JPH06219535A - 自走台車の走行速度異常検出装置 - Google Patents

自走台車の走行速度異常検出装置

Info

Publication number
JPH06219535A
JPH06219535A JP5008033A JP803393A JPH06219535A JP H06219535 A JPH06219535 A JP H06219535A JP 5008033 A JP5008033 A JP 5008033A JP 803393 A JP803393 A JP 803393A JP H06219535 A JPH06219535 A JP H06219535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
speed
rotating body
propelled carriage
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5008033A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3070646B2 (ja
Inventor
Ryo Takao
涼 高雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP5008033A priority Critical patent/JP3070646B2/ja
Publication of JPH06219535A publication Critical patent/JPH06219535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3070646B2 publication Critical patent/JP3070646B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 地上側から各自走台車に制限速度情報を与え
る必要がなく、しかも制限速度の変更も簡単容易に行え
る、自走台車の走行速度異常検出装置を提供すること。 【構成】 走行速度異常検出ゾーンA−Bに於ける自走
台車1の走行経路に沿ってチェンなどの無端回動体9を
掛張すると共に、当該無端回動体9を自走台車1の制限
速度で回動させる駆動手段12を設け、自走台車1に
は、前記無端回動体9と自車との相対速度を検出する相
対速度検出手段(例えば回転体16とロータリーエンコ
ーダ17)を設けた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定走行経路に沿って
自走する搬送用自走台車が、所定の走行速度異常検出ゾ
ーン内に於いて、例えば上限制限値を越える異常速度で
走行した場合、この事態を自動的に検出することが出来
る走行速度異常検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来のこの種の自走台車
の走行速度異常検出装置は、各自走台車毎に走行速度検
出手段を搭載し、この検出速度が予め設定された制限速
度範囲内にあるか否かを判別するようにしたものであっ
た。
【0003】このような従来の走行速度異常検出装置で
は、走行経路中に設定制限速度が異なる複数ゾーンがあ
る場合、各ゾーンに進入するときに各自走台車の設定制
限速度を地上側から自動的に変更するかまたは、各ゾー
ンに対応する複数の制限速度値を予め各自走台車に設定
しておいて、各ゾーンに進入するときに自走台車側で何
番ゾーンであるかを判別させる必要がある。従って、特
に多数台の自走台車を含む設備である場合、これら自走
台車を含む設備全体の走行速度異常検出のためのコスト
が高くつき、制御も複雑になるなどの問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の走行速度異常検出装置は、走行速度異常検出ゾー
ンA−Bに於ける自走台車1の走行経路に沿ってチェン
などの無端回動体9を掛張すると共に、当該無端回動体
9を自走台車1の制限速度で回動させる駆動手段12を
設け、自走台車1には、前記無端回動体9と自車との相
対速度を検出する相対速度検出手段(例えば回転体16
とロータリーエンコーダ17)を設けた点に特徴を有す
る。
【0005】前記相対速度検出手段としては、前記無端
回動体9との相対移動に伴って滑りなく接触自転する回
転体16と、当該回転体16の一方向回転を検出する検
出器(例えばロータリーエンコーダ17)とを利用して
構成することが出来る。また、前記検出器としてロータ
リーエンコーダ17を利用し、前記相対速度検出手段
が、前記ロータリーエンコーダ17の設定された一方向
回転時の発信パルスから無端回動体9と自車との相対速
度を検出するように構成することが出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1に於いて、1は搬送用自走台車
であって、走行経路に沿って架設されたガイドレール2
に駆動車輪3と従動車輪4とを介して走行可能に支持さ
れ、例えばハンガー5などの被搬送物支持手段を備えて
いる。前記駆動車輪3は、インバータなどの速度制御用
コントローラ6によって回転速度制御が可能なモータ7
により回転駆動される。8は前記速度制御用コントロー
ラ6などを制御する主コントローラである。前記モータ
