JP2753320B2 - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置Info
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- JP2753320B2 JP2753320B2 JP1075967A JP7596789A JP2753320B2 JP 2753320 B2 JP2753320 B2 JP 2753320B2 JP 1075967 A JP1075967 A JP 1075967A JP 7596789 A JP7596789 A JP 7596789A JP 2753320 B2 JP2753320 B2 JP 2753320B2
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Description
本発明は、数値制御工作機械の異常発生時において、
作業者レベルに適合した異常内容及びその対処方法等を
表すコメントを選択的に知ることができるようにした数
値制御装置に関する。
作業者レベルに適合した異常内容及びその対処方法等を
表すコメントを選択的に知ることができるようにした数
値制御装置に関する。
従来、数値制御工作機械において、異常が発生した時
には、そのエラーコードに対応した異常内容及びその対
処方法等を表すコメントをCRT表示装置の画面上に自動
的或いは作業者のキー操作等により表示するようにして
いる。そして、作業者はこの異常内容及びその対処方法
等を表すコメントを確認して適切な異常回復の処置を実
行する必要がある。
には、そのエラーコードに対応した異常内容及びその対
処方法等を表すコメントをCRT表示装置の画面上に自動
的或いは作業者のキー操作等により表示するようにして
いる。そして、作業者はこの異常内容及びその対処方法
等を表すコメントを確認して適切な異常回復の処置を実
行する必要がある。
【発明が解決しようとする課題】 ところが、上述の異常発生時に表示される異常内容及
びその対処方法等を表すコメントは現場作業者、現場責
任者或いは保守作業者等に対して同一内容で表示され、
作業者にとっては適合せず理解困難な場合も多くある。
つまり、作業者は通常の工作物加工のための工作機械等
の運転のみを担当する現場作業者、現場作業を統括する
現場責任者或いは工作機械或いはその附帯設備等の維持
管理を受け持つ保守作業者等に別れており、異常発生原
因は同じであっても、作業者レベルにより対処しなけれ
ばならない作業範囲が予め決められている。従って、異
常内容及び対処方法等を表すコメントの内容も作業者レ
ベルに合わせた作業範囲迄を示すものの方が好ましい。 本発明は、上記の課題を解決するために成されたもの
であり、その目的とするところは、数値制御工作機械に
おいて、異常が発生した時には、異常内容及び対処方法
等を表すコメントを作業者レベルに対応して選択的に表
示可能とすることにより作業者が適切な異常回復の処置
を実行できる数値制御装置を提供することである。
びその対処方法等を表すコメントは現場作業者、現場責
任者或いは保守作業者等に対して同一内容で表示され、
作業者にとっては適合せず理解困難な場合も多くある。
つまり、作業者は通常の工作物加工のための工作機械等
の運転のみを担当する現場作業者、現場作業を統括する
現場責任者或いは工作機械或いはその附帯設備等の維持
管理を受け持つ保守作業者等に別れており、異常発生原
因は同じであっても、作業者レベルにより対処しなけれ
ばならない作業範囲が予め決められている。従って、異
常内容及び対処方法等を表すコメントの内容も作業者レ
ベルに合わせた作業範囲迄を示すものの方が好ましい。 本発明は、上記の課題を解決するために成されたもの
であり、その目的とするところは、数値制御工作機械に
おいて、異常が発生した時には、異常内容及び対処方法
等を表すコメントを作業者レベルに対応して選択的に表
示可能とすることにより作業者が適切な異常回復の処置
を実行できる数値制御装置を提供することである。
上記課題を解決するための発明の構成は、第1図にそ
の概念を示したように、エラーコードと、それに対応し
た作業者レベル毎の異常内容及びその対処方法等とから
成る異常表示データとを記憶する異常表示データ記憶手
段1と、前記異常表示データを表示する表示手段2と、
異常を検出し、検出された異常に対応する前記エラーコ
ードを発生するエラーコード発生手段3と、前記表示手
段2に表示される異常表示データに対応する前記作業者
レベルを設定するレベル設定手段4と、前記エラーコー
ド発生手段3により発生されたエラーコードと、前記レ
ベル設定手段4に設定されている作業者レベルとに対応
する異常表示データを前記異常表示データ記憶手段1か
ら検索してその異常表示データを前記表示手段2に表示
する表示制御手段5とを備えたことを特徴とする。
の概念を示したように、エラーコードと、それに対応し
た作業者レベル毎の異常内容及びその対処方法等とから
成る異常表示データとを記憶する異常表示データ記憶手
段1と、前記異常表示データを表示する表示手段2と、
異常を検出し、検出された異常に対応する前記エラーコ
ードを発生するエラーコード発生手段3と、前記表示手
段2に表示される異常表示データに対応する前記作業者
レベルを設定するレベル設定手段4と、前記エラーコー
ド発生手段3により発生されたエラーコードと、前記レ
ベル設定手段4に設定されている作業者レベルとに対応
する異常表示データを前記異常表示データ記憶手段1か
ら検索してその異常表示データを前記表示手段2に表示
する表示制御手段5とを備えたことを特徴とする。
異常が発生すると異常箇所や異常内容に応じてエラー
コード発生手段3によりエラーコードが発生される。そ
のエラーコードとレベル設定手段4により設定された作
業者レベルとに基づいて異常表示データ記憶手段1に記
憶された異常表示データが検索され、表示制御手段5に
より異常内容及びその対処方法から成る異常表示データ
が表示手段2に表示される。そして、作業者は設定した
作業者レベルに対応する異常内容及びその対処方法を確
認することにより適切な異常回復の処置が実行できる。
コード発生手段3によりエラーコードが発生される。そ
のエラーコードとレベル設定手段4により設定された作
業者レベルとに基づいて異常表示データ記憶手段1に記
憶された異常表示データが検索され、表示制御手段5に
より異常内容及びその対処方法から成る異常表示データ
が表示手段2に表示される。そして、作業者は設定した
作業者レベルに対応する異常内容及びその対処方法を確
認することにより適切な異常回復の処置が実行できる。
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。 第2図においては、10はアンギュラスライド型研削
盤、20は数値制御装置である。研削盤10は砥石車Gを軸
承する砥石台11と工作物Wを載置する工作物テーブル13
とを備えている。 そして、砥石台11及び工作物テーブル13は、駆動回路
16,17によってそれぞれ回転駆動されるサーボモータ12,
14によって移動されるようになっている。そして、サー
ボモータ12、14にはその回転位置を絶対位置として検出
するアブソリュートエンコーダ18、19が接続されてい
る。又、そのアブソリュートエンコーダ18、19の出力信
号はインタフェース29を介してCPU21に入力している。
尚、15は工作物Wの軸方向位置決めを行うための端面定
寸装置である。 数値制御装置20は、CPU21、RAM24、ROM25、パルス発
生器23、インタフェース26,27,28、29によって構成さ
れ、パルス発生器23から送出される指令パルスが駆動回
路16,17に供給されるようになっている。 RAM24にはエラーコードとそのエラーコードに対応し
た作業者レベル毎の異常内容及びその対処方法等から成
る異常表示データとを記憶した異常表示データ領域241
とNCデータを記憶するNCデータ領域242とが形成されて
いる。異常表示データは第5図に示すように、エラーコ
ードと各エラーコード番号に対応する発生異常とその発
生異常に対応して作業者レベル毎の対処方法を示した表
で構成されている。 一方、インタフェース26には表示制御回路37が接続さ
れ、その表示制御回路37にはCRT表示装置38が接続され
ている。そして、インタフェース27には、異常表示デー
タを異常表示データ領域241に予め設定し、又、作業者
レベルを設定する操作キーを有するデータ書込装置36
と、NCデータを記憶したバブルカセット入出力装置34と
が接続されている。 又、研削盤10のシーケンスを制御するために、シーケ
ンスコントローラ40が装備されており、その出力端子は
CPU21に接続されて、研削盤10の異常箇所が検出され
る。 次に、その作用について説明する。 第3図は本実施例装置のCPU21の処理手順を示したフ
ローチャートである。CRT表示装置38の表示画面を示し
た第4図(a)及び第4図(b)を参照しながら第3図
のフローチャートを説明する。 第3図のプログラムはインターバルタイマ割込により
一定の時間間隔毎に起動される。 ステップ100では、シーケンスコントローラ40の出力
信号が入力され、次のステップ102ではその入力信号や
数値制御装置20の状態から、研削盤10や数値制御装置20
に異常が発生しているか否かが判定される。異常が発生
しているとステップ102の判定はYESでありステップ104
に移行する。ステップ104では異常箇所に応じたエラー
コードが生成記憶され、ステップ106に移行し、ステッ
プ104で記憶されたエラーコードとそのエラーコードに
対応する作業差レベルの初期設定である現場作業者用と
によりRAM24の異常表示データ領域241を検索し、エラー
コードとそのエラーコードに対応する作業者レベルの初
期設定である現場作業者用の異常内容及びその対処方法
とが、第4図(a)に示したように、異常発生の日時と
共にエラーコード「異常C100」、異常内容「NC異常」と
CRT表示装置38に数値制御装置20のインタフェース26及
び表示制御回路37を介して表示される。 次にステップ108に移行して、ステップ106の作業者レ
ベルの初期設定である現場作業者用の表示と別の作業者
レベルである、例えば、保守作業者用の表示をさせたい
場合には、保守作業者用を設定するデータ書込装置36の
操作キー「保守」361を押し、表示を変えない場合に
は、データ書込装置36の操作キー「OK」362を押す。次
にステップ110に移行して、ステップ108でステップ106
の表示と別の作業者レベル変更設定の入力が有ったか否
かが判定される。ステップ108でステップ106の表示と別
の作業者レベル変更設定が有るとステップ110の判定はY
ESでありステップ112に移行する。ステップ112ではステ
ップ104で記憶されたエラーコードとステップ108で変更
設定入力された保守作業者用の作業者レベルとにより異
常表示データ領域241が検索され、エラーコードと作業
者レベルの変更設定された保守作業者用の異常内容及び
その対処方法とが、第4図(b)に示したように、異常
発生の日時と共にエラーコード「異常C100」、異常内容
「PCUサムチェック異常」、対処方法「PCUカードを調べ
る」とCRT表示装置38の表示内容が保守作業者用に変更
され、本プログラムを終了する。 尚、上述のステップ102で異常が発生していない場合
には判定はNOでありステップ114に移行する。ステップ1
14ではその時点における数値制御の各種画面を表示し、
本プログラムを終了する。 又、ステップ108でデータ書込装置36の操作キー「O
K」362が押されており、作業者レベル変更設定が無けれ
ばステップ110の判定はNOであり、本プログラムを終了
する。 尚、上記実施例において、異常表示データ記憶手段は
異常表示データ領域241により、表示手段はCPU21と表示
制御回路37とCRT表示装置38とにより構成される。又、
エラーコード発生手段はステップ100〜102にて、レベル
設定手段はステップ108〜110にて、表示制御手段はステ
ップ106及びステップ112にて達成される。 上述のプログラムにおいては、異常が発生した時に
は、先ず、自動的に作業者レベルの初期設定である現場
作業者用の異常内容及びその対処方法がCRT表示装置38
に表示された後、作業者は確認したい作業者レベルを設
定して表示させるようにしている。これに対して、異常
が発生した時にはそのエラーコードが記憶され、作業者
が作業者レベルを設定するキー操作入力を行った後、異
常表示データを検索して表示を実行するようにしても良
い。 上述したように、作業者は、その作業者レベルを指定
してそのレベルに適した理解し易い異常内容及びその対
処方法のコメントを得ることができるので、発生した異
常に対して作業者レベル毎に迅速に対処することが可能
となる。
盤、20は数値制御装置である。研削盤10は砥石車Gを軸
承する砥石台11と工作物Wを載置する工作物テーブル13
とを備えている。 そして、砥石台11及び工作物テーブル13は、駆動回路
16,17によってそれぞれ回転駆動されるサーボモータ12,
14によって移動されるようになっている。そして、サー
ボモータ12、14にはその回転位置を絶対位置として検出
するアブソリュートエンコーダ18、19が接続されてい
る。又、そのアブソリュートエンコーダ18、19の出力信
号はインタフェース29を介してCPU21に入力している。
尚、15は工作物Wの軸方向位置決めを行うための端面定
寸装置である。 数値制御装置20は、CPU21、RAM24、ROM25、パルス発
生器23、インタフェース26,27,28、29によって構成さ
れ、パルス発生器23から送出される指令パルスが駆動回
路16,17に供給されるようになっている。 RAM24にはエラーコードとそのエラーコードに対応し
た作業者レベル毎の異常内容及びその対処方法等から成
る異常表示データとを記憶した異常表示データ領域241
とNCデータを記憶するNCデータ領域242とが形成されて
いる。異常表示データは第5図に示すように、エラーコ
ードと各エラーコード番号に対応する発生異常とその発
生異常に対応して作業者レベル毎の対処方法を示した表
で構成されている。 一方、インタフェース26には表示制御回路37が接続さ
れ、その表示制御回路37にはCRT表示装置38が接続され
ている。そして、インタフェース27には、異常表示デー
タを異常表示データ領域241に予め設定し、又、作業者
レベルを設定する操作キーを有するデータ書込装置36
と、NCデータを記憶したバブルカセット入出力装置34と
が接続されている。 又、研削盤10のシーケンスを制御するために、シーケ
ンスコントローラ40が装備されており、その出力端子は
CPU21に接続されて、研削盤10の異常箇所が検出され
る。 次に、その作用について説明する。 第3図は本実施例装置のCPU21の処理手順を示したフ
ローチャートである。CRT表示装置38の表示画面を示し
た第4図(a)及び第4図(b)を参照しながら第3図
のフローチャートを説明する。 第3図のプログラムはインターバルタイマ割込により
一定の時間間隔毎に起動される。 ステップ100では、シーケンスコントローラ40の出力
信号が入力され、次のステップ102ではその入力信号や
数値制御装置20の状態から、研削盤10や数値制御装置20
に異常が発生しているか否かが判定される。異常が発生
しているとステップ102の判定はYESでありステップ104
に移行する。ステップ104では異常箇所に応じたエラー
コードが生成記憶され、ステップ106に移行し、ステッ
プ104で記憶されたエラーコードとそのエラーコードに
対応する作業差レベルの初期設定である現場作業者用と
によりRAM24の異常表示データ領域241を検索し、エラー
コードとそのエラーコードに対応する作業者レベルの初
期設定である現場作業者用の異常内容及びその対処方法
とが、第4図(a)に示したように、異常発生の日時と
共にエラーコード「異常C100」、異常内容「NC異常」と
CRT表示装置38に数値制御装置20のインタフェース26及
び表示制御回路37を介して表示される。 次にステップ108に移行して、ステップ106の作業者レ
ベルの初期設定である現場作業者用の表示と別の作業者
レベルである、例えば、保守作業者用の表示をさせたい
場合には、保守作業者用を設定するデータ書込装置36の
操作キー「保守」361を押し、表示を変えない場合に
は、データ書込装置36の操作キー「OK」362を押す。次
にステップ110に移行して、ステップ108でステップ106
の表示と別の作業者レベル変更設定の入力が有ったか否
かが判定される。ステップ108でステップ106の表示と別
の作業者レベル変更設定が有るとステップ110の判定はY
ESでありステップ112に移行する。ステップ112ではステ
ップ104で記憶されたエラーコードとステップ108で変更
設定入力された保守作業者用の作業者レベルとにより異
常表示データ領域241が検索され、エラーコードと作業
者レベルの変更設定された保守作業者用の異常内容及び
その対処方法とが、第4図(b)に示したように、異常
発生の日時と共にエラーコード「異常C100」、異常内容
「PCUサムチェック異常」、対処方法「PCUカードを調べ
る」とCRT表示装置38の表示内容が保守作業者用に変更
され、本プログラムを終了する。 尚、上述のステップ102で異常が発生していない場合
には判定はNOでありステップ114に移行する。ステップ1
14ではその時点における数値制御の各種画面を表示し、
本プログラムを終了する。 又、ステップ108でデータ書込装置36の操作キー「O
K」362が押されており、作業者レベル変更設定が無けれ
ばステップ110の判定はNOであり、本プログラムを終了
する。 尚、上記実施例において、異常表示データ記憶手段は
異常表示データ領域241により、表示手段はCPU21と表示
制御回路37とCRT表示装置38とにより構成される。又、
エラーコード発生手段はステップ100〜102にて、レベル
設定手段はステップ108〜110にて、表示制御手段はステ
ップ106及びステップ112にて達成される。 上述のプログラムにおいては、異常が発生した時に
は、先ず、自動的に作業者レベルの初期設定である現場
作業者用の異常内容及びその対処方法がCRT表示装置38
に表示された後、作業者は確認したい作業者レベルを設
定して表示させるようにしている。これに対して、異常
が発生した時にはそのエラーコードが記憶され、作業者
が作業者レベルを設定するキー操作入力を行った後、異
常表示データを検索して表示を実行するようにしても良
い。 上述したように、作業者は、その作業者レベルを指定
してそのレベルに適した理解し易い異常内容及びその対
処方法のコメントを得ることができるので、発生した異
常に対して作業者レベル毎に迅速に対処することが可能
となる。
本発明は、エラーコード発生手段により異常を検出し
てその異常に対応するエラーコードを発生し、表示制御
手段によりそのエラーコードとレベル設定手段による作
業者レベルとに基づいて異常表示データ記憶手段の異常
表示データを検索し表示手段に表示されるので、異常が
発生した時には、作業者レベルを設定することにより作
業者レベル毎の異常内容及び対処方法等を表すコメント
が選択的に表示可能となる。従って、現場対応可能な時
には、異常回復の処置がスムースとなり異常対応時間の
短縮化が可能となる。又、必要以上に複雑な異常内容及
びその対処方法を理解する必要がないので理解不十分で
間違いを犯すことを防止できる。更に、作業者レベル毎
に表示内容が予め設定できることにより、作業者に適合
した表示内容となり分かり易く、その作業者に不必要な
説明をする必要がなくなるという効果も有する。
てその異常に対応するエラーコードを発生し、表示制御
手段によりそのエラーコードとレベル設定手段による作
業者レベルとに基づいて異常表示データ記憶手段の異常
表示データを検索し表示手段に表示されるので、異常が
発生した時には、作業者レベルを設定することにより作
業者レベル毎の異常内容及び対処方法等を表すコメント
が選択的に表示可能となる。従って、現場対応可能な時
には、異常回復の処置がスムースとなり異常対応時間の
短縮化が可能となる。又、必要以上に複雑な異常内容及
びその対処方法を理解する必要がないので理解不十分で
間違いを犯すことを防止できる。更に、作業者レベル毎
に表示内容が予め設定できることにより、作業者に適合
した表示内容となり分かり易く、その作業者に不必要な
説明をする必要がなくなるという効果も有する。
第1図は本発明の概念を示したブロックダイヤグラム。
第2図は本発明の具体的な一実施例に係る数値制御装置
と研削盤を示した構成図。第3図は同実施例装置で使用
されているCPUの処理手順を示したフローチャート。第
4図(a)及び第4図(b)は異常表示時のCRT表示装
置の表示画面を示した説明図。第5図は異常表示データ
の内容を示した説明図である。 10……研削盤、12,14……サーボモータ 20……数値制御装置、21……CPU 24……RAM、241……異常表示データ領域 242……NCデータ領域 25……ROM、40……シーケンスコントローラ
第2図は本発明の具体的な一実施例に係る数値制御装置
と研削盤を示した構成図。第3図は同実施例装置で使用
されているCPUの処理手順を示したフローチャート。第
4図(a)及び第4図(b)は異常表示時のCRT表示装
置の表示画面を示した説明図。第5図は異常表示データ
の内容を示した説明図である。 10……研削盤、12,14……サーボモータ 20……数値制御装置、21……CPU 24……RAM、241……異常表示データ領域 242……NCデータ領域 25……ROM、40……シーケンスコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/18 G05B 23/02 301
Claims (1)
- 【請求項1】エラーコードと、それに対応した作業者レ
ベル毎の異常内容及びその対処方法等とから成る異常表
示データとを記憶する異常表示データ記憶手段と、 前記異常表示データを表示する表示手段と、 異常を検出し、検出された異常に対応する前記エラーコ
ードを発生するエラーコード発生手段と、 前記表示手段に表示される異常表示データに対応する前
記作業者レベルを設定するレベル設定手段と、 前記エラーコード発生手段により発生されたエラーコー
ドと、前記レベル設定手段に設定されている作業者レベ
ルとに対応する異常表示データを前記異常表示データ記
憶手段から検索してその異常表示データを前記表示手段
に表示する表示制御手段と を備えたことを特徴とする数値制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1075967A JP2753320B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1075967A JP2753320B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 数値制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02253311A JPH02253311A (ja) | 1990-10-12 |
JP2753320B2 true JP2753320B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=13591507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1075967A Expired - Fee Related JP2753320B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2753320B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009026193A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04104309U (ja) * | 1991-02-18 | 1992-09-08 | 日立精機株式会社 | 時報付数値制御工作機械 |
JP4144912B2 (ja) * | 1996-10-18 | 2008-09-03 | 松下電器産業株式会社 | エラー情報表示装置 |
JP2000141182A (ja) * | 1998-11-13 | 2000-05-23 | Misawa Homes Co Ltd | ワーク加工装置及び製造システム |
JP6699895B2 (ja) * | 2016-10-05 | 2020-05-27 | 株式会社東芝 | 保守端末、保守方法及びプログラム |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP1075967A patent/JP2753320B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009026193A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02253311A (ja) | 1990-10-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
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