス装置の押し付け位置に対応する位置の近傍ににガラス板受パッドが順次配置される。こうしてガラス板受パッドにより各押し付け位置に段差が形成され、その各位置でプレス装置が予め記憶された折割りプログラムによって作動されると、ガラス板は予め形成された折割線に沿って押し割られ、所定形状のガラス板が製造される。
【0013】
次に本発明を、図に示す好ましい具体例に基づいて更に詳細に説明する。尚、本発明はこれら具体例に何等限定されないのである。
【0014】
【具体例】
図1から図4において、ガラス板1の折割装置2は、ガラス板1が載置される可撓性のガラス板載置台3と、ガラス板載置台3に載置されたガラス板1を、当該ガラス板1に予め形成された折割線4に沿って押し割るべく、ガラス板載置台3の上方に配されたプレス装置5と、ガラス板1に対する押し付け位置6にプレス装置5を順次配置すべく、X−Y平面内においてプレス装置5をガラス板1に対して相対的に移動させる移動装置11と、ガラス板載置台3の下面12において折割用の段差13を形成すべく、ガラス板載置台3の下面12に配置されたガラス板受パッド14と、ガラス板受パッド14を支持すべく、ガラス板受パッド14の下に配された受パッド支持板15と、ガラス板受パッド14を担持してX方向に沿って配された無端スチールベルト21と、ガラス板受パッド14をX方向に移動させるべく、無端スチールベルト21をX方向に走行させるスチールベルト走行装置22と、ガラス板載置台3に載置されたガラス板1に対してガラス板受パッド14をY方向に相対的に移動させる移動装置23とを具備している。
【0015】
本例のガラス板載置台3は可撓性の無端ベルト31であり、無端ベルト31は無端ベルト走行装置32によりY方向に走行されるようになっている。走行装置32は、無端ベルト31が掛け渡された駆動側及従動側のドラム33及び34と、駆動側のドラム33の軸35にカップリング36を介して出力回転軸が連結されて基台37に取り付けられた電動サーボモータ38とを具備しており、ドラム33及び34の軸35及び39は、軸受40を介して基台37に回転自在に支持されている。走行装置32において、電動サーボモータ38が作動されると無端ベルト31がY方向に走行され、これにより無端ベルト31に載置されたガラス板1もまたY方向に移動される。
【0016】
移動装置11は、X軸移動装置41とY軸移動装置42とを具備しており、X軸移動装置41は、X軸フレーム43と、X軸フレーム43に軸受44を介して回転自在に支持されたねじ軸45と、ねじ軸45に螺合しており、プレス装置5が装着されているX方向スライダ46と、X方向スライダ46のX方向の移動を案内すべく、X方向スライダ46がX方向に摺動自在に嵌合されてX軸フレーム43に取り付けられた一対の案内レール47と、ねじ軸45を回転させるべく、カップリング48を介して出力回転軸がねじ軸45に連結されてX軸フレーム43に取り付けられたX軸電動サーボモータ49とを具備している。X軸電動サーボモータ49の作動でねじ軸45が回転されると、X方向スライダ46がX方向に移動されてプレス装置5がX方向に関して位置決めされる。
【0017】
Y軸移動装置42は、無端ベルト31を間にしてそれぞれY方向に伸びて基台37に取り付けられた一対のレール支持部材51及び52と、無端ベルト31を間にしてそれぞれY方向に伸びてレール支持部材51及び52に軸受53及び54を介して回転自在に支持された一対のねじ軸55及び56と、ねじ軸55及び56のそれぞれに螺合しており、X軸フレーム43の両端が装着されている一対のY方向スライダ57及び58と、Y方向スライダ57及び58のY方向の移動を案内すべく、レール支持部材51及び52のそれぞれに取り付けられてY方向スライダ57及び58がY方向に摺動自在に嵌合された一対の案内レール59及び60と、一対のねじ軸55及び56のそれぞれを回転させるべく、カップリング61及び62を介して出力回転軸がねじ軸55及び56に連結されて基台37に取り付けられた一対のY軸電動サーボモータ63及び64とを具備している。各ねじ軸55及び56に対応して設けられたY軸電動サーボモータ63及び64は互いに同期して作動されるようになっている。Y軸電動サーボモータ63及び64の作動でねじ軸55及び56が同期的に回転されると、Y方向スライダ57及び58がY方向に移動されて、これによりX軸フレーム43もY方向に移動され結果、プレス装置5がY方向に関して位置決めされる。尚、Y方向スライダ57及び58をY方向に移動させる電動サーボモータは一つでもよく、この場合には、一つの電動サーボモータの出力回転軸とねじ軸55及び56とをプーリ及びベルト等を介して連結するとよい。また本例のY軸移動装置42ではそれぞれの部材を一対設けたが、これに代えて、例えばX軸フレーム43の中央部にY方向スライダを取り付けてY軸移動装置42のそれぞれの部材を一つで形成してもよい。
【0018】
ベルト走行装置22は、無端スチールベルト21が掛け渡されている駆動側及び従動側の回転自在ドラム71及び72と、回転自在ドラム71を回転させるべく、回転自在ドラム71の中心軸にカップリング73を介して出力回転軸が連結された電動サーボモータ74とを具備している。移動装置22において、電動サーボモータ74が作動されると無端スチールベルト21がX方向に走行され、これにより無端スチールベルト21に担持されたガラス板受パッド14もまたX方向に関して位置決めされる。
【0019】
移動装置23は、無端ベルト31を間にしてそれぞれY方向に伸びて基台37に取り付けられた一対のレール支持部材81及び82と、無端ベルト31を間にしてそれぞれY方向に伸びてレール支持部材81及び82に軸受83及び84を介して回転自在に支持された一対のねじ軸85及び86と、ねじ軸85及び86のそれぞれに螺合しており、回転自在ドラム71及び電動サーボモータ74並びに回転自在ドラム72がそれぞれ装着されている一対のY方向スライダ87及び88と、Y方向スライダ87及び88のY方向の移動を案内すべく、レール支持部材81及び82のそれぞれに取り付けられてY方向スライダ87及び88がY方向に摺動自在に嵌合された一対の案内レール89及び90と、一対のねじ軸85及び86のそれぞれを回転させるべく、カップリング91及び92を介して出力回転軸がねじ軸85及び86に連結されて基台37に取り付けられた一対のY軸電動サーボモータ93及び94とを具備している。各ねじ軸85及び86に対応して設けられたY軸電動サーボモータ93及び94は互いに同期して作動されるようになっている。Y軸電動サーボモータ93及び94の作動でねじ軸85及び86が同期的に回転されると、Y方向スライダ87及び88がY方向に移動されて、これにより回転自在ドラム71及び電動サーボモータ74並びに回転自在ドラム72もY方向に移動される結果、無端スチールベルト21に担持されたガラス板受パッド14がY方向に関して位置決めされる。尚、Y方向スライダ87及び88をY方向に移動させる電動サーボモータは一つでもよく、この場合には、一つの電動サーボモータの出力回転軸とねじ軸85及び86とをプーリ及びベルト等を介して連結するとよい。また移動装置23の機能を無端ベルト31及び無端ベルト走行装置32により行わせてもよい。
【0020】
プレス装置5は、X方向スライダ46に取り付けられたエアーシリンダ装置101と、エアーシリンダ装置101のピストンロッドに取り付けられた押し棒102とを具備しており、エアーシリンダ装置101の作動で押し棒102が下降されると、押し棒102はガラス板1に当接しこれを押圧する。これによりガラス板1はそれに予め形成された折割線4に沿って押し割られる。
【0021】
本例の折割装置2は、ガラス板1に折割線4又は端切線111を形成するカッタ装置121を更に具備しており、カッタ装置121は、X方向スライダ46に取り付けられて、プレス装置5をガラス板1に対して相対的に移動させる移動装置11によりプレス装置5と共にX−Y平面内においてガラス板1に対して相対的に移動されるようになっており、カッタホイール122とカッタホイール122をガラス板1に押し付けるエアーシリンダ装置123とを具備している。カッタ装置121はエアーシリンダ装置123の作動でカッタホイール122をガラス板1に押し付けることにより、ガラス板1に折割線4又は端切線111を形成する。
【0022】
以上のように形成された本例のガラス板1の折割装置2は、図示しない制御装置に予め記憶された折割りプログラムによって以下の作業を実行する。まず無端ベルト31上に、所定形状に折割りすべく、予め折割線4が形成されたガラス板1が載置される。無端ベルト31は、走行装置32の作動で走行されこれによりガラス板1を基台37上の所定位置まで搬送してそこで停止する。次にガラス板1に端切線111を形成すべく、カッタ装置121をガラス板1に対して相対的に移動させる移動装置11が作動され、これによってX−Y平面内においてガラス板1に対する端切位置にカッタ装置121が順次配置される一方、カッタ装置121の端切位置においてベルト31を介してガラス板1を支持すべく、ベルト走行装置22と移動装置23とが作動され、これによってX−Y平面内においてガラス板1に対するカッタ装置121の端切位置に対応する位置にガラス板受パッド14が順次配置される。こうしてガラス板受パッド14により端切位置でガラス板1が支持され、その位置でカッタ装置121が作動されると、ガラス板1には端切線111が形成される。