JPH0976144A - 工作機械における加工状態監視方法 - Google Patents

工作機械における加工状態監視方法

Info

Publication number
JPH0976144A
JPH0976144A JP26104395A JP26104395A JPH0976144A JP H0976144 A JPH0976144 A JP H0976144A JP 26104395 A JP26104395 A JP 26104395A JP 26104395 A JP26104395 A JP 26104395A JP H0976144 A JPH0976144 A JP H0976144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
axis
machining
detected
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26104395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nagatomi
隆志 永冨
Miwako Sakaguchi
美和子 坂口
Hisao Ishii
久夫 石井
Masao Kamiguchi
賢男 上口
Susumu Ito
進 伊藤
Masanobu Takemoto
政信 嶽本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP26104395A priority Critical patent/JPH0976144A/ja
Publication of JPH0976144A publication Critical patent/JPH0976144A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具摩耗、工具寿命、工具、ワークの取り付
け不良等の加工異常を精度高く検出できる加工状態監視
方法を提供することにある。 【解決手段】 穴あけ加工において、ワークを載置した
テーブルを駆動するX、Y軸の負荷を検出し表示する。
正常加工が達成できるこの負荷の分布領域の形状を基準
負荷領域形状として予め設定し、この基準負荷領域形状
も同時に表示する。多角形若しくは円筒で設定された正
常加工が達成できる領域の基準負荷領域形状と比較し、
検出負荷がこの基準負荷領域形状外であれば加工異常と
する。基準負荷領域形状の特徴(面積、重心位置、図形
的特徴)を設定しておき検出された負荷分布形状の特徴
を比較し、この特徴が設定範囲外のときには加工異常と
する。加工異常が正確に検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械による穴
あけ加工における加工状態監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械においては、工具摩耗等による
加工異常を検出するために、加工中、主軸にかかる負荷
を検出し、この検出負荷が設定された基準値を越えると
アラームを出力し、送り速度の減速、機械停止等の処理
を行っている。さらには、ワークを載置したテーブルや
工具を送るX軸、Y軸、Z軸にかかる負荷を検出し、検
出された負荷のいずれかが設定基準値を越えるとアラー
ムを出力し送り速度の減速、機械停止等の処理を行って
いる。
【0003】また、工具破損を検出するために、タッチ
センサを設け、1加工が終了する毎に、工具をタッチセ
ンサ配置位置の上方の所定位置に移動させ、該位置か
ら、所定量工具軸(Z軸)を下降させて、工具先端がタ
ッチセンサに接触すれば、該タッチセンサから出力信号
が出され、工具が破損していないことを検知し、タッチ
センサから検知信号が出力されなければ工具が破損して
いるとして、工具破損を検知する方法がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、工具摩耗
等による加工異常の検出の改良であって、より精度が高
く、工具摩耗、工具寿命、さらには、工具、ワークの取
り付け不良をも検出できる加工状態監視方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、工作機械によ
る穴あけ加工において、工作機械の制御装置は、加工
中、ワークを載置するテーブルを駆動するX軸、Y軸に
かかる負荷を検出し、該検出負荷をX軸、Y軸の負荷を
示す直交座標系上にプロットし表示手段の画面に表示し
て加工状態を監視できるようにする。これにより、工具
の摩耗状態等を管理する。さらに、上記表示画面には、
少なくとも、正常加工が達成できる基準負荷領域形状を
も表示して、工具摩耗、工具寿命をより検出しやすいよ
うにする。
【0006】また、X軸、Y軸の負荷を示す直交座標系
上に正常加工を示す基準領域を設定し、検出負荷がこの
基準領域内にあるか否かを判断し領域外であれば、アラ
ームを出力することによって、異常加工、工具寿命等を
知らせるようにする。上記基準負荷領域形状は正常穴あ
け加工において所定周期毎に検出されたX軸、Y軸にか
かる負荷データによって工作機械の制御装置が自動的に
設定するようにする。
【0007】他の方法として、上記直交座標系上に検出
負荷をプロットした領域の負荷分布形状の特徴(面積、
分布重心位置、図形的特徴を現すデータ)を求め、該特
徴が設定された基準となる特徴範囲以外のときにアラー
ムを出力することによって工具摩耗、工具寿命、工具や
ワークの取り付け不良、穴あけ加工においてセンタモミ
を必要とするにも関わらずセンタモミが行われていない
ことを検出する。この基準となる特徴範囲も正常穴あけ
加工において検出されたX軸、Y軸の負荷データをX
軸、Y軸の負荷を示す直交座標系上にプロットした領域
によって自動的に求めるようにする。
【0008】さらに、ワークや工具の取り付け不良のと
き生じる負荷分布形状の図形的特徴、切り粉の噛み込み
状態での加工時に生じる負荷分布形状の図形的特徴をも
設定しておき、加工時に検出した負荷分布形状の特徴が
設定された基準となる特徴範囲以外のときに、該検出し
た負荷分布形状の特徴が、基準負荷領域形状、ワーク、
工具の取り付け不良、切り粉の噛み込み状態の各加工の
負荷分布形状の図形的特徴の内一番近いものを検出し、
検出されたものに対応する加工異常原因をも表示する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し本発明の一実
施形態を説明する。穴あけ加工においては、ワークが載
置されたテーブルを駆動するX軸、Y軸のサーボモータ
を駆動し、穴あけ加工位置にワークを位置決めし、ワー
クを停止させた状態で穴あけ加工が行われる。この穴あ
け加工中、切削抵抗に応じてX軸、Y軸には負荷がかか
り移動しようとするが、X軸、Y軸を駆動するサーボモ
ータはその出力トルクを増減し、指令された加工位置を
保持する。そのため、このX軸、Y軸の負荷を検出すれ
ば、加工状態、例えば、工具の摩耗状態、工具の取り付
け状態、切り粉の噛み込み状態及び加工時の振動状態等
を検出することができる。
【0010】そこで、まず、正常加工か異常加工かを判
断するための基準となる基準負荷領域形状を設定する。
その方法として、例えば、摩耗し交換した方がよいよう
な工具を用いて穴あけ加工を行い正常に穴あけ加工が行
われたときのX軸、Y軸の負荷状態を検出する。そし
て、X軸の負荷状態をX軸に、Y軸の負荷状態をY軸に
した負荷を表すX、Y直交座標系に、上記検出した負荷
をプロットし、その分布形状を正常加工か否かを判断す
る基準負荷領域形状として求め、工作機械を制御する制
御装置のメモリに設定する。又は、新しい工具を使用
し、上述したようにして負荷分布の形状を求め、この形
状を工具が摩耗したときの形状へ経験的に知られた倍率
で拡大し基準負荷領域形状とする。
【0011】上述した摩耗し交換した方がよいような工
具を用いて穴あけ加工を行い正常に穴あけ加工が行われ
たとき検出した負荷を、負荷の大きさを表すX、Y直交
座標系に対してプロットした点が、図5(a)に示すよ
うに、「*」に示す位置であり、この図5のように分布
している場合、X軸の負荷のプラス方向の最大値、マイ
ナス方向の最大値、Y軸の負荷のプラス方向の最大値、
マイナス方向の最大値、で囲まれる矩形領域を基準負荷
領域形状とするか、もしくは、検出された負荷におい
て、X軸、Y軸の負荷の合成値の絶対値が最大のものを
半径とする円を基準負荷領域形状とし、さらには、X
軸、Y軸の負荷の合成値の絶対値の大きいものを直線で
結び、すべての負荷を表す点「*」がこの多角形状内側
に含むように多角形状で基準負荷領域形状とし、この基
準負荷領域形状を設定する。また、この基準負荷領域形
状の図形的特徴を示すパラメータの値をも設定する。
【0012】通常の加工時において、検出負荷のプロッ
ト位置が上記設定した基準負荷領域形状の範囲内か否か
によって加工異常か否かを判断を行う。この方法の場合
においては、上記基準負荷領域形状は、円若しくは多角
形状で設定しておく方がよい。また、他の方法として、
検出負荷の分布形状面積、中心位置、形状と基準負荷領
域形状の面積、中心位置、図形的特徴を示すパラメータ
の値等とを比較し、正常加工か否かの判断を行う。例え
ば、図5(a)に示すような基準負荷領域形状が設定さ
れ、加工時に検出された負荷分布の面積が、図5(b)
に示すように、設定されている基準負荷領域形状の面積
以下であれば、正常加工とし、大きければ、加工異常と
する。また、図5(c)に示すように、検出負荷の分布
中心位置と基準負荷領域形状と比較し、この中心位置が
設定値以上ずれていると異常加工とする。さらに、図5
(d)に示すように、基準負荷領域形状と検出負荷分布
形状の図形的特徴を比較し(例えば、矩形に置ける長軸
と短軸の比等の比較)、設定値以上であると加工異常と
する。
【0013】また、加工状態を見るための目安として、
新しい工具によって加工したときの負荷の分布形状を設
定しておき、加工時に検出負荷を表示するときにこの形
状を表示して加工状態の目安ともする。さらに、工具の
取り付け状態やワークの取り付け状態を監視するため
に、工具の軸が主軸方向(Z軸方向)に対して傾いて取
り付けられているときや、ワークの取り付けが不十分で
ある状態での負荷の分布形状の図形的特徴を示すパラメ
ータの値、切り粉を噛み込んで加工を行っているときの
負荷分布形状の図形的特徴を示すパラメータの値等をも
設定しておき、加工時に得られる負荷分布形状とこれら
の設定形状と比較し、負荷分布形状と近い設定形状を検
出し、その形状に対応するメッセージ(工具、ワーク取
り付け不良、切り粉を噛み込んでいる等)を表示するよ
うにしている。
【0014】図1は工作機械を駆動制御する数値制御装
置10の概略を示すブロック図である。プロセッサ11
は数値制御装置10を全体的に制御するプロセッサであ
り、バス21を介してROM12に格納されたシステム
プログラムを読み出し、このシステムプログラムに従っ
て、数値制御装置10全体の制御を実行する。RAM1
3には一時的な計算データ、表示データ等が格納され、
また、各軸の軸制御回路30,31に設けられたサーボ
制御CPUによって求められる各軸のサーボモータ5
0,51の負荷現在値も逐次ここに更新記憶される。ま
た、所定周期毎にこの負荷値を記憶する負荷データテー
ブルも設けられている。CMOS14は図示しないバッ
テリでバックアップされ、数値制御装置10の電源がオ
フにされても記憶状態が保持される不揮発性メモリとし
て構成されている。
【0015】インタフェース15は外部機器用のインタ
フェースであり、紙テープリーダ,紙テープパンチャ
ー,紙テープリーダ・紙テープパンチャー等の外部機器
72が接続される。紙テープリーダからは加工プログラ
ムが読み込まれ、また、数値制御装置10内で編集され
た加工プログラムを紙テープパンチャーに出力すること
もできる。PMC(プログラマブル・マシン・コントロ
ーラ)16は数値制御装置10に内蔵されたシーケンス
プログラムで工作機械を制御する。即ち、加工プログラ
ムで指令された機能に従って、これらシーケンスプログ
ラムで工作機械側で必要な信号に変換し、I/Oユニッ
ト17から工作機械側に出力する。この出力信号により
工作機械側の各種アクチュエータが作動する。また、工
作機械側のリミットスイッチおよび機械操作盤の各種ス
イッチ等の信号を受けて、必要な処理をして、プロセッ
サ11に渡す。
【0016】各軸の現在位置、アラーム、パラメータ、
画像データ等の画像信号はCRT/MDIユニット70
の表示装置に送られ、表示装置に表示される。インタフ
ェース18はCRT/MDIユニット70内のキーボー
ドからのデータを受けてプロセッサ11に渡す。インタ
ーフェース19は手動パルス発生器71に接続され、手
動パルス発生器71からのパルスを受ける。手動パルス
発生器71は工作機械200側の機械操作盤に実装さ
れ、手動で機械可動部を精密に位置決めするために使用
される。
【0017】軸制御回路30〜32はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ40〜42に出力する。サーボアンプ40〜42はこ
の指令を受けて、前述した各軸のサーボモータ50〜5
2を駆動する。X,Y,Z軸のサーボモータ50〜52
には位置検出用のパルスコーダが内蔵されており、この
パルスコーダからの位置信号がパルス列として軸制御回
路30〜32にフィードバックされ、また、パルス列を
F/V(周波数/速度)変換して得た速度検出信号v
x,vy,vzが軸制御回路30〜32にフィードバッ
クされる。軸制御回路30〜32に内蔵されたサーボ制
御CPUの各々はこれらのフィードバック信号と前述の
移動指令とに基づいて位置ループ、速度ループ、電流ル
ープの各処理を行い、最終的な駆動制御のためのトルク
指令ux,uy,uzを各軸毎に求めて各軸のサーボモ
ータ50〜52の位置、速度を制御する。この実施例で
は、主軸と直交する面内で回転工具203をワークに対
して相対的に移動させる各軸、つまり、ワークを載置す
るテーブルを駆動するX軸およびY軸のサーボモータ5
0,51に作用する負荷Tdx,Tdyを各々個別に求
めるために、X、Y軸のサーボモータ50,51に対し
てオブザーバ160x,160yを組んで負荷トルクT
dx,Tdyを推定するようにしている。
【0018】各軸のオブザーバ160x,160yの構
成自体は実質的に同一であり、オブザーバの一例をX軸
用サーボモータ50のオブザーバ160xの例をとって
図3に示す。図3において、要素152、153はサー
ボモータ50の伝達関数の項で、速度ループ処理によっ
て出力されるトルク指令uxに該サーボモータ50のト
ルク定数Ktを乗じてトルクを求め、該トルクに付加ト
ルクTdxを加算し、イナーシャJで除したものを積分
しモータ速度Vxを求めるものである。要素161、1
65の「b」はX軸用サーボモータ50のトルク定数K
tとイナーシャJの推定比率である。即ち(Kt/J)
の推定値である。また要素162,163のK1、K2
はこのオブザーバのパラメータ、Sはラプラス演算子で
あり、要素164は積分要素を表している。
【0019】図3のオブザーバのブロック図をb=Kt
/Jとして解析すると、 {ux・Kt +Tdx} (1/J・S)=vx …(1) {ux・ (Kt /J) + (vx−vxa) K1 + (vx−vxa)(K2 /S)} ( 1/S) =vxa …(2) (なお、vxaは積分要素164の出力で、推定速度) 第(1)式よりuxを求めて第(2)式に代入し整理す
ると、 Tdx1 =(vx−vxa)・(K2 /S) =(Tdx/J)・{K2 /S2 +K1 ・S+K2 } …(3) となる。第(3)式において、パラメータK1 ,K2 を
極が安定するように選択すると、Tdx1 =Tdx/Jと近
似することができる。この算出された積分値Tdx1 に推
定比率bの逆数1/b(=J/Kt )を乗ずれば(要素
165の処理)、 Tdx2 =Tdx1 ・(1/b)=(Tdx/J)・(J/Kt )=(Tdx/Kt ) …(4) となり、負荷トルクTdx(に比例する値)の推定値Tdx
2 、即ち、負荷トルクTdxをトルク指令(電流指令)
の単位で求めた値が求められる(Tdxをトルク定数で割
れば、トルク指令uxと次元が同じものが得られる)。
このようにして、X軸用サーボモータ50に対するオブ
ザーバ160xによって該サーボモータ50にかかる負
荷トルクTdxを求める。同様にY軸に対しても負荷トル
クTdyを求めることができる。
【0020】図4は、軸制御回路30のサーボ制御用C
PUがX軸用サーボモータ50を制御するために速度ル
ープ処理周期毎に実行する処理のフローチャートであ
り、オブザーバ160xの処理を中心に記載している。
なお、このオブザーバ処理に必要なパラメータK1 、K
2 、推定比率bは予め設定されているものとする。
【0021】軸制御回路30のサーボ制御用CPUは速
度ループ処理周期毎に図4に示す処理を実行し、まず、
サーボモータ50のパルスコーダから送られてくるモー
タの実速度vx(i) を読み取ると共に、前周期の速度ル
ープ処理によって求められ記憶していたトルク指令ux
(i-1)を読む(ステップA1,A2)。次に、ステップ
A1で読み取った実速度vx(i) からレジスタに記憶す
る前周期で推定した推定速度vxa(i-1) を減じた値に
オブザーバの積分ゲインとしてのパラメータK2 および
速度ループ周期Ts を乗じた値を、アキュムレータに記
憶する前周期までの積分値Tdx1(i-1)に加算し当該周期
におけるオブザーバの積分値Tdx1(i)を求める。すなわ
ち、図3における要素163の処理を実行し積分値Tdx
1 を求めるものである(ステップA3)。
【0022】次に、レジスタに記憶する前周期のトルク
指令ux(i-1) に前記(トルク定数/イナーシャ)の推
定比率bを乗じた値、ステップA3で求めた積分値Tdx
1(i)、さらに、ステップA1で読み込んだ当該周期の実
速度vx(i) からレジスタに記憶する前周期で求めた推
定速度vxa(i-1)を減じた値に比例ゲインとしてのパラ
メータK1 を乗じた値を加算し、この加算値に速度ルー
プ周期Ts を乗じた値を前周期で求めた推定速度vxa
(i-1)に加算して、当該周期の推定速度vxa(i)を求め
る(ステップA4)。すなわち、図3における要素16
4によって推定速度vxaを求める処理を実行する。
【0023】そして、ステップA3で求めた積分値Tdx
1(i)に前記(トルク定数/イナーシャ)の推定比率bの
逆数を乗じて負荷トルクの推定値Tdx2(i)を求める(ス
テップA5)。こうして求められた負荷トルクの推定値
Tdx2(i)をRAM13のレジスタにX軸用サーボモータ
50に作用する負荷トルクの現在値として更新して書き
込む(ステップA6)。そして、従来と同様の位置ルー
プ処理によって求めた速度指令を読み、該速度指令とス
テップA1で読み取った実速度vx(i)とによって従
来と同様の速度ループ処理を行ないトルク指令ux
(i)を求めてレジスタに記憶すると共に電流ループに
引き渡し、当該速度ループの処理を終了する。
【0024】以上の処理によってRAM13には、X軸
用サーボモータ50に作用する負荷トルクの現在値に比
例する推定負荷トルクTdx2 が記憶される。
【0025】また、同様に、軸制御回路31のサーボ制
御用CPUによってもその速度ループの処理で前述と同
様の処理が行われ、RAM13には、Y軸用サーボモー
タ51に作用する負荷トルクの現在値に比例する推定負
荷トルクTdy2 が記憶されるようになっている。
【0026】次に、加工時における加工異常判断処理に
ついて説明する。まず、前述したように、あらかじめ、
摩耗し交換した方がよいような工具を用いて穴あけ加工
を行い正常に穴あけ加工が行われたときの負荷分布形状
より、若しくは、新しい工具を使用して得られた負荷分
布形状を補正して得られた負荷分布形状より求めた基準
負荷領域形状、新しい工具を使用して加工したときの負
荷分布形状、後述する加工状態を判断するための負荷サ
ンプリング数N0 を設定すると共に、加工異常が検出さ
れたときアラーム信号を出力する時期を、検出時点にす
るか、加工終了後にするか選択するアラームスイッチを
どちらかを選択しCRT/MDIユニット70等よりC
MOS14に設定記憶させる。加工時に検出される負荷
がこの基準負荷領域形状の範囲内か否かで負荷異常を検
出する場合には、上記設定だけでよい。この場合に設定
する基準負荷領域形状は、円若しくは多角形状とし、よ
り正確に加工異常を検出できるようにする。
【0027】もう1つの実施の形態として、負荷分布形
状の特徴で加工異常か否かを判断する場合には、さら
に、基準負荷領域形状の形状の面積、重心座標位置、該
形状を特定するパラメータ(例えば長軸、短軸の比)、
工具、ワークの取り付け状態が不良のときの負荷分布形
状、切り粉の噛み込み状態の加工時における負荷分布形
状及びその形状を特定するパラメータ、さらに、負荷異
常を判断する負荷分布図形の中心位置のずれ量の基準
値、上記パラメータのにおける正常加工と判断する基準
範囲等をCMOS14に設定記憶させておく。
【0028】このように設定した後、穴あけ加工を開始
する。穴あけ加工が開始されると、プロセッサ11は所
定周期毎、図2にフローチャートで示す処理を開始す
る。まず、サンプリング数を計数するカウンタNを
「1」インクリメントし(なお、このカウンタNは初期
設定で「0」に設定されている)、RAM13に記憶す
るX軸、Y軸の負荷(推定外乱負荷)を読みRAM13
に設けられた負荷データテーブルに格納する(ステップ
Sa1、a2)。
【0029】次に、カウンタNの値が設定サンプリング
数N0 以上か否か判断し(ステップa3)、未満であれ
ば、加工終了か否か判断し(ステップa11)、加工終
了でもなければ、当該周期の処理を終了する。以下この
ステップa1,a2,a3,a11の処理を各周期毎実
施し、負荷データテーブルにサンプリングした負荷デー
タを記憶する。
【0030】ステップa3でカウンタNの値が設定サン
プリング数N0 以上になると、CRT/MDIユニット
70のCRT画面にX、Y負荷座標系と共に、設定され
ている工具摩耗の判断を行うための基準負荷領域形状、
及び新しい工具を使用したときの負荷分布図形を表示す
ると共に、RAM13の負荷データテーブルに記憶した
各サンプリング時の負荷データをその負荷データが表す
座標位置に点としてプロットして表示する。上記基準負
荷領域形状を表示するのは、プロツトされた負荷データ
分布とこの基準負荷領域形状とを目視により比較し、工
具の摩耗状態を判断するためのものであり、新しい工具
を使用したときの負荷分布図形を表示するのも、工具の
摩耗状態の判断の参考にするためである。この表示だけ
でも、加工時に検出した負荷分布が基準負荷領域形状に
対してどの様に分布しているかを把握することができ、
工具摩耗や、工具やワークの取り付け状態の良否、セン
タモミの必要性や、切り粉の噛み込み状態等を検出する
ことができる。
【0031】このとき、工具やワークの取り付け状態が
不良のときの負荷分布形状、工具取り付け不良のときの
負荷分布形状、切り粉の噛み込み状態の加工時における
負荷分布形状等も同時に表示してもよい。また、キーボ
ードを操作して選択的のこれらの形状を表示させるよう
にしてもよい。次にプロセッサ11は、カウンタNをク
リアし(ステップa5)、負荷データ判定処理を行う
(ステップa6)。
【0032】基準負荷領域形状内に検出負荷データがあ
るか否かによって加工異常を検出する第1の実施の形態
の場合には、この負荷データ判別処理は、検出された負
荷データがすべて基準負荷領域形状内か否か判断し、す
べての負荷データが基準負荷領域形状内であれば、当該
周期の処理を終了する。1つでも基準負荷領域形状外で
あれば、加工異常と判断し(ステップa7)、RAM1
3に記憶する(ステップa8)。次に、アラーム表示時
期を選択するアラームスイッチが、加工異常検出時点で
表示するように「1」に設定されているか否か判断し
(ステップa9)、「1」であれば、アラーム信号を出
力し、ランプやベル等でアラーム表示を行い(ステップ
a14)、当該周期の処理を終了する。なお、この時点
で従来と同様に加工を停止するように機械動作を停止さ
せてもよい。また、上記アラームスイッチが「1」にセ
ットされていなければ、異常が検出されたことを示すフ
ラグF1を「1」にセットし(ステップa10)、当該
周期の処理を終了する。この場合、サンプリング数N0
の設定を「1」、アラームスイッチを「1」に設定して
おけば、基準負荷領域形状外の負荷データが検出される
と直ちにアラーム信号が出力されることになる。
【0033】また、負荷分布形状の特徴で加工異常を検
出する場合には、負荷データテーブルに記憶された負荷
データによって負荷分布形状を特定し、その面積、重心
位置、負荷分布形状の図形を特定する図形的特徴、例え
ば負荷分布形状を矩形で特定する場合にはその矩形の長
軸、短軸の比(X軸の長さとY軸の長さの比)を求め、
負荷分布形状の面積が設定基準負荷領域形状の面積より
大きいとき、負荷分布形状の中心位置が基準負荷領域形
状の中心位置から設定基準値以上ずれている場合、もし
くは、基準負荷領域形状のパラメータの基準範囲外なら
ば加工異常としてRAM13に記憶する。さらに、加工
異常と判断された場合、本実施の形態では、負荷分布形
状の図形を特定するパラメータ(基準負荷領域形状、負
荷分布形状を矩形で特定するときは矩形の長軸、短軸の
比)と、設定されている基準負荷領域形状のパラメータ
の基準範囲、工具、ワークの取り付け状態が不良のとき
の負荷分布形状のパラメータ、切り粉の噛み込み状態の
加工ときの負荷分布形状のパラメータを比較し、一番近
いものを求める。基準負荷領域形状のパラメータの基準
範囲に近ければ、、工具摩耗と判断し、工具、ワークの
取り付け状態が不良のときの負荷分布形状のパラメータ
に近ければ、工具、ワーク取り付け不良をRAM13に
記憶し、切り粉の噛み込み状態の加工ときの負荷分布形
状のパラメータに近ければ、切り粉噛み込み加工である
旨を記憶する(ステップa6,a7,a8)。なお、加
工異常が検出されなければ、当該処理周期の処理を終了
する。
【0034】異常が検出され、その異常判定内容が記憶
されると、アラームスイッチが加工異常検出時点で表示
するように「1」に設定されているか否か判断し(ステ
ップa9)、「1」であれば、上記ステップa8で記憶
した異常内容をCRT画面に表示し、さらにアラーム信
号を出力し、ランプやベル等でアラーム表示を行い(ス
テップa14)、当該周期の処理を終了する。なお、こ
の時点で加工を停止するように機械動作を停止させても
よい。また、上記アラームスイッチが「1」にセットさ
れてなければ、異常が検出されたことを示すフラグF1
を「1」にセットし(ステップa10)、当該周期の処
理を終了する。
【0035】加工異常が検出されないとき、加工異常が
検出されても上記アラームスイッチが「1」にセットさ
れていないとき、及び、ステップa14でアラームを表
示したが、機械動作を停止させない場合には、続けて、
加工が行われ、サンプリグ数が設定値N0 に達する毎
に、上記ステップa4〜a10の処理が行われ、負荷デ
ータの表示と、負荷データ判断処理が実行される。そし
て、加工が終了したことがステップa11で検出される
と、カウンタNを「0」にクリアし(ステップa1
2)、フラグF1が「1」にセットされているか否か判
断し(ステップa13)、セットされていれば、ステッ
プa8でRAM13に記憶した加工異常記憶内容を表示
するとともにアラーム信号を出力しアラーム表示を行う
(ステップa14)。このステップa14での処理で
は、工作機械を集中管理するホストコンピュータ等にそ
のアラームの内容を送信するようにもする。
【0036】なお、上記第2の実施の形態では、加工異
常を負荷分布形状の面積、重心位置、負荷分布形状のパ
ラメータに基づいて、判断したが、この内の1つ若しく
は2つによって判断してもよい。例えば面積のみで判断
してもよく、基準負荷領域形状と検出負荷分布形状の重
心位置のずれ、形状の図形的特徴を示すパラメータのみ
で加工異常か否かを判断してもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明は、穴あけ加工時に、X軸、Y軸
にかかる負荷を検出しX軸、Y軸の負荷を示す直交座標
系上にプロットし表示手段の画面に表示するから、その
加工時点における加工状態を常に把握することができ、
工具の摩耗状態、寿命を監視することができる。さら
に、加工異常か否かを判断するための基準負荷領域形状
を円や多角形で設定し、この基準負荷領域形状内に検出
負荷データが含まれるか否かによって加工異常を検出す
ることによって正確に工具摩耗、工具寿命、工具や、ワ
ークの取り付け不良等を検出できる。
【0038】また、検出負荷データによって得られる負
荷分布形状によって加工異常を判断する場合には、加工
異常原因をも特定して加工異常を検出することができ
る。加工異常が速やかに検出されるので、工具破損を未
然に防止でき、従来のようなタッチセンサを必要としな
い。さらに、加工終了毎にタッチセンサによる工具破損
を検出する必要がないので、加工時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を適用した工作機械の要
部を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態の加工異常検出処理の概
略を示すフローチャートである。
【図3】工作機械各軸のオブザーバの構成を示す機能ブ
ロック図である。
【図4】オブザーバによる処理の概略を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の作用、原理の説明図である。
【符号の説明】
10 数値制御装置 11 プロセッサ 30〜32 軸制御回路 50〜52 サーボモータ 62 スピンドルモータ 63 ポジションコーダ 160x オブザーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 久夫 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 上口 賢男 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 伊藤 進 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 嶽本 政信 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械による穴あけ加工において、工
    作機械の制御装置は加工中ワークを載置するテーブルを
    駆動するX軸、Y軸にかかる負荷を検出し、該検出負荷
    をX軸、Y軸の負荷を示す直交座標系上にプロットし表
    示手段の画面に表示して加工状態を監視する工作機械に
    おける加工状態監視方法。
  2. 【請求項2】 検出負荷を上記直交座標系上にプロット
    し表示手段の画面に表示すると共に、少なくとも、正常
    加工が達成できる基準負荷領域形状をも上記画面に重ね
    て表示する請求項1記載の工作機械における加工状態監
    視方法。
  3. 【請求項3】 工作機械による穴あけ加工において、工
    作機械の制御装置は加工中ワークを載置するテーブルを
    駆動するX軸、Y軸にかかる負荷を検出し、該検出負荷
    をX軸、Y軸の負荷を示す直交座標系上に設定されてい
    る基準領域内にあるか否かを判断し領域外であれば、ア
    ラームを出力する工作機械における加工状態監視方法。
  4. 【請求項4】 上記基準負荷領域形状は正常穴あけ加工
    において所定周期毎に検出されたX軸、Y軸にかかる負
    荷データによって自動的に設定する請求項2又は請求項
    3記載の工作機械における加工状態監視方法。
  5. 【請求項5】 上記基準負荷領域形状は、正常穴あけ加
    工において所定周期毎に検出されたX軸、Y軸にかかる
    負荷データを上記直交座標系上にプロットし、プロット
    された負荷データがすべて含まれるように外側の負荷デ
    ータを直線で結び得られた多角形形状若しくは円である
    請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の工作
    機械における加工状態監視方法。
  6. 【請求項6】 工作機械による穴あけ加工において、工
    作機械の制御装置は加工中ワークを載置するテーブルを
    駆動するX軸、Y軸にかかる負荷を所定周期毎に検出
    し、検出された負荷データをX軸、Y軸の負荷を示す直
    交座標系上にプロットした領域の負荷分布形状の特徴を
    求め、該特徴が設定された基準となる特徴範囲以外のと
    きにアラームを出力する工作機械における加工状態監視
    方法。
  7. 【請求項7】 上記基準となる特徴範囲は、正常穴あけ
    加工において検出されたX軸、Y軸の負荷データをX
    軸、Y軸の負荷を示す直交座標系上にプロットした領域
    の負荷分布形状によって自動的に求められ設定される請
    求項6記載の工作機械における加工状態監視方法。
  8. 【請求項8】 基準負荷領域形状の図形的特徴、ワーク
    や工具の取り付け不良のとき生じる負荷分布形状の図形
    的特徴、切り粉の噛み込み状態での加工時に生じる負荷
    分布形状の図形的特徴をも設定しておき、加工時に検出
    した負荷分布形状の特徴が設定された基準となる特徴範
    囲以外のときに、該検出した負荷分布形状の特徴が、基
    準負荷領域形状の図形的特徴、ワーク、工具の取り付け
    不良、切り粉の噛み込み状態の各負荷分布形状の図形的
    特徴の内一番近いものを検出し、検出されたものに対応
    する加工異常原因をも表示する請求項6、又は請求項7
    記載の工作機械における加工状態監視方法。
  9. 【請求項9】 上記特徴は、負荷を上記直交座標系上に
    プロットした領域の負荷分布形状の面積、重心位置若し
    くは該形状の図形的特徴を表すデータのいずれか1つ若
    しくは2以上である請求項6、請求項7又は請求項8記
    載の工作機械における加工状態監視方法。
JP26104395A 1995-09-14 1995-09-14 工作機械における加工状態監視方法 Pending JPH0976144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26104395A JPH0976144A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 工作機械における加工状態監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26104395A JPH0976144A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 工作機械における加工状態監視方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0976144A true JPH0976144A (ja) 1997-03-25

Family

ID=17356267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26104395A Pending JPH0976144A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 工作機械における加工状態監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0976144A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100519046B1 (ko) * 2003-04-17 2005-10-06 화천기공 주식회사 공작기계의 피가공물 검사방법 및 장치
US7101126B2 (en) 2003-05-08 2006-09-05 Yoshiaki Kakino Cutting force detection method and machining control method and apparatus based on detected cutting force
CN108318502A (zh) * 2018-01-26 2018-07-24 上海健康医学院 接插器检测装置与检测方法
DE102018007630A1 (de) 2017-09-29 2019-04-04 Fanuc Corporation Numerisches steuersystem
JP2021070099A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 パスカルエンジニアリング株式会社 回転支持装置、工作機械、および工具状態監視方法
WO2022029988A1 (ja) * 2020-08-07 2022-02-10 住友電気工業株式会社 切削システム、表示システム、処理装置、処理方法および処理プログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100519046B1 (ko) * 2003-04-17 2005-10-06 화천기공 주식회사 공작기계의 피가공물 검사방법 및 장치
US7101126B2 (en) 2003-05-08 2006-09-05 Yoshiaki Kakino Cutting force detection method and machining control method and apparatus based on detected cutting force
DE102018007630A1 (de) 2017-09-29 2019-04-04 Fanuc Corporation Numerisches steuersystem
US11080610B2 (en) 2017-09-29 2021-08-03 Fanuc Corporation Numerical control system that detects an abnormality in an operation state
CN108318502A (zh) * 2018-01-26 2018-07-24 上海健康医学院 接插器检测装置与检测方法
CN108318502B (zh) * 2018-01-26 2024-02-06 上海健康医学院 接插器检测装置与检测方法
JP2021070099A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 パスカルエンジニアリング株式会社 回転支持装置、工作機械、および工具状態監視方法
WO2022029988A1 (ja) * 2020-08-07 2022-02-10 住友電気工業株式会社 切削システム、表示システム、処理装置、処理方法および処理プログラム
JP7047979B1 (ja) * 2020-08-07 2022-04-05 住友電気工業株式会社 切削システム、表示システム、処理装置、処理方法および処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5571957A (en) Method of estimating service life of cutter
US6937942B2 (en) Method and apparatus of detecting tool abnormality in a machine tool
JP3363958B2 (ja) ドリル加工方式
JP3331024B2 (ja) 工具寿命管理方式
JP3883485B2 (ja) 工具折損あるいは予知検出装置
US5631851A (en) Method of monitoring machining load using variable alarm threshold
JP6936178B2 (ja) 異常検知装置
US20060184256A1 (en) Controller
JP2003326438A (ja) 工具異常検出装置
JP2006155351A (ja) 制御装置
US11099542B2 (en) Input error detection device
US5200678A (en) Motor driving control apparatus
US5773949A (en) Cutter fracture detecting system
JPH0976144A (ja) 工作機械における加工状態監視方法
US6859680B2 (en) Numerical controlling unit having tool-breakage detecting function
JPH0751999A (ja) 工具破損検出方式
US20160018813A1 (en) Numerical controller performing repetitive machining
JPH0854915A (ja) 加工負荷監視方式
US10996655B2 (en) Numerical controller
JPH0751997A (ja) 加工負荷監視方式
JP2880211B2 (ja) 工具負荷監視制御方法
US20180364681A1 (en) Numerical controller
JPH0751992A (ja) 穴開け加工方式
JPH02279256A (ja) 工具摩耗破損検出装置
WO2023228356A1 (ja) 数値制御装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031007