JP4329919B2 - 半導体メモリおよび半導体メモリの駆動方法 - Google Patents

半導体メモリおよび半導体メモリの駆動方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,半導体メモリおよび半導体メモリの駆動方法にかかり,特に強誘電体キャパシタを有する半導体メモリおよびその駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年,強誘電体をキャパシタ誘電体膜として用いたメモリ(以下,「強誘電体メモリ」という)への関心が非常に高くなっている。強誘電体メモリは,強誘電体の自発分極を利用して情報を記憶するものである。強誘電体キャパシタに一旦電圧を印加して分極の方向を一方向にそろえると,その後,電力の供給がなくとも分極が残留し(これを「残留分極」という),記憶された情報は保持される。このような特徴を有する強誘電体メモリは,不揮発性メモリとしての利用が可能である。
【0003】
さらに,DRAMなどの一般的な不揮発性メモリは,データの書き込みに10V以上の電圧を必要とするのに対して,強誘電体メモリによれば,数ボルトで強誘電体キャパシタの分極方向を反転させてデータを書き込むことが可能となる。また,一般的な不揮発性メモリのデータ書き込み時間はマイクロ秒オーダであるのに対して,強誘電体メモリの分極反転時間はナノ秒オーダである。このように強誘電体メモリは,低電圧・高速動作が可能な次世代の不揮発性メモリとして多くの期待を集めている。
【0004】
現在,MOSトランジスタ(選択トランジスタ)と強誘電体キャパシタから構成された複数のメモリセルを有する強誘電体メモリが主として研究開発の対象となっている。この強誘電体メモリのメモリセルの構成および動作を図5を用いて説明する。
【0005】
メモリセルMCに対してデータを書き込む場合,ワード線WLをアサートして選択トランジスタTrをオン状態とする。そして,ビット線BLに0Vを印加し,プレート線PLに正の電圧を印加する。これによって,強誘電体キャパシタCの分極が↑方向にそろい,これが例えば”1”の情報としてメモリセル1に記憶される。逆にビット線BLに正の電圧を印加し,プレート線PLに0Vを印加した場合には,強誘電体キャパシタCの分極が↓方向にそろい,これが例えば”0”の情報としてメモリセル1に記憶される。
【0006】
メモリセルMCから情報を読み出す場合には,ビット線BLを0Vにプリチャージしてプレート線PLに正の電圧を印加する。強誘電体キャパシタCが↓方向に分極(情報”0”を保持)してた場合,分極方向が反転するのに対して,強誘電体キャパシタCが↑方向に分極(情報”1”を保持)していた場合,分極方向は反転しない。ビット線BLの電位は,強誘電体キャパシタCのこの分極状態に応じて変化する。したがって,ビット線BLの電位の変化量をビット線BLに接続されたセンスアンプSAによって検出増幅することによって,メモリセルMCに格納されている情報が読み出されることになる。
【0007】
センスアンプSAは,参照電位Vrefを基準にしてビット線BLの電位をLレベル(例えば0V)またはHレベル(例えば電源電位Vcc)のいずれかにまで増幅する。
【0008】
一般的に強誘電体メモリにはメモリセルMCと反対の情報が格納されるダミーメモリセル(図示せず)が備えられており,このダミーメモリセルからセンスアンプSAに対して参照電位Vrefが与えられる。この場合,一つの情報は相補のデータが格納される2つのメモリセル(メモリセルとダミーメモリセル)によって記憶されることになる。このメモリ構成は2トランジスタ/2キャパシタ(2T/2C)タイプと呼ばれている。
【0009】
一方,DRAMのメモリ構成としては,1つの情報を1つのメモリセルによって記憶する1トランジスタ/1キャパシタ(1T/1C)タイプが採用されている。1T/1Cタイプのメモリによれば,2T/2Cタイプに比べてメモリセルアレイのレイアウト面積が縮小されるため,メモリの大容量化も容易となる。
【0010】
1T/1Cタイプのメモリアレイを有する従来の強誘電体メモリは,例えば特開平7−93978号公報に開示されている。本公報の図18(a)および図21は,従来の強誘電体メモリの回路構成を示しており,図18(b)および図22はそのデータ読み出し動作を示している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このように1T/1Cタイプには構造上の利点があるにも関わらず,以下の理由から強誘電体メモリへの採用が進んでいない。
【0012】
1T/1Cタイプのメモリの場合,参照電位Vrefを生成するための回路が別途必要となる。そして,強誘電体メモリではこの回路構成がDRAMに比して複雑になる。
【0013】
DRAMの場合,ビット線を電源電圧Vccの1/2に設定し,プレート線を電源電圧Vccまたは0Vに設定してメモリセルにデータを書き込んだ後,そのデータを読み出すためには,ビット線を1/2Vccにプリチャージし,ワード線を活性化すればよい。ビット線に誘起される電位は,メモリセルに格納されているデータに応じて,1/2Vccより高いか低いかのいずれかとなる。つまり,参照電位Vrefとして1/2Vccを採用すれば正確に格納データを読み出すことができる。
【0014】
強誘電体メモリの場合も同様にデータ読み出し動作中のビット線電位は読み出されるデータに応じて異なる。ただし,ビット線電位の絶対値は強誘電体キャパシタの特性ばらつきによっても異なるため,設計段階でその値を見極めることは容易ではない。このため,データ読み出し動作中にビット線に誘起される2つの電位の中間値,すなわち情報”0”を読み出す場合のビット線電位と情報”1”を読み出す場合のビット線電位の平均値に調整された参照電位Vrefを発生させることは極めて困難であった。参照電位Vrefが,ビット線に誘起される2つの電位の中間値に正確に調整されていなければ,格納されている情報が誤って読み出される可能性もある。
【0015】
以上のように,従来,強誘電体メモリに対して1T/1Cタイプのメモリアレイ構成を採用した場合,読み出されるデータの信頼性が低下してしまうため,大容量化に不利な2T/2Cタイプのメモリ構成を採用せざるを得なかった。
【0016】
本発明は,上記のような問題点に鑑みてなされたものであり,その目的は,正確に格納情報を読み出すことが可能な1T/1Cタイプの強誘電体メモリおよびその駆動方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,本発明の第1の観点によれば,第1端子と第2端子を備え,第1端子の電位と第2端子の電位を比較し,当該比較結果に応じて,第1端子および第2端子それぞれに対して増幅された電圧を出力する第1センスアンプと,第3端子と第4端子を備え,第3端子の電位と第4端子の電位を比較し,当該比較結果に応じて,第3端子および第4端子それぞれに対して増幅された電圧を出力する第2センスアンプと,第1端子に接続された第1ビット線と,第2端子に接続された第2ビット線と,第3端子に接続された第3ビット線と,第4端子に接続された第4ビット線と,第1ビット線に接続され,強誘電体キャパシタを有する第1メモリセルと,第2ビット線に接続され,第1方向に分極した強誘電体キャパシタを有する第1ダミーメモリセルと,第3ビット線に接続され,強誘電体キャパシタを有する第2メモリセルと,第4ビット線に接続され,第1方向と反対の第2方向に分極した強誘電体キャパシタを有する第2ダミーメモリセルと,第2ビット線と第4ビット線を短絡させることが可能な第1短絡手段とを備えたことを特徴とする,半導体メモリが提供される。そして,第1ビット線および第3ビット線は第1領域に属し,第2ビット線および第4ビット線は第1領域に重ならない第2領域に属することが好ましい(請求項1)。
【0018】
本発明にかかる半導体メモリにおいて,第1メモリセルと第2メモリセルはそれぞれ,半導体メモリが記憶するデータの1ビット分を格納するために用いられる。一方,第1ダミーメモリセルと第2ダミーメモリセルは,第1メモリセルと第2メモリセルとは異なり,それぞれの強誘電体キャパシタが必ず反対方向に分極するように動作する。つまり,第1ダミーメモリセルが例えば情報”0”を格納しているのであれば,第2ダミーメモリセルは必ず情報”1”を格納する。この条件下では,第1ダミーメモリセルから格納情報を読み出すことによって,第2ビット線に情報”0”に応じた電位が誘起され,第2ダミーメモリセルから格納情報を読み出すことによって,第4ビット線に情報”1”に応じた電位が誘起される。
【0019】
第1ダミーメモリセルから第2ビット線に対して格納情報が読み出され,第2ダミーメモリセルから第4ビット線に対して格納情報が読み出されたところで,第1短絡手段によって第2ビット線と第4ビット線を短絡すれば,両方のビット線の電位は,短絡前の各ビット線の電位の中間値(平均値)となる。
【0020】
そして,第1メモリセル,第2メモリセル,第1ダミーメモリセル,および第2ダミーメモリセルを略同一のサイズに形成すれば,短絡された第2ビット線と第4ビット線の電位は,第1メモリセル(あるいは第2メモリセル)から格納情報”1”が読み出されたときの第1ビット線(あるいは第3ビット線)の電位と,第1メモリセル(あるいは第2メモリセル)から格納情報”0”が読み出されたときの第1ビット線(あるいは第3ビット線)の電位との中間値(平均値)に一致する。
【0021】
短絡されている第2ビット線と第4ビット線を開放した後,第1センスアンプによって,第2ビット線(第2端子)の電位と,第1メモリセルから格納情報を読み出すことによって変化した第1ビット線(第1端子)の電位を増幅すれば,第1メモリセルの格納情報は正確に外部に出力される。同様に,第2センスアンプによって,第4ビット線(第4端子)の電位と,第2メモリセルから格納情報を読み出すことによって変化した第3ビット線(第3端子)の電位を増幅すれば,第2メモリセルの格納情報は正確に外部に出力される。なお,この場合,第2端子および第4端子の電位が参照電位となる。
【0022】
本発明によれば,第1ビット線および第3ビット線は第1領域に属し,第2ビット線および第4ビット線は第1領域に重ならない第2領域に属する。かかる構成によれば,第1ビット線と第3ビット線との間に他のビット線が配置されること,および,第2ビット線と第4ビット線との間に他のビット線が配置されことが防止される。したがって,これらのビット線を短絡する第1短絡手段および第2短絡手段の配置も容易となる。
【0023】
さらに,第1ビット線に接続され,第3方向に分極した強誘電体キャパシタを有する第3ダミーメモリセルと,第2ビット線に接続され,強誘電体キャパシタを有する第3メモリセルと,第3ビット線に接続され,第3方向と反対の第4方向に分極した強誘電体キャパシタを有する第4ダミーメモリセルと,第4ビット線に接続され,強誘電体キャパシタを有する第4メモリセルと,第1ビット線と第3ビット線を短絡させることが可能な第2短絡手段とを備えることも可能である(請求項2)。かかる構成によれば,第1メモリセルと第2メモリセルから高い精度で格納情報を読み出すことが可能となるとともに,第3メモリセルと第4メモリセルからも高い精度で格納情報を読み出すことが可能となる。この場合,第3ダミーメモリセルと第4ダミーメモリセルが参照電位の発生源として機能する。
【0024】
本発明の第2の観点によれば,第1メモリセルに格納されている情報を読み出して,第1ビット線に第1電位を誘起する第1工程と,第1方向に分極した強誘電体キャパシタを有する第1ダミーメモリセルから格納されている情報を読み出して,第2ビット線に第2電位を誘起する第2工程と,第1方向と反対の第2方向に分極した強誘電体キャパシタを有する第2ダミーメモリセルから格納されている情報を読み出して,第4ビット線に第4電位を誘起する第3工程と,前記第3の工程の後に第2ビット線と第4ビット線を第1短絡手段によって短絡する第4工程と,短絡している第2ビット線と第4ビット線を開放する第5工程と,第1センスアンプを活性化し,第1ビット線の電位と第2ビット線の電位を比較し,当該比較結果に応じて第1ビット線および第2ビット線それぞれに対して増幅された電圧を出力する第6工程とを含むことを特徴とする,半導体メモリの駆動方法が提供される(請求項3)。
【0025】
第1メモリセル,第1ダミーメモリセル,および第2ダミーメモリセルを略同一のサイズに形成することによって,短絡された第2ビット線と第4ビット線の電位は,第1メモリセルから格納情報”1”が読み出されたときの第1ビット線の電位と,第1メモリセルから格納情報”0”が読み出されたときの第1ビット線の電位との中間値(平均値)に一致する。したがって,第1メモリセルの格納情報は正確に外部に出力される。
【0026】
さらに,第6工程の後には,第1ダミーメモリセルが有する強誘電体キャパシタが第2方向に分極するように,第1ダミーメモリセルに対して所定の情報を書き込む第7工程と,第2ダミーメモリセルが有する強誘電体キャパシタが第1方向に分極するように,第2ダミーメモリセルに対して所定の情報を書き込む第8工程を実施することが好ましい(請求項4)。これらの工程を実施することによって,第1ダミーメモリセルが備える強誘電体キャパシタと第2ダミーメモリセルが備える強誘電体キャパシタの分極方向が初期状態から反転することになり,結果として強誘電体キャパシタにおけるインプリント現象の発生が防止される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら,本発明にかかる半導体メモリおよびその駆動方法の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,以下の説明および添付された図面において,略同一の機能および構成を有する構成要素については,同一符号を付することによって重複説明を省略する。
【0028】
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態にかかる強誘電体メモリのメモリセルアレイの構成を図1に示す。
【0029】
メモリセルアレイは第1領域a1と第2領域a2を有しており,各領域は複数のセンスアンプSAn−1,SAn,SAn+1,SAn+2を挟んで回路構成が対象となるようにレイアウトされている。第1領域a1には,複数のメモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2,・・・,ダミーメモリセルDMC1n−1,DMC1n,DMC1n+1,DMC1n+2,・・・,および短絡部s1a,s1b,・・・が備えられている。第2領域a2には,複数のメモリセルMC2n−1,MC2n,MC2n+1,MC2n+2,・・・,ダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2,・・・,および短絡部s2a,s2b,・・・が備えられている。
【0030】
各メモリセルおよび各ダミーメモリセルは,Nチャネル型トランジスタ(以下,「Nトランジスタ」という)Trと強誘電体キャパシタCから構成されている。
【0031】
センスアンプSAn−1の第1端子にはビット線BL1n−1が接続されており,第2端子にはビット線BL2n−1が接続されている。同様に,センスアンプSAnにはビット線BL1nとビット線BL2nが接続されており,センスアンプSAn+1にはビット線BL1n+1とビット線BL2n+1が接続されており,センスアンプSAn+2にはビット線BL1n+2とビット線BL2n+2が接続されている。そして,ビット線BL1n−1,BL1n,BL1n+1,BL1n+2,・・・は,第1領域a1側に配置されており,ビット線BL2n−1,BL2n,BL2n+1,BL2n+2,・・・は,第2領域a2側に配置されている。
【0032】
さらに,第1領域a1には,ビット線BL1n−1,BL1n,BL1n+1,BL1n+2に直交するようにワード線WL1n,プレート線PL1n,ダミーワード線DWL11,DWL12,ダミープレート線DPL11,DPL12,および短絡部制御線SWL1が配置されている。第2領域a2には,ビット線BL2n−1,BL2n,BL2n+1,BL2n+2に直交するようにワード線WL2n,プレート線PL2n,ダミーワード線DWL21,DWL22,ダミープレート線DPL21,DPL22,および短絡部制御線SWL2が配置されている。
【0033】
まず,第1領域a1の回路構成要素の接続内容を説明する。
【0034】
ビット線BL1n−1,BL1n,BL1n+1,BL1n+2とワード線WL1nが交差する位置にはそれぞれメモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2が配置されている。例えば,ビット線BL1nとワード線WL1nの交差位置にはメモリセルMC1nが配置されており,このメモリセルMC1nを構成するNトランジスタTrのゲートはワード線WL1nに,ソース(ドレイン)はビット線BL1nに,ドレイン(ソース)はメモリセルMC1nを構成する強誘電体キャパシタCの第1端子に接続されている。メモリセルMC1nを構成する強誘電体キャパシタCの第2端子はプレート線PL1nに接続されており,他のメモリセルMC1n−1,MC1n+1,MC1n+2を構成する強誘電体キャパシタCの第2端子もプレート線PL1nに共通接続されている。
【0035】
ビット線BL1n−1,BL1n+1とダミーワード線DWL11が交差する位置にはそれぞれダミーメモリセルDMC1n−1,DMC1n+1が配置されており,ビット線BL1n,BL1n+2とダミーワード線DWL12が交差する位置にはそれぞれダミーメモリセルDMC1n,DMC1n+2が配置されている。例えば,ビット線BL1n−1とダミーワード線DWL11の交差位置にはダミーメモリセルDMC1n−1が配置されており,このダミーメモリセルDMC1n−1を構成するNトランジスタTrのゲートはダミーワード線DWL11に,ソース(ドレイン)はビット線BL1n−1に,ドレイン(ソース)はダミーメモリセルDMC1n−1を構成する強誘電体キャパシタCの第1端子に接続されている。また,ビット線BL1nとダミーワード線DWL12の交差位置にはダミーメモリセルDMC1nが配置されており,このダミーメモリセルDMC1nを構成するNトランジスタTrのゲートはダミーワード線DWL12に,ソース(ドレイン)はビット線BL1nに,ドレイン(ソース)はダミーメモリセルDMC1nを構成する強誘電体キャパシタCの第1端子に接続されている。各ダミーメモリセルDMC1n−1,DMC1n+1を構成する強誘電体キャパシタCの第2端子はダミープレート線DPL11に共通接続され,各ダミーメモリセルDMC1n,DMC1n+2を構成する強誘電体キャパシタCの第2端子はダミープレート線DPL12に共通接続されている。
【0036】
短絡部s1a,s1bは,短絡部制御線SWL1に接続されており,ここに伝送される短絡部制御信号SW1がアサート(Hレベル)されると共にオン状態となる。短絡部s1aは,ビット線BL1n−1とその隣に位置するビット線BL1nに接続されており,オン状態のときこれらを短絡させる。短絡部s1bは,ビット線BL1n+1とその隣に位置するビット線BL1n+2に接続されており,オン状態のときこれらを短絡させる。
【0037】
次に,第2領域a2の構成要素の接続内容を説明する。なお上述のように第2領域a2に属する回路要素は,第1領域a1に属する回路要素と同様に配置されている。
【0038】
ビット線BL2n−1,BL2n,BL2n+1,BL2n+2とワード線WL2nが交差する位置にはそれぞれメモリセルMC2n−1,MC2n,MC2n+1,MC2n+2が配置されている。例えば,ビット線BL2nとワード線WL2nの交差位置にはメモリセルMC2nが配置されており,このメモリセルMC2nを構成するNトランジスタTrのゲートはワード線WL2nに,ソース(ドレイン)はビット線BL2nに,ドレイン(ソース)はメモリセルMC2nを構成する強誘電体キャパシタCの第1端子に接続されている。メモリセルMC2nを構成する強誘電体キャパシタCの第2端子はプレート線PL2nに接続されており,他のメモリセルMC2n−1,MC2n+1,MC2n+2を構成する強誘電体キャパシタCの第2端子もプレート線PL2nに共通接続されている。
【0039】
ビット線BL2n−1,BL2n+1とダミーワード線DWL21が交差する位置にはそれぞれダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n+1が配置されており,ビット線BL2n,BL2n+2とダミーワード線DWL22が交差する位置にはそれぞれダミーメモリセルDMC2n,DMC2n+2が配置されている。例えば,ビット線BL2n−1とダミーワード線DWL21の交差位置にはダミーメモリセルDMC2n−1が配置されており,このダミーメモリセルDMC2n−1を構成するNトランジスタTrのゲートはダミーワード線DWL21に,ソース(ドレイン)はビット線BL2n−1に,ドレイン(ソース)はダミーメモリセルDMC2n−1を構成する強誘電体キャパシタCの第1端子に接続されている。また,ビット線BL2nとダミーワード線DWL22の交差位置にはダミーメモリセルDMC2nが配置されており,このダミーメモリセルDMC2nを構成するNトランジスタTrのゲートはダミーワード線DWL22に,ソース(ドレイン)はビット線BL2nに,ドレイン(ソース)はダミーメモリセルDMC2nを構成する強誘電体キャパシタCの第1端子に接続されている。各ダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n+1を構成する強誘電体キャパシタCの第2端子はダミープレート線DPL21に共通接続され,各ダミーメモリセルDMC2n,DMC2n+2を構成する強誘電体キャパシタCの第2端子はダミープレート線DPL22に共通接続されている。
【0040】
短絡部s2a,s2bは,短絡部制御線SWL2に接続されており,ここに伝送される短絡部制御信号SW2がアサート(Hレベル)されると共にオン状態となる。短絡部s2aは,ビット線BL2n−1とその隣に位置するビット線BL2nに接続されており,オン状態のときこれらを短絡させる。短絡部s2bは,ビット線BL2n+1とその隣に位置するビット線BL2n+2に接続されており,オン状態のときこれらを短絡させる。
【0041】
なお,第1領域a1と第2領域a2にはそれぞれワード線WL1n,WL2n以外にも複数のワード線が備えられており,各ワード線にはワード線WL1n,WL2nと同様に複数のメモリセルが接続されている(図示せず)。
【0042】
以上のように構成された強誘電体メモリのデータ読み出し動作を図2を用いて説明する。ここでは第1領域a1に属するメモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2から格納データを読み出す場合に即して説明する。
【0043】
まず,第1領域a1に属するビット線BL1n−1,BL1n,BL1n+1,BL1n+2および第2領域a2に属するビット線BL2n−1,BL2n,BL2n+1,BL2n+2を0Vにプリチャージして,その後フローティング状態とする。
【0044】
<時刻t1>
第1領域a1に属するワード線WL1nと第2領域a2に属するダミーワード線DWL21,DWL22をHレベルとする。
【0045】
<時刻t2>
第1領域a1に属するプレート線PL1nと第2領域a2に属するダミープレート線DPL21,DPL22をHレベルとする。この時点で,第1領域a1に属するビット線BL1n−1,BL1n,BL1n+1,BL1n+2にはそれぞれ,メモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2を構成する強誘電体キャパシタCの分極状態,すなわち格納されている情報に応じた電位が生じる。一方,第2領域a2に属するビット線BL2n−1,BL2n,BL2n+1,BL2n+2にはそれぞれ,ダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2を構成する強誘電体キャパシタCの分極状態に応じた電位が生じる。
【0046】
ところで,第1領域a1において,短絡部s1aによって短絡されるビット線BL1n−1とビット線BL1nそれぞれに接続されているダミーメモリセルDMC1n−1とダミーメモリセルDMC1nには,あらかじめ相違する情報が書き込まれている。つまり,ダミーメモリセルDMC1n−1とダミーメモリセルDMC1nそれぞれが備える強誘電体キャパシタCは,図1中の矢印で示すように反対方向に分極している。
【0047】
同様に,第1領域a1において,短絡部s1bによって短絡されるビット線BL1n+1とビット線BL1n+2それぞれに接続されているダミーメモリセルDMC1n+1とダミーメモリセルDMC1n+2には,あらかじめ相違する情報が書き込まれている。つまり,ダミーメモリセルDMC1n+1とダミーメモリセルDMC1n+2それぞれが備える強誘電体キャパシタCは,図1中の矢印で示すように反対方向に分極している。
【0048】
第2領域a2においても同様に,ダミーメモリセルDMC2n−1とダミーメモリセルDMC2nには相違する情報が書き込まれており,ダミーメモリセルDMC2n+1とダミーメモリセルDMC2n+2には相違する情報が書き込まれている。
【0049】
<時刻t3>
第2領域a2に属するダミーワード線DWL21,DWL22をLレベルとする。さらに短絡部制御信号SW2をアサートして短絡部制御線SWL2をHレベルとする。これによって,第2領域a2に属する短絡部s2aがオン状態となり,ビット線BL2n−1とビット線BL2nが短絡され同電位となるとともに,短絡部s2bがオン状態となり,ビット線BL2n+1とビット線BL2n+2が短絡され同電位となる。
【0050】
<時刻t4>
短絡部制御信号SW2をネゲートして短絡部制御線SWL2をLレベルとする。これによって,時刻t3において短絡されたビット線BL2n−1とビット線BL2nが開放され,同じく時刻t3において短絡されたビット線BL2n+1とビット線BL2n+2が開放される。さらにダミープレート線DPL21,DPL22をLレベルとする。
【0051】
<時刻t5>
センスアンプSAn−1,SAn,SAn+1,SAn+2を活性化する。これらセンスアンプSAn−1,SAn,SAn+1,SAn+2はそれぞれ,第1領域a1のビット線BL1n−1,BL1n,BL1n+1,BL1n+2と第2領域a2のビット線BL2n−1,BL2n,BL2n+1,BL2n+2の電位を比較し増幅する。このとき,第2領域a2のビット線BL2n−1,BL2n,BL2n+1,BL2n+2の電位が参照電位Vrefとして各センスアンプSAn−1,SAn,SAn+1,SAn+2に参照される。そして,各ビット線にはHレベル電位またはLレベル電位が誘起される。各ビット線に誘起されたHレベル電位およびLレベル電位は,メモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2から読み出された格納情報として,データ線(図示せず)に転送される。
【0052】
<時刻t6>
第1領域a1に属するプレート線PL1nをLレベルとする。
【0053】
<時刻t7>
第1領域a1に属するワード線WL1nをLレベルとする。
【0054】
<時刻t8>
センスアンプSAn−1,SAn,SAn+1,SAn+2を不活性状態に戻す。この時点で各メモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2に格納データが復元される。
【0055】
ここまでの動作によりメモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2からのデータ読み出しが完了する。その後,このデータ読み出し動作において参照電位Vrefの発生源として用いられた第2領域a2に属するダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2についての格納データの復元を行う。
【0056】
<時刻t9>
第2領域a2に属するダミーワード線DWL21,DWL22をHレベルとする。
【0057】
<時刻t10>
第2領域a2に属するダミープレート線DPL2nをHレベルとし(ダミープレート線DPL1nはLレベルを維持),ビット線BL2n−1,BL2n+1をHレベルとする(ビット線BL2n,BL2n+2はLレベルを維持)。これによって,ダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2がそれぞれ有する強誘電体キャパシタCの分極方向は,図1の矢印に示した状態(初期状態)に戻される。この時点でのダミーメモリセルDMC2n−1の強誘電体キャパシタCの分極方向とダミーメモリセルDMC2nの強誘電体キャパシタCの分極方向は反対であり,ダミーメモリセルDMC2n+1の強誘電体キャパシタCの分極方向とダミーメモリセルDMC2n+2の強誘電体キャパシタCの分極方向は反対である。
【0058】
<時刻t11>
ダミープレート線DPL2nをLレベルとし,ビット線BL2n−1,BL2n+1をLレベルとする。
【0059】
<時刻t12>
ダミーワード線DWL21,DWL22をLレベルとする。
【0060】
以上が第1の実施の形態にかかる強誘電体メモリのデータ読み出し動作である。この強誘電体メモリは,1T/1Cタイプであるにも関わらず安定的なデータ読み出し動作が可能である。次に,その仕組みについて説明する。
【0061】
図3は,各メモリセル(ダミーメモリセルを含む)を構成する強誘電体キャパシタの電圧−電荷特性を示している。横軸は強誘電体キャパシタへの印加電圧であり縦軸はチャージされた電荷量を示している。また,VaとVbは,格納データが読み出される選択メモリセル(ここではメモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2)によって誘起される選択メモリセル領域(ここでは第1領域a1)側のビット線(ここではビット線BL1n−1,BL1n,BL1n+1,BL1n+2)の電位を示している。
【0062】
上述のように第1の実施の形態にかかる強誘電体メモリは,第1領域a1と第2領域a2にそれぞれ略同一に構成された回路を備えており,さらに各領域の構成要素,すなわちビット線,メモリセル,ダミーメモリセル等もすべて略同一のサイズで形成されている。ビット線について言えば各領域間でビット線容量が等しく,メモリセルおよびダミーメモリセルについて言えば各領域間で強誘電体キャパシタの容量が等しい。したがって,時刻t2において,参照電位発生領域(ここでは第2領域a2)に属するビット線(ここではビット線BL2n−1,BL2n,BL2n+1,BL2n+2)には,選択メモリセル領域のビット線と同様に,電位Vaまたは電位Vbのいずれかが誘起されることになる。
【0063】
ところで,ダミーメモリセルDMC2n−1とダミーメモリセルDMC2nには相違する情報が格納されているため,時刻t2においてビット線BL2n−1に例えば電位Vaが生じた場合,隣のビット線BL2nには電位Vbが生じる。同様に,ダミーメモリセルDMC2n+1とダミーメモリセルDMC2n+2には相違する情報が格納されているため,時刻t2においてビット線BL2n−1に例えば電位Vaが生じた場合,隣のビット線BL2nには電位Vbが生じる。
【0064】
続く時刻t3において,ビット線BL2n−1とビット線BL2nは,短絡部s2aによって短絡されるが,これらのビット線は同一の容量を有しているため,短絡後の電位Vaveは電位Vaと電位Vbのちょうど中間値(Va+Vb)/2となる。同様に,ビット線BL2n+1とビット線BL2n+2の電位Vaveも(Va+Vb)/2となる。この電位Vaveは,強誘電体キャパシタの製造プロセスや材料に依存せず常に電位Vaと電位Vbの平均値を保つため,選択メモリセル領域のビット線の電位を高精度に検出するためにセンスアンプSAn−1,SAn,SAn+1,SAn+2に与えられる参照電位Vrefとして最適である。したがって,第1の実施の形態にかかる強誘電体メモリおよびその駆動方法によれば,1T/1Cタイプでありながらデータ読み出しについて高い信頼性を得ることができる。しかも,予め参照電位Vrefの値を設定する必要がないため,設計および製造が容易化されることになる。
【0065】
以上,第1領域a1に属するメモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2から格納データを読み出す場合に即して本実施の形態にかかる強誘電体メモリの動作を説明したが,第2領域a2に属するメモリセルMC2n−1,MC2n,MC2n+1,MC2n+2から格納データを読み出す場合も同様に動作する。このとき,第1領域a1に属するダミーメモリセルDMC1n−1,DMC1n,DMC1n+1,DMC1n+2が参照電位Vrefの発生源として利用される。
【0066】
ここで,隣り合うビット線を短絡する短絡部s1a,s1b,s2a,s2bのオン(短絡)タイミングについて説明する。
【0067】
図2を用いて説明したデータ読み出し動作では,まず時刻t1,t2において,ダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2によって各ビット線BL2n−1,BL2n,BL2n+1,BL2n+2を電位Vaまたは電位Vbに調整している。そして,時刻t3において短絡部制御線SWL2をHレベルとして,ビット線BL2n−1とビット線BL2n,並びに,ビット線BL2n+1とビット線BL2n+2をそれぞれ短絡している(方法1)。
【0068】
これとは別に,ビット線BL2n−1とビット線BL2n,並びに,ビット線BL2n+1とビット線BL2n+2をそれぞれ短絡した後,ダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2によって短絡されたビット線BL2n−1とビット線BL2nの電位,並びに,ビット線BL2n+1とビット線BL2n+2の電位を調整することも可能である(方法2)。
【0069】
ただし,方法1を採用した場合,参照電位発生領域のビット線の電位は正確に電位Vaと電位Vbとの中間値に調整されるのに対して,方法2を採用した場合,必ずしも中間値に調整されるとは限らない。つまり,方法1を採用することによってデータ読み出し精度がより高まることになる。なお,方法2に基づくデータ読み出し動作は,上述の特開平7−93978号公報の図22に示されている。
【0070】
ここで式を用いて方法1と方法2によって得られるビット線電位の違いを説明する。
【0071】
第1のダミーメモリセル(例えば,ダミーメモリセルDMC2n−1)の強誘電体キャパシタの容量をCfとし,第2のダミーメモリセル(例えば,ダミーメモリセルDMC2n)の強誘電体キャパシタの容量をCf’とする。なお,第1のダミーメモリセルが備える強誘電体キャパシタの分極方向と第2のダミーメモリセルが備える強誘電体キャパシタの分極方向は相違しており,この分極方向の違いを2つの線形な容量で表している。
【0072】
方法1の場合,第1のダミーメモリセルが接続されている第1のビット線(例えば,ビット線BL2n−1)と第2のビット線(例えば,ビット線BL2n)は,開放状態のままそれぞれ第1のダミーメモリセル,第2のダミーメモリセルによって電位が調整される。
【0073】
短絡前の第1のビット線の電位Vblと第2のビット線の電位Vbl’は次のように表される。なお,Vplはプレート線の電位である。
【0074】
Vbl=Cf*Vpl/(Cf+Cb)
Vbl'=Cf'*Vpl/(Cf'+Cb)
【0075】
第1のビット線と第2のビット線を短絡させると,両ビット線の電位は,
【0076】
1/2*V*((Cf/(Cf+Cb)+Cf'/(Cf'+Cb))...(1)
【0077】
となる。そして,これは(Va+Vb)/2に一致する。
【0078】
一方,方法2の場合,短絡されている第1のビット線と第2のビット線の電位を第1のダミーメモリセルと第2のダミーメモリセルによって調整することになる。各ダミーメモリセルが備える強誘電体キャパシタの合成容量はCf+Cf’であり,第1のビット線と第2のビット線の合成容量は2*Cbである。したがって,短絡された両ビット線の電位は,
【0079】
(Cf+Cf')*V/(Cf+Cf'+2*Cb)...(2)
【0080】
となる。この式(2)は,式(1)と異なる。したがって,方式2を採用した場合,第1のビット線の電位と第2のビット線の電位は,電位Vaと電位Vbの中間値(Va+Vb)/2とはならない。
【0081】
さらに,第1の実施の形態にかかる強誘電体メモリは,次の利点を有する。この強誘電体メモリのメモリセルアレイには,選択メモリセル領域(ここでは第1領域a1)と参照電位発生領域(ここでは第2領域a2)がセンスアンプの両サイドに配置されているという特徴がある。この構成によれば,選択メモリセル領域側に属する選択メモリセルからビット線へデータを読み出す動作と,参照電位発生領域におけるダミーメモリセルからビット線へデータを読み出す動作を同時進行させることが可能となる。したがって,データの読み出し時間を短縮させることが可能となる。
【0082】
また,第1の実施の形態にかかる強誘電体メモリのメモリセルアレイにおいて,一の短絡部によって短絡される2本のビット線は,隣り合うようにして配置されている。したがって,短絡部を2本のビット線の間に配置することが可能となる。この結果,回路構成が単純化され,メモリの製造における歩留まり向上にも繋がる。
【0083】
[第2の実施の形態]
上で説明したように,本発明の実施の形態にかかる強誘電体メモリのデータ読み出し動作によれば,その最終段階において,参照電位Vrefの発生源として用いられたダミーメモリセルに対するデータの再書き込みが行われる。
【0084】
第1の実施の形態にかかる強誘電体メモリのデータ読み出し動作においては,データ読み出し動作毎に,各ダミーメモリセルに予め格納されていたデータと同じデータが各ダミーメモリセルに対して書き込まれる。この動作を具体的説明する。
【0085】
予め第2領域a2に属する各ダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2の強誘電体キャパシタCをそれぞれ↓↑↓↑方向に分極させておく。そして,これらのダミーメモリセルを参照電位Vrefの発生源として用いて第1領域a1に属するメモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2から格納データを読み出した後,時刻t9以降において,各ダミーメモリセルが備える強誘電体キャパシタCをそれぞれ再度↓↑↓↑方向に分極させる。
【0086】
このように,第1の実施の形態にかかる強誘電体キャパシタのデータ読み出し動作によれば,各ダミーメモリセルが備える強誘電体キャパシタCは,データ読み出し動作が行われる毎に同じ方向に分極することになる。
【0087】
これに対して,参照電位Vrefの発生源として用いられたダミーメモリセルが備える強誘電体キャパシタの分極方向を,データ読み出し動作の最終段階で毎回反転させるようにしてもよい。以下,この方法を採用した場合の強誘電体メモリの動作を図4を用いて説明する。なお,ここでは第1の実施の形態と同様に,第1領域a1に属するメモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2から格納データを読み出す場合に即して説明する。
【0088】
<時刻t1〜t8>
図4に示すように,時刻t1から時刻t8までに行われるメモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2からのデータ読み出し動作および各メモリセルのデータ復元動作は,図2を用いて説明したデータ読み出し動作と同様である。
【0089】
時刻t8までの動作によって,メモリセルMC1n−1,MC1n,MC1n+1,MC1n+2からのデータ読み出しが完了する。その後,このデータ読み出し動作に用いられた第2領域a2に属するダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2について,格納データの再書き込み動作が行われる。ただしここでは,このデータ読み出し動作が開始される時点での各ダミーメモリセルに格納されていたデータが再度書き込まれるのではなく,それぞれ逆論理のデータが書き込まれる。次に,ダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2に対するデータ再書き込み動作を説明する。
【0090】
<時刻t9>
第2領域a2に属するダミーワード線DWL21,DWL22をHレベルとする。
【0091】
<時刻t10>
第2領域a2に属するダミープレート線DPL1nをHレベルとし(ダミープレート線DPL2nはLレベルを維持),ビット線BL2n,BL2n+2をHレベルとする(ビット線BL2n−1,BL2n+1はLレベルを維持)。これによって,ダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2がそれぞれ有する強誘電体キャパシタCの分極方向は,図1に示した矢印の逆となる。なお,この時点でのダミーメモリセルDMC2n−1の強誘電体キャパシタCの分極方向とダミーメモリセルDMC2nの強誘電体キャパシタCの分極方向は反対であり,ダミーメモリセルDMC2n+1の強誘電体キャパシタCの分極方向とダミーメモリセルDMC2n+2の強誘電体キャパシタCの分極方向は反対であり,この点については,図2を用いて説明したデータ書き込み動作と同じである。
【0092】
このように,第2の実施の形態にかかるデータ読み出し動作によれば,時刻t10に参照電位発生領域(ここでは第2領域a2)において,電位レベルが遷移するダミープレート線とビット線については,データ読み出し動作毎に変化する。具体的な動作は以下の通りである。
【0093】
あるデータ読み出し動作の時刻t10において,第2領域a2に属するダミープレート線DPL2nをHレベルとし(ダミープレート線DPL1nはLレベルを維持),ビット線BL2n−1,BL2n+1をHレベルとして(ビット線BL2n,BL2n+2はLレベルを維持),ダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2がそれぞれ有する強誘電体キャパシタCの分極方向を図1に示すように↓↑↓↑とした場合を考える。
【0094】
その後,参照電位Vrefの発生源としてダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2を用いたデータ読み出し動作が行われたとき,その時刻t10において,今度はダミープレート線DPL1nをHレベルとし(ダミープレート線DPL2nはLレベルを維持),ビット線BL2n,BL2n+2をHレベルとする(ビット線BL2n−1,BL2n+1はLレベルを維持)。これによって,ダミーメモリセルDMC2n−1,DMC2n,DMC2n+1,DMC2n+2がそれぞれ有する強誘電体キャパシタCの分極方向は反転し,↑↓↑↓となる。以後同様にデータ読み出し動作毎にダミーメモリセルの強誘電体キャパシタの分極方向を反転させていく。
【0095】
<時刻t11>
ダミープレート線DPL1n(またはダミープレート線DPL2n)をLレベルとし,ビット線BL2n,BL2n+2(またはビット線BL2n−1,BL2n+1)をLレベルとする。
【0096】
<時刻t12>
ダミーワード線DWL21,DWL22をLレベルとする。
【0097】
以上が第2の実施の形態にかかる強誘電体メモリのデータ読み出し動作である。このデータ読み出し動作によれば,第1の実施の形態にかかるデータ読み出し動作と同様にデータを安定的に読み出すことが可能となる。
【0098】
ところで,強誘電体キャパシタに対して一方向のみの電圧が繰り返し印加されると,強誘電体のヒステリシス特性が悪化する「インプリント現象」が発生し,誤ったデータが読み出される可能性が高まる。この点,第2の実施の形態にかかるデータ読み出し動作によれば,データ読み出し動作を繰り返す毎にダミーメモリセルが有する強誘電体キャパシタの分極方向が反転するため,インプリント現象の発生が防止される。したがって,強誘電体メモリの信頼性がさらに向上することになる。
【0099】
添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが,本発明はかかる実施の形態に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明にかかる半導体メモリおよびその駆動方法によれば,強誘電体キャパシタを有するメモリセルから成るメモリセルアレイを1T/1Cタイプで構成しつつ精度の高いデータ読み出し動作を保証することが可能となる。しかも,予め参照電位の値を設定する必要がないため,半導体メモリの設計および製造が容易化される。さらに本発明にかかる半導体メモリの駆動方法によれば,インプリント現象の発生が防止される。したがって,半導体メモリの信頼性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる強誘電体メモリのメモリセルアレイの構成を示す回路図である。
【図2】図1の強誘電体メモリのデータ読み出し動作を示すタイミングチャートである。
【図3】強誘電体キャパシタの電圧−電荷特性を示す特性曲線図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかる強誘電体メモリのデータ読み出し動作を示すタイミングチャートである。
【図5】一般的な強誘電体メモリのメモリセル構成を示す回路図である。
【符号の説明】
a1:第1領域
a2:第2領域
BL1n,BL2n:ビット線
DMC1n,DMC2n:ダミーメモリセル
DPL11,DPL21:ダミープレート線
DWL11,DWL21:ダミーワード線
MC1n,MC2n:メモリセル
PL1n,PL2n:プレート線
s1a,s2a:短絡部
SAn:センスアンプ
SWL1,SWL2:短絡部制御線
WL1n,WL2n:ワード線

Claims (4)

  1. 第1端子と第2端子を備え,前記第1端子の電位と前記第2端子の電位を比較し,当該比較結果に応じて,前記第1端子および前記第2端子それぞれに対して増幅された電圧を出力する第1センスアンプと,
    第3端子と第4端子を備え,前記第3端子の電位と前記第4端子の電位を比較し,当該比較結果に応じて,前記第3端子および前記第4端子それぞれに対して増幅された電圧を出力する第2センスアンプと,
    前記第1端子に接続され,第1領域に属する第1ビット線と,
    前記第2端子に接続され,前記第1領域に重ならない第2領域に属する第2ビット線と,
    前記第3端子に接続され,前記第1領域に属する第3ビット線と,
    前記第4端子に接続され,前記第2領域に属する第4ビット線と,
    前記第1ビット線に接続され,強誘電体キャパシタを有する第1メモリセルと,
    第1ダミーワード線、第1ダミープレート線及び前記第2ビット線に接続され,第1方向に分極した強誘電体キャパシタを有する第1ダミーメモリセルと,
    前記第3ビット線に接続され,強誘電体キャパシタを有する第2メモリセルと,
    第2ダミーワード線、第2ダミープレート線及び前記第4ビット線に接続され,前記第1方向と反対の第2方向に分極した強誘電体キャパシタを有する第2ダミーメモリセルと,
    前記第2ビット線と前記第4ビット線を短絡させることが可能な第1短絡手段と,
    を備えたことを特徴とする,半導体メモリ。
  2. さらに,
    前記第1ビット線に接続され,第3方向に分極した強誘電体キャパシタを有する第3ダミーメモリセルと,
    前記第2ビット線に接続され,強誘電体キャパシタを有する第3メモリセルと,
    前記第3ビット線に接続され,前記第3方向と反対の第4方向に分極した強誘電体キャパシタを有する第4ダミーメモリセルと,
    前記第4ビット線に接続され,強誘電体キャパシタを有する第4メモリセルと,
    前記第1ビット線と前記第3ビット線を短絡させることが可能な第2短絡手段と,
    を備えたことを特徴とする,請求項1に記載の半導体メモリ。
  3. 第1メモリセルに格納されている情報を読み出して,第1ビット線に第1電位を誘起する第1工程と,
    第1方向に分極した強誘電体キャパシタを有し、第1ダミーワード線によって選択された第1ダミーメモリセルから、第1ダミープレート線への電圧の印加により格納されている情報を読み出して,第2ビット線に第2電位を誘起する第2工程と,
    前記第1方向と反対の第2方向に分極した強誘電体キャパシタを有し、第2ダミーワード線によって選択された第2ダミーメモリセルから、第2ダミープレート線への電圧の印加により格納されている情報を読み出して,第4ビット線に第4電位を誘起する第3工程と,
    前記第2ビット線と前記第4ビット線を第1短絡手段によって短絡する第4工程と,
    短絡している前記第2ビット線と前記第4ビット線を開放する第5工程と,
    第1センスアンプを活性化し,前記第1ビット線の電位と前記第2ビット線の電位を比較し,当該比較結果に応じて前記第1ビット線および前記第2ビット線それぞれに対して増幅された電圧を出力する第6工程と,
    を含むことを特徴とする,半導体メモリの駆動方法。
  4. さらに,前記第6工程の後に実施される,
    前記第1ダミーメモリセルが有する強誘電体キャパシタが前記第2方向に分極するように,前記第1ダミーメモリセルに対して所定の情報を書き込む第7工程と,
    前記第2ダミーメモリセルが有する強誘電体キャパシタが前記第1方向に分極するように,前記第2ダミーメモリセルに対して所定の情報を書き込む第8工程と,
    を含むことを特徴とする,請求項3に記載の半導体メモリの駆動方法。
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