JPH0622006B2 - シングルチップ・マイクロコンピュータ - Google Patents
シングルチップ・マイクロコンピュータInfo
- Publication number
- JPH0622006B2 JPH0622006B2 JP58144050A JP14405083A JPH0622006B2 JP H0622006 B2 JPH0622006 B2 JP H0622006B2 JP 58144050 A JP58144050 A JP 58144050A JP 14405083 A JP14405083 A JP 14405083A JP H0622006 B2 JPH0622006 B2 JP H0622006B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- input
- microcomputer
- circuit
- output port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、シリアル伝送を用いた入出力ポート制御を行
なう、シングルチップ・マイクロコンピュータに関する
ものである。
なう、シングルチップ・マイクロコンピュータに関する
ものである。
従来例の構成とその問題点 近年、シングルチップ・マイクロコンピュータは、処理
データのビット幅が増えて16ビット級までも実用化され
始めている。
データのビット幅が増えて16ビット級までも実用化され
始めている。
従来のシングルチップマイクロコンピュータについて第
1図を用いて説明する。1はデータバス、2は入出力ポ
ート回路、3はマイクロコンピュータの内部回路で、こ
の内部回路3は演算処理を行う部分である。マイクロコ
ンピュータ外部から入力されるデータ、及びマイクロコ
ンピュータから外部に出力する信号は、データバス1を
介して入出力ポート回路2に伝送される。しかしながら
このような従来の構成では、データビット長が長くなる
とデータバス1の配線本数が増えるため、LSI化する
場合、チップ面積が大きくなる。入出力ポート回路2は
LSIチップの外周に配置されるのが通例であり、この
ためデータバス1はLSIの外周を一周するように配線
しなければならない。この配線に占める面積は、内部回
路3とくらべて無視できない値になってくる。例えば2
ミクロン線幅で2ミクロンのセパレーションを設けた32
ビットのデータバス1を10mm×10mmのLSIの外周に配
線した場合、およそ外周のデータバス1の配線面積がが
LSI全体の面積の4割ぐらいになってしまう。
1図を用いて説明する。1はデータバス、2は入出力ポ
ート回路、3はマイクロコンピュータの内部回路で、こ
の内部回路3は演算処理を行う部分である。マイクロコ
ンピュータ外部から入力されるデータ、及びマイクロコ
ンピュータから外部に出力する信号は、データバス1を
介して入出力ポート回路2に伝送される。しかしながら
このような従来の構成では、データビット長が長くなる
とデータバス1の配線本数が増えるため、LSI化する
場合、チップ面積が大きくなる。入出力ポート回路2は
LSIチップの外周に配置されるのが通例であり、この
ためデータバス1はLSIの外周を一周するように配線
しなければならない。この配線に占める面積は、内部回
路3とくらべて無視できない値になってくる。例えば2
ミクロン線幅で2ミクロンのセパレーションを設けた32
ビットのデータバス1を10mm×10mmのLSIの外周に配
線した場合、およそ外周のデータバス1の配線面積がが
LSI全体の面積の4割ぐらいになってしまう。
このように、入出力ポート回路2への配線のためにデー
タバス1を使用すると、LSIのチップ面積全体に占め
る入出力ポート回路2へのデータバス1の配線面積が増
えるという問題点を残していた。
タバス1を使用すると、LSIのチップ面積全体に占め
る入出力ポート回路2へのデータバス1の配線面積が増
えるという問題点を残していた。
発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、入出力ポー
ト回路への配線占有面積を少なくできるシングルチップ
・マイクロコンピュータを提供することを目的とする。
ト回路への配線占有面積を少なくできるシングルチップ
・マイクロコンピュータを提供することを目的とする。
発明の構成 上記目的を達成するため、本発明のシングルチップ・マ
イクロコンピュータは、内部回路外周部に配置された複
数の入出力ポート回路によりマイクロコンピュータ外部
とのデータ入出力を行うシングルチップ・マイクロコン
ピュータであって、前記入出力ポート回路に接続されて
前記内部回路外周部に配線され、入出力ポート用のデー
タをシリアル伝送する共通のシリアルバスと、前記マイ
クロコンピュータの演算処理データビット長と等しいビ
ット幅を有するデータバスと、前記データバスのビット
幅のデータと前記シリアルバスで伝送するビット幅のデ
ータ間を変換する直並列変換回路とを備えた 実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。
イクロコンピュータは、内部回路外周部に配置された複
数の入出力ポート回路によりマイクロコンピュータ外部
とのデータ入出力を行うシングルチップ・マイクロコン
ピュータであって、前記入出力ポート回路に接続されて
前記内部回路外周部に配線され、入出力ポート用のデー
タをシリアル伝送する共通のシリアルバスと、前記マイ
クロコンピュータの演算処理データビット長と等しいビ
ット幅を有するデータバスと、前記データバスのビット
幅のデータと前記シリアルバスで伝送するビット幅のデ
ータ間を変換する直並列変換回路とを備えた 実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。
第2図は本発明の一実施例におけるシングルチップ・マ
イクロコンピュータのブロック図で、4はデータバス、
5は入出力ポート回路、6は内部回路であり、この内部
回路6は演算処理を行う。7は直並列変換回路、8はシ
リアルバスであり、直並列変換回路7は、データバス4
側を並列入出力とし、シリアルバス8側を直列入出力と
する。
イクロコンピュータのブロック図で、4はデータバス、
5は入出力ポート回路、6は内部回路であり、この内部
回路6は演算処理を行う。7は直並列変換回路、8はシ
リアルバスであり、直並列変換回路7は、データバス4
側を並列入出力とし、シリアルバス8側を直列入出力と
する。
マイクロコンピュータから外部に出力されるデータにつ
いて説明すると、先ず演算結果は内部回路6からデータ
バス4に転送される。次に直並列変換回路7ではシリア
ル変換された後、シリアルバス8に転送される。次に入
出力ポート回路5では対応するビット位置のデータがシ
リアルバス8からラッチされ、マイクロコンピュータ外
部に出力される。
いて説明すると、先ず演算結果は内部回路6からデータ
バス4に転送される。次に直並列変換回路7ではシリア
ル変換された後、シリアルバス8に転送される。次に入
出力ポート回路5では対応するビット位置のデータがシ
リアルバス8からラッチされ、マイクロコンピュータ外
部に出力される。
外部からマイクロコンピュータに入力される場合は、上
記の逆の動作で行なわれる。
記の逆の動作で行なわれる。
マイクロコンピュータから外部へデータを出力あるいは
外部から入力する時は、入出力命令、例えばMOVE命
令などを行う。MOした命令が行われた後、直並列変換
してデータ転送されるので、命令実行と実際のデータ移
動との間には遅れが発生する。しかし、入出力のデータ
は命令実行速度に比べると比較的低速である場合がほと
んどであり、マイクロコンピュータの制御対象側では問
題にならない。入出力ポートに入出力されるデータが同
タイミングでないと困る時は、入出力ポート回路5内に
もう一段ラッチを入れておき、全ビットが転送された後
でマイクロコンピュータ外部との転送を行うようにすれ
ばよい。
外部から入力する時は、入出力命令、例えばMOVE命
令などを行う。MOした命令が行われた後、直並列変換
してデータ転送されるので、命令実行と実際のデータ移
動との間には遅れが発生する。しかし、入出力のデータ
は命令実行速度に比べると比較的低速である場合がほと
んどであり、マイクロコンピュータの制御対象側では問
題にならない。入出力ポートに入出力されるデータが同
タイミングでないと困る時は、入出力ポート回路5内に
もう一段ラッチを入れておき、全ビットが転送された後
でマイクロコンピュータ外部との転送を行うようにすれ
ばよい。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、内部回路外周部に
配置された複数の入出力ポート回路に共通のシリアルバ
スを接続して内部回路外周部に配線するため、LSI全
体の処理能力を低下させることなく、バス幅が小さくな
って内部回路とマイクロコンピュータ外部との信号伝送
のために必要な配線に要する面積を、LSI全体の中で
少ない割合に抑えることができ、LSIチップサイズの
縮小を実現し得、その製造コストの低下を図ることがで
きて経済的効果を得ることができる。特に、32ビットマ
イクロコンピュータなどのように、データバス幅が広
く、かつ、入出力ポートの端子数が100ピンにもおよ
び、LSIチップの外周全体にまでCPUとの転送バス
を配線しなければならないようなとき、共通のシリアル
バスによりバス幅を小さくすることによって、LSIチ
ップ面積を削減し、経済的メリットを出すことができる
ものである。また、複数の入出力ポート回路を内部回路
外周部に配置すれば、入出力ポート回路は距離的にもボ
ンディングがし易く配置し易いものである。
配置された複数の入出力ポート回路に共通のシリアルバ
スを接続して内部回路外周部に配線するため、LSI全
体の処理能力を低下させることなく、バス幅が小さくな
って内部回路とマイクロコンピュータ外部との信号伝送
のために必要な配線に要する面積を、LSI全体の中で
少ない割合に抑えることができ、LSIチップサイズの
縮小を実現し得、その製造コストの低下を図ることがで
きて経済的効果を得ることができる。特に、32ビットマ
イクロコンピュータなどのように、データバス幅が広
く、かつ、入出力ポートの端子数が100ピンにもおよ
び、LSIチップの外周全体にまでCPUとの転送バス
を配線しなければならないようなとき、共通のシリアル
バスによりバス幅を小さくすることによって、LSIチ
ップ面積を削減し、経済的メリットを出すことができる
ものである。また、複数の入出力ポート回路を内部回路
外周部に配置すれば、入出力ポート回路は距離的にもボ
ンディングがし易く配置し易いものである。
第1図は従来のシングルチップ・マイクロコンピュータ
のブロック図、第2図は本発明の一実施例におけるシン
グルチップ・マイクロコンピュータのブロック図であ
る。 4……データバス、5……入出力ポート回路、6……内
部回路、7……直並列変換回路、8……シリアルバス
のブロック図、第2図は本発明の一実施例におけるシン
グルチップ・マイクロコンピュータのブロック図であ
る。 4……データバス、5……入出力ポート回路、6……内
部回路、7……直並列変換回路、8……シリアルバス
Claims (1)
- 【請求項1】内部回路外周部に配置された複数の入出力
ポート回路によりマイクロコンピュータ外部とのデータ
入出力を行うシングルチップ・マイクロコンピュータで
あって、前記入出力ポート回路に接続されて前記内部回
路外周部に配線され、入出力ポート用のデータをシリア
ル伝送する共通のシリアルバスと、前記マイクロコンピ
ュータの演算処理データビット長と等しいビット幅を有
するデータバスと、前記データバスのビット幅のデータ
と前記シリアルバスで伝送するビット幅のデータ間を変
換する直並列変換回路とを備えたシングルチップ・マイ
クロコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58144050A JPH0622006B2 (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | シングルチップ・マイクロコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58144050A JPH0622006B2 (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | シングルチップ・マイクロコンピュータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6037054A JPS6037054A (ja) | 1985-02-26 |
JPH0622006B2 true JPH0622006B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=15353150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58144050A Expired - Lifetime JPH0622006B2 (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | シングルチップ・マイクロコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622006B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6297050A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | Mitsubishi Electric Corp | 1チツプマイクロコンピユ−タ |
JP3492229B2 (ja) | 1999-03-12 | 2004-02-03 | 富士通株式会社 | 通信制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5771035A (en) * | 1980-10-22 | 1982-05-01 | Toshiba Corp | Input and output equipment for microcomputer |
JPS57137921A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-25 | Toshiba Corp | Interface device |
-
1983
- 1983-08-05 JP JP58144050A patent/JPH0622006B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6037054A (ja) | 1985-02-26 |
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