JP5951418B2 - 無段変速機のチェーン - Google Patents

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Description

本発明は、チェーン式無段変速機のチェーンに関し、特にチェーンの構造に関する。
対向し、かつ互いの距離が変更可能な円錐面を有するプーリを2個備え、この2個のプーリに可撓性無端部材を巻き渡した無段変速機が知られている。一方のプーリの回転が、可撓性無端部材により他方のプーリに伝えられる。このとき、円錐面の距離を変更することにより可撓性無端部材のプーリに対する巻き掛かり半径が変更され、変速比を変更することができる。無段変速機の可撓性無端部材として用いられるチェーン(プレートリンク鎖)が下記特許文献1に開示されている。
このチェーンは、チェーンの周方向に配置されるリンク(プレート39,40)を、これらのリンクを貫通するピン(揺動片32,33)によって連結したものである。ピンの端面がプーリの円錐面に当接し、対向するプーリによってピンが挟持される。ピンの、プーリに当接する端面の形状は、チェーンの周方向に直交する平面において円弧となっている(段落0023等参照)。ピン端面形状を円弧とすることにより、ピンがプーリに噛み込むと時の衝撃を減少させている。
特許第4821022号明細書
チェーン式無段変速機の場合、チェーンのピンがプーリに噛み込むときの衝撃が起振力となって騒音が発生する。上記特許文献1のように、ピンの端面形状を円弧とし、ピンとプーリがなるべく滑らかに当接するようにするだけでは、十分な騒音低減の効果が得られない場合があった。
本発明は、チェーン式無段変速機の騒音の低減を目的とする。
本発明の無段変速機のチェーンは、対向し、かつ互いの距離が変更可能な円錐面を有する2個のプーリに巻き渡され、対向する円錐面により挟持される。そして、2個のプーリ間で動力または回転の伝達を行う。前記チェーンは、開口を有する板形状のリンクがチェーンの周方向に沿って配置され、かつチェーンの幅方向に複数枚が配列されて構成されたリンクユニットと、チェーン周方向に隣接するリンクユニットに属するそれぞれのリンクの開口を貫通し、かつ両端が前記円錐面に当接するピンとを有する。プーリの円錐面に当接するピンの端面形状は、チェーンの周方向に直交する平面内における形状を示す形状曲線の曲率半径が、当該ピンの中心線方向の荷重が0のときの接触点である初期接触点で小さく、プーリ半径方向内側で大きくなる形状である。
ピンの中心線方向の荷重によりピンが変形すると、接触点の位置は、プーリの半径方向の内側に移動する。ピンの荷重が0に近いとき、接触点付近の形状曲線の曲率半径が小さいので、接触点の位置はあまり移動しない。荷重が増加して、接触点が内側に移動すると、接触点における形状曲線の曲率半径が大きくなり、接触点の移動は大きくなる。しかし、荷重が小さいときの接触点の移動が小さいために、荷重が大きい場合にも、接触点の初期接触点からの距離は抑えられている。また、荷重が大きいときには、曲率半径が大きいため、接触面積が大きくなり面圧が低減される。
前記の形状曲線は、曲率半径が、初期接触点からプーリ半径方向内側に向けて徐々に大きくなる部分を有するようにできる。
前記の形状曲線は、初期接触点よりプーリ半径方向内側において、当該形状曲線上の任意の点の接線と初期接触点における接線とがなす角度をθとしたとき、前記任意の点での曲率半径が、
+rθτ (ただし、r,r,τは任意の実数)
となる形状の部分を有するものとすることができる。
上記の式(1)において、任意の実数τを1とすることができる。この曲線はインボリュート曲線である。
チェーン周方向のピンの配列ピッチをランダムピッチとすることができる。
ピンの初期接触点の位置がピン中心線からプーリ半径方向外側にずれているようにできる。
また、ずれの量を0.16以上とすることができる。さらに、ずれ量を0.38以下とすることができる。
プーリの円錐面に対するピンの接触点位置がプーリ半径方向において外側に維持され、これにより、ピンが変形しやすく、ピン噛み込み時の衝撃が抑えられ、騒音が低減される。
チェーン式無段変速機の要部を示す図である。 チェーンの構造を示す側面図である。 チェーンの構造を説明するための斜視図である。 チェーンの構造を示す平面図である。 ピン変形についての説明図である。 ピンの変形量を変えたときの起振力の周波数分布の変化を示す図である。 ピンとプーリの接触状態の詳細を示す図である。 初期接触点のずれ率とピン長さの変形率の関係を示す図である。 曲率半径の大小による接触点の移動量の違いを示す図である。 ピン端部の形状を示す斜視図である。 本発明の実施形態のピン端面の形状を説明するための図である。 ピン端面のチェーン厚さ方向の位置に対する曲率半径を示す図である。 ピン荷重に対するピン長さの変形率を、ピン中心線上でプーリに接触する場合と比べた図である。 ピンの最大面圧を、ピン中心線上でプーリに接触する場合と比べた図である。 ピン端面の面圧分布を示す図である。 曲率パラメータrと、初期曲率半径rの選定範囲についての説明図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。図1には、チェーン式無段変速機10の要部が示されている。チェーン式無段変速機10は2個のプーリ12,14とこれらのプーリに巻き渡されたチェーン16を有する。2個のプーリの一方を入力プーリ12、他方を出力プーリ14と記す。入力プーリ12は、入力軸18に固定された固定シーブ20と、入力軸18上を入力軸に沿ってスライドして移動可能な移動シーブ22を有する。固定シーブ20と移動シーブ22の互いに対向する面は、円錐側面の形状を有し、これらの面を円錐面24,26と記す。ここで、円錐面は完全な(通常の)円錐面と、若干凸になっている、あるいは凹になっている略円錐面を含む。この円錐面24,26によりV字形の溝が形成され、この溝内に、円錐面24,26に側面を挟まれるようにしてチェーン16が位置する。出力プーリ14も、入力プーリ12と同様に、出力軸28に固定された固定シーブ30と、出力軸28上を出力軸に沿ってスライドして移動可能な移動シーブ32を有する。固定シーブ30と移動シーブ32の互いに対向する面は、円錐側面の形状を有し、これらの面を円錐面34,36と記す。この円錐面34,36によりV字形の溝が形成され、この溝内に、円錐面34,36に側面を挟まれるようにしてチェーン16が位置する。
入力プーリ12と出力プーリ14の固定シーブと移動シーブの配置は逆となっている。すなわち、入力プーリ12において移動シーブ26が図1中右側であるのに対し、出力プーリ14において移動シーブ32は左側に配置される。移動シーブ22,32をスライドさせることにより、互いに対向する円錐面24,34、26,36の距離が変化し、これらの円錐面で形成されるV字溝の幅が変化する。この溝幅の変化により、チェーンの巻き掛かり半径が変わる。すなわち、移動シーブ22,32が固定シーブ20,30から離れると溝幅が広がり、チェーン16は溝の深い位置に移動して、巻き掛かり半径が小さくなる。逆に、移動シーブ22,32が固定シーブ20,30に近づくと溝幅が狭くなり、チェーン16は溝の浅い位置に移動して、巻き掛かり半径が大きくなる。巻き掛かり半径の変化を、入力プーリ12と出力プーリ14で逆にすることにより、チェーン16がたるまないようにされている。移動シーブ22,32がスライドすることにより、V字溝の幅は連続的に変化し、巻き掛かり半径も連続的に変化する。これにより、入力軸18から出力軸28への伝達における変速比を連続的に変化させることができる。
図2〜4は、チェーン16の構造の詳細を示す図である。以降の説明において、チェーン16が延びる方向に沿う方向を周方向、周方向に直交し、かつ入力軸18および出力軸28に平行な方向を幅方向、周方向と幅方向に直交する方向を厚さ方向と記す。図2は、チェーン16の一部を幅方向より視た図、図3は一部を抜き出して分解して示す図、図4はチェーン16の一部を外周側から厚さ方向に視た図である。
図2において、左右方向が周方向であり、上下方向が厚さ方向であり、紙面を貫く方向が幅方向である。また、上側がチェーン16の外側である。チェーン16は、開口38a,38bを有する板形状のリンク40と、棒形状のピン42a,42bを組み合わせて形成される。個々のリンク40は厚さも含めて同一形状であり、棒形状のピン42aおよびピン42bは、それぞれに同一形状である。リンク40は、幅方向に所定パターンで配列され(図4参照)、2本のピン42a,42bがリンクの両端において開口38a,38bを貫通している。チェーン16がシーブに挟まれたとき、2本のピン42a,42bの両端、またはいずれか1本のピンの両端が、入力および出力プーリ12,14の円錐面24,26、34,36に当接する。この2本のピン42a,42bとピンに貫通されたリンクの組をチェーンエレメント44と記す(図3参照)。
図3には、二つのチェーンエレメント44-1,44-2が一部省略された状態で示されている。添え字「-1」「-2」「-3」は、チェーンエレメントおよびチェーンエレメントに属するリンク、ピンを他のエレメントから区別する場合に用いる。チェーンエレメント44-2は、複数のリンク40-2とこれと貫く2本のピン42a-2,42b-2から構成される。2本のピン42a-2,42b-2は、リンク40-2の両端において、それぞれ開口38a-1,38b-1に圧入、または他の方法により位置固定されて結合されている。チェーンエレメント44-1も同様に、複数のリンク40-1とこれと貫く2本のピン42a-1,42b-1から構成される。また、一つのチェーンエレメントに属する複数のリンク40がリンクユニット46を構成している。
隣接するチェーンエレメント44-1,44-2の連結は、ピン42a,42bを、互いに相手側のリンク40の開口38a,38bに通すことにより達成される。図3に示すように、左側のチェーンエレメント44-2のピン42b-2は、右側のチェーンエレメント44-1のピン42a-1の右側に位置するように、開口38a-1内に配置される。逆に、右側のチェーンエレメント44-1のピン42a-1は、左側のチェーンエレメント44-2のピン42b-2の左側に位置するように、開口38b-2内に配置される。この2本のピン42b-1,42a-2同士が、互いの側面で接触してチェーン16の張力が伝達される。チェーン16が曲がるときには、隣接するピン、例えばピン42b-1,42a-2同士が互いの接触面において転がるように動き、曲げが許容される。
図5は、ピンが対をなすシーブにより挟持されたときの変形についての説明図である。図5においては、入力プーリ12が示されているが、出力プーリについても同様である。また、ピンは、入力プーリのシーブの円錐面24,26に当接するピンが示されている。以下では、簡単化のために、ピン42a,42bのうち円錐面に当接するピンに対し符号42を付して説明する。
図5は、チェーン16の周方向に直交する断面における、ピン42および固定シーブ20、移動シーブ22の概略形状が示されている。また、チェーンのリンク40は省略されている。ピン42が入力プーリ12の二つのシーブ20,22から力を受けていない状態において、ピン42の中心線上の長さ(自由長)はLである(図5(a)参照)。ピン42が、シーブ20,22に荷重Fで挟持されると、図5(b)に示すように、プーリの半径方向内側に向けて撓んで、ピン中心軸方向の長さが短くなる。このときのピン42の長さの変化をΔLとする。長さの変化ΔLを荷重およびピンの自由長Lで割った値をピン長さの変形率と定義し、ピンの変形量を正規化する。
(ピン長さの変形率)=ΔL/(F×L) ・・・(1)
図6は、ピンの変形量の差を設けた場合の起振力の周波数特性を比較した計算結果を示す図である。同一の回転速度のときの周波数分布が示されている。実線で表されたグラフは、破線で表されたものに対してピンの変形量が2倍の場合である。ピンの変形量を大きくすることにより、高次成分、特に3次以上の高次成分を低減する効果があるとともに、3kHz以上、特に3〜5kHzの帯域で効果が認められる。
本実施形態においては、ピン42の変形率を変化させるために、荷重Fが掛かっていないときの、ピン42とシーブの円錐面24,26の接触点Cの位置をピンの中心線からずらしている。荷重が掛かっていない(F=0)ときの接触点を以降「初期接触点C0 」と記す。ピン42の端面は、わずかに湾曲しており、この湾曲形状の頂点の位置をずらすことにより、初期接触点C0 の位置を変更することができる。図7は、図5の初期接触点C0 付近を拡大して示す図であり、図5と同様、チェーンの周方向に直交する断面を表している。図7に示すように、ピン42とシーブ22との初期接触点C0 の位置は、ピン42のプーリ半径方向の寸法bの中心を通る中心線sからの距離dで定義される。また、ずれ量dを寸法bで割った値をずれ率と記す。
(ずれ率)=d/b ・・・(2)
なお、図7のピンの中心線から図中上側のずれをプラス、下側のずれをマイナスとする。
ピン42の接触点Cの位置は、ピン端面が湾曲しているために、荷重Fによってピン42が変形すると入力プーリ12の半径方向内側(図5,7において下方)に向けて移動する。また、荷重Fを掛けることによって、ピン42の端面はつぶれて、円錐面と接触する部分は面積を有する接触領域となる。この接触領域内の接触面圧が最大となる点を、以降接触点Cと記す。
図8は、接触点のずれ率と、3〜5kHz帯域の音圧(オーバーオール値)の関係を示す図である。図示するように、初期接触点のずれ率が大きい方が、つまり、初期接触点C0 の位置がプーリ半径方向外側にある方が騒音低減に効果があることが理解できる。したがって、ピン42がシーブ20,22に挟持されて、荷重Fが掛かった後も、接触点Cがなるべく移動せず、外側に位置することが望ましい。これが第一の要請である。この要請が達成されると、ピン42が変形し、衝撃をより吸収するようになる。
図9は、ピン端面の湾曲が円弧、すなわち単一の曲率半径の湾曲を有するときの接触点の移動の様子を示す図である。図9(a)は曲率半径が大のとき、図9(b)は曲率半径が小のときを示す。両者において初期接触点C0 の位置は同一であり、同一の荷重が掛かったとき、すなわちピン42の撓みが同一のときの接触点が、それぞれ符号C1 ,C2 で示されている。図9から、曲率半径が大きい時の方が接触点の移動が大きいことが理解できる。したがって、接触点Cの位置をなるべくプーリ半径方向の外側に維持するためには、曲率半径が小さいことが望ましい。一方、曲率半径を小さくすると、接触面積が小さくなり、面圧が高くなる。よって、荷重Fが大きいときには、曲率半径が大きいことが望ましい。これが第2の要請である。
上記の二つの要請は、初期接触点C0 またはその近傍において曲率半径を小さくし、プーリ半径方向内側で曲率半径を大きくすることで達成される。初期接触点C0 またはその近傍において、曲率半径を小さくすることにより、ピン中心線方向の荷重Fが小さいとき、接触点Cの移動を抑制することができる。また、このときは、荷重Fが小さいので、面圧はピンの強度等に影響を与えるほど大きくはならない。一方、曲率半径が大きいとピンの変形に対する接触点の移動は大きいが、荷重Fが小さい範囲での接触点Cの移動量が小さいために、荷重Fが大きい場合でも、初期接触点C0 からの移動量を抑えることができる。これは、荷重Fが徐々に増加し、高荷重となる場合を考えると理解しやすい。荷重が小さいうちは、荷重の増加に対する接触点Cの移動は小さいが、荷重が増えるにつれて荷重の増加に対する移動が大きくなっていく。しかし、荷重の小さいときの移動量が小さいために、その分、荷重が大きくなったときまでの総移動量が抑えられる。一方、接触点における曲率半径が大きければ、接触領域が大きくなり面圧を下げることができる。
ピン端面の形状の更に具体的な例を説明する。図10は、ピン42の端面50の詳細を示す図である。ピン端面50は、概略凸形状に形成される。図中の両側矢印の方向がチェーンの周方向である。図中上下方向がチェーンの厚さ方向であり、この方向は、ピン42がプーリ内にあるとき、つまりシーブに挟まれているときには、プーリの半径方向に一致する。図中の上方が、プーリ半径方向外側、下方が内側である。ピン42の長手方向がチェーンの幅方向であり、これは、プーリの回転軸線の延びる方向と一致する。チェーンの中心線を通り、チェーン周方向に直交する平面におけるピン端面の形状を形状曲線と記す。形状曲線は、図10において、符号52で指す破線およびこの破線が延長された実線で表される。初期接触点C0 は、ピンの中心線よりプーリ半径方向外側に位置するようにできる。接触点Cは、初期接触点C0 を起点として荷重が掛かるにつれて形状曲線52の実線部分に沿って移動する。なお、接触点Cは、形状曲線52の下端まで移動する必要はない。
形状曲線は、二つまたはそれ以上の曲率半径の円弧を連ねた曲線としてもよい。このとき、ある部分の曲率半径は、その部分よりプーリ半径方向外側の部分の曲率半径よりも大きい半径とする。また、プーリ半径方向内側に向けて、曲率半径を連続的に変化させてもよい。
図11は、形状曲線52の一例の詳細を示す図である。図11に示す形状曲線52は、曲線状の任意の点の接線と、初期接触点C0 の接線とがなす角度をθとしたときに、前記任意の点における曲率半径が、
+rθτ (ただし、r,r,τは任意の実数)・・・(3)
である部分を有している。この式(3)で表される部分は、荷重により撓んで接触する可能性がのある部分とすることができる。具体的には、例えば、初期接触点C0 を基点として、プーリ半径方向内側に向けて、ピンに最大の荷重が掛かったときの接触点Cまたは接触領域までの部分とすることができる。形状曲線52上の点Cで、ピン42とシーブ20,22が接触しているときには、形状曲線の曲率半径は、初期接触点C0 におけるrよりも大きいr+rθτとなる。なお、式(3)は、τ=1としたとき、インボリュート曲線を表す。
図12は、τの値を変化させたときの形状曲線の曲率半径の変化を示す図である。横軸がピン中心(0)からの位置であり、右がプーリ半径方向外側を示す。初期接触点の位置がC0 で示されている。初期接触点C0 から、曲率半径が徐々に大きくなっていることが理解できる。
ピン端面50の、チェーンの厚さ方向に直交する平面による断面の形状は、単一の曲率半径とすることができる。また、厚さ方向におけるシーブとの接触が想定される範囲において、共通の断面形状とすることができる。
図13は、式(1)に規定されるピン長さの変形率を用いて、接触点がピン中心線にある場合に対する変形の大きさを比較した図である。つまり、変形割合2.0は、ピン中心線において接触している場合のピン長さの変形率に対して、2倍変形していることを意味する。図中の破線は、初期接触点C0 を外側にずらし、形状曲線は単一の曲率半径とした場合を示す。図中の実線は、初期接触点C0 は破線の場合と同一とし、形状曲線を式(3)においてτ=1とした曲率半径とした場合を示す。式(3)の各パラメータは、最大荷重時の最大面圧が、単一曲率半径(破線)の場合と等しくなるように定められている。
図14はピンに掛かる中心線方向の荷重Fに対する最大面圧を示した図である。実線、破線の区別は図13と同様である。前述のように、最大荷重時の最大面圧は、実線と破線で等しくなっている。
図13から、式(3)による形状曲線の場合、単一曲率半径の場合に比較して、よりピンが変形することが理解できる。したがって、ピンがプーリに噛み込むときの衝撃が低減され、騒音が低減される効果が期待できる。また、図14から、面圧は高くなるものの、その増加はさほど大きくないことが理解できる。
図15は、ピンに荷重Fを加えたときの、面圧分布を示す図である。ピン端面50内に描かれている輪は、等しい面圧を結んだ等圧線である。内側にある等圧線ほど、高い面圧を示している。軽荷重F1 、中荷重F2 、高荷重F3 は、図13,図14に示したピン荷重の「F1 」「F2」「F3 」に対応する。また、上段は、形状曲線52を単一の曲線、つまり円弧とした場合の面圧分布を示す。つまり、図13,14において破線で示された場合に対応する。下段は、式(3)においてτ=1とした、つまりインボリュート曲線の形状曲線52を有する場合の面圧分布を示す。つまり、図13,14において実線で示された場合に対応する。軽荷重F1 時には、インボリュート曲線の場合、円弧の場合に比して、接触点における曲率半径が小さいために、接触領域が狭く、また最大面圧も大きくなっている。このときの最大面圧は、荷重が小さいために値そのものは大きくなく、ピンの強度、耐久性等に影響しない。高荷重F3 のときにおいて、円弧の場合と最大面圧が等しくなるように、式(3)のパラメータ(r,r )を決定している。接触領域もほぼ同等となっている。軽荷重F1 から高荷重F3 までの接触点の移動量D1 ,D2の移動量は、インボリュート曲線の場合の方が小さく(D1 >D2 )なっている。インボリュート曲線を採用することにより、高荷重時において、接触点の位置がプーリ半径方向外側となるので、ピン42が変形しやすくなり、騒音低減の効果が期待できる。
図16は、形状曲線の一例を表す式(3)の各パラメータ(曲率パラメータr,初期曲率半径r)を定める手法に関する説明図である。この手法においては、単一の曲率半径(150mm)の形状曲線52に比較して式(3)で表される形状曲線を評価する。ここでは、インボリュート曲線(τ=1)を例に挙げて説明する。また、チェーンの巻き掛かり半径が最も小さく、ピン荷重Fが最も大きい場合において比較を行う。これは、ピン端面の面圧が最もつらい条件である。
図16中、実線で表されるのは、式(1)により規定されたピン長さの変形率による比較である。線に沿って付される数字は、単一曲率半径の場合に比して、どの程度のピン長さの変形が変化するかを示す。例えば、数字が1.1であれば、1.1倍変形することを表している。単一曲率半径の場合に比して、より変形することが求められるので、例えば、数値1.05で示される実線の左側の領域となるように、各パラメータ(r,r )を選定する。
図16中、破線で表されるのは、面圧の最大値を比較を示す。数字が0.9であれば、単一曲率半径(150mm)の場合に比して、最大面圧が0.9倍であることを示している。単一曲率半径が、ピンの強度、耐久性等を考慮して決定されいるのであれば、これより大きな面圧を受けることは、ピンの強度、耐久性等の性能上の問題が生じることが考えられる。よって、数値1.0の破線の右上側の領域となるように、各パラメータ(r,r )を選定する。
以上の二つの条件(ピン長さの変形率、面圧の最大値)から、曲率パラメータrおよび初期曲率半径r は、図16中、斜線を施した範囲から選定することができる。
前出の図8において、白丸「○」は実測値である。また、破線は近似曲線である。接触点Cがピンの中心線s上に位置する場合が点A2 で示されており、このときの音圧を3dB低下させた点B2 とするためには、ずれ率1を0.16とすることが必要である。騒音の実測値は、変速比が1、無負荷、入力回転速度を700〜3000rpm、低負荷相当のプーリ挟持力を付与したときのものである。点B2 より右側の範囲、つまりずれる値を約0.16以上とすることにより、初期接触点C0 がピンの中心線上にある場合に比して、3〜5kHz帯域のオーバオール値において、3dB以上の改善効果が期待できる。
ずれ率を大きくすると、入力および出力プーリ12,14に挟持されたとき、ピン42の変形が大きくなるため、疲労強度が問題となる。疲労強度が限度上限になるずれ率が約0.38である。図8中の点E2 が疲労強度を考慮した上限値である。
初期接触点C0 のずれ率を0.16〜0.38とすることで、3〜5kHz帯域の騒音の低減および疲労強度の要件を満足させることができる。
ピン42a,42bの、チェーン16の周方向の配列のピッチは、等ピッチとすることができるが、ランダムピッチとすることができる。ランダムピッチとすることにより、チェーンの騒音において、ピンの噛み合い1次成分を低減することができる。ランダムピッチとすると、高次成分が増加するが、ピンを変形しやすくすることで、これを抑制することができる。ランダムピッチとするには、リンクユニット46ごとに、リンクの開口38a,38bの間隔を変えることで対応できる。開口38a,38bの間隔を変える場合、リンク40の長さを変えてもよく、またリンク40の長さはそのままにして、開口38a,38bをあける位置を変えてもよい。
本発明の好適な態様を以下に記す。
無段変速機の、対向し、かつ互いの距離が変更可能な円錐面を有する2個のプーリに巻き渡され、周回するチェーンであって、
当該チェーンは、開口を有する板形状のリンクがチェーンの周方向に沿って配置され、かつチェーンの幅方向に複数枚が配列されて構成されたリンクユニットと、前記リンクの両端において開口をそれぞれ貫通し、少なくとも一方が両端が前記円錐面に当接する2本のピンとを有するチェーンエレメントを、チェーン周方向に隣接するチェーンエレメントのうち一方のエレメントのピンを他方のエレメントのリンクの開口に通して連結して形成され、
チェーンの周方向に直交する平面内における前記円錐面に当接する前記ピンの端面の曲率半径が、当該ピンの中心線方向の荷重が0のときの初期接触点から前記プーリの半径方向内側に行くに従って大きくなる、
無段変速機のチェーン。
10 チェーン式無段変速機、12 入力プーリ、14 出力プーリ、16 チェーン、20,30 固定シーブ、22,32 移動シーブ、24,26,34,36 円錐面、50 ピン端面、52 形状曲線。

Claims (4)

  1. 対向し、かつ互いの距離が変更可能な円錐面を有する2個のプーリに巻き渡され、対向する前記円錐面により挟持される、無段変速機のチェーンであって、
    当該チェーンは、開口を有する板形状のリンクがチェーンの周方向に沿って配置され、かつチェーンの幅方向に複数枚が配列されて構成されたリンクユニットと、チェーン周方向に隣接するリンクユニットに属するそれぞれのリンクの開口を貫通し、かつ両端が前記円錐面に当接するピンとを有し、
    チェーンの周方向に直交する平面内における前記円錐面に当接するピンの端面形状を示す形状曲線の曲率半径が、当該ピンの中心線方向の荷重が0のときの接触点である初期接触点で小さく、プーリ半径方向内側で大きくされ
    形状曲線は、曲率半径が初期接触点からプーリ半径方向内側に向けて徐々に大きくなる形状、かつ曲率半径が初期接触点よりプーリ半径方向内側において、当該形状曲線上の任意の点の接線と初期接触点における接線とがなす角度をθとしたとき、前記任意の点において、
    +rθ τ (ただし、r ,r,τは任意の実数)
    となる形状の部分を有し、
    初期接触点の位置がピン中心線からプーリ半径方向外側にずれており、ピンの径方向の寸法を1としたとき前記ずれの量が0.16以上である、
    無段変速機のチェーン。
  2. 請求項に記載の無段変速機のチェーンであって、前記ずれの量が、0.38以下である、無段変速機のチェーン。
  3. 請求項1または2に記載の無段変速機のチェーンであって、任意の実数τが1である、無段変速機のチェーン。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の無段変速機のチェーンであって、ピンがチェーン周方向において、ランダムピッチで配列されている、無段変速機のチェーン。
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