JPH06217453A - 電流制限回路 - Google Patents

電流制限回路

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JPH06217453A
JPH06217453A JP5301681A JP30168193A JPH06217453A JP H06217453 A JPH06217453 A JP H06217453A JP 5301681 A JP5301681 A JP 5301681A JP 30168193 A JP30168193 A JP 30168193A JP H06217453 A JPH06217453 A JP H06217453A
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transistor
current
voltage
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power
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JP5301681A
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Inventor
Stephen L Wong
エル ウァング スティーヴン
Sreeraman Venkitasubrahmanian
ヴェンキタスブラーマニアン スリーラマン
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/06Modifications for ensuring a fully conducting state
    • H03K17/063Modifications for ensuring a fully conducting state in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
    • H03K17/0822Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/14Modifications for compensating variations of physical values, e.g. of temperature
    • H03K17/145Modifications for compensating variations of physical values, e.g. of temperature in field-effect transistor switches

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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 しきい値電圧の変動に無関係に正確にパワー
半導体の電流を制限する回路を提供する。 【構成】 センストランジスタ3とセンス抵抗器4との
直列回路がパワー半導体スイッチ1に接続され、センス
抵抗電流がパワー半導体電流に比例してその一部分を構
成する。プルダウントランジスタ6がパワー半導体スイ
ッチ1の制御電極に接続される。ダイオード接続された
トランジスタ12と基準電圧源との直列接続を含むフィー
ドバック回路が、センス抵抗器4とプルダウントランジ
スタ6の制御電極との間に接続される。フィードバック
回路は電圧レベルシフトを生じ、しきい値電圧の変動に
無関係に正確にパワー半導体の電流を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動作電圧を供給する第
1及び第2端子、パワートランジスタ、該パワートラン
ジスタと負荷とを直列に該第1及び第2端子に接続する
手段、負荷と直列に該第1及び第2端子に接続されたセ
ンストランジスタとセンス抵抗器であって該センス抵抗
器を流れる電流がパワートランジスタを流れる電流に比
例するセンストランジスタとセンス抵抗器、パワートラ
ンジスタの制御電極とセンストランジスタの制御電極と
を該回路の信号入力端子に接続する手段、及び、パワー
トランジスタの制御電極と基準電位点との間に接続され
たもう1つのトランジスタを具え、該もう1つのトラン
ジスタはパワートランジスタについて設定された電流制
限値以下ではカットオフにバイアスされ、パワートラン
ジスタを流れる電流に比例してセンス抵抗器の両端に電
圧降下が現れ、センス抵抗器の両端の該電圧降下が所定
値を超えたときに該パワートランジスタが該もう1つの
トランジスタを導通状態にし、これにより該パワートラ