7や主コントローラ8などに対する給電は、図示省略し
ているが、ガイドレール2に沿って敷設された給電線か
ら自走台車1に設けられた集電ユニットを介して行われ
るが、搭載バッテリーから給電するものであっても良
い。
【0007】前記自走台車1の走行経路中には、走行速
度異常を検出するためのゾーンA−Bが設定されてい
る。このゾーンA−Bに於ける走行経路(ガイドレール
2)に沿ってチェンなどの無端回動体9が駆動輪10と
従動輪11とを介して掛張されている。12は無端回動
体9を自走台車1の制限速度で回動させる駆動手段であ
って、モータ13とインバータなどの速度制御用コント
ローラ14、及び当該コントローラ14を制御する主コ
ントローラ15などから構成されている。
【0008】自走台車1には、前記ゾーンA−B内に進
入したときに前記無端回動体9に自動的に接触(係合)
して、当該無端回動体9との相対移動に伴って滑りなく
自転する、スプロケットホィールなどの回転体16が軸
支され、この回転体16にロータリーエンコーダ17が
連動連結されている。而して、無端回動体9が固定され
ているとした場合、前進走行する自走台車1の回転体1
6は矢印RF方向に自転することになるが、このRF方
向に回転体16が回転したときにロータリーエンコーダ
17から発信されるパルスを正のパルスとし、逆のRR
方向に回転体16が自転したときにロータリーエンコー
ダ17から発信されるパルスを負のパルスとする。
【0009】前記ロータリーエンコーダ17の発信パル
スは主コントローラ8に入力され、この主コントローラ
8に設定された制御プログラムにより、図2のフローチ
ャートに示すように、その入力パルスの正負に基づいて
無端回動体9よりも自走台車(自車)1が高速で走行し
ているか否かが判別される。即ち、ロータリーエンコー
ダ17から正パルスが発信されているときは、無端回動
体9よりも自走台車(自車)1が高速走行していると判
別して、減速または非常停止信号を速度制御用コントロ
ーラ6に出力し、モータ7(駆動車輪3)の回転速度を
減速させるかまたは停止させ、以て、自走台車1の走行
速度を減速させるかまたは非常停止させる。
【0010】上記のように構成された走行速度異常検出
装置に於いては、ゾーンA−Bに於ける自走台車1の上
限制限速度Vsで無端回動体9が回動するように、主コ
ントローラ15により速度制御用コントローラ14を介
してモータ13の回転速度を設定しておく。自走台車1
がゾーンA−B内にないときは回転体16が停止してお
り、従って主コントローラ8は、本来の走行制御プログ
ラムに従って速度制御用コントローラ6を制御し、モー
タ7による駆動車輪3の回転駆動速度を制御して、自走
台車1の発進、所定速度での走行、及び停止を自動的に
行わせている。
【0011】自走台車1が走行速度異常検出ゾーンA−
B内に進入すると、当該自走台車1の回転体16が速度
Vsで回動している無端回動体9に接触(係合)する
が、当該自走台車1の走行速度Vxが設定上限制限速度
(無端回動体9の回動速度)Vsよりも低いときは、無
端回動体9によって回転体16が逆転方向であるRR方
向に回転駆動されてロータリーエンコーダ17から負パ
ルスが発信され、両速度Vs,Vxが等しいときは、回
転体16は正逆何れの方向にも回転せず、ロータリーエ
ンコーダ17からはパルスの発信はない。そして、自走
台車1の走行速度Vxが設定上限制限速度(無端回動体
9の回動速度)Vsよりも高いときは、無端回動体9に
よって回転体16が正転方向であるRF方向に回転駆動
されてロータリーエンコーダ17から正パルスが発信さ
れる。
【0012】従って、自走台車1の走行速度Vxが設定
上限制限速度Vsよりも高いとき、換言すれば、自走台
車1が無端回動体9よりも高速で走行するときのみ、主
コントローラ8は、ロータリーエンコーダ17からの発
信パルスが正のパルスであることに基づいて減速または
非常停止信号を速度制御用コントローラ6に出力し、モ
ータ7(駆動車輪3)の回転速度を減速させるかまたは
停止させ、以て、自走台車1の走行速度を減速させるか
または非常停止させる。
【0013】ゾーンA−B内での設定上限走行速度Vs
は、主コントローラ15により速度制御用コントローラ
14を介してモータ13の回転速度を変えることによ
り、自由に変更設定することが出来る。勿論、この設定
上限走行速度Vsの変更は、自走台車1が当該ゾーンA
−B内を走行している間にも自由に行える。
【0014】なお、上記実施例では、無端回動体9を自
走台車1の設定上限走行速度Vsで回動させ、自走台車
1がこの速度Vsよりも高速で走行したことを検出する
ようにしたが、無端回動体9を自走台車1の設定下限走
行速度で回動させ、自走台車1がこの下限走行速度を下
回る低速で走行したことを、回転体16が逆転方向であ
るRR方向に回転したときのロータリーエンコーダ17
からの負のパルスにより検出させることも出来る。
【0015】また、無端回動体9と自走台車1との相対
速度を検出する相対速度検出手段を、無端回動体9との
相対移動に伴って滑りなく接触自転する回転体16と、
当該回転体16の一方向回転を検出する検出器としての
ロータリーエンコーダ17とから構成したが、この構成
に限定されるわけではない。例えば回転体16を使用す
る場合でも、当該回転体16の一方向回転を検出する検
出器を、前記回転体16の正逆何れか一方の回転のみを
伝達する一方向回転クラッチと、このクラッチの出力軸
