JPS62288417A - 遠隔操作型燃焼装置 - Google Patents

遠隔操作型燃焼装置

Info

Publication number
JPS62288417A
JPS62288417A JP61130316A JP13031686A JPS62288417A JP S62288417 A JPS62288417 A JP S62288417A JP 61130316 A JP61130316 A JP 61130316A JP 13031686 A JP13031686 A JP 13031686A JP S62288417 A JPS62288417 A JP S62288417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
signal
circuit
combustion
instruction signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61130316A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0330780B2 (ja
Inventor
Yoshibumi Uchise
内▲せい▼ 義文
Takeshi Sakata
武司 坂田
Kokichi Yamada
康吉 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanshin Electric Co Ltd
Original Assignee
Hanshin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hanshin Electric Co Ltd filed Critical Hanshin Electric Co Ltd
Priority to JP61130316A priority Critical patent/JPS62288417A/ja
Publication of JPS62288417A publication Critical patent/JPS62288417A/ja
Publication of JPH0330780B2 publication Critical patent/JPH0330780B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N1/00Regulating fuel supply
    • F23N1/002Regulating fuel supply using electronic means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2223/00Signal processing; Details thereof
    • F23N2223/08Microprocessor; Microcomputer
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2223/00Signal processing; Details thereof
    • F23N2223/38Remote control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ガスボイラ、石油ボイラ等の燃焼機器の本体
を、この本体とは離れた位置に設置した操作器により操
作できる遠隔操作型燃焼装置の改良に関する。
〈従来の技術〉 昨今、各種の燃焼機器においては1例えばボイラ等の燃
焼部を直接に制御する機器本体(ベースユニット)は屋
外に設置し、当該ベースユニー/ hへの操作指令は屋
内に設置した操作器(リモートユニット)から送出でき
るようにした遠隔操作型燃焼装置が開発されてきている
こうした場合、当該ベースユニットとリモートユニット
とは、電気的なデータ信号線路と電源線路とで連絡され
ねばならないが、そうした渡り配線の線路数増加を防ぐ
ため、データ信号を電源線路に重畳させるようにした二
線式のものが、今の所、最も合理的とされている。
こうした二線式遠隔操作型燃焼装置の代表的な従来例は
1例えば、 従来例■:特開昭57−120027号公報;名称゛°
2線式燃焼制御装置パや、 従来例(カニ特開昭EIO−228820号公報;名称
゛遠隔操作型燃焼装置°′ に見ることができる。
しかるに一方ではまた、こうした遠隔操作型燃焼装置に
おいてリモートユニットにもっとも基本的に要求される
操作機能というものを考えると、それは燃焼部の燃焼開
始、停止の指令操作である。
すなわち使用者の運転スイッチの操作により、屋外に設
置された燃焼部の燃焼を開始させたり、燃焼している燃
焼部の燃焼を停止させたりできることが、この種の遠隔
操作型燃焼装置にとってメーカによらず、また機種を問
うことのない、最低限必要な基本操作機能となる。
後述の本発明目的から顕かなように1本書においてもこ
うした従来例に関し着目したいのは、その運転スイッチ
がどのようなタイプでどのように操作されるものであり
、またどのような信号として燃焼部の燃焼指令や消火指
令がなされるものであるのか、そしてまた、運転スイッ
チが投入されているときとそうでないときとで安全性は
どうであるか等である。
しかし従来、既述のように運転スイッチそのものが基本
的に必要なものであるとの認識自体はもちろんあっても
、上記のような諸点に亘ってまで、深い考察を施したも
のはない。
例えば上記従来例■においては、単に電源線路を開閉す
るスイッチが挿入されているだけであり、これは顕かに
オルタネイト型の電気スイッチでなければならない。
つまり、使用者がリモートユニット側から機器の燃焼を
開始させようと図った場合には、当該スイッチをオン位
