JPH062130A - 酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲット - Google Patents

酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲット

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Publication number
JPH062130A
JPH062130A JP18035292A JP18035292A JPH062130A JP H062130 A JPH062130 A JP H062130A JP 18035292 A JP18035292 A JP 18035292A JP 18035292 A JP18035292 A JP 18035292A JP H062130 A JPH062130 A JP H062130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zinc oxide
powder
sputtering
target
grain size
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18035292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Machino
毅 町野
Tadashi Sugihara
忠 杉原
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH062130A publication Critical patent/JPH062130A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示装置、エレクトロルミネッセンス表
示装置の透明電極、帯電防止導電膜コーティング、ガス
センサーなどに用いられる酸化亜鉛系透明導電膜を短時
間のスパッタリングにより形成することのできるスパッ
タリング用ターゲットを提供する。 【構成】 Al、BまたはSiなどの導電活性元素を含
有し、相対密度が85%以上ある酸化亜鉛系スパッタリ
ング用ターゲットにおいて、結晶粒の平均粒径が2μm
以下の組織を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示装置、エレ
クトロルミネッセンス表示装置の透明電極、帯電防止導
電膜コーティング、ガスセンサーなどに用いられる酸化
亜鉛を主成分とする膜(以下、酸化亜鉛系膜という)を
スパッタリングにより作製するためのスパッタリング用
ターゲットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】酸化インジウム−酸化錫系膜は、透明で
ありかつ導電性を有するために、透明電極、透明導電膜
として幅広く使用されているが、上記酸化インジウム−
酸化錫系膜を作製するためのスパッタリング用ターゲッ
トは高価であり、そのため、近年、一層安価に作製する
ことのできるAl、B、Siなどの導電活性元素をドー
プした酸化亜鉛系膜を上記透明電極、透明導電膜として
使用することが提案され(特開昭61−205619号
公報参照)、上記酸化亜鉛系膜をスパッタリングにより
形成するための酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲット
も提案されている(特開平3−16954号公報参
照)。
【0003】上記特開平3−16954号公報による
と、上記導電活性元素を亜鉛に対して0.1〜20at
%、好ましくは0.5〜5at%含有せしめることによ
り極めて低抵抗な酸化亜鉛系焼結体が得られ、この焼結
体は、原料粉末が微細で高分散性を有するほど焼結密度
が向上し導電性が向上するとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の酸
化亜鉛系スパッタリング用ターゲットを用いて高速成膜
するするために高電圧をかけながらスパッタリングを行
うと、異常放電が発生しやすく、放電状態が不安定でタ
ーゲットが不均一に消耗し、特に異常放電の発生回数
は、ターゲットへの積算電力料が大きくなるほど多くな
り、一方、投入電力を小さくして電圧を低くすると成膜
速度が遅くなり、酸化亜鉛系膜の成膜効率は大幅に低下
するなどの課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
高電圧をかけても長持間異常放電が発生しにくく、高速
成膜を行うことのできる酸化亜鉛系スパッタリング用タ
ーゲットを得るべく研究を行なった結果、従来の酸化亜
鉛系スパッタリング用ターゲットは、原料粉末を通常の
焼結法で作製するために相対密度は85%以上となる
が、結晶粒も成長してその平均粒径は2μmを越えた組
織となっており、かかる結晶粒が大なる組織を有する従
来の酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲットは高電圧を
かけてスパッタリングを行うと異常放電が発生する。し
たがって、酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲットを高
密度でかつ組織の結晶粒を平均粒径:2μm以下に可及
的に微細化すると、高い電圧をかけてスパッタリングし
ても異常放電が発生せず、投入電力を増加させることが
でき、したがって高速成膜を行うことのできるという知
見を得たのである。
【0006】この発明は、かかる知見にもとづいてなさ
れたものであって、相対密度が85%以上の酸化亜鉛系
焼結体において、結晶粒の平均粒径が2μm以下の組織
を有する酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲットに特徴
を有するものである。
【0007】この発明の結晶粒の平均粒径が2μm以下
である酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲットを製造す
るには、原料粉末として、平均粒径:0.01〜1μm
の導電活性元素を固溶した酸化亜鉛粉末または導電活性
元素の酸化物粉末と酸化亜鉛粉末の混合粉末を用意し、
これら原料粉末を温度:850〜1100℃でホットプ
レスすることにより製造される。酸化亜鉛に対する導電
活性元素の酸化物の割合は、通常、重量%で、8%以下
の範囲が透明導電膜が形成できる許容範囲であり、この
範囲は、上述のごとくすでに知られている。
【0008】例えば、導電活性元素がAlである場合、
ZnO粉末に対してAl2 3 換算で0.5〜7重量%
を含むように混合した混合粉末を用い、導電活性元素が
Bである場合、ZnO粉末に対してB2 3 換算で0.