このようにして端切線111が形成された後、次にプレス装置5をガラス板1に対して相対的に移動させる移動装置11が再び作動され、これによってX−Y平面内においてガラス板1に対する複数の押し付け位置6にプレス装置5が順次配置される一方、プレス装置5の押し付け位置6に約1mmの段差13を形成すべく、ベルト走行装置22と移動装置23とが再び作動され、これによってX−Y平面内においてガラス板1に対するプレス装置5の押し付け位置6に対応する位置の近傍にガラス板受パッド14が順次配置される。こうしてガラス板受パッド14により各押し付け位置6に段差13が形成され、その各位置6でプレス装置5が作動されると、ガラス板1は折割線4に沿って押し割られ、所定形状のガラス板130が製造される。折割られたガラス板1は次に無端ベルト31の走行により搬出され、次に新しく折割りすべきガラス板1が無端ベルト31の走行により所定位置に搬入される。
【0023】
ところでガラス板1の折割装置2では、ガラス板受パッド14が無端スチールベルト21に担持されているため、ガラス板受パッド14を移動させる機構の高さを極めて低くすることができ、その結果装置自体の高さも低くすることができる。またガラス板受パッド14を担持した無端スチールベルト21を走行させればよいだけであるので、ガラス板受パッド14のX方向の位置決めを迅速に行うことができる。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、装置全体の高さを低くし得、かつ応答性の良いガラス板の折割装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の平面図である。
【図2】図1に示す具体例の一部断面側面図である。
【図3】図1に示す具体例の正面図である。
【図4】図1に示す具体例においてガラス板受パッド及びプレス装置が移動した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ガラス板
2 折割装置
3 ガラス板載置台
4 折割線
5 プレス装置
6 押し付け位置
11 移動装置
13 段差
14 ガラス板受パッド
15 受パッド支持板
21 無端スチールベルト
22 ベルト走行装置
23 移動装置

Claims (12)

  1. ガラス板が載置される可撓性のガラス板載置台と、このガラス板載置台に載置されたガラス板を、当該ガラス板に予め形成された折割線に沿って押し割るべく、ガラス板載置台の上方に配されたプレス装置と、ガラス板に対する押し付け位置にプレス装置を順次配置すべく、X−Y平面内においてプレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置と、ガラス板載置台の下面において折割用の段差を形成すべく、ガラス板載置台の下面に配置されたガラス板受パッドと、ガラス板受パッドを支持すべく、ガラス板受パッドの下に配された受パッド支持板と、ガラス板受パッドを担持してX方向に沿って配された無端ベルトと、ガラス板受パッドをX方向に移動させるべく、無端ベルトをX方向に走行させるベルト走行装置と、ガラス板載置台に載置されたガラス板に対してガラス板受パッドをX方向に直交するY方向に相対的に移動させる移動装置とを具備しており、プレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置は、X軸フレームと、このX軸フレームに回転自在に支持されたねじ軸と、このねじ軸に螺合してX軸フレームに移動自在に装着されたX方向スライダと、ねじ軸を回転させるX軸モータとを具備しており、プレス装置はX方向スライダに装着されているガラス板の折割装置。
  2. ガラス板載置台は無端ベルトである請求項1に記載のガラス板の折割装置。
  3. プレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置は、Y方向に伸びて基台に回転自在に支持されたねじ軸と、このねじ軸に螺合して基台にY方向に移動自在に装着されたY方向スライダと、ねじ軸を回転させるY軸モータとを具備しており、X軸フレームはY方向スライダに装着されている請求項1又は2に記載のガラス板の折割装置。
  4. プレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置は、ガラス板載置台を間にしてそれぞれY方向に伸びて基台に回転自在に支持された一対のねじ軸と、このねじ軸のそれぞれに螺合して基台にY方向に移動自在に装着された一対のY方向スライダと、一対のねじ軸を回転させるY軸モータとを具備しており、X軸フレームは両端でY方向スライダのそれぞれに装着されている請求項1又は2に記載のガラス板の折割装置。
