JPH0621774Y2 - サンシェード兼用コンソールボックス - Google Patents

サンシェード兼用コンソールボックス

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JPH0621774Y2
JPH0621774Y2 JP9084988U JP9084988U JPH0621774Y2 JP H0621774 Y2 JPH0621774 Y2 JP H0621774Y2 JP 9084988 U JP9084988 U JP 9084988U JP 9084988 U JP9084988 U JP 9084988U JP H0621774 Y2 JPH0621774 Y2 JP H0621774Y2
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JP
Japan
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roof
box body
guide rail
box
sunshade
Prior art date
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JP9084988U
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English (en)
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JPH0212919U (ja
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正範 平賀
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はサンルーフ若しくはガラスルーフを装備した自
動車のルーフ車室内側パネル面に沿って取付けられる小
物入用のコンソールボックスに係り、特に、サンルーフ
若しくはガラスルーフから入射される外光を遮光するサ
ンシャードを兼ねたことを特徴とするサンシェード兼用
コンソールボックスに関する。
(従来の技術) 第6図に示すように、自動車1のルーフ2上面やフロン
トウインド14直上のルーフ前面15に採光用のガラスルー
フ16やガラスサンルーフ17を装備した例や、また、第7
図に示すように、ルーフ2の前面15から上面にかけてガ
ラスルーフ18を装備した例が良く知られているが、これ
らガラスルーフ16,18やサンルーフ17の車室内側には太
陽光の直射を避けるために、サンルーフ若しくはガラス
ルーフから入射される外光を遮光するためのサンシャー
ドを取付るのが一般的である。
ところで、第6図に示したルーフ2上面側に設けられる
平面状のガラスサンルーフ17に取付けられるサンシェー
ドは、通常、ルーフの車室内パネル面に沿ってスライド
自在に設けられパネル内に格納されるようになっている
が、ルーフ前面15側のガラスルーフ16に取付けられるサ
ンシェードは格納スペースが取れないため、通常、取外
し式になっている。
また、第7図に示すように、ルーフ2の前面15から上面
にかけて形成されるガラスルーフ18に取付られるサンシ
ェードも、形状が曲面形状となるため、スライド式に設
けることができず、取外し式に設けるのが一般的であっ
た。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、取外し式のサンシェードでは、着脱に手
間がかかり、また取外した時の置き場所に困るという問
題があった。
また、ワンボックスタイプの自動車、特に、ハイルーフ
車では、頭上のスペースにかなり余裕があるが、ガラス
ルーフやサンルーフを装備した自動車では、ガラスルー
フやサンルーフ直下の空間を開けておく必要があるた
め、この空間を利用することができないという問題もあ
った。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、車室
内の頭上スペースの有効利用を図ることができ、且つ、
サンシェードの格納場所の問題をも解決し得るサンシェ
ード兼用コンソールボックスを提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案におけるサンシェード
兼用コンソールボックスでは、車室内側の両ルーフサイ
ドに沿って固定され車体の前後方向に延びるガイド用レ
ール部材と、ボックス構造を有し両側部に取付けられた
転動部材若しくは摺動部材を介して上記ガイド用レール
部材に両側を支持され該ガイド用レール部材に沿って車
体の前後方向に移動自在なボックス本体と、該ボックス
本体を上記ガイド用レール部材の所定位置に固定しその
移動を規制するロック機構とを備えたことを特徴とす
る。
(作用) 本考案におけるサンシェード兼用コンソールボックスで
は、上記ボックス本体をガイド用レール部材に沿って前
後に移動することができ、上記ボックス本体は上記サン
ルーフ若しくはガラスルーフ位置に移動された時にサン
ルーフ若しくはガラスルーフから入射される外光を遮光
するサンシャードとして機能する。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案によるサンシェード兼用コンソールボッ
クスの取付位置を示すサンシェード兼用コンソールボッ
クスの斜視図、第2図は同上サンシェード兼用コンソー
ルボックスの概略構成を示す斜視図である。
第1図及び第2図において、本考案によるサンシェード
兼用コンソールボックスは、自動車1の車室内側の両ル
ーフサイドに沿って固定され車体の前後方向に延びる断
面形状C型状のガイド用レール部材4,5と、ボックス
構造を有し両側部に上記ガイド用レール部材4,5の夫
々のガイド溝4a,5a内を転動されるローラ6が取付けら
れており該ローラ6を介して上記ガイド用レール部材
4,5に両側を支持され該ガイド用レール部材4,5に
沿って車体の前後方向FBに移動自在なボックス本体3
であって内部に小物類を収納可能なボックス本体3と、
該ボックス本体3を上記ガイド用レール部材4,5の所
定位置に固定しその移動を規制するロック機構とを備え
たことを特徴とし、上記ボックス本体3を上記サンルー
フ若しくはガラスルーフ位置に移動した時に、該ボック
ス本体3がサンルーフ若しくはガラスルーフから入射さ
れる外光を遮光するサンシェードとして機能することを
特徴とするものである。
第3図は上記ロック機構の一例を示し、このロック機構
は、ボックス本体3両側の側面に固定されたローラ6支
持用の支持軸10に立設された枢支軸12,13に略中央部を
夫々回動自在に支持され、ガイド用レール部材4,5の
ボックス本体3と対向される側の面部の複数個所に設け
られた掛止穴4b,5bに掛合される掛止用突起部7a,8aが
夫々設けられたロック部材7,8と、この両ロック部材
7,8の夫々の一端側を連結するワイヤ9と、上記ロッ
ク部材7,8の掛止用突起部7a,8aがガイド用レール部
材4,5側の掛止穴4b,5bに掛合される向きに各ロック
部材7,8に回動力を付勢するばね部材7c,8bとによっ
て構成されている。
この第3図に示すロック機構では、一方側のロック部材
7のレバー部7bを手動操作により図中破線位置に動かす
ことにより、両ロック部材7,8の掛止用突起部7a,8a
が連動してガイド用レール部材4,5側の掛止穴4b,5b
から外れ、ロックが解除され、ボックス本体3のガイド
用レール4,5に沿った移動が自在となる。
また、ロックしたい位置までボックス本体3を移動した
後レバー部7bから手を離すことにより、各ロック部材
7,8の掛止用突起部7a,8aは各ばね部材7c,8bのばね
力によりガイド用レール部材4,5側の掛止穴4b,5bに
掛合されボックス本体3が該位置にロックされ移動が規
制される。
さて、第1図乃至第3図に示した構成からなる本考案の
サンシェード兼用コンソールボックスでは、例えば、第
7図に示したガラスルーフ18付の自動車に装備した場合
に、第4図及び第5図に示すように、ボックス本体3を
自動車1の両ルーフサイドに固定されたガイド用レール
5に沿って車体の前後方向に自在に移動することがで
き、予め定められた所定位置、即ちガイド用レール4,
5側の掛止穴の位置にボックス本体3を固定することが
できる。そして、本考案による、サンシェード兼用コン
ソールボックスでは、第4図に示すように、ボックス本
体3を車体の最前部まで移動して該位置にロックすれ
ば、ボックス本体3がガラスルーフ18のサンシェードと
して機能する。
また、本考案によるサンシェード兼用コンソールボック
スでは、第5図に示すように、ボックス本体3を後方へ
移動してロックしておけばガラスルーフ18としての開放
感が得られ、しかも、サンシェードの置場所に困ること
がないという利点を有するものである。
また、ボックス本体3を車体の前後方向に移動すること
ができるため、コンソールボックス3を前席側と後席側
とで共用することができるという利点をも有するもので
ある。
尚、第1図乃至第3図に示した実施例では、ボックス本
体3の移動機構にローラ6を用いた例を示したが、この
他、ガイド用レール側に凹状の溝を設け、ボックス本体
3側に凸状の鍔部を設けて該鍔部をガイド用レール側の
凹状の溝と係合し、摺動式に移動するようにすることも
できる。
また、ロック機構も第3図に示したものに限られず、種
々の実施が可能である。
(考案の効果) 以上、図示の実施例に基づいて説明したように、本考案
によるサンシェード兼用コンソールボックスでは、小物
等を収納することができるボックス本体が車体の前後方
向に自在に移動することができ、ボックス本体が車体の
最前部に移動された際には、このボックス本体がガラス
ルーフやサンルーフから入射される外光を遮光するサン
シェードとして機能するため、ガラスルーフやサンルー
