JP2002093154A - 強誘電体メモリ - Google Patents

強誘電体メモリ

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JP2002093154A
JP2002093154A JP2000275208A JP2000275208A JP2002093154A JP 2002093154 A JP2002093154 A JP 2002093154A JP 2000275208 A JP2000275208 A JP 2000275208A JP 2000275208 A JP2000275208 A JP 2000275208A JP 2002093154 A JP2002093154 A JP 2002093154A
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JP2000275208A
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Kinya Ashikaga
欣哉 足利
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/22Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強誘電体キャパシタの分極状態が↓方向の
時、インプリント劣化を抑制し、強誘電体キャパシタの
分極の↓方向から↑方向への反転動作をスムーズに行う
ことができるとともに、正常な読出し動作を行うことが
可能な強誘電体メモリを提供する。 【解決手段】 本発明の強誘電体メモリのメモリセル1
1は、選択トランジスタであるNチャンネルMOSトラ
ンジスタ12、強誘電体キャパシタ13、選択トランジ
スタ12と強誘電体キャパシタ13間のノード14、ノ
ード14とプレート線PL間をショートするための抵抗
15を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性メモリに
係り、特に、強誘電体薄膜を用いた強誘電体メモリのメ
モリセル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、強誘電体を用いたメモリへの関心
が非常に高まっている。強誘電体メモリは、強誘電体の
自発分極を利用して情報を記憶させる。このため、強誘
電体に電圧を印加して分極方向を同じ方向に揃えておけ
ば、電源をオフした後でも分極が残留し(残留分極と呼
ばれる)、不揮発性メモリとして利用することができ
る。従来の不揮発性メモリは、データの書き込みに10
V以上の高電圧が必要であり、また、書き込み速度はマ
イクロ秒(msec)の世界である。一方、強誘電体メ
モリは、数Vで分極反転が可能であり、また、反転速度
はナノ秒(nsec)の世界である。こうした背景か
ら、強誘電体メモリは、低電圧動作、高速動作が可能な
不揮発性メモリとして期待されている。現在、開発/提
案されている強誘電体メモリは、MOSトランジスタと
強誘電体キャパシタとからなるメモリセルによって構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
強誘電体メモリは、強誘電体キャパシタの分極状態が↓
方向の時、データ書込み動作後に分極と同じ方向の電圧
が印加されつづける可能性がある。このとき、いわゆる
インプリント劣化を引き起こし、強誘電体キャパシタの
分極の↓方向から↑方向への反転動作を阻害し、誤読み
出しを引き起こす可能性がある。なお、インプリント劣
化とは、製造工程における温度、圧力、機械的ストレス
等によるヒステリシスループのずれを意味する。
【0004】メモリセルへのデータの書込みは、データ
線にHレベルの電圧を印加することにより行われるが、
強誘電体キャパシタの分極は僅かに減少することが知ら
れている。これは、減分極と呼ばれている。減分極の時
定数は1msec以上であり、ワード線がLレベルにな
った後も、通常、減分極は飽和していない。言い換えれ
ば、強誘電体キャパシタがフローティング状態になった
後も分極は減り続けることを意味する。
【0005】強誘電体メモリの分極が減少しても電極の
電荷は変化しないため、強誘電体キャパシタの両端には
電位が発生する。その電界方向は分極方向と同じであ
る。メモリセルは↓方向に分極されるため、強誘電体キ
ャパシタの選択トランジスタ側のノードにはHレベルの
電位が発生する。しかし、通常、選択トランジスタはN
チャネルMOSトランジスタであるため、キャパシタの
選択トランジスタ側のノードに印加された正の電位は放
電されにくい。よって、強誘電体キャパシタには分極と
同じ方向の電圧がしばらく印加され続けることになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の強誘電体メモリ
は、制御電極がワード線に、第1の電極がビット線に、
第2の電極が第1のノードにそれぞれ接続された選択ト
ランジスタと、第1の電極が第1のノードに、第2の電
極が第2のノードを介してプレート線にそれぞれ接続さ
れた強誘電体キャパシタと、第1のノードと第2のノー
ド間に接続された抵抗体とを有するメモリセルを備えた
ことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】最初に、強誘電体メモリのメモリ
セルの動作原理を説明する。図1は、強誘電体メモリの
メモリセル構成を示す回路図である。データの書込み
は、ワード線WLでメモリセル1を選択した後、例え
ば、ビット線BLを0Vにし、プレート線PLに正の電
圧を印加すると、強誘電体キャパシタ3の分極が↑方向
に揃うため、メモリセル1には“0”の情報が記憶され
る。一方、ビット線BLに正の電圧を印可し、プレート
線PLを0Vにすると、強誘電体キャパシタ3の分極が
↓方向に揃うため、メモリセル1には“1”の情報が記
憶される。また、データの読出しは、例えば、ビット線
BLを0Vにプリチャージし、プレート線PLを正の電
圧にすることにより、強誘電体キャパシタ3が↓方向に
分極されていた場合は分極方向が反転するのに対し、強
誘電体キャパシタ3が↑方向に分極されていた場合は反
転しないため、ビット線BLの電位の変化が強誘電体キ
ャパシタの分極状態により異なることを利用する。具体
的には、ビット線BLの電位の変化の差をビット線BL
に接続されたセンスアンプでセンスすることにより、メ
モリセル1内の記憶情報を読み出すのである。
【0008】現在では、センスアンプで情報の判定をす
るためのリファレンス入力に、読み出すべき情報とは反
対の情報をあらかじめ記憶させておいたダミーセルを用
いることが行われている。一般的に、このような強誘電
体キャパシタは、2トランジスタ2キャパシタタイプと
呼ばれ、一つの情報は互いに相補なデータを記憶させた
2つのメモリセルにより構成されている。
【0009】図2は、強誘電体メモリのデータ読出し動
作時の分極状態をあらわす説明図であり、横軸が電界、
縦軸が分極を示している。通常、ビット線BLは、ビッ
ト線BL自身が持つの容量と意図的に負荷された容量
(両者を併せてビット線容量CBLという)を有してい
るため、読み出し時におけるビット線BLの電位の変化
はビット線容量CBLに蓄えられた電荷が変化すること
により発生する。ヒステリシス曲線を横切る直線Lはビ
ット線BLを表し、その傾きがビット線容量CBLに相
当する。強誘電体キャパシタの分極状態がA0の時、プ
レート線PLに電圧を印加すると強誘電体キャパシタの
分極状態はA0→A1に移動する。その時のビット線B
Lの電位はVaとなる。一方、強誘電体キャパシタの分
極状態がB0の時、プレート線PLに電圧を印加すると
強誘電体キャパシタの分極状態はB0→B1に移動す
る。その時のビット線BLの電位はVbとなる。したが
って、センスアンプが読み取るべき電位差ΔVはVb−
Vaである。センスアンプが正確に情報を読み出すため
には、ΔVの値をできるだけ大きくするとともに、バラ
ツキを小さくする必要がある。
【0010】第1の実施形態 図3は、本発明の第1の実施形態の強誘電体メモリを示
す回路図である。メモリセル11は、選択トランジスタ
であるNチャンネルMOSトランジスタ12、強誘電体
キャパシタ13、選択トランジスタ12と強誘電体キャ
パシタ13間のノード14、ノード14とプレート線P
L間をショートするための抵抗15を備えている。ダミ
ーメモリセル16は、メモリセル11と同じ構成からな
っており、選択トランジスタ17、強誘電体キャパシタ
18、ノード19、抵抗20を備えている。
【0011】抵抗15、20は、配線抵抗や拡散抵抗で
構成することができる。また、抵抗15、20の抵抗値
は、接合リーク電流による放電の時定数が強誘電体メモ
リの減分極の時定数よりも短くなるように、かつデータ
読出し時における電荷の移動に影響を与えないような大
きさに設定する必要がある。本実施形態では、10MΩ
(107Ω)に設定した。本実施形態において、強誘電
体膜は、ビスマス系ペロブスカイト構造酸化物SrBi
2Ta2O9(以下、単にSBT膜という)を採用して
いる。SBT膜は、比誘電率200、膜厚200nm、
キャパシタ面積を10μm2である。3.3V動作で読
み出しサイクル時間を100nsecとすると、抵抗1
5、20を流れる電荷量はスイッチング電荷量の100
分の1であり、また、放電の時定数は1msecとな
る。すなわち、抵抗15、20は、設定条件を十分満た
している。
【0012】次に、メモリセル11の強誘電体キャパシ
タ13に↓方向のデータを書き込む際の動作を例に説明
する。図4は、本発明の第1の実施形態におけるデータ
書込み動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。時間t1のとき、選択信号線SELECTをHレベ
ルに、また、選択するワード線WLをHレベルにすると
同時にプレート線PLおよびビット線BLをHレベルに
する。このとき、ダミーメモリセル16の強誘電体キャ
パシタ18には↑方向の分極を誘起する電圧が印加され
るが、メモリセル11の強誘電体キャパシタ13には電
圧が印加されない。時間t2では、プレート線PLをH
レベルからLレベル変化させると、ダミーメモリセル1
6の強誘電体キャパシタ18に印加される電圧は0とな
るがメモリセル11の強誘電体キャパシタ13には↓方
向の分極を誘起する電圧が印加される。時間t3におい
て、ビット線BLをLレベルに、また、選択信号線SE
LECTをLレベルに変化させる。時間t4では、プリ
チャージ信号線PCHGをLレベルからHレベルに変化
させてビット線BLをグランドレベルにする。時間t5
ではワード線WLをHレベルからLレベル変化させ、時
間t6ではプリチャージ信号線PCHGをHレベルから
Lレベルに変化させることで一連のデータ書込み動作を
終了する。
【0013】動作時における減分極によって強誘電体キ
ャパシタへの電圧印加効果が生じるのはノード14にお
いてであり、ノード17ではほとんど問題にならない。
また、減分極による電圧印加が顕著であるのは、ワード
線WLが非選択状態となる時間t5以降である。
【0014】図5は、強誘電体キャパシタの電位の時間
変化を示す説明図である。図5は特に、時間t5以降の
ノード14における電位の時間変化を表している。選択
トランジスタと強誘電体キャパシタ間のノードとプレー
ト線PL間に抵抗を持たない従来例(曲線Aで表され
る)では、選択トランジスタと強誘電体キャパシタ間の
ノードは強誘電体キャパシタの減分極にしたがって電位
が上昇し、ある点Xをピークにして選択トランジスタの
接合リーク電流による放電に伴なって電位は下降する。
一方、曲線Bで表される本実施形態によれば、接合リー
ク電流による放電の時定数が強誘電体メモリの減分極の
時定数よりも短く設定されているため、時間t5以降は
ノード14における電位上昇はほとんど生じない。
【0015】第1の実施形態によれば、メモリセル内の
選択トランジスタと強誘電体キャパシタ間のノードとプ
レート線間をショートさせるための抵抗を設けたことに
より、強誘電体キャパシタの減分極に起因して強誘電体
キャパシタの選択トランジスタ側のノードに正の電位が
印加されても容易に放電させることができる。したがっ
て、インプリント劣化を抑制することができる。
【0016】第2の実施形態 本発明の第2の実施形態は、従来の強誘電体メモリのメ
モリセルと回路構成上は同一であるため、図1を用いて
説明する。メモリセル1は、NチャンネルMOSトラン
ジスタからなる選択トランジスタ2、強誘電体キャパシ
タ3を備えている。選択トランジスタ2は、ビット線B
Lに接続される第1の電極5と強誘電体キャパシタ3に
接続される第2の電極4を有している。第1、第2の電
極5、4は、N型拡散層から構成されている。本実施形
態の特徴は、第2の電極4を構成するN型拡散層の不純
物濃度を第1の電極5を構成するN型拡散層の不純物濃
度より低く設定していることにある。
【0017】従来のプロセスにより作成された選択トラ
ンジスタでは、N型拡散層と基板間の逆方向の接合リー
ク電流は10-11A程度である。一方、本実施形態のN
型拡散層と基板間の逆方向の接合リーク電流は10-9
程度である。この時、第1の電極5を構成するN型拡散
層の不純物濃度は、従来と同程度である約1020〜10
21/cm3である。一方、第2の電極4を構成するN型
拡散層の不純物濃度は、約1018〜1019/cm3であ
る。第1、第2の電極5、4を構成するN型拡散層の不
純物濃度は、強誘電体膜としてSBT膜(比誘電率20
0、膜厚200nm、キャパシタ面積を10μm2)を
用いた場合に、接合の逆方向の抵抗による時定数を強誘
電体メモリの減分極の時定数よりも短くなるように、か
つ動作特性に支障をきたさないような範囲に設定されて
いる。
【0018】ここで、動作特性におよぶ支障とは、接合
リーク電流レベルが高くなると非選択状態におけるプレ
ート線PL上のノイズにより強誘電体キャパシタに電圧
が印加されデータの消失が生じる恐れがあること等を意
味している。
【0019】なお、本実施形態の動作、強誘電体キャパ
シタの電位の時間変化は、第1の実施形態に準じている
ため、その説明を省略する。
【0020】第2の実施形態によれば、選択トランジス
タの強誘電体キャパシタと接続される電極を構成するN
型拡散層の不純物濃度をビット線BLと接続される電極
を構成するN型拡散層の不純物濃度より低くしたことに
より、強誘電体キャパシタの減分極に起因して強誘電体
キャパシタの選択トランジスタ側のノードに正の電位が
印加されても比較的速やかに放電させることができる。
したがって、強誘電体キャパシタに電圧が印可される時
間が極端に短くなるため、インプリント劣化を抑制する
ことができる。
【0021】第3の実施形態 本発明の第3の実施形態は、従来の強誘電体メモリのメ
モリセルと回路構成上は同一であるため、構成の説明は
省略する。図7は、本発明の第3の実施形態のデータ書
込み/データ読出し動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。本発明の第3の実施形態の特徴は、デー
タ書込み時、プレート線PLに対してHレベルとLレベ
ルの中間の電位を印加することにある。
【0022】最初に、データ書込み動作について説明す
る。時間t1において、ワード線WL、選択信号線SE
LECTおよびプレート線PLをHレベルにするのと同
時にビット線BL(または、ビット線/BL)をHレベ
ルにする。その後、時間t2ではプレート線PLを一旦
Lレベルにし、さらに、時間t3においてプレート線を
HレベルとLレベルの中間の電位レベルまで上昇させ
る。続いて、時間t4においてプレート線PLおよびビ
ット線BL(ビット線/BL)をLレベルにした後、時
間t5においてプリチャージ信号線PCHGをHレベル
にし、時間t6においてワード線WLをLレベルにして
データ書込み動作を終了する。
【0023】ここで、HレベルとLレベルの中間の電位
レベルは、強誘電体キャパシタの抗電圧Vcより小さく
する必要がある。好適には、1/3・Vc程度が好まし
い。
【0024】次に、データ読出し動作について説明す
る。時間t7においてプリチャージ信号線PCHGをL
レベルし、時間t8でワード線WLをHレベルにし、時
間t9でプレート線PLをHレベルした後、時間t10
においてセンスアンプ起動信号線SASをHレベルにし
てセンスアンプを起動する。その後、時間t11におい
てプレート線PLを一旦Lレベルにし、時間t12で再
びプレート線PLをHレベルとLレベルの中間の電位レ
ベルに上昇させる。続いて、時間t13においてプレー
ト線PLをLレベルにするのと同時にセンスアンプ起動
信号線SASをLレベルに、プリチャージ信号線PCH
GをHレベルにする。時間t14でワード線WLをLレ
ベルにし、時間t15でプリチャージ信号線PCHGを
Lレベルにしてデータ読出し動作を終了する。
【0025】図7は、強誘電体メモリのデータ書込み直
後における分極状態をあらわす説明図である。分極状態
が↓方向の場合には、データ読出し動作においてプレー
ト線PLにHレベルとLレベルの中間の電位が印加され
たことにより、データ読出し動作後の分極状態は従来の
分極状態Yに比べて小さい分極状態Zで保持される。こ
の分極状態Zは、通常のデータ書込み動作後に減分極が
生じた後の分極状態にほぼ等しい。したがって、データ
書込み動作後に減分極が生じることはない。すなわち、
減分極により引き起こされる正電位の発生もほとんどな
くなることから、インプリント劣化を最小限に抑えるこ
とが可能となる。
【0026】また、分極状態が↑方向の場合において
は、データ書込み動作においてプレート線PLにHレベ
ルとLレベルの中間の電位が印加されるが、この方向は
分極方向と同一であるため分極特性に何等影響を与える
ことはない。
【0027】
【発明の効果】本発明の強誘電体メモリによれば、強誘
電体キャパシタの分極状態が↓方向の時、データ書込み
動作後に分極と同じ方向の電圧が印加されつづけること
はないため、インプリント劣化を抑制することが可能と
なる。したがって、強誘電体キャパシタの分極の↓方向
から↑方向への反転動作をスムーズに行うことができる
とともに、正常な読出し動作を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】強誘電体メモリのメモリセル構成を示す回路図
である。
【図2】強誘電体メモリの読出し動作時の分極状態を示
す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の強誘電体メモリを示
す回路図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における書込み動作を
示すタイミングチャートである。
【図5】強誘電体メモリのキャパシタ電位の時間変化を
示す説明図である。
【図6】本発明の第3の実施形態の書込み/読出し動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】強誘電体メモリの書込み直後の分極状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1、12 メモリセル 2、7、12、17 選択トランジスタ 3、8、13、18 強誘電体キャパシタ 5、10、15、20 抵抗 6、16 ダミーメモリセル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御電極がワード線に、第1の電極がビ
    ット線に、第2の電極が第1のノードにそれぞれ接続さ
    れた選択トランジスタと、 第1の電極が前記第1のノードに、第2の電極が第2の
    ノードを介してプレート線にそれぞれ接続された強誘電
    体キャパシタと、 前記第1のノードと前記第2のノード間に接続された抵
    抗体とを有するメモリセルを備えたことを特徴とする強
    誘電体メモリ。
  2. 【請求項2】 前記抵抗体は、配線抵抗あるいは拡散抵
    抗から構成されることを特徴とする請求項1記載の強誘
    電体メモリ。
  3. 【請求項3】 前記抵抗体の抵抗値は、接合リーク電流
    による放電の時定数が強誘電体メモリの減分極の時定数
    よりも短くなるように、かつ、データ読出し時における
    電荷の移動が可能な範囲に設定されることを特徴とする
    請求項1記載の強誘電体メモリ。
  4. 【請求項4】 強誘電体キャパシタと、 制御電極がワード線に、第1の電極がビット線に、第2
    の電極が前記強誘電体キャパシタにそれぞれ接続された
    選択トランジスタとを有するメモリセルを備えた強誘電
    体メモリであって、 前記第1の電極は第1の拡散層から、前記第2の電極は
    第2の拡散層からそれぞれ構成されるとともに、 前記第2の拡散層は、前記第1の拡散層より低い不純物
    濃度を有することを特徴とする強誘電体メモリ。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2の拡散層の不純物濃度
    は、接合の逆方向の抵抗による時定数が強誘電体メモリ
    の減分極の時定数よりも短くなるような範囲に設定され
    ることを特徴とする請求項4記載の強誘電体メモリ。
  6. 【請求項6】 前記第1の拡散層の不純物濃度は1020
    〜1021/cm3であり、前記第2の拡散層の不純物濃
    度は1018〜1019/cm3であることを特徴とする請
    求項4記載の強誘電体メモリ。
  7. 【請求項7】 制御電極がワード線に、第1の電極がビ
    ット線に、第2の電極が第1のノードにそれぞれ接続さ
    れた選択トランジスタと、 第1の電極が前記第1のノードに、第2の電極が第2の
    ノードを介してプレート線にそれぞれ接続された強誘電
    体キャパシタとを有するメモリセルを備えた強誘電体メ
    モリであって、 前記メモリセルへのデータ書込みは、 前記ワード線、前記プレート線および前記ビット線を第
    1の電位レベルし、 前記プレート線を前記第1の電位レベルから第2の電位
    レベルにした後、 前記プレート線を前記第1の電位レベルと前記第2の電
    位レベルの中間の電位レベルにすることを特徴とする強
    誘電体メモリ。
  8. 【請求項8】 前記中間の電位レベルは、前記強誘電体
    キャパシタの抗電圧よりも小さいことを特徴とする請求
    項7記載の強誘電体メモリ。
  9. 【請求項9】 前記中間の電位レベルは、前記強誘電体
    キャパシタの抗電圧よりも1/3であることを特徴とす
    る請求項7記載の強誘電体メモリ。
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