置に切換え、これによりスイッチ接点が定常的に7fj
源線路を閉ざすことにより、燃焼開始のための電気的な
各種メカニズムが生起し、かつ着火後にあっても、スイ
ッチ接点が当該閉状態を維持し続ける限り、燃焼が継続
するようになっている。
したがって逆に、燃焼している燃焼部を消火するには、
運転スイッチを停止位置に付けることにより、オルタネ
イトスイッチ接点をそれまでの閉状態から開状態にし、
電源線路を開くようにする。
一方、従来例■には、用いる運転スイッチはどのような
型のものであるのか顕かにはされていない。
周知のように、この種の電気スイッチには動作機構上、
二種があり、一つは上記したオルタネイト型、つまり操
作のたびに接点位置をトグル変換し、接点を閉じる位置
に付けたならば、その後操作の手を離しても当該接点は
閉状態を維持し、同様に開位置に付けたならば、その後
操作の手を離しても接点は開状態を維持するものである
が、他の一つは、使用者が当該スイッチを押している時
だけ等1人為的な操作力が加わっている時にだけ、接点
をそれまでとは異なる状態に付けるもので、これはモー
メンタリ型と呼称される。
しかるに、従来例(■においては、原則としてはオルタ
ネイト型、モーメンタリ型のいづれの運転スイッチをも
使用可能であるかのように思われるのであるが、上記の
ように、この従来例■には実際上、運転スイッチについ
て何も開示がなく、電源線路を選択的に閉じ続けるか開
き続けるかするオルタネイト型のものであるならば、こ
と運転スイッチに関しては実質的に従来例■と同じとな
るし、モーメンタリ型の運転スイッチを使用するもので
あるならば、当該スイー2チが操作されるたびにシステ
ムの状態を変換するための何等かの回路系が必要なはず
である。ただ、必要であると想像できても、具体的な開
示がないのでその詳細はもとより不明である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 従来例■においては運転スイッチがオルタネイト型に限
定されることは既述したが、従来例■においてもその構
成を具体化した製品において同様にオルタネイト型の運
転スイッチを使用するのであるならば、まずこれら従来
例■、■に共通の次のような欠点が生ずる。
昨今、需要者側から要求されていることの一つに、リモ
ートユニツトを複数qできないかということがある。つ
まり、屋内の任意の複数個所に設置した複数のリモート
ユニットのいづれからでもベースユニットを制御したい
との要望である。
しかるに、運転スイッチにオルタネイト型のものを使用
すると、あるリモートユニットでベースユニットを介し
燃焼部の燃焼を停止させたいと図っても、他のリモート
ユニー/ )の運転スイッチが閉状態(燃焼状態)に付
けられていたならば、それは不可俺となる。燃焼を停止
させるためには全部のリモートユニットの運転スイッチ
を停止状態に付けなければならない、これは実際上、使
用者に対する非現実的な要求となる。
一方、従来例■のような遠隔操作型燃焼装置において、
仮にモーメンタリ型の運転スイッチの使用が可能となっ
ているならば、当該モーメンタリスイッチの操作により
どのようにして燃焼開始と停止を判別するのか等の回路
の開示が必要となってくるが9先に述べたようにこれに
ついての開示は一切ないため、これからの開発を期待す
る現状となっていると言わざるを得ない。
むしろ、これまでのこの種の遠隔操作型燃焼装置の開発
経緯からすると、従来例■にあっても運転スイー、チに
はオルタネイト型のものの使用が前提となっていると考
えた方が至当である。
それでもなお、あえてこの従来例■においてモーメンタ
リ型の運転スイッチを使用するものと考えると、今度は
別の問題が生ずる。
つまり、こうした従来例■のように、電源線路に対して
重畳回路を介しデータ信号を重みさせるようにした場合
、燃焼停止状態下において、このデータ伝送線路がどの
ようになっているのかが問題となるのである。
この従来例■は、緊急峙における意図的な非常スイッチ
の操作により、ベースユニット内蔵の制御回路(一般に
マイクロコンピュータで構成される)をリセットするか
、電源供給を停止するものであることからすると、燃焼
停止時にもデータ伝送線路は燃焼中におけると同様の状
態になっていると考えた方が自然である。
してみると、当該従来例は安全回路を提供するものであ
るにもかかわらず、これはかなり危険な質素を含んでい
る。
何とならば、制御回路にマイクロコンピュータを用いた
場合、燃焼停止時と言えども、当該マイクロコンピュー
タの暴走する事故確率は燃焼時と全く変わらないから、
何等かの事故によりそうした暴走が発生した場合、生ガ
ス等、燃料の漏出という最悪の事故すら起こり兼ねない
のである。使用者がその危険に気付かなければ、いくら
非常スイッチを設けてもその意味はない。
未発明はこうした従来の実情にかんがみて成されたもの
で、まずもってリモートユニットに備える運転スイッチ
はモーメンタリ型のもので済むようにし、なおかつそう
した場合、合理的な燃焼開始指令、停止指令を供給でき
るような遠隔操作型燃焼装置を提供せんとするものであ
り、また、そうした遠隔操作型燃焼装置において燃焼が
休止しているときには、マイクロコンピュータとは別個
独立な回路により確実に燃料の漏出事故を防げるような
構成を開示せんとするものである。
もちろん、モーメンタリ型スイッチを用いるようにする
ことの主たる意味は、複数台のリモートユニットを用い
た場合、各リモートユニットから他のリモートユニット
の影響を受けず、ベースユニットの制御をできるように
すること、特に燃焼開始、停止制御を可能とすることに
あり、またマイクロコンピュータとは別個独立な回路に
より。
燃焼休止中には燃料弁の閉塞状態を維持して生の燃料の
漏出を防ぐことの主たる意味は、例え燃焼休止時にあっ
て当該マイクロコンピュータが生きた状態にあり、これ
から誤った燃料弁制御信号が発せられるようなことがあ
っても、この誤信号を無効化し、生のままの燃料の漏出
という最悪の事故を防げるようにすることにある。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため1本発明においては下記構成の
遠隔操作型燃焼装置を提供する。
燃焼機器を直接に制御するベースユニットと、離れた所
から該ベースユニットを操作するリモートユニットとを
1rL源線路を兼ねた二線式データ伝送線路で連結する
と共に、該データ伝送線路に載せるデータを作成し、送
受信させるためのマイクロコンピュータを上記ベースユ
ニット、リモートユニットの各々に内蔵させて成る遠隔
操作型燃焼装置であって: 上記リモートユニットに備えられ、使用者により操作さ
れたときだけ、その出力状態を異ならせるモーメンタリ
型の運転スイッチと; 上記燃焼機器が燃焼状態にある場合のオンモードと、休
止状態にある場合のオフモードとを弁別的に表すモード
信号の出力回路と; 上記モード信号が上記オフモードを表しているときに上
記運転スイッチが操作された場合、オンモード指示信号
を発する一方、上記モード信号がオンモードを表してい
るときに上記運転スイッチが操作された場合にはオフモ
ード指示信号を出力するモード指定回路と; 上記データ伝送線路を介して与えられてくるデータ信号
中にあって上記オンモード指示信号とオフモード指示信
号を弁別的に検出し、上記オフモード指示信号を検出し
たときには上記マイクロコンピュータに対し強制オフモ
ード信号を与えて燃焼停止機能を稼動させる一方、上記
オンモード指示信号を検出したときには上記マイクロコ
ンピュータに対してリセットを掛けた後、燃焼開始機能
を稼動させるモード指示信号検出回路と;上記モード指
示信号検出回路の出力する強制オフモード信号により、
燃料弁を駆動する回路の機能を強制停止して燃料弁を閉
塞状態に維持し、上記モード指示信号検出回路の出力す
るリセット信号により、燃料弁駆動回路の稼動を許す安
全回路と; を有する遠隔操作型燃焼装置。
(作用及び効果〉 上記本発明構成による遠隔操作型燃焼装置の場合、常に
燃焼機器の状態を表すモード信号がモード信号出力回路
から出されている。
もっとも、このモード信号は、別途設けたハードウェア
回路から取り出すようにしても良いが、そうしなくとも
、マイクロコンピュータからの信号として取り出すこと
ができる。
モード指定回路は、こうしたモード信号を受けているの
で、現在、燃焼機器が燃焼中であるか休止中であるかを
知ることができる。このモード指定回路は、マイクロコ
ンピュータとは別途に設けられたハードウェア回路とす
ることができる。
このように、モード指定回路にそのときどきの燃焼機器
状態が入力されていると、モーメンタリスイッチとして
の運転スイッチを操作するときに、当該モーメンタリス
イッチからは操作のたびに例え同じ形態の信号が出力さ
れても(例えば操作したときだけ信号線路が閉ざされる
等)、モード指定回路では当該運転スイッチの操作のた
びに現在はいかなるモードを指示する信号を出力すれば
良いか、簡単に判断できるし、これを実現する回路も、
それ自体は当業者による設計的な各項ではあるが、極め
て簡単になる。
例えばモード信号がオフモードを示しているときには、
燃焼機器は休止状態にあるから、このときに運転スイッ
チが操作されるということは、それは燃焼機器を稼動さ
せるための使用者による指令であり、したがってモード
指定回路はオンモードを指示するモード指示信号を出力
すれば良く、逆にモード信号がオンモードを示している
ときに運転スイッチが操作されるということは、使用者
により燃焼機器の停止4jCWIがあったと判断でき、
したがってモード指定回路ではオフモードを指示するモ
ード指示信号を出力すれば良い。
こうしたオンモード指示信号、オフモード指示信号は、
それぞれ弁別可能な特定のバイナリコードの信号として
定義されていても良いが、簡単にはパルス幅の異なる信
号としても構成することができる。
一方、ベースユニット、リモートユニットには、それぞ
れモード指示信号を検出する検出回路が設けられている
ので、オンモード指示信号を検出したときには対応する
各マイクロコンピュータを−1、リセットした後、燃焼
開始のための機能を稼動させることができ、オフモード
指示信号を検出したときには強制オフモード信号により
、燃焼停止のための機能を稼動させることができる。
特に上記のように、モード指示信号がそのパルス幅が異
なることによりオンモード指示信号であるかオフモード
指示信号であるかの別が付けられている場合には、この
モード指示信号検出回路は島、偵パルス幅を監視する回
路として簡単に構成することができる。
こうした作用によった場合、運転スイッチにモーメンタ
リスイッチを使用しているにもかかわらず、リモートユ
ニットが何台増設されても従来のような問題は生ぜず、
一つのリモートユニットからのみの指令操作で燃焼停止
、開始を指令することができる。
例えばあるリモートユニットの運転スイッチにより燃焼
が開始した場合にも、そのリモートユニットの運転スイ
ッチのもう一度の操作で燃焼を停止できることはもちろ
ん、他のリモートユニットの運転スイッチの操作でも燃
焼を停止することができ、その場合、燃焼を開始させた
リモートユニットを操作しなくても良い。
なお、上記構成及び作用から顕かなように、本発明で言
うモーメンタリスイッチとは、機械的な部品としてのス
イッチ本来に対して言われる構造のみならず、等髄内に
そうしたモーメンタリスイッチと同様の出力信号を出力
できるように適当なる電気回路系が付与されたものを含
む広義のものである。例えば構造的には従来例に即して
