JP2002252578A - 多重伝送システムの監視制御装置 - Google Patents

多重伝送システムの監視制御装置

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JP2002252578A
JP2002252578A JP2001047585A JP2001047585A JP2002252578A JP 2002252578 A JP2002252578 A JP 2002252578A JP 2001047585 A JP2001047585 A JP 2001047585A JP 2001047585 A JP2001047585 A JP 2001047585A JP 2002252578 A JP2002252578 A JP 2002252578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重伝送の一次側もしくは二次側に伝送異常
状態等の障害が発生しても障害が他方へ影響するのを防
ぎ、多重伝送システム全体が正常に機能しなくなるのを
防ぐことができる多重伝送システムの監視制御装置を提
供するにある。 【解決手段】 伝送データ記憶部8は一次側の伝送線3
1から二次側の伝送線32へ、また二次側の伝送線32
から一次側の伝送線32へ中継した伝送データを記憶す
る。そしてシステムに異常が発生し、システムダウンが
あった場合、管理者は伝送データ記憶部8を取り外し
て、その内容分析を行い、異常発生直前の状態に主制御
装置1や、端末器2の動作状態に戻すことで、異常発生
直前のシステム状態に復旧することができるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多重伝送システムの
監視制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、多重伝送システムの基本的な
構成を示しており、この基本的な構成では、主制御装置
1と、端末器2…とを伝送線3を介して接続し、主制御
装置1からは図12に示すフォーマットの伝送データを
時分割多重伝送によりサイクリックに伝送するようにな
っている。つまり伝送データは、スタートパルスSP
と、アクセスする端末器2のアドレスを指定するアドレ
ス指定部分ADと、端末器2の制御に当たり、端末器2
に渡す制御内容(制御モード等)及び制御データからな
る制御部分CDと、チェックサムCSと、端末器2から
動作状態を示す監視データの返信信号を主制御装置1へ
伝送させる返信信号待機期間WTと、エンドパルスEP
からなり、この伝送データを時分割多重伝によって各ア
ドレスに対応して順次サイクリックに伝送し、主制御装
置1を中心として端末器2…の制御/監視を行うように
なっている。そして端末器2から返信される監視データ
が端末器2から主制御装置1への伝送データを構成する
のである。
【0003】ところで主制御装置1と端末器2…からな
る多重伝送システムにおいて、端末器2と主制御装置1
との間の伝送線3が長くなると信号減衰等が起きる場
合、図13に示すように主制御装置1と端末器群Aの間
の伝送線或いは図14に示すように端末器群Aと端末器
群Bとの間の伝送線に中継手段たる監視制御装置4を介
在させている。
【0004】この監視制御装置4は、一次側の伝送線3
1を介して主制御装置1側との多重伝送処理を実施する
一次側伝送部5と、二次側の伝送線32に接続された端
末器群との多重伝送処理を実施する二次側伝送部6と、
一次側と二次側の多重伝送を中継する伝送中継処理部7
とを備えているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の従来例
の監視制御装置4を用いた多重伝送システムでは、一次
側の主制御装置1と二次側の上記伝送線32に接続され
た端末器群との間の多重伝送データの中継を単に行うも
のであるため、一次側もしくは二次側における多重伝送
に異常状態が発生した場合、一次側も二次側も、つまり
多重伝送システム全体が正常に機能しなくなるという問
題がある。
【0006】また、異常発生前後に主制御装置1から端
末器2に対する制御や、端末器2の監視が実施された場
合、それらの制御や監視の処理が途中で中断されている
恐れもある。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは、一次側もしくは二次
側に伝送異常状態等の障害が発生しても障害が他方へ影
響するのを防止し、多重伝送システム全体が正常に機能
しなくなるのを防ぐことができる多重伝送システムの監
視制御装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、主
制御装置と、この主制御装置に伝送線を介して接続され
る端末器群から成り、多重伝送によって伝送データを送
って端末器をアクセスし、当該端末器に対する制御を行
うとともに、端末器から監視状態を示す伝送データを返
信させることで端末器の制御/監視を行う機能を主制御
装置に備えた多重伝送システムに用いられるものでであ
って、上記主制御装置と1乃至複数の端末器との間の伝
送線の位置若しくは、1乃至複数の第1の端末器と1乃
至複数の第2の端末器との間の伝送線の位置に挿入さ
れ、上記主制御装置が接続されている一次側の伝送線上
を伝送される上記主制御装置からの伝送データを、上記
主制御装置が接続されていない二次側の伝送線上に中継
伝送し、該二次側の伝送線上に接続されている端末器か
らの伝送データを一次側の伝送線上に中継伝送する中継
手段と、該中継手段により中継伝送される上記伝送デー
タを蓄積する伝送データ記憶手段とを備えていることを
特徴とする。
【0009】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、複数の端末器を一括して同じ制御内容で若しくは
各端末器毎の制御内容で制御する制御モード時の伝送デ
ータを伝送データ記憶手段から読み出し、上記中継手段
を介して一次側の上記伝送線に接続されている上記主制
御装置へ伝送データとして伝送するデータ入出力処理手
段と、該データ入出力処理手段の伝送データ記憶手段か
らのデータ読み出し開始及び一次側の上記伝送線上への
伝送開始のトリガを与えるデータ入出力開始手段とを備
えていることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、外部機器と、上記伝送データ記憶手段との間で伝
送データを入出力する外部機器通信処理手段を備えてい
ることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記主制御装置による二次側の上記伝送線に接続
された端末器の制御/監視が可能でない状態と判断した
場合、二次側の上記伝送線に接続された端末器に対して
上記主制御装置の機能を代行する二次側監視制御処理手
段を備えていることを特徴とする。
【0012】請求項5の発明では、予約データを指定す
る予約データ設定機能手段と、指定された予約データを
記憶する予約データ記憶手段と、タイマデータを処理す
るタイマー処理手段と、予約データとタイマーデータよ
り指定された端末器の制御処理を実施するタイマー予約
制御処理手段とを備えていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0014】(実施形態1)本実施形態の監視制御装置
4は、図1に示すように、従来例と同様に中継手段とし
て、一次側伝送部5と、二次側伝送部6と、伝送中継処
理部7とを備えるとともに、一次側の伝送線31からの
二次側の伝送線32に、或いはその逆方向に中継する伝
送データを蓄積する伝送データ記憶部8を備えている点
で従来例と相違する。
【0015】ここで伝送データは上述したフォーマット
により構成されたもので、接続されている操作スイッチ
や或いは被制御負荷の動作状態を当該端末器2から返信
させたり、主制御装置1や多重伝送通信のバージョン情
報、負荷制御等の制御内容を伝送する。
【0016】ここで制御には個別に制御する個別制御の
他に複数の負荷を一括して制御するためのグループ制御
またはパターン制御があり、グループ制御はアドレス指
定した端末器2群を一つのグループとして予め設定して
おき、このグループに対応する端末器2からグループ制
御に対応する操作データ(監視データ)が伝送されてて
くると、主制御装置1は同時に同一の制御(負荷制御用
の端末器2に接続される被制御負荷が照明であれば、照
明器具のオン/オフ、調光率変更制御、点滅時間間隔指
定等の制御)をかけるように、当該グループに属する各
端末器2に対して制御データを送る制御を言う。
【0017】一方パターン制御は、予め決めてあるパタ
ーン制御対象の各端末器2にそれぞれに対応して予め決
めてある制御(負荷制御用の端末器2に接続される被制
御負荷が照明であれば、照明器具のオン/オフ、調光率
変更制御、点滅時間間隔指定等の制御)をかけるように
制御データを送る制御を言う。
【0018】さて上記伝送データ記憶部8は例えば電源
がバックアップされているRAMやEEPROM等不揮
発性のメモリから構成され、監視制御装置4から取り外
せるようになっている。
【0019】而して通常時において伝送データ記憶部8
は、一次側の伝送線31から二次側の伝送線32へ、ま
た二次側の伝送線32から一次側の伝送線32へ中継し
た伝送データを伝送中継処理部7の制御の下で記憶す
る。この記憶される伝送データは最新の伝送データでよ
く、一定量溜まれば順次更新することで、少ない記憶容
量のメモリが使用できるようになっている。
【0020】そしてシステムに伝送異常が発生して、シ
ステムダウンがあった場合、管理者は伝送データ記憶部
8を監視制御装置4から取り外して、その記憶されてい
る伝送データの内容分析を行い、その分析結果に基づい
て異常発生直前の状態に主制御装置1や、端末器2の動
作状態を戻すことで、異常発生直前のシステム状態に復
旧することができるのである。
【0021】なお基本的な構成は従来例と同じであるか
ら、構成及びその動作の説明を省略する。
【0022】(実施形態2)本実施形態は伝送データ記
憶部8で記憶している伝送データ中グループ制御或いは
パターン制御の伝送データを自動或いは手動で主制御装
置1に送信することができるようにした点に特徴があ
る。
【0023】つまり本実施形態は、グループ制御やパタ
ーン制御に対応する伝送データ記憶部8から対応する伝
送データを読み出して該伝送データを主制御装置1へ一
次側伝送部5を介して送信させる処理を行うデータ入出
力処理部9と、該データ入出力処理部9に対して伝送デ
ータの読み出しと、伝送処理を行わせるトリガ信号をデ
ータ入出力処理部9へ与えるデータ入出力開始機能部1
0とを実施形態1の構成に加えている。
【0024】ここでデータ入出力開始機能部10からデ
ータ入出力処理部にトリガ信号を与える方法には、スイ
ッチなどのハード操作によるものと、伝送中継処理部7
からの指示による自動とによるもの、または双方の組み
合わせがある。
【0025】ここでハード操作の場合は、ユーザーが入
出力したいときに操作してデータ入出力開始機能部10
からデータ入出力処理部9にトリガを与える方法であ
り、一方自動では、例えば主制御装置1が交換される場
合やメンテナンスにより伝送線3から切り離された場
合、主制御装置1からの伝送データの送信が途絶えたこ
とを伝送中継処理部7が検知し、その後主制御装置1が
稼働し始めたことを検知すると、データ入出力開始機能
部10に検知信号を与え、この検知信号を受けるとデー
タ入出力開始機能部10はデータ入出力処理部9にトリ
ガを与えるのである。
【0026】このようにして本実施形態では主制御装置
1が交換される場合やメンテナンスにより伝送線3から
切り離されてシステム停止があっても、主制御装置1が
稼働してシステムが復旧すると自動的に或いはユーザー
による指示により主制御装置1にグループ制御状態或い
はパターン制御のデータを伝送することで、主制御装置
1に設けられた記憶部(図示せず)にシステム停止直前
のデータを記憶させ、そのデータに基づいて負荷状態を
復旧させることができるのである。
【0027】なおその他の構成及び動作は実施形態1と
同じであるから説明は省略する。
【0028】(実施形態3)本実施形態は図3に示すよ
うに実施形態1の構成に加えて伝送データ記憶部8に記
憶させている伝送データを外部に出力したり、伝送デー
タを修正したりするためのデータを外部から入力するた
めのインターフェースとして、伝送データ記憶部8と外
部機器11との間の通信処理を行う外部機器通信処理部
10を備えた点に特徴がある。
【0029】外部機器11はキーボードやマウス等の入
力装置を備えたパソコンのような装置からなり、伝送デ
ータ記憶部8の記憶している伝送データを読み出して確
認したり、読み出した伝送データに加工して伝送データ
記憶部8に書き戻すことができるのである。
【0030】なおその他の構成及び動作は実施形態1と
同じであるから説明は省略する。
【0031】(実施形態4)本実施形態は、図4に示す
ように、一次側の伝送線31の断線や主制御装置1の状
態が二次側の伝送線32に接続されている端末器2…を
制御/監視できない状態、つまりシステム状態が信号無
しの状態となったり、主制御装置1の初期処理中や端末
器2をグループ化するためのグループ設定モード中等で
あると判断される場合に動作して二次側伝送線32に接
続されている端末器2…に対して主制御装置1と同様に
監視・制御を行う二次側監視処理部12を備えた点に特
徴がある。
【0032】つまり上記の判断を伝送中継処理部7が行
い、この判断時に一次側と二次側との間の中継処理を中
断して、二次側監視制御処理部12に主制御装置1の疑
似処理の開始要求を出す。この開始要求に対応して二次
側監視制御処理部12は伝送データ記憶部8から伝送デ
ータを読み出して二次側の伝送線32に接続された端末
器2の状態を設定し、主制御装置1の擬似処理を行い、
二次側の伝送線32に接続された端末器2の制御/監視
を維持する。この際二次側監視制御処理部12と二次側
の伝送線32に接続された端末器2とのデータの授受は
データ中継処理部7、二次側伝送部6を通じて行う。そ
して主制御装置1が通常通りの動作を開始すると、伝送
中継処理部7は二次側監視制御処理部12に疑似処理の
停止要求を出して疑似処理を停止させる。
【0033】伝送中継処理部7の代わりに上記判断を二
次側監視制御処理部12自体で行うようにしてもよい。
この場合は伝送中継処理部7に対して一次側と二次側の
中継処理の開始/中断要求を二次側監視制御処理部12
で出す必要がある。
【0034】なおその他の構成及び動作は実施形態1と
同じであるから説明は省略する。
【0035】(実施形態5)本実施形態は、図5に示す
ように制御する端末器2やグループ制御やパターン制御
のアドレスとオン/オフ等の制御内容と制御する年月日
時刻をテンキーなどのデータ入力機能の操作により予約
データとして設定する予約データ設定機能部15と、設
定された予約データを蓄積する予約データ記憶部16
と、タイマーデータ(現在の年月日時刻)をカウントする
タイマー処理部14と、予約データ記憶部16に蓄積さ
れる予約データとタイマー処理部14でカウントするタ
イマーデータとを照合し、予約データの制御を実施する
タイマー予約制御処理部13とを備えた点に特徴を有す
る。
【0036】また、伝送データ記憶部8が記憶している
伝送データから各端末器2の状態をチェックし、既に予
約データの状態にある場合は、制御処理を省略すること
も可能となる。
【0037】このように本実施形態では、主制御装置1
からみて端末器2として13乃至16の各構成要素によ
り動作し、予約せる年月日時刻になると、予約された制
御内容を端末制御のための操作データ(監視データ)と
して一次側伝送部5を通じて主制御装置1に返信する動
作を行う。
【0038】尚その他の構成及び動作は実施形態1と同
じであるから説明は省略する。勿論予約された時刻にな
ると、伝送データ記憶部8に記憶済みのデータを、主制
御装置1へ送信するようにしても良い。
【0039】(実施形態6)本実施形態は、図6に示す
ように実施形態2の構成に実施形態3の構成を組み合わ
せたものであって、外部機器通信処理部10を介して外
部機器11より主制御装置1とのグループやパターンの
データ入出力処理の開始を指示できる点に特徴がある。
尚実施形態3と同様に外部機器11により伝送データ記
憶部8のグループやパターンのデータの変更/追加/削除
することが可能となる。また実施形態2と同様なデータ
の伝送が行えるものであり、実施形態2、3に対応する
構成及びその動作はそれぞれの実施形態と同じであるか
ら説明は省略する。
【0040】(実施形態7)本実施形態は図7に示すよ
うに実施形態2の構成に実施形態4の構成を組み合わせ
て、監視制御装置4が主制御装置1とグループやパター
ンのデータ入出力処理を実施している間も、伝送中継処
理部7は一次側と二次側の中継処理を中断し、また二次
側監視制御処理部12は主制御装置1の擬似処理を行っ
て二次側の伝送線32に接続された端末器2の制御/監
視を維持するする点に特徴がある。
【0041】尚その他の実施形態2、4に対応する構成
及びその動作はそれぞれの実施形態と同じであるから説
明は省略する。
【0042】(実施形態8)本実施形態は図8に示すよ
うに実施形態3の構成に実施形態5の構成を組み合わ
せ、外部機器通信処理部10にて外部機器11と予約デ
ータ記憶部16とのインターフェースも実現し、外部機
器11による予約データの入出力を可能としたもので、
外部機器11により予約データ記憶部16の予約データ
を変更/追加/削除することができる。
【0043】尚その他の実施形態3、5に対応する構成
及びその動作はそれぞれの実施形態と同じであるから説
明は省略する。
【0044】(実施形態9)本実施形態は図9に示すよ
うに実施形態4の構成に実施形態5の構成を組み合わ
せ、主制御装置1の状態が2次側の伝送線32に接続さ
れている端末器2を制御/監視できない状態と判断した
場合、伝送中継処理部7が一次側と二次側の中継処理を
中断して、二次側監視制御処理部12が主制御装置1の
擬似処理を行い、二次側の伝送線32に接続された端末
器2の動作を維持する中で、予約データ記憶部16に蓄
積される予約データとタイマー処理部14でカウントす
るタイマーデータを照合し、二次側での予約データの制
御を実施可能としたものである。
【0045】尚その他の実施形態4、5に対応する構成
及びその動作はそれぞれの実施形態と同じであるから説
明は省略する。
【0046】(実施形態10)本実施形態は実施形態2
の構成に、実施形態5の構成を組み合わせて、監視制御
装置4が一次側の主制御装置1と グループやパターン
データの入出力処理を実施している間にタイマー予約制
御の実施時刻になった場合、グループやパターンのデー
タ入出力処理を中断して13乃至16の構成要素による
タイマー予約制御を実施することを可能とした点に特徴
がある。尚タイマー予約制御終了後はグループデータ入
出力処理部17,データ入出力開始機能部18によるグ
ループやパターンのデータ入出力処理を再開する。
【0047】また、タイマー予約データに優先度を付加
することにより、グループデータ入出力処理を中断して
タイマー予約制御を実施するか、グループデータ入出力
処理の終了後にタイマー予約制御を実施するかの自動判
断がタイマー予約制御処理部13によってできるように
してある。
【0048】尚その他の実施形態2、5に対応する構成
及びその動作はそれぞれの実施形態と同じであるから説
明は省略する。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明は、主制御装置と、この
主制御装置に伝送線を介して接続される端末器群から成
り、多重伝送によって伝送データを送って端末器をアク
セスし、当該端末器に対する制御を行うとともに、端末
器から監視状態を示す伝送データを返信させることで端
末器の制御/監視を行う機能を主制御装置に備えた多重
伝送システムに用いられるものでであって、上記主制御
装置と1乃至複数の端末器との間の伝送線の位置若しく
は、1乃至複数の第1の端末器と1乃至複数の第2の端
末器との間の伝送線の位置に挿入され、上記主制御装置
が接続されている一次側の伝送線上を伝送される上記主
制御装置からの伝送データを、上記主制御装置が接続さ
れていない二次側の伝送線上に中継伝送し、該二次側の
伝送線上に接続されている端末器からの伝送データを一
次側の伝送線上に中継伝送する中継手段と、該中継手段
により中継伝送される上記伝送データを蓄積する伝送デ
ータ記憶手段とを備えているので、監視制御装置内に伝
送データを蓄積することが可能となり、システム異常時
や、メンテナンス時に主制御装置の制御/監視の動作が
中断しても蓄積した伝送データを用いてシステム復旧等
を図ることができるという効果がある。
【0050】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、複数の端末器を一括して同じ制御内容で若しくは各
端末器毎の制御内容で制御する制御モード時の伝送デー
タを伝送データ記憶手段から読み出し、上記中継手段を
介して一次側の上記伝送線に接続されている上記主制御
装置へ伝送データとして伝送するデータ入出力処理手段
と、該データ入出力処理手段の伝送データ記憶手段から
のデータ読み出し開始及び一次側の上記伝送線上への伝
送開始のトリガを与えるデータ入出力開始手段とを備え
ているので、グループ制御やパターン制御のデータの伝
送データ記憶手段から主制御装置への入出力処理が実施
可能、その結果グループ制御やパターン制御のデータの
保管や提供ができ、グループ制御やパターン制御のデー
タに関するトラブル発生時の対応や、主制御装置の交換
時のグループ制御やパターン制御のデータの移行が容易
になるという効果がある。
【0051】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、外部機器と、上記伝送データ記憶手段との間で伝送
データを入出力する外部機器通信処理手段を備えている
ので、監視制御装置の伝送データ記憶手段に記憶してい
る伝送データが外部機器によって読み出すことによって
表示することが可能となり、そのため外部機器で伝送デ
ータを加工表示することで必要な情報が見やすくした
り、外部機器から伝送データ記憶手段内の伝送データを
加工することも可能となり、各処理で使用するデータを
必要なデータにすることでメンテナンスに必要なデータ
をシステムやユーザーに提供することが可能になるとい
う効果がある。
【0052】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記主制御装置による二次側の上記伝送線に接続さ
れた端末器の制御/監視が可能でない状態と判断した場
合、二次側の上記伝送線に接続された端末器に対して上
記主制御装置の機能を代行する二次側監視制御処理手段
を備えているので、主制御装置による制御/監視が不可
になっても自動的に判断して二次側の上記伝送線に接続
された端末器に対する制御/監視を擬似的に維持するこ
とが可能となり、1次側の状態が二次側に影響するのを
防ぐことが可能になり、トラブル等に対する迅速な対応
ができるという効果がある。
【0053】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、予約データを指定する予約データ設定機能手段と、
指定された予約データを記憶する予約データ記憶手段
と、タイマデータを処理するタイマー処理手段と、予約
データとタイマーデータより指定された端末器の制御処
理を実施するタイマー予約制御処理部とを備えているの
で、監視制御装置からのタイマー予約による各端末器へ
の制御が可能になり、またシステムや各端末器の状態を
把握することが可能なので、タイマー予約制御の実施/
延期/中止の判断がしやすくなり、実施中の処理への割
込みやそれに伴うリトライ処理などを防ぎ、無駄な処理
を省くことが可能になり、またその時点で必要な処理を
優先的に実施することが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の回路構成図である。
【図2】本発明の実施形態2の回路構成図である。
【図3】本発明の実施形態3の回路構成図である。
【図4】本発明の実施形態4の回路構成図である。
【図5】本発明の実施形態5の回路構成図である。
【図6】本発明の実施形態6の回路構成図である。
【図7】本発明の実施形態7の回路構成図である。
【図8】本発明の実施形態8の回路構成図である。
【図9】本発明の実施形態9の回路構成図である。
【図10】本発明の実施形態10の回路構成図である。
【図11】多重伝送システムの基本的なシステム構成図
である。
【図12】同上に用いる伝送データのフォーマットの説
明図である。
【図13】監視制御装置を用いた多重伝送システムの一
例を示すシステム構成図である。
【図14】監視制御装置を用いた多重伝送システムの別
の例を示すシステム構成図である。
【図15】従来の監視制御装置の回路構成図である。
【符号の説明】
31,32 伝送線 4 監視制御装置 5 一次側伝送部 6 二次側伝送部 7 伝送中継処理部 8 伝送データ記憶部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御装置と、この主制御装置に伝送線
    を介して接続される端末器群から成り、多重伝送によっ
    て伝送データを送って端末器をアクセスし、当該端末器
    に対する制御を行うとともに、端末器から監視状態を示
    す伝送データを返信させることで端末器の制御/監視を
    行う機能を主制御装置に備えた多重伝送システムに用い
    られるものでであって、上記主制御装置と1乃至複数の
    端末器との間の伝送線の位置若しくは、1乃至複数の第
    1の端末器と1乃至複数の第2の端末器との間の伝送線
    の位置に挿入され、上記主制御装置が接続されている一
    次側の伝送線上を伝送される上記主制御装置からの伝送
    データを、上記主制御装置が接続されていない二次側の
    伝送線上に中継伝送し、該二次側の伝送線上に接続され
    ている端末器からの伝送データを一次側の伝送線上に中
    継伝送する中継手段と、該中継手段により中継伝送され
    る上記伝送データを蓄積する伝送データ記憶手段とを備
    えていることを特徴とする多重伝送システムの監視制御
    装置。
  2. 【請求項2】 複数の端末器を一括して同じ制御内容で
    若しくは各端末器毎の制御内容で制御する制御モード時
    の伝送データを伝送データ記憶手段から読み出し、上記
    中継手段を介して一次側の上記伝送線に接続されている
    上記主制御装置へ伝送データとして伝送するデータ入出
    力処理手段と、該データ入出力処理手段の伝送データ記
    憶手段からのデータ読み出し開始及び一次側の上記伝送
    線上への伝送開始のトリガを与えるデータ入出力開始手
    段とを備えていることを特徴とする請求項1記の多重伝
    送システムの監視制御装置。
  3. 【請求項3】 外部機器と、上記伝送データ記憶手段と
    の間で伝送データを入出力する外部機器通信処理手段を
    備えていることを特徴とする請求項1記載の多重伝送シ
    ステムの監視制御装置。
  4. 【請求項4】 上記主制御装置による二次側の上記伝送
    線に接続された端末器の制御/監視が可能でない状態と
    判断した場合、二次側の上記伝送線に接続された端末器
    に対して上記主制御装置の機能を代行する二次側監視制
    御処理手段を備えていることを特徴とする請求項1記載
    の多重伝送システムの監視制御装置。
  5. 【請求項5】 予約データを指定する予約データ設定機
    能手段と、指定された予約データを記憶する予約データ
    記憶手段と、タイマデータを処理するタイマー処理手段
    と、予約データとタイマーデータより指定された端末器
    の制御処理を実施するタイマー予約制御処理手段とを備
    えていることを特徴とする請求項1記載の多重伝送シス
    テムの監視制御装置。
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