JPH06187778A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH06187778A JPH06187778A JP5229215A JP22921593A JPH06187778A JP H06187778 A JPH06187778 A JP H06187778A JP 5229215 A JP5229215 A JP 5229215A JP 22921593 A JP22921593 A JP 22921593A JP H06187778 A JPH06187778 A JP H06187778A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/18—Bit line organisation; Bit line lay-out
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
- G11C11/40—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
- G11C11/401—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
- G11C11/4063—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
- G11C11/407—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
- G11C11/409—Read-write [R-W] circuits
- G11C11/4097—Bit-line organisation, e.g. bit-line layout, folded bit lines
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォールデッドBL方式に比べてメモリセル
面積を縮小することができ、かつオープンBL方式に比
べてセンスアンプの設計ルールを緩和することができる
DRAMを提供すること。 【構成】 複数本のワード線WLと複数本のビット線B
Lが配置され、これらビット線BLとワード線WLの交
点位置に選択的にメモリセルMCが配置されたメモリセ
ルアレイ構成を有するDRAMにおいて、1つのセルア
レイ内の複数のビット線の一部は、複数のビット線対を
形成してアレイBの右端,アレイAの左端のセンスアン
プSAとつながり、フォールデッド・ビットライン構成
をなし、1つのセルアレイ内の複数のビット線の残り
は、セルアレイの隣の他のセルアレイ内の複数のビット
線と2本で組を形成して2つのアレイA,B間にあるセ
ンスアンプSAとつながり、オープン・ビットライン構
成をなすことを特徴とする。
面積を縮小することができ、かつオープンBL方式に比
べてセンスアンプの設計ルールを緩和することができる
DRAMを提供すること。 【構成】 複数本のワード線WLと複数本のビット線B
Lが配置され、これらビット線BLとワード線WLの交
点位置に選択的にメモリセルMCが配置されたメモリセ
ルアレイ構成を有するDRAMにおいて、1つのセルア
レイ内の複数のビット線の一部は、複数のビット線対を
形成してアレイBの右端,アレイAの左端のセンスアン
プSAとつながり、フォールデッド・ビットライン構成
をなし、1つのセルアレイ内の複数のビット線の残り
は、セルアレイの隣の他のセルアレイ内の複数のビット
線と2本で組を形成して2つのアレイA,B間にあるセ
ンスアンプSAとつながり、オープン・ビットライン構
成をなすことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック型半導体
記憶装置(DRAM)に係わり、特にセンスアンプ方式
の改良をはかったDRAMに関する。
記憶装置(DRAM)に係わり、特にセンスアンプ方式
の改良をはかったDRAMに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、1トランジスタ/1キャパシタの
メモリセル構造を持つDRAMは、メモリセル構造の改
良と微細加工技術の進歩により著しく高集積化が進んで
おり、ビット線やワード線等の配線,トランジスタの設
計ルールも縮小している。このDRAMにおけるセンス
アンプ方式としては、16Kビットまではオープン・ビ
ットライン方式(Open Bit Line:以後オープンBL方式
と記す)が用いられ、16Kビット〜現在の64Mビッ
トまでの世代ではフォールデッド・ビットライン方式
(Folded Bit Line:以後フォールデッドBL方式と記
す)が用いられているのが現状である。
メモリセル構造を持つDRAMは、メモリセル構造の改
良と微細加工技術の進歩により著しく高集積化が進んで
おり、ビット線やワード線等の配線,トランジスタの設
計ルールも縮小している。このDRAMにおけるセンス
アンプ方式としては、16Kビットまではオープン・ビ
ットライン方式(Open Bit Line:以後オープンBL方式
と記す)が用いられ、16Kビット〜現在の64Mビッ
トまでの世代ではフォールデッド・ビットライン方式
(Folded Bit Line:以後フォールデッドBL方式と記
す)が用いられているのが現状である。
【0003】従来のオープンBL方式とフォールデッド
BL方式の構成を、図10に示す。図10において、
(a)はオープンBL方式、(b)はフォールデッドB
L方式であり、SAはセンスアンプ、WLはワード線、
BLはビット線、MCはメモリセルを示している。
BL方式の構成を、図10に示す。図10において、
(a)はオープンBL方式、(b)はフォールデッドB
L方式であり、SAはセンスアンプ、WLはワード線、
BLはビット線、MCはメモリセルを示している。
【0004】オープンBL方式は、ビット線とワード線
の交点の全てにメモリセルを配置できるため、メモリセ
ル部の面積を縮小できる利点があるが、ビット線が2つ
のセルアレイ間に渡るため、センスアンプをビット線幅
に1個配置する必要があり、センスアンプ部のレイアウ
トが非常に困難である。図10(a)に示すように、セ
ルアレイ間で交互にセンスアンプを配置しても(リラッ
クス・オープンBL方式)、ビット線2本に1個のセン
スアンプが必要となり、センスアンプ部の設計ルールが
厳しくなる問題点があった。
の交点の全てにメモリセルを配置できるため、メモリセ
ル部の面積を縮小できる利点があるが、ビット線が2つ
のセルアレイ間に渡るため、センスアンプをビット線幅
に1個配置する必要があり、センスアンプ部のレイアウ
トが非常に困難である。図10(a)に示すように、セ
ルアレイ間で交互にセンスアンプを配置しても(リラッ
クス・オープンBL方式)、ビット線2本に1個のセン
スアンプが必要となり、センスアンプ部の設計ルールが
厳しくなる問題点があった。
【0005】これに対して64KビットDRAM時代か
ら現在まで主流のフォールデッドBL方式は、ワード線
とビット線の交点のうちの半分にしかメモリセルがな
く、1つのセルアレイ内でビット線対を構成するため、
図10(b)に示すようにセルアレイの両端に交互にセ
ンスアンプを配置することにより(ダブル・フォールデ
ッドBL方式)、ビット線4本に1個のセンスアンプが
あればよい。このため、センスアンプピッチを大幅に改
善でき、設計ルールのきついセンスアンプ部を容易にレ
イアウトすることができ、広くDRAMに用いられてき
た。
ら現在まで主流のフォールデッドBL方式は、ワード線
とビット線の交点のうちの半分にしかメモリセルがな
く、1つのセルアレイ内でビット線対を構成するため、
図10(b)に示すようにセルアレイの両端に交互にセ
ンスアンプを配置することにより(ダブル・フォールデ
ッドBL方式)、ビット線4本に1個のセンスアンプが
あればよい。このため、センスアンプピッチを大幅に改
善でき、設計ルールのきついセンスアンプ部を容易にレ
イアウトすることができ、広くDRAMに用いられてき
た。
【0006】しかしながら、フォールデッドBL方式で
は、ワード線とビット線の交点の半分にしかメモリセル
を配置できず、メモリセル部の面積が大きくなってチッ
プサイズが拡大する問題がある。特に、64Mビット,
256Mビット以上のDRAMにおいて、DRAMの製
造での困難さから容易に設計ルールを縮小することが不
可能となってきており、現在のフォールデッドBL方式
では、オープンBL方式に比べてメモリセル部の縮小が
困難であることが大きな問題となっている。
は、ワード線とビット線の交点の半分にしかメモリセル
を配置できず、メモリセル部の面積が大きくなってチッ
プサイズが拡大する問題がある。特に、64Mビット,
256Mビット以上のDRAMにおいて、DRAMの製
造での困難さから容易に設計ルールを縮小することが不
可能となってきており、現在のフォールデッドBL方式
では、オープンBL方式に比べてメモリセル部の縮小が
困難であることが大きな問題となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のDR
AMにおいては、オープンBL方式はメモリセル面積は
小さいがセンスアンプの設計ルールが非常に厳しく、セ
ンスアンプの配置が困難である問題点があり、一方フォ
ールデッドBL方式はセンスアンプの設計ルールは大幅
に緩和できるが、メモリセル面積が大きくチップサイズ
が大きくなる問題点があった。
AMにおいては、オープンBL方式はメモリセル面積は
小さいがセンスアンプの設計ルールが非常に厳しく、セ
ンスアンプの配置が困難である問題点があり、一方フォ
ールデッドBL方式はセンスアンプの設計ルールは大幅
に緩和できるが、メモリセル面積が大きくチップサイズ
が大きくなる問題点があった。
【0008】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、フォールデッドBL方
式に比べメモリセル面積を縮小することができ、かつオ
ープンBL方式に比べセンスアンプの設計ルールを緩和
することができ、メモリセル面積の縮小,センスアンプ
設計ルールの緩和という2つの要望を同時に達成し得る
半導体記憶装置を提供することにある。
ので、その目的とするところは、フォールデッドBL方
式に比べメモリセル面積を縮小することができ、かつオ
ープンBL方式に比べセンスアンプの設計ルールを緩和
することができ、メモリセル面積の縮小,センスアンプ
設計ルールの緩和という2つの要望を同時に達成し得る
半導体記憶装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、オープ
ンBL方式とフォールデッドBL方式とを最適に組み合
わせることによって、それぞれの特徴を生かしたDRA
Mを構成することにある。
ンBL方式とフォールデッドBL方式とを最適に組み合
わせることによって、それぞれの特徴を生かしたDRA
Mを構成することにある。
【0010】即ち本発明は、複数本のワード線と複数本
のビット線との交点位置に選択的にメモリセルを配置し
たセルアレイを複数個配設してなるダイナミック型の半
導体記憶装置において、第1のセルアレイの複数のビッ
ト線の一部は、複数のビット線対を形成して第1のセル
アレイ端で第1のセンスアンプ部と接続されて、フォー
ルデッド・ビットライン構成をなし、第1のセルアレイ
の複数のビット線の残りは、第1のセルアレイに第2の
センスアンプ部を介して隣接する第2のセルアレイの複
数のビット線の一部と2本で組を形成して、第2のセン
スアンプを用いたオープン・ビットライン構成をなすこ
とを特徴とする。
のビット線との交点位置に選択的にメモリセルを配置し
たセルアレイを複数個配設してなるダイナミック型の半
導体記憶装置において、第1のセルアレイの複数のビッ
ト線の一部は、複数のビット線対を形成して第1のセル
アレイ端で第1のセンスアンプ部と接続されて、フォー
ルデッド・ビットライン構成をなし、第1のセルアレイ
の複数のビット線の残りは、第1のセルアレイに第2の
センスアンプ部を介して隣接する第2のセルアレイの複
数のビット線の一部と2本で組を形成して、第2のセン
スアンプを用いたオープン・ビットライン構成をなすこ
とを特徴とする。
【0011】また本発明は、複数本のワード線と複数本
のビット線との交点位置に選択的にメモリセルを配置し
たセルアレイを複数個配設してなるダイナミック型の半
導体記憶装置において、第1のセルアレイの複数のビッ
ト線の一部は、複数のビット線対を形成して第1のセル
アレイ端でセンスアンプ部と接続され、フォールデッド
・ビットライン構成をなし、第1のセルアレイの複数の
ビット線の残りは、フォールデッド・ビットライン構成
をなすビット線対のうちのリファレンス側のビット線と
共用してビット線対を形成し、センスアンプ動作前まで
フォールデッド・ビットライン構成をなし、センスアン
プ動作後のメモリセルにデータを再書込みするリストア
動作時には、第1のセルアレイにセンスアンプ部を介し
て隣接する第2のセルアレイの複数のビット線の一部と
2本で組を形成してオープン・ビットライン構成をなす
ことを特徴とする。
のビット線との交点位置に選択的にメモリセルを配置し
たセルアレイを複数個配設してなるダイナミック型の半
導体記憶装置において、第1のセルアレイの複数のビッ
ト線の一部は、複数のビット線対を形成して第1のセル
アレイ端でセンスアンプ部と接続され、フォールデッド
・ビットライン構成をなし、第1のセルアレイの複数の
ビット線の残りは、フォールデッド・ビットライン構成
をなすビット線対のうちのリファレンス側のビット線と
共用してビット線対を形成し、センスアンプ動作前まで
フォールデッド・ビットライン構成をなし、センスアン
プ動作後のメモリセルにデータを再書込みするリストア
動作時には、第1のセルアレイにセンスアンプ部を介し
て隣接する第2のセルアレイの複数のビット線の一部と
2本で組を形成してオープン・ビットライン構成をなす
ことを特徴とする。
【0012】また、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものが上げられる。 (1) フォールデッドBL構成及びオープンBL構成をな
すビット線の位置が、選択したワ―ド線の位置により変
化すること。 (2) フォールデッドBL構成及びオープンBL構成をな
すビット線の位置が、予め固定であること。 (3) 各セルアレイ間に挟まれるセンスアンプ部は、フォ
ールデッドBL構成のセンスアンプとオープンBL構成
のセンスアンプがセルアレイ間毎に交互に配置されるこ
と。 (4) 各セルアレイ間に挟まれるセンスアンプ部は、その
センスアンプ部内でフォールデッドBL構成のセンスア
ンプとオープンBL構成のセンスアンプが混合している
こと。 (5) 複数のビット線のうち、2/3はフォールデッド・
ビット線をなし、1/3はオープン・ビット線をなすこ
と。 (6) ビット線とワ―ド線の交点のうちの2/3はメモリ
セルが配置されていること。 (7) フォールデッド・ビット線対の間に、常にオープン
・ビット線が位置すること。 (8) ビット線3本が組をなし、2本でフォールデッド・
ビット線対を構成し,残り1本と他のセルアレイの1本
でオープン・ビット線対を構成すること。 (9) ビット線のうち1/3より大きい数がオープン・ビ
ット線のビット線であること。 (10) 複数桁からなる2進数を入力とし、これを3で割
った時の余り(2進−3進変換して得られる3進数の最
下位ビット)を出力する論理回路を備え、この論理回路
の出力をメモリセルアレイを駆動する信号(ダミーセル
の選択、センスアンプとセルアレイのビット線の切り換
え)として用いること。 (11) 論理回路を、複数ビットの2進数を最下位ビット
から2又は4桁毎に分割し、分割した各桁毎に3で割っ
た余りを出力する第1の回路と、第1の回路の出力を足
し算して得られる3進数の最下位ビットを出力する第2
の回路とから構成すること。
は、次のものが上げられる。 (1) フォールデッドBL構成及びオープンBL構成をな
すビット線の位置が、選択したワ―ド線の位置により変
化すること。 (2) フォールデッドBL構成及びオープンBL構成をな
すビット線の位置が、予め固定であること。 (3) 各セルアレイ間に挟まれるセンスアンプ部は、フォ
ールデッドBL構成のセンスアンプとオープンBL構成
のセンスアンプがセルアレイ間毎に交互に配置されるこ
と。 (4) 各セルアレイ間に挟まれるセンスアンプ部は、その
センスアンプ部内でフォールデッドBL構成のセンスア
ンプとオープンBL構成のセンスアンプが混合している
こと。 (5) 複数のビット線のうち、2/3はフォールデッド・
ビット線をなし、1/3はオープン・ビット線をなすこ
と。 (6) ビット線とワ―ド線の交点のうちの2/3はメモリ
セルが配置されていること。 (7) フォールデッド・ビット線対の間に、常にオープン
・ビット線が位置すること。 (8) ビット線3本が組をなし、2本でフォールデッド・
ビット線対を構成し,残り1本と他のセルアレイの1本
でオープン・ビット線対を構成すること。 (9) ビット線のうち1/3より大きい数がオープン・ビ
ット線のビット線であること。 (10) 複数桁からなる2進数を入力とし、これを3で割
った時の余り(2進−3進変換して得られる3進数の最
下位ビット)を出力する論理回路を備え、この論理回路
の出力をメモリセルアレイを駆動する信号(ダミーセル
の選択、センスアンプとセルアレイのビット線の切り換
え)として用いること。 (11) 論理回路を、複数ビットの2進数を最下位ビット
から2又は4桁毎に分割し、分割した各桁毎に3で割っ
た余りを出力する第1の回路と、第1の回路の出力を足
し算して得られる3進数の最下位ビットを出力する第2
の回路とから構成すること。
【0013】
【作用】本発明によれば、ビット線とワード線の交点の
数とメモリセルの数が等しいオープンBL方式と、交点
の数の半分のメモリセル数のフォールデッドBL方式の
組み合わせにより、メモリセルの数はオープンBL方式
よりは少ないものの、フォールデッドBL方式よりも多
くできるので、従来のフォールデッドBL方式よりセル
面積が大幅に縮小できる。さらに、センスアンプ部のビ
ット線間方向のピッチに関しては、最大でビット線2本
に1個しか配置できないオープンBL方式よりもピッチ
が緩和でき、最大でビット線4本に1個しか配置しなく
てもよいフォールデッドBL方式より厳しいが、オープ
ンBL方式と比べると大幅にセンスアンプ部の設計ルー
ルは緩和できる。
数とメモリセルの数が等しいオープンBL方式と、交点
の数の半分のメモリセル数のフォールデッドBL方式の
組み合わせにより、メモリセルの数はオープンBL方式
よりは少ないものの、フォールデッドBL方式よりも多
くできるので、従来のフォールデッドBL方式よりセル
面積が大幅に縮小できる。さらに、センスアンプ部のビ
ット線間方向のピッチに関しては、最大でビット線2本
に1個しか配置できないオープンBL方式よりもピッチ
が緩和でき、最大でビット線4本に1個しか配置しなく
てもよいフォールデッドBL方式より厳しいが、オープ
ンBL方式と比べると大幅にセンスアンプ部の設計ルー
ルは緩和できる。
【0014】また、ビット線2本に1個のセンスアンプ
を配置するオープンBL方式(リラックス・オープンB
L方式)は、元来のビット線1本に1個のセンスアンプ
を配置する非常にセンスアンプピッチの厳しいオープン
BL方式に比べ、セルアレイの数が増大する欠点があっ
たが、本方式はセルアレイ数の増加もなしにリラックス
・オープンBL方式より大きいセンスアンプピッチとな
る。このように本発明では、従来のオープンBL方式と
フォールデッドBL方式の各々の最大の欠点を克服し、
かつ各々の最大の長所を生かすことが可能となる。
を配置するオープンBL方式(リラックス・オープンB
L方式)は、元来のビット線1本に1個のセンスアンプ
を配置する非常にセンスアンプピッチの厳しいオープン
BL方式に比べ、セルアレイの数が増大する欠点があっ
たが、本方式はセルアレイ数の増加もなしにリラックス
・オープンBL方式より大きいセンスアンプピッチとな
る。このように本発明では、従来のオープンBL方式と
フォールデッドBL方式の各々の最大の欠点を克服し、
かつ各々の最大の長所を生かすことが可能となる。
【0015】また、本発明のようにオープンBL方式と
フォールデッドBL方式を組み合わせた場合、ダミーセ
ルの選択と、センスアンプとセルアレイのビット線の切
り換えに3相クロックが必要となり、このクロックを生
成するのが面倒である。そこで本発明では、2進数から
3進数の最下位ビットを作り出す回路を構成する。具体
的には、2進数を3で割った余りを出力する論理回路を
構成している。そしてこの論理回路を、複数ビットの2
進数を最下位ビットから2又は4桁毎に分割し、分割し
た各桁毎に3で割った余りを出力する第1の回路と、第
1の回路の出力を足し算して得られる3進数の最下位ビ
ットを出力する第2の回路とから構成することにより、
3相クロックを簡易な回路構成で作成することが可能と
なる。
フォールデッドBL方式を組み合わせた場合、ダミーセ
ルの選択と、センスアンプとセルアレイのビット線の切
り換えに3相クロックが必要となり、このクロックを生
成するのが面倒である。そこで本発明では、2進数から
3進数の最下位ビットを作り出す回路を構成する。具体
的には、2進数を3で割った余りを出力する論理回路を
構成している。そしてこの論理回路を、複数ビットの2
進数を最下位ビットから2又は4桁毎に分割し、分割し
た各桁毎に3で割った余りを出力する第1の回路と、第
1の回路の出力を足し算して得られる3進数の最下位ビ
ットを出力する第2の回路とから構成することにより、
3相クロックを簡易な回路構成で作成することが可能と
なる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (実施例1)図1は、本発明の第1の実施例に係わるD
RAMの回路構成を示す図であり、2つのアレイ(A,
B)の例を示している。W0 〜W2 はワード線,/DW
0 〜/DW2 はダミーワード線、SAはセンスアンプ、
φ0,1 ,φ2 ,φE はMOSトランジスタTA ,TB ,
TC ,TD ,TE のオン・オフを制御するクロック、B
L0 〜BL2 はアレイBのビット線、BL3 〜B5 はア
レイAのビット線を示す。また、図中の○印がメモリセ
ルであり、SA(センスアンプ)を前記MOSトランジ
スタ(TA ,TB ,TC ,TD ,TE …)とでセンスア
ンプ部を構成する。
する。 (実施例1)図1は、本発明の第1の実施例に係わるD
RAMの回路構成を示す図であり、2つのアレイ(A,
B)の例を示している。W0 〜W2 はワード線,/DW
0 〜/DW2 はダミーワード線、SAはセンスアンプ、
φ0,1 ,φ2 ,φE はMOSトランジスタTA ,TB ,
TC ,TD ,TE のオン・オフを制御するクロック、B
L0 〜BL2 はアレイBのビット線、BL3 〜B5 はア
レイAのビット線を示す。また、図中の○印がメモリセ
ルであり、SA(センスアンプ)を前記MOSトランジ
スタ(TA ,TB ,TC ,TD ,TE …)とでセンスア
ンプ部を構成する。
【0017】アレイBの右端,アレイAの左端はフォー
ルデッドBL方式のセンスアンプ(SA)で、アレイB
の右端のセンスアンプはさらに右のセルアレイとセンス
アンプを共有しているシェアドSA方式であるし、アレ
イAの左端のセンスアンプは、さらに左のセルアレイと
センスアンプを共有しているシェアドSA方式である。
アレイA,B間のセンスアンプ(SA)は、アレイA,
Bのビット間の電位差を増幅するオープンBL方式であ
る。
ルデッドBL方式のセンスアンプ(SA)で、アレイB
の右端のセンスアンプはさらに右のセルアレイとセンス
アンプを共有しているシェアドSA方式であるし、アレ
イAの左端のセンスアンプは、さらに左のセルアレイと
センスアンプを共有しているシェアドSA方式である。
アレイA,B間のセンスアンプ(SA)は、アレイA,
Bのビット間の電位差を増幅するオープンBL方式であ
る。
【0018】セルアレイは、ワード線とビット線の交点
の数の2/3にメモリセルを配置したもので、従来の交
点の数とメモリセルの数の等しいオープンBL方式より
はメモリセル数が少ないが、交点の数の半分のメモリセ
ルの数のフォールデッドBL方式よりメモリセルの数が
多いため、フォールデッドBL方式に比べ大幅にメモリ
セルの面積を縮小できる。
の数の2/3にメモリセルを配置したもので、従来の交
点の数とメモリセルの数の等しいオープンBL方式より
はメモリセル数が少ないが、交点の数の半分のメモリセ
ルの数のフォールデッドBL方式よりメモリセルの数が
多いため、フォールデッドBL方式に比べ大幅にメモリ
セルの面積を縮小できる。
【0019】次に、本実施例におけるセンスアンプのピ
ッチについて考える。本実施例では図1に示すように、
ビット線(BL)の3本に1個のセンスアンプ(SA)
を配置すればよく、従来の設計ルールの余裕のある、ビ
ット線4本に1個のSA配置のフォールデッドBL方式
より少しきついが、従来の設計ルールが非常に厳しいリ
ラックス・オープンBL方式でもビット線2本に1個の
SAを配置しなくてはならないオープンBL方式に比
べ、大幅にSAの設計ルールを緩和できる。
ッチについて考える。本実施例では図1に示すように、
ビット線(BL)の3本に1個のセンスアンプ(SA)
を配置すればよく、従来の設計ルールの余裕のある、ビ
ット線4本に1個のSA配置のフォールデッドBL方式
より少しきついが、従来の設計ルールが非常に厳しいリ
ラックス・オープンBL方式でもビット線2本に1個の
SAを配置しなくてはならないオープンBL方式に比
べ、大幅にSAの設計ルールを緩和できる。
【0020】次に、本実施例の動作を説明する。例え
ば、アレイBのワード線W0 が選択された場合、ビット
線BL0 〜BL2 のうち、BL0 ,BL1 とW0 の交点
に存在するメモリセルデータがBL0 ,BL1 に読み出
される。このとき、アレイBのクロックφ0,1 ,φ2 ,
φE のうちφ0,1 ,φE のみ“H”レベルを保ち、φ2
は“L”レベルを保つ。アレイAに関しても、φ2 のみ
“L”レベルでφ0,1 ,φE は“H”となる。
ば、アレイBのワード線W0 が選択された場合、ビット
線BL0 〜BL2 のうち、BL0 ,BL1 とW0 の交点
に存在するメモリセルデータがBL0 ,BL1 に読み出
される。このとき、アレイBのクロックφ0,1 ,φ2 ,
φE のうちφ0,1 ,φE のみ“H”レベルを保ち、φ2
は“L”レベルを保つ。アレイAに関しても、φ2 のみ
“L”レベルでφ0,1 ,φE は“H”となる。
【0021】従って、BL0 ,BL2 がフォールデッド
BLを構成し、φE ,φ0.1 の制御クロックでON・O
FFするトランジスタTA ,TC がONし、アレイBの
右側のフォールデッドBL方式のSAでBL0 ,BL2
の差を増幅する。このとき、BL2 はリファレンスのビ
ット線となる。
BLを構成し、φE ,φ0.1 の制御クロックでON・O
FFするトランジスタTA ,TC がONし、アレイBの
右側のフォールデッドBL方式のSAでBL0 ,BL2
の差を増幅する。このとき、BL2 はリファレンスのビ
ット線となる。
【0022】また、BL1 に読み出されるセルデータ
は、アレイBの左のφ0,1 、アレイAの右のφ0,1 が
“H”レベルとなり、トランジスタTD ,TE がONす
ることによりビット線BL4 とペアを組み、アレイBの
BL1 とアレイAのBL4 でオープンBLを構成し、B
L4 がリファレンスBLとなり、アレイA,Bの間のS
Aでセンスし増幅する。
は、アレイBの左のφ0,1 、アレイAの右のφ0,1 が
“H”レベルとなり、トランジスタTD ,TE がONす
ることによりビット線BL4 とペアを組み、アレイBの
BL1 とアレイAのBL4 でオープンBLを構成し、B
L4 がリファレンスBLとなり、アレイA,Bの間のS
Aでセンスし増幅する。
【0023】同様にW1 が選択された時、φE =φ0,1
=“H”、φ2 =“L”で、同様の動作をする。また、
W2 が選択された時は、BL0 とBL2 にセルデータが
読み出され、φ2 =φE =“H”でφ0,1 =“L”とな
り、BL0 とBL1 でフォールデッドBLを構成し、ア
レイBの右側のSAで増幅し、BL2 とアレイAのBL
3 でオープンBLを構成し、アレイA,B間のSAで増
幅する。
=“H”、φ2 =“L”で、同様の動作をする。また、
W2 が選択された時は、BL0 とBL2 にセルデータが
読み出され、φ2 =φE =“H”でφ0,1 =“L”とな
り、BL0 とBL1 でフォールデッドBLを構成し、ア
レイBの右側のSAで増幅し、BL2 とアレイAのBL
3 でオープンBLを構成し、アレイA,B間のSAで増
幅する。
【0024】このように本実施例は、選択したワード線
の位置によりフォールデッドBLとオープンBLの位置
が変わる。そして、上記動作により本実施例は、前述し
たフォールデッドBL方式とオープンBL方式の各々の
欠点を克服するすることができる。
の位置によりフォールデッドBLとオープンBLの位置
が変わる。そして、上記動作により本実施例は、前述し
たフォールデッドBL方式とオープンBL方式の各々の
欠点を克服するすることができる。
【0025】なお、ダミーワード線/DW0 〜/DW2
は、各々W0 =“H”のとき/DW0 =“L”となり、
W1 =“H”のとき/DW1 =“L”となり、W2 =
“H”のとき/DW2 =“L”となる逆相DWL方式の
例を示している。このダミーワード線は無くてもよい
し、順相DWLでもよい。
は、各々W0 =“H”のとき/DW0 =“L”となり、
W1 =“H”のとき/DW1 =“L”となり、W2 =
“H”のとき/DW2 =“L”となる逆相DWL方式の
例を示している。このダミーワード線は無くてもよい
し、順相DWLでもよい。
【0026】図2は本実施例に用いられるメモリセルの
一例を示す平面図で、図3は図2の矢視A−A′断面図
である。図中10は基板、11は拡散層、12はワード
線(12′は通過ワード線)、13はストレージノー
ド、14はプレート電極、15はビット線、16はビッ
ト線コンタクト、17はストレージノードコンタクトを
示している。
一例を示す平面図で、図3は図2の矢視A−A′断面図
である。図中10は基板、11は拡散層、12はワード
線(12′は通過ワード線)、13はストレージノー
ド、14はプレート電極、15はビット線、16はビッ
ト線コンタクト、17はストレージノードコンタクトを
示している。
【0027】通常のフォールデッドBL用メモリセル
は、図中のビット線コンタクト16と左右の次のビット
線コンタクト16間にはワード線12が4本通るのであ
るが、本実施例はそれを3本にすればよい。このセルは
スタック型のメモリセルで、プレート電極形成後にビッ
ト線を形成する方式の例である。このセルばかりでな
く、他のセルに代用しても同様であるが、ワード線の本
数が少ない分だけ、メモリセル面積は縮小できる。ま
た、ストレージノード13の形状は、これに限らずどの
形でもよいし、BL形成後にプレート形成するセルでも
よいし、トレンチの穴を掘るセルでもよい。 (実施例2)図4は、本発明の第2の実施例の回路構成
を示す図である。基本動作は、第1の実施例とほぼ同じ
である。第1の実施例との違いは、フォールデッドBL
用のビット線とオープンBL用のビット線の位置が異な
る点である。
は、図中のビット線コンタクト16と左右の次のビット
線コンタクト16間にはワード線12が4本通るのであ
るが、本実施例はそれを3本にすればよい。このセルは
スタック型のメモリセルで、プレート電極形成後にビッ
ト線を形成する方式の例である。このセルばかりでな
く、他のセルに代用しても同様であるが、ワード線の本
数が少ない分だけ、メモリセル面積は縮小できる。ま
た、ストレージノード13の形状は、これに限らずどの
形でもよいし、BL形成後にプレート形成するセルでも
よいし、トレンチの穴を掘るセルでもよい。 (実施例2)図4は、本発明の第2の実施例の回路構成
を示す図である。基本動作は、第1の実施例とほぼ同じ
である。第1の実施例との違いは、フォールデッドBL
用のビット線とオープンBL用のビット線の位置が異な
る点である。
【0028】即ち本実施例では、例えばアレイBのW0
又はW1 選択時、φ0,1 が“H”,φ2 が“L”のた
め、BL0 とBL2 でフォールデッドBLを構成し、B
L1 とアレイAのBL6 でオープンBLを構成する。ま
た、W2 選択時、φ2 が“H”,φ0,1 が“L”のた
め、BL1 とBL3 でフォールデッドBLを構成し、B
L5 とBL2 でオープンBLを構成する。
又はW1 選択時、φ0,1 が“H”,φ2 が“L”のた
め、BL0 とBL2 でフォールデッドBLを構成し、B
L1 とアレイAのBL6 でオープンBLを構成する。ま
た、W2 選択時、φ2 が“H”,φ0,1 が“L”のた
め、BL1 とBL3 でフォールデッドBLを構成し、B
L5 とBL2 でオープンBLを構成する。
【0029】このように本実施例では、W0 ,W1 とW
2 でビット線の位置が1つシフトする形となり、常にフ
ォールデッドBL対の間にオープンBLのBLが挟まれ
るようになる。これは、フォールデッドBL対から見る
と、2つのBLの間に他のオープンのBLが入るために
イントラノイズがなくなることになる。さらに、オープ
ンBLからみると、両側にフォールデッドBL対がくる
ので、フォールデッドBL対の信号がSAで増幅される
ノイズはこの対が互いに“H”,“L”又は“L”,
“H”のどちらかとなり、これによりオープンBLのB
Lに受けるSA増幅時のノイズδ2 はキャンセルでき
る。
2 でビット線の位置が1つシフトする形となり、常にフ
ォールデッドBL対の間にオープンBLのBLが挟まれ
るようになる。これは、フォールデッドBL対から見る
と、2つのBLの間に他のオープンのBLが入るために
イントラノイズがなくなることになる。さらに、オープ
ンBLからみると、両側にフォールデッドBL対がくる
ので、フォールデッドBL対の信号がSAで増幅される
ノイズはこの対が互いに“H”,“L”又は“L”,
“H”のどちらかとなり、これによりオープンBLのB
Lに受けるSA増幅時のノイズδ2 はキャンセルでき
る。
【0030】従って本実施例では、先に説明した第1の
実施例と同様の効果が得られるのは勿論のこと、ノイズ
を有効に低減できる利点がある。 (実施例3)図5は、本発明の第3の実施例の回路構成
を示す図である。この実施例は、第2の実施例におい
て、アレイBの右,アレイAの左はフォールデッドBL
方式用のSAで、アレイA,B間のSAはオープンBL
方式用のSAとフォールデッドとオープンのBL方式の
SAが各々別の位置に集まっていたものを、2つのアレ
イ間にオープンBLとフォールデッドBL用のSAを一
個づつ、交互に配置したものである。
実施例と同様の効果が得られるのは勿論のこと、ノイズ
を有効に低減できる利点がある。 (実施例3)図5は、本発明の第3の実施例の回路構成
を示す図である。この実施例は、第2の実施例におい
て、アレイBの右,アレイAの左はフォールデッドBL
方式用のSAで、アレイA,B間のSAはオープンBL
方式用のSAとフォールデッドとオープンのBL方式の
SAが各々別の位置に集まっていたものを、2つのアレ
イ間にオープンBLとフォールデッドBL用のSAを一
個づつ、交互に配置したものである。
【0031】このような構成であれば、第2の実施例で
はフォールデッドBL側のφ2 ,φ0,1 のクロックが入
るトランジスタの数がビット線4個と5個を多いのに対
して、本実施例ではビット線1本に1個のトランジスタ
とすることができる。またこの実施例例では、オープン
とフォールデッド各々のセンス動作を分けるために、φ
0,1 とφ2 をφF0,1,φF2とφOP0,1 ,φOP2 とのクロ
ックに分けてある。なお、他の効果は第2の実施例と同
じである。 (実施例4)第6図は、本発明の第4の実施例の回路構
成を示す図である。この実施例は、第1〜第3の実施例
とは異なり、選択したワード線の位置に拘らず、フォー
ルデッドBL用のビット線とオープンBL用のビット線
の位置を固定としたものである。即ち、BL0 ,BL2
はフォールデッドBL対となり、BL1 とBL4 はオー
プンBL対となる。
はフォールデッドBL側のφ2 ,φ0,1 のクロックが入
るトランジスタの数がビット線4個と5個を多いのに対
して、本実施例ではビット線1本に1個のトランジスタ
とすることができる。またこの実施例例では、オープン
とフォールデッド各々のセンス動作を分けるために、φ
0,1 とφ2 をφF0,1,φF2とφOP0,1 ,φOP2 とのクロ
ックに分けてある。なお、他の効果は第2の実施例と同
じである。 (実施例4)第6図は、本発明の第4の実施例の回路構
成を示す図である。この実施例は、第1〜第3の実施例
とは異なり、選択したワード線の位置に拘らず、フォー
ルデッドBL用のビット線とオープンBL用のビット線
の位置を固定としたものである。即ち、BL0 ,BL2
はフォールデッドBL対となり、BL1 とBL4 はオー
プンBL対となる。
【0032】このような構成であっても、メモリセルの
縮小及びセンスアンプピッチの緩和が可能で、しかもフ
ォールデッドBL対の間にオープンBLが入るため、ノ
イズが低下する。他の実施例と異なる点は図に示すよう
に、オープンBL上はWLの交点に必ずセルが存在し、
フォールデッドBL上はWLの交点の半分にメモリセル
が存在することである。このようなアレイ構成でも、従
来のフォールデッドBLのメモリセルに比べメモリセル
面積の縮小が可能となる。 (実施例5)図7は、本発明の第5の実施例の回路構成
を示す図である。この実施例は、第1〜第4の実施例よ
りも、WLとBLの交点に対するメモリセルの数を増加
させた例である。その分、BL8本に3個のSAが必要
となるが、従来のリラックス・オープンBL方式よりS
Aピッチが緩和できる。 (実施例6)図8は、本発明の第6の実施例に係わるD
RAMの回路構成を示す図であり、2つのアレイ(A,
B)の例を示している。WA0〜WA2,WB0〜WB2はワー
ド線、/DWA0〜/DWA2,/DWB0〜/DWB2はダミ
ーワード線、SAはセンスアンプ、φA1,φA0,2,
φAE,φBE,φB1,2,φB0,φC0,φC1,2,φCE,
φDE,φD0,2,φD1,φY1,φY0,2,φYE,φX1,φ
X0,2,φXEはクロック、BLA ,/BLA ,BLB ,/
BLB ,BL0 〜BL5 はビット線である。
縮小及びセンスアンプピッチの緩和が可能で、しかもフ
ォールデッドBL対の間にオープンBLが入るため、ノ
イズが低下する。他の実施例と異なる点は図に示すよう
に、オープンBL上はWLの交点に必ずセルが存在し、
フォールデッドBL上はWLの交点の半分にメモリセル
が存在することである。このようなアレイ構成でも、従
来のフォールデッドBLのメモリセルに比べメモリセル
面積の縮小が可能となる。 (実施例5)図7は、本発明の第5の実施例の回路構成
を示す図である。この実施例は、第1〜第4の実施例よ
りも、WLとBLの交点に対するメモリセルの数を増加
させた例である。その分、BL8本に3個のSAが必要
となるが、従来のリラックス・オープンBL方式よりS
Aピッチが緩和できる。 (実施例6)図8は、本発明の第6の実施例に係わるD
RAMの回路構成を示す図であり、2つのアレイ(A,
B)の例を示している。WA0〜WA2,WB0〜WB2はワー
ド線、/DWA0〜/DWA2,/DWB0〜/DWB2はダミ
ーワード線、SAはセンスアンプ、φA1,φA0,2,
φAE,φBE,φB1,2,φB0,φC0,φC1,2,φCE,
φDE,φD0,2,φD1,φY1,φY0,2,φYE,φX1,φ
X0,2,φXEはクロック、BLA ,/BLA ,BLB ,/
BLB ,BL0 〜BL5 はビット線である。
【0033】アレイBの右端,アレイAの左端はフォー
ルデッドBL方式のセンスアンプ(SA)で、アレイB
の右端のSAはさらに右のセルアレイとSAを共有して
いるシェアドSA方式であり、アレイAの左端のSAは
さらに左のセルアレイとSAを共有しているシェアドS
A方式である。
ルデッドBL方式のセンスアンプ(SA)で、アレイB
の右端のSAはさらに右のセルアレイとSAを共有して
いるシェアドSA方式であり、アレイAの左端のSAは
さらに左のセルアレイとSAを共有しているシェアドS
A方式である。
【0034】アレイA,B間のセンスアンプは、アレイ
Bのワード線が選択された場合は、3本1組のビット線
のうちメモリセルがある1本のビット線と、残りフォー
ルデッドBLを組むビット線対のうちリファレンス側の
ビット線を同時にリファレンスBLとして対を組み、フ
ォールデッドBLとしてSA動作し、メモリセルにデー
タを再書込みする場合、リファレンスBLを切り離し、
アレイAの3本のビット線対のうちの1本と逆にペアを
組みオープンBL方式として動作する。この動作によ
り、読み出し時にはオープンBL特有のワード線を介し
たノイズは起こらず、フォールデッドBLの長所である
非選択WLを介したノイズをキャンセルできる方式と同
じになりノイズの低減がはかれる。
Bのワード線が選択された場合は、3本1組のビット線
のうちメモリセルがある1本のビット線と、残りフォー
ルデッドBLを組むビット線対のうちリファレンス側の
ビット線を同時にリファレンスBLとして対を組み、フ
ォールデッドBLとしてSA動作し、メモリセルにデー
タを再書込みする場合、リファレンスBLを切り離し、
アレイAの3本のビット線対のうちの1本と逆にペアを
組みオープンBL方式として動作する。この動作によ
り、読み出し時にはオープンBL特有のワード線を介し
たノイズは起こらず、フォールデッドBLの長所である
非選択WLを介したノイズをキャンセルできる方式と同
じになりノイズの低減がはかれる。
【0035】さらに、オープンBL方式でリストアする
ために、通常のリストア,ビット線のイコライズが可能
となる。同様に、アレイAのワード線が選択されても、
読み出し時はアレイAのビット線をリファレンスとし
て、書き込み時はアレイBのビット線とアレイAのビッ
ト線が対となり、オープンBL方式と同様にリストアで
きる。
ために、通常のリストア,ビット線のイコライズが可能
となる。同様に、アレイAのワード線が選択されても、
読み出し時はアレイAのビット線をリファレンスとし
て、書き込み時はアレイBのビット線とアレイAのビッ
ト線が対となり、オープンBL方式と同様にリストアで
きる。
【0036】セルアレイは、第1の実施例と同様に、ワ
ード線とビット線の交点の数の2/3にメモリセルを配
置したもので、従来の交点の数とメモリセルの数の等し
いオープンBL方式よりはメモリセル数が少ないが、交
点の数の半分のメモリセルの数のフォールデッドBL方
式よりメモリセルの数が多いため、フォールデッドBL
方式に比べ大幅にメモリセルの面積を縮小できる。ま
た、本実施例におけるセンスアンプのピッチは、第1の
実施例と同様にビット線(BL)の3本に1個のセンス
アンプ(SA)を配置すればよく、オープンBL方式に
比べ、大幅にSAの設計ルールを緩和できる。
ード線とビット線の交点の数の2/3にメモリセルを配
置したもので、従来の交点の数とメモリセルの数の等し
いオープンBL方式よりはメモリセル数が少ないが、交
点の数の半分のメモリセルの数のフォールデッドBL方
式よりメモリセルの数が多いため、フォールデッドBL
方式に比べ大幅にメモリセルの面積を縮小できる。ま
た、本実施例におけるセンスアンプのピッチは、第1の
実施例と同様にビット線(BL)の3本に1個のセンス
アンプ(SA)を配置すればよく、オープンBL方式に
比べ、大幅にSAの設計ルールを緩和できる。
【0037】このように本実施例においては、従来のフ
ォールデッドBL方式のセルサイズが大きい問題点と、
従来のオープンBL方式の問題点であるセンスアンプの
ピッチが厳しいこととノイズが大きいことの2点の計3
点の互いの最大の欠点を克服することができる。
ォールデッドBL方式のセルサイズが大きい問題点と、
従来のオープンBL方式の問題点であるセンスアンプの
ピッチが厳しいこととノイズが大きいことの2点の計3
点の互いの最大の欠点を克服することができる。
【0038】次に、本実施例の動作を説明する。図8の
回路に対して図9(a)(b)(c)は各々、アレイB
内の3種類のワード線WA0,WA1,WA2が選択された時
のタイミングチャートを示している。
回路に対して図9(a)(b)(c)は各々、アレイB
内の3種類のワード線WA0,WA1,WA2が選択された時
のタイミングチャートを示している。
【0039】図9(a)において、WA0が選択されたケ
ースを考える。このとき、3本で1組のビット線におい
て、BL0 ,BL1 にはデータが読み出され、BL2 は
リファレンスBLとなる。このとき、φA1,φB1,2は
“L”でφAE,φA0,2,φBE,φB0は“H”であるた
め、BL1 とBL2 の電位が(アレイB)の右側のSA
と接続されたフォールデッドBLのSAを構成する。こ
のとき、BL1 はセルデータ,BL2 はリファレンスデ
ータとなる。同時に、BL0 とBL2 のデータが(アレ
イB)の左側のSAと接続され、フォールデッドBLの
SAを構成し、BL0 はセルデータ、BL2 は右のSA
と共用したリファレンスデータとなる。
ースを考える。このとき、3本で1組のビット線におい
て、BL0 ,BL1 にはデータが読み出され、BL2 は
リファレンスBLとなる。このとき、φA1,φB1,2は
“L”でφAE,φA0,2,φBE,φB0は“H”であるた
め、BL1 とBL2 の電位が(アレイB)の右側のSA
と接続されたフォールデッドBLのSAを構成する。こ
のとき、BL1 はセルデータ,BL2 はリファレンスデ
ータとなる。同時に、BL0 とBL2 のデータが(アレ
イB)の左側のSAと接続され、フォールデッドBLの
SAを構成し、BL0 はセルデータ、BL2 は右のSA
と共用したリファレンスデータとなる。
【0040】セルデータが十分読み出された後、φAE,
φA0,2,φBE,φB0は“L”レベルとなり左右のSAは
活性化され、BLA ,/BLA ,BLB ,/BLB の電
位差が増幅される。ある程度増幅した後に読み出したデ
ータをメモリセルにリストア(再書込み)するために、
右のフォールデッドBL方式のSAのデータは、φAE,
φA0,2が再度“H”レベルとなり、BL1 ,BL2 が再
びビット線対を構成し、WA0とBL1 の交点のメモリセ
ルにデータが再書込みされる。その後、WA0が下がりB
L1 ,BL2 をソートすることによりBLはイコライズ
される。
φA0,2,φBE,φB0は“L”レベルとなり左右のSAは
活性化され、BLA ,/BLA ,BLB ,/BLB の電
位差が増幅される。ある程度増幅した後に読み出したデ
ータをメモリセルにリストア(再書込み)するために、
右のフォールデッドBL方式のSAのデータは、φAE,
φA0,2が再度“H”レベルとなり、BL1 ,BL2 が再
びビット線対を構成し、WA0とBL1 の交点のメモリセ
ルにデータが再書込みされる。その後、WA0が下がりB
L1 ,BL2 をソートすることによりBLはイコライズ
される。
【0041】次に、左のフォールデッドBLを構成した
SAのデータは、BL2 が右のSAで利用されていて右
のSAと同様なことはできないので、左のSAのアレイ
B側のφBEとアレイA側のφCEが“H”レベルとなり、
左右のアレイのビット線BL0 ,BL5 で対をなすオー
プンBLのSAを構成し、SAのBLB のデータをBL
0 に通し、/BLB のデータをBL5 に通し、WA0とB
L0 の交点のメモリセルにデータを再書込みする。その
後、WA0が下がり、BL0 とBL5 をソートしてBLを
イコライズする。
SAのデータは、BL2 が右のSAで利用されていて右
のSAと同様なことはできないので、左のSAのアレイ
B側のφBEとアレイA側のφCEが“H”レベルとなり、
左右のアレイのビット線BL0 ,BL5 で対をなすオー
プンBLのSAを構成し、SAのBLB のデータをBL
0 に通し、/BLB のデータをBL5 に通し、WA0とB
L0 の交点のメモリセルにデータを再書込みする。その
後、WA0が下がり、BL0 とBL5 をソートしてBLを
イコライズする。
【0042】このように読み出し時は、リファレンスB
L共用のフォールデッドBLとフォールデッドBL構成
を取り、読み出し時のノイズをフォールデッドBLレベ
ルにし、リストア時はフォールデッドBLとオープンB
L構成をとり、再書込みとイコライズを実現する。図9
(b)(c)は他のWLであるWA1,WA2を選択した場
合だが、メモリセルの位置がWA0と異なるため、それに
応じてフォールデッドとオープンとなるBLの位置が、
BL0 ,BL1 ,BL2 ,BL3 ,BL4 ,BL5 の間
で変わるだけで、他の動作は同じとなる。 (実施例7)次に、本発明の別の実施例について説明す
る。
L共用のフォールデッドBLとフォールデッドBL構成
を取り、読み出し時のノイズをフォールデッドBLレベ
ルにし、リストア時はフォールデッドBLとオープンB
L構成をとり、再書込みとイコライズを実現する。図9
(b)(c)は他のWLであるWA1,WA2を選択した場
合だが、メモリセルの位置がWA0と異なるため、それに
応じてフォールデッドとオープンとなるBLの位置が、
BL0 ,BL1 ,BL2 ,BL3 ,BL4 ,BL5 の間
で変わるだけで、他の動作は同じとなる。 (実施例7)次に、本発明の別の実施例について説明す
る。
【0043】前述したようにオープンBL方式とフォー
ルデッドBL方式を組み合わせた場合、ダミーセルの選
択と、SAとセルアレイのビット線の切り換えに3相ク
ロックが必要であり、単純に2進数の信号で制御するこ
とはできない。これらの制御を行うには、3進数の最下
位ビットを利用すればよい。そこで本実施例では、2進
数から3進数の最下位ビットを作り出す回路を構成し
た。
ルデッドBL方式を組み合わせた場合、ダミーセルの選
択と、SAとセルアレイのビット線の切り換えに3相ク
ロックが必要であり、単純に2進数の信号で制御するこ
とはできない。これらの制御を行うには、3進数の最下
位ビットを利用すればよい。そこで本実施例では、2進
数から3進数の最下位ビットを作り出す回路を構成し
た。
【0044】従来、2進数を入力としてこれを3で割っ
た時の余りを3進数で出力するような論理回路は存在し
ない。これを実現するには、例えばn桁の2進数を3で
割った余りは3進数で表されるが2と3は素数であるた
め、n桁全部の信号データがないと出力が分からない。
4桁の2進数A3 A2 A1 A0 (2)を考えると、3進
数{0,1,2}をX0 ,X1 ,X2 のいずれかが
“1”となると表すと、下記の(表1)のように対応す
る。
た時の余りを3進数で出力するような論理回路は存在し
ない。これを実現するには、例えばn桁の2進数を3で
割った余りは3進数で表されるが2と3は素数であるた
め、n桁全部の信号データがないと出力が分からない。
4桁の2進数A3 A2 A1 A0 (2)を考えると、3進
数{0,1,2}をX0 ,X1 ,X2 のいずれかが
“1”となると表すと、下記の(表1)のように対応す
る。
【0045】
【表1】 例えばX0 =1、即ち3で割った余りが0となる式は下
記の(式1)となり、その回路図は図20のように複雑
となる。
記の(式1)となり、その回路図は図20のように複雑
となる。
【0046】
【数1】
【0047】そして、このような回路がX1 ,X2 に対
しても必要となる。従って、2進数の桁数が大きい場
合、回路は益々複雑になり、その実現が難しいという問
題があった。なお、従来のDRAMには勿論このような
回路は不用であった。
しても必要となる。従って、2進数の桁数が大きい場
合、回路は益々複雑になり、その実現が難しいという問
題があった。なお、従来のDRAMには勿論このような
回路は不用であった。
【0048】ところが、前述した実施例の図1,図4,
図5,図8の回路において、選択したワード線がWL
0 ,WL1 ,WL2 ,〜,WL256 あったとして、WL
i (i=0〜256)のiを3で割った余りが0,1の
時は、例えば図1のφ0,1 を”H”レベル、余りが2の
時はφ2 を”H”レベルにする必要があったが、従来の
方式では256=28 で入力が8ビットあり、この3で
割った余りを出す回路は複雑すぎて問題があるので現実
的ではない。
図5,図8の回路において、選択したワード線がWL
0 ,WL1 ,WL2 ,〜,WL256 あったとして、WL
i (i=0〜256)のiを3で割った余りが0,1の
時は、例えば図1のφ0,1 を”H”レベル、余りが2の
時はφ2 を”H”レベルにする必要があったが、従来の
方式では256=28 で入力が8ビットあり、この3で
割った余りを出す回路は複雑すぎて問題があるので現実
的ではない。
【0049】そこで本実施例では、複数ビットの2進数
を最下位ビットから最上位ビットの中で最下位ビットか
ら2桁毎に分割し、各桁毎に3で割った時の余りを出す
回路を持ち、その出力であるを3進数をそのまま3進数
で足し算し、その3進数の最下位ビットを出力するよう
にしている。
を最下位ビットから最上位ビットの中で最下位ビットか
ら2桁毎に分割し、各桁毎に3で割った時の余りを出す
回路を持ち、その出力であるを3進数をそのまま3進数
で足し算し、その3進数の最下位ビットを出力するよう
にしている。
【0050】図11は、本実施例に係わる論理回路を示
す回路構成図である。この回路は、2進数A7 A6 A5
A4 A3 A2 A1 A0 (2)を入力として、2桁毎に3
で割った余りを出力する回路Aと、各々の回路Aの3進
の出力(Bi0,Bi1,Bi2)の和を取りその結果の最下
位の出力を出す回路Bを用いて、まず多数桁の2進数を
2桁毎にグループ化して4つの3進数の出力 B0(3)(B02B01B00),B2(3)(B22B21B20) B4(3)(B42B41B40),B6(3)(B62B61B60) さらにその総和B0 +B2 +B4 +B6 を取り、その最下位ビットY2 (Y22Y21Y20)を出し
ている。
す回路構成図である。この回路は、2進数A7 A6 A5
A4 A3 A2 A1 A0 (2)を入力として、2桁毎に3
で割った余りを出力する回路Aと、各々の回路Aの3進
の出力(Bi0,Bi1,Bi2)の和を取りその結果の最下
位の出力を出す回路Bを用いて、まず多数桁の2進数を
2桁毎にグループ化して4つの3進数の出力 B0(3)(B02B01B00),B2(3)(B22B21B20) B4(3)(B42B41B40),B6(3)(B62B61B60) さらにその総和B0 +B2 +B4 +B6 を取り、その最下位ビットY2 (Y22Y21Y20)を出し
ている。
【0051】これにより、2進数A7 A6 A5 A4 A3
A2 A1 A0 (2)を3で割った余りとなる。これは、
2進数A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0 (2)を10
進に直し、2桁毎にグループに分けると、 A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0 (2) =A7 ・27 +A6 ・26 +A5 ・25 +A4 ・24 +A3 ・23 +A2 ・22 +A1 ・21 +A0 ・20 (10) =(A7 ・2+A6 )・26 +(A5 ・2+A4 )・24 +(A3 ・2+A2 )・22 +A1 ・2+A0 (10) …(式2) のようになり、各グループ内の2進数の値を3進数に直
すと、 A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0 (2) =(B7 ・3+B6 )・43 +(B5 ・3+B4 )・42 +(B3 ・3+B2 )・4+B1 ・3+B0 …(式3) のようになる。
A2 A1 A0 (2)を3で割った余りとなる。これは、
2進数A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0 (2)を10
進に直し、2桁毎にグループに分けると、 A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0 (2) =A7 ・27 +A6 ・26 +A5 ・25 +A4 ・24 +A3 ・23 +A2 ・22 +A1 ・21 +A0 ・20 (10) =(A7 ・2+A6 )・26 +(A5 ・2+A4 )・24 +(A3 ・2+A2 )・22 +A1 ・2+A0 (10) …(式2) のようになり、各グループ内の2進数の値を3進数に直
すと、 A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0 (2) =(B7 ・3+B6 )・43 +(B5 ・3+B4 )・42 +(B3 ・3+B2 )・4+B1 ・3+B0 …(式3) のようになる。
【0052】ここで、各グループ内の2進数を3進数に
直す時の関係は、 A7 ・2+A6 =B7 ・3+B6 A5 ・2+A4 =B5 ・3+B4 A3 ・2+A2 =B3 ・3+B2 A1 ・2+A0 =B1 ・3+B0 但し、Bi(i=0〜2)={0,1,2} …(式4) と表される。よって、この2進数は、 A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0 (2) =(B7 ・3+B6 )(3+1)3 +(B5 ・3+B4 )(3+1)2 +(B3 ・3+B2 )(3+1)1 +(B1 ・3+B0 ) …(式5) のように表される。ここで、 (3+1)n =3n + nCn-1 3n +……+ nC1 3n +1 =3K+1(K=整数) …(式6) である。(式6)の関係より結果として、 (3+1)n =3K’+(B6 +B4 +B2 +B0 ) …(式7) となり、2進数を3で割った余りは(式7)に示すよう
にB6 +B4 +B2 +B0 の和の下1桁に等しくなる。
つまり、2進数A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0
(2)を3で割った余りは、3進数の和B6 +B4 +B
2 +B0 (3)を3で割った余りとなる。(式4)にお
いて、A1 +A0 =B1 ・3+B0 の関係は、下記の
(表2)のようになり、さらにB00,B01,B02は下記
の(式8)のようになる。
直す時の関係は、 A7 ・2+A6 =B7 ・3+B6 A5 ・2+A4 =B5 ・3+B4 A3 ・2+A2 =B3 ・3+B2 A1 ・2+A0 =B1 ・3+B0 但し、Bi(i=0〜2)={0,1,2} …(式4) と表される。よって、この2進数は、 A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0 (2) =(B7 ・3+B6 )(3+1)3 +(B5 ・3+B4 )(3+1)2 +(B3 ・3+B2 )(3+1)1 +(B1 ・3+B0 ) …(式5) のように表される。ここで、 (3+1)n =3n + nCn-1 3n +……+ nC1 3n +1 =3K+1(K=整数) …(式6) である。(式6)の関係より結果として、 (3+1)n =3K’+(B6 +B4 +B2 +B0 ) …(式7) となり、2進数を3で割った余りは(式7)に示すよう
にB6 +B4 +B2 +B0 の和の下1桁に等しくなる。
つまり、2進数A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0
(2)を3で割った余りは、3進数の和B6 +B4 +B
2 +B0 (3)を3で割った余りとなる。(式4)にお
いて、A1 +A0 =B1 ・3+B0 の関係は、下記の
(表2)のようになり、さらにB00,B01,B02は下記
の(式8)のようになる。
【0053】
【表2】
【0054】
【数2】
【0055】従って(式4)に示す関係は、図12に示
すように(これは図11の回路Aに等しい)2進数を3
進数に変えた時の最下位ビットを出力する回路となる。
さらに、B6 +B4 +B2 +B0 の足し算の最下位ビッ
トを出力する回路は、(B6 +B4 )+(B2 +B0 )
の2つの3進数の足し算の足し算、即ち図13に示す回
路(これも図11の回路Bに等しい)を2段組合せたも
のとなる。
すように(これは図11の回路Aに等しい)2進数を3
進数に変えた時の最下位ビットを出力する回路となる。
さらに、B6 +B4 +B2 +B0 の足し算の最下位ビッ
トを出力する回路は、(B6 +B4 )+(B2 +B0 )
の2つの3進数の足し算の足し算、即ち図13に示す回
路(これも図11の回路Bに等しい)を2段組合せたも
のとなる。
【0056】また、3進数の足し算結果の1の位を出力
する回路において、 B2(3)(B22B21B20)+B0(3)(B02B01B00) の和の1の位の出力Y0(3)(Y02Y01Y00)の真理値表
は下記の(表3)のようになり、Y02,Y01,Y00は下
記の(式9)のようになる。
する回路において、 B2(3)(B22B21B20)+B0(3)(B02B01B00) の和の1の位の出力Y0(3)(Y02Y01Y00)の真理値表
は下記の(表3)のようになり、Y02,Y01,Y00は下
記の(式9)のようになる。
【0057】
【表3】
【0058】
【数3】
【0059】また、2進数が奇数桁の場合は、図14に
示すように上位側の3桁の2進数の3で割った余りを出
す回路を用いればよい。ここで、A8 A7 A6 とB60B
61B60の関係を示す真理値表を下記の(表4)に示し、
さらにB60,B61,B60の計算式を下記の(式10)に
示す。
示すように上位側の3桁の2進数の3で割った余りを出
す回路を用いればよい。ここで、A8 A7 A6 とB60B
61B60の関係を示す真理値表を下記の(表4)に示し、
さらにB60,B61,B60の計算式を下記の(式10)に
示す。
【0060】
【表4】
【0061】
【数4】
【0062】そして、例えば9桁の2進数では、図14
の回路Cを用いて図15に示すような構成としてもよい
し、図16に示すようにダミーの桁を利用して前述の回
路A,Bだけで構成してもよい。
の回路Cを用いて図15に示すような構成としてもよい
し、図16に示すようにダミーの桁を利用して前述の回
路A,Bだけで構成してもよい。
【0063】図17は、前述した第1の実施例に示した
回路のクロックφ0,1 ,φ2 を作る回路の入力として、
この第7の実施例の3で割った余りを出す論理回路を適
用した場合の例を示す。ここで、BLOCKiは各クロ
ックφ0,1 ,φ2 毎に異ならせることができる。このよ
うにすることにより、より小さな回路で容易に第1の実
施例が実現できる。勿論これは、他の実施例である図
4,図5,図8等にも利用できる。さらに、この3進回
路はダミーワード線の選択にも用いる。
回路のクロックφ0,1 ,φ2 を作る回路の入力として、
この第7の実施例の3で割った余りを出す論理回路を適
用した場合の例を示す。ここで、BLOCKiは各クロ
ックφ0,1 ,φ2 毎に異ならせることができる。このよ
うにすることにより、より小さな回路で容易に第1の実
施例が実現できる。勿論これは、他の実施例である図
4,図5,図8等にも利用できる。さらに、この3進回
路はダミーワード線の選択にも用いる。
【0064】ここまでの説明では、2進数を2桁毎に分
けていたが、図18に示すように、3で割った余りを4
桁の2進数の入力で実現した回路でも実現できる。さら
に、図18に示すように通常のCMOSではなく、X
0 ,X1 ,X2 を各々他の回路(例えば、X0 は他のX
1 ,X2 )にフィードバックさせラッチさせることによ
り、更に小さい回路で実現することもできる。
けていたが、図18に示すように、3で割った余りを4
桁の2進数の入力で実現した回路でも実現できる。さら
に、図18に示すように通常のCMOSではなく、X
0 ,X1 ,X2 を各々他の回路(例えば、X0 は他のX
1 ,X2 )にフィードバックさせラッチさせることによ
り、更に小さい回路で実現することもできる。
【0065】図19の例は図18の出力の和の下1桁を
出力する例で、通常の図13の回路Bでなく、シフタを
用いて実現している。図19において、(a)(b)は
図18と同様の回路で、(c)はpMOSバレルシフ
タ、(d)は(c)の具体的回路構成を示している。ま
た、先の説明では2進数を2桁毎に分割していたが、 A4 A3 A2 A1 A0 (2) =A4 ・24 +A3 ・23 +A2 ・22 +A1 ・21 +A0 =(A4 ・2+A3 )・23 +A2 ・22 +A1 ・21 +A0 =2(A4 ・2+A3 )(3+1)+A2 ・22 +A1 ・21 +A0 =2(B4 ・3+B3 )(3+1)+B2 ・9+B1 ・3+B0 =3K’+(B3 +B3 +B0 ) …(式11) になるように各々分割した最下位ビットが22n-2(nは
自然数)の時は出力である3進数をそのまま3進数で足
し算し、22n-1の時は出力を3進で2倍するか、又は出
力を2回3進数で足し算した合計の3進数の最下位とし
て求めることもできる。なお、下記の(表5)に、バレ
ルシフタの入力Xi,Yiと出力とのZ0 ,Z1 ,Z2
の関係を示しておく。
出力する例で、通常の図13の回路Bでなく、シフタを
用いて実現している。図19において、(a)(b)は
図18と同様の回路で、(c)はpMOSバレルシフ
タ、(d)は(c)の具体的回路構成を示している。ま
た、先の説明では2進数を2桁毎に分割していたが、 A4 A3 A2 A1 A0 (2) =A4 ・24 +A3 ・23 +A2 ・22 +A1 ・21 +A0 =(A4 ・2+A3 )・23 +A2 ・22 +A1 ・21 +A0 =2(A4 ・2+A3 )(3+1)+A2 ・22 +A1 ・21 +A0 =2(B4 ・3+B3 )(3+1)+B2 ・9+B1 ・3+B0 =3K’+(B3 +B3 +B0 ) …(式11) になるように各々分割した最下位ビットが22n-2(nは
自然数)の時は出力である3進数をそのまま3進数で足
し算し、22n-1の時は出力を3進で2倍するか、又は出
力を2回3進数で足し算した合計の3進数の最下位とし
て求めることもできる。なお、下記の(表5)に、バレ
ルシフタの入力Xi,Yiと出力とのZ0 ,Z1 ,Z2
の関係を示しておく。
【0066】
【表5】
【0067】このように本実施例によれば、容易に2進
数を3で割った余りを出す回路が実現でき、その用途が
広げられる。特に、DRAMの1つのセルアレイ内にオ
ープンBL方式とフォールデッドBL方式が混合する方
式に用いることができる。多数桁の2進数を3で割った
余りを出す場合、多数桁の入力全部から論理積の和を取
るのでは回路構成が複雑大規模化する。これに対し本実
施例では、最上位桁から最下位桁までを複数に分割し、
各々の桁の群内で3で割った余りを出し、その出力を3
進数の足し算することにより得られた値の最下位の3進
数が結果となるので、桁数が多くても簡易な回路構成で
3で割った余りが得られる。なお、本発明は上述した各
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で、種々変形して実施することができる。
数を3で割った余りを出す回路が実現でき、その用途が
広げられる。特に、DRAMの1つのセルアレイ内にオ
ープンBL方式とフォールデッドBL方式が混合する方
式に用いることができる。多数桁の2進数を3で割った
余りを出す場合、多数桁の入力全部から論理積の和を取
るのでは回路構成が複雑大規模化する。これに対し本実
施例では、最上位桁から最下位桁までを複数に分割し、
各々の桁の群内で3で割った余りを出し、その出力を3
進数の足し算することにより得られた値の最下位の3進
数が結果となるので、桁数が多くても簡易な回路構成で
3で割った余りが得られる。なお、本発明は上述した各
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で、種々変形して実施することができる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、オ
ープンビットBL方式とフォールデッドBL方式を最適
に組み合わせることにより、フォールデッドBL方式に
比べメモリセル面積を縮小することができ、かつオープ
ンBL方式に比べセンスアンプの設計ルールを緩和する
ことができ、メモリセル面積の縮小,センスアンプ設計
ルールの緩和という2つの要望を同時に達成し得る半導
体記憶装置を実現することが可能となる。
ープンビットBL方式とフォールデッドBL方式を最適
に組み合わせることにより、フォールデッドBL方式に
比べメモリセル面積を縮小することができ、かつオープ
ンBL方式に比べセンスアンプの設計ルールを緩和する
ことができ、メモリセル面積の縮小,センスアンプ設計
ルールの緩和という2つの要望を同時に達成し得る半導
体記憶装置を実現することが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例に係わるDRAMの回路
構成を示す図。
構成を示す図。
【図2】第1の実施例のDRAMの素子構造を示す平面
図。
図。
【図3】図2の矢視A−A′断面図。
【図4】第2の実施例に係わるDRAMの回路構成を示
す図。
す図。
【図5】第3の実施例に係わるDRAMの回路構成を示
す図。
す図。
【図6】第4の実施例に係わるDRAMの回路構成を示
す図。
す図。
【図7】第5の実施例に係わるDRAMの回路構成を示
す図。
す図。
【図8】第6の実施例に係わるDRAMの回路構成を示
す図。
す図。
【図9】第6の実施例の動作を説明するための信号波形
図。
図。
【図10】従来のDRAMセル方式を説明するための模
式図。
式図。
【図11】第7の実施例に係わる論理回路の構成を示す
回路図。
回路図。
【図12】図11の回路Aを示す回路図。
【図13】図11の回路Bを示す回路図。
【図14】2進数が奇数桁の場合の上位側の3桁(回路
C)の構成を示す回路図。
C)の構成を示す回路図。
【図15】図14の回路Cを用いた論理回路の構成を示
す回路図。
す回路図。
【図16】ダミーの桁を利用した論理回路の構成を示す
回路図。
回路図。
【図17】第1の実施例の半導体記憶装置に第7の実施
例の論理回路を適用した例を示す図。
例の論理回路を適用した例を示す図。
【図18】3で割った余りを4桁の2進数の入力で実現
した構成を示す回路図。
した構成を示す回路図。
【図19】図18の出力の和の下1桁を出力する例を示
す回路図。
す回路図。
【図20】2進数を3で割った余りを出力する論理回路
の従来例を示す回路図。
の従来例を示す回路図。
10…基板、 11…拡散層、1
2…ワード線、 13…ストレージノ
ード、14…プレート電極、 15…ビッ
ト線、16…ビット線コンタクト、 17…スト
レージノードコンタクト SA…センスアンプ MC…メモリセル BL,BL0 〜BL5 …ビット線 WL,W0 〜W3
…ワード線 /DW0 〜/DW3 …ダミーワード線 φ0,1 ,φ2 ,φE ,φF0,1,φF2,φOP0,1 ,φOP2
…クロック VBL…ビット線充電電源
2…ワード線、 13…ストレージノ
ード、14…プレート電極、 15…ビッ
ト線、16…ビット線コンタクト、 17…スト
レージノードコンタクト SA…センスアンプ MC…メモリセル BL,BL0 〜BL5 …ビット線 WL,W0 〜W3
…ワード線 /DW0 〜/DW3 …ダミーワード線 φ0,1 ,φ2 ,φE ,φF0,1,φF2,φOP0,1 ,φOP2
…クロック VBL…ビット線充電電源
Claims (7)
- 【請求項1】複数本のワード線と複数本のビット線との
交点位置に選択的にメモリセルを配置したセルアレイを
複数個配設してなるダイナミック型の半導体記憶装置に
おいて、 第1のセルアレイの複数のビット線の一部は、複数のビ
ット線対を形成して第1のセルアレイ端で第1のセンス
アンプ部に接続され、フォールデッド・ビットライン構
成をなし、 第1のセルアレイの複数のビット線の残りは、第1のセ
ルアレイに第2のセンスアンプ部を介して隣接する第2
のセルアレイの複数のビット線の一部と2本で組を形成
し、第2のセンスアンプを用いたオープン・ビットライ
ン構成をなすことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】フォールデッド・ビットライン構成及びオ
ープン・ビットライン構成をなすビット線の位置は、選
択したワード線の位置により変化するか、又は予め固定
であることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項3】第1及び第2のセンスアンプ部は・フォー
ルデッド・ビットライン構成のセンスアンプとオープン
・ビットライン構成のセンスアンプとが、セルアレイ間
毎に交互に配置されることを特徴とする請求項1記載の
半導体記憶装置。 - 【請求項4】第1のセルアレイのビット線3本が組をな
し、2本でフォールデッド・ビット線対を、残り1本と
第2のセルアレイの1本でオープン・ビット線対を構成
することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】複数本のワード線と複数本のビット線との
交点位置に選択的にメモリセルを配置したセルアレイを
複数個配設してなるダイナミック型の半導体記憶装置に
おいて、 第1のセルアレイの複数のビット線の一部は、複数のビ
ット線対を形成して第1のセルアレイ端でセンスアンプ
部に接続されて、フォールデッド・ビットライン構成を
なし、 第1のセルアレイの複数のビット線の残りは、前記フォ
ールデッド・ビットライン構成をなすビット線対のうち
のリファレンス側のビット線と共用してビット線対を形
成し、センスアンプ動作前までフォールデッド・ビット
ライン構成をなし、センスアンプ動作後のメモリセルに
データを再書込みするリストア動作時には、第1のセル
アレイにセンスアンプ部を介して隣接する第2のセルア
レイの複数のビット線の一部と2本で組を形成してオー
プン・ビットライン構成をなすことを特徴とする半導体
記憶装置。 - 【請求項6】複数桁からなる2進数を入力とし、これを
3で割った時の余りを出力する論理回路を備え、この論
理回路の出力を前記メモリセルアレイを駆動する信号と
して用いることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶
装置。 - 【請求項7】前記論理回路は、複数ビットの2進数を最
下位ビットから2又は4桁毎に分割し、分割した各桁毎
に3で割った余りを出力する第1の回路と、第1の回路
の出力を足し算して得られる3進数の最下位ビットを出
力する第2の回路とからなるものであることを特徴とす
る請求項6記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22921593A JP3302796B2 (ja) | 1992-09-22 | 1993-09-14 | 半導体記憶装置 |
US08/123,466 US5396450A (en) | 1992-09-22 | 1993-09-20 | Dynamic random access memory device with the combined open/folded bit-line pair arrangement |
US08/348,068 US5555519A (en) | 1992-09-22 | 1994-11-23 | Dynamic random access memory device with the combined open/folded bit-line pair arrangement |
US08/478,620 US5838038A (en) | 1992-09-22 | 1995-06-07 | Dynamic random access memory device with the combined open/folded bit-line pair arrangement |
US08/612,443 USRE36993E (en) | 1992-09-22 | 1996-03-07 | Dynamic random access memory device with the combined open/folded bit-line pair arrangement |
US08/771,434 US5732010A (en) | 1992-09-22 | 1996-12-20 | Dynamic random access memory device with the combined open/folded bit-line pair arrangement |
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