JPH06191382A - 自動変速機のパーキング装置 - Google Patents
自動変速機のパーキング装置Info
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- JPH06191382A JPH06191382A JP4344027A JP34402792A JPH06191382A JP H06191382 A JPH06191382 A JP H06191382A JP 4344027 A JP4344027 A JP 4344027A JP 34402792 A JP34402792 A JP 34402792A JP H06191382 A JPH06191382 A JP H06191382A
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- parking
- shaft
- shift lever
- pole
- shift rod
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
- F16H63/3425—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission characterised by pawls or wheels
- F16H63/3433—Details of latch mechanisms, e.g. for keeping pawls out of engagement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T1/00—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
- B60T1/005—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles by locking of wheel or transmission rotation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/38—Detents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/08—Range selector apparatus
- F16H59/10—Range selector apparatus comprising levers
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20006—Resilient connections
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パーキングシフトロッドの移動量に合計寸法
公差に伴う大きなバラツキが存在しても、パーキング動
作を確実に且つその解除を軽操作力で行う。 【構成】 パーキングシフトロッド３０の右方向への移
動はピン２１を同方向に移動させ、パーキングスプリン
グ４７を同方向に押す。スプリング４７は連係部材２３
及び支持軸１５を同方向に回動させる。その結果、支持
軸１５に連結されるガイド部材１３が支持軸１５を支点
に左方向に揺動して、ローラ１４がパーキングポール７
の折曲部７ｂを押し上げ、その突起部７ａがパーキング
ギヤ５の歯５ａ…に噛合する。パーキングシフトロッド
３０の移動量がバラツキ分多い場合には、ローラ１４は
パーキングポール７の突出部７ｃで左方向への移動が規
制されて、連係部材２３の回動が阻止されるが、パーキ
ングスプリング４７の縮小によりピン２１及びパーキン
グシフトロッド３０の右方向移動が許容される。
公差に伴う大きなバラツキが存在しても、パーキング動
作を確実に且つその解除を軽操作力で行う。 【構成】 パーキングシフトロッド３０の右方向への移
動はピン２１を同方向に移動させ、パーキングスプリン
グ４７を同方向に押す。スプリング４７は連係部材２３
及び支持軸１５を同方向に回動させる。その結果、支持
軸１５に連結されるガイド部材１３が支持軸１５を支点
に左方向に揺動して、ローラ１４がパーキングポール７
の折曲部７ｂを押し上げ、その突起部７ａがパーキング
ギヤ５の歯５ａ…に噛合する。パーキングシフトロッド
３０の移動量がバラツキ分多い場合には、ローラ１４は
パーキングポール７の突出部７ｃで左方向への移動が規
制されて、連係部材２３の回動が阻止されるが、パーキ
ングスプリング４７の縮小によりピン２１及びパーキン
グシフトロッド３０の右方向移動が許容される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機のパーキング
装置の改良に関し、特に確実なパーキング動作、及びそ
の軽操作による解除を行うようにしたものに関する。
装置の改良に関し、特に確実なパーキング動作、及びそ
の軽操作による解除を行うようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、自動変速機のパーキング装置
として、例えば特開昭５７−１７３６５２号公報に開示
されるように、自動変速機の出力軸に配置したパーキン
グギヤに係合可能なパーキングポールと、該パーキング
ポールに連係する揺動自在なパーキングシフトレバー
と、該パーキングシフトレバーに連係し運転者のセレク
トレバー操作により動作するディテントカムとを備え、
運転者がセレクトレバーをパーキング位置に操作した際
には、ディテントカムによりパーキングシフトレバーを
揺動させることにより、パーキングポールをパーキング
ギヤに係合させて、出力軸の回転をロックするようにし
たものが知られている。
として、例えば特開昭５７−１７３６５２号公報に開示
されるように、自動変速機の出力軸に配置したパーキン
グギヤに係合可能なパーキングポールと、該パーキング
ポールに連係する揺動自在なパーキングシフトレバー
と、該パーキングシフトレバーに連係し運転者のセレク
トレバー操作により動作するディテントカムとを備え、
運転者がセレクトレバーをパーキング位置に操作した際
には、ディテントカムによりパーキングシフトレバーを
揺動させることにより、パーキングポールをパーキング
ギヤに係合させて、出力軸の回転をロックするようにし
たものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セレク
トレバーの操作をパーキングポールにまで伝達する伝達
経路長が長い場合には、その伝達経路に複数の部材を配
置する必要がある。特に、自動変速機が平行２軸式のも
ので構成されたもので、且つその回転軸の下方にパーキ
ングシフトレバー等が配置される構成では、複数の部材
の公差を総合した合計寸法公差が大きくなるため、パー
キングシフトレバーの揺動量や揺動角度のバラツキが大
になる。その結果、パーキングシフトレバーの揺動量等
が実際に大きい場合には、パーキング動作は確実に行い
得るが、その動作の解除に大きな操作力を要する一方、
上記揺動量等が実際には小さい場合には、パーキングポ
ールがパーキングギヤから受けるトルク反力で係合外れ
を生じ易く、パーキング動作が不必要に解除される不具
合が生じる。
トレバーの操作をパーキングポールにまで伝達する伝達
経路長が長い場合には、その伝達経路に複数の部材を配
置する必要がある。特に、自動変速機が平行２軸式のも
ので構成されたもので、且つその回転軸の下方にパーキ
ングシフトレバー等が配置される構成では、複数の部材
の公差を総合した合計寸法公差が大きくなるため、パー
キングシフトレバーの揺動量や揺動角度のバラツキが大
になる。その結果、パーキングシフトレバーの揺動量等
が実際に大きい場合には、パーキング動作は確実に行い
得るが、その動作の解除に大きな操作力を要する一方、
上記揺動量等が実際には小さい場合には、パーキングポ
ールがパーキングギヤから受けるトルク反力で係合外れ
を生じ易く、パーキング動作が不必要に解除される不具
合が生じる。
【０００４】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、パーキングシフトレバーの揺動量や
揺動角度の寸法公差が大きくても、パーキング動作を確
実に行うと共に、その解除動作を軽い操作力で行い得る
ようにすることにある。
あり、その目的は、パーキングシフトレバーの揺動量や
揺動角度の寸法公差が大きくても、パーキング動作を確
実に行うと共に、その解除動作を軽い操作力で行い得る
ようにすることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、パーキングシフトレバーの設定値以上
の揺動を規制すると共に、この場合にパーキングシフト
レバーの揺動量等が実際に大きいときを考慮して、該シ
フトレバーの規制時にこれを揺動させるべくパーキング
シフトロッドのみがオーバーストロークすることを許容
し得る構成とする。
め、本発明では、パーキングシフトレバーの設定値以上
の揺動を規制すると共に、この場合にパーキングシフト
レバーの揺動量等が実際に大きいときを考慮して、該シ
フトレバーの規制時にこれを揺動させるべくパーキング
シフトロッドのみがオーバーストロークすることを許容
し得る構成とする。
【０００６】即ち、請求項１記載の発明の具体的な解決
手段は、回転軸に係止可能なパーキングポールと、該パ
ーキングポールに連係し該パーキングポールを回転軸に
係止させる揺動自在なパーキングシフトレバーと、運転
者の操作により移動し上記パーキングシフトレバーを揺
動させるパーキングシフトロッドとを備えた自動変速機
のパーキング装置を前提として、上記パーキングポール
が回転軸に係止した状態に相当する設定量以上のパーキ
ングシフトレバーの揺動を規制するストッパー手段と、
該ストッパー手段によるパーキングシフトレバーの揺動
の規制時に該パーキングシフトレバーに対する上記パー
キングシフトロッドの相対移動を許容する相対移動許容
手段とを設ける構成としている。
手段は、回転軸に係止可能なパーキングポールと、該パ
ーキングポールに連係し該パーキングポールを回転軸に
係止させる揺動自在なパーキングシフトレバーと、運転
者の操作により移動し上記パーキングシフトレバーを揺
動させるパーキングシフトロッドとを備えた自動変速機
のパーキング装置を前提として、上記パーキングポール
が回転軸に係止した状態に相当する設定量以上のパーキ
ングシフトレバーの揺動を規制するストッパー手段と、
該ストッパー手段によるパーキングシフトレバーの揺動
の規制時に該パーキングシフトレバーに対する上記パー
キングシフトロッドの相対移動を許容する相対移動許容
手段とを設ける構成としている。
【０００７】また、請求項２記載の発明では、上記請求
項１記載の発明を限定し、パーキングシフトレバーを、
回動自在に支持された支持軸と、該支持軸の回動に応じ
て揺動してパーキングポールの先端部を上下方向に変位
させるローラとを有するもので構成し、ストッパー手段
を、パーキングポールの先端部に設けられ上記パーキン
グシフトレバーのローラの設定量以上の揺動を規制する
突出部により構成し、更に相対移動許容手段を、パーキ
ングシフトロッドの移動に応じて変位するピンと、該ピ
ンに一端部が連係するパーキングスプリングと、該パー
キングスプリングの他端部に連係し且つ上記パーキング
シフトレバーの支持軸に固定された連係部材とにより構
成する構成としている。
項１記載の発明を限定し、パーキングシフトレバーを、
回動自在に支持された支持軸と、該支持軸の回動に応じ
て揺動してパーキングポールの先端部を上下方向に変位
させるローラとを有するもので構成し、ストッパー手段
を、パーキングポールの先端部に設けられ上記パーキン
グシフトレバーのローラの設定量以上の揺動を規制する
突出部により構成し、更に相対移動許容手段を、パーキ
ングシフトロッドの移動に応じて変位するピンと、該ピ
ンに一端部が連係するパーキングスプリングと、該パー
キングスプリングの他端部に連係し且つ上記パーキング
シフトレバーの支持軸に固定された連係部材とにより構
成する構成としている。
