JPH06230975A - 情報取得方式 - Google Patents

情報取得方式

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Publication number
JPH06230975A
JPH06230975A JP5014909A JP1490993A JPH06230975A JP H06230975 A JPH06230975 A JP H06230975A JP 5014909 A JP5014909 A JP 5014909A JP 1490993 A JP1490993 A JP 1490993A JP H06230975 A JPH06230975 A JP H06230975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
patch
load module
program
data
patching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5014909A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Nagata
敬偉子 永田
Shiyouseki Boku
鐘碩 朴
Shigemi Nishikawa
慈海 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5014909A priority Critical patent/JPH06230975A/ja
Publication of JPH06230975A publication Critical patent/JPH06230975A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障害情報を取得するためにパッチデータを設
定し、情報の取得後、パッチ投入前の状態に復元させる
ことにより、回復処理のオーバーヘッドを軽減し、シス
テムの処理効率の向上を計る。 【構成】 パッチを投入したい所の情報をパッチデータ
に設定してロードモジュールに当てて、パッチプログラ
ムを起動することにより必要とする情報を収集する。そ
の後、パッチ戻しプログラムを起動し、先に設定したパ
ッチデータを用いてロードモジュールを自動的にパッチ
投入前の状態に回復させる。 【効果】 自動的にパッチ適用前の状態にシステムを回
復させることができ、回復処理のオーバーヘッドの軽減
を図り、システムが無限ループとなることを防止し、操
作者の介在を不要としてシステムの回復を図ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機システムに
おける情報取得方式に係り、特に、障害発生時の原因究
明等のために、プログラムルーチンを変更するために挿
入される部分プログラムであるワナパッチを投入して必
要とする情報を収集した後、自動的にワナパッチ投入前
の状態に回復させることを可能にした情報取得方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子計算機システムに障害が発
生した場合、その原因究明、データの取得、障害対策等
を目的として、障害時点のメモリの内容、ファイルの内
容を取得する必要がある。このために、メモリ及びディ
スクの中の障害等を生じさせている原因と思われるロー
ドモジュールの箇所(アドレス)にパッチを入れること
により、その部分でシステムを強制的に停止させて、そ
の部分でメモリの内容、ファイルの内容を取得すること
が行われている。
【0003】このような情報取得のための従来技術は、
パッチを当てて、必要とする情報を取得した後、パッチ
が投入された(当てられた)ままのロードモジュールの
再実行を行い、再びシステムが自動的に立ち上がり、再
度同一事象が発生すると再び情報を取得するという無限
ループ的な動作を行ってしまうものである。
【0004】このような現象を防止するために、従来技
術では、同一事象の発生前に操作者の介在によりシステ
ムを停止させて、ロードモジュールを修正しパッチ適用
前の状態に復元する処理を行っていた。
【0005】また、自動的にロードモジュールを修正す
ることのできるこの種の情報取得方式に関する従来技術
として、例えば、特開平2−204829号等に記載さ
れた技術が知られている。この従来技術は、操作者の介
在によりシステムを止めた後、幾つかのパラメータを入
力することにより自動的にロードモジュールの修正を行
うというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、障害
発生時等にロードモジュールにパッチを当てて必要とす
る情報を収集した後、システムをパッチ投入前の状態に
自動的に復元することに関する配慮がなされておらず、
操作者の介在により運転中のシステムを停止し、ロード
モジュールをパッチデータ投入前の状態にしてシステム
を回復させるため、戻しパッチを投入する処理を必要と
し、システムの回復時間が長くなり、あるいは、パッチ
投入状態での情報取得の繰り返しが行われる等の支障を
きたすという問題点を有している。
【0007】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、操作者の介在を必要とせずに、システムをパッ