の回転を検出するスイッチとで構成することも出来る
し、回転体16を使用しないで、例えば無端回動体9に
等間隔おきに形成した被検出部の移動方向を、1つまた
は複数の光電スイッチや磁気スイッチなどの無接触スイ
ッチで検出するような相対速度検出手段を利用すること
も可能である。更に、一つの走行速度異常検出ゾーンA
−B内を、走行経路方向に直列状に配設され且つ互いに
連動連結する複数の無端回動体9でカバーさせることも
出来る。
【0016】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の自走台車
の走行速度異常検出装置は、走行速度異常検出ゾーンに
掛張されている無端回動体を、当該ゾーンに於ける自走
台車の制限速度で回動させておくだけで、当該ゾーンを
走行する自走台車が制限速度を越える速度オーバーの状
態、或いは制限速度を下回る異常低速状態、で走行する
走行速度異常状態を、各自走台車が備えている相対速度
検出手段により確実に検出させることが出来る。
【0017】このような本発明の自走台車の走行速度異
常検出装置によれば、制限速度が異なる複数の走行速度
異常検出ゾーンが走行経路中に設定されるような場合で
あっても、各ゾーン毎に掛張されている無端回動体の駆
動速度を夫々のゾーンに於ける制限速度とするだけで良
く、地上側から各自走台車に制限速度情報を与える必要
もないし、各自走台車にゾーン番号を検出する機能と、
検出したゾーン番号と制限速度との対照テーブルから制
限速度を検索させて、設定値を変更させるというような
複雑な制御も不要である。しかも、各自走台車に装備し
なければならない相対速度検出手段も、無端回動体の速
度より自車が早いかまたは遅いかを判別することが出来
れば良いのであるから、実施例にも例示したような非常
に簡単な手段で目的を達し得る。
【0018】従って、制限速度が異なる各走行速度異常
検出ゾーンでの各自走台車の走行速度チェックを正確且
つ確実に行えるにも拘らず、非常に簡単且つ安価に実施
することが出来るのである。また、各ゾーン毎の設定制
限速度の変更も、自走台車が当該ゾーン内を走行中であ
っても簡単且つ支障なく行える。
【0019】特に実施例にも示したように、相対速度検
出手段を、前記無端回動体との相対移動に伴って滑りな
く接触自転する回転体と、当該回転体の一方向回転を検
出する検出器、例えばロータリーエンコーダとから構成
するときは、各自走台車に装備しなければならない相対
速度検出手段を非常に簡単容易に構成することが出来、
しかも正確に無端回動体との相対速度を検出することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明一実施例の構成を説明するブロック線
図である。
【図2】 制御手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 自走台車 2 ガイドレール 3 駆動車輪 6 インバータなどの速度制御用コントローラ 7 モータ 8 主コントローラ 9 チェンなどの無端回動体 10 駆動輪 12 無端回動体の駆動手段 13 モータ 14 インバータなどの速度制御用コントローラ 15 主コントローラ 16 スプロケットホィールなどの回転体 17 ロータリーエンコーダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行速度異常検出ゾーンに於ける自走台車
    の走行経路に沿ってチェンなどの無端回動体を掛張する
    と共に、当該無端回動体を自走台車の制限速度で回動さ
    せる駆動手段を設け、自走台車には、前記無端回動体と
    自車との相対速度を検出する相対速度検出手段を設けて
    成る自走台車の走行速度異常検出装置。
  2. 【請求項2】前記相対速度検出手段が、前記無端回動体
    との相対移動に伴って滑りなく接触自転する回転体と、
    当該回転体の一方向回転を検出する検出器とを備えてい
    る請求項1に記載の自走台車の走行速度異常検出装置。
  3. 【請求項3】前記検出器がロータリーエンコーダから成
    り、前記相対速度検出手段が、前記ロータリーエンコー
    ダの設定された一方向回転時の発信パルスから無端回動
    体と自車との相対速度を検出するようにした請求項2に
    記載の自走台車の走行速度異常検出装置。
JP5008033A 1993-01-21 1993-01-21 自走台車の走行速度異常検出装置 Expired - Fee Related JP3070646B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5008033A JP3070646B2 (ja) 1993-01-21 1993-01-21 自走台車の走行速度異常検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5008033A JP3070646B2 (ja) 1993-01-21 1993-01-21 自走台車の走行速度異常検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06219535A true JPH06219535A (ja) 1994-08-09
JP3070646B2 JP3070646B2 (ja) 2000-07-31

