JPH0617708B2 - 円錐ディスク式変速装置用リンクチェ−ン - Google Patents
円錐ディスク式変速装置用リンクチェ−ンInfo
- Publication number
- JPH0617708B2 JPH0617708B2 JP62200119A JP20011987A JPH0617708B2 JP H0617708 B2 JPH0617708 B2 JP H0617708B2 JP 62200119 A JP62200119 A JP 62200119A JP 20011987 A JP20011987 A JP 20011987A JP H0617708 B2 JPH0617708 B2 JP H0617708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link chain
- chain
- disc type
- pressing
- conical disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H9/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
- F16H9/02—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
- F16H9/24—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using chains or toothed belts, belts in the form of links; Chains or belts specially adapted to such gearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/16—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
- F16G5/18—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts in the form of links
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プレートの組によって形成された個々のチェ
ーンリンクを連結するヒンジ部材が、プレートの穴に挿
入された押し付け部材として形成され、この押し付け部
材の端面が摩擦ディスクとリンクチェーンとの間で摩擦
力を伝達する働きをする、無段階に変速可能な円錐ディ
スク式変速装置のためのリンクチェーンに関する。
ーンリンクを連結するヒンジ部材が、プレートの穴に挿
入された押し付け部材として形成され、この押し付け部
材の端面が摩擦ディスクとリンクチェーンとの間で摩擦
力を伝達する働きをする、無段階に変速可能な円錐ディ
スク式変速装置のためのリンクチェーンに関する。
このようなチェーンは、ヒンジ部材に関して多くの形成
方法が知られている。例えば、西独国特許公報第130279
5号、同第2356289号、同第2848167号、同第3027834号お
よび同第3129631号を参照されたし。ヒンジ部材は円筒
形のヒンジピン、対をなした揺動部材、共通のヒンジ部
材を形成する個々の揺動部材等であってもよい。すなわ
ち、このヒンジ部材は、本発明の対象物の場合には限定
されない。
方法が知られている。例えば、西独国特許公報第130279
5号、同第2356289号、同第2848167号、同第3027834号お
よび同第3129631号を参照されたし。ヒンジ部材は円筒
形のヒンジピン、対をなした揺動部材、共通のヒンジ部
材を形成する個々の揺動部材等であってもよい。すなわ
ち、このヒンジ部材は、本発明の対象物の場合には限定
されない。
当該種類のすべてのリンクチェーンの場合、チェーンは
その都度の摩擦ディスク対の断面くさび状隙間の中に入
る時に、押し付け部材として形成されたヒンジ部材と摩
擦ディスクとの間で衝撃を生じる。すなわち、不所望な
固定伝送音が生じる。この騒音は次のようなときに非常
に不快である。すなわち、特に周期的な衝撃が、例えば
摩擦ディスクとケーシング壁のような変速装置部分の共
鳴振動の範囲に達し、場合によってはその和声と共に際
立つ単一音としてきわめてうるさく感ずるときに、非常
に不快である。
その都度の摩擦ディスク対の断面くさび状隙間の中に入
る時に、押し付け部材として形成されたヒンジ部材と摩
擦ディスクとの間で衝撃を生じる。すなわち、不所望な
固定伝送音が生じる。この騒音は次のようなときに非常
に不快である。すなわち、特に周期的な衝撃が、例えば
摩擦ディスクとケーシング壁のような変速装置部分の共
鳴振動の範囲に達し、場合によってはその和声と共に際
立つ単一音としてきわめてうるさく感ずるときに、非常
に不快である。
この騒音問題に対処するために、或る方法では、チェー
ンピッチをできるだけ短くし、ひいては隣接するヒンジ
部材の相互間の間隔を短くし、それによって衝撃の頻度
を高め、かつ襲撃の強さを弱めている。他の方法では、
不規則なチェーンピッチによって単一音発生を生じない
ように対処している。この不規則なチェーンピッチによ
って、振動の増大も阻止することが可能である。
ンピッチをできるだけ短くし、ひいては隣接するヒンジ
部材の相互間の間隔を短くし、それによって衝撃の頻度
を高め、かつ襲撃の強さを弱めている。他の方法では、
不規則なチェーンピッチによって単一音発生を生じない
ように対処している。この不規則なチェーンピッチによ
って、振動の増大も阻止することが可能である。
これらの手段によって良好な結果が得られるとしても、
騒音状態を更に改善する余地が残っている。なぜなら、
上記の手段はときどき、その他の理由、例えばチェーン
の長さが構造的な条件で決まるという理由から、完全に
利用できないからである。
騒音状態を更に改善する余地が残っている。なぜなら、
上記の手段はときどき、その他の理由、例えばチェーン
の長さが構造的な条件で決まるという理由から、完全に
利用できないからである。
従って、本発明の課題は、騒音状態の改善と共鳴振動お
よび単一音の一層の減少が達成されるように、冒頭に述
べた種類のリンクチェーンを変更および改良することで
ある。その際、講じられる手段は低コストであるべきで
ある。すなわち、チェーンはその構成要素、機能および
生産コストに対してそれほど影響を与えないようにすべ
きである。
よび単一音の一層の減少が達成されるように、冒頭に述
べた種類のリンクチェーンを変更および改良することで
ある。その際、講じられる手段は低コストであるべきで
ある。すなわち、チェーンはその構成要素、機能および
生産コストに対してそれほど影響を与えないようにすべ
きである。
この課題は、冒頭に述べた種類のリンクチェーンにおい
て、本発明により、押し付け部材の一部が異なる長さに
形成されていることによって解決される。
て、本発明により、押し付け部材の一部が異なる長さに
形成されていることによって解決される。
この手段は次のような作用がある。すなわち、摩擦ディ
スク間の巻きつけ円弧に沿って、押し付け部材が半径方
向においてディスクくさびの中へ異なる深さ位置へ移動
する。それによって、隣接するチェーンリンクの間で異
なる傾動角度が得られる。これは、摩擦ディスクから押
し付け部材に加えられる垂直力の大きさに影響を与え、
ひいては垂直力の発生時に生じる音エネルギーに影響を
与える。この関連において本発明は、垂直力が隣接する
チェーンリンクの間の傾動角度にほぼ正比例する、すな
わちこの傾動角度と共に変化するという認識に基づいて
いる。
スク間の巻きつけ円弧に沿って、押し付け部材が半径方
向においてディスクくさびの中へ異なる深さ位置へ移動
する。それによって、隣接するチェーンリンクの間で異
なる傾動角度が得られる。これは、摩擦ディスクから押
し付け部材に加えられる垂直力の大きさに影響を与え、
ひいては垂直力の発生時に生じる音エネルギーに影響を
与える。この関連において本発明は、垂直力が隣接する
チェーンリンクの間の傾動角度にほぼ正比例する、すな
わちこの傾動角度と共に変化するという認識に基づいて
いる。
長さの異なる押し付け部材を設けることによって、音発
生の規則正しさが阻害され、従って単一音が除去され
る。更に、この解決手段は、構造的に簡単であるため、
低コストである。更に、チェーンの長さ等の構造的な制
約を受けないという利点がある。
生の規則正しさが阻害され、従って単一音が除去され
る。更に、この解決手段は、構造的に簡単であるため、
低コストである。更に、チェーンの長さ等の構造的な制
約を受けないという利点がある。
長さの異なる押し付け部材がチェーンの全長にわたって
非周期的な順序で配置されていることにより、音発生の
規則正しさが一層阻害され、単一音が一層除去される。
非周期的な順序で配置されていることにより、音発生の
規則正しさが一層阻害され、単一音が一層除去される。
チェーンが二種類の異なる長さを有する押し付け部材を
備えていると有利であることが判った。これで充分であ
ることが判明した。これは更に、多数の異なる押し付け
部材の製作と準備を簡単にする。
備えていると有利であることが判った。これで充分であ
ることが判明した。これは更に、多数の異なる押し付け
部材の製作と準備を簡単にする。
“普通の”押し付け部材に対する押し付け部材の一部の
長さの変更は基本的には正の方向でも負の方向でも行う
ことができる。しかし、チェーンの約5〜30%の押し
付け部材の長さがその他の押し付け部材の長さよりも短
いと好都合であることが判った。
長さの変更は基本的には正の方向でも負の方向でも行う
ことができる。しかし、チェーンの約5〜30%の押し
付け部材の長さがその他の押し付け部材の長さよりも短
いと好都合であることが判った。
リンクチェーンの回転時に摩擦ディスクとすべての押し
付け部材との間に摩擦力を伝達する接触が生じるよう
に、押し付け部材の長さの差は定められている。ここで
発生するオーダーについて言及すると、くさび溝角度が
20°でチェーン幅または押し付け部材長さが約25mm
の範囲にあるときに、長さの差は約0.2mmの範囲にあ
る。
付け部材との間に摩擦力を伝達する接触が生じるよう
に、押し付け部材の長さの差は定められている。ここで
発生するオーダーについて言及すると、くさび溝角度が
20°でチェーン幅または押し付け部材長さが約25mm
の範囲にあるときに、長さの差は約0.2mmの範囲にあ
る。
更に、特殊な場合、押し付け部材と摩擦ディスクの間に
接触が生じないように、個々の押し付け部材の長さが定
められていると合目的である。若干の少ない押し付け部
材のためにのみ設けられるこの手段は、単一音発生を強
力に阻止する働きをする。
接触が生じないように、個々の押し付け部材の長さが定
められていると合目的である。若干の少ない押し付け部
材のためにのみ設けられるこの手段は、単一音発生を強
力に阻止する働きをする。
本発明の対象は言及した種類のすべてのリンクチェーン
に適用可能である。すなわち、チェーンピッチが等しく
ないリンクチェーンにも適用可能である。更に、本発明
の対象は冒頭に述べた予防措置を講じることに加えて、
騒音状態を一層改善することにつながる。
に適用可能である。すなわち、チェーンピッチが等しく
ないリンクチェーンにも適用可能である。更に、本発明
の対象は冒頭に述べた予防措置を講じることに加えて、
騒音状態を一層改善することにつながる。
本発明の他の特徴と詳細は図に基づく実施例の以下の説
明から明らかになる。
明から明らかになる。
第1図と第2図はチェーンリンク1とその間に設けられ
たチェーンリンク2を備えたリンクチェーンを示してい
る。チェーンリンク1はプレート3とU字形に曲げられ
たクランププレート4からなっている。一方、チェーン
リンク2はプレート5からなっている。個々のチェーン
リンク1または2はその枢着個所において、対をなした
揺動部材の形をした押し付け部材6,6′によって互い
に枢着連結されている。この揺動部材は回転しないよう
に隣のチェーンリンクに係合し、互いに向き合ったその
揺動面が互いに転動する。押し付け部材6,6′はその
端面7が円錐ディスク式変速装置の摩擦ディスク8,9
(第3図参照)に摩擦接触する。
たチェーンリンク2を備えたリンクチェーンを示してい
る。チェーンリンク1はプレート3とU字形に曲げられ
たクランププレート4からなっている。一方、チェーン
リンク2はプレート5からなっている。個々のチェーン
リンク1または2はその枢着個所において、対をなした
揺動部材の形をした押し付け部材6,6′によって互い
に枢着連結されている。この揺動部材は回転しないよう
に隣のチェーンリンクに係合し、互いに向き合ったその
揺動面が互いに転動する。押し付け部材6,6′はその
端面7が円錐ディスク式変速装置の摩擦ディスク8,9
(第3図参照)に摩擦接触する。
円錐ディスク式変速装置用の公知リンクチェーンの場合
には、揺動部材として形成した押し付け部材がリンクチ
ェーン全体にわたって全く同じ長さを有する。すなわ
ち、すべての押し付け部材の長さ(第2図の参照)が
同じである。これに対して、本発明によるリンクチェー
ンの場合には、押し付け部材6,6′の一部6′が異な
る長さに形成されている。図示実施例では、押し付け部
材6′は他の押し付け部材6の長さよりも短い長さ
′を有する。これは第3図と第4図に基づいて詳しく
説明する作用を有する。
には、揺動部材として形成した押し付け部材がリンクチ
ェーン全体にわたって全く同じ長さを有する。すなわ
ち、すべての押し付け部材の長さ(第2図の参照)が
同じである。これに対して、本発明によるリンクチェー
ンの場合には、押し付け部材6,6′の一部6′が異な
る長さに形成されている。図示実施例では、押し付け部
材6′は他の押し付け部材6の長さよりも短い長さ
′を有する。これは第3図と第4図に基づいて詳しく
説明する作用を有する。
第3図は、変速装置軸10に設けられた二つの摩擦ディ
スクすなわち摩擦プーリ8,9の上側半分の断面と、第
4図の矢印III方向から見た押し付け部材6,6′を示
している。摩擦ディスクの間において、リンクチェーン
の押し付け部材6は、第4図に示すように、半径12の
“普通の”巻きつけ円弧で接触回転する。短い押し付け
部材6′は、リンクチェーンに作用する引っ張り負荷を
受けて、摩擦ディスク8,9によって形成された、断面
がくさび状の隙間内に、深く引き入れられ、従って第4
図に示す回転半径17を有する。これにより、短い押し
付け部材6′に隣接するプレート3,4と5が、“普通
の”押し付け部材6によって形成したチェーンリンクの
傾動角度19よりも小さな傾動角度18を有することに
なる。短い押し付け部材6′の隣のチェーンリンク5と
“普通の”押し付け部材6を有するチェーンリンク3,
4との間の傾動角度20は、傾動角度18,19よりも
大である。
スクすなわち摩擦プーリ8,9の上側半分の断面と、第
4図の矢印III方向から見た押し付け部材6,6′を示
している。摩擦ディスクの間において、リンクチェーン
の押し付け部材6は、第4図に示すように、半径12の
“普通の”巻きつけ円弧で接触回転する。短い押し付け
部材6′は、リンクチェーンに作用する引っ張り負荷を
受けて、摩擦ディスク8,9によって形成された、断面
がくさび状の隙間内に、深く引き入れられ、従って第4
図に示す回転半径17を有する。これにより、短い押し
付け部材6′に隣接するプレート3,4と5が、“普通
の”押し付け部材6によって形成したチェーンリンクの
傾動角度19よりも小さな傾動角度18を有することに
なる。短い押し付け部材6′の隣のチェーンリンク5と
“普通の”押し付け部材6を有するチェーンリンク3,
4との間の傾動角度20は、傾動角度18,19よりも
大である。
第5図はチェーンリンク21を有する他の実施例のリン
クチェーンの巻きつけ円弧を示している。このチェーン
リンクの“普通の”枢着個所22は半径23の回転円に
沿って移動する。一方、押し付け部材24は比較的に長
く形成されている。この押し付け部材は押し付け部材2
2ほどディスクのくさび状隙間の中へ侵入することはで
きない。従って、大きな半径25の回転円に沿って動
く。ここで、第4図に基づいて詳細に示した状態とは逆
に、押し付け個所24に連結されたチェーンリンク21
が最大相対傾動角度26をなす。
クチェーンの巻きつけ円弧を示している。このチェーン
リンクの“普通の”枢着個所22は半径23の回転円に
沿って移動する。一方、押し付け部材24は比較的に長
く形成されている。この押し付け部材は押し付け部材2
2ほどディスクのくさび状隙間の中へ侵入することはで
きない。従って、大きな半径25の回転円に沿って動
く。ここで、第4図に基づいて詳細に示した状態とは逆
に、押し付け個所24に連結されたチェーンリンク21
が最大相対傾動角度26をなす。
勿論、第4図と第5図に基づいて説明した実施例を混合
した実施例が考えられる。更に、リンクチェーンの個々
の少ない押し付け部材を、摩擦ディスク8,9と支持接
触しないようにを短く形成してもよい。これは図示して
いない。第4図と第5図において、このような押し付け
部材によって互いに連結されたチェーンリンクは共通の
直線を生じる。
した実施例が考えられる。更に、リンクチェーンの個々
の少ない押し付け部材を、摩擦ディスク8,9と支持接
触しないようにを短く形成してもよい。これは図示して
いない。第4図と第5図において、このような押し付け
部材によって互いに連結されたチェーンリンクは共通の
直線を生じる。
第3図乃至第5図に基づいて説明したチェーン構造によ
り、他のチェーンと相違して長さが短くまたは長くなっ
ている押し付け部材は、チェーンによって生じる騒音を
低下させ、共鳴振動の発生や単一音の発生を妨害するか
または阻止する作用がある。
り、他のチェーンと相違して長さが短くまたは長くなっ
ている押し付け部材は、チェーンによって生じる騒音を
低下させ、共鳴振動の発生や単一音の発生を妨害するか
または阻止する作用がある。
第1図はリンクチェーンの側面図、第2図は第1図のリ
ンクチェーンのII-II線に沿った断面図、第3図は対を
なした摩擦ディスクと押し付け部材を示す、第4図の矢
印III方向から見た図、第4図は押し付け部材の長さを
部分的に短くした場合の巻きつけ円弧の概略図、第5図
は押し付け部材の長さを部分的に長くした場合の巻きつ
け円弧の概略図である。 1,2…チェーンリンク、3,4,5…プレート、6,
6′…押し付け部材、7…端面、8,9…摩擦ディスク
ンクチェーンのII-II線に沿った断面図、第3図は対を
なした摩擦ディスクと押し付け部材を示す、第4図の矢
印III方向から見た図、第4図は押し付け部材の長さを
部分的に短くした場合の巻きつけ円弧の概略図、第5図
は押し付け部材の長さを部分的に長くした場合の巻きつ
け円弧の概略図である。 1,2…チェーンリンク、3,4,5…プレート、6,
6′…押し付け部材、7…端面、8,9…摩擦ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭59−30935(JP,B2)
Claims (6)
- 【請求項1】プレート(3,4;5)の組によって形成
された個々のチェーンリンク(1,2)を連結するヒン
ジ部材が、プレート(3,4;5)の穴に挿入された押
し付け部材(6,6′)として形成され、 この押し付け部材の端面(7)が摩擦ディスク(8,
9)とリンクチェーンとの間で摩擦力を伝達する働きを
する、 無段階に変速可能な円錐ディスク式変速装置のためのリ
ンクチェーンにおいて、 押し付け部材(6,6′)の一部(6′)が異なる長さ
に形成されていることを特徴とする円錐ディスク式変速
装置用リンクチェーン。 - 【請求項2】長さの異なる押し付け部材(6′)がチェ
ーンの全長にわたって非周期的な順序で配列されている
ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の円錐デ
ィスク式変速装置用リンクチェーン。 - 【請求項3】チェーンが二通りの異なる長さを有する押
し付け部材(6,6′)を備えていることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項または第2項記載の円錐ディ
スク式変速装置用リンクチェーン。 - 【請求項4】押し付け部材(6′)がその約5%〜30
%の長さだけ、その他の押し付け部材(6)の長さより
も短くなっていることを特徴とする、特許請求の範囲第
3項記載の円錐ディスク式変速装置用リンクチェーン。 - 【請求項5】リンクチェーンの回転時に摩擦ディスク
(8,9)とすべての押し付け部材(6,6′)との間
に摩擦力を伝達する接触が生じるように、押し付け部材
の長さの差が定められていることを特徴とする、特許請
求の範囲第1項から第4項までのいずれか一つに記載の
円錐ディスク式変速装置用リンクチェーン。 - 【請求項6】押し付け部材と摩擦ディスク(8,9)の
間に接触が生じないように、一部の押し付け部材の長さ
が定められていることを特徴とする、特許請求の範囲第
1項記載の円錐ディスク式変速装置用リンクチェーン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3627815.7 | 1986-08-16 | ||
DE3627815A DE3627815C1 (de) | 1986-08-16 | 1986-08-16 | Laschenkette fuer Kegelscheibengetriebe |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6353337A JPS6353337A (ja) | 1988-03-07 |
JPH0617708B2 true JPH0617708B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=6307528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62200119A Expired - Lifetime JPH0617708B2 (ja) | 1986-08-16 | 1987-08-12 | 円錐ディスク式変速装置用リンクチェ−ン |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4813918A (ja) |
JP (1) | JPH0617708B2 (ja) |
DE (1) | DE3627815C1 (ja) |
FR (1) | FR2602844B1 (ja) |
GB (1) | GB2193783B (ja) |
IT (1) | IT1212022B (ja) |
SU (1) | SU1560065A3 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4429223C1 (de) * | 1994-08-18 | 1995-08-24 | Manfred Rattunde | Geräuscharme Laschenkette für Kegelscheibengetriebe |
DE19728181C1 (de) | 1997-07-02 | 1999-01-28 | Piv Antrieb Reimers Kg Werner | Laschenkette für stufenlos verstellbare Kegelscheibengetriebe |
US6123638A (en) * | 1998-03-25 | 2000-09-26 | Borgwarner Inc. | Three-way phased continuously variable transmission chain with strut retention |
JP2001234983A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-08-31 | Borg Warner Automotive Kk | 動力伝達用チェーンベルト |
US6406396B1 (en) | 2000-12-18 | 2002-06-18 | Hamilton Sundstrand Corporation | Link chain for a continuously variable transmission |
AU2003247246A1 (en) * | 2002-07-04 | 2004-01-23 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Method for reducing the noise of a sprocket chain, and sprocket chain |
WO2005038295A1 (ja) | 2003-10-17 | 2005-04-28 | Jtekt Corporation | 動力伝達チェーン及びそれを用いた動力伝達装置 |
US7341615B2 (en) | 2003-10-29 | 2008-03-11 | Automotive Systems Laboratory, Inc. | Filter with locating feature |
JP2006010049A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Koyo Seiko Co Ltd | 動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置 |
WO2007072559A1 (ja) | 2005-12-21 | 2007-06-28 | Jtekt Corporation | 動力伝達チェーンおよび動力伝達装置 |
JP5951418B2 (ja) * | 2012-09-06 | 2016-07-13 | 株式会社豊田中央研究所 | 無段変速機のチェーン |
JP6298736B2 (ja) * | 2014-08-08 | 2018-03-20 | 株式会社豊田中央研究所 | 無段変速機及び無段変速機を設計する方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1122795B (de) * | 1958-08-26 | 1962-01-25 | E T H Walter Isler Dipl Ing | Stufenlos einstellbares Kettengetriebe |
DE1302795B (ja) * | 1964-11-25 | 1970-11-12 | ||
DE2356289C2 (de) * | 1973-11-10 | 1975-06-26 | P.I.V. Antrieb, Werner Reimers Kg, 6380 Bad Homburg | Laschenkette für Kegelscheibengetriebe |
DE2848167C2 (de) * | 1978-11-07 | 1980-10-23 | P.I.V. Antrieb Werner Reimers Kg, 6380 Bad Homburg | Laschenkette für Kegelscheibengetriebe |
DE3027834C2 (de) * | 1980-07-23 | 1982-11-04 | P.I.V. Antrieb Werner Reimers GmbH & Co KG, 6380 Bad Homburg | Laschenkette für stufenlos verstellbare Kegelscheibengetriebe |
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