JP2007271034A - 動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置 Download PDF

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Abstract

【課題】動力伝達チェーンにおいて、チェーン直線領域から正規の屈曲方向と反対の方向に屈曲すると、連結部材からリンクに作用する引張力がチェーン径方向の一方側に片寄ってリンクに大きな張力が生じ、リンクに大きな負担がかかってしまう。
【解決手段】チェーン1は、リンク2と、リンク2同士を連結する連結部材50とを備えている。連結部材50の第1のピン3の前部12は、対をなす第2のピン4の後部19に対して、屈曲角θの変動に伴って変位する接触部Tで転がり摺動接触する。前部12は、屈曲角θが0°以上のときに接触部Tを形成する第1の曲面部25と、屈曲角θが0°〜−5°(0°を除く)のときに接触部Tを形成する第2の曲面部26とを含んでいる。第2の曲面部26の曲率半径は、第1の曲面部25の曲率半径の平均値の半分以下に設定されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置に関する。
例えば、自動車のプーリ式無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)等の動力伝達装置に用いられる無端状の動力伝達チェーンには、チェーン進行方向に隣接するリンク同士を、互いに転がり運動可能なピンおよびインターピースで連結したものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
隣り合うリンク同士の屈曲に連動して、対応するピンとインターピースとが互いに転がり運動する。このとき、ピンおよびインターピースの互いの接触位置は、チェーン径方向に移動する。
特開平8−312725号公報 特開2004−301257号公報
上記動力伝達チェーンは、プーリに噛み込まれて屈曲した屈曲領域と、プーリと係合せずに真っ直ぐに延びる直線領域とを有している。プーリ回転時において、動力伝達チェーンが屈曲領域から直線領域に移行する際、プーリとの係合を解除されたピンは、慣性によってインターピースに対して勢いよく転がり運動する。その結果、直線領域におけるピンとインターピースとの接触位置でピンが止まらず、リンク同士が直線状態から本来の屈曲方向と反対の方向(負側)に屈曲するという、オーバーシュートが生じる。動力伝達チェーンは、屈曲領域からオーバーシュート領域に一旦移行し、その後直線領域に移行することなる。
オーバーシュート領域において、ピンとインターピースの互いの接触位置は、直線領域における接触位置よりもチェーン径方向の内側にある。その結果、オーバーシュート領域では、リンクのうちチェーン径方向の内側にある部分に、ピンおよびインターピースからの引張力によって大きな張力が生じる。
特に、特許文献1では、直線領域におけるピンとインターピースの互いの接触位置がチェーン径方向の内側に寄っている。これにより、オーバーシュート領域における両者の接触位置は、チェーン径方向の内側にさらに片寄ることとなり、リンクのチェーン内径側部分に大きな張力が生じてしまう。
ここで、リンクのチェーン内径側部分の形状を大きくしてリンクの強度を高めることも考えられるが、リンクの小型化、軽量化の観点からは好ましくない。
本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、実用上の耐久性を向上でき、且つ小型軽量な動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、チェーン進行方向(X)に並ぶ複数のリンク(2;2B)と、上記複数のリンク(2;2B)を互いに屈曲可能に連結する複数の連結部材(50;3)とを備える動力伝達チェーン(1)において、上記連結部材(50;3)は、リンク(2B)またはリンク(2)との間に介在する部材(4)の何れか一方からなる対偶部材(4;2B)に対向する対向部(12)を有する所定の動力伝達部材(3)を含み、上記対向部(12)は、対偶部材(4;2B)に対して、リンク(2;2B)間の屈曲角(θ)の変動に伴って変位する接触部(T;TB)で転がり摺動接触し、上記対向部(12)は、動力伝達チェーン(1)の直線領域において上記接触部(T;TB)を形成する第1の曲面部(25)と、この第1の曲面部(25)から延設され、動力伝達チェーン(1)が正規の屈曲方向(R1)とは反対の方向(R2)に屈曲されたときに上記接触部(T;TB)を形成する第2の曲面部(26)とを含み、この第2の曲面部(26)は、第1の曲面部(25)の曲率半径(A1)の半分以下の大きさの曲率半径(A2)を有していることを特徴とするものである(請求項1)。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
本発明によれば、動力伝達チェーンが正規の屈曲方向とは反対の方向に屈曲されたオーバーシュート領域において、動力伝達チェーンの径方向に関する接触部の移動量を少なくすることができる。これにより、オーバーシュート領域において、接触部の位置がチェーン径方向の一方に片寄り過ぎることを抑制できるので、リンクに作用する引張力がチェーン径方向の一方で過大になることを抑制でき、その結果、リンクの耐久性を向上でき、ひいては、動力伝達チェーンの実用上の耐久性を向上することができる。また、耐久性を確保するためにリンクを大型化する必要がない。したがって、リンクの小型軽量化を通じて動力伝達チェーンの小型軽量化を達成できる。
また、本発明において、上記第2の曲面部(26)の曲率半径(A2)は、1mm〜5mmの範囲に設定されている場合がある(請求項2)。この場合、第2の曲面部の曲率半径を1mm以上にすることにより、第2の曲面部に十分な丸みを付けて対偶部材との接触面積を多く確保できる。接触部での面圧を低くして対偶部材に圧痕がつくことを防止できる。また、第2の曲面部の曲率半径を5mm以下にすることにより、第2の曲面部の曲率半径を十分に小さくして、オーバーシュート領域において、チェーン径方向に関する接触部の移動量を可及的に少なくできる。
また、本発明において、上記屈曲角(θ)が0°〜−5°(0°を含まず)にあるとき、第2の曲面部(26)が接触部(T;TB)を形成する場合がある(請求項3)。この場合、オーバーシュート時に取り得る屈曲角の範囲の大部分において、第2の曲面部が接触部を形成することができる。
また、本発明において、上記対向部(12)は、第2の曲面部(26)から第1の曲面部(25)とは反対側に延設された第3の曲面部(27)をさらに含み、第3の曲面部(27)の曲率半径(A3)は5mm以上に設定されている場合がある(請求項4)。この場合、第3の曲面部をより平坦な面にすることができる。
また、本発明において、相対向する一対の円錐面状のシーブ面(62a,63a,72a,73a)をそれぞれ有する第1および第2のプーリ(60,70)と、これらのプーリ(60,70)間に巻き掛けられ、シーブ面(62a,63a,72a,73a)に係合して動力を伝達する上記の動力伝達チェーン(1)とを備えている場合がある(請求項5)。この場合、耐久性に優れ、且つ軽量な動力伝達装置を実現できる。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る動力伝達チェーンを備える動力伝達装置としてのチェーン式無段変速機(以下では、単に無段変速機ともいう)の要部構成を模式的に示す斜視図である。図1を参照して、無段変速機100は、自動車等の車両に搭載されるものであり、第1のプーリとしての金属(構造用鋼等)製のドライブプーリ60と、第2のプーリとしての金属(構造用鋼等)製のドリブンプーリ70と、これらの両プーリ60,70間に巻き掛けられた無端状の動力伝達チェーン1(以下では、単にチェーンともいう)とを備えている。なお、図1中のチェーン1は、理解を容易にするために一部断面を示している。
図2は、図1のドライブプーリ60(ドリブンプーリ70)およびチェーン1の部分的な拡大断面図である。図1および図2を参照して、ドライブプーリ60は、車両の駆動源に動力伝達可能に連なる入力軸61に一体回転可能に取り付けられるものであり、固定シーブ62と可動シーブ63とを備えている。固定シーブ62および可動シーブ63は、相対向する一対のシーブ面62a,63aをそれぞれ有している。各シーブ面62a,63aは円錐面状の傾斜面を含んでいる。これらシーブ面62a,63a間に溝が区画され、この溝によってチェーン1を強圧に挟んで保持するようになっている。
また、可動シーブ63には、溝幅を変更するための油圧アクチュエータ(図示せず)が接続されており、変速時に、入力軸61の軸方向(図2の左右方向)に可動シーブ63を移動させることにより、溝幅を変化させるようになっている。それにより、入力軸61の径方向(図2の上下方向)にチェーン1を移動させて、プーリ60のチェーン1に関する有効半径(以下、プーリ60の有効半径ともいう)を変更できるようになっている。
