JPH06189074A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06189074A
JPH06189074A JP4353862A JP35386292A JPH06189074A JP H06189074 A JPH06189074 A JP H06189074A JP 4353862 A JP4353862 A JP 4353862A JP 35386292 A JP35386292 A JP 35386292A JP H06189074 A JPH06189074 A JP H06189074A
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JP
Japan
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black
reading
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Pending
Application number
JP4353862A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Takeuchi
内 政 美 竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 常に良好な状態で原稿を読み取って送信でき
るファクシミリ装置を提供する。 【構成】 送信すべき原稿上の画像を読み取り順次画素
に分解し、時系列の画像データに変換する画像データ読
取手段6と、その画像データ読取手段が読み取った画像
データの内で、原稿の読み始めの最初の主走査線から原
稿の読み終りである最後の主走査線までの各画素の内で
副走査方向に連続して「黒」となっている画素の有無を
検出する副走査方向連続「黒」検出手段6aと、その副
走査方向連続「黒」検出手段により副走査方向に連続し
て「黒」となっている画素が検出されたときには読み取
り系に汚れなどによる障害があることを報知する報知手
段10とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置に
関し、さらに詳しくは、常に良好な状態で原稿を送信す
ることを可能にするファクシミリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置の構成を図5に
示す。このファクシミリ装置は、マイクロプロセッサ5
1とキー入力部52と電話番号メモリ53と、原稿等の
読取装置54と画像情報処理部55aを含む制御回路5
5とモデム56、さらに送られてきた画像情報から元の
画像を記録紙上に再現して記録する記録部57、ROM
58、送信バッファメモリあるいは受信バッファメモリ
として用いられるRAM59を備えている。
【0003】マイクロプロセッサ51は、全体のシステ
ム制御や画像情報の転送制御処理等を行うものである。
キー入力部52は、送信先の電話番号を入力するための
テンキーや送信指示を行うための送信キー等を備えてい
る。電話番号メモリ53は、上記テンキーにより入力さ
れた送信先の電話番号や予め登録された短縮ダイヤル番
号やその短縮ダイヤル番号に対応した送信先の電話番号
を記憶しているメモリである。
【0004】制御回路55は、CCD等の画像センサを
含む読取装置54が原稿を読み取り出力する画像情報や
電話回線を介して相手から送られてくる画像情報に対し
圧縮処理あるいは伸張処理を行う画像情報処理部55a
や伝送制御,誤り制御等を行う通信制御部等を備えてい
る。
【0005】記録部57は、制御回路55により処理さ
れた相手から送られてきた画像情報を基に送られてきた
画をサーマルヘッドにより記録紙上に記録する。
【0006】モデム56は、送信する画像情報を変調し
て電話回線に送り出したり、電話回線を介して送られて
きた信号を復調して画像情報を受信し、制御回路55に
出力するものである。
【0007】このファクシミリ装置は、読取装置54が
原稿を読み取り、この結果得られた画像情報を制御回路
55により処理した後、モデム56により変調して電話
回線に送り出す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置は以上のように構成されているので、送信側のファク
シミリ装置の読取装置54においてCCDなどの画像セ
ンサ上に汚れが付着すると、汚れが付着した部分のCC
Dなどの画像センサは常時汚れによる影を検出すること
になり、受信側のファクシミリ装置で受信した原稿上の
副走査方向には連続した「黒」のラインが表れてしま
い、良質な画を受信できない問題点があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、常に良好な状態で原稿を読み取
る、良好な画を送信できるファクシミリ装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファクシ
ミリ装置は、送信すべき原稿上の画像を読取順次画素に
分解し、時系列の画像データに変換する画像データ読取
手段と、前記画像データ読取手段が読み出した画像デー
タの内で上記原稿の読み始めの最初の主走査線から上記
原稿の読み終りである最後の主走査線までの各画素の内
で副走査方向に連続して「黒」となっている画素の有無
を検出する副走査方向連続「黒」検出手段と、その副走
査方向連続「黒」検出手段により副走査方向に連続して
「黒」となっている画素が検出されたときには読み取り
系に汚れなどによる障害があることを報知する報知手段
とを備えたことを構成上の特徴とする。
【0011】
【作用】この発明におけるファクシミリ装置は、上記原
稿の読み始めの最初の主走査線から上記原稿の読み終り
である最後の主走査線までの読み取った画像データの各
画素の内で副走査方向に連続して「黒」となっている画
素の有無を検出することで、原稿読み取り装置の画像セ
ンサ上の汚れを検出したときには、原稿の読み取り系に
おいて汚れなどによる障害が生じていることを報知し、
画像センサ上に汚れなどが付着していることを原稿の送
信側のファクシミリ装置の操作者に知らしめることを可
能とし、操作者に画像センサ上に付着した汚れの除去を
促して、常に良好な状態で良質な画を送信することを可
能にする。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明の一実施例のファクシミリ装置
の構成を示すブロック図である。このファクシミリ装置
は、マイクロプロセッサ1とキー入力部2と電話番号メ
モリ3と、ファクシミリ装置全体を制御するためのプロ
グラムなどが格納されたROM4と、送信バッファメモ
リあるいは受信バッファメモリとして用いられるRAM
5と、ラインメモリやラインメモリ制御部、さらに副走
査方向に連続して「黒」で表れる画像パターンを検出す
るための主走査線1ライン分の連続「黒」検出用ライン
メモリ6aを備えた読取装置6と、画像情報処理部7a
を含む制御回路7と、モデム8と、送られてきた画像情
報から元の画像を記録紙上に再現して記録する記録部
9、さらに読取装置6の読み取り系に汚れなどの障害が
生じていることを表示する表示部10を備えている。
【0013】マイクロプロセッサ1は、全体のシステム
制御や画像情報の転送制御処理等を行うものである。
【0014】キー入力部2は、送信先の電話番号を入力
するテンキーや送信指示を行うための送信キー等を備え
ている。電話番号メモリ3は、上記テンキーにより入力
された送信先の電話番号や予め登録された短縮ダイヤル
番号やその短縮ダイヤル番号に対応した送信先の電話番
号を記憶しているメモリである。
【0015】制御回路7は、読取装置6に設けられたC
CD等の画像センサに読み取られた原稿の画像情報や電
話回線を介して相手から送られてくる画像情報に対し圧
縮処理あるいは伸張処理を行う画像情報処理部7aや伝
送制御,誤り制御等を行う通信制御部等を備えている。
【0016】記録部9は、制御回路7の画像情報処理部
7aにより伸張処理された画像情報を基に相手が送信し
た画像をサーマルヘッドにより記録紙上に記録する。
【0017】モデム8は、送信される画像情報を変調し
て電話回線に送り出したり、電話回線を介して送られて
きた信号を復調して画像情報を受信し、制御回路7に出
力する。
【0018】次に動作について説明する。図2はこの実
施例のファクシミリ装置における原稿読み取り系の汚れ
などによる障害の発生を検出し報知する動作を説明する
ためのフローチャートである。
【0019】図2において、まず読取装置6の連続
「黒」検出用ラインメモリ6aに全て「黒」、すなわち
全て「1」の画素データを書き込む(ステップS1)。
次に、原稿から最初の1ライン分の画像情報を読み込む
(ステップS2)。
【0020】さらにステップS2で読み込んだ原稿の最
初の1ライン分の画像情報と、ステップS1で連続
「黒」検出用ラインメモリ6aに書き込んだ画素データ
(全て「1」)との間で論理積演算を行なう(ステップ
S3)。この場合の論理積演算は夫々対応するアドレス
のデータ間で行なう。この論理積演算結果により前記連
続「黒」検出用ラインメモリ6aを書き換える(ステッ
プS4)。
【0021】次に、原稿から読み取った画像情報が原稿
の最後の1ライン分の画像情報であるか否かを判断し
(ステップS5)、原稿から読み取った画像情報が最後
の1ライン分の画像情報でないときにはステップS2に
戻り、次ぎのラインの画像情報を1ライン分読み込み、
さらにステップS3からステップS5までの動作を繰り
返し実行する。
【0022】ステップS5において、原稿から読み取っ
た画像情報が最後の1ライン分の画像情報であるときに
は、連続「黒」検出用ラインメモリ6aの夫々のアドレ
スに格納されている画素データの内で「黒」すなわち
「1」になっているものがあるか否かを判断する。この
判断は、連続「黒」検出用ラインメモリ6aの夫々のア
ドレスに格納されている画素データの全てについての論
理和演算結果が「0」であるか、あるいは「1」である
かを判断することで行なわれる。
【0023】すなわち、「1」であるときには連続
「黒」検出用ラインメモリ6aに格納されている画素デ
ータの内に「黒」すなわち「1」が存在し、これは図3
の(イ),(ロ),(ハ)に示すように原稿から読み出
した画像情報に副走査方向で最初のラインから最後のラ
インまで読み取り系に付着した汚れなどにより連続した
「黒」の縦線が存在していることを示している。
【0024】一方、「0」であるときには連続「黒」検
出用ラインメモリ6aに格納されている画素データの内
に「黒」すなわち「1」が存在していないことになり、
これは図4の(イ),(ロ)に示すように原稿から読み
出した画像情報には副走査方向で最初のラインから最後
のラインまで連続した「黒」の縦線が存在していないこ
とを示している。
【0025】図3の(イ),(ロ),(ハ)に示すよう
に原稿から読み出した画像情報に副走査方向で最初のラ
インから最後のラインまで連続した「黒」の縦線が存在
しているときには、ファクシミリ装置の読み取り系に汚
れなどによる障害が生じており、この汚れによる影が原
因で連続した「黒」の縦線が生じていると判断し、「読
み取り系に汚れ有り」の表示を表示部10により行なう
(ステップS7)。この表示部10による「読み取り系
に汚れ有り」の表示は、LEDの点滅あるいはブザーな
どの音による表示などでよい。尚、図4は原稿読み取り
系の汚れ等による障害が生じていない時に原稿から読み
出した画像情報及び連続「黒」検出用ラインメモリに格
納されたデータを示す図である。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によればファク
シミリ装置の原稿などの読み取り系において汚れなどに
よる障害が生じているときには、この状態を原稿の読み
始めの最初の主走査線から上記原稿の読み終りである最
後の主走査線までの各画素の内で副走査方向に連続して
「黒」となっている画素の有無を検出することで汚れな
どによる障害が読み取り系において生じていることを検
出し、報知することができるように構成したので、読み
取り系における汚れなどにより受信側で受信した原稿に
不自然な画が表れたり原稿が判読できなくなったりする
状態を回避することができ、送信側ファクシミリ装置の
操作者に読み取り系に付着した汚れなどの除去を促し
て、常に良好な状態で原稿を読み取って良質な画を送信
することが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるファクシミリ装置を
示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例によるファクシミリ装置に
おいて原稿読み取り系の汚れなどによる障害の発生を検
出し報知する動作を示すフローチャートである。
【図3】この発明の一実施例によるファクシミリ装置に
おいて、原稿読み取り系の汚れなどによる障害が生じた
とき原稿から読み出した画像情報および連続「黒」検出
用ラインメモリに格納されたデータを示す説明図であ
る。
【図4】この発明の一実施例によるファクシミリ装置に
おいて、原稿読み取り系の汚れなどによる障害が生じて
いないときに原稿から読み出した画像情報および連続
「黒」検出用ラインメモリに格納されたデータを示す説
明図である。
【図5】従来のファクシミリ装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ(副走査方向連続「黒」検出
手段,報知手段) 6 読取装置(画像データ読取手段) 10 表示部(報知手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を介して画像データを送受信す
    るファクシミリ装置において、送信すべき原稿上の画像
    を読取順次画素に分解し、時系列の画像データに変換す
    る画像データ読取手段と、前記画像データ読取手段が読
    み出した画像データの内で上記原稿の読み始めの最初の
    主走査線から上記原稿の読み終りである最後の主走査線
    までの各画素の内で副走査方向に連続して「黒」となっ
    ている画素の有無を検出する副走査方向連続「黒」検出
    手段と、その副走査方向連続「黒」検出手段により副走
    査方向に連続して「黒」となっている画素が検出された
    ときには読み取り系に汚れなどによる障害があることを
    報知する報知手段とを備えたファクシミリ装置。
JP4353862A 1992-12-16 1992-12-16 ファクシミリ装置 Pending JPH06189074A (ja)

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JP4353862A JPH06189074A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 ファクシミリ装置

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JP4353862A JPH06189074A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 ファクシミリ装置

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JPH06189074A true JPH06189074A (ja) 1994-07-08

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ID=18433731

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JP4353862A Pending JPH06189074A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 ファクシミリ装置

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