JPH03225434A - ジョブ再起動方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパッチジョブの管理を自動化する大型計算機シ
ステムに関し、特にシステムダウン後におけるジョブ再
起動方式に関する。

〔従来の技術〕

第４図および第５図は従来例を示す説明図である。第４
図はシステムダウン前の動作を示し、ジョブ再起動方式
は、通常障害対策として自動化システム５１がパッチジ
ョブ５２を起動６１すると、そのジョブを実行中として
実行中ジョブ情報格納装置５３に起動通知を記憶し、パ
ッチジョブから終了通知６２を受は取ると実行中ジョブ
情報を消去し実行中状態を解除する。システムダウン時
に実行中だったジョブは実行中状態が解除されない。

第５図はシステムダウン後の再起動を示し、自動化シス
テム５１を再立ち上げすると、自動化システムは実行中
ジョブ情報格納装置５３から情報を採取し、リスト出力
６３してこの実行中ジョブ情報リスドラ４を操作員５５
が判断して、コンソール５６から１つづつジョブを起動
する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の自動化システムにおけるパッチジョブの
復旧方式はジョブ実行中か否かの情報だけしか持ってお
らず、操作員が実行中ジョブ情報リストを判断し開始ス
テップを指示して１つづつジョブを起動しなければなら
ない、したがって操作員へ負荷がかかり、それに伴なう
誤操作が増え復旧に時間がかかるという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明ジョブ再起動方式は、ジョブの起動および終了の
通知により前記ジョブが実行中か否かを示す実行中ジョ
ブ情報を記憶しシステムダウン後に前記実行中ジョブ情
報を参照して前記実行中ジョブを再起動するジョブ再起
動方式において、ユーザステップの開始および終了を通
知する手段と、ジョブを再起動するための情報と実行中
ステップの情報と再起動方法とを記憶する手段と、シス
テムダウン後に前記記憶した情報を参照しシステムダウ
ンによって中断したユーザステップを再起動する手段と
を含む。

〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す説明図であり、正常時
の状態を示す。同図においてジョブ再起動方式は、自動
化システム１と、自動化システムが管理するパッチジョ
ブ２と、実行中ジョブ詳細情報を格納する記憶装置３と
を有する。

また第２図は上記のジョブ再起動方式のシステムダウン
後の状態を示す説明図である。同図においてジョブ再起
動方式は、実行中ジョブ詳細情報リスト４と、操作員５
と、コンソール６とを含む。

以下に両図を参照して本発明の詳細な説明する。

通常、自動化システム１はパッチジョブ２の起動と同時
に、実行中ジョブ詳細情報記憶装置３にジョブ再起動情
報及び起動方法（自動再起動の要否、ジョブの先頭から
の起動、実行中ステップがちの起動）を記憶する。次に
、ユーザステップの開始通知１１により該ステップ実行
中とし終了通知１２により該ステップ実行済として実行
中ジョブ詳細情報記憶装置３に実行経過を記憶する。更
に、ジョブの終了通知１３により実行中ジョブ詳細情報
記憶装置３から記憶を消去する。

また、システムダウン後の再立ち上げによって、実行中
ジョブ詳、細情報を基に自動化システム１はパッチジョ
ブを自動再起動２１したり、自動化システムが出力する
実行中ジョブ詳細情報リスト４を基に操作員５の命令２
２により一括再起動２３する。再起動方法として実行中
ステップからのりスタートも可能とする。

第３図はシステムダウン前の動作を説明する説明図であ
る。今、自動化システム１がＪＯＢＸを起動し、実行中
ジョブ情報記憶装置３にレコードＸを作成してジョブ再
起動情報をエリヤＡに、起動方法をエリヤＢにそれぞれ
格納する。ユーザステップ１の処理が始まる前に自動化
システム１にステップの開始を通知３１すると、自動化
システム１は実行中ジョブ詳細情報記憶装置３のレコー
ドＸのエリヤＣにユーザステップ１を実行中としその情
報を格納する。次にユーザステップ１の処理が終了後、
自動化システム１にユーザステップ１の終了を通知３２
すると、自動化システム１はユーザステップ１を実行済
としその情報を上記と同様に格納する。更にユーザステ
ップ２がステップ開始を通知３３すると、ユーザステッ
プ２を実行中としその情報を格納する。

このような状態でシステムダウンしＪＯＢＸを復旧する
とき、ＪＯＢＸの起動方法として自動再起動が指定され
ているとする。この時、自動化システムを再立ち上げす
ると、自動化システムは実行中ジョブ詳細情報のレコー
ドの中でエリヤＣの内容が自動再起動要のものを抽出し
、エリヤＡのジョブ再起動情報を基に再起動コマンドを
生成する。ＪＯＢＸのレコードのエリヤＣの内容がジョ
ブの先頭からの起動であるならば、このコマンドをこの
まま発行する（第２図の２１）。また、エリヤＣの内容
が実行中ステップからの起動であるならば、エリヤＢの
情報からユーザステップ２から開始を指示するパラメー
タを付加してコマンドを発行する。

次にＪＯＢＸの起動方法が自動再起動「否」である場合
、操作員５は実行中ジョブ詳細情報リスト４から自動再
起動歪のものを抽出し、−括再起動したいジョブ名をパ
ラメータとして生成する。

また、ＪＯＢＸの起動方法（ジョブの先頭から。

実行中ステップから）をパラメータとして付加して操作
員５が一括再起動要求２２をコンソール６に入力すると
、自動化システム１は実行中ジョブ詳細情報のレコード
ＸのエリヤＡのジョブ再起動情報を基に再起動コマンド
を生成する。ここでＪＯＢＸのパラメータがジョブの先
頭からの起動であるならば、このコマンドをこのまま発
行する（第２図の２３）、また、パラメータが実行中ス
テップからの起動であるならば、エリヤＢの情報からユ
ーザステップ２からの開始を指示するパラメータを付加
してコマンドを発行する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は実行中ジョブ詳細情報を
基にジョブを自動再起動したり一括再起動することによ
り、操作員の操作の省力化や誤操作の削減及び復旧時間
を短縮する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す説明図、第２図はシス
テムダウン後の状態を示す説明図、第３図はジョブ実行
状態を説明する説明図、第４図および第５図は従来例を
示す説明図である。 １・・・自動化システム、２・・・ジョブ、３・・・記
憶装置、４・・・実行中ジョブ詳細情報リスト、６・・
・コンソール。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ジョブの起動および終了の通知により前記ジョブが実行
   中か否かを示す実行中ジョブ情報を記憶しシステムダウ
   ン後に前記実行中ジョブ情報を参照して前記実行中ジョ
   ブを再起動するジョブ再起動方式において、ユーザステ
   ップの開始および終了を通知する手段と、ジョブを再起
   動するための情報と実行中ステップの情報と再起動方法
   とを記憶する手段と、システムダウン後に前記記憶した
   情報を参照しシステムダウンによって中断したユーザス
   テップを再起動する手段とを含むことを特徴とするジョ
   ブ再起動方式。