JPH06152770A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH06152770A
JPH06152770A JP4295435A JP29543592A JPH06152770A JP H06152770 A JPH06152770 A JP H06152770A JP 4295435 A JP4295435 A JP 4295435A JP 29543592 A JP29543592 A JP 29543592A JP H06152770 A JPH06152770 A JP H06152770A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
reset
cpu
communication line
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JP4295435A
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Inventor
Katsunori Masai
克典 正井
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 画像形成システム1は、画像形成装置2、及
び画像形成装置2を管理するための管理装置3を備えて
いる。画像形成装置2及び管理装置3の間には、データ
を通信するための通信線4、及びリセット信号を送信す
るための通信線13が設けられている。管理装置3は、
通信線4を介してデータを通信し、通信線13を介して
リセット信号を画像形成装置2に送信するためのCPU
9を備えている。画像形成装置2は、通信線4を介して
データを通信するためのCPU5、及び管理装置3から
送信されたリセット信号に応じて画像形成装置2をリセ
ットするためのスイッチング回路7を備えている。 【効果】 画像形成システム1の信頼性をより一層向上
させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置とその画
像形成装置を管理するための管理装置とを備えた画像形
成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機は、紙詰まり等のエラーが
発生すると待ち状態となる。この待ち状態は、複写機の
中央処理装置(CPU)により実行されるプログラムが
状態復帰命令を受け取るまで所定の箇所をループするこ
とにより実現される。
【0003】複写機は、通常、その待ち状態を解除し、
もとの状態に復帰するためのスイッチを複写機の内部に
有している。そのエラーが除去された後にそのスイッチ
が操作されることにより、複写機はもとの状態に復帰す
る。上記スイッチは、複写機のCPUの特定の端子に接
続される。上記スイッチが操作されると、状態復帰命令
がCPUの上記端子に入力される。
【0004】また、通信線を介して管理装置に接続され
た複写機にあっては、その通信線を介してサービスコー
ルを管理装置に送信した場合も待ち状態となる。サービ
スコールとは、複写機においてユーザレベルでは対処で
きない故障が発生したことを管理装置に通知するための
信号である。複写機は、管理装置から状態復帰命令を通
信線を介して受け取ることにより、もとの状態に復帰す
るようになっている。状態復帰命令は、複写機のCPU
の特定の端子に入力される。
【0005】本明細書では、「Xをリセットする」と
は、「Xの状態を電源を投入した時と同じ状態に戻すこ
と」と定義する。また、「Xをリセットするための信
号」を「リセット信号」と定義する。CPUは、CPU
自身をリセットするための特定の端子を有している場合
がある。この端子を「リセット用端子」という。別の定
義によれば、上述の状態復帰命令を「リセット信号」、
状態復帰命令により複写機がもとの状態に復帰すること
を「複写機をリセットする」と呼ぶことがある。しか
し、本明細書では、上記の定義に基づき、状態復帰とリ
セットとを明確に区別する。
【0006】複写機は、複写機が有するCPUが暴走し
た場合にそなえて、CPUにリセット信号を入力するた
めのハードウェアで構成されたリセット回路を有してい
る。CPUが正常に動作している場合には、CPUはプ
ログラム中に所定の間隔で埋め込まれた所定のコードを
読み取る毎に、そのコードに対応する信号をリセット回
路に送出する。しかし、CPUが暴走した場合には、プ
ログラムの実行順序が保証されないため、上記信号が所
定の間隔でリセット回路に送出されるとは限らない。リ
セット回路は、ウオッチドッグタイマの一種である。す
なわち、リセット回路は、一定時間以上、CPUから特
定の信号を受け取らない場合には、CPUの暴走等と判
断してCPUのリセット用端子にリセット信号を入力す
る。その結果、CPUがリセットされることにより、複
写機がリセットされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の複写機は、複写機が有するCPUが暴走した場合にそ
なえて、複写機をリセットするためのリセット回路を備
えている。しかし、CPUが暴走した場合には、どのよ
うな障害が発生するか予想できないことが多いことを考
慮すると従来のリセット回路だけで万全とはいい難い。
【0008】また、複写機のCPUが暴走していなくて
も何らかの故障の発生により、複写機をリセットする必
要が生じるというケースも想定され得る。例えば、管理
装置が複写機との通信において異常を検知した場合等で
ある。本発明は、管理装置から複写機をリセット可能と
することにより、複写機のCPUが暴走しているか否か
にかかわらず確実に複写機をリセットすることができる
画像形成システムを提供することことを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のシステムは、画
像形成装置、及び該画像形成装置を管理するための管理
装置を備えた画像形成システムであって、該画像形成装
置及び該管理装置の間には、データを通信するための第
1の通信線、及びリセット信号を送信するための第2の
通信線が設けられ、該管理装置は、該第1の通信線を介
してデータを通信し、該第2の通信線を介してリセット
信号を該画像形成装置に送信するための第1の制御手段
を備え、該画像形成装置は、該第1の通信線を介してデ
ータを通信するための第2の制御手段、及び該管理装置
から送信された該リセット信号に応じて該画像形成装置
をリセットするためのリセット手段を備えており、これ
により、上記目的が達成される。
【0010】前記第2の制御手段は中央処理装置を含
み、前記リセット手段は、該中央処理装置に供給される
電源をオン・オフするためのスイッチング回路を含んで
いてもよい。
【0011】前記第2の制御手段は前記画像形成装置を
リセットするための端子を有する中央処理装置を含み、
前記リセット手段は、該中央処理装置の該端子に前記リ
セット信号を入力してもよい。
【0012】前記管理装置は、外部装置と通信するため
の通信制御手段をさらに備え、前記第1の制御手段は、
該通信制御手段によって受信された信号に応じて前記リ
セット信号を前記第2の通信線を介して前記画像形成装
置に送信してもよい。
【0013】前記第2の制御手段は、前記第1の通信線
を介して前記管理装置に一定の間隔で接続確認信号を送
信し、前記第1の制御手段は、該接続確認信号を一定の
間隔で受信しているか否かを判定し、一定時間以上、接
続確認信号を受信しなかったと判定した場合に、前記リ
セット信号を前記第2の通信線を介して前記画像形成装
置に送信してもよい。
【0014】前記画像形成装置及び前記管理装置は、互
いに電気的に絶縁されていることが好ましい。
【0015】
【実施例】以下に本発明を実施例について説明する。
【0016】(第1の実施例)図1は、本発明の一実施
例の画像形成システム1の回路構成の概略を示す。
【0017】画像形成システム1は、画像形成装置2、
及び画像形成装置2を管理するための管理装置3を備え
ている。画像形成装置2及び管理装置3の間には、デー
タを通信するための通信線4、及びリセット信号を送信
するための通信線13が設けられている。画像形成装置
2は、画像形成処理等の様々の処理の実行を制御するた
めのCPU5、CPU5に電源を供給するための電源供
給回路6、及び電源供給回路6からCPU5に供給され
る電源をオン・オフするためのスイッチング回路7を備
えている。管理装置3は、画像形成装置2とのデータ通
信処理等の様々の処理の実行を制御するためのCPU
9、及び公衆電話回線等の回線11を介して遠隔管理装
置との通信を制御するための通信制御装置(NCU)1
0を備えている。管理装置3は、画像形成装置2に隣接
して設置される。あるいは、管理装置3を画像形成装置
2に組み込むことにより、画像形成装置2と管理装置3
とを一体化したビルトインタイプの画像形成システム1
も本発明に含まれる。
【0018】画像形成装置2は、紙の上に画像を形成す
る複写機、ファクシミリはもとより他の媒体上に画像を
形成する装置をも含む。画像は静止画像、動画像を問わ
ない。 通信線4は、画像形成装置2及び管理装置3の
間でデータをやりとりするために用いられる。例えば、
画像形成装置2が複写機の場合を例にとると、複写機で
使用された紙の枚数やトナー消費量、紙詰まりの回数
等、主としてメインテナンスに必要な管理データが通信
線4を介して画像形成装置2から管理装置3に送信され
る。これらの管理データは、通常、画像形成装置2から
回線11を介して遠隔管理装置12に転送される。遠隔
管理装置12は、例えば、個々の画像形成装置が設置さ
れる顧客先から離れたメーカーのサービスセンター等に
設置され得る。また、全国各地からのアクセスポイント
が多いため相互接続が容易である等に理由で、回線11
としては公衆電話回線が利用されることが多い。しか
し、特定電話回線その他の回線ももちろん利用可能であ
る。遠隔管理装置12は、複数の画像形成装置2から回
線11を介して管理データを定期的に収集し、遠隔管理
装置12内で一括管理する。このように、遠隔管理装置
12は、複数の画像形成装置2のホストとして機能す
る。なお、遠隔管理装置12は、いわゆる大型計算機で
ある必要はなく、パソコン、ワークステーション等の機
器で十分である。
【0019】通信線4は、通常、データが送信される向
きに応じて2本の通信線4a、4bから構成される。こ
の実施例では、画像形成装置2から管理装置3にデータ
を送信する際に用いられる通信線を通信線4a、逆に管
理装置3から画像形成装置2にデータを送信する際に用
いられる通信線を通信線4bとしている。
【0020】通信線4aの一端はCPU5のデータ送信
用端子TXに接続され、通信線4aの他端は、フォトカ
プラ15を介してCPU9のデータ受信用端子RXに接
続される。同様に、通信線4bの一端はCPU9のデー
タ送信用端子TXに接続され、通信線4bの他端は、フ
ォトカプラ14を介してCPU5のデータ受信用端子R
Xに接続される。フォトカプラ14及び15により、画
像形成装置2及び管理装置3は電気的に絶縁されてい
る。互いに故障の影響を受けないようにするためであ
る。
【0021】画像形成装置2は、管理装置3と通信可能
な状態か否かを確認するために、通信線4aを介して一
定の間隔で接続確認信号を管理装置3に送信する。この
一定の間隔は、例えば、数十〜数百ミリ秒とされる。画
像形成装置2及び管理装置3が正常に接続され、通信可
能な状態にあれば、管理装置3から通信が正常であるこ
とを示す応答信号が画像形成装置2に返される。なお、
画像形成装置2のCPU5は、ある接続確認信号を送信
してから次の接続確認信号を管理装置3に送信する間
に、上述した管理データを管理装置3に送信するように
なっている。
【0022】次に、画像形成装置2のCPU5が上述し
た接続確認信号を管理装置3に送信する際の送信処理を
具体的に説明する。
【0023】この送信処理には、第1のタイマ、及び第
2のタイマの2つのタイマが用いられる。第1のタイマ
は、接続確認信号を送信する時間間隔を計測するために
用いられる。第2のタイマは、接続確認信号を送信した
後、応答信号を受信する迄の時間を計測するために用い
られる。ここで、第1のタイマ及び第2のタイマは、C
PUタイマにより実現され得る。CPUタイマとは、C
PUに内蔵された計時機構あって、CPUが特定の命令
を解釈すると時間の計測を開始し、別の特定の命令を解
釈すると予め定められた時間に到達したか否かを判定し
得る計時機構をいう。CPUタイマを利用したプログラ
ミングテクニックについては周知であるので、ここでの
説明は省略する。
【0024】以下、図2を参照して、画像形成装置2の
CPU5によって実行される接続確認信号送信処理の各
ステップを詳細に説明する。
【0025】CPU5は応答フラグをオフにする(ステ
ップS30)。応答フラグは接続確認信号に対し応答信
号が受信されたか否かを示すフラグである。CPU5は
第1のタイマをスタートさせる(ステップS31)。こ
れにより、第1のタイマは時間の計測を開始する。CP
U5は、接続確認信号を管理装置3に送信し(ステップ
S32)、第2のタイマをスタートさせる(ステップS
33)。
【0026】CPU5は、管理装置から応答信号が受信
されたか否かを判定する(ステップS34)。もし、ス
テップS34で「NO」ならば、CPU5は第2のタイ
マによって計測された時間が予め定められた時間に到達
したか否かを判定する(ステップS35)。もし、CP
U5が予め定められた時間内に応答信号を受信しなかっ
たならば、ステップS36に進み、第1のタイマによっ
て計測された時間が予め定められた時間に到達したか否
かを判定する。もし、CPU5が予め定められた時間内
に応答信号を受信したならば、ステップS37に進み、
応答フラグをオンにする。
【0027】その後、CPU5は、管理情報等の送信す
べきデータがあるか否かを判定し(ステップS38)、
送信すべきデータがあると判定された場合には、そのデ
ータを管理装置3に送信する(ステップS39)。
【0028】ステップS32で接続確認信号を送信して
から一定の時間が経過すると、ステップS36で「YE
S」となり、ステップS40に進む。ステップS40で
は、応答フラグがオンであるか否かを判定する。応答フ
ラグがオンであることは、接続確認信号に対して応答信
号が正常に受信されたことを意味する。ステップS40
で「YES」であれば、ステップS30に戻り、上述の
処理を繰り返す。ステップS40で「NO」であれば、
処理を終了する。
【0029】管理装置3のCPU9は、画像形成装置2
から接続確認信号を一定の間隔で受信するか否かを監視
する。CPU9は、一定時間以上、接続確認信号を受信
しない場合には、画像形成装置に何らかの故障が発生し
たか、通信線4の異常と判断する。このような状態で
は、CPU9が通信線4を介してリセット信号を画像形
成装置2に送信しても確実に画像形成装置がリセットさ
れる保証がない。なぜなら、通信線4の異常かもしれな
いからである。そこで、管理装置3から画像形成装置2
にリセット信号を送信するために、通信線4とは別の通
信線13が画像形成装置2及び管理装置3の間に設けら
れている。CPU9は、一定時間以上、画像形成装置2
から接続確認信号を受信しない場合には、通信線13を
介してリセット信号を画像形成装置2に送信する。
【0030】通信線13の一端はCPU9のリセット信
号送出用端子Sに接続され、通信線13の他端は、フォ
トカプラ8を介してスイッチング回路7に接続される。
フォトカプラ8により、画像形成装置2及び管理装置3
は電気的に絶縁されている。互いに故障の影響を受けな
いようにするためである。
【0031】次に、管理装置3のCPU9が上述したリ
セット信号を画像形成装置2に送信する際の送信処理を
具体的に説明する。
【0032】この送信処理においても、図2に示される
送信処理と同様に、CPU9が接続確認信号を受信する
時間間隔を計測するためにタイマが用いられる。上述し
た理由と同じ理由で、このタイマはCPUタイマにより
実現され得る。
【0033】以下、図3を参照して、管理装置3のCP
U9によって実行されるリセット信号送信処理の各ステ
ップを詳細に説明する。
【0034】CPU9はタイマをスタートさせる(ステ
ップS50)。これにより、タイマは時間の計測を開始
する。CPU9は、接続確認信号を受信したか否かを判
定する(ステップS51)。もし、ステップS51で
「NO」ならば、CPU9はタイマによって計測された
時間が予め定められた時間に到達したか否かを判定する
(ステップS52)。もし、CPU9が予め定められた
時間内に接続確認信号を受信しなかったならば、ステッ
プS53に進み、通信線13を介してリセット信号を画
像形成装置2に送信する。もし、CPU9が予め定めら
れた時間内に接続確認信号を受信したならば、ステップ
S54に進み、応答信号を画像形成装置2に送信する。
【0035】その後、CPU9は、管理情報等のデータ
を受信したか否か判定し(ステップS55)、予め定め
られた時間内に限り(ステップS57)、そのデータを
受信する(ステップS56)。
【0036】上述したように、管理装置3から画像形成
装置2に送信されたリセット信号は、フォトカプラ8を
介してスイッチング回路7に入力される。この実施例で
は、スイッチング回路7は、リレー回路の一種である。
スイッチング回路7にリセット信号が入力されると、ス
イッチング回路7は、電源供給回路6からCPU5に供
給される電源をオフするように制御される。その結果、
電源供給回路6からCPU5に供給される電源が遮断さ
れることにより、画像形成装置2がリセットされる。
【0037】本実施例によれば、画像形成装置2のCP
U5が暴走しているか否かにかかわらず、画像形成装置
2が管理装置3にデータを送信できない状態にあること
を管理装置3で検知することができる。管理装置3がこ
のような異常状態を検知した場合に、通信線4とは異な
る通信線13を介して管理装置3から画像形成装置にリ
セット信号を送信することにより、確実に画像形成装置
2をリセットすることができる。
【0038】(第2の実施例)図4は、本発明の他の実
施例の画像形成システム1の回路構成の概略を示す。こ
の実施例では、画像形成装置2のCPU5は、CPU自
身をリセットするための端子RESETを有している。
CPUがリセットされると、内部レジスタの値がゼロに
設定され、プログラムカウンタがクリアされ、電源が投
入された場合に最初に実行される初期化プログラムが起
動される。このように、CPU5をリセットすること
は、画像形成装置2をリセットすることと同じ効果をも
たらす。通信線13の一端はCPU9のリセット信号送
出用端子Sに接続され、通信線13の他端は、フォトカ
プラ8を介してCPU5のリセット用端子RESETに
接続される。
【0039】他の回路構成は、第1の実施例の回路構成
と同様であるので説明を省略する。次に、リセット処理
の手順の概要について説明する。
【0040】第1の実施例と同様にして、管理装置3の
CPU9は、一定時間以上、画像形成装置2から接続確
認信号を受信しない場合には、画像形成装置2に何らか
の故障が発生したか、通信線4の異常と判断する。この
場合、CPU9は、通信線13を介してリセット信号を
画像形成装置2に送信する。
