JP5126016B2 - ベルト式無段変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルト式無段変速機の技術分野に関する。
特許文献1に記載のベルト式無段変速機では、各リンクそれぞれを連結する一対のジョイントピンの両方をシーブと接触させている。一方、特許文献2に記載のベルト式無段変速機では、一対のジョイントピンの一方のみをシーブと接触させている。
特表2005−513368号公報 特許第3477545号公報
特許文献1に記載された技術では、シーブに対し常に2本のジョイントピンを接触させるため、摩擦損失が大きい。他方、特許文献2に記載された技術では、常に一方のジョイントピンのみをシーブと接触させるため、ジョイントピン端面の面圧が高く、ジョイントピンまたはシーブの摩耗が激しい。
本発明の目的は、耐摩耗性向上と摩擦損失の低減との両立を図るベルト式無段変速機を提供することにある。
本発明では、チェーンのプーリへの巻き掛け半径が小径または大径のとき一方のジョイントピンのみがシーブと接触し、巻き掛け半径が大径または小径のときに両方のジョイントピンがシーブと接触するように、一対のジョイントピンの端面形状およびシーブ形状を設定した。

本発明では、チェーンのプーリへの巻き掛け半径、すなわち、運転条件に応じてシーブと接触するジョイントピンが1本または2本に変化するため、耐摩耗性向上と摩擦損失の低減との両立を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて説明する。
図1は、実施例1のベルト式無段変速機の構成図である。
実施例1のベルト式無段変速機1は、入力側プーリ2と出力側プーリ3とに無端状のチェーン4を巻き掛けて構成している。
入力側プーリ2は、入力軸5と接続し、出力側プーリ3は、出力軸6と接続する。入力軸5は、図外のエンジンと接続し、出力軸6は、減速ギア7,8を介して図外の駆動輪と接続する。
両プーリ2,3は、共に固定シーブ2a,3aと可動シーブ2b,3bを有する。入力側プーリ2の固定シーブ2aは、入力軸5に一体的に固定する。出力側プーリ3の固定シーブ3aは、出力軸6に一体的に固定する。入力側プーリ2の可動プーリ2bは、入力軸5にスプライン嵌合する。出力側プーリ3の可動プーリ3bは、出力軸6にスプライン嵌合する。よって、可動プーリ2b,3bは、入力軸5,出力軸6に対し一体回転可能、かつ、軸方向移動可能である。固定シーブ2a,3aおよび可動シーブ2b,3bは、それぞれ円錐台形状に形成する。
入力側プーリ2において、固定シーブ2aは円錐面2cを有し、可動シーブ2bは円錐面2dを有する。円錐面2cと円錐面2dによりV字状の周溝空間を構成する。
出力側プーリ3において、固定シーブ3aは円錐面3cを有し、可動シーブ3bは円錐面3dを有する。円錐面3cと円錐面3dによりV字状の周溝空間を構成する。
ベルト式無段変速機1は、可動シーブ2b,3bを適宜のアクチュエータ(不図示)を用いて軸方向移動させ、両プーリ2,3の周溝空間における溝幅を変更する。これによりチェーン4の巻き掛け半径を無段階に変更し、無段変速を可能とする。上記アクチュエータとしては、例えば、油圧シリンダやモータ駆動のボールネジ機構等を用いることができる。
図2(a)は、実施例1のチェーン4の斜視図、図2(b)は、図2(a)の要部拡大図である。
チェーン4は、幅方向に積層した複数のリンク9をチェーン長さ方向に位置をずらして重ね合わせ、各リンク9の前端部と後端部に形成した開口部4a,4bを、前後のリンク9の開口部4b,4aと位置合わせし、開口部4a,4bに一対の第1,第2ジョイントピン10,11を挿通することで無端状に連結したものである。両ジョイントピン10,11は、積層したリンク9の厚み(幅方向長さ)よりも長く設定し、その両端を積層したリンク9よりも幅方向外側へ突出させる。
ベルト式無段変速機1の作動時には、両ジョイントピン10,11のうち少なくとも第2ジョイントピン11の端面11aを両プーリ2,3の円錐面2c,2d,3c,3dに接触させることで、入力側プーリ2からチェーン4を介して出力側プーリ3へとトルクを伝達する。
両ジョイントピン10,11の対向面は、リンク9が両プーリ2,3の位置で屈曲する際、相対的に転がり転動接触移動するように、例えば、それぞれを円弧状に形成する。ここで、転がり摺動接触とは、転がり接触と滑り接触の少なくとも一方を含む接触状態をいう。チェーン4の進行方向に隣接するリンク9同士が交互に屈曲する際、両ジョイントピン10,11を転がり摺動接触移動させることで、リンク9の摩耗を抑制できる。
続いて、実施例1のベルト式無段変速機1の特徴部分について説明する。
実施例1のベルト式無段変速機1では、低速段選択時(減速変速比)、すなわち、入力側プーリ2への巻き掛け半径が小径、出力側プーリ3への巻き掛け半径が大径となるとき、両ジョイントピン10,11を円錐面2c,2d,3c,3dと接触させる。また、高速段選択時(増速変速比)、すなわち、入力側プーリ2への巻き掛け半径が大径、出力側プーリ3への巻き掛け半径が小径となるとき、第2ジョイントピン11を円錐面2c,2d,3c,3dと接触させる。
上記構成を実現するために、実施例1では、両ジョイントピン10,11の端面10a,11aの形状を互いに異ならせると共に、入力側プーリ2の円錐面2c,2dの形状と出力側プーリ3の円錐面3c,3dの形状とを異ならせる。
図3(a)は、図1のA部拡大図、図3(b)は、図1のB部拡大図である。
第2ジョイントピン11の端面11aは、例えば、一定半径の(例えば、R100)の曲面とする。一方、第1ジョイントピン10の端面10aは、チェーン4の外側に位置する端縁外周側を第2ジョイントピン11の端面11aと同一形状とし、チェーン4の内側に位置する端縁内周側を端面11aよりも小半径(例えば、R100)の曲面とする。
入力側プーリ2の円錐面2c,2dは、入力側プーリ2の内側に膨らんだ曲面(例えば、R100)とする。そして、出力側プーリ3の円錐面3c,3dは、出力側プーリ3の外側に膨らんだ曲面(例えば、R100)とする。
次に、作用を説明する。
実施例1のベルト式無段変速機1では、上記構成としたことで、入力側プーリ2では、減速変速比のときのジョイントピン10,11の位置(以下、減速変速比ピン位置)では、両端面10a,11aを円錐面2c,2dと接触させ、増速変速比のときのジョイントピン10,11の位置(以下、増速変速比ピン位置)では、一方の端面11aのみを円錐面2c,2dと接触させることができる。
また、出力側プーリ3においても、減速変速比ピン位置では両端面10a,11aを円錐面3c,3dと接触させ、増速変速比ピン位置では一方の端面11aのみを円錐面3c,3dと接触させることができる。
従来から、一対のジョイントピンによりリンクを連結したチェーンでは、プーリに巻き掛けるとき、一対のジョイントピン同士の接触面が相対角度を持つことによってチェーンを屈曲可能としている。このため、両ジョイントピンの端面がシーブに対して回転し、ジョイントピン端面とシーブとの間の摩擦損失が大きくなるため、伝達効率が低下する。
一方、摩擦損失を低減すべく、両ジョイントピンのうち一方を他方よりも短尺に形成することで、一方のピン端面のみをシーブに接触させる構成を採用した場合、2本のピン端面をシーブと接触させる場合と比較して、ピン端面の面圧が高いため、ピンまたはシーブの摩耗が激しくなる。
これに対し、実施例1のベルト式無段変速機1では、図4に示すように、入力側プーリ2の増速変速比ピン位置で一方の第2ジョイントピン11の端面11aがシーブ2a,2bと接触し、減速変速比ピン位置で両方のジョイントピン10,11の端面10a,11aがシーブ2a,2bと接触する。また、出力側プーリ3の増速変速比ピン位置で一方の第2ジョイントピン11の端面11aがシーブ3a,3bと接触し、減速変速比ピン位置で両方のジョイントピン10,11の端面10a,11aがシーブ3a,3bと接触する。
つまり、シーブと接触するジョイントピンの本数を運転条件(巻き掛け半径)に応じて1本または2本に切り替える構成としたことにより、端面10a,11aとシーブ2a,2b,3a,3b間の耐摩耗性向上と、チェーン4の摩擦損失の低減との両立を図ることができる。
また、減速変速比ピン位置で2本のジョイントピン10,11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させ、増速変速比ピン位置で1本の第2ジョイントピン11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させている。このため、減速側の変速比で高トルクとなり、増速側の変速比で低トルクとなる運転条件の場合、高負荷時のピン10,11および両プーリ2,3の耐久性を向上させ、低負荷時の効率を向上させることができる。
次に、効果を説明する。
実施例1のベルト式無段変速機1にあっては、以下に列挙する効果を奏する。
(1) チェーン4の入力プーリ2,3への巻き掛け半径に応じて、第1,第2ジョイントピン10,11のうち、シーブ2a,2b,3a,3bと接触するジョイントピンの数が異なる(1本または2本)ように第1,第2ジョイントピン10,11の端面10a,11aの形状およびシーブ2a,2b,3a,3bの形状を設定した。これにより、端面10a,11aとシーブ2a,2b,3a,3b間の耐摩耗性向上と、チェーン4の摩擦損失の低減との両立を図ることができる。
(2) 入力側プーリ2への巻き掛け半径が小径、出力側プーリ3への巻き掛け半径が大径のとき、第1,第2ジョイントピン10,11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させ、入力側プーリ2への巻き掛け半径が大径、出力側プーリ3への巻き掛け半径が小径のとき、第2ジョイントピン11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させる。これにより、減速側の変速比で高トルクとなり、増速側の変速比で低トルクとなる運転条件の場合、高負荷時のピン10,11および両プーリ2,3の耐久性を向上させ、低負荷時の効率を向上させることができる。
実施例2のベルト式無段変速機1では、両ジョイントピン10,11の端面10a,11aの形状は、実施例1と同一とし、円錐面2c,2d,3c,3dの形状を実施例1と異ならせている。なお、他の構成については実施例1と同一であるため、図示ならびに説明を省略する。
実施例2では、図5に示すように、入力側プーリ2の円錐面2c,2dは、入力側プーリ2の外側に膨らんだ曲面(例えば、R100)とする。そして、出力側プーリ3の円錐面3c,3dは、出力側プーリ3の内側に膨らんだ曲面(例えば、R100)とする。
次に、作用を説明する。
実施例2のベルト式無段変速機1では、入力側プーリ2の減速変速比ピン位置で一方の第2ジョイントピン11の端面11aがシーブ2a,2bと接触し、増速変速比ピン位置で両方のジョイントピン10,11の端面10a,11aがシーブ2a,2bと接触する。また、出力側プーリ3の減速変速比ピン位置で一方の第2ジョイントピン11の端面11aがシーブ3a,3bと接触し、増速変速比ピン位置で両方のジョイントピン10,11の端面10a,11aがシーブ3a,3bと接触する。
つまり、増速変速比ピン位置で2本のジョイントピン10,11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させ、減速変速比ピン位置で1本の第2ジョイントピン11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させている。このため、増速側の変速比で高トルクとなり、減速側の変速比で低トルクとなる運転条件の場合、高負荷時のピン10,11および両プーリ2,3の耐久性を向上させ、低負荷時の効率を向上させることができる。
次に、効果を説明する。
実施例2のベルト式無段変速機1にあっては、実施例1の効果(1)に加え、以下の効果を奏する。
(3) 入力側プーリ2への巻き掛け半径が大径、出力側プーリ3への巻き掛け半径が小径のとき、第1,第2ジョイントピン10,11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させ、入力側プーリ2への巻き掛け半径が小径、出力側プーリ3への巻き掛け半径が大径のとき、第2ジョイントピン11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させる。これにより、増速側の変速比で高トルクとなり、減速側の変速比で低トルクとなる運転条件の場合、高負荷時のピン10,11および両プーリ2,3の耐久性を向上させ、低負荷時の効率を向上させることができる。
実施例3では、両ジョイントピン10,11の端面10a,11aの形状は、実施例1と同一とし、円錐面2c,2d,3c,3dの形状を実施例1と異ならせている。なお、他の構成については実施例1と同一であるため、図示ならびに説明を省略する。
実施例3では、図6に示すように、入力側プーリ2の円錐面2c,2dは、入力側プーリ2の外側に膨らんだ曲面(例えば、R100)とする。そして、出力側プーリ3の円錐面3c,3dは、出力側プーリ3の外側に膨らんだ曲面(例えば、R100)とする。
次に、作用を説明する。
実施例3のベルト式無段変速機1では、入力側プーリ2の減速変速比ピン位置で一方の第2ジョイントピン11の端面11aがシーブ2a,2bと接触し、増速変速比ピン位置で両方のジョイントピン10,11の端面10a,11aがシーブ2a,2bと接触する。また、出力側プーリ3の減速変速比ピン位置で両方のジョイントピン10,11の端面10a,11aがシーブ3a,3bと接触し、増速変速比ピン位置で一方の第2ジョイントピン11の端面11aがシーブ3a,3bと接触する。
つまり、シーブ2a,2b,3a,3bの耐摩耗性(硬度等に起因する。)がチェーン4の半径に対応した位置によって異なり、大径側のシーブ面耐摩耗性が小径側に対して低い場合、チェーン4が大径側を走行するときの両プーリ2,3の耐久性を向上させ、チェーン4が小径側を走行するときは効率を向上させることができる。
次に、効果を説明する。
実施例3のベルト式無段変速機にあっては、実施例1の効果(1)に加え、以下の効果を奏する。
(4) 入力側プーリ2への巻き掛け半径が小径、出力側プーリ3への巻き掛け半径が大径のとき小径側では第2ジョイントピン11、大径側では第1,第2ジョイントピン10,11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させ、入力側プーリ2への巻き掛け半径が大径、出力側プーリ3への巻き掛け半径が小径のとき、小径側では第2ジョイントピン11、大径側では第1,第2ジョイントピン10,11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させる。これにより、大径側のシーブ面耐摩耗性が小径側に対して低い場合、チェーン4が大径側を走行するときの両プーリ2,3の耐久性を向上させ、チェーン4が小径側を走行するときは効率を向上させることができる。
実施例4では、両ジョイントピン10,11の端面10a,11aの形状は、実施例1と同一とし、円錐面2c,2d,3c,3dの形状を実施例1と異ならせている。なお、他の構成については実施例1と同一であるため、図示ならびに説明を省略する。
実施例4では、図7に示すように、入力側プーリ2の円錐面2c,2dは、入力側プーリ2の内側に膨らんだ曲面(例えば、R100)とする。そして、出力側プーリ3の円錐面3c,3dは、出力側プーリ3の内側に膨らんだ曲面(例えば、R100)とする。
次に、作用を説明する。
実施例4のベルト式無段変速機1では、入力側プーリ2の減速変速比ピン位置で両方のジョイントピン10,11の端面10a,11aがシーブ2a,2bと接触し、増速変速比ピン位置で一方の第2ジョイントピン11の端面11aがシーブ2a,2bと接触する。また、出力側プーリ3の減速変速比ピン位置で一方のジョイントピン11の端面11aがシーブ3a,3bと接触し、増速変速比ピン位置で両方のジョイントピン10,11の端面10a,11aがシーブ3a,3bと接触する。
つまり、シーブ2a,2b,3a,3bの耐摩耗性(硬度等に起因する。)がチェーン4の半径に対応した位置によって異なり、小径側のシーブ面耐摩耗性が大径側に対して低い場合、チェーン4が小径側を走行するときの両プーリ2,3の耐久性を向上させ、チェーン4が大径側を走行するときは効率を向上させることができる。
次に、効果を説明する。
実施例4のベルト式無段変速機にあっては、実施例1の効果(1)に加え、以下の効果を奏する。
(5) 入力側プーリ2への巻き掛け半径が小径、出力側プーリ3への巻き掛け半径が大径のとき小径側では第1,第2ジョイントピン10,11、大径側では第2ジョイントピン11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させ、入力側プーリ2への巻き掛け半径が大径、出力側プーリ3への巻き掛け半径が小径のとき、小径側では第1,第2ジョイントピン10,11、大径側では第2ジョイントピン11をシーブ2a,2b,3a,3bと接触させる。これにより、小径側のシーブ面耐摩耗性が大径側に対して低い場合、チェーン4が小径側を走行するときの両プーリ2,3の耐久性を向上させ、チェーン4が大径側を走行するときは効率を向上させることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づく実施例により説明したが、本発明の具体的な構成は、実施例に示したものに限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない程度の設計変更等があっても本発明に含まれる。
実施例1のベルト式無段変速機の構成図である。 実施例1のチェーン4の斜視図(a)および要部拡大図(b)である。 図1のA部拡大図(a)およびB部拡大図(b)である。 実施例1の減速変速比ピン位置と増速変速比ピン位置におけるジョイントピンの端面とシーブとの接触状態を示す図1のA部およびB部拡大図である。 実施例2の減速変速比ピン位置と増速変速比ピン位置におけるジョイントピンの端面とシーブとの接触状態を示す図1のA部およびB部拡大図である。 実施例3の減速変速比ピン位置と増速変速比ピン位置におけるジョイントピンの端面とシーブとの接触状態を示す図1のA部およびB部拡大図である。 実施例4の減速変速比ピン位置と増速変速比ピン位置におけるジョイントピンの端面とシーブとの接触状態を示す図1のA部およびB部拡大図である。
符号の説明
1 ベルト式無段変速機
2 入力側プーリ
2a 固定シーブ
2b 可動シーブ
2c,2d 円錐面
3 出力側プーリ
3a 固定シーブ
3b 可動シーブ
3c,3d 円錐名
4 チェーン
4a,4b 開口部
5 入力軸
6 出力軸
7,8 減速ギア
9 リンク
10 第1ジョイントピン
10a 端面
11 第2ジョイントピン
11a 端面

Claims (5)

  1. 入力側プーリおよび出力側プーリの円錐台形状シーブに、各リンク同士をそれぞれ一対のジョイントピンで無端状に連結したチェーンを巻き掛けたベルト式無段変速機において、
    前記チェーンのプーリへの巻き掛け半径が小径または大径のとき一方のジョイントピンのみがシーブと接触し、巻き掛け半径が大径または小径のときに両方のジョイントピンがシーブと接触するように、一対のジョイントピンの端面形状およびシーブ形状を設定したことを特徴とするベルト式無段変速機。
  2. 請求項1に記載のベルト式無段変速機において、
    前記入力側プーリへの巻き掛け半径が小径、前記出力側プーリへの巻き掛け半径が大径のとき、両方のジョイントピンをシーブと接触させ、
    前記入力側プーリへの巻き掛け半径が大径、前記出力側プーリへの巻き掛け半径が小径のとき、一方のジョイントピンのみをシーブと接触させることを特徴とするベルト式無段変速機。
  3. 請求項1に記載のベルト式無段変速機において、
    前記入力側プーリへの巻き掛け半径が小径、前記出力側プーリへの巻き掛け半径が大径のとき、一方のジョイントピンのみをシーブと接触させ、
    前記入力側プーリへの巻き掛け半径が大径、前記出力側プーリへの巻き掛け半径が小径のとき、両方のジョイントピンをシーブと接触させることを特徴とするベルト式無段変速機。
  4. 請求項1に記載のベルト式無段変速機において、
    前記入力側プーリへの巻き掛け半径が小径、前記出力側プーリへの巻き掛け半径が大径のとき、小径側では一方のジョイントピンのみをシーブと接触させ、大径側では両方のジョイントピンをシーブと接触させ、
    前記入力側プーリへの巻き掛け半径が大径、前記出力側プーリへの巻き掛け半径が小径のとき、小径側では一方のジョイントピンのみをシーブと接触させ、大径側では両方のジョイントピンをシーブと接触させることを特徴とするベルト式無段変速機。
  5. 請求項1に記載のベルト式無段変速機において、
    前記入力側プーリへの巻き掛け半径が小径、前記出力側プーリへの巻き掛け半径が大径のとき、小径側では両方のジョイントピンをシーブと接触させ、大径側では一方のジョイントピンのみをシーブと接触させ、
    前記入力側プーリへの巻き掛け半径が大径、前記出力側プーリへの巻き掛け半径が小径のとき、小径側では両方のジョイントピンをシーブと接触させ、大径側では一方のジョイントピンのみをシーブと接触させることを特徴とするベルト式無段変速機。
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