Family

ID=11682028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5008033A Expired - Fee Related JP3070646B2 (ja) 1993-01-21 1993-01-21 自走台車の走行速度異常検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070646B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021064802A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 日本電気株式会社 搬送制御方法、搬送制御装置、及び搬送制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021064802A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 日本電気株式会社 搬送制御方法、搬送制御装置、及び搬送制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3070646B2 (ja) 2000-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920703360A (ko) 전기 자동차의 제어 장치
EP0846614A4 (en) LOCOMOTIONAL MACHINE WITH AUXILIARY MOTOR DEVICE AND METHOD OF CONTROLLING THE MOVEMENT
JPH06219535A (ja) 自走台車の走行速度異常検出装置
JPH06219536A (ja) 自走台車の同期走行制御装置
JP3671798B2 (ja) 荷搬送設備
JP3267056B2 (ja) 有軌道台車の走行制御方法及びその装置
JP3042290B2 (ja) 洗車機
CN213356714U (zh) 一种桥式起重机的打滑检测装置
CN1707239B (zh) 使用牵引逆变器进行锁止轴检测的方法和装置
JP5840957B2 (ja) 自動循環式索道の制御装置
JP2854991B2 (ja) 自走台車の制御方法及び自走台車の制御装置
JP2514092B2 (ja) リニアモ―タ―駆動の移動体の定位置停止制御方法
JPS6280709A (ja) 無人誘導車
JPH10109641A (ja) 無人搬送車
JP3377319B2 (ja) 表面処理装置におけるキャリヤのすべり検出方法
KR920002866B1 (ko) 모노레일형 반송장치
JPH07187320A (ja) スタッカクレーンの速度制御装置
JP2833302B2 (ja) 搬送用電車における荷取扱装置の制御方法
JP5808095B2 (ja) ケーブルカー車両の扉装置
JP2002173020A (ja) 物品搬送装置
JPH10263937A (ja) 自走式部品棚
JPH06239586A (ja) ケーブルクレーンの走行位置検出方法
JPH05278988A (ja) クレーン
JPH02210170A (ja) 搬送台車の暴走防止制御方法
JPS63231506A (ja) 無人搬送車

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000426

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees