JPH06197996A - 防排煙制御装置 - Google Patents

防排煙制御装置

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JPH06197996A
JPH06197996A JP36102292A JP36102292A JPH06197996A JP H06197996 A JPH06197996 A JP H06197996A JP 36102292 A JP36102292 A JP 36102292A JP 36102292 A JP36102292 A JP 36102292A JP H06197996 A JPH06197996 A JP H06197996A
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JP
Japan
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smoke
power supply
smoke gas
control
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP36102292A
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English (en)
Inventor
Fumio Kanetani
谷 文 夫 金
Hiroshi Yamada
田 浩 山
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Nittan Co Ltd
Original Assignee
Nittan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の防排煙機器の作動による火災警報システ
ム自体の動作不能状態の発生を防止するとともに使用性
を改善する。 【構成】中央制御装置(1)に設置されている電源装置
(16)の電源容量を配慮して定めた以上の電源電流の
供給が電源電流検出回路(17)で検出されたとき、他
の端末機による防排煙機器の作動を禁止し、現在作動し
ている防排煙機器の作動完了後に、他の防排煙機器の作
動を開始するようにシステム制御することにより、複数
の防排煙機器の同時作動に起因する電源装置の容量超過
時のシステムの動作不能状態を回避している。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は防排煙制御装置に関し、
特に複数の防排煙機器が同時動作したときの電源容量不
足に起因する制御不能状態を防止する防排煙制御装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】通常の防火システムにおいては、警戒区
域内での火災発生時に被害を最小とするため、各警戒区
域内に設置された火災感知器からの火災感知信号を中央
制御盤が検知したとき、当該警戒区域に設置された端末
装置を駆動して防火扉、シャッタ、ダンパ等の防排煙機
器を作動させる。かかる防排煙機器の開閉作動等を行わ
せるための電力は、必要なときに確実な作動が要求され
ることから中央制御盤に設置された電源装置から供給さ
れる。 【0003】図3には、従来の防排煙制御装置の構成例
が示されており、例えば各警戒区域毎に制御用端末機1
31,132,133,…と感知器141,142,1
43,…が設置され、中央火災監視装置120がいずれ
かの感知器から感知信号を受信すると火災発生情報と当
該感知器の設置されている区域情報を中央制御装置11
0に送出する。中央制御装置110は、中央火災監視装
置120から受信した上記情報に基づいて、当該区域の
制御用端末機に対して制御信号を送出して、該制御用端
末機に接続された防排煙機器を駆動して作動せしめる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、防排煙設備
を作動させるための電力を供給する中央制御装置に設置
される電源装置の容量には限界があるため、多数の火災
感知器が動作し、動作した感知器対応の防排煙設備をす
べて同時に作動させようとすると、電源装置の容量が足
りなくなり、火災警報システム自体が動作不能状態に至
ってしまう恐れが生ずる。 【0005】この問題を解決するため、従来は端末機
(防排煙機器)の制御順番や同時制御する端末機の数を
ソフトウェア処理により制限してシステム動作が不能と
なるのを防止する技術が提案されている(特公平2ー5
432号公報、実開昭58ー10605号参照)。しか
しながら、かかる技術では、接続される端末機の種類、
仕様、数等のパラメータが最終決定されるまでシステム
は起動できず、またそのパラメータが変更されたときに
直ちに対応できず、更にはソフトウェアを決定するのに
経験と端末機の知識が必要となり、使用性の面でも問題
がある。 【0006】そこで、本発明の目的は、複数の防排煙機
器の作動による火災警報システム自体の動作不能状態の
発生を防止するとともに使用性を改善した防排煙制御装
置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による防排煙制御装置は、中央制御装置から
の制御信号及び該中央制御装置に設置された電源装置か
らの電源電流により、それぞれ所定の防排煙機器を作動
せしめる複数の端末機を備える防排煙制御装置におい
て、前記電源装置の容量に基づいて定められた所定値以
上の前記電源電流を検出する電源電流検出回路と、前記
所定値以上の電源電流が検出されたとき、現在作動中の
第1の防排煙機器以外の他の端末機による防排煙機器の
作動を停止し、前記第1の防排煙機器の作動の完了を確
認した後に前記他の端末機による防排煙機器の作動を開
始せしめる制御回路と、を備えて構成される。 【0008】 【作用】本発明では、中央制御装置に設置されている電
源装置の電源容量を配慮して定めた以上の電源電流が送
出されたとき、他の端末機による防排煙機器の作動を禁
止し、現在作動している防排煙機器の作動完了後に、他
の防排煙機器の作動を開始するようにシステム制御する
ことにより、複数の防排煙機器の同時作動に起因する電
源装置の容量超過時のシステムの動作不能状態を回避し
ている。 【0009】 【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明による防排煙制御装置
のシステム構成を示す図である。中央制御装置1は、電
源線を介して防排煙設備に駆動電流を供給する端末機2
A,2B,…が接続されるとともに、該端末機2A,2
B,…との間で伝送線を介して制御信号等の各種信号が
授受される。中央制御装置1は、システム全体を統括制
御する中央処理装置11と、中央処理装置11と端末機
2A,2B,…間で信号を授受するためのインタフェー
ス機能をもつ伝送回路12と、システム制御のためのプ
ログラムが格納されているとともに処理結果を一時格納
する記憶装置13と、システム動作、制御態様を指示す
る操作部14と、動作状態等を表示する表示部15と、
防排煙機器用電源装置16と、該電源装置16から出力
される電源電流を検出する電源電流検出回路17とを備
える。 【0010】中央処理装置11は、火災感知器等の火災
警報装置からの火災感知信号を受信すると、当該火災発
生区域に設置された防排煙機器を起動する端末機に制御
コマンドを当該端末機を指定するアドレスとともに送出
する。このアドレスにより指定された端末機は、受信し
た制御コマンドを識別して防排煙機器を駆動する。 【0011】端末機2(2A,2B,…)は、図2に示
す如く、伝送線との間で信号を授受するための伝送回路
21と、アドレス比較回路22と、コマンド識別回路2
3と、デジタル変換回路24と、スイッチ回路25とを
備える。伝送線に接続された伝送回路21は、信号の直
並列変換、論理レベルへの変換等の機能をもち、伝送線
から受信した信号をアドレス比較回路22とコマンド識
別回路23に送出するとともに、防排煙機器3の状態
(例えば、防火扉の全開や半開状態、ダンパー位置、シ
ャッタの開閉状態)をデジタル符号に変換出力するデジ
タル変換回路24の出力を並直列変換して伝送線に送出
するインタフェース機能を有する。アドレス比較回路2
2は、中央処理装置11から送出され、伝送回路21か
ら受信した入力アドレス信号と自己に割り当てられた固
有アドレスとを比較し、両アドレスが一致したときに自
己が指定されていると判断してコマンド識別回路23を
駆動する。コマンド識別回路23は、中央処理装置11
から出力され、伝送回路21を介して受信したコマンド
を解読し、解読結果をデジタル変換回路24とスイッチ
回路25に送出する。 【0012】ここで、入力コマンドが防排煙機器3の作
動コマンドであり、アドレス比較回路22で自己が指定
されていると判断されているときには、スイッチ回路2
5が閉成されて電源線を介して供給されている電源(電
流)を防排煙機器3の作動用電力として供給する。ま
た、入力コマンドが現在の防排煙機器状態の報告指令を
行う状態報告指令であると識別したときには、防排煙機
器4の現在の状態を示す信号がデジタル変換回路24に
よりデジタルデータに変換されて伝送線に送出される。 【0013】防排煙機器3には、スイッチ回路25を介
して供給される電流により機器を駆動するソレノイド3
1と、該機器作動完了時に切り替わり、ソレノイド31
への通電を切断するとともに、作動完了信号として接点
信号(接地電位)をデジタル変換回路24に送出するリ
ミットスイッチ32とを備える。 【0014】上記構成において、中央制御装置1の中央
処理装置11は、複数の端末機2A,2B,…を各端末
機毎に予め設定されたアドレスによって循環的に呼び出
し、コマンドを供給する。コマンドとしては、上述防排
煙機器3の作動指令や状態報告指令等があり、平常時に
は状態報告指令が送信されており、端末機2からは、シ
ャッタの開閉や半開閉状態、ダンパ位置、配線、電源線
の異常等の故障信号がデジタル変換回路24によりデジ
タル信号に変換されて、伝送線と伝送回路12を介して
中央制御装置1の中央処理装置11に返送される。中央
処理装置11は、該状態信号を受信することにより、端
末機2A,2B,…の作動状態や故障等を判断し、それ
らは表示部15に表示される。 【0015】さて、本実施例では、火災が感知された区
域に設置された端末機が複数あったときに、防排煙機器
用電源装置16から供給される電源電流が防排煙機器用
電源装置16の容量を考慮した所定値以上に至ったこと
を電源電流検出回路17が検出し、電流オーバー信号を
中央処理装置11に出力して、他に駆動(制御)が必要
な防排煙機器が存在してもその端末機による防排煙機器
の作動を禁止せしめるため、該端末機に制御コマンドを
送出しないように処理する。すなわち、電源電流検出回
路17が所定値以上の電流を検出すると、中央処理装置
11は、オーバー信号を受け、他の防排煙機器の作動指
令の出力を禁止し、防排煙機器の作動が完了し、電流オ
ーバー信号がなくなるまで、禁止状態を継続する。電流
オーバー信号がなくなった後、次の防排煙機器の制御を
開始するため対応する端末機のアドレスをコマンドとと
もに送出する。尚、所定時間以上電流オーバー信号が継
続した場合、当該端末機が故障していると判断し、制御
信号を停止する機能をも有している。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように、本発明による防排
煙制御装置は、中央制御装置に設置されている電源装置
の電源容量を配慮して定めた以上の電源電流が送出され
たときには、他の端末機による防排煙機器の作動を禁止
し、現在作動している防排煙機器の作動完了後に、他の
防排煙機器の作動を開始するようにシステム制御してい
るので、複数の防排煙機器の同時作動に起因する電源装
置の容量超過時のシステムが動作不能に至るという致命
的な問題を解決できる。また、本発明は、端末機(防排
煙機器)の種類や数等に無関係に動作制御可能であり、
使用性が著しく改善される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による防排煙制御装置の一実施例を示す
構成図である。 【図2】図1に示す端末機側の構成を示す図である。 【図3】従来の端末機側の構成を示す構成図である。 【符号の説明】 1 中央制御装置 2,2A,2B 端末機 3 防排煙機器 11 中央処理装置 12,21 伝送回路 13 記憶装置 14 操作部 15 表示部 16 防排煙機器用電源装置 17 電源電流検出回路 22 アドレス比較回路 23 コマンド識別回路 24 デジタル変換回路 25 スイッチ回路 31 ソレノイド 32 リミットスイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 中央制御装置からの制御信号及び該中央制御装置に設置
    された電源装置からの電源電流により、それぞれ所定の
    防排煙機器を作動せしめる複数の端末機を備える防排煙
    制御装置において、 前記電源装置の容量に基づいて定められた所定値以上の
    前記電源電流を検出する電源電流検出回路と、 前記所定値以上の電源電流が検出されたとき、現在作動
    中の第1の防排煙機器以外の他の端末機による防排煙機
    器の作動を停止し、前記第1の防排煙機器の作動の完了
    を確認した後に前記他の端末機による防排煙機器の作動
    を開始せしめる制御回路と、を備えて成ることを特徴と
    する防排煙制御装置。
JP36102292A 1992-12-28 1992-12-28 防排煙制御装置 Pending JPH06197996A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1125572A (ja) * 1997-07-07 1999-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスクプレーヤ
JP2015513417A (ja) * 2012-02-22 2015-05-14 ヴィーケーアール・ホールディング・アー・エスVkr Holdinga/S シリアル制御点を有するモジュール式排煙システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015513417A (ja) * 2012-02-22 2015-05-14 ヴィーケーアール・ホールディング・アー・エスVkr Holdinga/S シリアル制御点を有するモジュール式排煙システム
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