述べたようなオルタネイト型ではあっても、それを一方
の位置に付けるとその瞬間から定められた時間だけ、そ
れまでとは異なる状態の電気信号を出力し、同様に他方
の位置に付けたときにも、そのときから定められた時間
に亘ってのみ、それまでとは異なる状態の電気信号を出
力できるようなスイッチ回路であっても良いし、さらに
はモーメンタリ型スイッチを用いるにしても、燃焼開始
指令と停[ヒ指令にそれぞれ一つづつ、計一対を用いる
ようにしても良い。
また上記のように、オンモード、オフモードの指定が、
マイクロコンピュータとは別個なハードウェア回路によ
り行なわれるということは、マイクロコンピュータのみ
が全ての信号系を判断する場合に比し、信頼性を高める
ことができる。
その一つの現れとして例えば、オフモード時には当該強
制オフモード信号の指令により、マイクロコンピュータ
はデータ伝送線路に関し転送を確実に停止した状態にし
ても差支えないということが挙げられる。このときに正
規に転送されるデータは本来、燃焼を開始させるために
リモートユニットから送られてくるオンモード指示信号
のみであるはずであり、一方、このオンモード指示信号
を検出する回路はマイクロコンピュータとは別個独立な
ハードウェア回路で良いためである。
したがって、燃焼体!■二時にマイクロコンピュータが
データ伝送線路に関し無関係な状態に置かれていれば、
このデータ伝送線路に燃焼機器体止時に何等かのノイズ
’IA号等が毛畏するようなことがあっても、マイクロ
コンピュータにこれが誤入力されて燃焼が不意に開始し
てしまう等がなく、危険を未然に防ぐことができるので
ある。
さらに加えて1本発明の有する安全回路は、最も重大な
事故要因となる生の燃料漏出という問題に対し、はとん
ど完璧な安全性を確保する。
すなわち、この安全回路はマイクロコンピュータとは別
個独立なハードウェア回路として組むことができるが、
モード指示信号検出回路が強制オフモード信号を発した
ときには、燃料弁を駆動する回路を強制的に停止状態に
するから、例え燃焼休止時にマイクロコンピュータが働
いていて、その暴走事故等、不測の原因により、誤信号
がこの燃料弁駆動回路に与えられるようなことがあった
としても、誤って燃料弁が開かれる危険は防ぐことがで
きる。
これは換言すれば、燃焼に関して休止時にあっても、マ
イクロコンピュータをして例えば冬期における凍結防止
のためのヒーティング回路に関する信号処理をさせるこ
と等を安心して行なえることを意味するし、あるいはま
た、上記したこととは逆に、場合によっては、燃焼の休
止時にあってもデータ伝送線路を介して何等かのデータ
を伝送するようなシステムを構成しても、@悪の事故で
ある燃料漏出ということに関しては十分な安全性が得ら
れることをも意味する。
なお、安全回路が燃料弁駆動回路を強制的に停止状態に
付ける態様自体には様々考えられるが、最も簡単である
にもかかわらず最も信頼性が高いのは1強制オフモード
信号が出たときに当該燃料弁駆動回路への電源の供給を
断つことである。
通常のこの種の回路装置においては、燃料弁駆動回路が
電磁弁開放電流を当該電磁弁のソレノイドに供給してい
るときにだけ、燃焼流路が開かれ、そうでないとき、つ
まりソレノイドに電流が供給されていないときには電磁
弁に備えられているバネ機構により、自然に弁を閉じる
状態が具現するようになっているから、そもそも燃料弁
駆動回路への供給電源を断ってしまえば、万が−にも電
磁弁駆動ソレノイドに電流が与えられるおそれがなくな
るからである。
〈実 施 例) 第1図には本発明に従って構成された遠隔操作型燃焼装
置の望ましい一実施例の回路概略構成図が示されている
まず従来においても備えられていた回路から便宜的に説
明すると、それらはベースユニー、、NOにおいてもリ
モートユニット20においてもマイクロコンピュータ1
1 、21、送信回路12 、22、受信回路13 、
23、電源回路14 、24であり、ベースユニットの
電源回路14は商用電源Gに接続され、また一般に電流
が与えられているときだけ燃料弁を開く電磁弁の駆動回
路17はマイクロコンピュータ11からの制御信号S8
により制御され、当該制御信号に応じて電磁弁を開閉す
る。
燃焼機器の制御のために必要な各種データは。
各マイクロコンピュータ目、21からそれぞれの送信回
路13 、23を介1−て電源線路を兼ねる二線式の電
源兼データ伝送線路30(以下、単にデータ伝送線路3
0)に重畳され、ベースユニットからはリモートユニッ
トへ、リモートユニットカラハべ、−スユニ−/ )へ
それぞれ送られ、対応する各受信回路23.13で解読
されて自身のマイクロコンピュータ21.11に入力さ
れる。
また、各受信回路では、自身のユニットの出力した送信
データもモニタできるようになっている。
こうした回路系により、通常の燃焼制御が行なわれるが
、その具体的な態様自体は本発明がこれを直接に規定す
るものではないので、これ以上の詳細な説明は控えて置
く。
本発明に関しこうした燃焼装置に追加された構成は、ベ
ースユニー)10においてはモード指示信号検出回路1
5、安全回路1Gであり、リモートユニット20におい
てはモード指示信号検出回路25、モード指定回路26
、そして運転スイッチとしてモーメンタリ型に特定され
たスイッチ27である。
ただし作用の項において述べたように、モーメンタリ型
運転スイッチ27は、等髄内にモーメンタリ型に相当す
るものであれば良い。
すなわち、構造的には例えばオルタネイト型のような操
作ノブを有してはいても、それを一方の位置に付けると
その瞬間から定められた時間だけ、それまでとは異なる
状態の電気信号を出力し、同様に他方の位置に付けたと
きにも、そのときから定められた時間に亘ってのみ、そ
れまでとは異なる状態の電気信号を出力できるようなス
イッチ回路等であっても良い。
したがってそうした場合には、形は従来のオルタネイト
型スイッチと同じになったとしても、従来においては燃
焼位tと休止位置とが明確に分けられていたのに対し、
そうした定めのないものとなり、現存例れている位置か
ら他方の位置に倒すたびに、燃焼の開始、停止が交互に
繰返されるものとなる。
また、図示の場合、リモートユニット20は複数白水さ
れているが、それぞれは同一の構成で良いので、二白目
のリモートユニット20−2からn台目のリモートユニ
ット20−nまでは中間省略を含めて単に仮想線の枠で
囲って示すに留めており、−合口のリモートユニット2
0についてのみ、内部回路構成が示されている。
以下、こうした回路概略構成に即し、さらに具体的な形
にした信号形態例と合せて本実施例の動作を説明する。
まずリモートユニット20に備えられ、燃焼機器の燃焼
開始、停止を使用者が指令するための運転スイッチ27
は、この実施例では従来からある狭義の機械的モーメン
タリスイッチ27どなっている。
こうした場合、その状態は第2図の第一段目に示されて
いるように、使用者がそのスイッチの操作ノブを押す等
して操作しているときだけ、それまでとは異なる状態と
なる。
図中、゛操作”と示されている状態は例えばスイッチ信
号Slの出力状態として論理″1 ”に対応させ、゛非
操作”と示されている出力状態は論理“O°′に対応さ
せて考えることができるが、簡単には第1図に示される
回路例からして、“操作”は当該スイッチ接点の含まれ
る信号線路を図示接点27により閉ざした場合に相当し
、“非操作”は手を離して開いた場合に相当する。
一方、リモートユニット20に内蔵のマイクロコンピュ
ータ21からはそのときどきの燃焼機器の状態を表すモ
ード信号S2が出力されている。モード信号S2とは、
燃焼中の場合のオンモード信号52onと、休止中の場
合のオフモード信号52offを合せた概念であるが、
実際上もある信号レベルの二値的な関係をもってこれら
を相反的に表すことができる。
この実施例では、第2図中、二段目に示されているよう
に、燃焼機器が休止しているとさにはマイクロコンピュ
ータ21から論理“°0″または論理゛L”のオフモー
ド信号52offが出力され、燃焼しているときには論
理”’i”、または論理゛H”のオンモード信号52o
nが出力されるようになっている。
したがって、要旨構成中におけるモード信号出力回路と
は、この実施例ではリモートユニット内蔵のマイクロコ
ンピュータ21がこれを兼ねていることになる。
モード信号S2はモード指定回路26に入力され、当該
モード指定回路26では、モード信号S2がオフモード
(3号52offのとき運転スイッチ27が操作される
と、第2図工段目に示されるように、第一のパルス幅T
Iのオンモード指示信号53onを発生し、オンモード
信号52onが入力しているときに運転スイッチ27が
操作されると、上記パルス幅T1より短い第二のパルス
幅T2のオフモード指示信号53offを出力し、これ
らオンモード指示信号53onやオフモード指示信号5
3offは、各リモート二二−zl蔵の送信回路22を
介してデータ伝送線路30に載せられる。
ベースユニット10.  リモートユニット20の各々
に内蔵されたモード指示信号検出回路15 、25は、
データ伝送線路30中の信号を受信する受信回路13 
、23からそれぞれ受信信号S4を受けている。第2図
中にはリモートユニット20に関する受信信号S4トベ
ースユニツト10に関する受信信号S4が共に示されて
いるが、それらは同一の符号で示すように、転送歪を考
えなければ同一の波形となる。
こうした受信信号S4には、−上記のオンモード指示信
号53on、オフモード指示信号53affの他、従来
通り、通常の燃焼制御に必要な各種データ信号Sdが含
まれ、これらデータ信号Sdはその一パケット転送に要
する時間〒3がある設計値に定められている。
上述したオフモード指示信号53offに定められてい
るパルス幅T2は、この−パケット転送時間T3より長
く設定され、したがってオンモード指示信号53anに
定められるパルス幅Tlは、これらよりさらに長く設定
されたものである。
しかるに、モード指示信号検出回路15.25において
、当該受信信号S4中に含まれる通常のデータ信号Sd
の一パケット転送時間〒3より長い時間tlに亘り論理
” 1 ”を続ける信号が検出されると強制オフモード
信号S5が出力される。
したがってこの実施例の場合、上記における一パケット
転送時間T3より長い時間tlに亘り論理“l”を続け
る信号は、パルス幅T2のオフモード指示信号53of
f 、パルス幅T1のオンモード指示信号53onの双
方がこれに相当する。換言すれば、この実施例ではオフ
モード指示信号S3o f rでなく、オンモード指示
信号53onでも、強制オフモード信号S5は一旦は出
力されるようになっている。しかし、それで問題が生じ
ないことは後述する所から理解される。ここで確認して
置きたいことは、この実施例の場合、相対的にパルス幅
の短いオフモード指示信号53offのパルス幅T2も
、モード指示信号検出回路15 、25が強制オフモー
ド信号S5を出力すると判断するに足る時間t1よりは
長く設定されているということである。
モード指示信号検出回路15.25ではさらに、オフモ
ード指示信号53offに設定されているパルス幅T2
より長く、オンモード指示信号53onに設定されてい
るパルス幅TIと同じかそれより実際にはやや短い時間
t2に亘って論理“1゛′を続ける信号が検出されると
リセット信号S6を出力する。このときの入力信号は、
この実施例の場合、当該オンモード指示信号53on以
外にはあり得ない。
しかるに、モード指示信号検出回路15から強制オフモ
ード信号S5が出力された場合には、ベースユニット!
0に内蔵のマイクロコンピュータ11は燃焼停止に関す
る機能を稼動させた後、休止状態となり、望ましくは以
降、転送動作を停止する。また、この実施例では、リモ
ートユニットに内蔵のマイクロコンピュータ21も、当
該リモートユニット内蔵のモード指示信号検出回路25
の出力する強制オフモード信号S5により休止状態に入
り、転送動作を停止する。
ただし、本発明の要旨構成にあって後述のリセット動作
ともども、モード指示信号検出回路の作用を受けるマイ
クロコンピュータはベースユニット10内のそれだけで
あっても良い。
こうした動作と並列的に、モード指示信号検出回路15
から発せられた強制オフモード信号s5は、安全回路1
6に与えられ、当該安全回路16からは、燃料弁駆動回
路17に弁の閉塞状態維持を命する閉塞信号S7が出力
される。図示実施例の場合、第2図に示すように、この
信号S7は論理°゛O”で有意として示されているが、
実際には燃料弁駆動回路17の電源供給を断つための電
源遮断信号であることが望ましい。
というのも、通常、この種の燃焼機器に用いられる燃料
弁は、ソレノイドに弁開放電流が与えられているときだ
け、弁を開き、そうでないときには内蔵のバネ機構等に
より、弁を閉塞状態に維持するものが普通であるため、
そもそも閉塞信号S7により、当該燃料弁(電磁弁)へ
選択的に電流を供給する供給源回路となっている燃料弁
駆動回路17の゛を源自体を遮断すれば、万が−にもソ
レノイドに電流が供給されるようなおそれは完全に回避
できるからである。
ただし、これは限定的ではなく、その能様々な手法が考
えられ1例えば燃料弁駆動回路を構成している中のある
トランジスタの入力をある特定の値に固定してしまう等
の手法もある。
一方、モード指示信号検出回路15 、25からリセッ
ト信号S6が発せられた場合には、ベースユニット10
、リモートユニット20に各内蔵のマイクロコンピュー
タ11 、21はリセットされ、当該リセット信号の立
ち下がりでスタートして燃焼開始動作をなし、着火後、
燃焼継続機能を営む。
このときにはもちろん、ベースユニット内においては当
該リセット信号S8を受けることにより。
安全回路18は燃料弁駆動回路17の正規の!iA動を
許す状態の信号、この場合、閉塞信号S7の有意論理値
“O′°を反転した信号“1″を出力する。
このような各信号関係であるので1本実施例装置の動作
は経時的に説明すれば次のようになる。
まず便宜的に、第2図の右半分に示されるように、燃焼
機器が燃焼している状態において使用者が燃焼の停止操
作をする場合に関し説明する。
燃焼が継続しているときには、ベースユニットIOに内
蔵のマイクロコンピュータtiとリモートユニット20
に内蔵のマイクロコンピュータ21トは交互にデータ信
号Sdを転送し合っている。特に、リモートユニットが
複数台(n台)設けられている場合には、一般にベース
ユニット10に内蔵のマイクロコンピュータ11が各リ
モートユニー2トを順番に走査しながらデータ転送をな
すようになる。ただし、こうしたことは本発明が直接に
規定するものではない。
燃焼継続中にあっては、先の時間関係の約束から、各受
信回路13 、23の出力に現れる受信信号S4には、
−パケット転送時間T3を越えて論理“l゛を続ける信
号は生起しないから、当然、モード指示信号検出回路1
5 、25は有意の信号を何も出力しない、この状態に
おいては、モード指定回路2Bには論理゛1°°で有意
のオンモード信号52anが継続的に与えられている。
ここで使用者がモーメンタリ運転スイッチ27を押す等
して操作すると、手を離さず操作している瞬間だけ、第
2図に示されるように論理“1″を表す信号がスイッチ
信号S1として得られる。
これがモード指定回路26に与えられると、これからパ
ルス幅T2のオフモード指示信号53offが出力され
、これが送信回路22を介してデータ伝送線路30に重
畳される。
データ伝送線路30に与えられている電St位に対し、
この信号をどのように重畳するのかには公知手法の中に
も各種の方法があるが、通常のデータ信号Sdど同様、
各信号のパルス幅に応じた時間、所定周波数の発振回路
からの発振周波数を直流電位に重畳する方法(変調法)
が最も一般的、簡単で信頼性が高い、ただその他にも、
電源線路そのものを断続する手法もある。いづれの場合
にも、各ユニットに内蔵の電源回路14.18中にロー
パスフィルタないし積分回路系を組込むことにより、そ
うした信号成分に起因するリップル分はこれを除去する
ことができる。
しかるに、データ伝送線路30を介して送られてきたオ
フモード指示信号53offがベースユニー/ ト10
に内蔵の受信回路13を介しモード指示信号検出回路1
5で検出されると、その入力時から時間tiを経過した
後、第2図中、当該右半分の部分に示されているように
、強制オフモード信号S5が出力され、したがってこれ
に応じ、マイクロコンピュータ11は燃焼停止動作をな
し、停止後、望ましくは転送動作を休止する。
同時に、強制オフモードイ3号S5を受けた安全回路1
6では、閉塞信号S7を有意論理値゛0”にし、燃料弁
駆動回路16をして例えマイクロコンピュータ11かも
第2図中に示すように誤って燃料弁の開放を促す誤制御
信号S8’が与えられても、同図最下段の対応部分に示
されるように、燃料弁の閉塞状態を維持する。
さらに、この実施例の場合、望ましい配慮として、リモ
ートユニット20内にもモード指示信号検出回路25が
設けられており、一方、自身の受信回路23により、自
身の送信回路13の出力した信号もモニタされているの
で、上記オフモード指示信号53offの検出に伴い、
自身のマイクロコンピュータ21をも休出状態に付ける
このようにして燃焼機器が燃焼を休止している状態とな
ると、第2図中、今度は左半分に示されるように、リモ
ートユニット内蔵のマイクロコンピュータ21がこれを
兼ねているモード信号出力回路からのモード信号S2は
、オフモード信号52offとなってモード指定回路2
6に与えられる。
次に使用者により運転スイ−7チ27がモーメンタリ操
作されるときには、それは燃焼開始の指令である。
こうした場合、当該スイッチ信号Stにより、モード指
定回路26からはパルス幅T1のオンモード指示信号5
3onが出力され、これが送信回路23を介してデータ