【０００８】更に、請求項３記載の発明では、上記請求
項１及び請求項２記載の発明において、自動変速機を、
第１軸と、該第１軸に平行な第２軸とを有するもので構
成した場合に、上記第１軸の下方にパーキングシフトロ
ッドが配置され、上記第２軸の下方にパーキングポール
が配置されるものを対象とする。
項１及び請求項２記載の発明において、自動変速機を、
第１軸と、該第１軸に平行な第２軸とを有するもので構
成した場合に、上記第１軸の下方にパーキングシフトロ
ッドが配置され、上記第２軸の下方にパーキングポール
が配置されるものを対象とする。
【０００９】
【作用】以上の構成により、請求項１記載の発明では、
運転者のセレクトレバーの操作時には、パーキングシフ
トロッドが移動してパーキングシフトレバーを揺動させ
るので、該シフトレバーの揺動に伴いパーキングポール
が回転軸に係止して、該回転軸がロックされる。
運転者のセレクトレバーの操作時には、パーキングシフ
トロッドが移動してパーキングシフトレバーを揺動させ
るので、該シフトレバーの揺動に伴いパーキングポール
が回転軸に係止して、該回転軸がロックされる。
【００１０】その際、パーキングシフトレバーの揺動量
が設定値（最小限）に達してパーキングポールが回転軸
に確実に係止した段階で、ストッパー手段が機能するの
で、大きな合計寸法公差に拘らずパーキングシフトポー
ルと回転軸との係止力が一定となって、回転軸のロック
動作が常に確保されると共に、そのロック動作の解除が
軽操作力で行われる。その場合、ストッパー手段がパー
キングシフトレバーの揺動を規制した状態で、更にパー
キングシフトロッドがオーバーストロークする時には、
このストロークが相対移動許容手段により許容されるの
で、ここでパーキングシフトロッドの移動量のバラツキ
分が吸収される。
が設定値（最小限）に達してパーキングポールが回転軸
に確実に係止した段階で、ストッパー手段が機能するの
で、大きな合計寸法公差に拘らずパーキングシフトポー
ルと回転軸との係止力が一定となって、回転軸のロック
動作が常に確保されると共に、そのロック動作の解除が
軽操作力で行われる。その場合、ストッパー手段がパー
キングシフトレバーの揺動を規制した状態で、更にパー
キングシフトロッドがオーバーストロークする時には、
このストロークが相対移動許容手段により許容されるの
で、ここでパーキングシフトロッドの移動量のバラツキ
分が吸収される。
【００１１】また、請求項２記載の発明では、運転者の
セレクトレバー操作によりパーキングシフトロッドが移
動すると、それに伴い相対変位許容手段のピンが変位し
て、該ピンがパーキングスプリングを押付ける。これに
より、該パーキングスプリングは、連係部材を付勢する
ので、パーキングシフトレバーの支持軸が回動して、ロ
ーラがその分揺動し、パーキングポールの先端部を上下
方向に変位させて、該パーキングポールを回転軸に係止
させる。そして、パーキングシフトロッドが合計寸法公
差によるバラツキで更に移動する場合には、パーキング
シフトレバーのローラがパーキングポールの突出部に当
接して、それ以上の揺動が規制されると共に、これに伴
いパーキングシフトレバーの支持軸及び相対移動許容手
段の連係部材のそれ以上の回動も阻止される状態となる
ので、パーキングシフトロッドの移動により相対移動許
容手段のピンがパーキングスプリングの他端部を押すも
のの、該スプリングの一端部は上記回動を阻止された連
係手段により規制され、該パーキングスプリングのみが
収縮して、この収縮動作によりパーキングシフトロッド
のオーバーストロークが吸収される。
セレクトレバー操作によりパーキングシフトロッドが移
動すると、それに伴い相対変位許容手段のピンが変位し
て、該ピンがパーキングスプリングを押付ける。これに
より、該パーキングスプリングは、連係部材を付勢する
ので、パーキングシフトレバーの支持軸が回動して、ロ
ーラがその分揺動し、パーキングポールの先端部を上下
方向に変位させて、該パーキングポールを回転軸に係止
させる。そして、パーキングシフトロッドが合計寸法公
差によるバラツキで更に移動する場合には、パーキング
シフトレバーのローラがパーキングポールの突出部に当
接して、それ以上の揺動が規制されると共に、これに伴
いパーキングシフトレバーの支持軸及び相対移動許容手
段の連係部材のそれ以上の回動も阻止される状態となる
ので、パーキングシフトロッドの移動により相対移動許
容手段のピンがパーキングスプリングの他端部を押すも
のの、該スプリングの一端部は上記回動を阻止された連
係手段により規制され、該パーキングスプリングのみが
収縮して、この収縮動作によりパーキングシフトロッド
のオーバーストロークが吸収される。
【００１２】更に、請求項３記載の発明では、運転者の
セレクトレバーの操作が平行２軸式の自動変速機の第１
軸下方のパーキングシフトロッドに伝達された後、第２
軸の下方のパーキングポールに伝達される関係上、その
伝達経路長が長くなり、パーキングシフトロッドの移動
量に大きなバラツキが生じ易いものの、上述の通りパー
キングシフトレバーの設定値以上の揺動がストッパー手
段により規制されるので、回転軸のロック動作が常に確
保されると共に、そのロック動作の解除が軽操作力で行
われる。
セレクトレバーの操作が平行２軸式の自動変速機の第１
軸下方のパーキングシフトロッドに伝達された後、第２
軸の下方のパーキングポールに伝達される関係上、その
伝達経路長が長くなり、パーキングシフトロッドの移動
量に大きなバラツキが生じ易いものの、上述の通りパー
キングシフトレバーの設定値以上の揺動がストッパー手
段により規制されるので、回転軸のロック動作が常に確
保されると共に、そのロック動作の解除が軽操作力で行
われる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明の自動変速機のパーキング装置によれば、パーキング
シフトロッドの移動量及びパーキングシフトレバーの揺
動量にバラツキが存在しても、そのバラツキに拘らずパ
ーキングポールと回転軸との係止力を一定に保持できる
ので、不必要に解除されることが無い良好なパーキング
動作を確保できると共に、その動作の解除を軽操作力で
行うことが可能である。
明の自動変速機のパーキング装置によれば、パーキング
シフトロッドの移動量及びパーキングシフトレバーの揺
動量にバラツキが存在しても、そのバラツキに拘らずパ
ーキングポールと回転軸との係止力を一定に保持できる
ので、不必要に解除されることが無い良好なパーキング
動作を確保できると共に、その動作の解除を軽操作力で
行うことが可能である。
【００１４】また、請求項２記載の発明によれば、パー
キングシフトレバーの設定値以上の揺動をパーキングポ
ールの突出部により規制すると共に、パーキングシフト
ロッドのオーバーストロークをパーキングスプリングに
より許容する簡易な構成で行ったので、パーキング装置
の簡易化を図りつつ、良好なパーキング動作を確保でき
ると共に、その解除動作を軽操作力で行うことが可能で
ある。
キングシフトレバーの設定値以上の揺動をパーキングポ
ールの突出部により規制すると共に、パーキングシフト
ロッドのオーバーストロークをパーキングスプリングに
より許容する簡易な構成で行ったので、パーキング装置
の簡易化を図りつつ、良好なパーキング動作を確保でき
ると共に、その解除動作を軽操作力で行うことが可能で
ある。
【００１５】更に、請求項３記載の発明によれば、パー
キングシフトロッドの移動量のバラツキが大きい場合で
あっても、良好なパーキング動作の確保とその動作の軽
操作力での解除とを確保できる。
キングシフトロッドの移動量のバラツキが大きい場合で
あっても、良好なパーキング動作の確保とその動作の軽
操作力での解除とを確保できる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
【００１７】図１及び図２は本発明を平行２軸式の自動
変速機のパーキング装置に適用した実施例を示し、図１
は側面を、図２は底面を示す。同各図において、１は自
動変速機の第１軸としての主軸、２は自動変速機の第２
軸としての副軸であって、該副軸２は主軸１の図１斜め
上後方に配置される。３は副軸２の図１斜め下後方に配
置されたデファレンシャルである。
変速機のパーキング装置に適用した実施例を示し、図１
は側面を、図２は底面を示す。同各図において、１は自
動変速機の第１軸としての主軸、２は自動変速機の第２
軸としての副軸であって、該副軸２は主軸１の図１斜め
上後方に配置される。３は副軸２の図１斜め下後方に配
置されたデファレンシャルである。
【００１８】上記副軸２には、パーキングギヤ５が固定
配置されると共に、副軸２の下方には、該副軸２の軸方
向に直交する方向にパーキングポール７が配置される。
該パーキングポール７は、パーキングギヤ５の歯５ａ…
に噛合する突起部７ａを有して回転軸としての副軸２に
係止可能であると共に、先端部には下方に折れ曲る折曲
部７ｂが形成される。更に、パーキングポール７は、変
速機ケース８に近接する後端部が支持軸９で回動自在に
支持され、且つリターンスプリング１０によりパーキン
グギヤ５と噛合しないように下方に付勢される。
配置されると共に、副軸２の下方には、該副軸２の軸方
向に直交する方向にパーキングポール７が配置される。
該パーキングポール７は、パーキングギヤ５の歯５ａ…
に噛合する突起部７ａを有して回転軸としての副軸２に
係止可能であると共に、先端部には下方に折れ曲る折曲
部７ｂが形成される。更に、パーキングポール７は、変
速機ケース８に近接する後端部が支持軸９で回動自在に
支持され、且つリターンスプリング１０によりパーキン
グギヤ５と噛合しないように下方に付勢される。
【００１９】１２は、上記パーキングポール７の折曲部
７ｂの下方に配置されたパーキングシフトレバーであ
る。該シフトレバー１２は、図２にも示すように、パー
キングポール７の折曲部７ｂの左右両側に配置した一対
のガイド部材１３と、該一対のガイド部材１３の上部に
跨がって上記パーキングポール７の折曲部７ｂ先端位置
の下方に配置される円筒上のローラ１４と、上記一対の
ガイド部材１３を固定支持する支持軸１５とから成り、
該支持軸１５は変速機ケース８に回動及び回転自在に取
付け支持される。従って、図３に示すように、支持軸１
５が反時計方向に回動すると、該支持軸１５を支点とし
てガイド部材１３及びローラ１４が反時計方向に揺動
し、該ローラ１４がパーキングポール７の折曲部７ｂの
先端部を支持軸９を支点として上方に押し上げることに
より、その突起部７ａをパーキングギヤ５の歯５ａ…に
噛合させる構成である。
７ｂの下方に配置されたパーキングシフトレバーであ
る。該シフトレバー１２は、図２にも示すように、パー
キングポール７の折曲部７ｂの左右両側に配置した一対
のガイド部材１３と、該一対のガイド部材１３の上部に
跨がって上記パーキングポール７の折曲部７ｂ先端位置
の下方に配置される円筒上のローラ１４と、上記一対の
ガイド部材１３を固定支持する支持軸１５とから成り、
該支持軸１５は変速機ケース８に回動及び回転自在に取
付け支持される。従って、図３に示すように、支持軸１
５が反時計方向に回動すると、該支持軸１５を支点とし
てガイド部材１３及びローラ１４が反時計方向に揺動
し、該ローラ１４がパーキングポール７の折曲部７ｂの
先端部を支持軸９を支点として上方に押し上げることに
より、その突起部７ａをパーキングギヤ５の歯５ａ…に
噛合させる構成である。
【００２０】また、３０は主軸１の下方に配置されたパ
ーキングシフトロッドである。該ロッド３０は、その図
１右端部が後述するガイド部材２０に回動自在に連結さ
れ、図１左端部はカム機構３２に回動自在に連結されて
いる。
ーキングシフトロッドである。該ロッド３０は、その図
１右端部が後述するガイド部材２０に回動自在に連結さ
れ、図１左端部はカム機構３２に回動自在に連結されて
いる。
【００２１】上記カム機構３２は、扇形状のマニュアル
プレート３３と、Ｔ字形状のパーキングアシストレバー
３４とを有し、該アシストレバー３４は、その下端部が
支持軸３６により変速機ケース８に回動自在に支持され
ると共に、上端部には上記パーキングシフトロッド３０
の左端部が連結される。一方、マニュアルプレート３３
は、周縁がボール３７の係合する鋸形状に形成されると
共に、内部には円弧状の開口３３ａと、該開口３３ａの
上端部から半径方向外方に延びる開口３３ｂとが形成さ
れ、該開口３３ａ，３３ｂには、上記アシストレバー３
４の図２中央部での左端位置に設けたピン３４ａが挿通
される。また、マニュアルプレート３３の中心位置に
は、上下方向に延びるパーキングシャフト４０が固定連
結され、該シャフト３８は、図示しないが運転者により
操作されるセレクトレバーに連動して回動する。従っ
て、運転者がセレクトレバーをパーキング位置に選択操
作した際には、パーキングシャフト４０の図２時計方向
の回動に伴いマニュアルプレート３３も時計方向に回動
し、これによりアシストレバー３４のピン３４ａが円弧
状開口３３ａから半径方向に延びる開口３３ｂに嵌っ
て、アシストレバー３４を支持軸３６を支点に図２右方
に回動させてパーキングシフトロッド３０を図２右方に
移動させながら、ボール３７が鋸形状のパーキング位置
に対応する凹所に嵌って位置決めされる構成である。
プレート３３と、Ｔ字形状のパーキングアシストレバー
３４とを有し、該アシストレバー３４は、その下端部が
支持軸３６により変速機ケース８に回動自在に支持され
ると共に、上端部には上記パーキングシフトロッド３０
の左端部が連結される。一方、マニュアルプレート３３
は、周縁がボール３７の係合する鋸形状に形成されると
共に、内部には円弧状の開口３３ａと、該開口３３ａの
上端部から半径方向外方に延びる開口３３ｂとが形成さ
れ、該開口３３ａ，３３ｂには、上記アシストレバー３
４の図２中央部での左端位置に設けたピン３４ａが挿通
される。また、マニュアルプレート３３の中心位置に
は、上下方向に延びるパーキングシャフト４０が固定連
結され、該シャフト３８は、図示しないが運転者により
操作されるセレクトレバーに連動して回動する。従っ
て、運転者がセレクトレバーをパーキング位置に選択操
作した際には、パーキングシャフト４０の図２時計方向
の回動に伴いマニュアルプレート３３も時計方向に回動
し、これによりアシストレバー３４のピン３４ａが円弧
状開口３３ａから半径方向に延びる開口３３ｂに嵌っ
て、アシストレバー３４を支持軸３６を支点に図２右方
に回動させてパーキングシフトロッド３０を図２右方に
移動させながら、ボール３７が鋸形状のパーキング位置
に対応する凹所に嵌って位置決めされる構成である。
【００２２】そして、上記パーキングポール７の折曲部
７ｂ先端には、更に先に延びる突出部７ｃが形成されて
いる。該突出部７ｃは、パーキングシフトレバー１２の
ローラ１４の図１左方への移動経路の途中位置に配置さ
れていて、パーキングシフトロッド３０の図２右方向へ
の移動量がバラツキ分のない場合の最小移動量だけ移動
した際にローラ１４がパーキングポール７の折曲部７ｂ
を押し上げて突起部７ａがパーキングギヤ５の歯５ａ…
に噛合すると、その後は、パーキングシフトロッド３０
が更に最小移動量を越えて図１右方に移動する場合であ
っても、パーキングポール７の突出部７ｃによりローラ
１４のそれ以上の図１左方向への移動を阻止することに
より、パーキングシフトレバー１２の設定量以上の揺動
を規制するようにしたストッパー手段４５を構成してい
る。
７ｂ先端には、更に先に延びる突出部７ｃが形成されて
いる。該突出部７ｃは、パーキングシフトレバー１２の
ローラ１４の図１左方への移動経路の途中位置に配置さ
れていて、パーキングシフトロッド３０の図２右方向へ
の移動量がバラツキ分のない場合の最小移動量だけ移動
した際にローラ１４がパーキングポール７の折曲部７ｂ
を押し上げて突起部７ａがパーキングギヤ５の歯５ａ…
に噛合すると、その後は、パーキングシフトロッド３０
が更に最小移動量を越えて図１右方に移動する場合であ
っても、パーキングポール７の突出部７ｃによりローラ
１４のそれ以上の図１左方向への移動を阻止することに
より、パーキングシフトレバー１２の設定量以上の揺動
を規制するようにしたストッパー手段４５を構成してい
る。
【００２３】更に、上記パーキングシフトレバー１２の
図２上方には、相対移動許容手段４８が配置される。該
相対移動許容手段４８は、パーキングシフトレバー１２
の支持軸１５に回動自在に支持された一対のガイド部材
２０と、該ガイド部材２０の下端部に跨って配置される
円筒状のピン２１と、該ガイド部材２０間に配置され且
つ上記支持軸１５に固定された状態で上記ピン２１に向
って斜め下方に延びる延出部２３ａが形成された平面四
角形状の連係部材２３と、支持軸１５に遊嵌されたパー
キングスプリング４７とから成る。該パーキングスプリ
ング４７は、その両端がその接線方向に延出された延出
部４７ａ，４７ｂを有し、該延出部４７ａ，４７ｂ同志
が交差し、その一端の延出部４７ａは上記連係部材２３
の延設部２３ａに係合し、他端の延出部４７ｂはピン２
１の図１右側部に位置していて、該ピン２１及びガイド
部材２０を介してパーキングシフトロッド３０に係合し
ている。
図２上方には、相対移動許容手段４８が配置される。該
相対移動許容手段４８は、パーキングシフトレバー１２
の支持軸１５に回動自在に支持された一対のガイド部材
２０と、該ガイド部材２０の下端部に跨って配置される
円筒状のピン２１と、該ガイド部材２０間に配置され且
つ上記支持軸１５に固定された状態で上記ピン２１に向
って斜め下方に延びる延出部２３ａが形成された平面四
角形状の連係部材２３と、支持軸１５に遊嵌されたパー
キングスプリング４７とから成る。該パーキングスプリ
ング４７は、その両端がその接線方向に延出された延出
部４７ａ，４７ｂを有し、該延出部４７ａ，４７ｂ同志
が交差し、その一端の延出部４７ａは上記連係部材２３
の延設部２３ａに係合し、他端の延出部４７ｂはピン２
１の図１右側部に位置していて、該ピン２１及びガイド
部材２０を介してパーキングシフトロッド３０に係合し
ている。
【００２４】上記の構成により、パーキングシフトレバ
ー１２のローラ１４がパーキングポール７の突出部７ｃ
に当接して図１左方向の移動が規制された状態では、支
持軸１５及び連係部材２３は回動不能な状態となり、こ
のためパーキングシフトロッド３０が更に最小移動量を
越えて図１右方に移動した場合には、該ロッド３０の移
動に伴いガイド部材２０及びピン２１が図１反時計方向
に回動して、該ピン２１のみがパーキングスプリング４
７の一方の延設部４７ｂを図１右方に押して、その他方
の延設部４７ａとの交差角度を拡げるようパーキングス
プリング４７が縮小することにより、パーキングシフト
レバー１２に対するパーキングシフトロッド３０の相対
移動を許容するように構成している。
ー１２のローラ１４がパーキングポール７の突出部７ｃ
に当接して図１左方向の移動が規制された状態では、支
持軸１５及び連係部材２３は回動不能な状態となり、こ
のためパーキングシフトロッド３０が更に最小移動量を
越えて図１右方に移動した場合には、該ロッド３０の移
動に伴いガイド部材２０及びピン２１が図１反時計方向
に回動して、該ピン２１のみがパーキングスプリング４
７の一方の延設部４７ｂを図１右方に押して、その他方
の延設部４７ａとの交差角度を拡げるようパーキングス
プリング４７が縮小することにより、パーキングシフト
レバー１２に対するパーキングシフトロッド３０の相対
移動を許容するように構成している。
【００２５】尚、図１及び図２において、５０はカム機
構３２のマニュアルプレート３３のボール３７を付勢す
るスプリング、５１はマニュアルプレート３３に連結さ
れた操作ロッドであって、自動変速機の油圧制御回路の
マニュアルバルブを運転者のセレクトレバー操作に応じ
て作動させるものである。
構３２のマニュアルプレート３３のボール３７を付勢す
るスプリング、５１はマニュアルプレート３３に連結さ
れた操作ロッドであって、自動変速機の油圧制御回路の
マニュアルバルブを運転者のセレクトレバー操作に応じ
て作動させるものである。
【００２６】したがって、上記実施例においては、パー
キングシャフト４０からパーキングシフトロッド３０ま
での複数部品の合計寸法公差が大きい場合には、パーキ
ングシフトロッド３０の図１右方向への移動量に大きな
バラツキが生じる。しかし、パーキングシフトロッド３
０の実際移動量がバラツキ分を減じた最小量である場合
には、図３に示すように、ピン２１、パーキングスプリ
ング４７及び連係部材２３が等しく移動して、パーキン
グシフトレバー１２のローラ１４がパーキングポール７
の折曲部７ｂ先端部を上方に押し上げ、その突起部７ａ
をパーキングギヤ５の歯５ａ…に噛合するので、副軸２
の回転は確実に阻止される。
キングシャフト４０からパーキングシフトロッド３０ま
での複数部品の合計寸法公差が大きい場合には、パーキ
ングシフトロッド３０の図１右方向への移動量に大きな
バラツキが生じる。しかし、パーキングシフトロッド３
０の実際移動量がバラツキ分を減じた最小量である場合
には、図３に示すように、ピン２１、パーキングスプリ
ング４７及び連係部材２３が等しく移動して、パーキン
グシフトレバー１２のローラ１４がパーキングポール７
の折曲部７ｂ先端部を上方に押し上げ、その突起部７ａ
をパーキングギヤ５の歯５ａ…に噛合するので、副軸２
の回転は確実に阻止される。
【００２７】これに対し、パーキングシフトロッド３０
の移動量がバラツキ分を含んで最小量を越える場合に
は、ローラ１４の図１左方向への移動がパーキングポー
ル７の突出部７ｃで阻止されて、パーキングポール７の
突起部７ａとパーキングギヤ５との噛合力は上記移動量
が最小量の場合と同一値で、増大しないので、パーキン
グシフトロッド３０の移動量の大きなバラツキに拘ら
ず、個々のパーキング装置において確実なパーキング動
作とその解除を軽操作力で行うことができる。
の移動量がバラツキ分を含んで最小量を越える場合に
は、ローラ１４の図１左方向への移動がパーキングポー
ル７の突出部７ｃで阻止されて、パーキングポール７の
突起部７ａとパーキングギヤ５との噛合力は上記移動量
が最小量の場合と同一値で、増大しないので、パーキン
グシフトロッド３０の移動量の大きなバラツキに拘ら
ず、個々のパーキング装置において確実なパーキング動
作とその解除を軽操作力で行うことができる。
【００２８】しかも、パーキングポール７の先端部に設
けた突出部７ｃによりローラ１４のストッパー機能を持
たせると共に、このローラ１４の移動の規制時にパーキ
ングシフトロッド３０が最小移動量を越えて図１右方に
移動する場合には、パーキングスプリング４７のみが収
縮して、シフトレバー１２に対するパーキングシフトロ
ッド３０のオーバーストロークが許容されるので、合計
寸法公差によるバラツキ分を考慮しつつ構成を簡易にで
きる。
けた突出部７ｃによりローラ１４のストッパー機能を持
たせると共に、このローラ１４の移動の規制時にパーキ
ングシフトロッド３０が最小移動量を越えて図１右方に
移動する場合には、パーキングスプリング４７のみが収
縮して、シフトレバー１２に対するパーキングシフトロ
ッド３０のオーバーストロークが許容されるので、合計
寸法公差によるバラツキ分を考慮しつつ構成を簡易にで
きる。
【００２９】更には、主軸１の図１左方にパーキングロ
ッド４０が配置され、主軸１の下方にパーキングシフト
ロッド３０が配置され、副軸２の下方にパーキングポー
ル７が配置されて、運転者のセレクトレバー操作をパー
キングポール７に伝達する経路長が長くなっても、上記
の通りパーキングシフトレバー１２のローラ１４を設定
位置に規制できるので、個々のパーキング装置において
確実なパーキング動作とその解除を軽操作力で行うこと
ができる。
ッド４０が配置され、主軸１の下方にパーキングシフト
ロッド３０が配置され、副軸２の下方にパーキングポー
ル７が配置されて、運転者のセレクトレバー操作をパー
キングポール７に伝達する経路長が長くなっても、上記
の通りパーキングシフトレバー１２のローラ１４を設定
位置に規制できるので、個々のパーキング装置において
確実なパーキング動作とその解除を軽操作力で行うこと
ができる。
【図１】本発明の実施例を示すパーキング装置の側面図
である。
である。
【図２】同一部を切り欠いた底面図である。
【図３】作動説明図である。
１ 主軸（第１軸） ２ 副軸（回転軸，第２軸） ７ パーキングポール ７ｃ 突出部 １２ パーキングシフトレバー １４ ローラ １５ 支持軸 ２１ ピン ２３ 連係部材 ３０ パーキングシフトロッド ４５ ストッパー手段 ４７ パーキングスプリング ４８ 相対移動許容手段
Claims (3)
- 【請求項１】 回転軸に係止可能なパーキングポール
と、該パーキングポールに連係し該パーキングポールを
回転軸に係止させる揺動自在なパーキングシフトレバー
と、運転者の操作により移動し上記パーキングシフトレ
バーを揺動させるパーキングシフトロッドとを備えると
ともに、上記パーキングポールが回転軸に係止した状態
に相当する設定量以上のパーキングシフトレバーの揺動
を規制するストッパー手段と、該ストッパー手段による
パーキングシフトレバーの揺動の規制時に該パーキング
シフトレバーに対する上記パーキングシフトロッドの相
対移動を許容する相対移動許容手段とを備えることを特
徴とする自動変速機のパーキング装置。 - 【請求項２】 パーキングシフトレバーは、回動自在に
支持された支持軸と、該支持軸の回動に応じて揺動して
パーキングポールの先端部を上下方向に変位させるロー
ラとを備え、ストッパー手段は、パーキングポールの先
端部に設けられ上記パーキングシフトレバーのローラの
設定量以上の揺動を規制する突出部により構成され、相
対移動許容手段は、パーキングシフトロッドの移動に応
じて変位するピンと、該ピンに一端部が連係するパーキ
ングスプリングと、該パーキングスプリングの他端部に
連係し且つ上記パーキングシフトレバーの支持軸に固定
された連係部材とから成ることを特徴とする請求項１記
載の自動変速機のパーキング装置。 - 【請求項３】 自動変速機は第１軸と、該第１軸に平行
な第２軸とを有し、上記第１軸の下方にパーキングシフ
トロッドが配置され、上記第２軸の下方にパーキングポ
ールが配置されることを特徴とする請求項１又は請求項
２記載の自動変速機のパーキング装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4344027A JPH06191382A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 自動変速機のパーキング装置 |
| KR1019930029193A KR100312099B1 (ko) | 1992-12-24 | 1993-12-23 | 자동변속기의파아킹장치 |
| US08/171,357 US5526909A (en) | 1992-12-24 | 1993-12-23 | Parking mechanism for automatic transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4344027A JPH06191382A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 自動変速機のパーキング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06191382A true JPH06191382A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18366095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4344027A Withdrawn JPH06191382A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 自動変速機のパーキング装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5526909A (ja) |
| JP (1) | JPH06191382A (ja) |
| KR (1) | KR100312099B1 (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5620386A (en) * | 1995-11-03 | 1997-04-15 | General Motors Corporation | Parking brake for a power transmission |
| JP3168895B2 (ja) * | 1995-12-06 | 2001-05-21 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド駆動装置 |
| JP3197904B2 (ja) * | 1996-01-12 | 2001-08-13 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機のパーキング装置 |
| US5827149A (en) * | 1996-07-30 | 1998-10-27 | Hi-Lex Corporation | Electrically operated park lock for automatic transmission |
| US5794748A (en) * | 1996-10-15 | 1998-08-18 | Ford Global Technologies, Inc. | Park lock mechanism for an automatic transmission |
| US6019698A (en) * | 1997-12-01 | 2000-02-01 | Daimlerchysler Corporation | Automated manual transmission shift sequence controller |
| US6006620A (en) * | 1997-12-01 | 1999-12-28 | Chrysler Corporation | Automated manual transmission controller |
| US5979257A (en) * | 1997-12-01 | 1999-11-09 | Chrysler Corporation | Automated manual transmission mode selection controller |
| US5943918A (en) * | 1997-12-01 | 1999-08-31 | Chrysler Corporation | Powertrain system for a hybrid electric vehicle |
| US5993350A (en) * | 1997-12-01 | 1999-11-30 | Lawrie; Robert E. | Automated manual transmission clutch controller |
| US6065581A (en) * | 1999-03-31 | 2000-05-23 | Daimlerchrysler Corporation | Camming manual lever for pull-out load |
| US6296073B1 (en) * | 1999-06-23 | 2001-10-02 | Bombardier Inc. | All terrain vehicle with improved motor arrangement |
| FR2798635B1 (fr) * | 1999-09-20 | 2001-12-07 | Renault | Frein de parking notamment pour vehicule a traction electrique |
| KR100335922B1 (ko) * | 1999-11-29 | 2002-05-10 | 이계안 | 자동 변속기용 파킹기구 및 그 제어방법 |
| FR2810422B1 (fr) * | 2000-06-19 | 2003-01-03 | Renault | Mecanisme de verrouillage d'un arbre de transmission d'un vehicule |
| JP4165480B2 (ja) * | 2004-09-08 | 2008-10-15 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車およびその制御方法 |
| KR20120061665A (ko) * | 2010-12-03 | 2012-06-13 | 현대자동차주식회사 | 전기 차량용 감속기의 파킹 시스템의 레이아웃 |
| DE112014004608T5 (de) * | 2013-12-25 | 2016-07-14 | Aisin Aw Co., Ltd. | Automatisches Getriebe |
| US10058032B2 (en) | 2015-07-31 | 2018-08-28 | Parker-Hannifin Corporation | Mowing machine brake apparatus with slideable engagement |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57173652A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-26 | Nissan Motor Co Ltd | Fixing device for parking of stepless v-belt transmission |
| JPS60116545A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-24 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車のパ−キングロック装置 |
| JPS62110550A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-21 | Daikin Mfg Co Ltd | 自動変速機のパ−キング装置 |
| US4907681A (en) * | 1988-04-29 | 1990-03-13 | Chrysler Motors Corporation | Park locking mechanism for an automatic transmission |
| US5170869A (en) * | 1990-06-18 | 1992-12-15 | Ford Motor Company | Gear selector parking ratchet for automatic transmissions |
| US5295412A (en) * | 1993-07-09 | 1994-03-22 | Chrysler Corporation | Park locking mechanism |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP4344027A patent/JPH06191382A/ja not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-12-23 US US08/171,357 patent/US5526909A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-23 KR KR1019930029193A patent/KR100312099B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR940013965A (ko) | 1994-07-16 |
| US5526909A (en) | 1996-06-18 |
| KR100312099B1 (ko) | 2001-12-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |