JP2767320B2 - 射出成形機の成形条件出し方法 - Google Patents

射出成形機の成形条件出し方法

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JP2767320B2 JP2330008A JP33000890A JP2767320B2 JP 2767320 B2 JP2767320 B2 JP 2767320B2 JP 2330008 A JP2330008 A JP 2330008A JP 33000890 A JP33000890 A JP 33000890A JP 2767320 B2 JP2767320 B2 JP 2767320B2
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は射出成形機における成形条件出し方法に関
し、特にエキスパートシステムにより成形条件を求める
成形条件出し方法に関する。
従来の技術 射出成形機の成形条件の設定は多量にあり、良成形品
を成形させるためには、これら成形条件を1つ1つの最
適なものに設定しなければならない。しかし、成形条件
は相互に複雑に関係しあっており、1つの成形条件を変
更すると他の成形条件にも影響が生じ、良成形品を成形
するための最適な成形条件を確定するには多大な時間と
労働を必要とする。
そこで、成形のエキスパート(経験者)より収集した
成形知識をシステムに移植しておき、この知識に基づい
て成形条件を導き出す射出成形機のエキスパートシステ
ムの導入が考えられる。しかし、従来のエキスパートシ
ステムは、エキスパートより収集した知識をに基づいて
成形条件を変更するのみで、一旦システムに記憶させた
エキスパートの知識の変更は出来ず、システム自体がこ
のエキスパートシステムの更新を行うようなものではな
い。そのため、エキスパートシステムを利用しても、良
成形品が成形されなければ、再度エキスパートシステム
を作り直すしか方法がない。
発明が解決しようとする課題 そこで、本発明の目的は、射出成形機の条件出しにエ
キスパートシステムを導入し、かつ、システム自体が、
エキスパートの知識自体を変更更新できるようにした射
出成形機の成形条件出し方法を提供することにある。
課題を解決するための手段 成形時の動作状態を自動的に検出する射出成形機にお
ける成形条件出し方法において、本発明は、記憶装置内
に各種成形状態を記憶する状態テーブルと、各成形状態
に対し経験者の知識に基づいて成形品を最適化する対策
に対する優先度を示す重みをつけて記憶する重みテーブ
ルとを設け、かつ、成形状態を上記状態テーブルに記憶
する成形状態に特定するための状態評価基準、上記重み
テーブルに基づいて対策を決定する対策決定基準、およ
び、上記重みを変更する重み変更基準とを設定してお
き、射出成形機で試射を行い、成形時の動作状態を検出
するとともに、成形された成形品の状態を入力すること
によって上記状態評価基準に基づいて上記状態テーブル
中の対応する成形状態を選択決定し、該決定された成形
状態に対する上記重みテーブルと上記対策基準に基づい
て不良成形対策を決定し、該対策に基づいて自動的に成
形条件を変更し試射を行いこのときの成形状態から上記
状態評価基準に基づいて上記状態テーブル中の対応する
成形状態を選択決定し、前回の試射と今回の試射の各成
形品の状態より上記重み変更基準に基づいて対策を施し
た前回の状態の重みテーブルの対策に対する重みを変更
し、順次良成形品が得られるまで、試射を行い上記処理
を行うようにすることによって最適成形条件の割り出し
を行うようにした。
作用 成形条件を設定し試射を行う。そして、成形された成
形品の状態を検査し、不良成形状態を入力することによ
って、試射時に得られた射出成形時の各種動作状態と入
力された不良成形状態より、該試射の成形状態に一番近
い状態を状態評価基準に基づいて上記状態テーブルに記
憶された状態から検索する。こうして検索された状態に
対する重みテーブルより上記対策決定基準に基づいて不
良成形大作を求め、この対策にしたがって成形条件を変
更し、再度試射を行いこのときの成形動作状態および入
力不良成形状態から上記状態評価基準に基づいて上記状
態テーブルに記憶された成形状態の中で一番近い成形状
態を求める。そして、前回と今回の試射によって求めら
れた成形品の状態と上記重み変更基準に基づいて前回の
試射時の成形状態に対する重みテーブルの対策を施した
対策の重みを変更する。以下、良成形品が得られるま
で、上記処理を繰り返し行う。その結果重みテーブルは
順次変更更新され、最適なものが得られるようになる。
実施例 第2図は本発明の一実施例を実施する射出成形機の制
御部のブロック図で、本実施例においては、該制御部を
数値制御装置(以下、NC装置という)10で構成してい
る。該NC装置10はNC用のマイクロプロセッサ(以下、CP
Uという)11とプログラマブルマシンコントローラ(以
下、PMCという)用のCPU12を有しており、PMC用CPU12に
は射出成形機のシーケンス動作を制御するシーケンスプ
ログラム等を記憶したROM18とデータの一時記憶、演算
等に用いられるRAM19が接続されている。
NC用CPU11には射出成形機を全体的に制御する管理プ
ログラムを記憶したROM14及び射出用,クランプ用,ス
クリュー回転用,エジェクタ用等の各軸のサーボモータ
を駆動制御するサーボ回路17がサーボインタフェイス16
を接続されている。また、20はバルブメモリやCMOSメモ
リで構成される不揮発性を共有RAMで、射出成形機の各
動作を制御するNCプログラム等を記憶するメモリ部,成
形動作中実際に使用する設定された成形条件を記憶する
成形条件メモリ部及び使用金型,樹脂等の設定データを
記憶する記憶部等を有している。
13はバスアービタコントローラ(以下、BACという)
で、該BAC13にはNC用CPU11及びPMC用CPU12,共有RAM20,
入力回路21,出力回路22の各バスが接続され、該BAC13に
よって使用するバスを制御するようになっている。入力
回路21には、射出成形機に設けた各種センサや周辺機器
からの入力線が接続され、出力回路22には射出成形機本
体の各種アクチュエイタや周辺機器への出力線が接続さ
れている。また、24はオペレータパネルコントローラ23
を介してBAC13に接続されたCRT表示装置付手動データ入
力装置(以下、CRT/MDIという)であり、ソフトキーや
テンキー等の各種操作キーを操作することにより様々な
指令及び設定データの入力ができるようになっている。
さらに、オペレータパネルコントローラ23にはディスク
コントローラ25が接続され、フロッピーディスク26に記
憶された情報を読み取り、また該フロッピーディスクに
情報を書き込むことができるようになっている。なお、
15はNC用CPU11にバス接続されたRAMでデータの一時記憶
等に利用されるものである。
以上の構成は、従来のNC装置で制御される射出成形機
の制御部(NC装置)と略同一である。
成形条件を設定する時には、金型情報(投影面積,ゲ
ート径,ゲート形状,製品名等)、使用樹脂情報等を設
定すると共に、CRT/MDI24のソフトキー等を操作して、
「射出・計量設定画面」,「型開閉・突出し設定画
面」,「温度設定画面」等の各種成形条件設定画面を選
択し、成形条件を設定入力することによって、共有RAM2
0内に毎に設けられた成形条件メモリ部に記憶される。
また、フロッピーディスク26には、エキスパート(専
門家)の知識に基づいて、各種成形の状態、すなわち、
使用する金型,使用する樹脂,成形条件,成形不良状
態,成形時の動作状態(成形モニタデータ)を示す状態
テーブル、各状態における不良成形を修正する対策の優
先度を示す重みテーブル、および、現在の状態に一番近
い状態テーブルに記憶されている状態を検出するための
状態評価基準,検索された状態に対して重みテーブルよ
り成形不良対策を決定する対策決定基準,および重み変
更基準に基づく成形条件出し処理のプログラムが記憶さ
れている。
状態テーブルの一例を第3図に示す。また、各条体に
対する成形不良対策の優先度を決める重みテーブルの一
例を第4図に示す。さらに、本実施例では各基準を次の
ように設定している。
状態評価基準 (1)与えられた状態(現在の状態)と同一の状態要素
(状態テーブルの各項目)が多い程近い状態としてこの
状態テーブル上の状態をその時の状態とする。
(2)同一の状態要素の数が望しい状態テーブルに2以
上ある場合には状態番号の最も低いものをその時の状態
とする。
対策決定基準 (1)重みテーブル上の最も大きい重みを有する対策を
成形不良対策とする。
(2)重みテーブル上に最も大きい重みを有する対策が
2つ以上ある場合には重みテーブル記載順で先に出てく
る対策(第4図の重みテーブル上で上に記載されている
対策)をその時の対策とする。
重み変更基準 (1)前回の状態(対策を行う前の状態、この状態を以
下状態iという)と対策を行って得られた今回の状態
(以下状態fという)の成形不良種類が異なるときは、
状態iに対して行った対策に対して重みを「1」減じ
る。
(2)状態iと状態fの成形不良種類が同一の時、成形
不良程度を以下の順序で評価する。
重症>やや重症>普通>やや軽症>軽症 そして、状態iの成形不良程度が状態fのものよりも
上位にあるときは、状態iに対して行った対策に対して
重みを「1」増加させる。
状態iと状態fの成形不良程度が等しいときには重み
の変更を行わない。
状態iの成形不良程度が状態fのものより下位にある
ときは重みを「1]減少させる。
(3)重みを変更して「7」以上または「0」未満にな
るときには重みの変更を行わない。
そこで、金型情報,使用樹脂、および成形条件を設定
し、成形条件出し指令をCRT/MDI24から入力すると、PMC
用CPU12は、フロッピーディスク26に格納されている上
記各基準に基づいて作成された第1図にフローチャート
で示す処理のプログラムを読み出しRAM19に格納し、該
処理を実行する。以下、上記した状態テーブル,重みテ
ーブル,上記各基準に基づく例に基づく例を一例としな
がら条件出し処理について説明する。
まず、現在設定されている成形条件で試射を行い、成
形品を成形する(ステップS1)。そして、オペレータは
成形されさた成形品を検査し、良成形品であれば、条件
だし終了指令を与え終了する。また、、不良成形である
とその成形不良の種類と程度を入力する(ステップS2,S
3)。PMC用CPU12は入力された成形不良種類,設定され
ている金型情報,使用樹脂情報,現在設定されている成
形条件,および、成形時に従来と同様に検出される成形
動作状態を示す成形モニタデータより、この試射の状態
が、状態テーブル上のどの状態に一番近いか上記状態評
価基準に基づいて判断する。
すなわち、試射によって得られた状態の各状態要素の
状態と状態テーブルの各状態要素とを対比し、同一状態
要素の数が多い状態を状態テーブルより求める。同一状
態要素の数が同一である2つ以上の状態が状態テーブル
より検出されると、状態番号の最も低いものをその状態
とする。例えば、試射によってえらた状態が次の第1表
の状態であったとすると、 第 1 表 金型情報 投影面積(cm2) 40 ゲート径(mm) 2 ゲート形状 ピンポイント 製品名 コネクター 樹脂 樹脂種類 PBT 再生材含量(%) 0 成形条件 射出速度(mm/sec) 80 保圧(kg/cm2) 1000 保圧時間(sec) 4 背圧(kg/cm2) 60 スクリュー回転速度(rpm) 80 射出保圧切換位置(mm) 8 成形不良 不良種類 バリ 不良程度 やや重症 成形モニタデータ サイクルタイム(sec) 25 射出時間(sec) 1.5 計量時間(sec) 8 クッション量(mm) 5 上記状態に一番近い状態を第3図に示す状態テーブル
より検索すると状態1が一番近い。そこで、この状態番
号i=1をレジスタ(Ri)に格納する(ステップS4)。
次に、対策決定基準に基づいて、重みテーブルより、
この状態i(=1)おける重みを検出し最大重みの対策
を求める。また、重みが同一である2つ以上の対策があ
る場合には上位に記憶されている対策をこのときの対策
とする(ステップS5)。そして、この対策に基づいて共
有RAM20に設定されている成形条件を変更し、この成形
条件で試射を行う(ステップS6,S7)。上記例では、状
態i(=1)での最大重みは「5」で対策が射出保圧切
換位置を+1mm変化させることであるので、成形条件の
射出保圧切換位置を1mm増加させ、射出を行うことにな
る。
試射を行って良成形品が得れれば、条件出し終了指令
を入力し終了させ、良成形品が得られなければ、成形品
を検査し成形不良種類とその程度を入力する(ステップ
S8,S9)。PMC用CPU12はステップS4と同様に状態評価基
準に基づいて、状態テーブル中より現在の状態に一番近
い状態fを求める(ステップS10)。そして、重み変更
基準に基づき、レジスタR(i)に記憶する状態iの状
態テーブルの重みの変更を行う。すなわち、状態iと状
態fの成形不良種類が異なれば、状態iの対策を行った
対策の重み(一番大きい重み)を「1」減じる。また、
成形不良種類が同一の場合は、成形不良程度が、状態i
より状態fの方が改善されているならば、対策を行った
対策の重みを「1」増加させ、悪くなっていれば「1」
減少させ、程度が同一であれば変更せず、さらに、変更
して、重みが「7」以上もしくは「0」未満になるとき
には変更しないようにする(ステップS11)。例えば、
得られた状態が、第2表の状態であったとすると、 第 2 表 金型情報 投影面積(cm2) 40 ゲート径(mm) 2 ゲート形状 ピンポイント 製品名 コネクター 樹脂 樹脂種類 PBT 再生材含量(%) 0 成形条件 射出速度(mm/sec) 80 保圧(kg/cm2) 1000 保圧時間(sec) 4 背圧(kg/cm2) 60 スクリュー回転速度(rpm) 80 射出保圧切換位置(mm) 9 成形不良 不良種類 バリ 不良程度 普通 成形モニタデータ サイクルタイム(sec) 25 射出時間(sec) 1.4 計量時間(sec) 8 クッション量(mm) 5.5 この状態は、状態テーブルの状態2と合致しこの状態
f(=2)とレジスタR(i)に記憶する状態1と比較
し、成形不良の種類が同一で状態iの方が上方で状態f
は改善されているので、第5図に示すように状態i(=
1)の施した対策である「射出保圧切換位置+1mm」の
重みを「5」から「6」に増加させる(ステップS1
1)。そして、状態f(=2)の状態番号fをレジスタ
R(i)に格納し(ステップS12)ステップS5に移行
し、レジスタR(i)に記憶した状態に対して、上記対
策決定基準に基づいて対策を決定する。上記例では状態
2において最大の重みが「4」でこの重みの対策が「保
圧−100kgf/cm2」であるので、共有RAM20に記憶する保
圧を100kgf/cm2減じて、成形条件とする。そして、試射
を行う。そして、試射によって得られた状態が第3表の
状態であると、 第 3 表 金型情報 投影面積(cm2) 40 ゲート径(mm) 2 ゲート形状 ピンポイント 製品名 コネクター 樹脂 樹脂種類 PBT 再生材含量(%) 0 成形条件 射出速度(mm/sec) 80 保圧(kg/cm2) 1000 保圧時間(sec) 4 背圧(kg/cm2) 60 スクリュー回転速度(rpm) 80 射出保圧切換位置(mm) 8 成形不良 不良種類 ヒケ 不良程度 軽症 成形モニタデータ サイクルタイム(sec) − 射出時間(sec) − 計量時間(sec) − クッション量(mm) − 成形不良種類が前回とは異なるので、前回の状態に対し
て対策を施した「保圧−100kgf/cm2」の重みを「1」減
じて第5図に示すように重みテーブルの値を「3」に変
更する。
以下良成形品が得られるまで、ステップS5からステッ
プS12までの処理を繰り返し行う また、第5図に示すような重みテーブルの状態で、試
射を行って得られた状態テーブル上の状態が、状態1で
在れば、状態1の最大重み「6」を記憶する対策「射出
保圧切換位置+1mm」が選択され、成形条件の射出保圧
切換位置が1mm増加されこの条件で試射が行われ、この
ときの状態テーブル上の状態が状態2であれば、重みテ
ーブル上の最も大きい重みは「3」であり、2つの対策
が検出されるが、対策「射出速度−10mm/sec」が上位に
あるのでこれが選択され、成形条件の射出速度が10mm/s
ec減じられて試射を行うことになる。
以上のようにして、各状態の重みテーブルは順次書換
更新されるので、エキスパート(専門家)の知識を利用
して作成された重みテーブルがシステム自体によって、
順次更新され、より最適なものに変更されることにな
る。
なお、上記実施例では、状態評価基準,対策決定基
準,重み変更基準によって作成される第1図のフローチ
ャートで示すプログラムをフロッピーディスク内に記憶
しておき、成形条件出し指令で、このプログラムをRAM1
9に読み出すようにしたが、予めROM18内に記憶してお
き、成形条件だし指令でこのROMに記憶するプログラム
に基づいて処理を行うようにしてもい。さらに、上記成
形条件出し処理をPMC用CPU12でおこなわずに、射出成形
機の制御装置10から各試射時のデータ(金型情報,樹脂
情報,成形モニタデータ)を送信させ、これを別に設け
たコンピュータに入力し、かつ、成形不良種類およびそ
の程度を該コンピュータに入力することによってこのコ
ンピュータによって対策を求め、射出成形機の制御装置
10に送信し成形条件を変更するようにしてもよい。
発明の効果 本発明はエキスパート(専門家)の知識に基づいて、
成形条件出し作業を自動化し、成形条件出し作業を簡単
にすると共に、システム自体がエキスパートの知識を変
更更新し、より最適な成形条件出しに変更するので、こ
の発明の成形条件出し方法を使用すればするほど、条件
出しがより正確により早くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の成形条件出し処理のフロー
チャート、第2図は同実施例を実施する射出成形機の制
御装置の要部ブロック図、第3図は状態テーブルの説明
図、第4図は重みテーブルの説明図、第5図は重みテー
ブルの変化を表す説明図である。 10……射出成形機の制御装置、25……ディスクコントロ
ーラ、26……フロッピーディスク。
フロントページの続き (72)発明者 上口 賢男 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (72)発明者 渡辺 浩史 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (56)参考文献 特開 昭63−209918(JP,A) 特開 平2−128820(JP,A) 特開 平2−147226(JP,A) 特開 平2−183335(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00,45/17,45/76 G06F 9/44 560

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形時の動作状態を自動的に検出する射出
    成形機における成形条件出し方法において、記憶装置内
    に各種成形状態を記憶する状態テーブルと、各成形状態
    に対し経験者の知識に基づいて成形品を最適化する対策
    に対する優先度を示す重みをつけて記憶する重みテーブ
    ルとを設け、かつ、成形状態を上記状態テーブルに記憶
    する成形状態に特定するための状態評価基準、上記重み
    テーブルに基づいて対策を決定する対策決定基準、およ
    び、上記重みを変更する重み変更基準とを設定してお
    き、射出成形機で試射を行い、成形時の動作状態を検出
    するとともに、成形された成形品の状態を入力すること
    によって上記状態評価基準に基づいて上記状態テーブル
    中の対応する成形状態を選択決定し、該決定された成形
    状態に対する上記重みテーブルと上記対策基準に基づい
    て不良成形対策を決定し、該対策に基づいて自動的に成
    形条件を変更し試射を行いこのときの成形状態から上記
    状態評価基準に基づいて上記状態テーブル中の対応する
    成形状態を選択決定し、前回の試射と今回の試射の各成
    形品の状態より上記重み変更基準に基づいて対策を施し
    た前回の状態の重みテーブルの対策に対する重みを変更
    し、順次良成形品が得られるまで、試射を行い上記処理
    を行うことを特徴とする射出成形機の成形条件出し方
    法。
JP2330008A 1990-11-30 1990-11-30 射出成形機の成形条件出し方法 Expired - Lifetime JP2767320B2 (ja)

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