JPH0885044A - 加工負荷監視方式 - Google Patents

加工負荷監視方式

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JPH0885044A
JPH0885044A JP6223041A JP22304194A JPH0885044A JP H0885044 A JPH0885044 A JP H0885044A JP 6223041 A JP6223041 A JP 6223041A JP 22304194 A JP22304194 A JP 22304194A JP H0885044 A JPH0885044 A JP H0885044A
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JP
Japan
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data
block
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JP6223041A
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Inventor
Kunio Tanaka
久仁夫 田中
Yasushi Onishi
靖史 大西
Koji Sato
幸司 佐藤
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 数値制御工作機械の加工負荷を監視する加工
負荷監視方式において、試切削を行わずに加工負荷の検
出ができるようにする。 【構成】 空運転手段2がNC指令1を空運転すると、
その空運転時に、データ領域確保手段3は、基準値デー
タテーブル4内にNC指令の各ブロックの基準値データ
用のデータ領域を確保する。基準値データ生成手段5
は、データ領域の設けられた各ブロックの監視対象軸に
対応した基準値データを生成し、基準値データテーブル
4の各データ領域に入力する。一方、実加工実行手段6
が、NC指令に従って軸Mの制御を行って実加工を実行
すると、実行状態テーブル7には、現在実行中のブロッ
ク番号が格納される。アラーム検出手段9は、実行状態
テーブル7に格納されているブロック番号の基準値デー
タを基準値データテーブル4から読み出し、加工負荷検
出手段8の検出した加工負荷と読み出した基準値データ
とを比較し、実加工中の加工負荷が基準値データよりも
所定値以上大きくなったときにアラームを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御工作機械の加工
負荷を監視する加工負荷監視方式に関し、特に基準値デ
ータと比較して加工状態の監視を行う加工負荷監視方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御工作機械では、加工負荷トルク
を監視し、この加工負荷が一定以上になったときに、ア
ラームを出して加工を中断したり、切削送り速度を下げ
て負荷を軽減させたりしている。これにより、工具の損
傷を防ぎ、また、ワークの加工不良を防止している。
【0003】このような加工負荷の具体的な監視方式と
しては、一旦試切削を行い、加工負荷のデータを一定時
間毎にサンプリングデータとして採取し、次に実切削時
にサンプリングデータと実測データとを一定時間毎に比
較して、加工負荷を監視する加工負荷監視方法がある。
【0004】しかし、この方式では、試切削時のタイミ
ングと実切削時のタイミングとを完全に一致させること
が困難であり、両者のデータが時間的にずれてしまい、
正確な比較ができなかった。
【0005】これを解決する方式として、NC指令のブ
ロック番号が変化したときに、次のブロックのサンプリ
ングデータにジャンプして、加工負荷のサンプリングデ
ータと実測データが時間的に一致するように構成したも
のがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式で
は、加工負荷のサンプリングデータを得るために試切削
を行う必要があった。このため、余分な加工作業を行わ
なければならず、試切削用のワークのためのコストがか
かったり、作業が面倒になるという問題点があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、試切削を行うことなく実切削時の加工負荷を