チの投入前の状態に自動的に回復して、回復処理のオー
バーヘッドを軽減し、ロードモジュールへのパッチ投入
状態でのシステムの無限ループ動作を抑止することので
きる電子計算機システムにおける情報取得方式を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、パッチの投入時に必要とされるロードモジュールの
アドレス情報等のパッチデータを利用して、システムを
パッチ投入前の状態に回復する処理手段を備えることに
より達成される。
【0009】
【作用】システムをパッチ投入前の状態に回復する処理
手段は、障害の発生、データの取得、障害対策等のため
に、データ(アドレス等)を設定してパッチをかけ、必
要とする情報が取得された後、パッチを戻しプログラム
を起動する。パッチ戻しプログラムは、パッチ適用時に
設定したデータ(アドレス等)を利用して、システムを
パッチ適用前のシステム状態に回復させる。
【0010】
【実施例】以下、本発明による情報取得方式の一実施例
を図面により詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の構成を説明する
ブロック図、図2はパッチデータの記述形式を説明する
図、図3は本発明の一実施例の動作を説明するフローチ
ャートである。図1において、1は電子計算機、1aは
ディスク装置、2は主記憶装置、2aはロードモジュー
ル、2bはパッチプログラム、3aはパッチデータ、3
bはパッチ戻しプログラムである。
【0012】本発明の一実施例による電子計算機システ
ムは、図1に示すように、電子計算機1とディスク装置
1aとにより構成されている。電子計算機1は、処理す
べきロードモジュール2a等がディスク装置1aからロ
ードされる主記憶装置2と、ロードモジュール2aにパ
ッチデータを当てるパッチプログラム2bと、パッチデ
ータが当てられたロードモジュール2aの処理終了後、
パッチデータを取りロードもジュール2aを元に戻すパ
ッチ戻しプログラム3aを備えて構成されている。
【0013】パッチプログラム2bと、パッチ戻しプロ
グラム3aとは、ディスク装置1aに格納され、必要に
より主記憶装置2にロードされてもよく、また、不揮発
性のメモリ等に格納されていてもよい。
【0014】ディスク装置1aには、ロードモジュール
2a及びパッチデータ3a等が格納されている。パッチ
データ3aは、通常複数のパッチデータが、予め用意さ
れてそれぞれにパッチデータ番号が付与されてディスク
装置1aに格納されている。
【0015】1つのパッチデータの記述形式は、図2に
示すように、パッチデータの番号PATCHと、パッチ
が投入される前のロードモジュールの確認パラメータV
ERと、投入するパッチのパラメータREPとを有して
おり、パラメータVERとパラメータREPとは、対と
なって複数個記述されてよい。
【0016】図2に示す例では、パッチデータの番号P
ATCHがnnnnnである。そして、ロードモジュー
ルの確認パラメータVERは、ロードモジュールのaa
aaaa番地からdddd、dddd……ddddの値
が記述されていることを示している。また、投入するパ
ッチのパラメータREPは、ロードモジュールのAAA
AAA番地からの値をDDDD、DDDD……DDDD
の値に修正(パッチ)することを指示している。
【0017】通常、対応する確認パラメータVERと投
入するパッチのパラメータREPとの番地は同一であ
り、図示例の場合、aaaaaaとAAAAAAとは同
一のアドレスである。
【0018】図1に示すシステムにおいて、障害の発生
等によりパッチを投入して各種のデータを収集する必要
が生じた場合、操作者は、ディスク装置1a内のパッチ
データ3aとして所望のものがあるか否かを調べ、ない
場合、図2で説明した形式の必要なパッチデータ3aを
ディスク装置1aに設定し、そのパッチデータの番号を
指示して、パッチプログラム2bを動作させる。
【0019】これにより、ディスク装置1aのロードモ
ジュール2aが書換えられ。パッチが当てられる。この
とき、パッチデータの確認パラメータVERと投入する
パッチのパラメータREPとの番地が異なる場合、パッ
チプログラム2bは、ロードモジュール2aの書換えを
実行しない。その後、パッチプログラム2bは、システ
ムに対してロードモジュール2aの実行を指示する。
【0020】パッチプログラム2bは、図1に示すシス
テムに、この指示に基づいてロードモジュール2aを主
記憶装置2に移して実行させ、投入されたパッチ位置お
ける各種データの収集を行い、パッチ戻しプログラム3
bは、ロードモジュールのパッチを当てた部分を元に戻
し、システムをパッチを当てる前の状態に戻す処理を行
う。
【0021】以下、このパッチプログラム2b及びパッ
チ戻しプログラム3b処理動作を図3に示すフローを参
照して説明する。なお、図3において、図3(a)はパ
ッチプログラム2bの、図3(b)はパッチ戻しプログ
ラム3bの処理動作を示している。
【0022】(1)前述によりパッチが当てられたロー
ドモジュール2aの処理が指示されたシステムは、ロー
ドモジュール2aの処理を開始する。そして、この処理
の過程で、パッチデータ3aが設定された部分で、シス
テムは、システムダウンさせられる。そして、公知の方
法により、この時点でのメモリ内の情報等の必要とする
情報が収集されディスク装置1aに出力される(ステッ
プ101)。
【0023】(2)この処理の終了後、パッチプログラ
ム2bは、汎用レジスタの1つ(図示例では3番レジス
タとする)に、パッチが当てられていた部分のアドレ
ス、すなわち、ロードモジュール2aの処理を続行する
ことのできるアドレスを設定して、戻り先を指定する
(ステップ102)。
【0024】(3)次に、パッチプログラム2bは、汎
用レジスタの他の1つ(図示例では5番レジスタとす
る)に、パッチデータの番号をセットした後、SVC
(スーパバイザコール)命令を発行する(ステップ10
3、104)。
【0025】(4)SVC命令の発行によりパッチ戻し
プログラム3aが起動され、パッチ戻しプログラム3a
は、まず、ステップ103でレジスタ5番にセットされ
た番号のパッチデータをディスク装置1aより読み込む
(ステップ105)。
【0026】(5)パッチ戻しプログラム3aは、ステ
ップ105で読み込んだパッチデータの確認パラメータ
VERに基づいて、主記憶装置2及びディスク装置1a
内のロードモジュール2aの内容を更新、すなわち、ロ
ードモジュール2のパッチを当てた部分の内容を元の状
態に戻す処理を行う(ステップ106、107)。
【0027】(6)その後、パッチ戻しプログラム3a
は、システムに対して、ステップ102で設定された3
番レジスタの戻り先のアドレスへブランチして処理を実
行することを指示する。これにより、システムは、パッ
チ適用前の状態に回復させられたことになる(ステップ
108)。
【0028】前述したように本発明の一実施例によれ
ば、障害発生等によりパッチを投入したい部分のアドレ
スとその情報をパッチデータ3aに設定し、パッチプロ
グラム2bにより、ディスク装置1aのロードモジュー
ル2aを書換え、システムを起動することにより、メモ
リ等の情報を取得したいロードモジュールの位置でシス
テムをダウンさせて必要とする情報を収集することがで
き、その後、パッチデータ3aに基づいて、パッチ戻し
プログラム3bによって、ロードモジュール2aをパッ
チ投入前の状態に復元することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、障
害の発生時等において、ロードモジュールにパッチをか
けて要求する情報を収集後、操作者が介在することなく
システムをパッチ投入前の状態に自動回復させて処理を
続行させることができる。
【0030】本発明によれば、これにより、情報取得後
の電子計算機システムの回復処理のオーバーヘッドを軽
減することができ、システムの稼働率を高めることがて
き、システムの無限ループ、誤りパッチを防止をするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を説明するブロック図
である。
【図2】パッチデータの記述形式を説明する図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 電子計算機 1a ディスク装置 2 主記憶装置 2a 当該ロードモジュール 2b パッチプログラム 3a パッチデータ 3b パッチ戻しプログラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機システムのロードモジュールにパ
    ッチを当てて、障害情報等の所望の情報を取得する情報
    取得方式において、前記ロードモジュールをパッチ投入
    前の状態に復元させる手段を備え、前記所望の情報を取
    得した後、システムをパッチ投入前の状態に復元させる
    ことを特徴とする情報取得方式。
JP5014909A 1993-02-01 1993-02-01 情報取得方式 Pending JPH06230975A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014909A JPH06230975A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 情報取得方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014909A JPH06230975A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 情報取得方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06230975A true JPH06230975A (ja) 1994-08-19

Family

ID=11874111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5014909A Pending JPH06230975A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 情報取得方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06230975A (ja)

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