JPH06153274A - 遠隔監視制御装置 - Google Patents

遠隔監視制御装置

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JPH06153274A
JPH06153274A JP29945992A JP29945992A JPH06153274A JP H06153274 A JPH06153274 A JP H06153274A JP 29945992 A JP29945992 A JP 29945992A JP 29945992 A JP29945992 A JP 29945992A JP H06153274 A JPH06153274 A JP H06153274A
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JP
Japan
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control command
control
command
man
output
Prior art date
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Application number
JP29945992A
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English (en)
Inventor
Hideaki Fujimoto
秀秋 藤本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、各インタフェース装置から制御
指令が重なって出力された場合でも、これら各制御指令
を所定時間の間確実に出力することにある。 【構成】 複数のマンマシンインタフェース装置13
a,13bからそれぞれ個別に制御指令を受けたとき、
リモートステーション11から制御指令の内容に応じて
制御対象機器14a,14bを制御する指令を出力する
遠隔監視制御装置であって、そのうち前記リモートステ
ーションにおいては、前記複数のマンマシンインタフェ
ース装置からそれぞれ個別に制御指令を受けたとき、受
付け順位を付して制御指令をメモリ11Aに一時記憶す
る受付け順位格納手段11Bと、この格納手段によって
記憶された受付け順位に基づいて先行順位の制御指令を
所定時間出力し、その後、次の順位の制御指令を所定時
間出力し、前記制御対象機器を制御する制御指令出力判
断手段11Dとを設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央側の監視装置から
現場側の制御対象機器を遠隔操作するときなどに利用さ
れる遠隔監視制御装置に係わり、特に複数の制御指令が
重なったときの現場側機器の保護技術を設けた遠隔監視
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、制御対象機器を遠隔操作する遠隔
監視制御装置は、図4に示すようにマンマシンインタフ
ェース装置1から図5(a)に示すような制御指令を出
力すると、この制御指令は伝送路2を経由してリモート
ステーション3に送られる。このとき、リモートステー
ション3は、制御指令を受け取ると図5(b)に示すよ
うに予め定めた所定時間の間制御指令を出力し、制御対
象機器4を制御する。
【0003】ところで、かかる監視制御装置の中には、
図6に示すように複数のマンマシンインタフェース装置
1a,1bを設置したものがある。これらのマンマシン
インタフェース装置1a,1bは、それぞれ個々独立に
制御指令を出力し、制御対象機器4a,4bを介して現
場側操作回路5を制御しながら例えば遮断器(図示せ
ず)を操作することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように複数のマンマシンインタフェース装置1a,1b
を備えた監視制御装置は、例えばマンマシンインタフェ
ース装置1aからリモートステーション3に図7(a)
に示すごとく所定時間の間切指令を出力しているとき、
他方のマンマシンインタフェース装置1bから同図
(b)に示すごとく入指令を出力することがある。
【0005】このとき、リモートステーション3は、同
図(c)のごとく切指令を出力して例えばコイルなどの
制御対象機器4aを介して接点4aaをメークし、現場
側操作回路5のトリップコイル5aを駆動して遮断器を
トリップするが、この切指令の出力直後に他方のインタ
フェース装置1bから入指令を受けると、図示イに示す
ように切指令による接点4aaのメーク後、直ちにブレ
ーク状態となり、同図(d)に示すように入指令を出力
してコイル4bおよびその接点4bbを介して遮断器の
投入コイル5bを励磁することになる。
【0006】従って、以上のように2つの制御指令が重
なったとき、例えば先の切指令を受けて接点4aaをメ
ークした後、直ちにブレークするが、接点4aaのメー
ク時間が短いときには十分なトリップを行わずにトリッ
プ電流を切ってしまう問題があり、さらに接点4aaが
メークする瞬間に大きな電流が流れるが、この大電流の
流れているときに接点4aaをブレーク状態とするの
で、接点4aaの遮断容量が小さいときにはアークの発
生等によって接点4aaを焼損させる問題がある。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、制御指令が重なった場合でも所定時間の間確実に所
要の動作を確保し、トリップ電流を切ることがなく、ま
た接点の焼損を防止する遠隔監視制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、複数のマンマシンイン
タフェース装置からそれぞれ個別に制御指令を受けると
ともに、その制御指令の内容に応じて制御対象機器を制
御するリモートステーションを有する遠隔監視制御装置
において、
【0009】前記リモートステーションは、前記複数の
マンマシンインタフェース装置からそれぞれ個別に制御
指令を受けたとき、受け付け順位を付して制御指令をメ
モリに一時記憶する受付け順位格納手段と、この受付け
順位格納手段によって記憶された受け付け順位に基づい
て先行順位の制御指令を所定時間出力し、その後、次の
順位の制御指令を所定時間出力し、前記制御対象機器を
制御する制御指令出力判断手段とを設けた遠隔監視制御
装置である。
【0010】
【作用】従って、請求項1の発明は以上のような手段を
講じたことにより、複数のマンマシンシンタフェース装
置からほとんど同時に逆指令が出力されたとき、リモー
トステーションでは、制御指令の受付け順に受付け順位
データを付して制御指令をメモリに格納するとともに、
その順位に従って先行の制御指令を所定時間出力し、そ
の後、次の順位の制御指令を所定時間出力し、前記制御
対象機器を制御するので、前記制御対象機器は各制御指
令ごとに常に所定時間の動作を確保でき、例えば遮断器
の操作の場合にはトリップコイルを動作させる接点のメ
ーク時間を十分に確保可能であり、トリップ電流を切る
ことがなく、接点の焼損を防ぐことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図1は本発明装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。この制御装置は、現場側に対して制御指令
を発生するリモートステーション11が設けられ、この
リモートステーション11には例えば個別の伝送路12
a,12bを介してマンマシンインタフェース装置13
a,13bがそれぞれ接続されている。これらマンマシ
ンインタフェース装置13a,13bは、オペレータが
現場その他の状況を判断しながらそれぞれ独立的に制御
指令を入力可能なものである。
【0013】一方、リモートステーション11は、イン
タフェース装置13a,13bからの制御指令に応じて
例えば切指令または入指令を出力し、機器14a,14
bを制御しながら対応する接点14aa,14bbをメ
ーク状態またはブレーク状態に設定し、現場側操作回路
15のトリップコイル15aや投入コイル15bを駆動
するものである。このトリップコイル15aは例えば遮
断器の開閉を操作するものであり、投入コイル15bは
遮断器を投入するものである。
【0014】前記リモートステーション11は、図2に
示すようにマンマシンインタフェース13a,13b側
からの制御指令を受付け、その受付け順位データととも
に制御指令データをメモリ11Aに格納する受付け順位
格納手段11Bと、このメモリ11Aの受付け順位デー
タに基づいてタイマ11Cに設定され、または時間プロ
グラムデータの下に所定時間の間制御指令を出力すると
ともに当該制御指令の立下りを検出し、次の順位の制御
指令を読み出してタイマ11C等の設定時間に基づいて
当該制御指令を出力する制御指令出力判断手段11Dと
が設けられている。従って、以上のように構成された装
置の動作について説明する。
【0015】今、マンマシンインタフェース装置1aか
ら現場操作回路15に図3(a)に示すタイミングで切
指令を出し、その後、僅かな時間遅れをもってマンマシ
ンインタフェース装置1bから同図(b)に示すような
入指令を出力したとすると、リモートステーション11
の受付け順位格納手段11bでは、インタフェース装置
1aから送られてくる切指令に第1順位データを付して
切指令データをメモリ11Aに格納し、引き続き、イン
タフェース装置1aから送られてくる入指令に第2順位
データを付して入指令データをメモリ11Aに格納す
る。
【0016】一方、受付け順位格納手段11bではイン
タフェース装置1aから切指令を受けると同時に制御指
令出力判断手段11Dにその旨を通知する。ここで、制
御指令出力判断手段11Dは、その通知に基づいてメモ
リ11Aから第1順位の切指令を読み出し、タイマ等1
1Cの設定時間に基づいて図3(c)に示すごとく例え
ば1秒間切指令を出力し、コイル14aを励磁すること
により接点14aaをメークする。従って、この接点1
4aaのメークによってトリップコイル15aが励磁
し、例えば遮断器を遮断する。
【0017】このとき、制御指令出力判断手段11D
は、切指令の立下りを見ており、ここで切指令の立下り
を検出すると、引き続き、メモリ11Aをみて第2順位
があれば、その第2順位データの入指令を読み出し、同
様にタイマ等11Cの設定時間に基づいて図3(d)に
示すように例えば1秒間入指令を出力する。従って、こ
の入指令に出力によってコイル14bおよび接点14b
bを介して投入コイル15bが励磁し、例えば遮断器を
投入することになる。
【0018】従って、以上のような実施例の構成によれ
ば、切指令の出力後、ほとんど同時に入指令を出力した
とき,つまり2つの指令が重なりあって出力されたと
き、その出力順位に基づいて先の指令を所定時間の間出
力して所要の動作を実行し、その後、待ち状態にある次
の順位の指令を所定時間の間出力して所要の動作を実行
するので、例えばコイル14a自体の所有する接点14
aaのメーク時間を確実に保障することができ、トリッ
プ電流を切るようなことがなくなる。また、接点14a
aのメーク時間が十分に確保されているので、その後、
当該接点を切り離すときにはトリップ電流も安定してお
り、接点14aaを焼損することがない。
【0019】なお、上記実施例では、遮断器を対象に説
明したが、遮断器以外の機器であっても容易に適用でき
ることは言うまでもない。その他、本発明はその要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ほ
とんど同時に逆制御指令が重なった場合でも、その制御
指令に順位を付け、その順位に基づいて所定時間の間制
御指令を出力するようにしたので、トリップ電流を確保
でき、接点の焼損を防止可能である遠隔監視制御装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる遠隔監視制御装置の一実施例
を示す構成図。
【図2】 図1に示すリモートステーション内部の機能
ブロック図。
【図3】 図1に示す装置の動作を説明するタイムチャ
ート。
【図4】 1台のマンマシンインタフェース装置をもっ
た従来の遠隔監視制御装置の構成図。
【図5】 図4に示す装置の動作を説明するタイムチャ
ート。
【図6】 2台のマンマシンインタフェース装置をもっ
た従来の遠隔監視制御装置の構成図。
【図7】 図6に示す装置の動作を説明するタイムチャ
ート。
【符号の説明】 11…リモートステーション、13a,13b…マンマ
シンインタフェース装置、14a,14b…制御対象機
器、15…現場側操作回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマンマシンインタフェース装置か
    らそれぞれ個別に制御指令を受けるとともに、その制御
    指令の内容に応じて制御対象機器を制御するリモートス
    テーションを有する遠隔監視制御装置において、 前記リモートステーションは、 前記複数のマンマシンインタフェース装置からそれぞれ
    個別に制御指令を受けたとき、受付け順位を付して制御
    指令をメモリに一時記憶する受付け順位格納手段と、 この受付け順位格納手段によって記憶された受付け順位
    に基づいて先行順位の制御指令を所定時間出力し、その
    後、次の順位の制御指令を所定時間出力し、前記制御対
    象機器を制御する制御指令出力判断手段とを備えたこと
    を特徴とする遠隔監視制御装置。
JP29945992A 1992-11-10 1992-11-10 遠隔監視制御装置 Pending JPH06153274A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29945992A JPH06153274A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 遠隔監視制御装置

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JP29945992A JPH06153274A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 遠隔監視制御装置

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JPH06153274A true JPH06153274A (ja) 1994-05-31

Family

ID=17872850

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JP29945992A Pending JPH06153274A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 遠隔監視制御装置

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JP (1) JPH06153274A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6396389B1 (en) 1997-09-05 2002-05-28 Denso Corporation Keyless entry control and transmitter for the same
JP2016025622A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 株式会社デンソー コントローラおよびコントローラに用いるプログラム

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US6396389B1 (en) 1997-09-05 2002-05-28 Denso Corporation Keyless entry control and transmitter for the same
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