JPH06157283A - 化粧品組成物の使用 - Google Patents
化粧品組成物の使用Info
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Abstract
は(i)選択された脂質成分(ii)選択された有機酸成
分及び(iii )化粧品上受け入れ得る賦形剤から成る組
成物を皮膚に局所適用する方法。 【効果】 脂質成分を脂質ラメラに供給し、かつこれら
のラメラの流動性を再確保し、その結果乾皮症を軽減す
ることができる。
Description
めの、脂質成分、選択される有機酸及び美容上受け入れ
得る賦形剤から成る、皮膚外用化粧品組成物の使用に関
する。
に存在するセラミドは皮膚の透水性の障壁の発生と保持
に重要な役割を演じることが一般に理解されている。セ
ラミド、又はそれと密接な関係のある物質が皮膚保護剤
組成物の成分として広く開示されている。
は皮膚の水障壁にω−リノレオイルセラミドの演じる大
きな役割を開示し、このようなω置換セラミドの皮膚保
護剤の合成と応用について記載している。
213 723号の中で、皮膚から抽出した天然セラミドの外
用製品での使用を開示し、EPO 227 994号では、セラ
ミドの合成類似体を開示している。
ルや脂肪酸のような他の脂質を含有することも知られて
いる。乾皮症の原因の1つはこれらの細胞間脂質ラメラ
内に含有される脂質の量の減少であると考えられる。従
って、外用経路を介してこれらの枯渇した脂質を取り戻
すことに成功し得ることが望ましい。
て、それぞれ別個の層内の個々の脂質の相当な移動性を
有して動態である。これらの層の相対的移動性又は流動
性は、皮膚の終極の状態と状況にとって基本的に重要な
要因である。
二重層流動性の変化は、乾燥症、ふけ、しみ及びにきび
のような皮膚障害の病因の一因となり得ることが示唆さ
れている。
り、第1にこれらの枯渇した脂質を取戻すことに成功し
得ることが望ましく、これにはこれらの脂質を効果的に
脂質ラメラに給送するために適当な方法を工夫すること
を必要とし、第2に、これらの層の所要の移動性を再確
保することも望ましい。
成物によりこの問題を解決した。
皮膚障害に有効であることが以前に開示されている。そ
の上、EP 273 202号(Van Scott )には、美容剤及び
医薬剤の経皮透過又は治療効力を強化するための特定の
ヒドロキシカルボン酸の使用を開示している。
メラの移動性又は相特性に著しい影響を及ぼすことを予
想外にも明らかにした。更に本発明者は、ヒドロキシ酸
と特定の脂質成分の両方から成る化粧品組成物の使用に
より脂質成分を脂質ラメラに供給し、かつこれらのラメ
ラの流動性を再確保し、その結果乾皮症を軽減すること
ができることを示した。
ド、ポリオール脂肪酸ポリエステル、燐脂質、ガラクト
シルジアセチルグリセロール、スフィンゴ糖脂質、コハ
ク酸誘導体及びそれらの混合物から選択される脂質成
分、(ii)ヒドロキシカルボン酸、ケトカルボン酸、そ
れらのエステル及びそれらの混合物、並びに(iii )美
容上受け入れ得る賦形剤から成る、乾皮症の治療及び/
又は軽減のための、皮膚、毛髪又は爪に外用する組成物
の使用を提供する。
肪酸ポリエステル、ステロール、燐脂質、ガラクトシル
ジアシルグリセロール、スフィンゴ糖脂質、脂肪酸、そ
れらのエステル及びそれらの混合物から選択される。
しい。式中、Aは−CH2 −、−CHOR5 −、−CH
=CH−又は−CHOY−を表わし、Rは1〜49個の炭
素原子を有する、線状もしくは分岐の、飽和もしくは不
飽和の、ヒドロキシル化されたもしくはヒドロキシル化
されていない脂肪族炭化水素基又は下位基(2)
する、線状又は分岐の、飽和又は不飽和のヒドロキシル
化された又はヒドロキシル化されていない脂肪族炭化水
素基を表わし、R2 ,R3 及びR5 は個々にH、燐酸塩
残基又は硫酸塩残基を表わし、R4 はH、燐酸塩残基、
硫酸塩残基又は糖残基であり、aは7〜49の整数であ
り、bは10〜98の整数であり、mは0又は1であり、Y
はH又は一般式(3)
り、xは12〜20の整数であり、yは20〜40の整数であっ
て、zは0又は1〜4の整数である。]を有するC
14-22 脂肪酸の残基を表わす。
生じて、適当な植物源とか、豚の皮又神経組織のような
動物組織とかから単離することができる。
とセラミド−2である。
ラミド類似構造)から選択されるのが好ましい。式中、
Bは−OCH2 −又はCHOHを表わす。
しくは分岐の、飽和もしくは不飽和のヒドロキシル化さ
れたもしくはヒドロキシル化されていない脂肪族炭化水
素基又は下位基(2)を表わす。
又は分岐の、飽和又は不飽和のヒドロキシル化された又
はヒドロキシル化されていない炭化水素基を表わす。
OH[ここにcは1〜6の整数である。]もしくは構造
(5)
H、C1-5 アルキル又はC1-5 ヒドロキシルアルキルを
表わし、dは0又は1〜4の整数であり、eは0又は1
であり、nは0又は1であって、pは0又は1であ
る。]を有する下位基を表わし、R9 はH、燐酸塩残
基、硫酸塩残基又は糖残基を表わす。
ヒドロキシル基を有する脂肪族又は芳香族ポリオールか
ら誘導される脂肪酸ポリエステルであって、その4個の
基のこれらの遊離ヒドロキシル基の少くとも60%は次い
で8〜22個の炭素原子を有する1個以上の脂肪酸を用い
てエステル化される。
るポリオールは、単糖、二糖及び多糖から成る糖ポリオ
ールから選択されるのが好ましい。
挙げられる。
ボース、D−アラビノース、D−キシロース、D−リキ
ソース、D−リブロース及びD−キシルロース。
ロース、D−アルトロース、D−グリコース、D−マン
ノース、D−グロース、D−イドース、D−ガラクトー
ス、D−タロース、D−フルクトース、D−ソルボース
及びD−タガトース。
ンノヘプツロース及びセドヘプツロース。
オールは下記から選択することもできる。
セロビオース、スクロース、トレハロース、ゲンチオビ
オース、メリビオース及びプリメベロース、三糖、たと
えばゲンチアノース及びラフィノース、糖アルコール、
たとえばD−マンニトール、D−ソルビトール、D−リ
ビトール、D−エリトリトール、D−ラクチトール及び
D−キシリトール、及び糖の誘導体たとえばα−メチル
グルコシド及びイノシトール。
る。
形成するために使用される脂肪酸は、脂肪酸分子に8〜
22個の炭素原子を有する個々の遊離脂肪酸とすることが
できる。
状又は分岐鎖の脂肪酸とすることができる。
ための脂肪酸の好ましい起源は、脂肪酸残基のブレンド
の起源を提供する天然産油脂であって、その選択により
それから得られるポリオール脂肪酸ポリエステルの物理
的及び化学的性質を幅広く変えることができる。
られたままか又は完全なもしくは部分的な水素化、エス
テル置換、エステル相互交換又は分別に続いて使用する
ことができる。
牛脂、ラノリン油、タラ肝油、ハリバ肝油、池の魚油、
やし油、パーム核油、パーム油、乳脂肪、大豆油、サフ
ラワー油、綿実油、菜種油、けしの実油、とうもろこし
油、ひまわり油、落花生油及びそれらの混合物のような
動物、海生又は植物起源であり得る。好ましい脂肪酸源
はパーム油、部分水素化パーム油、パーム核油、場合に
より部分水素化した大豆油及び部分水素化した魚油であ
る。
場合、脂肪酸又は前記例示のような1つ以上の天然産油
の混合物を使用することにより、エステル基の混合物が
単一ポリオール分子に存在するポリオール脂肪酸ポリエ
ステルを提供することが可能である。このようにして、
こうして形成されるポリオール脂肪酸ポリエステルの融
解特性を所望のように変えることが可能である。
ルはスクロース脂肪酸ポリエステルであって、その場合
エステルはラウリン酸又は天然油、たとえばパーム油、
パーム核油、大豆油、やし油、魚油及びそれらの混合物
から誘導される。
アルキル、アルケニル、モノ−もしくはジ−ヒドロキシ
アルキル又はヒドロキシアルケニル基を表わし、R2 及
びR3 は個々にH又は12〜22個の炭素原子を有するアル
キルもしくはアルケニル基を表わし、R2 がHである場
合、R3 はアルキル又はアルケニル基であって、R3 が
Hである場合、R2 はアルキル又はアルケニル基である
ことを条件とし、R4 は水素、6〜22個の炭素原子を有
するアルキル、アルケニル、モノ−もしくはジヒドロキ
シアルキルもしくはヒドロキシアルケニル基、又は基
(7):
x及びyは平均アルコキシ化度であって、即ちxは0〜
20であり、yは1〜20である。
ましく、基R1 は好ましくは16〜22個、もっとも好まし
くは20〜22個の炭素原子を有するアルキル基を表わす。
ましくは2であって、(x+y)は1〜20が好ましい。
造(8)〜(12)を有するものである。
酸誘導体を1個以上含有し得る。特に、少くとも2個の
誘導体を組込み、その1つの誘導体では、R1 及びR2
/R3 の少くとも1つがアルケニル又はヒドロキシアル
ケニル基であって、第2の誘導体では、R1 とR2 /R
3 が両方ともアルキル又はヒドロキシアルキル基である
ことが有利であり得る。このような組成の特に好ましい
例は構造(8)と構造(10)から成る組成である。
方法は、GB特許出願番号9223578.7 号に開示されてい
る。
ミド、構造(4)を有するプソイドセラミド、燐脂質、
ポリオール脂肪酸ポリエステル、構造(6)を有するコ
ハク酸誘導体及びそれらの混合物から選択される。
量は、好ましくは 0.00001〜50重量%、更に好ましくは
0.0001〜20重量%、もっとも好ましくは 0.1〜10重量%
である。
酸、それらのエステル並びにそれらの混合物から選択さ
れる。
ヒドロキシ酸、他のヒドロキシカルボン酸及びそれらの
混合物から選択することができる。
造(13)
h −であり、fは1〜27の整数であり、gは2〜54の整
数であって、hは0又は1である。]を有するα−ヒド
ロキシ酸、一般構造(14)
25個の炭素原子を有する、飽和、不飽和、分岐鎖もしく
は非分岐鎖又は環状形態のアルキル、アラルキルもしく
はアリール基であって、qは1〜9の整数であって、r
は0又は1〜23の整数である。]を有するヒドロキシモ
ノカルボン酸、一般式(15)
0又は1〜23の整数である。]を有するヒドロキシカル
ボン酸、一般構造(16)
あって、R12はH、1〜25個の炭素原子を有する飽和も
しくは不飽和の、直鎖もしくは分岐鎖又は環状形態のア
ルキル、アラルキル又はアリール基である。]を有する
ヒドロキシカルボン酸、及びそれらの混合物から選択さ
れる。
般構造(13)を有するα−ヒドロキシ酸である。ヒドロ
キシ酸が2−ヒドロキシオクタン酸、乳酸及びグリコー
ル酸、並びにそれらの混合物から選択されるはその上更
に好ましい。
らの混合物から選択することができる。
ン酸である。
は0.01〜20重量%が好ましく、更に好ましくは0.05〜10
重量%、もっとも好ましくは 0.1〜2重量%である。
しい。
ミンD3 、カンペステロール、スチグマスタノール、ス
チグマステロール、5−ジヒドロコレステロール、α−
スピナステロール、パリステロール、クリオナステロー
ル、γ−シトステロール、スチグマステノール、サルガ
ステロール、アベナステロール、エルゴスタノール、シ
トステロール、コルビステロール、コンドリラステロー
ル、ポリフェラステロール、ハリクロナステロール、ネ
オスポンゴステロール、フコステロール、アプトスタノ
ール、エルゴスタジエノール、エルゴステロール、22−
ジヒドロエルゴマテロール、ブラシカステロール、24−
メチレンコレステロール、5−ジヒドロエルゴステロー
ル、デヒドロエルゴステロール、フンギステロール、コ
レスタノール、コプロスタノール、ジモステロール、7
−ヘトコレステロール、ラトステロール、22−デヒドロ
コレステロール、β−シトステロール、コレスタトリエ
ン−3β−オール、コプロスタノール、コレスタノー
ル、エルゴスチロール、7−デヒドオロコレステロー
ル、24−デヒドロコレスタジオン−3β−オール、エキ
レニン、エキリン、エストロン、17β−エストラジオー
ル、アンドロスト−4−エン−3β、17β−ジオール、
デヒドロエピアンドロステロン及びそれらの混合物から
選択されるのが好ましい。
ル、植物ステロール、プロビタミンD3 、5−ジヒドロ
コレステロール及びそれらの混合物から選択される。
更になお好ましい。
モ−γ−リノレン酸、コルンビン酸、エイコサ−(n−
6,9,13)−トリエン酸、アラキドン酸、α−リノレ
ン酸、チムノドン酸、ヘキサエン酸から選択される必須
脂肪酸とそれらの混合物が好ましい。
って使用することもでき、その例は、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸及びイソステアリン酸とそれ
らの混合物から選択される。
を追加して含むことがもっとも好ましい。
(ii)に対する希釈剤、分散剤又は担体として作用し、
組成物が皮膚、毛髪及び/又は爪に使用される場合その
分布を容易にするように、化粧品上受け入れ得る水性又
は非水性賦形剤をも含む。
和剤、溶媒、保湿剤、増粘剤及び粉末剤を含有させるこ
とができる。これらの型のそれぞれの賦形剤の例は、単
独か又は1つ以上の賦形剤の混合物として使用すること
ができ、下記の通りである。
ル、モノリシノール酸グリセリン、モノステアリン酸グ
リセリン、ミンク油、セチルアルコール、イソステアリ
ン酸イソプロピル、ステアリン酸、パルミチン酸イソブ
チル、ステアリン酸イソセチル、オレイルアルコール、
ラウリン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、オレイ
ン酸デシル、オクタデカン−2−オール、イソセチルア
ルコール、エイコサニルアルコール、ベヘニルアルコー
ル、パルミチン酸セチル、ジメチルポリシロキサンのよ
うな揮発性又は不揮発性シリコーン油、セバシン酸ジ−
n−ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸
イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン
酸ブチル、ポリエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、ラノリン、カカオバター、トウモロコシ油、綿
実油、牛脂、豚脂、オリブ油、パーム核油、菜種油、紅
花種子油、マツヨイグサ油、大豆油、ひまわり油、パッ
ションフラワー油、アボカド油、オリゴ油、胡麻油、椰
子油、落花生油、ひまし油、アセチル化ラノリンアルコ
ール、ペトロラタム、鉱油、ミリスチン酸ブチル、イソ
ステアリン酸、パルミチン酸、リノール酸イソプロピ
ル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、オレイン酸デシ
ル、ミリスチン酸ミリスチル、プロペラント、たとえ
ば、空気、プロパン、ブタン、イソブタン、ジメチルエ
ーテル、二酸化炭素、亜酸化窒素。
チレン、イソプロパノール、アセトン、スクアレン、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、ポリエチレングリコール、ジメチルス
ルホキシド、ジメチルホルムアミド、ブチレングリコー
ル、テトラヒドロフラン、粉末剤、たとえば、胡粉、タ
ルク、フラー土、カオリン、澱粉、ゴム質、コロイド珪
酸、ポリアクリル酸ナトリウム、テトラアルキル及び/
又はトリアルキルアリールアンモニウムスヌクタイト、
化学改質モンモリロン石粘度、水和珪酸アルミニウム、
熱分解法シリカ、カルボキシビニルポリマー、カルボキ
シメチルセルロースナトリウム、エチレングリコールモ
ノステアラート。
剤の10〜99.9重量%、好ましくは50〜99重量%を形成
し、他の美容佐剤の存在しない場合、組成物の不足分を
形成することができる。
ども、特に便利な形態は乳剤であって、その場合使用さ
れる乳化剤の平均親水親油バランス(HLB)に大きく
依存して、油中水滴型エマルション、水中油滴型エマル
ション又は複雑なエマルションを提供する乳化剤と一緒
に油剤又は油性材料が存在するのが普通である。
性質を有する他の材料を含むことができる。
びに油剤材料、たとえば皮膚緩和剤として本書に既に提
示したものが挙げられる。他の油剤又は油性材料とし
て、揮発性と不揮発性の両方のシリコーン油、たとえば
ポリジメチルシロキサンが挙げられる。
で存在する場合、通常は組成物の90体積%まで、好ま
しくは10〜80体積%を形成する。
ともでき、その選択により油中水滴型、水中油滴型かの
どちらの乳剤が形成されるのが決定されるのが普通であ
る。
合、選択される1つ以上の乳化剤は1〜6の平均HLB
値を有しなければならない。水中油滴型エマルションが
要求される場合、選択される1つ以上の乳化剤は>6の
平均HLB値を有しなければならない。
得る商品名の例と平均HLB値と併せて乳化剤の化学名
を示す。
する乳化剤を選択を限定する目的ではなく、単に例示す
るに過ぎない。
とは明らかである。
の混合物の量は、好適な場合、組成物の1〜50重量%、
好ましくは2〜20重量%、もっとも好ましくは2〜10重
量%である。
通98体積%まで、好ましくは5〜80体積%の水を含むこ
ともできる。
剤をも含むことができ、それは既に言及した任意的乳化
剤に代って、又は追加して乳化剤として作用することも
できる。
の分子量を示し、ポリオキシエチレン及び/又はポリオ
キシプロピレン側鎖を有するジメチルポリシロキサンの
高分子量ポリマーであって構造:
C1-8 アルキル及び
uは0〜50の値を有し、vは 133〜673 の値を有し、w
は25〜0.25の値を有する。]を有する。
マーは、tが10〜114 の値を有し、uが0〜49の値を有
し、vが 388〜402 の値を有し、wが15〜0.75の値を有
するポリマーであり、基R13及びR14の1方がラウリル
であって、他方が1000〜5000の分子量を有するものであ
る。
マーは、tが14の値を有し、uが13の値を有し、vが24
9 の値を有し、wが1.25の値を有するポリマーである。
性シロキサン中の分散物として提供されるのが便利であ
り、その分散物は、たとえば1〜20体積%のポリマーと
80〜99体積%の揮発性シロキサンから成る。理想的に
は、分散物は揮発性シロキサンに分散した10体積%のポ
リマーから成る。
ことができる揮発性シロキサンの例には、ポリジメチル
シロキサン(五量体及び/又は六量体)が挙げられる。
ロメチコーン及びジメチコーンコポリオール、たとえば
DOW CORNING 社から入手し得る DC 3225C 製品化助剤で
ある。もう1つはやはりDow Corning 社から入手し得る
DC Q2-5200 のようなラウリルメチコーンである。
在する場合、乳剤の通常25%まで、好ましくは 0.5〜15
重量%である。
とえばp−ヒドロキシ安息香酸エステル、酸化防止剤た
とえばα−トコフェロール、保湿剤たとえばグリセロー
ル、ソルビトール、2−ピロリドン−5−カルボン酸エ
ステル、フタル酸ジブチル、ゼラチン、ポリエチレン、
グリコール、好ましくはPEG 200 〜600、緩衝剤、たと
えばトリエタノールアミン又は水酸化ナトリウムのよう
な塩基と併用する乳酸、界面活性剤、たとえばグリセロ
ールエーテル、ろう、たとえば蜜ろう、オゾケライトろ
う、パラフィンろう、植物抽出物たとえばバルバドスア
ロエ、ヤグルマギク、アメリカマンサク、ニワトコの
花、キュウリ、増粘剤、活性増進剤、着色料、香料、並
びに日焼け止め材料たとえば超微粒二酸化チタン及びp
−アミノ安息香酸とそのエステル、p−メトキシ珪皮酸
エチルヘキシル、p−メトキシ珪皮酸2−エトキシエチ
ル及びブチルメトキシベンゾイルメタンのような有機日
焼け止め、並びに皮膚保護剤、たとえばレチノイン酸、
レチノール、レチノールエステル、抗炎症剤、たとえば
サリチル酸、皮膚漂白剤たとえばアルブチンとその混合
物が挙げられる。
ることができる。
ヒト皮膚に局所適用するための製品を元来目的とし、と
りわけ皮膚に乾燥又は傷害のある場合、水分減を低減し
て、皮膚の質を一般的に向上するために、皮膚を通して
水の透過性を低下する薬剤を特に目的とする。組成物は
毛髪と爪にも適用することができる。
〜5mlを適当な容器又は塗布器から皮膚の露出区域に塗
布し、要すればそれから広げ、及び/又は手もしくは指
又は適当な器具を使用して皮膚にすり込む。
をも提供し、その方法は(i)セラミド、プソイドセラ
ミド、ポリオール脂肪酸ポリエステル、焼脂質、ガラク
トシルジアシルグリセロール、スフィンゴ糖脂質、コハ
ク酸誘導体及びそれらの混合物(ii)ヒドロキシカルボ
ン酸、ケトカルボン酸、それらのエステル及びそれらの
混合物から選択される有機酸成分、並びに(iii )化粧
品上受け入れ得る賦形剤から成る化粧品組成物を皮膚に
局所適用することを含む。
10,000mPasの粘度を有するローション剤、10,000〜20,0
00mPasの粘度を有する流動性クリーム剤又は20,000〜10
0,000mPas もしくはそれ以上の粘度を有するクリーム剤
として製剤化することができる。代りの製品形態には液
体、マイクロエマルジョン、漿液、ムース及びゲルが挙
げられる。
用に適するように適当な容器に包装することができる。
たとえば、ローション剤もしくは流動性クリーム剤、又
は代りの製品形態は、ボトルとかロールボールアプリケ
ーターとか噴射剤押出しエアゾル装置とか指の操作に適
するポンプを取付けた容器に包装することができる。組
成物がクリーム剤である場合変形性のないボトル又は管
もしくは蓋をしたジャーのような絞り出し容器にして簡
単に貯蔵することができる。
け入れ得る組成物を含有する密閉した容器をも提供す
る。
チストークスの粘度を有するジメチルシリコーンポリマ
ー、GECより入手可能。
rning 社より入手可能。
g 社より入手可能。
認するため、冬季に1週間の期間中、石鹸洗浄を用いて
被験者に乾燥薄片状皮膚状態を先ず誘発させた。乾皮症
を発生していた場合、脂質とα−ヒドロキシ酸を含有す
るローションを用いて1日2回、被験者を治療した。毎
日、増加する乾燥状態について1〜5の目盛で、熟練し
た試験者による皮膚の視覚による等級づけによって被験
者の皮膚状態を評価した。脂質プラスα−ヒドロキシ酸
混合物の効力は、脂質しか含まないローションとα−ヒ
ドロキシ酸しか含まないローションと対比して皮膚状態
の回復の向上により例証された。このことは向上百分率
により示され、0%は回復がないことを意味し、 100%
は完全な回復を意味する。それぞれの治療手段につい
て、10人の被験者が参加した。結果を表1に示す。
リン酸(1:2:1w/w)]4%、グリセロール1
%、グリコール酸8%。
ステアリン酸(1:2:1 w/w)]4%、ヒドロキ
シカプリル酸 0.7%。
ロール、ステアリン酸(1:2:1w/w)]。
ロール及びステアリン酸(1:2:1 w/w)]。
Claims (8)
- 【請求項1】 (i)セラミド、プソイドセラミド、ポ
リオール脂肪酸ポリエステル、燐脂質、ガラクトシルジ
アシルグリセロール、スフィンゴ糖脂質、コハク酸誘導
体及びそれらの混合物から選択される脂質成分、 (ii)ヒドロキシカルボン酸、ケトカルボン酸、それら
のエステル及びそれらの混合物から選択される有機酸成
分、及び (iii )化粧品上受け入れ得る賦形剤から成る組成物を
皮膚に局所適用することを含む、乾皮症状態の治療のた
めの方法。 - 【請求項2】 組成物が 0.00001〜50重量%の脂質成分
(i)を含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 組成物が0.01〜20重量%の有機酸成分
(ii)を含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 脂質成分(i)が一般構造(1) 【化1】 [式中、Aは−CH2 −、−CHOR5 −、−CH=C
H−又は−CHOY−を表わし、 Rは1〜49個の炭素原子を有する線状もしくは分岐の、
飽和もしくは不飽和のヒドロキシル化されたもしくはヒ
ドロキシル化されていない脂肪族炭化水素基又は下部基
(2) 【化2】 を表わし、 R1 は8〜28個の炭素原子を有する、線状又は分岐の、
飽和又は不飽和の、ヒドロキシル化された、又はヒドロ
キシル化されていない脂肪族炭化水素基を表わし、 R2 、R3 及びR5 は個々にH、燐酸塩残基又は硫酸塩
残基を表わし、 R4 はH、燐酸塩残基、硫酸塩残基又は糖残基を表わ
し、 aは7〜49の整数であり、 bは10〜98の整数であり、 mは0又は1であり、 YはH,又は一般構造(3) 【化3】 (ここにZは−OH又はエポキシ酸素であり、 xは12〜20の整数であり、 yは20〜40の整数であり、 zは0又は1〜4の整数である。)を有するC14-22 脂
肪族の残基を表わす。]を有するセラミド、 一般構造(4): 【化4】 [式中、Bは−OCH2 −又はCHOHを表わし、 R6 は1〜49個の炭素原子を有する線状もしくは分岐
の、飽和もしくは不飽和のヒドロキシル化されたもしく
はヒドロキシル化されていない脂肪族炭化水素基又は下
位基(2)を表わし、 R7 は8〜28個の炭素原子を有する、線状又は分岐の、
飽和もしくは不飽和のヒドロキシル化されたもしくはヒ
ドロキシル化されていない炭化水素基を表わし、 R8 はH,又は下位基−(CH2 )c COOH(ここに
cは1〜6の整数である。)もしくは構造(5) 【化5】 (ここに、X1 ,X2 及びX3 は各個にH,C1-5 アル
キル又はC1-5 ヒドロキシルアルキルを表わし、 dは0又は1〜4の整数であり、 eは0又は1であり、 nは0又は1であって、 pは0又は1である。)を有する下位基を表わし、 R9 はH,燐酸塩残基、硫酸残基又は糖残基である。]
を有するプソイドセラミド、 燐脂質、 ポリオール脂肪酸ポリエステル、 一般構造(6) 【化6】 [式中、R1 は6〜22個の炭素原子を有するアルキル、
アルケニル、モノ−もしくはジ−ヒドロキシアルキル又
はヒドロキシアルケニル基を表わし、 R2 及びR3 は個々にH又は12〜22個の炭素原子を有す
るアルキルもしくはアルケニル基を表わし、R2 がHで
ある場合、R3 はアルキル又はアルケニル基であって、
R3 がHである場合、R2 はアルキル又はアルケニル基
であることを条件とし、 R4 は水素、6〜22個の炭素原子を有するアルキル、ア
ルケニル、モノ−もしくはジ−ヒドロキシアルキル又は
ヒドロキシアルケニル基、でなければ基(7) 【化7】 (ここに、nは2〜3の整数である。)を表わし、 x及びyは平均アルコキシル化度であり、即ちxは0〜
20であって、yは1〜20である。]を有するコハク酸誘
導体、及びそれらの混合物から選択される、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項5】 有機酸成分(ii)が一般構造(13): 【化8】 [式中、XはH−又はCH3 (Cf Hg )h −であり、 fは1〜27の整数であり、 gは2〜54の整数であって、 hは0又は1である。]を有するα−ヒドロキシ酸、 一般構造(14) 【化9】 [式中、R10及びR11は個々にH、又は1〜25個の炭素
原子を有する飽和、不飽和、分岐もしくは非分岐の鎖と
か環状形態のアルキル、アラルキル又はアリール基であ
り、ここでqは1〜9の整数であって、rは0又は1〜
23の整数である。]を有する、ヒドロキシモノカルボン
酸、 一般式(15): 【化10】 [式中、qは1〜9の整数であって、rは0又は1〜23
の整数である。]を有するヒドロキシジカルボン酸、 一般構造(16) 【化11】 [式中、q及びsは個々に1〜9の整数であって、 R12はH、1〜25個の炭素原子を有する飽和もしくは不
飽和の、直鎖もしくは分岐鎖又は環状形態のアルキル、
アラルキル又はアリール基である。]を有するヒドロキ
シカルボン酸、及びそれらの混合物から選択される、請
求項1〜4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 有機酸成分(ii)が2−ヒドロキシオク
タン酸、グリコール酸、乳酸及びそれらの混合物から選
択される、請求項1に記載方法。 - 【請求項7】 組成物が脂肪酸を更に含む、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項8】 組成物がステロールを更に含む、請求項
1に記載の方法。
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