伝送線路30に載せられて行く。
このとき、ベースユニット内蔵のマイクロコンピュータ
11は既述のようにデータ転送に関し休止した状態にあ
るが、モード指示信号検出回路15はこのマイクロコン
ピュータ11とは別個独立なハードウェア回路として組
まれていて、常に“生きている′”状態にあるため、こ
のモード指示信号検出回路15によりオンモード指示信
号53onが検出される。
しかし、上記の第一、第二パルス幅Tl、T2の関係か
ら、当該オンモード指示信号53anが入力した瞬間か
らの時間経過で見ると、まず時間t1を経過した時点で
第2図中、左半分の部分中における強制オフモード信号
S5’が出力されてしまう。
しかし、この状態下では、もともと、マイクロコンピュ
ータ11はオフモードにあるため、別に問題は生じない
。また、仮に、実際に組まれた回路においては回路の都
合上から何等かの応答が起きるようになっていたとして
も、その後、時間t2を経過した時点で第2図中、同様
に左半分の部分中に示されているように、直ぐにリセッ
ト信号S6が出力されるので、この強制オフモード信号
S5’ は結果として無視された格好になり、やはり問
題は生じない、このことは安全回路16に関しても同様
である。
逆に言ってこうしたことから、この実施例ではオン、オ
フの各モード指示信号の別を表すのに最も簡単なパルス
幅の相違という手段を採用したのである。
モード指示信号検出回路15からリセット信号S8が出
力されると、ベースユニット10に内蔵のマイクロコン
ピュータ11はリセットされ、したがって当該リセット
信号S6の立ち下がりにより、マイクロコンピュータ1
1はスタートし、燃焼開始に必要な動作を始め、燃焼後
は燃焼を継続するに必要なデータ転送動作等を営む。
これと同時に、他方では、安全回路16がその出力して
いる閉塞信号S7を非有意論理値“1″につけ、燃料弁
駆動回路17の動作を可能とさせる。
したがって、その後にマイクロコンピュータ11から燃
料弁を開く旨の制御信号S8が出力されれば、第2図に
示されているように、燃料弁駆動回路17はこれに応答
して燃料弁を開くことができる。
一方ではまた。この実施例ではリモートユニット内にお
いても受信回路23を介しモード指示信号検出回路25
がオンモード指示信号53onを検出してリセットハル
スを発生し、同様にリモートユニット内蔵のマイクロコ
ンピュータ21をリセットする。
以上2図示した実施例回路の動作を説明したが、現在の
燃焼機器の状態を表すモード信号S2を出力するモード
信号出力回路は、必要ならばマイクロコンピュータ21
で代行させることなく、別途なハードウェア回路として
組んでも良い、そうした場合、現在、オンモードにある
のかオフモードにあるのかの検出手法は任意様々な方法
によることができ、例えばデータ信号Sdの一パケット
内。
すなわち時間丁3以内において論理の反転があるか否か
の検出によることができる。
また、各信号は、図示のように主としてパルス幅により
その意味内容を表すのに代え、特定の周波数や特定の論
理数値ないし論理データによりその意味を表すように変
えても良い。
特に、強制オフモード信号S5やリセット信号S8の形
態として、!!続的な論理“1″の出力等、パルス性の
ものではなく、a線内に特定のレベルを出力するものが
要求された場合、なおかつ図示実施例のようなモード指
示信号S3に関する判別手法を採用するときには、本来
無効とされるべき時点での強制オフモード信号S5’ 
とリセット信号S6とが重なり合うこともあるが、これ
には排他的論理和回路等を援用し1両者が重なったとき
にはリセット信号を優先することで簡単に対処すること
ができる。
同様に、モード指定回路2Gやモード指示信号検出回路
26、安全回路18自体の構成も、」−記動作を満足す
るものはアナログ回路的にも論理回路的にも、当業者に
は極めて容易に任危適当なるものを設計することができ
る。
さらに、モーメンタリスイッチを燃焼開始用と停止用に
一つづつ用いた場合には、単にそれらを$;、列に接続
しても上記してきた動作は生起するが、それでは使用者
が誤って停止用スイッチを操作してもその時に機器が燃
焼休止状態にあれば燃焼を開始してしまうし、燃焼中に
燃焼開始スイッチを操作すれば停止してしまうので、折
角、明確な操作を期待して開始用と停止用とに二つモー
メンタリスイッチを用いた意味はあまりなくなってしま
う。
そこで、そうした場合には、オンモード信号S2 on
が現れているときには燃焼開始用スイッチの操作は無効
にし、逆にオフモード信号52offが現れているとき
には燃焼停止用スイッチを無効にするような論理回路等
を追加すれば、本発明は有効に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による遠隔操作型燃焼装置の望ましい一
実施例の概略構成図1第2図は第1図に示される回路装
置の動作説明図、である。 図中、lOはベースユニット、11 、21はマイクロ
コンピュータ、12 、22は送信回路、13 、23
は受信回路、14 、24は電源回路、15 、25は
モード指示信号検出回路、16は安全回路、17は燃料
弁駆動回路、20はリモートユニット、28はモード指
定回路、27はモーメンタリ型運転スイッチ、30は二
線式の電源兼データ伝送線路、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 燃焼機器を直接に制御するベースユニットと、離れた所
    から該ベースユニットを操作するリモートユニットとを
    電源線路を兼ねた二線式データ伝送線路で連結すると共
    に、該データ伝送線路に載せるデータを作成し、送受信
    させるためのマイクロコンピュータを上記ベースユニッ
    ト、リモートユニットの各々に内蔵させて成る遠隔操作
    型燃焼装置であって; 上記リモートユニットに備えられ、使用者により操作さ
    れたときだけ、その出力状態を異ならせるモーメンタリ
    型の運転スイッチと; 上記燃焼機器が燃焼状態にある場合のオンモードと、休
    止状態にある場合のオフモードとを弁別的に表すモード
    信号の出力回路と; 上記モード信号が上記オフモードを表しているときに上
    記運転スイッチが操作された場合、オンモード指示信号