【0041】画像形成装置2に送信されたリセット信号
は、フォトカプラ8を介してCPU5のリセット用端子
RESETに入力される。その結果、画像形成装置2が
リセットされる。
【0042】上述したように、CPU5がリセット用端
子を有する場合には、そのリセット用端子にリセット信
号を入力することにより、画像形成装置2がリセットさ
れる。これにより、図1に示したスイッチング回路7は
不要となり、より簡単な回路で管理装置3から画像形成
装置2をリセットすることが可能となる。
【0043】上述のいずれの実施例においても、信号線
13を介して管理装置3から画像形成装置2に送信され
るリセット信号に基づいて、画像形成装置2がリセット
される。他の実施例では、遠隔管理装置12から回線1
1を介して管理装置2に送信される信号に基づいて、画
像形成装置2をリセットすることも可能である。
【0044】管理装置3のCPU9は、遠隔管理装置1
2から特定の信号を受け取ったことを通信制御装置(N
CU)10を介して検知すると、リセット信号を信号線
13を介して画像形成装置2に送信する。その結果、上
述したように画像形成装置2がリセットされる。
【0045】従来、高圧リーク等の故障で画像形成装置
に記憶されているデータが破壊されてしまった場合に
は、サービスマンが画像形成装置2の設置されている場
所まで出向いて、画像形成装置2の電源を遮断しなけれ
ばならなかった。この実施例によれば、遠隔管理装置1
2からの遠隔操作により画像形成装置2をリセットする
ことが可能となる。これにより、遠隔地からの故障修理
が容易となる。
【0046】また、他の実施例では、図2のステップS
40において「NO」と判定された場合に、画像形成装
置2のCPU5は、通信線4を介して接続異常信号を管
理装置3に送信する。管理装置3のCPU9は、画像形
成装置2から接続異常信号を受信すると、通信線13を
介してリセット信号を画像形成装置2に送信するように
してもよい。この実施例は、画像形成装置2及び管理装
置3の間の通信異常を画像形成装置2で検知するように
したものである。
【0047】さらに、他の実施例では、図2のステップ
S40において「NO」と判定された場合に、画像形成
装置2のCPU5は、第1の実施例のスイッチング回路
7にリセット信号を送出するようにしてもよい。あるい
は、図2のステップS40において「NO」と判定され
た場合に、第2の実施例と同様にして、画像形成装置2
のCPU5のリセット用端子にリセット信号を入力する
ようにしてもよい。
【0048】この実施例によれば、画像形成装置2及び
管理装置3の間の通信異常を画像形成装置2で検知した
時点で即座に画像形成装置2をリセットすることができ
るので、故障発生による影響を小さい範囲にとどめるこ
とが可能となる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、画像形成装置の中央処
理装置が暴走しているか否かにかかわらず、画像形成装
置が管理装置にデータを送信できない状態にあることを
管理装置で検知することができる。管理装置がこのよう
な異常状態を検知した場合に、データを通信するための
通信線とは異なる通信線を介して管理装置から画像形成
装置にリセット信号を送信することにより、確実に画像
形成装置をリセットすることができる。さらに、遠隔管
理装置からの遠隔操作により画像形成装置をリセットす
ることも可能となり、遠隔地からの故障修理が容易とな
る。これにより、画像形成システムの信頼性をより一層
向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の画像形成システムにお
ける回路構成を示す図である。
【図2】画像形成装置のCPUによって実行される接続
確認信号送信処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】管理装置のCPUによって実行されるリセット
信号送信処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例の画像形成システムにお
ける回路構成を示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成システム 2 画像形成装置 3 管理装置 4、13 通信線 5、9 CPU 6 電源供給回路 7 スイッチング回路 8、14、15 フォトカプラ 10 通信制御装置 11 回線 12 遠隔管理装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置、及び該画像形成装置を管
    理するための管理装置を備えた画像形成システムであっ
    て、 該画像形成装置及び該管理装置の間には、データを通信
    するための第1の通信線、及びリセット信号を送信する
    ための第2の通信線が設けられ、 該管理装置は、該第1の通信線を介してデータを通信
    し、該第2の通信線を介してリセット信号を該画像形成
    装置に送信するための第1の制御手段を備え、 該画像形成装置は、該第1の通信線を介してデータを通
    信するための第2の制御手段、及び該管理装置から送信
    された該リセット信号に応じて該画像形成装置をリセッ
    トするためのリセット手段を備えた、画像形成システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第2の制御手段は中央処理装置を含
    み、前記リセット手段は、該中央処理装置に供給される
    電源をオン・オフするためのスイッチング回路を含む、
    請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御手段は前記画像形成装置
    をリセットするための端子を有する中央処理装置を含
    み、前記リセット手段は、該中央処理装置の該端子に前
    記リセット信号を入力する、請求項1に記載の画像形成
    システム。
  4. 【請求項4】 前記管理装置は、外部装置と通信するた
    めの通信制御手段をさらに備え、前記第1の制御手段
    は、該通信制御手段によって受信された信号に応じて前
    記リセット信号を前記第2の通信線を介して前記画像形
    成装置に送信する、請求項1に記載の画像形成システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記第2の制御手段は、前記第1の通信
    線を介して前記管理装置に一定の間隔で接続確認信号を
    送信し、前記第1の制御手段は、該接続確認信号を一定
    の間隔で受信しているか否かを判定し、一定時間以上、
    接続確認信号を受信しなかったと判定した場合に、前記
    リセット信号を前記第2の通信線を介して前記画像形成
    装置に送信する、請求項1に記載の画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置及び前記管理装置は、
    互いに電気的に絶縁されている、請求項1に記載の画像
    形成システム。
JP4295435A 1992-11-04 1992-11-04 画像形成システム Withdrawn JPH06152770A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4295435A JPH06152770A (ja) 1992-11-04 1992-11-04 画像形成システム

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JP4295435A JPH06152770A (ja) 1992-11-04 1992-11-04 画像形成システム

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JPH06152770A true JPH06152770A (ja) 1994-05-31

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ID=17820565

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JP4295435A Withdrawn JPH06152770A (ja) 1992-11-04 1992-11-04 画像形成システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11327378A (ja) * 1997-11-25 1999-11-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置管理システム

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11327378A (ja) * 1997-11-25 1999-11-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置管理システム
US7113296B1 (en) 1997-11-25 2006-09-26 Ricoh Company, Ltd. Image forming device management system
US7450254B2 (en) 1997-11-25 2008-11-11 Ricoh Company, Ltd. Image forming device management system

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