ンジスタを流れる追加電流を制限する電流制限回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電流制限回路は例えば日本特許
公開公報JP-A-1-68005号抜粋英語版から既知である。こ
の回路は、過負荷によってその中を流れる過大電流によ
る破壊例えば短絡事故から、パワートランジスタその他
を自動的に保護する技術にとって有用である。更に詳し
くは、この発明は“高電位側”インテリジェントパワー
スイッチ(IPS又は“スマートパワー”スイッチ)と
呼ばれるパワー半導体装置を保護するために適した電流
制限回路に関するものである。
【0003】“スマートパワー”装置即ちインテリジェ
ントパワースイッチは集積回路であり、制御機能は、パ
ワーMOSFETのようなパワー半導体装置の近くに共
に1つのチップ上に集積化された低電圧論理装置によっ
て実現されている。異なった伝導型の特別な拡散即ちバ
リヤー層の形成により或いは誘電体層の形成により、チ
ップ上で低電力部品と高電力部品とを分離することは既
知の高電位パワーチップでは常套手段である。
【0004】この発明は特に自動車への利用に役立つ
が、この分野の技術に限られることはない。最近では、
自動車における半導体電子システムの利用がドラマチッ
クに増加している。例えば、点火/燃料制御、ヘッドラ
ンプのスイッチ、排気のモニター、ブレーキシステム等
である。これらの全ての制御機能は、監視、論理及びパ
ワー制御のために、安全で且つ信頼できる半導体装置を
必要としている。自動車向けのこれらの種々の用途にお
いてキーとなる部品は、例えばヘッドライトやソレノイ
ドや小さい電気モーターのような高電流負荷(例えば1
0A)を駆動可能な、安価で信頼性の高いインテリジェ
ントパワースイッチ(IPS)である。IPSは60V
の供給電圧に耐えられなければならず、同時に短絡或い
は高温に対して自己の保護を行わなければならない。
【0005】自動車の電子システムにおけるIPS装置
の典型例では、60Vのパワー部品及び低電圧(5V乃
至又は12V)と高電圧(60V乃至80V)との両電
圧の論理素子を含む集積回路チップが必要である。典型
的なチップは、接地への短絡、バッテリーの逆接続或い
は誘導性負荷による電圧サージのような種々の電圧の破
壊的な条件に対してスイッチを保護するインテリジェン
スを持たなければならない。インテリジェントパワース
イッチ装置は、更に熱遮断、流路ごとの電流制限を具え
る必要があり、オープン負荷或いは過電圧状態を検出
し、全ての過負荷状態を表示しなければならない。供給
電圧の種類の幅が例えばほぼ6Vから60Vと広く、起
こり得る故障の性質が多岐にわたるため、これらの管理
及び安全対策の形態は複雑なものになる。
【0006】典型的なIPSチップは、4つの主機能ブ
ロック、即ち、ゲート制御ユニット、センサーブロッ
ク、制御論理及び電源からなる。高電圧パワースイッチ
の場合は、ゲート制御ユニットは、オッシレータ/電荷
ポンプ回路によってパワースイッチに対してゲートを駆
動する。センサーブロックは、インテリジェントパワー
スイッチチップ及び負荷の状態を正確に監視するため、
電圧、電流及び温度検出器を具える。制御論理ブロック
は電圧の故障状態を診断し、必要な矯正動作を開始す
る。電源ブロックは、バンドギャップ標準のような精密
なアナログ回路を含み、チップに必要な基準及びバイア
ス電圧及び電流を供給する。全供給電流は、逆バッテリ
ー保護回路を経て接地に流れる。
【0007】パワートランジスタを流れる電流を制限す
るための種々の技術が提案されている。高電圧インテリ
ジェントパワースイッチのための電流制限保護を行う既
知の1つの回路が図1に示されている。この回路では、
例えばパワーMOSFET素子であるパワースイッチ1
が、2つの端子31と32との間に負荷抵抗器2と直列に接
続されている。2つの端子31と32は、例えばバッテリー
(図示せず)のような電圧源に接続されるべき端子であ
り、第2の端子32は接地される。センスMOSFET3
及びセンス抵抗器(Rs)4を含む第2の直列回路が、
端子31と、パワーMOSスイッチ1と負荷2との接続点
5との間に接続されている。
【0008】NMOSFET6が、パワーMOSトラン
ジスタ1のゲートと接続点5との間に接続されている。
プルダウントランジスタ6のゲートが、FET3とセン
ス抵抗器4との接続点に接続されている。FET1及び
3のゲートは共にゲート駆動入力端子7に接続されてい
る。この電流制限方法の著しく不利な点は、電流制限値
が本質的にNMOSトランジスタ6のしきい値電圧によ
って決まることである。このしきい値電圧は、IPSチ
ップの製造工程の変動によって広い範囲にばらつく。加