検出することのできる加工負荷監視方式を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、数値制御工作機械の加工負荷を監視する
加工負荷監視方式において、NC指令を空運転する空運
転手段と、前記空運転時に、基準値データテーブル内に
前記NC指令の各ブロックの加工負荷の基準値データを
格納するためのデータ領域を確保するデータ領域確保手
段と、前記データ領域の設けられた各ブロックに対応し
た基準値データを生成して前記基準値データテーブルの
各データ領域に入力する基準値データ生成手段と、前記
NC指令に従って実加工を実行する実加工実行手段と、
前記実加工の現在実行中のブロック番号を格納する実行
状態テーブルと、前記実加工中の加工負荷を検出する加
工負荷検出手段と、前記実行状態テーブルに格納されて
いるブロック番号の基準値データを読み出し、前記実加
工中の加工負荷と前記読み出した基準値データとを比較
し、前記実加工中の加工負荷が前記基準値データよりも
所定値以上大きくなったときにアラームを出力するアラ
ーム検出手段と、を有することを特徴とする加工負荷監
視方式が提供される。
【0009】
【作用】空運転手段がNC指令を空運転すると、その空
運転時に、データ領域確保手段は、基準値データテーブ
ル内にNC指令の各ブロックの加工負荷の基準値データ
を格納するためのデータ領域を確保する。基準値データ
生成手段は、データ領域の設けられた各ブロックに対応
した基準値データを生成して基準値データテーブルの各
データ領域に入力する。
【0010】一方、実加工実行手段が、NC指令に従っ
て実加工を実行すると、実行状態テーブルには、実加工
の現在実行中のブロック番号が格納される。また、加工
負荷検出手段が、実加工中の加工負荷を検出する。アラ
ーム検出手段は、実行状態テーブルに格納されているブ
ロック番号の基準値データを読み出し、実加工中の加工
負荷と読み出した基準値データとを比較し、実加工中の
加工負荷が基準値データよりも所定値以上大きくなった
ときにアラームを出力する。
【0011】これにより、試切削を行うことなく加工負
荷の基準値データを確保し、その基準値データに従った
加工負荷の検出が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明の加工負荷監視方式を実施するた
めの数値制御装置(CNC)のハードウェアのブロック
図である。図において、10は数値制御装置(CNC)
である。プロセッサ11は数値制御装置(CNC)10
全体の制御の中心となるプロセッサであり、バス21を
介して、ROM12に格納されたシステムプログラムを
読み出し、このシステムプログラムに従って、数値制御
装置(CNC)10全体の制御を実行する。RAM13
には一時的な計算データ、表示データ等が格納される。
RAM13にはSRAM等が使用される。CMOS14
には加工プログラム及び各種パラメータ等が格納され
る。また、CMOS14には、後述する基準値データテ
ーブル4が格納される。CMOS14は、図示されてい
ないバッテリでバックアップされ、数値制御装置(CN
C)10の電源がオフされても不揮発性メモリとなって
いるので、各データはそのまま保持される。
【0013】インタフェース15は外部機器用のインタ
フェースであり、紙テープリーダ、紙テープパンチャ
ー、紙テープリーダ・パンチャー等の外部機器31が接
続される。紙テープリーダからは加工プログラムが読み
込まれ、また、数値制御装置(CNC)10内で編集さ
れた加工プログラムを紙テープパンチャーに出力するこ
とができる。
【0014】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)16はCNC10に内蔵され、ラダー形式で作
成されたシーケンスプログラムで機械を制御する。すな
わち、加工プログラムで指令された、M機能、S機能及
びT機能に従って、これらをシーケンスプログラムで機
械側で必要な信号に変換し、I/Oユニット17から機
械側に出力する。この出力信号は機械側のマグネット等
を駆動し、油圧バルブ、空圧バルブ及び電気アクチュエ
ータ等を作動させる。また、機械側のリミットスイッチ
及び機械操作盤のスイッチ等の信号を受けて、必要な処
理をして、プロセッサ11に渡す。
【0015】グラフィック制御回路18は各軸の現在位
置、アラーム、パラメータ、画像データ等のディジタル
データを画像信号に変換して出力する。この画像信号は
CRT/MDIユニット25の表示装置26に送られて
表示される。インタフェース19はCRT/MDIユニ
ット25内のキーボード27からのデータを受けて、プ