    を発する一方、上記モード信号がオンモードを表してい
    るときに上記運転スイッチが操作された場合にはオフモ
    ード指示信号を出力するモード指定回路と; 上記データ伝送線路を介して与えられてくるデータ信号
    中にあって上記オンモード指示信号とオフモード指示信
    号を弁別的に検出し、上記オフモード指示信号を検出し
    たときには上記マイクロコンピュータに対し強制オフモ
    ード信号を与えて燃焼停止機能を稼動させる一方、上記
    オンモード指示信号を検出したときには上記マイクロコ
    ンピュータに対してリセットを掛けた後、燃焼開始機能
    を稼動させるモード指示信号検出回路と;上記モード指
    示信号検出回路の出力する強制オフモード信号により、
    燃料弁を駆動する回路の機能を強制停止して燃料弁を閉
    塞状態に維持し、上記モード指示信号検出回路の出力す
    るリセット信号により、燃料弁駆動回路の稼動を許す安
    全回路と; を有する遠隔操作型燃焼装置。
JP61130316A 1986-06-06 1986-06-06 遠隔操作型燃焼装置 Granted JPS62288417A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61130316A JPS62288417A (ja) 1986-06-06 1986-06-06 遠隔操作型燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61130316A JPS62288417A (ja) 1986-06-06 1986-06-06 遠隔操作型燃焼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62288417A true JPS62288417A (ja) 1987-12-15
JPH0330780B2 JPH0330780B2 (ja) 1991-05-01

Family

ID=15031408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61130316A Granted JPS62288417A (ja) 1986-06-06 1986-06-06 遠隔操作型燃焼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62288417A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0254044U (ja) * 1988-10-13 1990-04-19
JPH03289590A (ja) * 1990-04-06 1991-12-19 Toshiba Corp プラント運転監視装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576235A (en) * 1980-06-11 1982-01-13 Gasutaa:Kk Remote controller for bath
JPS60228820A (ja) * 1984-04-26 1985-11-14 Youei Seisakusho:Kk 遠隔操作型燃焼装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576235A (en) * 1980-06-11 1982-01-13 Gasutaa:Kk Remote controller for bath
JPS60228820A (ja) * 1984-04-26 1985-11-14 Youei Seisakusho:Kk 遠隔操作型燃焼装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0254044U (ja) * 1988-10-13 1990-04-19
JPH0412352Y2 (ja) * 1988-10-13 1992-03-25
JPH03289590A (ja) * 1990-04-06 1991-12-19 Toshiba Corp プラント運転監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0330780B2 (ja) 1991-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62288417A (ja) 遠隔操作型燃焼装置
JPS61162473A (ja) エレベ−タ制御装置
JP3316616B2 (ja) レンジフード装置
KR20020083167A (ko) 확실한 신호 발생용 장치
JP4976622B2 (ja) 踏切制御装置及び踏切制御ネットワーク
JP3778543B2 (ja) トンネル防災設備
JPS62288416A (ja) 遠隔操作型燃焼装置
JP4562056B2 (ja) トンネル防災設備
CN214504180U (zh) 气体切断阀控制器
JPS63172071A (ja) 弁制御装置
US6067345A (en) Emergency alarming apparatus
CN218862750U (zh) 一种发动机控制装置及发动机系统
JP3346969B2 (ja) エレベータの戸開制御装置
JP2592194B2 (ja) 消火設備の自動点検装置
SU1650157A1 (ru) Устройство дл управлени пожарным насосом
KR100517872B1 (ko) 자동식 소화기모터 접속확인장치
JP2981010B2 (ja) 防災監視装置の端末制御方式
JPH0537101Y2 (ja)
JPH06197996A (ja) 防排煙制御装置
JPH0450713Y2 (ja)
JPS63208488A (ja) エレベ−タの安全停止確認装置
JPS62203202A (ja) フエ−ルセ−フ装置
JP2549510B2 (ja) 開閉器制御装置
JP3292611B2 (ja) 防災装置
JP2667203B2 (ja) 交通信号制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees