JPS63194921A - アラ−ムの種類に応じてアラ−ム表示の色を変える射出成形機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、射出成形機に関し、特に、射出成形機の動作
中に異常が生じたときのアラームに関する。

従来の技術 射出成形機は、射出成形動作を自動的に行い成形品を連
続して成形するものであるが、この射出成形動作中に異
常が生じた場合、その動作を自動的に停止するようにな
っている。そして、その異常発生原因、異常発生箇所を
探しだし、異常原因を排除して、射出成形機が正常に稼
動できるように復旧作業を行わねばならないが、そのた
め、異常発生原因、異常箇所等を表示して復旧作業を容
易にする射出成形機はすでに公知である。

発明が解決しようとする問題点 異常発生を表示する方法としては、従来のものは、異常
原因、異常箇所に応じて、ＣＲ７画面に、その異常に応
じたアラームメツセージを表示するようになっている。

しかし、異常が生じ射出成形機の動作が停止した場合、
その異常原因は種々なものがあり、単にメツセージのみ
で表示するのではなく、異常原因の種類や、重大さの程
度を加味して表示すればオペレータにとって便利でおる
。

そこで本発明の目的は、異常が生じたとき、その異常の
種類や重大さの程度に応じて、アラーム表示するメツセ
ージの色を変えて表示する射出成形機を提供することに
おる。

問題点を解決するための手段 第１図は、本発明が上記問題点を解決するために、採用
した手段のブロック図で、本発明は、異常箇所毎に異常
を記憶するアラーム記憶手段Ａと、該異常の種類に応じ
た表示すべき色とアラームメツセージを記憶する表示内
容記憶手段Ｂと、異常を表示するカラー表示装置りと、
異常が生じたとき上記アラーム記憶手段Ａをサーチし、
異常箇所に応じ上記表示内容記憶手段Ｂから表示する色
とアラームメツセージを読み取り上記カラー表示装置り
に読み取つ、た色でアラームメツセージを表示させる制
御手段Ｃとを射出成形機に設けることによって上記問題
点を解決した。

作用 射出成形機が稼動中に、異常が発生しその稼動が停止す
ると、上記アラーム記憶手段Ａには、その異常箇所が記
憶され上記制御手段は、該アラーム記憶手段Ａから異常
箇所を読取り、読取った異常箇所に対応するアラームメ
ツセージと表示すべき色を上記表示内容記憶手段Ｂより
読取り、上記カラー表示装置りに、読取った色で読取っ
たメツセージを表示する。

実施例 第２図は本発明を実施する一実施例の射出成形機の制御
部の要部ブロック図であり、１は射出成形機を制御する
数値制御装置（以下、ＮＧという）で、ＮＣ用のマイク
ロプロセッサ（以下、ＣＰＵという）１１と、プログラ
マブル・マシンコントローラ（以下、ＰＭＣという）用
のＣＰＵ１２を有している。ＮＣ用のＣＰＵ１１には射
出成形機を全体的に制御する管理ブロクラムを記憶した
ＲＯＭ１４、データの一時記憶のためのＲＡＭ１５およ
びクランプ用、エジェクタ用、射出用、スクリュー回転
用の各軸のサーボモータ（図示せず）を駆動制御するサ
ーボ回路２３−１〜２３−ｎがサーボインターフェイス
１８を介して接続されている。

ＰＭＣ用ＣＰＬＪ１２には後述するアラーム表示のため
のシーケンスプログラムや射出成形機の各動作のシーケ
ンスプログラム及び後述のアラームメツセージと表示色
を記憶したＲＯＭ１６およびデータの一時記憶のための
ＲＡＭ１７が接続されている。又、１９はバックアップ
用電源を有する不揮発性の共有ＲＡＭで、後述の異常箇
所を記憶したり射出成形機の各動作を制御するＮＯプロ
グラムや各種設定値、パラメータ等を記πするためのも
のである。１３はバスアービタコントローラ（以下、Ｂ
ＡＣという）で、該ＢＡＣ１３にはＮＣ用ＣＰｔＪ１１
およびＰＭＣ用ＣＰＵ１２、共有ＲＡＭ１９、入力回路
２０、出力回路２１の各バスが接続され、該ＢＡＣ１３
によって使用するバスを制御するようになっている。又
、該ＢＡＣ’１３にはオペレータパネルコントローラ２
２を介してカラー表示装置付きデータ入力装置（以下、
ＣＲＴ／ＭＤＩという）２がシリアル接続されている。

第３図は、アラーム表示のために共有ＲＡＭ１９および
ＰＭＣ用のＲＯＭ１６に記憶される情報の内容の例を示
すものである。共有ＲＡＭ１９には射出成形機が稼動中
に異常が検出されると、その異常箇所に応じてその異常
を記憶する記憶領域を有している。例えば、第３図に示
すように、異常内容毎に対応させてその異常が生じたと
き、記憶されるアラームビット番号Ａ１〜Ａｎの記憶領
域が用意されており、各アラームビット番号Ａ１〜Ａｎ
に対応する異常が生じると、そのビットは１に書き替え
られ、異常が生じなければ、Ｏを保持している。

又、ＲＯＭ１６には、アラームビット番号に各々対応し
た色指定アドレス０１〜Ｃｎ１メツセージアドレスＭ１
〜Ｍｎを有し、各アドレスには夫々メツセージを表示す
る色、および、対応する異常メツセージを記憶している
。制ｍ装置に異常が生じたり、サーボ系に異常が生じた
時等の、ハードウェアの異常に対しては例えば赤色、型
閉動作中に金型保護が作動した時等の射出成形動作上の
異常が生じた時には黄色、オペレータが型締部のドアー
を開けることによって射出成形サイクルが中断された時
のように、人為的な異常の場合は緑色、等のように異常
の種類によって表示メツセージの色が決められ、ＲＯＭ
１６に記憶されている。

そこで、異常が発生し、射出成形機の動作が停止したと
き、ＣＲＴ／ＭＤＩ２をアラームモードにすると（なお
、異常発生で自動的にＣＲＴ／ＭＤＩ２をアラームモー
ドにするようにしてもよい）、ＰＭＣ用ＣＰＵ１２は第
４図の動作処理フローチャートが示すように、まず、指
標ｉを「１」に設定しくステップＳ１）、設定された指
標ｉ　（＝１）に対応する共有ＲＡＭ１９中のアラーム
ビット番号Ａｉ（＝Ａ１＞の記憶内容を読取り、読取っ
た内容が「１」か否か判断する欠ステップＳ２＞。もし
、「１」でなければステップＳ５へ移行し、「１」であ
ると該アラームビット番号Ａｉ（＝Ａ１）に対応する異
常が発生していることを意味するから、ＲＯＭ１６の色
指定アドレスＣ１（−〇１）の記憶内容、即ち色を読取
り、ＣＲＴ画面に表示する色を該色へ変換しくステップ
Ｓ３）、メツセージアドレスＭｉ（−Ｍｌ）の記憶メツ
セージ内容を読取りＣＲＴ画面に、変換された色で読取
ったメツセージを表示する（ステップＳ４）、即ちアラ
ームビット番号Ａ１の記憶内容が「１」の場合、第３図
で示す例においては、赤色で「制御装置に異常が発生し
ました」とＣＲＴ画面に表示されることとなる。そして
、指標ｉをインクリメントしくステップ＄５）、該指標
ｉがアラームビット番号の数即ちアラームを記憶する数
ｎを超える（ステップ３６）まで上記ステップ８２〜Ｓ
６の処理を繰り返し、異常箇所を検出し、その検出した
異常箇所に応じて、指定された色で異常メツセージをＣ
ＲＴ画面に表示することとなる。そして、指標ｉがｎを
超えると、他の画面、即ちアラームモード画面以外の画
面が選択されたか否か判断しくステップＳ７）、選択さ
れてなければ、再びステップＳ１に戻り指標ｉを「１」
にセットし、再び同じ動作を繰り返す。そして、他の画
面が選択されるとこのアラーム表示処理は終了す金。

発明の効果 以上述べたように、本発明は、射出成形機に異常が発生
したとき、その異常箇所、異常原因に応じて、表示する
メツセージの色を変えて異常箇所、異常原因のメツセー
ジを表示するようにしたからオペレータにとって、異常
の重要さの度合いがメツセージの色によって判断でき、
便利であり、異常復旧作業の困難度や、時間を推定する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が提示する例の問題点を解決するために
採用した手段のブロック図、第２図は、本発明の一実施
例の要部ブロック図、第３図はアラーム表示のために記
憶手段に記憶される内容を示す一例、第４図はアラーム
表示処理のフローチャートである。 １・・・数値制御装置 ２・・・カラー表示装置付データ入力装置第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 射出成形機稼動中に異常が生じると該異常を表示する射
   出成形機において、異常箇所毎に異常を記憶するアラー
   ム記憶手段と、該異常の種類に応じた表示すべき色とア
   ラームメッセージを記憶する表示内容記憶手段と、異常
   を表示するカラー表示装置と、異常が生じたとき上記ア
   ラーム記憶手段をサーチし、異常箇所に応じ上記表示内
   容記憶手段から表示する色とアラームメッセージを読み
   取り上記カラー表示装置に読み取った色でアラームメッ
   セージを表示させる制御手段とを有するアラームの種類
   に応じてアラーム表示の色を変える射出成形機。