えて、しきい値(Vth)の典型的な値は1V或いはそれ
以上であり、この値はサンプリングセンス抵抗器4の両
端にかなり大きい電圧降下を生じるため、FET1と3
との間に精密な電流ミラーを形成できなくなる。
【0009】図1の既知の修正は、電流制限パワースイ
ッチ回路が、センスFET3とセンス抵抗器4との接続
点とプルダウンNMOSトランジスタ6のゲートとの間
に接続されたコンパレーターを含むものである。この変
形では、コンパレーターの第1の入力が前記の接続点に
接続され、第2の入力が基準電圧源に接続され、その出
力は、NMOSFET6のゲートに接続されている。1
00−150pFのオーダーの補償コンデンサが、コン
パレーターの出力とNMOSFET6のドレインとの間
に安定性を得るために接続されている。補償コンデンサ
は、パワーMOSFET1のゲート容量によって誘導さ
れ形成される負荷容量が極めて大きいために必要とな
る。この電流制限回路は、このように、必要なチップ面
積の大きさ及び安定性の問題から魅力的なものではな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高速
で、安定且つ正確で、更に、既知のインテリジェントパ
ワースイッチ電流制限回路の欠点を除いた、高電圧側イ
ンテリジェントパワースイッチを保護するための電流制
限回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による電流制限回
路は、センストランジスタとセンス抵抗器との接続点と
もう1つのトランジスタの制御電極との間に接続された
フィードバック回路を具備し、該フィードバック回路は
電圧レベルシフトを生成する半導体装置と基準電圧源と
の直列接続を具備することを特徴とするものである。
【0012】前記の結果として極めて小さい抵抗値のセ
ンス抵抗器をセンストランジスタと直列に使うことがで
き、これにより、パワートランジスタとセンストランジ
スタが電流ミラー回路、即ち、センストランジスタを通
る電流がパワートランジスタを通る電流に比例するよう
に動作することを可能にする。これは、極めて小さい抵
抗値のセンス抵抗器の両端の電圧降下が無視し得るの
で、パワートランジスタとセンストランジスタが事実上
平衡するからである。
【0013】本発明の一つの実施形態は、前記フィード
バック回路の半導体装置及び基準電圧源がそれぞれダイ
オード接続された電界効果トランジスタ及び基準抵抗器
からなり、更に、該基準抵抗器と負荷の1つの端子とに
接続された基準電流源、並びに、第1端子及び該基準抵
抗器と該半導体装置の1つの端子との間の第2の接続点
に接続されたバイアス電流源を具備することを特徴とす
る電流制限回路である。ここで基準電圧(Vr)が明確
に定まるので、しきい値電圧の変動に影響されない正確
な電流制限を行うことができる。
【0014】本発明のもう一つの実施形態では、基準電
流源として絶対温度に比例する(PTAT)電流源を用
いることができる。この結果、回路に対して電流制限を
行う温度の上昇に従って基準電圧の電圧降下Vrが減少
し、温度の上昇に伴うこの減少は半導体パワースイッチ
の保護には更に好都合になる。
【0015】本発明の更に他の実施形態は、前記もう1
つのトランジスタ及び前記半導体装置がそれぞれ電界効
果トランジスタからなり、前記基準電圧源が第1と第2
の端子の間に基準電流源と直列に接続されたバイポーラ
トランジスタを有し、該バイポーラトランジスタのベー
スは該半導体装置に接続され、該もう1つのトランジス
タのゲートは該バイポーラトランジスタと該基準電流源
との間の接続点に接続され、これにより、温度の上昇に
伴ってパワートランジスタに対する電流制限値が減少す
ることを特徴とする電流制限回路である。
【0016】本発明の更に他の実施形態では、回路に対
してパワー制限機能を提供する。この実施形態は、前記
半導体装置が電界効果トランジスタからなり、該電界効
果トランジスタのゲートが自身のドレインに接続され、
そのソースは前記センス抵抗器に接続され、電圧しきい
装置が前記第1端子と該電界効果トランジスタのゲート
との間に接続され、該電圧しきい装置は該第1端子にお
ける電圧が必要なパワー制限値に基づいて予め設定され
た値以上に上昇したときに導通状態になり、従って、該
電界効果トランジスタを通る電流が増加し、該第1端子
の電圧の上昇に伴って該電界効果トランジスタのゲート
−ソース電圧が増加し、これにより、電流制限値がセン
ス抵抗器の両端のセンス電圧のより低い値に達すること
によってパワー制限機能が実現されることを特徴とする
電流制限回路である。
【0017】
【実施例】本発明及び前記の説明の理解を完全なものに
するため、以下に図面を用いて実施例を詳細に説明す
る。複数の図で同一の要素は同一の参照記号で示した。
図1の既知の電流制限回路については、既に説明した。
【0018】図2は、本発明の電流制限構成を有する高
電圧側インテリジェントパワースイッチの第1実施例を
示す。バッテリーその他の電圧源(図示せず)の第1の
端子が第1の電圧端子31に接続され、電圧源の第2の端
子が第2の電圧端子32及び基準電圧点例えば接地に接続
される。高電圧側スイッチ即ちパワーMOSFET1及
び負荷2の第1の直列回路が、電圧端子31と32との間
に、従ってバッテリーの両端に接続される。センスMO
SFET3、センス抵抗器4及び負荷2の第2の直列回
路が、端子31と32と間に接続される。回路の接続点5
は、センス抵抗器4と負荷2とパワーMOSトランジス
タ1のソース電極との間に存在する。
【0019】第1のNMOSトランジスタ6、即ちプル
ダウントランジスタは入力ゲート駆動端子7と接続点5
との間に接続される。MOSトランジスタ1及び3のゲ
ート電極は共にゲート駆動電極7に接続される。
【0020】バイアス電流源11及び第2のNMOSトラ
ンジスタ12の第3の直列回路は、電源端子10と第2の回
路接続点13との間に接続される。第2の回路接続点13
は、センスMOSトランジスタ3のソースとセンス抵抗
器4の高電圧側端子との間にある。NMOSトランジス
タ12のドレインは直接そのゲートに接続され、トランジ
スタ12のゲートは、基準抵抗器14(Rref )を経てプル
ダウンMOSFET6のゲートに接続される。NMOS
トランジスタ6のゲートは、基準電流源15を経て回路接
続点5に接続され、これを基準電流Iref が流れる。基
準電圧Vrは抵抗器14の両端に現れ、これは基準電圧源
として機能する。
【0021】この回路の作用としては、センストランジ
スタが高電圧側パワースイッチトランジスタ1を通る電
流の一部分を流すように設計されている。その結果、セ
ンス抵抗器4の抵抗値Rsを充分小さくし、トランジス
タ1及び3が事実上電流ミラーとして機能するようにす
ることが可能である。従って、センス抵抗器の両端の電
圧降下Vsは、パワーMOSトランジスタ1を流れる電
流Ipに比例する。
【0022】NMOSトランジスタ12及び基準抵抗器14
を含むフィードバック回路によって、抵抗値Rsのセン
ス抵抗器4の両端の電圧Vsは、トランジスタ12のゲー
ト−ソース電圧Vgs(Tr12 )の値まで上がり、次い
で、基準抵抗器14の両端に現れる正確に決められた基準
電圧(Vr)の値まで下がり、次式のように、プルダウ
ントランジスタ6のゲート−ソース電圧Vgs(Tr6)が
導かれる。 Vgs(Tr6)=Vs+Vgs(Tr12 )−Vr (1)
【0023】パワーMOSFET1を通る電流が増加す
ると、センスMOSFET3を通る電流も増加し、この
値が減少するとセンス抵抗器4の両端の電圧降下Vsが
基準抵抗器14の両端の基準電圧Vrに等しくなる。即
ち、Vs=Vr となり、(1)式から、 Vgs(Tr6)=Vgs(Tr12 ) (2) が得られる。
【0024】NMOSトランジスタ6と12は集積回路
チップ上では互いに極めて近接して配置されているの
で、式(2)で表された条件は、製造工程中に起きるし
きい値電圧(Vth)のばらつきとは無関係である。トラ
ンジスタ12はバイアスされており、Vgs(Tr12 )はN
MOSトランジスタのしきい値電圧(Vth)より僅かに
高くなっている。このように、Vgs(Tr6)<Vgs(T
r12 )である限り電流制限は起きない。
【0025】前記のように、 Vs=Vr (3) のときに電流制限が起きる。この点で、Vgs(Tr6)=
Vgs(Tr12 )であり、従ってNMOSトランジスタ6
のゲート−ソース電圧Vgs(Tr6)がトランジスタ6を
ターンオンするのに充分になっており、これに対してパ
ワーMOSトランジスタ1のゲート電圧を引き下げる。
これは、パワートランジスタ1を通る電流をそれ以上増
加させないことになる。
【0026】基準電圧(Vr)はバンドギャップ基準電
圧によって発生されるような正確に定められた基準電圧
であるから、極めて正確で、同時にしきい値電圧の変動
に影響されない電流制限値を達成できる。
【0027】パワートランジスタ1の電流制限値をIp
(limit )とし、 N=(MOSFET1のW/L)/(MOSFET3の
W/L) とすると、 Ip(limit )=(Vr/Rs)・N (4) となる。ここで、Rsはセンス抵抗器4の抵抗値であ
る。NとRsは共に通常は定数のため、式(4)から、
電流制限は基準電圧Vrによって直接制御されることが
分かる。
【0028】Iref を基準電流源15の基準電流、Rref
を基準抵抗器14の抵抗値とすると、基準電圧Vref は Vref =Iref ・Rref である。極めて正確な基準電圧を得るためには、電流I
ref が温度に対して安定なバンドギャップ電圧Vbgapに
よって生成されるものであるとよい。
【0029】例として、Iref =10μA、Rref =5
0Kとすると、 Vr=0.5V である。また、Rs=10Ω、N=1000とすると、 Ip(limit )=(0.5/10)・1000=50A である。
【0030】図3は、パワーMOSFET1の電流(I
p)(単位A)と図2の電流制限回路の負荷抵抗Rload
(単位Ω)との間の関係を示す。図から分かるように、
電流Ipは負荷抵抗が減少するに従って50Aまで増加
する。その後は負荷抵抗が更に減少しても電流Ipは5
0Aに制限される。
【0031】図2の電流制限回路において、センスMO
Sトランジスタ3はパワーMOSトランジスタ1の電流
(Ip)の一部分を通す。その結果、センス抵抗器4の
両端の電圧Vsは電流Ipに比例する。このセンス抵抗
器4の両端のセンス電圧VsはNMOSトランジスタ12
によって引き上げられた電圧であり、それから基準電圧
Vrが差し引かれてNMOSプルダウントランジスタ6
のゲート電圧が得られる。電圧Vgs(Tr12 )は事実上
しきい値電圧(Vth)を相殺し、電圧Vsを可能な限り
小さく保持することを可能にし、これにより、センス抵
抗器電流Isがパワートランジスタの電流Ipと比例す
る状態に保たれる。
【0032】この回路の正常な動作においては、いかな
る電流制限作用にも先行することは、 Vgs(Tr12 )<Vgs(Tr6) であって、プルダウントランジスタ6が非導通状態にあ
ることである。センス抵抗器4を通る電流IpがVs=
Vrの点まで増加すると、 Vgs(Tr6)=Vgs(Tr12 ) となって電流制限動作が開始され、プルダウントランジ
スタ6がターンオンする。
【0033】この電流制限回路は、補償手段を全く用い
ずに本質的に極めて安定な1段フィードバック機構を用
いることにより、このようにしきい値電圧のどのような
変動にも影響されずに正確な電流制限を行う。センス抵
抗器4の抵抗値Rsが温度によって増加すると、式
(4)の関係から、制限電流が温度によって減少するこ
とが明らかである。Rs、Vr及びNの値の範囲は、異
なった電流制限値を得るように設定することができる。
【0034】温度が上昇したときに電流制限点が低下す
るような構成を付加してパワートランジスタ1を更に良
好に保護するようにすることもできる。この目的のた
め、温度の上昇と共に図2の回路における基準電圧Vr
を減少させる。これは、図2の固定基準電流源15を絶対
温度に比例する(PTAT)電流源に置き換えることに
よって達成される。PTAT電流源は、温度が上昇する
と共に減少する電流(Iptat)を生成する。基準電圧V
rは、従って Vr=Iptat・Rref となる。
【0035】その結果、基準抵抗器4の両端に現れる基
準電圧(Vr)は温度の上昇と共に低下し、これにより
電流Ipの制限値は前記の式(4)に従って減少する。
修正された図2の電流制限回路は、このようにチップの
温度の上昇に伴って制限電流値が減少する。この減少
は、良好に制御されたPTAT電流源の温度応答特性に
よって決まる。修正された温度応答性電流制限回路は、
その他の点については図2の元の電流制限回路と同様に
動作する。
【0036】図4は、温度の上昇に伴って電流制限値が
減少するように良好に制御されたもう1つの電流制限回
路を示す。図4の電流制限回路は、以下の相違点を除い
て図2の回路と同様である。両者の相違点は、図2の基
準抵抗器14がNPNバイポーラトランジスタ16によって
置き換えられていることであり、そのコレクタが第1の
電源端子31に接続され、そのエミッタがプルダウンNM
OSトランジスタ6のゲートに接続され、そのベースが
NMOSトランジスタ12のゲートに接続されている。図
4の回路においては、基準電圧Vrはバイポーラトラン
ジスタ16のベース−エミッタ電圧降下Vbeによって生成
される。NPNトランジスタ16の電圧Vbeは温度の上昇
と共に低下する。従って、図4の電流制限回路の電流制
限値は、温度の上昇と共に良好に制御された状態で減少
する。この電流制御回路は図2の回路と同様に機能す
る。
【0037】図5は、図2の回路の変形であり、パワー
制限機能を有する回路を示す。この回路は、ツェナーダ
イオード17を含む直列回路と電流制限抵抗器18がバイア
ス電流源11と並列に接続されている点を除いて、図2の
回路と同様である。
【0038】この回路では、パワー制限機能は端子31の
バッテリー電圧が上昇したときに電流制限値が減少する
ことによって実現されている。この回路は、バッテリー
電圧が所定の値以上に上昇したときにツェナーダイオー
ドがブレークダウンを起こし、電流が制限抵抗器18を通
ってトランジスタ12に流れるようになること以外は、図
2の回路と同様に動作する。トランジスタ12に流れるこ
の追加の電流は、端子31のバッテリー電圧が増加すると
共に増加する。これは、更に、バッテリー電圧の増加に
従ってトランジスタ12のゲート−ソース電圧Vgs(Tr1
2 )を増加させる。
【0039】式(1)を再び参照する。 Vgs(Tr6)=Vs+Vgs(Tr12 )−Vr (1) パワーMOSトランジスタ1のゲートをプルダウンし、
更に電流(Ip)を制限するために必要なトランジスタ
6のゲート−ソース電圧Vgs(Tr6)の値は、固定量で
ある。トランジスタ12のゲート−ソース電圧Vgs(Tr1
2 )は、今やバッテリー電圧の増加に伴って増加し、V
gs(Tr6)の必要な値は、センス抵抗器4の両端のセン
ス電圧Vsの低い方の値に達する。この結果、電流制限
機能は、バッテリー電圧がより高いときに電流値がより
低くなるように動作する。このようにして、図5の回路
についてパワー制限機能が達成される。これは式(1)
からも分かる。Vgs(Tr6)及びVrは固定であるの
で、Vgs(Tr12 )がバッテリー電圧と共に増加する
と、式(1)の等号を維持するためにVsが減少しなけ
ればならない。
【0040】結局、前記の構成は本発明の原理を説明す
るものとして理解されるべきである。これらの原理に基
づいて、本発明の精神と範囲を逸脱せずに種々の変形と
代替を案出することが可能であることを明記する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来の電流制限回路を示す図である。
【図2】図2は、本発明の電流制限回路を含むインテリ
ジェントパワースイッチの第1の実施例を示す図であ
る。
【図3】図3は、図2の回路の電流制限の態様を説明す
るための負荷電流と負荷抵抗との関係を示す図である。
【図4】図4は、温度の上昇に伴って電流制限値が減少
する本発明の第2の実施例を示す図である。
【図5】図5は、パワー制限機能を有する本発明の第3
の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 パワーMOSトランジスタ 2 負荷 3 センスMOS電界効果トランジスタ 4 センス抵抗器 5、13 接続点 6 もう1つのトランジスタ(NMOSトランジスタ) 7 ゲート駆動端子 11 バイアス電流源 12 第2のNMOSトランジスタ 14 基準抵抗器 15 基準電流源 16 NPNバイポーラトランジスタ 17 ツェナーダイオード 18 制限抵抗器 31 第1端子 32 第2端子
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Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作電圧を供給する第1及び第2端子、
    パワートランジスタ、該パワートランジスタと負荷とを
    直列に該第1及び第2端子に接続する手段、負荷と直列
    に該第1及び第2端子に接続されたセンストランジスタ
    とセンス抵抗器であって該センス抵抗器を流れる電流が
    パワートランジスタを流れる電流に比例するセンストラ
    ンジスタとセンス抵抗器、パワートランジスタの制御電
    極とセンストランジスタの制御電極とを該回路の信号入
    力端子に接続する手段、及び、パワートランジスタの制
    御電極と基準電位点との間に接続されたもう1つのトラ
    ンジスタを具え、該もう1つのトランジスタはパワート
    ランジスタについて設定された電流制限値以下ではカッ
    トオフにバイアスされ、パワートランジスタを流れる電
    流に比例してセンス抵抗器の両端に電圧降下が現れ、セ
    ンス抵抗器の両端の該電圧降下が所定値を超えたときに
    該パワートランジスタが該もう1つのトランジスタを導
    通状態にし、これにより該パワートランジスタを流れる
    追加電流を制限する電流制限回路において、 該センストランジスタと該センス抵抗器との接続点と該
    もう1つのトランジスタの制御電極との間に接続された
    フィードバック回路を具備し、該フィードバック回路は
    電圧レベルシフトを生成する半導体装置と基準電圧源と
    の直列接続を具備することを特徴とする電流制限回路。
  2. 【請求項2】 前記フィードバック回路の半導体装置及
    び基準電圧源がそれぞれダイオード接続された電界効果
    トランジスタ及び基準抵抗器からなり、更に、該基準抵
    抗器と負荷の1つの端子とに接続された基準電流源、並
    びに、前記第1端子及び該基準抵抗器と該半導体装置の
    1つの端子との間の第2の接続点に接続されたバイアス
    電流源を具備することを特徴とする請求項1に記載の電
    流制限回路。
  3. 【請求項3】 前記もう1つのトランジスタ及び前記半
    導体装置がそれぞれNMOS電界効果トランジスタから
    なり、パワートランジスタについて設定された電流制限
    値以下では、該もう1つのトランジスタは、そのトラン
    ジスタのゲート−ソース電圧が該NMOS半導体装置の
    ゲート−ソース電圧より低くなるようにバイアスされ、
    これにより該もう1つのトランジスタがカットオフさ
    れ、センス抵抗器を通る電流がその両端にVs=Vr
    (Vsはセンス抵抗器の両端の電圧降下、Vrは基準電
    圧)の電圧降下を生じたときに該もう1つのトランジス
    タが導通状態とされることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の電流制限回路。
  4. 【請求項4】 前記もう1つのトランジスタ及び前記半
    導体装置がそれぞれ一定のしきい値電圧を有する電界効
    果トランジスタよりなることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載の電流制限回路。
  5. 【請求項5】 前記基準電圧源が、前記半導体装置と前
    記もう1つのトランジスタの制御電極との間に接続され
    た基準抵抗器、及び該基準抵抗器と負荷の1端子との間
    に接続された温度逆依存性の電流源を具え、該電流源は
    温度が上昇したときにより低い電流を供給し、これによ
    り、温度が上昇したときにパワートランジスタの電流制
    限値が減少することを特徴とする請求項1に記載の電流
    制限回路。
  6. 【請求項6】 絶対温度に比例する(PTAT)電流源
    を有することを特徴とする請求項5に記載の電流制限回
    路。
  7. 【請求項7】 前記もう1つのトランジスタ及び前記半
    導体装置がそれぞれ電界効果トランジスタからなり、前
    記基準電圧源が第1と第2の端子の間に基準電流源と直
    列に接続されたバイポーラトランジスタを有し、該バイ
    ポーラトランジスタのベースは該半導体装置に接続さ
    れ、該もう1つのトランジスタのゲートは該バイポーラ
    トランジスタと該基準電流源との間の接続点に接続さ
    れ、これにより、温度の上昇に伴ってパワートランジス
    タに対する電流制限値が減少することを特徴とする請求
    項1に記載の電流制限回路。
  8. 【請求項8】 前記バイポーラトランジスタがNPNト
    ランジスタからなり、前記基準電流源が該NPNトラン
    ジスタのエミッタとセンス抵抗器に接続された負荷の1
    端子との間に接続されていることを特徴とする請求項7
    に記載の電流制限回路。
  9. 【請求項9】 前記半導体装置が電界効果トランジスタ
    からなり、該電界効果トランジスタのゲートが自身のド
    レインに接続され、そのソースは前記センス抵抗器に接
    続され、電圧しきい装置が前記第1端子と該電界効果ト
    ランジスタのゲートとの間に接続され、該電圧しきい装
    置は該第1端子における電圧が必要なパワー制限値に基
    づいて予め設定された値以上に上昇したときに導通状態
    になり、従って、該電界効果トランジスタを通る電流が
    増加し、該第1端子の電圧の上昇に伴って該電界効果ト
    ランジスタのゲート−ソース電圧が増加し、これによ
    り、電流制限値がセンス抵抗器の両端のセンス電圧のよ
    り低い値に達することによってパワー制限機能が実現さ
    れることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に
    記載の電流制限回路。
  10. 【請求項10】 前記電圧しきい装置が直列に接続され
    たツェナーダイオードと電流制限抵抗器とを含むことを
    特徴とする請求項9に記載の電流制限回路。
  11. 【請求項11】 全ての回路素子が、互いに接近して配
    置された前記もう1つのトランジスタ及び前記半導体装
    置と共に、単一の集積回路チップ上に集積化されたこと
    を特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の
    電流制限回路。
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