  5. 一対のねじ軸を回転させるY軸モータは各ねじ軸に対応して設けられており、この一対のY軸モータは互いに同期して作動されるようになっている請求項4に記載のガラス板の折割装置。
  6. ベルト走行装置は、ガラス板受パッドを担持した無端ベルトが掛け渡されている駆動側及び従動側の回転自在ドラムと、この駆動側の回転自在ドラムを回転させるモータとを具備している請求項1から5のいずれか一項に記載のガラス板の折割装置。
  7. ガラス板が載置される可撓性のガラス板載置台と、このガラス板載置台に載置されたガラス板を、当該ガラス板に予め形成された折割線に沿って押し割るべく、ガラス板載置台の上方に配されたプレス装置と、ガラス板に対する押し付け位置にプレス装置を順次配置すべく、X−Y平面内においてプレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置と、ガラス板載置台の下面において折割用の段差を形成すべく、ガラス板載置台の下面に配置されたガラス板受パッドと、ガラス板受パッドを支持すべく、ガラス板受パッドの下に配された受パッド支持板と、ガラス板受パッドを担持してX方向に沿って配された無端ベルトと、ガラス板受パッドをX方向に移動させるべく、無端ベルトをX方向に走行させるベルト走行装置と、ガラス板載置台に載置されたガラス板に対してガラス板受パッドをX方向に直交するY方向に相対的に移動させる移動装置とを具備しており、ベルト走行装置は、ガラス板受パッドを担持した無端ベルトが掛け渡されている駆動側及び従動側の回転自在ドラムと、この駆動側の回転自在ドラムを回転させるモータとを具備しているガラス板の折割装置。
  8. ガラス板に対してガラス板受パッドをY方向に相対的に移動させる移動装置は、ガラス板載置台を間にしてそれぞれY方向に伸びて基台に回転自在に支持された一対のねじ軸と、この一対のねじ軸のそれぞれに螺合して基台にY方向に移動自在に装着された一対のY方向スライダと、当該一対のねじ軸を回転させるY軸モータとを具備しており、駆動側の回転自在ドラムと、この駆動側の回転自在ドラムを回転させるモータとは、ガラス板受パッドをY方向に相対的に移動させる移動装置の一対のY方向スライダの一方に装着されており、従動側の回転自在ドラムは、ガラス板受パッドをY方向に相対的に移動させる移動装置の一対のY方向スライダの他方に装着されている請求項6又は7に記載のガラス板の折割装置。
  9. ガラス板受パッドをY方向に相対的に移動させる移動装置の一対のねじ軸を回転させるY軸モータは、ガラス板受パッドをY方向に相対的に移動させる移動装置の各ねじ軸に対応して設けられており、ガラス板受パッドをY方向に相対的に移動させる移動装置の一対のY軸モータは互いに同期して作動されるようになっている請求項8に記載のガラス板の折割装置。
  10. ガラス板に切線を形成するカッタ装置を更に具備しており、このカッタ装置は、プレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置によりプレス装置と共にX−Y平面内においてガラス板に対して相対的に移動されるようになっている請求項1から9のいずれか一項に記載のガラス板の折割装置。
  11. ガラス板が載置される可撓性のガラス板載置台と、このガラス板載置台に載置されたガラス板を、当該ガラス板に予め形成された折割線に沿って押し割るべく、ガラス板載置台の上方に配されたプレス装置と、ガラス板に対する押し付け位置にプレス装置を順次配置すべく、X−Y平面内においてプレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置と、ガラス板載置台の下面において折割用の段差を形成すべく、ガラス板載置台の下面に配置されたガラス板受パッドと、ガラス板受パッドを支持すべく、ガラス板受パッドの下に配された受パッド支持板と、ガラス板受パッドを担持してX方向に沿って配された無端ベルトと、ガラス板受パッドをX方向に移動させるべく、無端ベルトをX方向に走行させるベルト走行装置と、ガラス板載置台に載置されたガラス板に対してガラス板受パッドをX方向に直交するY方向に相対的に移動させる移動装置と、ガラス板に切線を形成するカッタ装置とを具備しており、このカッタ装置は、プレス装置をガラス板に対して相対的に移動させる移動装置によりプレス装置と共にX−Y平面内においてガラス板に対して相対的に移動されるようになっているガラス板の折割装置。
  12. ガラス板に折割線を形成するカッタ装置を更に具備しており、このカッタ装置はX方向スライダに装着されている請求項1から5のいずれか一項に記載のガラス板の折割装置。
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