JP2549510B2 - 開閉器制御装置 - Google Patents

開閉器制御装置

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JP2549510B2 JP61158529A JP15852986A JP2549510B2 JP 2549510 B2 JP2549510 B2 JP 2549510B2 JP 61158529 A JP61158529 A JP 61158529A JP 15852986 A JP15852986 A JP 15852986A JP 2549510 B2 JP2549510 B2 JP 2549510B2
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closing relay
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、論理回路により構成されかつ制御対象で
ある開閉器の閉成、開放の条件を判断し、その結果を閉
成指令として開閉器に出力する開閉器制御装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第2図は例えば電気協同研究第41巻第4号(P.29,第
3−2−2図)に示された従来の開閉器制御装置を示す
ものである。第2図において、(1)は開閉器制御装
置、(2)は開閉器、(3)は制御電源(正極)、
(4)は制御電源(負極)、(10)は論理回路、(20)
は閉成リレー1、(21)は閉成リレー1の常開接点、
(40)は閉成リレー2、(42)は閉成リレー2の常開接
点、(50)は論理回路用電源である。
次に動作について説明する。
論理回路(10)は制御対象である開閉器(2)の状態、
開閉器(2)が適用される電力系統の状態等を入力し、
開閉器(2)を閉成すべき状態であるか、開放すべき状
態であるかを判断する。その結果、開閉器(2)を閉成
すべき状態である時には、論理回路(10)は第1の閉成
リレー(20)を付勢し、開放すべき状態である時には、
論理回路(10)は第1の閉成リレー(20)を付勢しな
い。第2の閉成リレー(40)はそのコイルの一方の端子
が第1の閉成リレー(20)の常開接点(21)を経由して
制御電源(正極)(3)に接続され又そのコイルの他方
の端子が制御電源(負極)(4)に接続されるため、第
1の閉成リレー(20)の動作、復帰に対応して、動作、
復帰する。第2の閉成リレーの常開接点(42)は開閉器
(2)の閉成信号として開閉器(2)に接続され、接点
(42)の状態が閉成しているか開放しているかに対応し
て、開閉器(2)はそれぞれ閉成、開放の状態を維持す
る。論理回路用電源(50)は制御電源(正極)(3)及
び制御電源(負極)(4)を入力し、論理回路(10)に
対して電源を供給する。以上により、開閉器(2)は開
閉器制御装置(1)内の論理回路(10)の判断結果に基
づいて閉成又は開放の制御が行なわれる事になる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の開閉器制御装置は以上のように構成されている
ので、開閉器(2)が閉成を継続する必要がある時は、
論理回路(10)、第1の閉成リレー(20)及び第2の閉
成リレー(40)は全て閉成信号、又は動作状態を継続し
なければならない又、論理回路用電源(50)も正常な動
作を継続しなければならないという事が言える。すなわ
ち、開閉器(2)の閉成状態を維持するという制御の信
頼度が、論理回路(10)、第1の閉成リレー(20)、第
2の閉成リレー(40)、論理回路用電源(50)の全てに
依存し、これらの要素のいずれか一つにでも不具合があ
れば開閉器(2)が閉成状態を維持できなくなり適用電
力系統の停電等を生じるという信頼度上の問題点があっ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、開閉器の閉成を維持すべき状態において論
理回路、閉成リレー1、論理回路用電源のいずれかで不
具合が発生し、閉成の指令が消滅した場合においても開
閉器が閉成から開放に変化する事なしに閉成を維持する
ことができる開閉器制御装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明による開閉器制御装置は、開閉器に閉成指令
を与える第2の閉成リレーのコイルに自己保持回路を付
加し、閉成保持を維持すべき状態において万一、論理回
路、第1の閉成リレー、論理回路用電源のいずれかが不
具合等により、閉成状態を維持できなくなった場合に
も、第2の閉成リレーは自己保持回路により自己保持を
継続し、開閉器に閉成信号を与え続けるようにしたもの
である。
〔作用〕
この発明における開閉器制御装置は、開閉器に閉成指
令を与える閉成リレーに自己保持回路を付加し、閉成指
令中に閉成リレーを付勢する信号が誤って消滅した場合
においても、開閉器への閉成指令が継続するようにす
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、(1)は開閉器制御装置、(2)は開閉
器、(3)は制御電源(正極)、(4)は制御電源(負
極)、(10)は論理回路、(20)は第1の閉成リレー、
(21)は第1の閉成リレーの常開接点、(30)は開放リ
レー、(31)は開放リレーの常閉接点、(40)は第2の
閉成リレー、(41)は第2の閉成リレーの常開接点1、
(42)は第2の閉成リレーの常開接点2、(50)は論理
回路用電源である。
次に本発明の動作について説明する。
論理回路(10)は制御対象である開閉器(2)の状態、
開閉器(2)が適用される電力系統の状態等を入力し、
開閉器(2)を閉成すべき状態であるか、開放すべき状
態であるかを判断する。その結果、開閉器(2)を閉成
すべき状態である時にはその状態が継続する期間中第1
の閉成リレー(20)を連続付勢し、開放リレー(30)は
付勢しない。第2の閉成リレー(40)はそのコイルの一
方の端子が開放リレー(30)の常閉接点(31)及び閉成
リレー(20)の常開接点(21)の直列回路を経由して制
御電源(正極)(3)に接続され又そのコイルの他方の
端子が制御電源(負極)(4)に接続されるため、第1
の閉成リレー(20)が動作し、開放リレー(30)が復帰
しているこの閉成すべき状態においては第2の閉成リレ
ー(40)は付勢される。第2の閉成リレーの常開接点
(42)は開閉器(2)に接続されているため、この時、
閉成指令として開閉器(2)に出力される。又、第2の
閉成リレーの他の常開接点(41)は第1の閉成リレーの
常開接点(21)と並列接続されており、第2の閉成リレ
ー(40)の自己保持回路を形成するため、閉成すべき状
態において、何らかの原因により万一第1の閉成リレー
の常開接点(21)が開路するような事があっても、この
第2の閉成リレー(40)は自己保持を継続する。従って
開閉器(2)に対する閉成指令が消滅する事はない。
次に、論理回路(10)の判断結果が、開閉器(2)を
開放すべき状態である時にはその状態が継続する期間中
開放リレー(30)を連続付勢し、第1の閉成リレー(2
0)は付勢しない。第2の閉成リレー(40)のコイルと
直列接続されている開放リレーの常閉接点(31)は開路
するためこの開放すべき状態においては第2の閉成リレ
ー(40)は付勢されない。第2の閉成リレーの常開接点
(42)は開閉器(2)に接続されているが、この時は第
2の閉成リレーの常開接点(42)は開路しているため、
開閉器(2)への閉成指令は与えられなく開閉器(2)
は開放状態を維持する。
なお、上記実施例では、閉成リレーが閉成指令を出力
中に、閉成リレーを制御する論理回路等において不具合
が発生した場合のこの閉成リレーの自己保持回路の効果
を示したが、制御電源の低下により論理回路用電源が機
能しなくなり、そのため論理回路が正常に閉成指令を閉
成リレーに与える事が出来なくなった場合にもこの閉成
リレーの自己保持回路は効果を有する。
また、上記実施例では開閉器を制御する場合について
説明したが、開閉器以外の装置又は器具を制御する場合
についても上記実施例と同様の効果を有する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明よれば、開閉器に閉成指令を
与える閉成リレーのコイルに、閉成指令出力中に自己保
持する回路を付加したので、故障率が格段に高い論理回
路またはそれを機能させるために必要な電源回路が故障
した場合において、閉成リレーに対する付勢の信号を与
えられなくなった場合においても、その付勢の信号を与
えられなくなる直前の状態を自己保持用の第2の閉成リ
レーの第1の常開接点で保持し、開閉器への開閉指令を
継続するので、停電等の重大災害の発生を未然に防止す
ることができ、信頼度の高い開閉器制御装置が得られる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す接続図、第2図は従
来の開閉器制御装置を示す接続図である。 図において、(1)は開閉器制御装置、(2)は開閉
器、(3)は制御電源(正極)、(4)は制御電源(負
極)、(10)は論理回路、(20)は第1の閉成リレー、
(21)は第1の閉成リレーの常開接点、(30)は開放リ
レー、(31)は開放リレーの常閉接点、(40)は第2の
閉成リレー、(41)は第2の閉成リレーの常開接点1、
(42)は第2の閉成リレーの常開接点2、(50)は論理
回路用電源である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御対象である開閉器を閉成すべきである
    か又は開放すべきであるかを判断する論理回路と、前記
    論理回路による閉成すべきであるか又は開放すべきであ
    るかの判断に対応してそれぞれ付勢される第1の閉成リ
    レー及び開放リレーと、一方の極が制御電源(正極)に
    接続される前記第1の閉成リレーの常開接点と、一方の
    極が前記第1の閉成リレーの常開接点の他方の極に接続
    される前記開放リレーの常閉接点と、一方の端子が前記
    開放リレーの常閉接点の他方の極に接続され他方の端子
    が制御電源(負極)に接続される第2の閉成リレーと、
    前記第1の閉成リレーの常開接点と並列接続される前記
    第2の閉成リレーの自己保持用の第1の常開接点と、制
    御対象である開閉器に対して閉成指令を与える前記第2
    の閉成リレーの第2の常開接点と、制御電源(正極)及
    び制御電源(負極)に入力端子を接続し前記論理回路用
    の電源を生成する論理回路用電源を備えた開閉器制御回
    路。
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JPS54183673U (ja) * 1978-06-16 1979-12-26

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