JPH0620162Y2 - 設備故障診断装置 - Google Patents

設備故障診断装置

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JPH0620162Y2
JPH0620162Y2 JP1986113551U JP11355186U JPH0620162Y2 JP H0620162 Y2 JPH0620162 Y2 JP H0620162Y2 JP 1986113551 U JP1986113551 U JP 1986113551U JP 11355186 U JP11355186 U JP 11355186U JP H0620162 Y2 JPH0620162 Y2 JP H0620162Y2
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JP
Japan
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failure
equipment
control
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control status
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JP1986113551U
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JPS6320205U (ja
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信弥 相沢
和彦 長谷川
英俊 高野
高通 山口
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は生産設備等の故障診断をして生産設備等の故障
箇所を表示させる設備故障診断装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動車等の生産ラインに組込まれた生産設備は例
えばプログラマブルコントローラ等により制御されるも
のが多く、生産設備の動作状態を表示させるために、例
えば特開昭60−250407号公報に開示されている
ようなシーケンス制御の動作状態表示装置があった。
このシーケンス制御の動作状態表示装置は、生産設備の
動作に伴い種々の検出スイッチが作動したときに点灯す
るランプを、生産設備を模式的に示したグラフィックパ
ネル上に取付け、生産設備が故障したときは前記グラフ
ィックパネル上で生産設備の故障箇所に該当するランプ
を点滅させることによっ故障箇所を表示させる設備故障
診断装置として用いられたものであった。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の設備故障診断装置は、生産設備等の故障箇所
をグラフィックパネル上に取付けられたランプで表示さ
せているため、故障表示箇所を追加したり、故障表示箇
所を変更したり、もしくは故障状況を詳細に表示させる
場合にはグラフィックパネル上でのランプ取付工事、及
びグラフィックパネルと生産設備との間の配線工事が新
たに必要になり、かつ、グラフィックパネルそのものが
大きくなるため、設備故障診断装置のコストが高くな
り、また工事に際しては大変な手間がかかるという問題
があった。
そこで本考案においては、設備の故障箇所の表示追加、
表示変更があっても配線工事及びランプの追加取付工事
等を必要とせず、かつ任意の設備に対して容易に適用で
きる設備故障診断装置を提供することを解決すべき技術
的課題とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、設備制御装置2に内蔵されている制御プログ
ラムに従って制御される設備1の故障診断装置に関する
ものであり、この故障診断装置は、設備1の制御状態を
示す制御状態データを逐次入力する制御状態データ入力
手段と、故障箇所とその箇所が故障したときに生じる制
御状態データを対にして予め記憶している故障表示情報
テーブルと、前記制御状態データ入力手段で入力された
制御状態データを故障表示情報テーブルのなかで検索す
る手段と、前記検索手段で前記故障表示情報テーブル中
に予め記憶されている制御状態データが検索されたとき
に、検索された制御状態データに対応する故障箇所を表
示する手段とを備えている。
(作用) 上記構成の設備故障診断装置によると、設備制御装置2
が、制御プログラムに従って生産ライン等の設備1を制
御している過程で、制御状態データ入力手段が設備1の
制御状態を示す制御状態データを逐次入力する。
逐次入力された制御状態データは、検索手段によって、
故障表示情報テーブル中に予め記憶されているデータの
なかに、入力された制御状態データが存在しているかど
うか検索される。故障表示情報テーブル中には故障箇所
とその箇所の故障によって生じる制御状態デーがを予め
記憶されているので、検索されれば、予めわかっている
故障が起ったことがわかり、かつその原因となった故障
箇所も特定される。特定された故障箇所は表示手段によ
って表示される。
このようにして、この構成によると、故障箇所が特定さ
れかつ表示される。
(実施例) 次に本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は本実施例の全体の構成を示した系統図である。
図に示すように本実施例の設備故障診断装置は、生産設
備1を制御プログラムに従って制御する設備制御装置2
を設け、設備制御装置2の内部には設備制御装置2が生
産設備1を制御する過程で、前記生産設備1の制御状態
データ、例えば生産設備1に装備された図示しないリミ
ットスイッチの作動状態等を示すデータを記憶する後述
のランダムアクセスメモリが設けられる。
処理装置3は設備制御装置2のランダムアクセスメモリ
に記憶された前記制御状態データを逐次読出して内部の
後述するランダムアクセスメモリに記憶する一方、外部
に設けられた例えばフロッピーディスク、もしくは磁気
ディスク等から成る記憶装置4に予め記憶された前記生
産設備1の故障表示情報データを参照して前記制御状態
データと一致するデータが予め記憶されているか否かを
判断し、一致するデータがあると判断した場合には、後
述の作用によりCRT等を備えた表示装置5に、生産設
備1の故障箇所等を表示させるための故障表示信号を出
力するものである。
また、入力装置6は多数のキー群から成るキーボードで
構成され、表示装置5に故障表示させる表示内容の切換
操作をさせるときに押下される一方、設備故障診断装置
の電源投入操作などもされる。
第2図は前記生産設備1、設備制御装置2、処理装置
3、記憶装置4それぞれのブロック説明図である。図に
示すように、生産設備1は例えばコンベアCONとロボ
ットR1〜R5とのそれぞれから成り、設備制御装置2
から出力される制御信号によって作動する一方、図示し
ないリミットスイッチ、近接スイッチ等の検出器から作
動信号、位置検出信号などを設備制御装置2に出力す