フを装備した自動車の頭上空間を有効に利用することが
でき、しかも、ボックス本体を車体の後部側に移動して
ロックしておけば、ガラスルーフやサンルーフとしての
開放感が得られ、サンシェードの置場所に困ることがな
いという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるサンシェード兼用コンソールボッ
クスの車体への取付位置を示すサンシェード兼用コンソ
ールボックス及び車体の要部斜視図、第2図は本考案に
よるサンシェード兼用コンソールボックスの概略構成斜
視図、第3図は本考案によるサンシェード兼用コンソー
ルボックスのロック機構を示すサンシェード兼用コンソ
ールボックスの正面図、第4図は本考案によるサンシェ
ード兼用コンソールボックスのボックス本体を車体の最
前部に移動した時の状態を示すサンシェード兼用コンソ
ールボックスの概略的側面図、第5図は本考案によるサ
ンシェード兼用コンソールボックスのボックス本体を車
体の最後部に移動した時の状態を示すサンシェード兼用
コンソールボックスの概略的側面図、第6図は車体のル
ーフ前面部及び上面部にガラスルーフ及びガラスサンル
ーフを装備した自動車の要部斜視図、第7図は車体のル
ーフ前面から上面にかけてガラスルーフが設けられた自
動車の要部斜視図である。 1……自動車、2……ルーフ、3……ボックス本体、3b
……ボックス本体側部、4,5……ガイド要レール、4
a,5a……ガイド用溝部、4b,5b……掛止穴、6……ロ
ーラ、7,8……ロック部材、7a,8a……掛止用突起
部、7c,8b……ばね部材、9……ワイヤー、10,11……
ローラ支持軸、12,13……ロック部材の枢支軸、16,18
……ガラスルーフ、17……ガラスサンルーフ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンルーフ若しくはガラスルーフを装備し
    た自動車のルーフ車室内側に取付けられる小物入用のコ
    ンソールボックスであって、車室内側の両ルーフサイド
    に沿って固定され車体の前後方向に延びるガイド用レー
    ル部材と、ボックス構造を有し両側部に取付けられた転
    動部材若しくは摺動部材を介して上記ガイド用レール部
    材に両側を支持され該ガイド用レール部材に沿って車体
    の前後方向に移動自在なボックス本体と、該ボックス本
    体を上記ガイド用レール部材の所定位置に固定しその移
    動を規制するロック機構とを備え、上記ボックス本体が
    上記サンルーフ若しくはガラスルーフ位置に移動された
    時に、上記ボックス本体がサンルーフ若しくはガラスル
    ーフから入射される外光を遮光するサンシャードを兼ね
    たことを特徴とするサンシェード兼用コンソールボック
    ス。
JP9084988U 1988-07-08 1988-07-08 サンシェード兼用コンソールボックス Expired - Lifetime JPH0621774Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9084988U JPH0621774Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 サンシェード兼用コンソールボックス

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JP9084988U JPH0621774Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 サンシェード兼用コンソールボックス

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Publication Number Publication Date
JPH0212919U JPH0212919U (ja) 1990-01-26
JPH0621774Y2 true JPH0621774Y2 (ja) 1994-06-08

Family

ID=31315359

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JP9084988U Expired - Lifetime JPH0621774Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 サンシェード兼用コンソールボックス

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JP2008174132A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Ichikoh Ind Ltd 車両用室内照明装置

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