JP2737489B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP2737489B2
JP2737489B2 JP31578991A JP31578991A JP2737489B2 JP 2737489 B2 JP2737489 B2 JP 2737489B2 JP 31578991 A JP31578991 A JP 31578991A JP 31578991 A JP31578991 A JP 31578991A JP 2737489 B2 JP2737489 B2 JP 2737489B2
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JP
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memory operation
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克一 浮田
一樹 ▲吉▼川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パートプログラムによ
るメモリ運転を行う際に、そのパートプログラムがシミ
ュレーションすみであるかどうかをチェックし、必要と
あればシミュレーションを行う機能を有する数値制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、数値制御装置を用いて工作機械を
動作させ被加工物を加工する際、シミュレーション機能
を持つ数値制御装置においては、数値制御装置をコント
ロールするパートプログラムをシミュレーションし加工
が正しく行えるかをチェックした後実加工を行ってい
た。シミュレーションを行うことで、加工の失敗を防
ぎ、被加工物を無駄にすることなく、また安全に加工を
行うことができる。しかし、複数個登録してあるパート
プログラムのうち、どのプログラムがシミュレーション
によりチェックが行われているのか、すなわち、すでに
一度加工を行った実績があるプログラムなのか、または
まだチェックが行われていないプログラムなのかは作業
者の記憶に頼っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の技術
においては、パートプログラムの信頼性を作業者の記憶
に頼らなければならず、プログラムのチェックすみかど
うかを忘れてしまった場合は、再度シミュレーションに
よるチェックを行わなければならなかった。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決し、プロ
グラムがチェックすみかどうかのデータを保有し、作業
者の記憶に頼る必要がない数値制御装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の数値制御装置は、パートプログラムを記憶す
るプログラムファイル記憶部と、上記パートプログラム
がシミュレーションによりすでにチェックすみである
か、または一度加工が行われたものであるか、または加
工もシミュレーションも行われていない未チェックのも
のであるかのパートプログラムの信頼性のデータをパー
トプログラムごとに記憶するプログラム信頼性記憶部
と、パートプログラムによるメモリ運転の起動時に上記
プログラム信頼性記憶部を調査し未チェックのパートプ
ログラムであるかどうかを判断する手段と、メモリ運転
およびシミュレーションの完了時に上記プログラム信頼
性記憶部の情報を設定する手段とを備え、メモリ運転起
動時にパートプログラムの信頼性データの判断を行う。
【0006】
【作用】本発明の上記構成によれば、メモリ運転をしよ
うとするパートプログラムがシミュレーションによりチ
ェックすみのパートプログラムであるか、一度加工を行
ったパートプログラムであるか、または一度も加工した
ことのないパートプログラムであるのかといったパート
プログラムの信頼性は直ちに判明する。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図1から図4に基
づいて説明する。図1は、本発明の数値制御装置の概略
構成を示すブロック図である。1は数値制御装置全体を
制御するための中央演算装置(CPU)である。数値制
御装置はキーボード4から操作され、また表示コントロ
ーラ2を介して表示データが表示装置3上に表示され
る。ROM8はCPU1を制御するためのプログラムが
格納されており、RAM5はデータが一時的に格納され
る記憶エリアである。RAM5の中に、メモリ運転を行
うためのパートプログラムを記憶しておくプログラムフ
ァイル記憶部6と、このプログラムファイル記憶部6に
記憶されたパートプログラムのそれぞれについて、シミ
ュレーションによるチェックを行ったものなのか、実際
の加工にすでに使われたものなのか、または作成されて
一度もチェックされていないプログラムなのかのプログ
ラムの信頼性データを記憶しておくためのプログラム信
頼性記憶部7を持つ。位置決め制御部9は実加工時に分
配されるデータを基に、位置決め制御部9に接続される
サーボアンプとモータ(図示せず)を制御する。PC1
0はシーケンサで数値制御装置に接続された機械(図示
せず)を制御するものである。
【0008】RAM5上に設けられた、プログラムファ
イル記憶部6内のパートプログラムとプログラム信頼性
記憶部7のデータは一対一に対応し、プログラム信頼性
記憶部7には、それぞれのパートプログラムのチェック
の度合いを記憶している。チェックの度合いのデータと
しては3段階があり、 1:シミュレーションも実加工も一度も実行されたこと
のないもの。(未チェックプログラム) 2:シミュレーションによりチェックされたもの。(シ
ミュレーション完プログラム) 3:実加工が行われたもの。(実行完了プログラム) のように記憶されている。この情報は、シミュレーショ
ンおよびメモリ運転の完了時に書き替えられる。そのア
ルゴリズムを図2の(a)に示す。シミュレーションで
あれば、未チェックプログラムかどうかをプログラム信
頼性記憶部7のそのパートプログラムに対応するエリア
をチェックし、未チェックプログラムであれば同じエリ
アにシミュレーション完了フラグを立てる。シミュレー
ションでなければ、実行完了プログラムかどうかを判断
し、実行完了プログラムでなければ実行完了フラグを立
てる。
【0009】また、メモリ運転時にはプログラム信頼性
記憶部7をチェックする。そのアルゴリズムを図2の
(b)に示す。指定されたプログラムが未チェックプロ
グラムであればプログラムストップ処理を行い、メモリ
運転を一時停止しアラームメッセージを表示する。アラ
ームメッセージの表示例を図3に示す。ここで、シミュ
レーションによるプログラムのチェックが必要であれ
ば、リセットボタンを押し、実行を止めシミュレーショ
ンを行う。また先の停止状態で起動を押すことで、実行
は再開されチェック無しの実行も行うことができる。
【0010】また、請求項目のプログラム信頼性記憶部
のデータのみを用い、図4に示すように、パートプログ
ラムの一覧表時においてプログラム番号の表示の属性に
より、そのパートプログラムが未チェックプログラムな
のか、シミュレーション完了プログラムなのか、あるい
は実行完了プログラムなのかを一目で見えるようにして
いる。この表示を基にして、未チェックプログラムがあ
ればシミュレーションをかけることができ、またプログ
ラムの信頼性を知ることもできる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、パートプ
ログラムの信頼性の情報をパートプログラムごとに記憶
する機能を持たせた数値制御装置であり、作業者が各パ
ートプログラムがすでに実行すみのものであるか、シミ
ュレーションによりチェックを終えたものであるのか、
あるいはチェックを一度も行ったことのないものである
のかを記憶しておく必要がなくなり、またメモリ運転起
動時にこのプログラム信頼性記憶部のデータを参照する
ことにより、チェックを一度も行ったことのないパート
プログラムを知ることができ、必要とあればシミュレー
ションを行うので加工の失敗を減らし、被加工物の無駄
を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値制御装置の一実施例の概略構成図
【図2】(a)はメモリ運転およびシミュレーション完
了時のプログラム信頼性データ設定の処理の流れを示す
図 (b)はメモリ運転起動時のプログラム信頼性判断の処
理の流れを示す図
【図3】メモリ運転起動時に未チェックプログラムとし
て出されたアラーム画面の図
【図4】パートプログラム一覧表示時のプログラム信頼
性実行データの表示画面の図
【符号の説明】
1 中央演算装置(未チェックのパートプログラムであ
るかどうかを判断する手段、プログラム信頼性記憶部の
データを設定する手段) 6 プログラムファイル記憶部 7 プログラム信頼性記憶部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パートプログラムを記憶するプログラムフ
    ァイル記憶部と、上記パートプログラムがシミュレーシ
    ョンによりすでにチェックすみであるか、または一度加
    工が行われたものであるか、または加工もシミュレーシ
    ョンも行われていない未チェックのものであるかのパー
    トプログラムの信頼性のデータをパートプログラムごと
    に記憶するプログラム信頼性記憶部と、パートプログラ
    ムによるメモリ運転の起動時に上記プログラム信頼性記
    憶部を調査し未チェックのパートプログラムであるかど
    うかを判断する手段と、メモリ運転およびシミュレーシ
    ョンの完了時に上記プログラム信頼性記憶部のデータを
    設定する手段とを備え、メモリ運転起動時にパートプロ
    グラムの信頼性のチェックを行うことを特徴とする数値
    制御装置。
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