JPS60219432A - 自動車用電子制御装置におけるメインリレー制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は自動車用電子制御装置に対し自動車用バッテリ
から供給される電源の投入、遮断を打部うメインリレー
の制御方式に関するものである。

従来技術と問題点 従来のこの種メインリレー制御方式は、例えば第１図に
示すように、イグニッションスイッチ１の出力信号ａと
、制御用マイクロコンピュータ２のある出力ポートの出
力すとをノア回路３に入力し、ノア回路３の出力でメイ
ンリレー４のコイルを励磁させていた。即ち、イグニッ
ションスイッチｌが閉じられると信号ａはハイレベル、
ノア回路３の出力はローレベルとなり、自動車バッテリ
５からノア回路３に流れる電流によりメインリレー４が
投入され、マイクロコンピュータ２を含む自動車用電子
制御装置６の各部に電源が供給される。また、マイクロ
コンピュータ２はイグニッションスイッチ１の開閉状態
を信号ａのレベルを検出することにより監視しており、
信号ａがローレベルになると、つまりイグニッションス
イッチ１が開かれるとイグニッションスイッチオフ後に
必要な措置たとえばＩＳＣ制御のバイパス空気流量を制
御しているステッパモータ７の初期化等を行なった後、
出力すをローレベルとしてメインリレー４を遮断するも
のである。なお、第１図において８は、正常動作時は間
欠的にレベルが変化するマイクロコンピュータ２の或出
力の信号Ｃを監視することによりマイクロコンピュータ
２の異常を検出する所謂ウメノチ・ドッグ・タイマ機能
を実現する異常検出回路９と、その検出時に、マイクロ
コンピュータ２の初期化信号（Ｒｅｓｅｔ）ｄを出して
マイクロコンピュータ２の初期化を行なうと共に、マイ
クロコンピュータ２の異常を外部に知らせるフェイル信
号ｅを出力し警告ランプ等を点灯させ、且つマイクロコ
ンピュータ２の初１１Ｊ化中はスイッチ１０．１１をマ
イクロコンピュータ２の出力ボート側から自己側へ切換
え該スイッチ１０．　Ｉｔを介してステッパモータ７及
び他のアクチュエータ１２が危険４状態になるのを回避
する信号をアクチュエータに出力しマイクロコンピュー
タの動作をバンクアップする制御回路１３とを備えたバ
ックアップ回路であり、安全性が強く要求される自動車
用電子制御装置には特に必要とされる回路である。

ところで、第１図のような構成によれば、マイクロコン
ピュータ２が異常になったときバックアップ回路８によ
り一応危険な状態は回避できるが、異常状態のときは信
号すのレベルは不定になるので、イグニッションスイッ
チ１をオフにしても必ずしもメインリレー４が遮断され
る保証はなく、電源が供給され続けることによる思わぬ
事故を招来する危険性があった。

発明の目的 本発明はこのような従来の欠点を改善したものであり、
その目的は、イグニッションスイッチ１がオフされたと
きはマイクロコンピュータ２が異常であっても確実にメ
インリレー４を遮断し自動車用電子制御装置への電源を
断つことができるようにすることにある。

発明の構成 本発明の要旨とするところは、制御用マイクロコンビニ
ーりと、該マイクロコンピュータから出力されその正雷
時は間欠的にレベル変化する特定の信号を監視すること
によりマイクロコンピュータの異常を検出し異常時にそ
の旨を示すフェイル信号を発生するバンクアップ回路と
を備えた自動車用電子制御装置に対し自動車用バッテリ
から供給される電源の投入、遮断を行なうメインリレー
の制御方式において、前記マイクロコンピュータでイグ
ニッションスイッチのオン、オフ状態を検出させると共
にオフ検出時に前記特定の信号のレベル変化を強制的に
停止させる手段を設け、前記イグニッションスイッチの
出力信号と前記フェイル信号とのオア信号により前記メ
インリレーのオン、オフ制御を行なう自動車用電子制御
装置におけるメインリレー制御方式にある。従って、イ
グニッションスイッチがオンされたときはイグニッショ
ンスイッチの出力信号によりメインリレーは直ちに投入
され、イグニッションスイッチがオフされたときは前記
特定の信号のレベル変化が強制的に停止されることによ
りバンクアンプ回路から出力されるフェイル信号によっ
てメインリレーは遮断されることになる。また、イグニ
ッションスイッチのオフ時にマイクロコンピュータが異
常であってもフェイル信号によりメインリレーは確実に
遮断されることになる。

発明の実施例 第２図は本発明の実施例のハードウェア構成の一例を示
すブロック図であり、第１図と同一符号は同一部分を示
す。第２図の構成が第１図の構成と相違するところは、
ハードウェアに関してはマイクロコンピュータ２の出力
信号すをノア回路３に入力する代りに、フェイル信号ｅ
をノア回路３に入力した点にある。また、マイクロコン
ピュータ２のソフトウェアに関しては、第３図のフロー
チャート例に示すように、マイクロコンピュータでイグ
ニッションスイッチ１がオフとなったことを検出したと
き従来は、ステッパモータ７の初期此等イグニッション
スイッチ１のオフ後に必要な措置を行なった後出力信号
すをローレベルにしていた代りに、信号Ｃの間欠的なレ
ベル変化を強制的に停止させるようにした点にある。こ
のような構成によると、イグニッションスイッチ１がオ
ンされると信号ａにより直ちにメインリレー４が投入さ
れ、イグニッションスイッチ１がオフされると、マイク
ロコンピュータ２の正常時はアクチュエータに対する必
要な初期化処理等を終えた後にフェイル信号ｅによりメ
インリレー４が遮断され、マイクロコンピュータ２の異
常時もバンクアップ回路８のフェイル信号ｅにより直ち
にメインリレー４が遮断されることになる。

なお、図示しないスロットル開度センザや車速センサ等
の複数のアナログ出力をＡＤ変換するＡ／Ｄ変換器の入
力チャネルを切換える為にマイクロコンピュータ２から
出力される信号はマイクロコンピュータ２の正常時には
間欠的に変化するから、このチャネル切換信号を信号Ｃ
として使用することができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、イグニッションス
イッチ１がオフされたときはマイクロコンピュータ２が
異常であっても確実にメインリレー４を遮断し自動車用
電子制御装置への電源を断つことができる。また、第１
図の従来構成ではメインリレー４の制御の為に１ビツト
の出力ポートを割当てる必要があるが、本発明ではその
必要はなくその分出力ボートを他の制御に使用すること
ができ、出力ポート数が限定される所謂１チツプマイク
ロコンピユータを使用する場合には非常に有効となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の説明図、第２図は本発明の実施例のハ
ードウェア構成の一例を示すブロック図、第３図はマイ
クロコンピュータ２の処理の一例を示すフローチャート
である。 １はイグニッションスイッチ、２はマイクロコンピュー
タ、３はノア回路、４はメインリレー、５は自動車ハソ
テリ、６は自動車用電子制御装置、８はバックアップ回
路、９は異常検出回路、１３は；ｌｒ＋Ｊ　ｉＭ＋ｒ回
路、Ｃはマイクロコンピュータ２の正常時は間欠的にレ
ベル変化する特定の信号、ｅはフェイル信号である。 特許出願人富士通テン株式会社 代理人弁理士玉蟲久五部外１名 第　１　図 第　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 制御用マイクロコンピュータと、該マイクロコンピュー
   タから出力されその正常時は間欠的にレベル変化する特
   定の信号を監視することによりマイクロコンピュータの
   異常を検出し異常時にその旨を示すフェイル信号を発生
   するバックアップ回路とを備えた自動車用電子制御装置
   に対し自動車用バッテリから供給される電源の投入、遮
   断を行なうメインリレーの制御方式において、前記マイ
   クロコンピュータでイグニッションスイッチのオン、オ
   フ状態を検出させると共にオフ検出時に前記特定の信号
   のレベル変化を強制的に停止させる手段を設け、前記イ
   グニッションスイッチの出力信号と前記フェイル信号と
   のオア信号により前記メインリレーのオン、オフ制御を
   行なうことを特徴とする自動車用電子制御装置における
   メインリレー制御方式。