5〜7重量%を含むように混合した混合粉末を用い、さ
らに導電活性元素がSiである場合、ZnO粉末に対し
てSiO2 換算で0.8〜8重量%を含むように混合し
た混合粉末が用いられる。
【0009】これら原料粉末の平均粒径は1.2μmよ
り大きいと焼結性が悪く、焼結密度が上昇せず、得られ
た酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲットの平均結晶粒
径も2μmより大きくなるので好ましくなく、逆に平均
結晶粒径が0.01μmより小さいと、凝集を抑制する
ことが難しく、焼結性の高い粉末とすることは極めて困
難である。したがって、この酸化亜鉛系スパッタリング
用ターゲット製造に用いる原料粉末の平均粒径は、0.
01〜1.2μmの範囲内にあることが好ましく、さら
に0.02〜1.0μmの範囲内にあることが一層好ま
しい。
【0010】また、この発明の酸化亜鉛系スパッタリン
グ用ターゲットの製造に用いる原料粉末は、導電活性元
素を固溶した酸化亜鉛粉末または導電活性元素粉末と酸
化亜鉛粉末の混合粉末のうちいずれを用いても良いが、
導電活性元素を固溶した酸化亜鉛粉末の方が一層好まし
い。その理由は、混合粉末だと微視的な混合度が低く、
得られたターゲットの導電活性元素の分散性が悪いた
め、成膜して得られた膜の導電活性元素の分散性も悪
く、さらに導電性も悪くなるからである。
【0011】上記導電活性元素を固溶した酸化亜鉛粉末
は、一般に市販されている導電活性元素粉末と酸化亜鉛
粉末を混合したのち、1350℃以上で焼成して固溶さ
せた後、機械的粉砕を施すことによっても得ることがで
きる。
【0012】この発明の酸化亜鉛系スパッタリング用タ
ーゲットの結晶粒の平均粒径を2μm以下にするには、
微細な原料粉末を使用し、ホットプレスすることが必要
であり、通常の焼結法では焼結に長時間かかりかつ高温
で行うために結晶粒が成長し、平均粒径:2μm以下に
はならない。上記ホットプレス焼結温度は、850〜1
300℃が良く、850℃より低いと、高い焼結密度が
得られず、逆に高いと導電活性元素の凝集が激しくなっ
たり、金属が析出したりするので好ましくない。
【0013】平均結晶粒径が2μmを越えかつ相対密度
が85%以下の酸化亜鉛系焼結体をターゲットにしてス
パッタリングを行なうと最高スパッタリング電圧が低く
しなければならず、したがって、投入電力を高くするこ
とができないので高速成膜を行なうことができない。
【0014】
【実施例】この発明を実施例に基づいて具体的に説明す
る。 実施例1 Al2 3 粉末とZnO粉末を1:49の割合で混合し
たのち粉砕し、表1に示される平均粒径の原料粉末を製
造し、これら原料粉末を、表1に示される温度および圧
力で真空ホットプレスを行ない、表1に示される結晶粒
の平均粒径および相対密度を有する直径:80mm、厚
さ:7mmの円盤状の本発明ターゲット1〜7を製造し
た。さらに比較のために表1に示される条件の通常の常
圧焼結法により表1に示される結晶粒の平均粒径および
相対密度を有する直径:80mm、厚さ:7mmの円盤
状の従来ターゲット1を製造した。
【0015】これらターゲットを直流マグネトロンスパ
ッタリング装置にセットし、基板温度:250℃、圧
力:5×10-3torrの条件に保持し、電圧を400
Vに一定に保持してスパッタリングを行い、投入積算電
力量が1600WHになったところで1時間当たりの異
常放電回数を測定し、その結果を表1に示した。
【0016】
【表1】
【0017】表1に示される結果から、本発明ターゲッ
ト1〜7はいずれも従来ターゲットに比べて異常放電回
数が少なく、高電圧において安定成膜が可能であること
が分かる。
【0018】実施例2 B2 3 粉末とZnO粉末を1:24の割合で混合した
後、粉砕し、表2に示される平均粒径の原料粉末を製造
し、これら原料粉末を、表2に示される温度および圧力
で真空ホットプレスを行ない、表2に示される結晶粒の
平均粒径および相対密度を有する直径:80mm、厚
さ:7mmの円盤状の本発明ターゲット8〜14を製造
した。さらに比較のために表2に示される条件の通常の
常圧焼結法により表2に示される結晶粒の平均粒径およ
び相対密度を有する直径:80mm、厚さ:7mmの円
盤状の従来ターゲット2を製造した。
【0019】これらターゲットを直流マグネトロンスパ
ッタリング装置にセットし、基板温度:250℃、圧
力:5×10-3torrの条件に保持し、電圧を400
Vに一定に保持してスパッタリングを行い、投入積算電
力量が1600WHになったところで1時間当たりの異
常放電回数を測定し、その結果を表2に示した。
【0020】
【表2】
【0021】表2に示される結果から、本発明ターゲッ
ト8〜14はいずれも従来ターゲット2に比べて異常放
電回数が少なく、高電圧において安定成膜が可能である
ことが分かる。
【0022】実施例3 SiO2 粉末とZnO粉末を3:97の割合で混合した
後、粉砕し、表3に示される平均粒径の原料粉末を製造
し、これら原料粉末を、表3に示される温度および圧力
で真空ホットプレスを行ない、表3に示される結晶粒の
平均粒径および相対密度を有する直径:80mm、厚
さ:7mmの円盤状の本発明ターゲット15〜21を製
造した。さらに比較のために表3に示される条件の常圧
焼結法により表3に示される結晶粒の平均粒径および相
対密度を有する直径:80mm、厚さ:7mmの円盤状
の従来ターゲット3を製造した。
【0023】これらターゲットを直流マグネトロンスパ
ッタリング装置にセットし、基板温度:250℃、圧
力:5×10-3torrの条件に保持し、電圧を400
Vに一定に保持してスパッタリングを行い、投入積算電
力量が1600WHになったところで1時間当たりの異
常放電回数を測定し、その結果を表3に示した。
【0024】
【表3】
【0025】表3に示される結果から、本発明ターゲッ
ト15〜21はいずれも従来ターゲット3に比べて異常
放電回数が少なく、高電圧において長時間の安定成膜が
可能であることが分かる。
【0026】
【発明の効果】表1〜表3に示される結果から、結晶粒
の平均粒径が2μm以下の本発明ターゲット1〜21を
用い、一定高電圧に保持してスパッタリングを行っても
従来ターゲット1〜3に比べて単位時間当たりの異常放
電回数が少なく、高電圧において長時間の安定成膜が可
能であることがわかり、したがって、スパッタリング法
により成膜するに際し、高電圧を保持して成膜速度を早
めることができ、この発明のスパッタリング用ターゲッ
トを使用することにより透明導電膜製造コストを下げる
ことができ、産業上優れた貢献を成し得るものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示装置、エレ
クトロルミネッセンス表示装置の透明電極、帯電防止導
電膜コーティング、ガスセンサーなどに用いられる酸化
亜鉛を主成分とする膜(以下、酸化亜鉛系膜という)を
スパッタリングにより作製するためのスパッタリング用
ターゲットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】酸化インジウム−酸化錫系膜は、透明で
ありかつ導電性を有するために、透明電極、透明導電膜
として幅広く使用されているが、上記酸化インジウム−
酸化錫系膜を作製するためのスパッタリング用ターゲッ
トは高価であり、そのため、近年、一層安価に作製する
ことのできるAl、B、Siなどの導電活性元素をドー
プした酸化亜鉛系膜を上記透明電極、透明導電膜として
使用することが提案され(特開昭61−205619号
公報参照)、上記酸化亜鉛系膜をスパッタリングにより
形成するための酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲット
も提案されている(特開平3−16954号公報参
照)。
【0003】上記特開平3−16954号公報による