一方、ドリブンプーリ70は、図1および図2に示すように、駆動輪(図示せず)に動力伝達可能に連なる出力軸71に一体回転可能に取り付けられており、ドライブプーリ60と同様に、チェーン1を強圧で挟む溝を形成するための相対向する一対のシーブ面73a,72aをそれぞれ有する固定シーブ73および可動シーブ72を備えている。
ドリブンプーリ70の可動シーブ72には、ドライブプーリ60の可動シーブ63と同様に油圧アクチュエータ(図示せず)が接続されており、変速時に、この可動シーブ72を移動させることにより溝幅を変化させるようになっている。それにより、チェーン1を移動させて、プーリ70のチェーン1に関する有効半径(以下、プーリ70の有効半径ともいう)を変更できるようになっている。
図3は、チェーン1の要部の断面図である。図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図であり、チェーン1の直線領域を示している。図5は、図4の要部の拡大図である。図6は、チェーン1の屈曲領域の側面図である。
なお、以下では、図4を参照して説明するときは、チェーン1の直線領域を基準として説明し、図6を参照して説明するときは、チェーン1の屈曲領域を基準として説明する。
図3および図4を参照して、チェーン1は、複数のリンク2と、これらのリンク2を互いに屈曲可能に連結する複数の連結部材50とを備えている。
以下では、チェーン1の進行方向に沿う方向をチェーン進行方向Xといい、チェーン進行方向Xとは直交し且つ連結部材50の長手方向に沿う方向をチェーン幅方向Wといい、チェーン進行方向Xおよびチェーン幅方向Wの双方に直交する方向をチェーン径方向Vという。
各リンク2は板状に形成されており、チェーン進行方向Xの前後に並ぶ一対の端部としての前端部5および後端部6、ならびにこれら前端部5および後端部6間に配置される中間部7を含んでいる。
前端部5および後端部6には、第1の貫通孔としての前貫通孔9、および第2の貫通孔としての後貫通孔10がそれぞれ形成されている。中間部7は、前貫通孔9および後貫通孔10間を仕切る柱部8を有している。この柱部8は、チェーン進行方向Xに所定の厚みを有している。各リンク2における周縁部は、滑らかな曲線に形成されており、応力集中の生じ難い形状とされている。
リンク2を用いて、第1〜第3のリンク列51〜53が形成されている。具体的には、第1のリンク列51、第2のリンク列52および第3のリンク列53はそれぞれ、チェーン幅方向Wに並ぶ複数のリンク2を含んでいる。第1〜第3のリンク列51〜53のそれぞれにおいて、同一リンク列のリンク2は、チェーン進行方向Xの位置が互いに同じとなるように揃えられている。第1〜第3のリンク列51〜53は、チェーン進行方向Xに沿って並んで配置されている。
第1〜第3のリンク列51〜53のリンク2はそれぞれ、対応する連結部材50を用いて、対応する第1〜第3のリンク列51〜53のリンク2と相対回転可能(屈曲可能)に連結されている。
具体的には、第1のリンク列51のリンク2の前貫通孔9と、第2のリンク列52のリンク2の後貫通孔10とは、チェーン幅方向Wに並んで互いに対応しており、これらの貫通孔9,10を挿通する連結部材50によって、第1および第2のリンク列51,52のリンク2同士がチェーン進行方向Xに屈曲可能に連結されている。
同様に、第2のリンク列52のリンク2の前貫通孔9と、第3のリンク列53のリンク2の後貫通孔10とは、チェーン幅方向Wに並んで互いに対応しており、これらの貫通孔9,10を挿通する連結部材50によって、第2および第3のリンク列52,53のリンク2同士がチェーン進行方向Xに屈曲可能に連結されている。
図3において、第1〜第3のリンク列51〜53は、それぞれ1つしか図示されていないが、チェーン進行方向Xに沿って第1〜第3のリンク列51〜53が繰り返すように配置されている。そして、チェーン進行方向Xに互いに隣接する2つのリンク列のリンク2同士が、対応する連結部材50によって順次に連結され、無端状をなすチェーン1が形成されている。
図3および図4を参照して、連結部材50は、チェーン幅方向Wに長手に延びている。この連結部材50は、所定の動力伝達部材としての第1のピン3と、動力伝達部材とリンクとの間に介在する部材からなる対偶部材としての第2のピン4とを含んでおり、これら第1および第2のピン3,4は対をなしている。第1のピン3は、対をなす第2のピン4に対して、リンク2間の屈曲に伴い転がり摺動接触するようになっている。
なお、転がり摺動接触とは、転がり接触およびすべり接触の少なくとも一方を含む接触のことをいう。
第1のピン3は、チェーン幅方向Wに延びる長尺の部材である。第1のピン3の周面11は、チェーン幅方向Wに平行に延びている。
この周面11は、滑らかな面に形成されており、チェーン進行方向Xの前方を向く対向部としての前部12と、チェーン進行方向Xの後方を向く背部としての後部13と、チェーン径方向Vに相対向する一対の端部としての一端部14および他端部15とを有している。
前部12は、対をなす第2のピン4と対向しており、第2のピン4の後述する後部19と接触部T(チェーン幅方向Wからみて、接触点)で転がり摺動接触している。
一端部14は、第1のピン3の周面11のうち、チェーン外径側の端部を構成しており、チェーン外径側に向けて凸湾曲する曲面に形成されている。
他端部15は、第1のピン3の周面11のうち、チェーン内径側の端部を構成しており、チェーン内径側に向けて凸湾曲する曲面に形成されている。
なお、以下では、チェーン径方向Vのうち、一端部14から他端部15に向かう側をチェーン内径側ともいい、他端部15から一端部14に向かう側をチェーン外径側ともいう。
第1のピン3の長手方向(チェーン幅方向W)に関する一対の端部16は、チェーン幅方向Wの一対の端部に配置されるリンク2からチェーン幅方向Wにそれぞれ突出している。これら一対の端部16には、一対の動力伝達部としての端面17がそれぞれ設けられている。
図2を参照して、一対の端面17は、チェーン幅方向Wに直交する平面を挟んで相対向しており、互いに対称な形状を有している。これらの端面17は、各プーリ60,70の対応するシーブ面62a,63a,72a,73aに摩擦接触(係合)するためのものである。
第1のピン3は、上記対応するシーブ面62a,63a,72a,73a間に挟持され、これにより、第1のピン3と各プーリ60,70との間で動力が伝達される。第1のピン3は、その端面17が潤滑油膜を介して直接的に動力を伝達するため、例えば、軸受用鋼(SUJ2)等の高強度耐摩耗材料で形成されている。
第1のピン3の端面17は、球面の一部を含む形状に形成され、チェーン幅方向Wの外側に凸湾曲している。また、第1のピン3の一端部14は、その他端部15よりも、チェーン幅方向Wに長手(幅広)に形成されている。これにより、端面17は、チェーン内径側を向いている。
図2および図6を参照して、端面17には、接触領域24が設けられている。端面17のうち、その接触領域24が、各プーリ60,70の対応するシーブ面62a,63a,72a,73aに直接的に接触するようになっている。
チェーン幅方向Wから見て、接触領域24は、例えば、楕円形形状をなしており、接触中心点Cを有している。チェーン幅方向Wからみて、接触中心点Cの位置は、例えば、端面17の図心の位置と一致している。
図3および図4を参照して、第2のピン4(ストリップ、またはインターピースともいう)は、第1のピン3と同様の材料により形成された、チェーン幅方向Wに延びる長尺の部材である。
第2のピン4は、その一対の端部が上記各プーリのシーブ面に接触しないように、第1のピン3よりも短く形成されており、対をなす第1のピン3に対して、チェーン進行方向Xの前方に配置されている。チェーン進行方向Xに関して、第2のピン4は、第1のピン3よりも薄肉に形成されている。
第2のピン4の周面18は、チェーン幅方向Wに延びている。この周面18は、滑らかな面に形成されており、チェーン進行方向Xの後方を向く対向部としての後部19と、チェーン進行方向Xの前方を向く前部20と、チェーン径方向Vに関する一対の端部としての一端部21および他端部22とを有している。
後部19は、チェーン進行方向Xと直交する平坦面に形成されている。前述したように、この後部19は対をなす第1のピン3の前部12と対向している。
一端部21は、第2のピン4の周面18のうち、チェーン外径側の端部を構成しており、チェーン外径側に向けて凸湾曲する曲面に形成されている。他端部22は、第2のピン4の周面18のうち、チェーン内径側の端部を構成しており、チェーン内径側に向けて凸湾曲する曲面に形成されている。
チェーン1は、いわゆる圧入タイプのチェーンとされている。具体的には、各リンク2の前貫通孔9には、第1のピン3が相対移動可能に遊嵌されているとともに、この第1のピン3と対をなす第2のピン4が相対移動を規制されるようにして圧入固定されている。また、各リンク2の後貫通孔10には、第1のピン3が相対移動を規制されるように圧入固定されているとともに、この第1のピン3と対をなす第2のピン4が相対移動可能に遊嵌されている。
上記の構成により、第1のピン3の前部12と対をなす第2のピン4の後部19とは、チェーン進行方向Xに隣接するリンク2間の屈曲(屈曲角の変動)に伴って変位する接触部T上で、互いに転がり摺動接触する。
図6を参照して、チェーン1の屈曲領域の、チェーン進行方向Xに隣り合うリンク2は、所定の屈曲角θをなして相対的に屈曲している。屈曲角θは、第1の平面H1と、第2の平面H2とがなす角として定義される。
第1の平面H1は、屈曲領域の一のリンク2aの各貫通孔10,9のそれぞれに挿通された、一対の第1のピン3a,3bのそれぞれの接触中心点Cを含み、且つチェーン幅方向Wと平行な平面をいう。
第2の平面H2は、上記リンク2aとチェーン進行方向Xに隣り合う他のリンク2bの各貫通孔10,9のそれぞれに挿通された、一対の第1のピン3b,3cのそれぞれの接触中心点Cを含み、且つチェーン幅方向Wと平行な平面をいう。
屈曲角θの範囲は、例えば20°以下に設定されている。許容屈曲角θmax(設計上の屈曲角の上限)は、例えば20°である。
チェーン1は、第1のピン3が各プーリに挟持された屈曲領域から、この挟持を解除された直線領域(図4参照)に移行する際、第1のピン3の前部12が第2のピン4の後部19上を転がり摺動接触し、接触部Tがチェーン径方向Vの内側に移動する。このとき、第1のピン3は、慣性によって第2のピン4上を勢いよく転がり、その結果、接触部Tは、直線領域における接触部T1で止まらず、図7に示すように、上記接触部T1の位置よりもチェーン径方向Vの内方に移動する。
このように、チェーン1は、直線領域から正規の屈曲方向R1とは反対の反対方向R2に屈曲するというオーバーシュートを生じる。オーバーシュート領域(図7に示す領域)において、屈曲角θは、負の値(θ<0°)を取る。すなわち、無段変速機の駆動時、チェーン1は、屈曲領域から一旦オーバーシュート領域に移行し、その後直線領域に移行することとなる。
本実施の形態の特徴とするところは、オーバーシュート領域において、チェーン径方向Vに関する接触部Tの移動量を極力少なくし、これにより、連結部材50から対応するリンク2に作用する引張力がチェーン径方向Vの内側に片寄り過ぎることを防止している点にある。
図4および図5を参照して、具体的には、第1のピン3の前部12は、第1の曲面部25と、この第1の曲面部25からチェーン径方向Vの内側へ延設された第2の曲面部26と、第2の曲面部26から第1の曲面部25とは反対側に延設された第3の曲面部27とを含んでいる。
第1の曲面部25は、屈曲角θが0°以上のときに接触部Tを形成するようになっている。すなわち、第1の曲面部25は、図4に示す直線領域および図6に示す屈曲領域のそれぞれにおいて、接触部Tを形成するようになっている。
図4を参照して、第1の曲面部25は、対をなす第2のピン4側に向けて凸湾曲するインボリュート曲面(チェーン幅方向Wに見て、インボリュート曲線)に形成されている。チェーン径方向Vに関する第1の曲面部25の内側の端部29が、インボリュート曲線の起部Jとされている。起部Jの位置は、接触部T1の位置、すなわち、チェーン1の直線領域における第1のピン3の接触部Tと一致している。この起部J(接触部T1)は、チェーン径方向Vに関する前部12の中央部28に対してチェーン径方向Vの内側寄りに配置されている。
上記インボリュート曲線の基礎円Kは、中心M、半径Rb(基礎円半径、例えば、50mm)を有する円である。中心Mは、チェーン進行方向Xに直交し且つ直線領域の接触部T1を含む平面上において、上記接触部T1よりもチェーン内径側に位置している。基礎円Kと起部Jとは、交差している。
上記の構成により、屈曲角θが0°以上のときにおいて、対応するリンク2間の屈曲に伴う接触部Tの移動軌跡は、第1のピン3を基準として、チェーン幅方向Wから見てインボリュート曲線をなす。
図4および図5を参照して、第1の曲面部25の曲率半径A1は、チェーン径方向Vの外側に進むに従い大きくなるようにされており、チェーン径方向Vの内側の端部29における曲率半径A1が最も小さくされ、チェーン径方向Vの外側の端部34における曲率半径A1が最も大きくされている。第1の曲面部25の上記端部29,34間における曲率半径A1の平均値A1aveは、例えば、10mm程度に設定されている。
なお、チェーン幅方向Wからみた、第1のピン3の第1の曲面部25は、インボリュート曲線以外の曲線(例えば、単一または複数の曲率半径を有する曲線)に形成されていてもよい。
第2の曲面部26は、図7に示すように、オーバーシュート領域において接触部Tを形成するためのものである。図5を参照して、第2の曲面部26は、第1の曲面部25に対してチェーン径方向Vの内側に設けられている。第2の曲面部26は、第1の曲面部25と同様に、対をなす第2のピン4側に向けて凸湾曲しており、例えば、単一の曲率半径A2を有している。
第2の曲面部26の曲率半径A2は、第1の曲面部25の曲率半径A1の平均値A1aveに対して半分以下に設定されている(A2≦0.5A1ave)。
本実施の形態において、第1の曲面部25の曲率半径A1aveが10mmであることにより、第2の曲面部26の曲率半径A2は、5mm以下に設定される。第2の曲面部26の曲率半径A2は、例えば、曲率半径A1aveの約1/3である3mmに設定される。
上記第2の曲面部26の曲率半径A2は1mm〜5mmの範囲に設定されていることが好ましい。第2の曲面部26の曲率半径A2を1mm以上にすることにより、第2の曲面部26に十分な丸みを付けて第2のピン4の後部19との接触面積を多く確保できる。接触部Tの接触面圧を低くして後部19に圧痕がつくことを防止できる。
また、第2の曲面部26の曲率半径A2を5mm以下にすることにより、第2の曲面部26の曲率半径A2を十分に小さくでき、オーバーシュート領域において、チェーン径方向Vに関する接触部Tの移動量を可及的に少なくできる。
なお、上記第2の曲面部26の曲率半径A2は2mm〜4mmの範囲に設定されていることがより好ましい。
図5および図7を参照して、チェーン径方向Vに関する第2の曲面部26の外側の端部30は、チェーン径方向Vに関する第1の曲面部25の内側の端部29と連続的に滑らかに繋がっており、屈曲角θが負の値(θ<0°)であって零付近の値を取るときに、当該外側の端部30が接触部Tを形成する。
また、チェーン径方向Vに関する第2の曲面部26の内側の端部31は、上記外側の端部30に対してチェーン径方向Vの内側に位置しており、屈曲角θが−5°のときに当該内側の端部30が接触部Tを形成する。
以上より、屈曲角θが0°〜−5°(0°を含まず)にあるとき、第2の曲面部26が接触部Tを形成する。なお、第2の曲面部26が接触部Tを形成するときの屈曲角θの範囲は、0°〜−5°に限らず、0°〜所定の角度でもよい。所定の角度は、−5°よりも0°に近い負の値でもよいし、−5°よりも0°から遠い負の値でもよい。
第3の曲面部27は、対をなす第2のピン4側に凸湾曲する滑らかな曲面に形成されており、第2の曲面部26と連続的に滑らかに繋がっている。第3の曲面部27の曲率半径A3は、5mm以上に設定されている。これにより、第3の曲面部27をより平坦な面にしている。本実施の形態において、第3の曲面部27の曲率半径A3は、例えば約10mmである。第3の曲面部27は、第1のピン3の他端部15と連続的に滑らかに繋がっている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、下記の作用効果を奏することができる。すなわち、第2の曲面部26の曲率半径A2の大きさを第1の曲面部25の曲率半径A1aveの半分以下の大きさにしている。
これにより、オーバーシュート領域において、チェーン径方向Vに関する接触部Tの移動量を少なくすることができる。これにより、オーバーシュート領域において、接触部Tの位置がチェーン径方向Vの内側に片寄り過ぎることを抑制できるので、リンク2に作用する引張力がチェーン径方向Vの内側で過大になることを抑制でき、その結果、リンク2の耐久性を向上でき、ひいては、チェーン1の実用上の耐久性を向上することができる。また、耐久性を確保するためにリンク2を大型化する必要がない。したがって、リンク2の小型軽量化を通じてチェーン1の小型軽量化を達成できる。
例えば、第2の曲面部26の曲率半径A2を1mm程度にしたときには、屈曲角θが0°から−5°まで変動したときのチェーン径方向Vに関する接触部Tの移動量は、0.09mm程度である。
一方、従来の構成、すなわち、第2の曲面部の曲率半径を第1の曲面部の曲率半径と略同じ9mm程度にした構成では、屈曲角が0°から−5°まで変動したときのチェーン径方向に関する接触部の移動量は、0.8mm程度である。
このように、本実施の形態によれば、上記従来の構成に比べてオーバーシュート領域における単位屈曲角あたり接触部の移動量を格段に少なくできる。
また、第2の曲面部26の曲率半径A2を1mm以上にすることにより、第2の曲面部26に十分な丸みを付けて第2のピン4の後部19との接触面積を多く確保できる。接触部Tでの面圧を低くして第2のピン4の後部19に圧痕がつくことを防止できる。また、第2の曲面部26の曲率半径A2を5mm以下にすることにより、第2の曲面部26の曲率半径A2を十分に小さくして、オーバーシュート領域において、チェーン径方向Vに関する接触部Tの移動量を可及的に少なくできる。
さらに、屈曲角θが0°〜−5°(0°を含まず)にあるとき、第2の曲面部26が接触部Tを形成する。これにより、オーバーシュート時に取り得る屈曲角θの範囲の大部分において、第2の曲面部26が接触部Tを形成することができる。
また、第3の曲面部27の曲率半径A3を5mm以上に設定していることにより、第3の曲面部27をより平坦な面にすることができる。
また、チェーン直線領域における接触部T1をチェーン径方向Vの内側寄りに配置していることにより、接触部TがT1からチェーン径方向Vの外側に向かって移動できる量を多くすることができる。これにより、第1および第2のピン3,4の相対的な回動量を多くでき、許容屈曲角θmaxを大きくすることができる。
さらに、各前貫通孔9に、対応する第1のピン3を遊嵌すると共に対応する第2のピン4を圧入固定し、各後貫通孔10に、対応する第1のピン3を圧入固定すると共に対応する第2のピン4を遊嵌している。これにより、各第1のピン3の各端面17が各プーリ60,70の対応するシーブ面62a,63a,72a,73aに接触する際、対をなす第2のピン4が上記第1のピン3に対して転がり摺動接触して、リンク2同士が屈曲する。
この際、対をなす第1および第2のピン3,4間において、互いの転がり接触成分が多くてすべり接触成分が極めて少なく、するとその結果、各第1のピン3の各端面17が上記対応するシーブ面62a,63a,72a,73aに対してほとんど回転せずに接触することとなり、摩擦損失を低減してより高い伝動効率を確保できる。
さらに、第1のピン3を基準としたその接触部Tの軌跡が、チェーン幅方向Wからみてインボリュート曲線を描くようにされている。これにより、各第1のピン3が各プーリ60,70に順次噛み込まれる際に、チェーン1に弦振動が生じることを抑制できる。その結果、チェーン1の駆動時の騒音をより低減することができる。
このようにして、静粛性、伝動効率および耐久性に優れ、且つ軽量な無段変速機100を実現できる。
なお、本実施の形態において、第1のピン3は、各リンク2の対応する後貫通孔10に遊嵌されていてもよい。また、第2のピン4は、各リンク2の対応する前貫通孔9に遊嵌されていてもよい。
また、第2のピン4が、各プーリ60,70に係合するようにされていてもよい。さらに、第1のピンの長手方向の一対の端部のそれぞれの近傍に、当該第1のピンの端面と同様の動力伝達部を有する部材が配置された、いわゆるブロックタイプの動力伝達チェーンに本発明を適用してもよい。
また、リンク2の前貫通孔9と後貫通孔10の配置とを互いに入れ換えてもよい。さらに、リンク2の前貫通孔9と後貫通孔10との間の柱部8に連通溝(スリット)を設けてもよい。
この場合、チェーン径方向Vにおけるスリットの長さを相対的に長くすることで、リンク2の弾性変形量(可撓性)を増すことができ、リンク2に生じる応力をより低減することができる。また、チェーン径方向Vにおけるスリット2の長さを相対的に短くすることで、リンク2の剛性を高くすることができる。
さらに、ドライブプーリ60およびドリブンプーリ70の双方の溝幅が変動する態様に限定されるものではなく、何れか一方の溝幅のみが変動し、他方が変動しない固定幅にした態様であっても良い。また、上記では溝幅が連続的(無段階)に変動する態様について説明したが、段階的に変動したり、固定式(無変速)である等の他の動力伝達装置に適用しても良い。
図8は、本発明のさらに別の実施の形態の要部の一部断面図である。なお、本実施の形態では、図1〜図7に示す実施の形態と異なる点について主に説明し、同様の構成については、図に同様の符号を付してその説明を省略する。
図8を参照して、本実施の形態の特徴とするところは、連結部材としての1つの(単一の)第1のピン3によって、チェーン進行方向Xに隣り合うリンク2B同士が互いに相対回転可能に(屈曲可能に)連結されている点にある。具体的には、各リンク2Bの前貫通孔9Bに、対応する第1のピン3が相対移動可能に遊嵌され、各リンク2Bの後貫通孔10Bに、対応する第1のピン3が相対移動を規制されるように圧入固定されている。
前貫通孔9Bの周縁部32のチェーン進行方向Xに関する前部33(対向部)は、チェーン進行方向Xとは直交している。この前部33は、前貫通孔9Bに遊嵌された第1のピン3の前部12と対向しており、接触部TBで転がり摺動接触している。これにより、対偶部材としてのリンク2Bと当該リンク2Bに遊嵌された第1のピン3とは、リンク2B間の屈曲に伴い、互いに転がり摺動接触するようになっている。
本実施の形態によれば、第1のピン3間のピッチをより短くして各プーリに一時に噛み込まれる第1のピン3の数をより多くできる。これにより、第1のピン3の1本あたりの負荷を低減して各プーリとの衝突力を低減でき、騒音をより低減することができる。
以上、本発明の実施の形態について幾つか説明したが、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内において、種々の変更が可能である。
本発明の一実施の形態に係る動力伝達チェーンを備える動力伝達装置としてのチェーン式無段変速機の要部構成を模式的に示す斜視図である。 図1のドライブプーリ(ドリブンプーリ)およびチェーンの部分的な拡大断面図である。 チェーンの要部の断面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図であり、チェーンの直線領域を示している。 図4の要部の拡大図である。 チェーンの屈曲領域の側面図である。 チェーンのオーバーシュート領域の一部断面図である。 本発明のさらに別の実施の形態の要部の一部断面図である。
符号の説明
1…動力伝達チェーン、2…リンク、2B…リンク(対偶部材)、3…第1のピン(所定の動力伝達部材、連結部材)、4…第2のピン(リンクとの間に介在する部材からなる対偶部材)、12…(第1のピンの)前部(対向部)、25…第1の曲面部、26…第2の曲面部、27…第3の曲面部、50…連結部材、60,70…プーリ、62a,63a,72a,73a…シーブ面、100…無段変速機(動力伝達装置)、A1…第1の曲面部の曲率半径、A2…第2の曲面部の曲率半径、A3…第3の曲面部の曲率半径、R1…正規の屈曲方向、R2…反対方向(反対の方向)、T,TB…接触部、T1,TB1…チェーンの直線領域における接触部、X…チェーン進行方向、θ…屈曲角。

Claims (5)

  1. チェーン進行方向に並ぶ複数のリンクと、上記複数のリンクを互いに屈曲可能に連結する複数の連結部材とを備える動力伝達チェーンにおいて、
    上記連結部材は、リンクまたはリンクとの間に介在する部材の何れか一方からなる対偶部材に対向する対向部を有する所定の動力伝達部材を含み、
    上記対向部は、対偶部材に対して、リンク間の屈曲角の変動に伴って変位する接触部で転がり摺動接触し、
    上記対向部は、動力伝達チェーンの直線領域において上記接触部を形成する第1の曲面部と、この第1の曲面部から延設され、動力伝達チェーンが正規の屈曲方向とは反対の方向に屈曲されたときに上記接触部を形成する第2の曲面部とを含み、
    この第2の曲面部は、第1の曲面部の曲率半径の半分以下の大きさの曲率半径を有していることを特徴とする動力伝達チェーン。
  2. 請求項1において、上記第2の曲面部の曲率半径は、1mm〜5mmの範囲に設定されていることを特徴とする動力伝達チェーン。
  3. 請求項1または2において、上記屈曲角が0°〜−5°(0°を含まず)にあるとき、第2の曲面部が接触部を形成することを特徴とする動力伝達チェーン。
  4. 請求項2または3において、上記対向部は、第2の曲面部から第1の曲面部とは反対側に延設された第3の曲面部をさらに含み、
    第3の曲面部の曲率半径は5mm以上に設定されていることを特徴とする動力伝達チェーン。
  5. 相対向する一対の円錐面状のシーブ面をそれぞれ有する第1および第2のプーリと、これらのプーリ間に巻き掛けられ、シーブ面に係合して動力を伝達する請求項1〜4の何れか1項に記載の動力伝達チェーンとを備えていることを特徴とする動力伝達装置。


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