ロセッサ11に渡す。
【0016】インタフェース20は手動パルス発生器3
2に接続され、手動パルス発生器32からのパルスを受
ける。手動パルス発生器32は、ここでは図示されてい
ない機械操作盤に実装され、手動で機械稼働部を精密に
位置決めするのに使用される。
【0017】軸制御回路41〜43はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ51〜53に出力する。サーボアンプ51〜53はこ
の移動指令を受けて、各軸のサーボモータ61〜63を
駆動する。Z軸の送りを制御するサーボモータ63はボ
ールねじ64を回転させて、スピンドルモータ73に接
続された主軸ヘッド74のZ軸方向での位置及び送り速
度を制御する。また、サーボモータ63には、位置検出
用のパルスコーダ631が内蔵されており、このパルス
コーダ631から位置信号がパルス列として軸制御回路
43にフィードバックされる。ここでは図示されていな
いが、X軸の送りを制御するサーボモータ61、Y軸の
送りを制御するサーボモータ62にも、上記サーボモー
タ63と同様に位置検出用のパルスコーダが内蔵され、
そのパルスコーダから位置信号がパルス列としてフィー
ドバックされる。場合によっては、位置検出器として、
リニアスケールが使用される。また、このパルス列をF
/V(周波数/速度)変換することにより、速度信号を
生成することができる。
【0018】軸制御回路43は、ここでは図示されてい
ないプロセッサを備えてソフトウェア処理を行う。スピ
ンドル制御回路71はスピンドル回転指令及びスピンド
ルのオリエンテーション等の指令を受けて、スピンドル
アンプ72にスピンドル速度信号を出力する。スピンド
ルアンプ72はこのスピンドル速度信号を受けて、スピ
ンドルモータ73を指令された回転速度で回転させる。
また、オリエンテーション指令によって、所定の位置に
スピンドルを位置決めする。
【0019】スピンドルモータ73には歯車あるいはベ
ルトを介してポジションコーダ82が結合されている。
したがって、ポジションコーダ82はスピンドルモータ
73に同期して回転し、帰還パルスを出力し、その帰還
パルスはインタフェース81を経由してプロセッサ11
によって読み取られる。この帰還パルスは他の軸をスピ
ンドルモータ73に同期させて移動させ、穴開け等の加
工を行うために使用される。
【0020】一方、この帰還パルスはプロセッサ11に
よって、速度信号に変換され、スピンドル制御回路71
にスピンドルモータ73の速度として送られる。スピン
ドル制御回路71には後述する外乱負荷トルクを推定す
るためのオブザーバ710が内蔵されており、スピンド
ルモータ73の加速度成分の除いた外乱負荷トルクを推
定する。そして、外乱負荷トルクから加工負荷を求め
る。
【0021】スピンドルモータ73の主軸ヘッド74に
は、ドリル75が取り付けられている。ドリル75の回
転制御はスピンドルモータ73によって行われる。また
ドリル75のZ軸方向での位置及び送り速度の制御は、
上記主軸ヘッド74を介してサーボモータ63によって
行われる。
【0022】ドリル75は、サーボモータ63によって
Z軸方向に送られてワーク91に対して穴開け加工を行
う。このワーク91は、テーブル92に固定されてお
り、そのテーブル92は、ここではその機構を図示して
いないが、上述したX軸サーボモータ61及びY軸サー
ボモータ62によってそれぞれX方向、Y方向に移動制
御される。
【0023】なお、ここでは、外乱負荷トルクの検出す
るためのオブザーバ710を、スピンドル制御回路71
内のみに設けるように説明したが、負荷の監視対象とな
る他の軸の軸制御回路41〜43にも設けることができ
る。
【0024】次に本実施例の加工負荷監視方式の具体的
な処理について説明する。図1は本実施例の加工負荷監
視方式の概念を説明する図である。空運転手段2がNC
指令1を空運転すると、その空運転時に、データ領域確
保手段3は、基準値データテーブル4内にNC指令の各
ブロックの加工負荷の基準値データを格納するためのデ
ータ領域を確保する。このとき、データ領域確保手段3
は、切削加工の実行ブロックのみ、データ領域を確保す
る。また、データ領域確保手段3は、予めパラメータ等
で設定されている加工負荷の監視対象軸についてのみ、
データ領域を確保する。例えばブロック番号n1のブロ
ックが切削加工の実行ブロックであれば、まずブロック
n1の領域を設け、さらに、そのブロックn1における
監視対象軸、例えばスピンドル(S)軸、X軸、Y軸の
領域を設ける。
【0025】基準値データ生成手段5は、データ領域の
設けられた各ブロックの監視対象軸に対応した基準値デ
ータを、予め設定された関数や計数等を基にして随時自
動的に生成し、基準値データテーブル4の各データ領域
に入力する。また、この基準値データは、表示装置26
の表示画面に表示される基準値データ入力画面上で、オ
ペレータのキー入力によって、設定または変更すること
ができる。
【0026】図3は基準値データ入力画面の一例を示す
図である。表示画面26a上には、所定のキー操作によ
って基準値データ入力画面100が表示される。この基
準値データ入力画面100では、ブロック番号欄と、各
ブロックにおけるスピンドル(S)軸、X軸、Y軸、Z
軸の各基準値データ欄が表示される。各ブロックにおい
て、監視対象となっている軸の基準値データ欄には、カ
ーソル101が移動でき、オペレータが計算等で求めた
基準値データ(外乱負荷トルク)をキー入力することが
できる。また、予め入力表示されている数字や文字を変
更することもできる。基準値データを決めるための条件
としては、工具径、ワーク材質、主軸回転速度等があ
る。なお、画面上の文字「WAVE」は、基準値データ
が一定値ではなく、波形データで入力されていることを
示す。この波形データは、カーソル101で指定するこ
とにより、画面を切り換え、その画面上で表示や編集を
行うことができる。また、図3の画面上で、監視対象で
ないブロックや軸については、キー入力できないように
なっている。
【0027】図1に戻り、実加工実行手段6が、NC指
令に従って軸Mの制御を行って実加工を実行すると、実
行状態テーブル7には、現在実行中のブロック番号が格
納される。また、このとき、加工負荷検出手段8が、実
加工中の軸Mの加工負荷を検出する。この加工負荷検出
手段8は、図2で示したオブザーバ710等である。ア
ラーム検出手段9は、実行状態テーブル7に格納されて
いるブロック番号の基準値データを基準値データテーブ
ル4から読み出し、実加工中の加工負荷と読み出した基
準値データとを比較し、実加工中の加工負荷が基準値デ
ータよりも所定値以上大きくなったときにアラームを出
力する。
【0028】図4は空運転時の基準値データ生成の処理
を示すフローチャートである。 〔S1〕NC指令を1ブロックずつ読んで実行(空運
転)する。 〔S2〕読み込んだブロックが切削加工のブロックであ
るか否かを判断し、そうであればステップS3に進み、
そうでなければステップS1に戻る。 〔S3〕読み込んだブロックについて基準値データテー
ブル上で領域を確保する。 〔S4〕読み込んだブロックにおける監視対象軸の領域
も確保する。 〔S5〕全ブロックの読み込み、実行が終了したか否か
を判断し、終了すれば本フローチャートを終了し、そう
でなければステップS1に戻る。
【0029】図5は実加工時の加工負荷監視の処理を示
すフローチャートである。 〔S11〕NC指令を1ブロックずつ読んで実行(実加
工)する。 〔S12〕実行状態テーブル7の内容を確認する。 〔S13〕実行状態テーブル7に格納されているブロッ
ク番号の領域に格納されている基準値データを読み出
す。 〔S14〕監視対象となっている軸の現在の加工負荷を
検出する。 〔S15〕基準値データと加工負荷を比較する。 〔S16〕比較の結果、アラームか否かを判断し、アラ
ームであればステップS17に進み、そうでなければス
テップS18に進む。 〔S17〕アラームを出力する。 〔S18〕全ブロックの読み込み、実行が終了したか否
かを判断し、終了すれば本フローチャートを終了し、そ
うでなければステップS11に戻る。
【0030】このように、本実施例では、空運転時に加
工負荷の基準値データを生成するようにしたので、試切
削を行うことなく加工負荷の基準値データを確保し、そ
の基準値データに従った加工負荷の検出が可能となる。
【0031】なお、本実施例では、実行状態データ7に
現在実行中のブロック番号を格納するようにしたが、こ
れに加えて、実行モードも格納するようにしてもよい。
これにより、実行モードが切削モードでない場合には、
監視処理を実行しないようにすれば、全体の処理が簡単
になる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、空運転
を行い、この空運転時に加工負荷の基準値データを生成
するようにしたので、試切削を行うことなく加工負荷の
基準値データを確保でき、その基準値データに従った加
工負荷の検出が可能となる。よって、ワークの無駄をな
くし、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の加工負荷監視方式の概念を説明する
図である。
【図2】本発明の加工負荷監視方式を実施するための数
値制御装置(CNC)のハードウェアのブロック図であ
る。
【図3】基準値データ入力画面の一例を示す図である。
【図4】空運転時の基準値データ生成の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】実加工時の加工負荷監視の処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 NC指令 2 空運転手段 3 データ領域確保手段 4 基準値データテーブル 5 基準値データ生成手段 6 実加工実行手段 7 実行状態テーブル 8 加工負荷検出手段 9 アラーム検出手段 10 CNC 11 プロセッサ 12 ROM 13 RAM 14 CMOS 41〜43 軸制御回路 51〜53 サーボアンプ 61〜63 サーボモータ 71 スピンドル制御回路 72 スピンドルアンプ 73 スピンドルモータ 75 ドリル 91 ワーク 710 オブザーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/4065 23/02 302 V 7618−3H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御工作機械の加工負荷を監視する
    加工負荷監視方式において、 NC指令を空運転する空運転手段と、 前記空運転時に、基準値データテーブル内に前記NC指
    令の各ブロックの加工負荷の基準値データを格納するた
    めのデータ領域を確保するデータ領域確保手段と、 前記データ領域の設けられた各ブロックに対応した基準
    値データを生成して前記基準値データテーブルの各デー
    タ領域に入力する基準値データ生成手段と、 前記NC指令に従って実加工を実行する実加工実行手段
    と、 前記実加工の現在実行中のブロック番号を格納する実行
    状態テーブルと、 前記実加工中の加工負荷を検出する加工負荷検出手段
    と、 前記実行状態テーブルに格納されているブロック番号の
    基準値データを読み出し、前記実加工中の加工負荷と前
    記読み出した基準値データとを比較し、前記実加工中の
    加工負荷が前記基準値データよりも所定値以上大きくな
    ったときにアラームを出力するアラーム検出手段と、 を有することを特徴とする加工負荷監視方式。
  2. 【請求項2】 前記データ領域確保手段は、実行モード
    が切削加工のブロックのみ前記データ領域を確保するよ
    うに構成されていることを特徴とする加工負荷監視方
    式。
  3. 【請求項3】 前記データ領域確保手段は、ブロック毎
    に予め設定された監視対象の軸のデータ領域のみを確保
    するように構成されていることを特徴とする加工負荷監
    視方式。
  4. 【請求項4】 基準値データ生成手段は、加工条件デー
    タに基づいて自動的に前記基準値データを生成するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1記載の加工
    負荷監視方式。
  5. 【請求項5】 基準値データ生成手段は、オペレータに
    より手動入力されたデータに基づいて前記基準値データ
    を生成するように構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の加工負荷監視方式。
JP6223041A 1994-09-19 1994-09-19 加工負荷監視方式 Withdrawn JPH0885044A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008027210A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Denso Corp 加工設備及び加工設備の制御方法
JP2009064292A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Matsuura Machinery Corp クランプ指令方法
CN106970590A (zh) * 2017-05-11 2017-07-21 西安理工大学 一种纸带纠偏控制装置及纠偏方法

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