と、上記導電活性元素を亜鉛に対して0.1〜20at
%、好ましくは0.5〜5at%含有せしめることによ
り極めて低抵抗な酸化亜鉛系焼結体が得られ、この焼結
体は、原料粉末が微細で高分散性を有するほど焼結密度
が向上し導電性が向上するとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の酸
化亜鉛系スパッタリング用ターゲットを用いて高速成膜
するするために高電圧をかけながらスパッタリングを行
うと、異常放電が発生しやすく、放電状態が不安定でタ
ーゲットが不均一に消耗し、特に異常放電の発生回数
は、ターゲットへの積算電力料が大きくなるほど多くな
り、一方、投入電力を小さくして電圧を低くすると成膜
速度が遅くなり、酸化亜鉛系膜の成膜効率は大幅に低下
するなどの課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
高電圧をかけても長持間異常放電が発生しにくく、高速
成膜を行うことのできる酸化亜鉛系スパッタリング用タ
ーゲットを得るべく研究を行なった結果、従来の酸化亜
鉛系スパッタリング用ターゲットは、原料粉末を通常の
焼結法で作製するために相対密度は85%以上となる
が、結晶粒も成長してその平均粒径は2μmを越えた組
織となっており、かかる結晶粒が大なる組織を有する従
来の酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲットは高電圧を
かけてスパッタリングを行うと異常放電が発生する。し
たがって、酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲットを高
密度でかつ組織の結晶粒を平均粒径:2μm以下に可及
的に微細化すると、高い電圧をかけてスパッタリングし
ても異常放電が発生せず、投入電力を増加させることが
でき、したがって高速成膜を行うことのできるという知
見を得たのである。
【0006】この発明は、かかる知見にもとづいてなさ
れたものであって、相対密度が85%以上の酸化亜鉛系
焼結体において、結晶粒の平均粒径が2μm以下の組織
を有する酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲットに特徴
を有するものである。
【0007】この発明の結晶粒の平均粒径が2μm以下
である酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲットを製造す
るには、原料粉末として、平均粒径:0.01〜1μm
の導電活性元素を固溶した酸化亜鉛粉末または導電活性
元素の酸化物粉末と酸化亜鉛粉末の混合粉末を用意し、
これら原料粉末を温度:850〜1100℃でホットプ
レスすることにより製造される。酸化亜鉛に対する導電
活性元素の酸化物の割合は、通常、重量%で、8%以下
の範囲が透明導電膜が形成できる許容範囲であり、この
範囲は、上述のごとくすでに知られている。
【0008】例えば、導電活性元素がAlである場合、
ZnO粉末に対してAl2 3 換算で0.5〜7重量%
を含むように混合した混合粉末を用い、導電活性元素が
Bである場合、ZnO粉末に対してB2 3 換算で0.
5〜7重量%を含むように混合した混合粉末を用い、さ
らに導電活性元素がSiである場合、ZnO粉末に対し
てSiO2 換算で0.8〜8重量%を含むように混合し
た混合粉末が用いられる。
【0009】これら原料粉末の平均粒径は1.2μmよ
り大きいと焼結性が悪く、焼結密度が上昇せず、得られ
た酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲットの平均結晶粒
径も2μmより大きくなるので好ましくなく、逆に平均
結晶粒径が0.01μmより小さいと、凝集を抑制する
ことが難しく、焼結性の高い粉末とすることは極めて困
難である。したがって、この酸化亜鉛系スパッタリング
用ターゲット製造に用いる原料粉末の平均粒径は、0.
01〜1.2μmの範囲内にあることが好ましく、さら
に0.02〜1.0μmの範囲内にあることが一層好ま
しい。
【0010】また、この発明の酸化亜鉛系スパッタリン
グ用ターゲットの製造に用いる原料粉末は、導電活性元
素を固溶した酸化亜鉛粉末または導電活性元素粉末と酸
化亜鉛粉末の混合粉末のうちいずれを用いても良いが、
導電活性元素を固溶した酸化亜鉛粉末の方が一層好まし
い。その理由は、混合粉末だと微視的な混合度が低く、
得られたターゲットの導電活性元素の分散性が悪いた
め、成膜して得られた膜の導電活性元素の分散性も悪
く、さらに導電性も悪くなるからである。
【0011】上記導電活性元素を固溶した酸化亜鉛粉末
は、一般に市販されている導電活性元素粉末と酸化亜鉛
粉末を混合したのち、1350℃以上で焼成して固溶さ
せた後、機械的粉砕を施すことによっても得ることがで
きる。
【0012】この発明の酸化亜鉛系スパッタリング用タ
ーゲットの結晶粒の平均粒径を2μm以下にするには、
微細な原料粉末を使用し、ホットプレスすることが必要
であり、通常の焼結法では焼結に長時間かかりかつ高温
で行うために結晶粒が成長し、平均粒径:2μm以下に
はならない。上記ホットプレス焼結温度は、850〜1
300℃が良く、850℃より低いと、高い焼結密度が
得られず、逆に高いと導電活性元素の凝集が激しくなっ
たり、金属が析出したりするので好ましくない。
【0013】平均結晶粒径が2μmを越えかつ相対密度
が85%以下の酸化亜鉛系焼結体をターゲットにしてス
パッタリングを行なうと最高スパッタリング電圧が低く
しなければならず、したがって、投入電力を高くするこ
とができないので高速成膜を行なうことができない。
【0014】
【実施例】この発明を実施例に基づいて具体的に説明す
る。 実施例1 Al2 3 粉末とZnO粉末を1:49の割合で混合し
たのち粉砕し、表1に示される平均粒径の原料粉末を製
造し、これら原料粉末を、表1に示される温度および圧
力で真空ホットプレスを行ない、表1に示される結晶粒
の平均粒径および相対密度を有する直径:80mm、厚
さ:7mmの円盤状の本発明ターゲット1〜7を製造し
た。さらに比較のために表1に示される条件の通常の常
圧焼結法により表1に示される結晶粒の平均粒径および
相対密度を有する直径:80mm、厚さ:7mmの円盤
状の従来ターゲット1を製造した。
【0015】これらターゲットを直流マグネトロンスパ
ッタリング装置にセットし、基板温度:250℃、圧
力:5×10-3torrの条件に保持し、電圧を400
Vに一定に保持してスパッタリングを行い、投入積算電
力量が1600WHになったところで1時間当たりの異
常放電回数を測定し、その結果を表1に示した。
【0016】
【表1】
【0017】表1に示される結果から、本発明ターゲッ
ト1〜7はいずれも従来ターゲットに比べて異常放電回
数が少なく、高電圧において安定成膜が可能であること
が分かる。
【0018】実施例2 B2 3 粉末とZnO粉末を1:24の割合で混合した
後、粉砕し、表2に示される平均粒径の原料粉末を製造
し、これら原料粉末を、表2に示される温度および圧力
で真空ホットプレスを行ない、表2に示される結晶粒の
平均粒径および相対密度を有する直径:80mm、厚
さ:7mmの円盤状の本発明ターゲット8〜14を製造
した。さらに比較のために表2に示される条件の通常の
常圧焼結法により表2に示される結晶粒の平均粒径およ
び相対密度を有する直径:80mm、厚さ:7mmの円
盤状の従来ターゲット2を製造した。
【0019】これらターゲットを直流マグネトロンスパ
ッタリング装置にセットし、基板温度:250℃、圧
力:5×10-3torrの条件に保持し、電圧を400
Vに一定に保持してスパッタリングを行い、投入積算電
力量が1600WHになったところで1時間当たりの異
常放電回数を測定し、その結果を表2に示した。
【0020】
【表2】
【0021】表2に示される結果から、本発明ターゲッ
ト8〜14はいずれも従来ターゲット2に比べて異常放
電回数が少なく、高電圧において安定成膜が可能である
ことが分かる。
【0022】実施例3 SiO2 粉末とZnO粉末を3:97の割合で混合した
後、粉砕し、表3に示される平均粒径の原料粉末を製造
し、これら原料粉末を、表3に示される温度および圧力
で真空ホットプレスを行ない、表3に示される結晶粒の
平均粒径および相対密度を有する直径:80mm、厚
さ:7mmの円盤状の本発明ターゲット15〜21を製
造した。さらに比較のために表3に示される条件の常圧
焼結法により表3に示される結晶粒の平均粒径および相
対密度を有する直径:80mm、厚さ:7mmの円盤状
の従来ターゲット3を製造した。
【0023】これらターゲットを直流マグネトロンスパ
ッタリング装置にセットし、基板温度:250℃、圧
力:5×10-3torrの条件に保持し、電圧を400
Vに一定に保持してスパッタリングを行い、投入積算電
力量が1600WHになったところで1時間当たりの異
常放電回数を測定し、その結果を表3に示した。
【0024】
【表3】
【0025】表3に示される結果から、本発明ターゲッ
ト15〜21はいずれも従来ターゲット3に比べて異常
放電回数が少なく、高電圧において長時間の安定成膜が
可能であることが分かる。
【0026】実施例4 Al2 3 粉末およびZnO粉末に、さらにV2 5
末、Nb2 5 粉末、Ta2 5 粉末、MoO3 粉末、
WO3 粉末、またはReO3 粉末を表4に示される割合
で配合し、混合粉砕して表4に示される平均粒径を有す
る原料粉末を製造し、これら原料粉末を表4および表5
に示される温度および圧力で真空ホットプレスを行い、
表4および表5に示される結晶粒の平均粒径および相対
密度を有する直径:80mm、厚さ:7mmの円盤状の本発
明ターゲット22〜27を製造した。
【0027】これらターゲットを直流マグネトロンスパ
ッタリング装置にセットし、基板温度:250℃、圧
力:5×10-3torrの条件に保持し、電圧を400Vに
一定に保持してスパッタリングを行い、投入積算電力量
が1600WHになったところで1時間当りの異常放電
回数を測定し、その結果を表4および表5に示した。
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】表4および表5に示される結果から、酸化
亜鉛に酸化アルミニウムとV,Nb,Ta,Mo,Wお
よびReの酸化物粉末を添加した原料粉末を真空ホット
プレスして得られた本発明ターゲット22〜27も高電
圧において長時間の安定成膜が可能であることがわか
る。
【0031】
【発明の効果】表1〜表5に示される結果から、結晶粒
の平均粒径が2μm以下の本発明ターゲット1〜27を
用い、一定高電圧に保持してスパッタリングを行っても
従来ターゲット1〜3に比べて単位時間当たりの異常放
電回数が少なく、高電圧において長時間の安定成膜が可
能であることがわかり、したがって、スパッタリング法
により成膜するに際し、高電圧を保持して成膜速度を早
めることができ、この発明のスパッタリング用ターゲッ
トを使用することにより透明導電膜製造コストを下げる
ことができ、産業上優れた貢献を成し得るものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対密度が85%以上の酸化亜鉛系焼結
    体からなるスパッタリング用ターゲットにおいて、結晶
    粒の平均粒径が2μm以下の組織を有することを特徴と
    する酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲット。
  2. 【請求項2】 前記酸化亜鉛系焼結体は、AlをAl2
    3 換算で0.5〜7重量%を含有し、残りが酸化亜鉛
    からなる組成を有することを特徴とする請求項1記載の
    酸化亜鉛系スパッタリング用ターゲット。
  3. 【請求項3】 前記酸化亜鉛系焼結体は、BをB2 3
    換算で1〜12重量%を含有し、残りが酸化亜鉛からな
    る組成を有することを特徴とする請求項1記載の酸化亜
    鉛系スパッタリング用ターゲット。
  4. 【請求項4】 前記酸化亜鉛系焼結体は、SiをSiO
    2 換算で0.8〜8重量%を含有し、残りが酸化亜鉛か
    らなる組成を有することを特徴とする請求項1記載の酸
    化亜鉛系スパッタリング用ターゲット。
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