JPH06210694A - 射出成形機の制御方法 - Google Patents
射出成形機の制御方法Info
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- JPH06210694A JPH06210694A JP5167407A JP16740793A JPH06210694A JP H06210694 A JPH06210694 A JP H06210694A JP 5167407 A JP5167407 A JP 5167407A JP 16740793 A JP16740793 A JP 16740793A JP H06210694 A JPH06210694 A JP H06210694A
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Abstract
いて、射出サイクルの推移にとって必要な作動パラメー
タが、ユーザーを誘導する形で、これらの作動パラメー
タを記憶するデータ処理装置に、入力装置(E)を介し
て入力された後、射出サイクルが、記憶された作動パラ
メータに従って実施される。この入力に当って、物理的
に、そして成形機側及び成形型側から構造的に限定され
た射出成形サイクルの可能な工程上の推移を知った上
で、それぞれの成形機に存在しているか又はこれに所属
された装置が確認された後、射出サイクルの推移及び形
態設定のために、種々の入力可能性の中からのある選択
対象が、ユーザーの使用に供される。 【効果】射出成形機の作動設定にとって必要なパラメー
タがより迅速に入力できると共に、誤りの頻度が低減さ
れる。
Description
性材料用の射出成形機の制御方法に関し、より詳細に
は、射出成形サイクルの作動パラメータを確定するため
の対話型計算機に基づく方法に関する。
射出成形機の制御及び作動設定は、ユーザーが最初の射
出サイクルの開始前に入力装置によって、随時必要とな
る作動パラメーターをデータ処理装置に入力することに
より行っていた。
出成形機において供与されうる全ての入力パネルをディ
スプレイ装置上においてユーザーに供与する(「パネ
ル」とはディスプレイ装置上の区画された領域に表示さ
れる機能パネルという)。
形成される可能性なしに、次々にアクセスされる。即
ち、この種の処理装置においては、入力データが必要と
されない機能パネルまで含めて全ての機能パネルがユー
ザーに対して表示され、さらに射出成形サイクルのコン
フィギュレーション(構成)を明確な仕方で予め定める
ことはできなかった。
けて、パラメータ化する必要があるため、誤入力によっ
て誤りの頻度が高くなる。ある射出サイクルの全ての工
程ステップが意味のある仕方で次々に生起するか否か
は、この入力時には吟味できず、ステップによっては、
例えば、型締めユニットの2回以上の開放及び閉止のよ
うに、望ましいにも拘らず、反復して実施できないもの
がある。
程の開始相又は終了相を考慮することなく入力しうるも
のでしかなかった。そのため、冒頭に述べた方法の場
合、全体の一覧が得られないため、訓練された技術者に
よる場合以外は、成形機の作動設定ができなかった。
づいて射出成形機を追値制御する方法は、ドイツ公開公
報第4025221号によって公知となっている。最適
化プログラムが使用され、合成樹脂その他の可塑性材料
の射出成形の規則についての基礎知識と作動パラメータ
の特性曲線のフィールドとが入力される。
出成形を複数の射出成形のサイクルの間に最適化するこ
とに、即ち品質管理に向けられる。従って、具体的に射
出成形に影響しうるパラメータのみが入力され、例えば
射出サイクルのみに影響しうる数値、例えば型開放時間
又は放出時間は入力されない。成形材料の供給装置のよ
うな周辺装置の存在は考慮されない。ユーザー自身がC
AD型の充填シミュレーションを変更しうるにすぎな
い。従って、この方法は、部分最適化についてのみ適用
され、射出成形機を品質の向上のために作動設定するこ
とには寄与しない。
した先行技術から出発して、射出成形機の設定に必要な
パラメータをより速やかに処理しうると共に、誤作動の
頻度を低減させうるように、冒頭に述べた形式の制御方
法を改良することにある。
に、本発明により、操作者に案内される成形型、工程順
序に必要な作動パラメータがこれらを記憶する計算機制
御装置に入力装置を介して入力され、後続する一又は複
数の射出サイクルが前記記憶された作動パラメータに従
って実施される射出成形工程の開始前に実質的に行なわ
れる生産工程及び射出サイクルのコンフィギュレーショ
ンの入力に際して射出成形機を制御するための方法にお
いて、各々の機械に装備されたあるいはそれらに関連し
た周辺装置を含む、機械と成形型の側から構造的に規定
される生産工程のみならず物理的に可能な生産工程を制
御装置にて決定するステップと、前記決定ステップに基
づき、既に成立した生産工程に追加可能であり且つ機械
及び成形型に適合した生産工程の更なる部分の可能な入
力の選択対象を制御装置にて操作者に提供するステップ
と、から成る計算機支援の対話型の制御方法が提供され
る。
形の基本規則とが入力パラメータの数を定めるのであ
り、制御及び成形機に実装される多様性ではない。基本
規則は射出成形の専門知識を反映して予め制御プログラ
ム及び知識ベースに実装され、各工程の論理的シーケン
スを確立し、射出サイクルにおける可能なシーケンスを
規制制御し、成形型の効率的で欠陥のない作動設定が可
能となる。
のうち、具体的な、可能でしかも有意の選択可能性のみ
を、ユーザーに供与する。
ーション設定可能な工程もしくは部分工程のための基本
的な前提条件がこれによりつくり出され、これは、射出
サイクルの全体的なコンフィギュレーション設定におい
ての一覧可能性の度合を非常に高くする。
ータ処理装置が、その上下関係がダイナミックに定めら
れるトリー構造を作り出し、このトリー構造が、ユーザ
ーに、その可能性と、その際に生じうるリスクとを適切
に指示する。一例として、突出し器(エゼクタ)を外方
に移動させた状態では、型を閉ざすことはできない。成
形機の後の機能のために記憶されて後続する生産工程の
制御に用いられる、全体の生産工程の構築を可能とする
方法は、知識あるいは知識ベースに基づいて行なわれ
る。
イクルは、ディスプレイ装置によって自由にコンフィギ
ュレーション設定できる。ここで、全体のサイクルが単
一のパネル上に、従って映像画面に直接表示されうる場
合には特に、射出サイクル全体についての速やかな一観
をユーザーに対して可能とする、言語に依存しない絵式
記号が容易化のために用いられる。
使用されるかとは係りなしに、顧客を助け、開発途上国
のユーザーも、短期間の教育の後に、多言語による広範
な制御上の文書の作成(ドキュメンテーション)を必要
とせずに、成形機を使用できるようになる。その場合、
成形機は、前述したように、有意の可能性のみを提案す
ることによって、射出サイクルのコンフィギュレーショ
ン設定を迅速に行うことを自動的に支援する。
めユニットの型締めをエゼクタの進入に依存させる妥当
性の検証が組込まれることによって、射出サイクル中に
おいて、並置された工程部分だけでなく、前置もしくは
後置される工程部分も、入力時に考慮されることにな
る。
イクルが全体として終了したか否かが検証される。
に推移する工程も一覧のために表示され、その時々の時
間的な順序において適切な工程が、選択された工程とし
て自由に選択される。
ら終了された場合も、この射出サイクルにとって必要な
パネルは、ディスプレイ装置に表示されているので、必
要な作動パラメータを入力できる。また、請求項第10
項の構成によれば、射出開始後も生産管理が行われる。
下に示される。
づいて一層詳細に説明する。
又は作動設定のために作動パラメータを入力する必要が
ある。この入力は、入力装置Eを介してなされ、入力さ
れた作動パラメータは、データ処理装置に記憶される。
個々の射出サイクルは、これらの作動パラメータに従っ
て実施される。
は周辺機器についてどんな装置類が存在しているかの情
報を、ユーザーによる入力によってか、又は、センサも
しくは応答装置によって入手する。
置、熱緩和(デンパリング)装置、仕分け装置又は積上
げ装置など、即ち成形機に存在しているか又はそれに所
属される装置が挙げられる。
され、ユーザーは、物理的に、又は成形機側から、又は
成形型側から、構造的に条件付けられた可能な工程上の
推移を知った上で、射出サイクル又は生産工程にとって
有意義であり、既に成立している射出サイクルの部分中
に予備なく組込むことのできるパラメータのみを、射出
サイクルの形態設定の過程に際して入力装置Eを介して
入力することができる。従って、制御部は、種々の入力
可能性のうちのある選択された選択対象をユーザーに利
用のために提供する。
2a(通常の文字数字けん盤12としても利用され
る)、カーソルキー10a付きカーソルブロック10、
並びに数字ブロック11を備えているので、コンフィギ
ュレーション設定パネルに下位所属された入力パネルに
おいてもパラメータの入力を行うことができる。
されている。全体の制御は、3つの認可レベルに区画さ
れており(各レベルは図示右側に配置されたブロックに
対応する)、これらのレベルは、生産の間の所定の時点
においてのみ、又は部分的には、訓練された技術者のみ
に、入力についてのアクセスを可能とする。
タの入力のみが可能であり、認可レベル2では、成形機
の装置、サイクルの経過、生産工程又は周辺機器におい
ての加工に関係した入力を与えることができる。認可レ
ベル3は、ディスプレイ装置上の対応する表示又はプリ
ンタによるプリントアウトによる製品の品質管理の用い
られる。
ル1へのアクセス権限を有するだけの操作者は認可レベ
ル2と3にはアクセスできず、逆に認可レベル2又は3
へのアクセス権限を有する操作者は認可レベル1及び2
へアクセスできるものとされ、これにより射出成形機の
運用の安全性が確保達成されている。
る例示であり、その推移に関して自由に移動させること
ができる。即ち、認可レベルの高い値のアクセス権限を
有するユーザーは、認可レベルの境界線を広げて、認可
レベル1のアクセス権限を有するユーザーに生産工程内
でデータの入力を認可することが可能である。
ルについての情報又は結果情報を取込み、記録データセ
ットの全体をデータ処理装置のデータ入力装置を介して
出力させることができる。
別の工程の、記号によって誘導される選択によって、あ
る射出サイクルの自由なコンフィギュレーション設定が
ディスプレイ装置上において可能となる。その場合、い
ろいろの言語のユーザーに対して記号によって理解でき
る階層式の順次の過程が現出されるので、制御のための
高価な多言語による文書の作成(ドキュメンテーショ
ン)の必要性が大幅に除かれる。
ベル2において、「サイクル工程」のブロックにおいて
なされる。スクリーン上には、図2、3に示した表示が
なされる。
示されている。この表示中最初と最後の表記は、射出サ
イクルの開始と終了とを特徴付けている。これ以外の記
号は、左から右に向って、成形型の閉合過程、射出過
程、後圧入相、射出成形型の冷却、を示し、同時に、こ
れらに対する並行工程として、射出量の軽量分与がなさ
れうる。成形型は最後に再び開放される。ユーザーが最
初の記号からスタートしたとして、次の工程として行う
ことの可能な、この時点において有意である記号からの
選択対象が、制御部によってユーザーに利用のために提
供される。
形型を一度閉ざした後に、サイクルの範囲内で、それを
再び開放することをユーザーに催告する。この限りにお
いて、周期性についての妥当性の検証が行われる。
られない。個別の工程は、何回も反復でき、また部分工
程として実施されうる。
9欄において始めて、単に部分的に開放され、次に始め
て完全に開放される。成形型は、ユーザーの需要に従っ
て、ある開放度まで閉ざされた後、射出後の後圧入相前
になって始めて完全に閉ざされるように入力することが
できる。
有意義には同時に実行可能な射出サイクルの複数の部分
は、互に並行に実行されるように形態設定することがで
きる。ここでは、同時に、成形型を閉ざし、成形型部分
即ち中子引出部工を進入させる(何個の中子引出部が利
用しうるかは制御部によって認識される)。また、この
工程の間に可塑化ユニットも前進させられる。その場
合、射出サイクルの工程をコンフィギュレーション設定
する際に、入力ユニットの要素(複数)は、別の選択の
可能性を開くことができる。
し、そして/又は、既に入力された工程をふり返って、
エゼクタがなお型中空室中に進入している間に成形型を
閉ざすことが有意か否かについて検証する。ユーザーが
このような工程を入力しようとした場合、制御部は、射
出成形の基本規則を知ることによって、対応の入力を禁
止する。
クタを引出し、次に、同時に、成形型を閉ざし、中子引
抜き具を進入させ、可塑化ユニットを前進させる。次に
射出及び後圧入相が行われ、可塑化ユニットが後進させ
られる。成形品の冷却の間に、次の成形品のための計量
分与が直ちに行われ、成形型がひと先ず部分的に、次に
完全に、走行された後、中子引抜き具を進入させ、次
に、成形型を開放した状態で、エゼクタを作動させる。
最後に、射出サイクルの終了時に、更に成形品を多段に
突出しする。
ションの可能なステップを提示し、射出サイクルのコン
フィギュレーションの設定が完了した時、例えば、温
度、移動、圧、合成樹脂の射出量等特定の成形の生産に
必要な入力パラメータを入力する可能性をユーザーに提
供する。制御部は入力データを制御監視し、入力値が妥
当な可能性を有するか、又は完全に不可能か否かを点検
する。制御部は可能でない入力パラメータの入力を禁止
する。例えば最大射出成形の開口が200mmである
時、350mmという値の入力を禁止する。
ースとして予め制御プログラムに実装され、ユーザーは
知識データベースを可変できないが、製造会社等は基本
規則を可変できるのは勿論である。
動パラメータを監視するための上位トリー構造の監視構
造によってなされる。この監視構造は、有意な入力のみ
をユーザーに自由に利用させ、実際の射出サイクルの終
了にとって更に必要な別の入力がユーザーによってなさ
れることを期待する。その工程の制御にとって望ましい
周辺装置が結合される。
例を示す射出成形機の構成ブロック図である。制御装置
はどの周辺装置が射出成形機に接続され、どの周辺装置
が射出成形機に接続されていないかを認識し、必要であ
れば周辺装置の利用に関して特定の情報をユーザーに提
供する。
熱器、外部加熱器、ハンドリング装置等の周辺装置を備
えているが、これらの周辺装置は各射出サイクルに対し
て常に利用されるとは限らない。例えば、成形型がレン
ズの場合にはハンドリング装置が用いられるが、他の成
形型においてはハンドリング装置は用いられない。即
ち、ハンドリング装置が必要とされる場合にのみ、成形
型を取り出しこれを安定な装置内の場所に配置するため
に、ハンドリグ装置が制御装置においてプログラムされ
ることになる。この場合、射出サイクルにおいてエゼク
タは用いられず、エゼクタの入力パネルに対して入力パ
ラメータを入力することは不要とされる。従って入力パ
ラメータは、周辺装置の多様性によって決められるので
はなく、成形型の構造と射出成形の基本規則とによって
定められる。
設定されたら、射出サイクルの引照される各々の記号に
対して、それぞれの必要な入力パネルが、ユーザーによ
って自由に使用されるように適切に供与されユーザー
は、これらの入力パネルのみにおいて認可レベル1の間
にその入力を試み得ることになり、その限りにおいて、
誤りの頻度が低減される。
たパラメータが最適の成果に至らなかったことを射出サ
イクルの間に確認した場合には、制御部は、変更しよう
とする入力パネルに対してユーザーが直接に働きかけう
るようにする。そのためには、ユーザーは、カーソルキ
ー10aによって、対応する記号を制御し、ソフトキー
Sを操作する。それによりユーザーに対して所望の入力
パネルが開放される。そのため、適正なパネルが開放さ
れるまで、予め記憶させた全てのパネルを経過する必要
はない。
が設定された射出サイクルを全体の生産工程中に組込む
こともできる。射出成形機は、射出成形を行いうるよう
になる前に、一例として成形型の熱緩和がなされ、又は
油温がある所定の温度にもたらされることによって、ひ
と先ず射出サイクルに対する可能化の状態にもたらされ
ねばならない。
同様である。射出成形機が新しい仕事に対する準備終了
状態となる前に、無負荷による射出と、可塑化ユニット
の清浄化又は温度を元の値にすることがなされねばなら
ない。
られた生産工程のコンフィギュレーション設定の範囲内
で、境界条件が整理されねばならない。これは、射出サ
イクルの工程に関連して既述したように行われる。最初
に、全体の生産工程のコンフィギュレーション設定パネ
ルが形成され、次に、必要な限りのパラメータを入力す
ることができる。
その点検にも役立つ。第1回の射出サイクルの後に、発
生し確認された作動パラメータに従って、入力された作
動パラメータと確認された作動パラメータとの比較によ
って、射出の成果を最適化するための再試行がなされ
る。この結果については、認可レベル3において問合わ
せることができ、変更も可能となる。また制御部によっ
てこの変更を自動的に行うようにしても良い。
例による射出サイクルのコンフィギュレーション設定の
操作について説明する。図7に示された射出サイクル1
6を図2に例示されたものと比較すると、図7の射出サ
イクルは、図2の第3番目のステップが取り除かれてい
る以外全く同じ構成であることがわかる。ユーザはカー
ソル・ブロックを用いて射出サイクルのステップのいず
れかに移行することができる。カーソルで指示された射
出サイクルの実際のステップは黒色の背景で表示され
る。
対して前方、後方、又は並行な位置に修正可能な別のス
テップを探索すべく、矢印14を左向き、右向き、又は
下向きに指向させる可能性を有する。
めクランプユニットのステップの前方に置かれるステッ
プを見出そうとしており、矢印は左向きを示している。
画面13では、最も下の行に、この位置に追加可能な別
の可能性が提示されている。
るかを点検しようと望む場合、ユーザーはカーソルを左
側に一つステップを移動させればよい。この時、図8に
示すように、カーソルが置かれたステップの矢印は右向
きを示し、制御プログラムは画面に図6の最も下の行と
同一の可能性を提示する。
ップは既存のステップの前後への挿入だけでなく、図9
に示すように、既存のステップに対して並行に配置され
るステップをも確定する。ユーザーは、これらの可能性
をすべてキーボードを用いて選択できる。即ち、ユーザ
ーがあるステップを追加しようとする場合、カーソルを
追加すべきステップの一つに移動し、「エンター(入
力)」キーを押せばよい。
を指向し、画面内の行15には、例えば、エゼクタを後
進させるステップ(黒色の背景で示される)等の追加ス
テップが提示される。ユーザーがエンター・キーを入力
すると、エゼクタの射出ユニットの後進ステップが図1
0に示すように追加される。図10の行17には、図4
のソフトキーSの使用法が示されている。これらのソフ
トキーとキーボードも射出サイクルの設定に用いられ
る。
ラムに実装されるトリー構造は、例えば二進木(バイナ
リートリー)で構成され、図6にその一例を示す。図6
の行16は図2に示す射出サイクルと同一のサイクルで
ある。カーソルを開始ステップに移動すると矢印は右向
きに指向され、図8の行15に示される可能性が提示さ
れる。ユーザーが図8の行15の最初の可能性を選択す
ると、更に別の追加ステップの可能性が提示される。ま
た、射出サイクルの各ステップにおいてかかる可能性は
存在し、図6に示す射出サイクルでは最後のステップに
対して行21のステップの一つを追加選択できる。
絵式記号の意味について完全化のために更に説明する
と、 A…成形機の設定又は形態設定 B…プログラムの変更 C…自動的な推移 D…入力/出力 E…警告プログラム F…ハンドリングの推移 G…ハンドリングプログラムの変更 H…成形型の閉合 I…成形型の開放 J…エゼクタ K…可塑化ユニットの前後進 L…射出 M…計量分与 N…ハンドリング走行 O…成形型の熱緩和 P…成形型部分の進入−退出 Q…サブプログラムI R…可塑化ユニット熱緩和 S…プログラミング可能な入/出力 T…サブプログラムII U…ハンドリングサブプログラム W…スクリーン上へのグラフィック表示、測定データの
解釈 X…品質の確認 Y…監視機能 Z…最適化 ;…プロトコール +…スクリーンダンプ i…情報、一覧 ?…ジャンプ
機の制御方法によれば、射出サイクルのコンフィギュレ
ーショ設定及び工程部分を実質的に射出開始前に入力す
る際に、物理的に可能な生産工程と共に、成形機側及び
成形型側から構造的に規定される可能な生産工程が確認
考慮され、射出成形機に存在するか又はこれに所属され
る装置類が確認考慮され、既に成立した工程部分に成形
機側及び成形型側から矛盾なしに挿入しうる別の工程部
分の入力可能性についての選択された選定対象が、ディ
スプレイ画面上の提供されることにより、射出成形機の
設定に必要なパラメータをより速やかに処理しうると共
に、誤作動の頻度を大幅に低減するという利点を有す
る。
プレイ装置によって射出サイクル全体についての速やか
な一観をユーザーに対して可能とする、言語に依存しな
い絵式記号が用いられ、制御文書の作成を必要とせずに
射出成形機の操作の教育、運用、保守、及び生産管理の
効率化を達成する。
並置された工程部分だけでなく、前置もしくは後置され
る工程部分も、入力時に考慮されることになり、更にそ
の時々の射出サイクルが全体として終了したか否かが検
証されるという利点を有すると共に、同時に推移する工
程も一覧のために表示され、その時々の時間的な順序に
おいて適切な工程が、選択された工程として自由に選択
される。
出サイクルが計算機の見地から終了された場合も、この
射出サイクルにとって必要なパネルは、ディスプレイ装
置に表示されているので、必要な作動パラメータを入力
できる。そして本発明の制御方法は、射出開始後におい
ても生産管理として利用可能である。
た、画面の部分平面図である。
た、画面の部分平面図である。
る。
す画面の平面図である。
過程を表示した画面を示す図である。
過程を表示した画面を示す図である。
過程を表示した画面を示す図である。
の過程を表示した画面を示す図である。
熱器、外部加熱器、ハンドリング装置等の周辺装置を備
えているが、これらの周辺装置は各射出サイクルに対し
て常に利用されるとは限らない。例えば、成形型がレン
ズの場合にはハンドリング装置が用いられるが、他の成
形型においてはハンドリング装置は用いられない。即
ち、ハンドリング装置が必要とされる場合にのみ、成形
型を取り出しこれを安定な装置内の場所に配置するため
に、ハンドリング装置が制御装置においてプログラムさ
れることになる。この場合、射出サイクルにおいてエゼ
クタは用いられず、エゼクタの入力パネルに対して入力
パラメータを入力することは不要とされる。従って入力
パラメータは、周辺装置の多様性によって決められるの
ではなく、成形型の構造と射出成形の基本規則とによっ
て定められる。
るかを点検しようと望む場合、ユーザーはカーソルを左
側に一つステップを移動させればよい。この時、図8に
示すように、カーソルが置かれたステップの矢印は右向
きを示し、制御プログラムは画面に図7の最も下の行と
同一の可能性を提示する。
Claims (14)
- 【請求項1】操作者に案内される成形型、工程順序に必
要な作動パラメータがこれらを記憶する計算機制御装置
に入力装置を介して入力され、後続する一又は複数の射
出サイクルが前記記憶された作動パラメータに従って実
施される射出成形工程の開始前に実質的に行なわれる生
産工程及び射出サイクルのコンフィギュレーションの入
力に際して射出成形機を制御するための方法において、 各々の機械に装備されたあるいはそれらに関連した周辺
装置を含む、機械と成形型の側から構造的に規定される
生産工程のみならず物理的に可能な生産工程を制御装置
にて決定するステップと、 前記決定ステップに基づき、既に成立した生産工程に追
加可能であり且つ機械及び成形型に適合した生産工程の
更なる部分の可能な入力の選択対象を制御装置にて操作
者に提供するステップと、から成る計算機支援の対話型
の制御方法。 - 【請求項2】可能な射出サイクル及び存在する装置類を
知った上で射出サイクルがディスプレイ装置上において
自由にコンフィギュレーション設定された後に、入力可
能な設定対象がユーザーに提示されることを特徴とする
請求項第1項記載の制御方法。 - 【請求項3】射出サイクルの個々のステップの記号によ
って誘導される選択対象と階層的な工程の順序の作成と
を介して自由なコンフィギュレーションの設定がなされ
ることを特徴とする請求項第2項記載の制御方法。 - 【請求項4】ディスプレイ装置に表示される単一のコン
フィギュレーション設定パネル(K、K´)上において
自由なコンフィギュレーションの設定がなされることを
特徴とする請求項第2項又は第3項記載の制御方法。 - 【請求項5】コンフィギュレーションの入力後のパラメ
ータの入力がコンフィギュレーションが設定された射出
サイクルにとって必要な入力パネルに対してのみなされ
ることを特徴とする請求項第1〜4項のいずれか一に記
載の制御方法。 - 【請求項6】同時に又は順次的になされるステップの入
力の前に妥当性の検証を行い、これによって、場合によ
り後の入力を阻止することを特徴とする請求項第1〜5
項のいずれか一に記載の制御方法。 - 【請求項7】ある射出サイクルの間に現出されるステッ
プの選出後に、少くともその射出サイクルを終了させる
のに必要な別のステップの表示(周期性についての妥当
性の検証)がなされることを特徴とする請求項第1〜6
項のいずれか一に記載の制御方法。 - 【請求項8】作動パラメータを監視するための上位のト
リー構造による監視構造によって射出成形機の作動設定
を行うことを特徴とする請求項第1〜7項のいずれか一
に記載の制御方法。 - 【請求項9】入力可能性の選択対象として、成形機から
使用に促されるリソースに対応して、同時に又は順次実
施される作動工程が提示されることを特徴とする請求の
範囲第1〜8項のいずれか一に記載の制御方法。 - 【請求項10】射出サイクルの個別のステップの入力が
順次行われる作動工程において反復されうることを特徴
とする請求項第1〜9項のいずれか一に記載の制御方
法。 - 【請求項11】生産セル「射出ユニット」に付加される
任意の周辺機器例えばハンドリング装置、熱緩和装置、
仕分け装置及び積上げ装置の推移制御についての直接の
結合を行うことを特徴とする請求項第1〜10項のいず
れか一に記載の制御方法。 - 【請求項12】経過相と終結相とを含む射出サイクルの
生産工程をディスプレイ装置上において自由にコンフィ
ギュレーションの設定が可能であることを特徴とする請
求項第1〜11項のいずれか一に記載の制御方法。 - 【請求項13】射出サイクルを含む射出成形機械の生産
工程を設定管理し、工具、データ処理制御装置、プログ
ラム命令の記憶装置、作動パラメータ、及び物理的に可
能で構造的に特定の生産工程と特定の機械に関連したパ
ラメータを含む知識データベース、制御装置によって制
御される工具と周辺装置の構成、入力装置、表示装置を
含む、合成樹脂その他の可塑性材料用の射出成形機械に
おける射出成形サイクルの作動パラメータを確定するた
めの対話型計算機に基づく制御方法において、(a) 表
示装置上に操作者に対し知識ベースに基づき可能な生産
工程のメニューを表示し、(b) 入力装置から操作者の
入力を受信し、制御装置に生産工程の選択を記憶し、
(c) 受信され記憶された操作者の選択と矛盾しない可
能な後続の生産工程の選択を知識ベースから検索し、
(d) 前記検索ステップで検索された可能な後続の生産
工程を操作者に対し表示装置上に表示し、(e) 前記(b)
から(d)のステップを生産工程の対話型コンフィグレー
ションが完了するまで繰り返すこと、を含む対話型生産
工程のコンフィギュレーション設定と、(f) 生産工程
の選択に関連した入力パネルとこれに関連した許容作動
パラメータの範囲を操作者に対し表示装置上に表示し、
(g) 入力装置から操作者の入力を受信し、制御装置に
生産工程の選択を格納し、(h) 各生産工程の選択につ
いて、初期生産工程作動パラメータの対話型の確定が完
了するまでステップ(f)と(g)を繰り返すこと、を含む、
初期の生産工程作動パラメータの対話型確定と、から成
る制御方法。 - 【請求項14】請求項13の合成樹脂その他の可塑性材
料用の射出成形機械における射出成形サイクルの作動パ
ラメータを確定するための対話型計算機に基づく制御方
法が更に、(i) 操作者から入力装置を介して、操作者
がその作動パラメータを変更しようと望む完成された生
産工程の所望の生産工程の選択を受信し、(j) 所望の
生産工程の選択とこれに関連した許容作動パラメータの
範囲を表示装置に表示し、(k) 修正された作動パラメ
ータ入力を入力装置により操作者から入力として信し、
(l) 前記(i)から(k)のステップを対話型最適化が完了
するまで繰り返すこと、上記(i)から(l)のステップを含
む、格納された完成された生産工程の対話型最適化を含
むことを特徴とすると制御方法。
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