る。
設備制御装置2は図に示すように、マイクロプロセッサ
CPU1、制御プログラムが格納されるリードオンリメ
モリROM1、前記制御信号及びリミットスイッチ、近
接センサ等の検出器から出力された作動信号、位置検出
信号等に対応した制御状態データが記憶されるランダム
アクラスメモリRAM1、前記生産設備1と接続される
入出力インターフェースPI/O、及び処理装置3と接続
される入出力インターフェースSI/O1等で構成される。
一方、処理装置3は図に示すようにマイクロプロセッサ
CPU2、処理装置3の処理制御プログラムが格納され
るリードオンリメモリROM2、設備制御装置2のRA
M1に記憶された前記制御状態データを読出して記憶す
るランダムアクセスメモリRAM2、及び設備制御装置
2の入出力インターフェースSI/02等で構成される。
また、記憶装置4、入力装置6及び表示装置5は処理装
置3のマイクロプロセッサCPU2に接続される。
次に、以上のような構成の設備故障診断装置の作用を第
3図に示した故障診断表示フローチャートに従って説明
する。
設備制御装置2のCPU1がROM1に格納された制御
プログラムに従って生産設備1を制御しているとき、前
記制御状態データが、内蔵されたRAM1に例えば第6
図に示すような記憶方式で逐次記憶される。この状態で
処理装置3のCPU2は、ステップS1でROM2に格
納された処理制御プログラムに従ったタイミングで前記
RAM1に記憶された制御状態データを逐次読出し、R
AM2に記憶したうえ、記憶装置4に、例えば第4図に
示すような故障表示情報テーブル方式で記憶された故障
表示情報データの中に制御状態データと一致するデータ
が有るかどうかをサーチする。故障表示情報データは、
図4に示されているように、故障箇所(例えばロボット
R1,R2,R3,…)とその箇所が故障したときに生
じる制御状態データが対となって記憶されている。
ステップS1の結果、処理装置3のCPU2が、故障表
示情報データの中に制御状態データと一致するデータを
サーチした場合は、ステップS2において生産設備1に
故障が有ると判断し、ステップS3に進む一方、制御状
態データと一致するデータが無い場合は、生産設備1に
故障が無いと判断してステップS1に戻る。
ステップS3において、CPU2は前記故障表示情報テ
ーブルの中で、制御状態データと一致するデータに対応
した生産設備1の故障箇所をサーチし、故障箇所に対応
した表示信号を表示装置5に出力して、第7図に示すよ
うに、例えばロボットR1が故障した場合はCRT画面
上でロボットR1部をフラッシング表示させるか、表示
色を例えば緑から赤に変化させるかして、異常であるこ
とを明示させる。
次にステップS4で、入力装置6の表示切換キーが押下
されたと判断した場合には、例えばロボットR1のどの
部分が故障しているかを切換表示させるためステップS
5で記憶装置4内の、例えば第5図に示すような表示切
換テーブルにおいて、現在表示されているロボットR1
全体表示XからYに切換え、Y、すなわちロボットR1
の細部における故障箇所を表示させたあと、ステップS
1に戻り同様の処理をくり返す。
なお、CRT画面上に表示させる情報としては前記故障
箇所だけではなく、記憶装置4に故障状況テーブルを設
けることによって、例えば故障内容を表示させると、故
障修復に際してさらに有効になる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、設備の故障箇所がソフト
ウェア的手段により表示装置に表示されるため、設備の
故障箇所の表示追加、もしくは変更等が生じてもハード
的な工事は必要がなく上記変更等に対してすみやかに対
処することができるという効果がある。また、表示する
情報を変えることによってどんな設備にも適用できると
いう効果がある。さらに表示する故障項目をいくらでも
細分化できるために故障修理時のきめ細かな情報を作業
者に与えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例に係り、第1図は全体の構成を示した系統
図、第2図は詳細ブロック図、第3図は故障診断表示フ
ローチャート図、第4図および第5図は記憶装置に格納
された故障表示情報テーブル説明図、第6図は設備制御
装置内RAM1のメモリ状態説明図、第7図はCRT画
面表示説明図である。 1……生産設備、2……設備制御装置 3……処理装置、4……記憶装置 5……表示装置、6……入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山口 高通 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−160412(JP,A) 特開 昭61−54509(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】設備制御装置に内蔵されている制御プログ
    ラムに従って制御される設備の故障診断装置であり、 前記設備の制御状態を示す制御状態データを逐次入力す
    る制御状態データ入力手段と、 故障箇所とその箇所が故障したときに生じる制御状態デ
    ータを対にして予め記憶している故障表示情報テーブル
    と、 前記制御状態データ入力手段で入力された制御状態デー
    タを、前記故障表示情報テーブルのなかで検索する手段
    と、 前記検索手段で、前記故障表示情報テーブル中に、予め
    記憶されている制御状態データが検索されたときに、検
    索された制御状態データに対応する故障箇所を表示する
    手段 とを有する設備故障診断装置。
JP1986113551U 1986-07-24 1986-07-24 設備故障診断装置 Expired - Lifetime JPH0620162Y2 (ja)

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JP1986113551U JPH0620162Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24 設備故障診断装置

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JPS6320205U JPS6320205U (ja) 1988-02-10
JPH0620162Y2 true JPH0620162Y2 (ja) 1994-05-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60160472A (ja) * 1984-02-01 1985-08-22 Hitachi Ltd 高速演算装置
JPS6154509A (ja) * 1984-08-23 1986-03-18 Meidensha Electric Mfg Co Ltd プロセス設備の故障表示装置

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